JPH01288456A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH01288456A
JPH01288456A JP63116806A JP11680688A JPH01288456A JP H01288456 A JPH01288456 A JP H01288456A JP 63116806 A JP63116806 A JP 63116806A JP 11680688 A JP11680688 A JP 11680688A JP H01288456 A JPH01288456 A JP H01288456A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えばインクジェット方式を用いた記録装置に
関するものである。
[従来の技術] 従来、インクジェット方式を使用した記録装置は、イン
クを使用しているために、印刷する用紙の種類、用紙の
ロットの違い、使われるインクの状態、インクの色の違
い、さらに印刷ヘッドの違いにより、インクの紙へのに
じみ方が異なるために、印刷した結果に濃度差が表われ
て来る。特に、インクジェット印刷方式を印刷部に使用
した複写機では、解像度の良い複写を得ることが重要で
あるから、紙を指定したり、インク温度を制御する等の
対策が行なって、上記にじみ方のバラツキを抑えようと
している。
また、−インクシー トを加熱して用紙に該シートのイ
ンクを転写させるサーマルプリンタにおいても同様にイ
ンクの紙へのにじみ方が異なる場合が有り得、これを防
止するためには、紙の指定が行なわれる。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例での対策で、指定された用紙
を用いても、紙のロット間のにじみ率の違いがあり、イ
ンク温度を制御しても印刷ヘッドによるにじみ率の違い
を補正することまでは出来ないために、紙の交換やヘッ
ドを交換したことにより、濃度の再現性が失なわれると
いう欠点があった。
そこで、本発明は、記録装置において、例えば紙、イン
ク、ヘッドの相違c、゛よる印刷にじみの相違を補償で
きる記録装置な堤案することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成するだめの本発明の構成は、第1図に示
すように、基準となる形状を有するパターンを発生する
発生手段としてのパターン発生部112と、この発生さ
れたパターンを記録紙に印刷する印刷手段としてのイン
クジェットヘッド114〜117と、この印刷された記
録紙上のパターンを読み取る読取り手段としてのイメー
ジセンサ26と、このセンサ26を、記録紙上のパター
ン上で、前記基準パターンの略整数分の1の移動量ずつ
移動する移動手段としての移動制御部121と、上記基
準形状の形状データと、前記センナを移動し2つつ読み
取ったパターンの形状データとに基づいて、印刷濃度を
補正する補正手段とじての画像処理部108とを具備し
たことを特徴とオる。
[実施例] 以下、本発明を複写装置に適用した実施例をもとに本発
明の詳細な説明を行なう。
〈外形説明〉 第2図は、この発明に係わる画像記録装置の一実施例を
適用したデジタル・カラー複写機10の外形を示してい
る。
このデジタル・カラー複写機10は、大別して2つの要
素から構成されている。即ち、この複写機10は、一方
の大別要素として、上方に位置し、原稿画像をカラーで
読み取り、デジタル・カラー画像データを出力するカラ
ー・イメージ・スキャナ部(以下、リーダ部と略す。)
12を備えている。このリーダ部12内には、デジタル
・カラー画像データの各種の画像処理を行なうとともに
、外部装置とのインターフェース等の処理機能を有する
コントローラ部14が内蔵されている。
このリーダ部12は、原稿押え板16の下であって、図
示しない原稿台上に下向きに置かれた立体状、シート状
原稿の画像を読み取る他、大判サイズのシート状原稿を
読み取るための機構も内蔵している。また、リーダ部1
2の上面の一側には、コントローラ部14に接続された
操作部18が設けられており、この操作部18は、複写
機としての各種の情報を入力するために設けられている
0本実施例の特徴的な、記録紙での印刷インクのにじみ
のバラツキを補正するための動作は、この操作部18に
設けられたrcALJlキー130(第1図示)を押す
ことにより起動される。
このコントローラ部14は、操作部18を介して入力さ
れた情報に応じてリーダ部12、後述するプリンタ部2
0に対して、これらの動作に関する指示を行なうよう構
成されている。さらに、複雑な編集処理等を行なう必要
のある場合には、原稿押え板16に替えて、デジタイザ
等を取り付け、これをコントローラ部14に接続するこ
とにより、高度な画像処理が可能になる。
また、この複写機1oは、他の大別要素として、下方に
リーダ部12の下方に位置した状態で、コントローラ部
14より出力されたカラー・デジタル画像信号を記録紙
に記録するためのプリンタ部20を備えている。この一
実施例において、プリンタ部20は、特開昭5.4−5
9936号公報に記載されたインク・バブル・ジェット
記録方式の記録ヘッドを使用したフル・カラーのインク
・ジェット・プリンタが用いられている。上述した2つ
の大別要素は互いに分離可能であり、接続ケーブルを延
長することによって、離れた場所に設置することも可能
に設定されている。
このように、この実施例の複写機10は、り一ダ部12
で読み取った画像をプリンタ部2oで印刷出力する。操
作者は、プリンタ部20で印刷された記録紙を見て、所
望の色、解像度が得られていないと感じたら、インクジ
ェットの吐出量を補正する較正操作を行なう、その操作
は、前述のIrCALJlキー130を押すことにより
開始する。すると、プリンタ部20は、所定のパターン
を記録紙に印刷する。操作者はこの印刷された記録紙を
リーダ部12に読み取らせる。コントローラ部14はこ
の読み取った画像信号を調べて、どの程度にインクの色
間に、にじみのバラツキがあるか、または、使用してい
る記録紙のにじみが予期していたものとどの程度具なっ
ているかを演算し、コントローラ部14内の画像処理部
108(第1図)で、インク吐出量の補正を行なうとい
うものである。
〈プリンタ部〉 第3図は、第2図に示したデジタル・カラー複写機10
の内部構成を横から見た状態で概略的に示す断面図であ
る。
まず、複写機10のリーダ部12においては、露光ラン
プ22、レンズ24、フルカラーでライン・イメージの
読み取りが可能なイメージ・センサ26(本実施例では
C0D)によって、原稿台ガラス28上に置かれた原稿
の画像、プロジェクタによる投影像、または、シート送
り機構30によるシート状原稿の画像が読み取られる7
次に、このようにして、各種の画像処理をリーダ部12
とコントローラ部14で行ない、この後、読み取つた画
像は、プリンタ部20で記録紙に記録されることになる
。ここで、記録紙は小型定型サイズ(この一実施例では
A4〜A3サイズまで)のカット紙を収納する給紙カセ
ット32と、大型サイズ(本実施例ではA2〜A1サイ
ズまで)の記録を行なうためのロール紙34より選択的
に供給される。
また、給紙は第2図に示した手差し口36より1枚ずつ
記録紙を給紙部カバー38に沿って入れることにより、
装置外部よりの給紙(手差し給紙)をも可能にしている
。また、プリンタ部20に装着された給紙カセット32
の上方には、給紙カセット32よりカット紙を1枚ずつ
取り出すためのビック・アップ・ローラ40が配設され
ている。このビック・アップ・ローラ40により取り出
されたカット紙は、カット紙送りローラ42により給紙
第10−ラ44まで搬送される。
一方、ロール紙34は、ロール紙給紙ローラ46により
連続して送り出され、カッタ4日により定型長にカット
され、上述した給紙第10−ラ44まで搬送される。同
様に、手差し口36より挿入された記録紙は、手差しロ
ーラ50によって給紙第10−ラ44まで搬送される。
ここで、上述したビック・アップ・ローラ40、カット
紙送りローラ42、ロール紙給紙ローラ46、給紙節1
0−ラ44、手差しローラ50は不図示の給紙モータ(
本実施例では、DCザーボ・モータを使用している)に
よυ駆動され、各々のローラに付帯した電磁クラッチに
より随時回転駆動のオン・オフ制御が行なえるように構
成されている。ここで、プリント動作がコントローラ部
14よりの指示により開始されると、上述の給紙経路の
いずれかより選択給紙された記録紙は、給紙第10−ラ
44まで搬送される。
また、給紙第10−ラ44と給紙第20−ラ52との間
には、記録ヘッド56の上側に配設された紙送りローラ
64と、下側に配設された給紙第20−ラ52との間で
正確な紙送り動作を行なうために記録紙に所定量たるま
せてバッファを作るように構成されている。
以上のように記録紙の搬送システムが構成されたプリン
タ部20において、記録ヘッド56によるプリントの際
には、記録ヘッド56が装着される走査キャリッジ58
がキャリッジ・レール60上を走査モータ62により往
復動して、主走査方向の走査が行なわれるように構成さ
れている。そして、往路の走査では、記録ヘッド56に
より記録紙上に画像がプリントされ、復路の走査では、
紙送りローラ64により記録紙を所定量だけ送る副走査
方向の送り動作が行なわれる。
そして、プリントされた記録紙は、排紙トレイ66に排
出され、一連のプリント動作を完了する。
次に、第4図を使用して走査キャリッジ58まわりの構
成の詳細な説明を行なう。
第4図において、記録紙を副走査方向に沿って間欠送り
するための駆動源として紙送りモータ68が設けられて
いる。この紙送りモータ68は、その回転量を任意に設
定・変更できるものであり、紙送りローラ64、及び、
給紙第20−ラ用クラツチ70を介して給紙第20−ラ
52を駆動するよう構成されている。また、前述した走
査モータ62は走査キャリッジ58を走査ベルト72を
介して矢印のA、Bで示す主走査方向に沿つて走査させ
るための駆動源として設けられている。
ここで、記録紙が給紙第20−ラ52に到達すると、給
紙第20−ラ用クラツチ70、紙送りモータ68は夫々
オンされ、記録紙の先端は一対の紙送りローラ64に挟
持されるまで、プラテン74上を搬送される。そして、
搬送された記録紙は、プラテン74上に設けられた紙検
知センサ76によって、プラテン74上を通過して搬送
されたことを検知され、センサ情報は位置制御、ジャム
制御等に利用される。記録紙の先端が紙送りローラ64
に到達すると、給紙第20−ラ用クラツチ70、紙送り
モータ68が夫々オフされ、次に、プラテン74の内側
空間は、不図示の吸引モータの起動により負圧となされ
、吸引動作が開始される。このような吸引動作により、
記録紙はプラテン74上に密着させられることになる。
ここで、記録紙への画像プリント動作に先立って、ホー
ム・ポジション・センサ78が配設された位置まで走査
キャリッジ58は移動され、次に、矢印Aの方向に沿っ
て往路走査が行なわれる。この往路走査において、所定
の位置よりシアンC,マゼンクM1イエローY、ブラッ
クにの夫々のインクを適宜記録ヘッド(114〜117
)より吐出して画像の記録(プリント)が行なわれる。
そして、主走査方向に沿う所定の長さ分の画像の記録動
作を終えたら、走査モー、タロ2の駆動方向を逆転し、
走査キャリッジ58を逆に、矢印Bで示す方向に移動さ
せて復路走査吃開始する。そして、ホーム・ポジション
・センサ78の配設位置まで走査キャリッジ58が戻る
まで、走査モータ62は逆転駆動される。この復路走査
の間、記録ヘッド56で記録した副走査方向に沿う長さ
分(即ち、記録ヘッド56の縦の長さ分)だけの紙送り
動作が、紙送りモータ68を起動させて紙送りローラ6
4を回転駆動することにより矢印Cで示す副走査方向に
沿っての方向に行なわれる。
この一実施例では、記録ヘッド56は前述した方式のイ
ンク・ジェット・ノズルであり、256本のノズルがY
、M、C,にの各々についてアセンブリされている。
一方、走査キャリッジ58がホーム・ポジション・セン
サ78で規定されるホーム・ポジションに停止すると、
記録ヘッド56の回復動作が行なわれる。この回復動作
は安定した記録動作を行なうための処理であり、記録ヘ
ッド56のノズル内に残留しているインクの粘度変化等
から生じる吐口開始時のムラを防止するために、給紙時
間、装置内温度、吐出時間等のあらかじめプログラムさ
れた条件により、記録ヘッド56の各ノズルへ加圧動作
し、各ノズルからインクの空吐出動作等を行なう処理で
ある。
以上説明の動作を繰返すことにより、記録紙上の全面に
渡り、通常の画像の記録が行なわれることになる。
〈リーダ部〉 第5図はイメージリーダ部の構成を示す1本リーダ部で
は2通りの読み取り方が可能である。第5図において、
主送査方向をレー/l、 101に沿う方向とし、副送
査方向をレール89,106に沿う方向とする。原稿台
28に置かれた原稿を読み取るときは、モータ105に
よる回転力がプーリ104、ワイヤ100.プーリ90
を介してCCDイメージセンサユニット97に伝えられ
て、C0D26がレール101に沿って主送査方向に移
動される。また、モータ83による回転力がプーリ80
.82.95,102.ワイヤ94,103を介してユ
ニット97に伝えられて、CCD26がレール89,1
06に沿って副送査方向に移動される。こうして、CC
D26は原稿面をラスクスキャンを行なって読み取る。
もう1つの原稿読み取り方法は、主送査方向のスキャン
は、モータ105によって行なうが、副送査方向の読み
取りは、原稿の方をシート送りモータ85によって移動
させて行なおうというものである。この場合、C0D2
6は、第3図に示した位置に移動し、この位置で主送査
方向のみに原稿をスキャンする。CCD28が主送査方
向に1ライン読み取ると、原稿はシート送りローラ10
7.108によって副送査方向に移動される。
上述の2つの読み取り方法のいずれを選択するかは、本
複写機10が自動的に判断する。即ち、紙センサ31 
(第3図)が紙の存在を検知すると、操作者がシート状
原稿の読み取りを意図していると判断して、センサユニ
ット97を第3図示の位置まで移動する。逆に、上記紙
センサ31が紙を検知しないときは、原稿台28上の原
稿をラスクスキャンする。
尚、インクのにじみ具合に応じて画像処理の補正を行な
う較正モードでは、所定形状をもつパターンがどのよう
に印刷され、どのように記録紙上でにじんだかを正確に
読み取るために、通常の読み取り精度以上の分解能で画
像を読み取る必要がある。そのために、この実施例では
、第9図に示したように、センサユニット97が微小ピ
ッチ送りとなる。
〈コントローラ部14〉 第1図は本実施例のコントローラ部14を表わす図面で
ある。26は前述の原稿読み取り用のイメージセンサで
あるが、較正モードにおける所定パターンの印刷径を読
み取るカラーイメージセンサでもある。102はイメー
ジセンサ26の画像出力を所定の値に増幅する増幅器、
103はアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換す
るアナログ/デジタル変換器、104は光学系及びイメ
ージセンサのシェーディングを補正するシェーディング
補正部、105.106.107それぞれは、カラーイ
メージセンサ26のフィルタに応じた出力をイメージセ
ンサの位置に対応してデータをサンプリング及び加算す
る信号加算器であり、108はデジタルカラー画像信号
を原稿と同等な色と濃度に変換する画像処理部である。
109は画像処理部108の一部で、濃度変換に関する
特性を調整するγ補正部であり、110は画像処理部1
08の一部で、色修正を行なうマスキング補正部である
。111は、γ補正、マスキング補正がなされた多値の
画像信号から2値の信号に変換する2値化部である。1
12は後述の基準パターンを独自に発生するためのパタ
ーン発生部である。122は二値化部111により二値
化された画像データと、パターン発生部112からのパ
ターンデータとの切り換えをおこなう切り換え部である
。通常の印刷モードマは、切り換え信号は二値化部11
1からの二値化画像データを選択し、較正モードでは、
発生部112からの画像データを選択する。113は印
刷ヘッドを制御するヘッドドライバである。121は、
イメージセンサ26の移動速度及び位置を制御するイメ
ージセンサ移動制御部である。即ち、この移動制御部1
21は例えば第9図に示したようなセンサユニット97
の移動速度及び位置を制御する。
114〜117は、それぞれシアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの印刷ヘッドであり、第4図の記録ヘッド
56に一致する。118は印刷ヘッド114.115.
116.117それぞれの温度を制御する温度制御部で
る。119は本装置の全てを制御する演算副書部である
く較正〉 まず、印刷径を測定し修正を行なうために、操作部18
のキー130を押す、このキー押下により、較正モード
が選択され、以下の手順で補正が行なわれる。
操作部18から較正モード信号が演算制御部119に伝
えられると、演算制御部119は第13図に示したよう
なプログラムを実行する。
すると、ステップS2で、パターン発生部112に対し
、第6図に示す様な略円形状のパターン(半径A)を黒
色で3つ作成するように指示する。このパターンは発生
部112内のメモリに展開される。円形パターンを3つ
作成するのは、複数のパターンの形状を測定することに
よって、測定精度を上げるためである。3つのパターン
の夫々の発生位置は読み取りスキャンがなるべく少ない
回数で終了するように、広い範囲に散逸しないようにす
る。
パターン作成終了後、演算制御部119はステップS6
で、切り換え部122による画像データの選択を、パタ
ーン発生部側に切り換える。そして、ステップS8で較
正用パターン(第6図)を印刷するようにする。なお、
この較正用パターンの印刷期間中は、印刷ヘッド114
〜117の特性を常時一定とするために、ヘッド電圧及
び印加するパルス巾ならびに印刷ヘッドの温度は一定値
になるように、ヘッドドライバー113と温度制御部1
18とにより制御されている。ステップS10では、印
刷終了を待って、較正用パターンの印刷が終了すると、
ステップS12で、センサユニット97を読み取りのた
めの初期位置に移動する。ステップS14では、操作者
が読取スタートキー131を押すのを待つ、即ち、操作
者は所定パターンが印刷された記録紙を排紙トレー66
から取出して、原稿台28に置くか、または使途状原稿
読み取り部30に置いて、読み取りスタートキー131
を押す。ステップS16では、読み取りが開始され、C
ODユニット97がラスクスキヤンされる。
ここで、第9図のようにCCDセンサ26をピッチ送り
する理由を説明する。
イメージセンサ26は通常、第7図に示すように、別個
の位置に位置するRGBの3つのセンサが1つの画素に
対応する。もし、印刷径が第7図に示すように、センサ
26の最大分解能に1対1に対応している場合は、印刷
されたスポット径を把握することはできない。そこで、
第8図に示す様にセンサ26をX、Y両方向に微小に動
かすことにより、分解能を向上させる。その様子を表わ
した図を第9図に示す。
基準ヘッド径及びイメージセンサの画素1つ(R,G、
Bフィルタの3つで1つ)が1対1に対応し、第7図に
示す様にスポットの直径をAとすると、第9図は、9倍
の精度で読み取る例である。即ち、X、Y方向それぞれ
に、1つの印刷ドツトをA/9ずつに区切って読み取り
を行なう。
この区切りの数を増すほど精度を向上させることが出来
る。
演算制御部119は、上記の動作を行なうために、イメ
ージセンサ移動制御部121に移動量(A/n)を設定
する。この移動量を主送査方向モータ105に送って、
ユニット97をA / nずつ主送査方向にピッチ送り
して、主送査方向の1ラインのスキャンを実行する。1
ラインのスキャンが終了すると、主送査方向モータ10
5は逆転して、ユニット97を初期位置に戻し、副送査
方向モータ83に移動@ A / nを送る。主送査方
向モータ105は再度1ラインのスキャンを行なって、
印刷ドツトを読み取る。
この読み取り過程で、信号加算部105.106.10
7には、位置に対した濃度データが主送査方向。副送査
方向の分布として得られる。第10図(a)は、パター
ン発生部112内で発生された円形印刷パターンMMC
の主送査(X)方向における理論上の最大幅部分(直径
部分)の分布を示す。本実施例では、黒(Y=M=C=
一定値、に=O)で印刷している。第10図(b)。
(C)、(d)は、ある主送査方向の位置X、における
RGB各々の分布を示したものである。このXtは、加
算部105.106,107内に得られたRGBの各画
像データの二次元分布のX方向の最大幅部分(直径部分
)に対応する位置とする。これらの最大幅部分を28.
β0.β3とする。このようにして得られた かにじみの程度を表わすことになる(ステップ522)
。ステップS24では、上記にじみ率によって、最適な
γ補正特性、マスキング特性を選択する。この選択され
た特性が、以後の通常印刷時に使われる補正特性となる
第11図に、マスキング特性の一例を示す。−般に、マ
スキング補正は次式に基づいて行なわれる。
例えば、シアンCについて読み取った画像データの径が
、 のときは濃いのであるから、シアンを薄くする必要があ
り、そのためにマトリクス係数CInを全て小さくする
。逆に、 のときは、濃くする必要があるから、係数CInを大き
くする。
第12図はγ補正特性を示す図である。
このように、γ補正を色別に行なって、濃度差の補正を
行なう、また、印刷色の違いによるにじみ率の違いから
生じるところの色ずれについてもマスキング補正部11
0により修正をかけることが出来る。
く他の実施例〉 上記実施例は、RGBの各色について、二次元分布をと
って、その分布から直径に相当する部分の長さを演算す
るというものであった。そこで、他の実施例として、印
刷ドツトのヒストグラムを作ることによっても、にじみ
率を測定することができ、濃度の補正及び色修正を行な
うことができる。
このヒストグラムは、第1図実施例を次のように変更す
ることによってなされる。主送査方向の1ライン毎にス
キャンを行なって、副送査方向にセンサ26をA/nだ
け移動しくステップ818)、再度主送査方向にスキャ
ンを行なう(ステップ516)と、ステップS19にお
いて、加算部105〜107が副送査方向のスキャン毎
の読み取りデータの加算を行なうというように制御を変
更して、主送査方向のヒストグラムを得ようというもの
である。
ヒストグラムによっても、にじみ率の違いにより、第1
4図に示したようヒストグラムの差が生じるから、濃度
出力の半分の時の巾(半値)によってにじみ率を換算す
ることが可能となる。
第15図に、更に他の実施例によるにじみ率の認識手法
の例を示す。
第15図の(a)は基本印刷パターンを表わし、右側へ
行く程、印刷濃度は濃くなっている。
第15図の(c)は、にじみ率が基準の値を示す用紙に
基本パターンを印刷してそれを読み取って得た画像デー
タであり、(c)の右側2つの読み取りパターンについ
てドツトの面積が大きくなっている。尚、面積は、第1
0図に示した認識手法において、濃度値が所定値以上で
ある画素の数を数えることによって実現できる。
第15図の(b)は、右側の1つのパターンのみの面積
が大きくなっていることからも、にじみ率が小さい記録
紙に印刷されたものであることが・わかる、逆に、第1
5図の(d)は、右側の3つが大きくなっているために
、にじみ率が大きい記録紙、インクであることがわかる
そこで、先ず、第1図の装置において、パターン発生部
112が、第15図(a)のような7つのパターンを発
生させ、記録紙に印刷する。次に、この7つのパターン
が印刷された記録紙をリーダ部12により読み取る。そ
して、各パターンの面積を画素数によって認識する。そ
して、読み取った7つのパターンのうち、何個のパター
ンが基準の大きさよりも大きく広がっているかを認識す
る。前述したように、基準のにじみ率の場合は、にじみ
で拡大したパターンの数は1個である。そこで、上記拡
大したと認識されたパターンの数に基づいて、前もって
用意されたγ補正、マスキング補正特性のなかから1組
の特性を選択する。
また更に他の手法として、第15図の読み取りパターン
のなかから、最も右端のパターンの面積と基準の読み取
りパターン(第15図(b)の右端)の面積を測定する
だけでもにじみ率を測定することも可能となる。
また、前述したいくつかの手法は、カラー印刷による実
施例であったが、白黒印刷においても全く同様に適用で
きることは自明である。
〈実施例の効果〉 以上説明したように、本実施例によると、基準パターン
を作成し、その基準バタニン印刷し、その印刷結果を一
イメージセンサで読み取り、印刷径を測定又は半値中を
測定及び面積を測定することにより、印刷径のにじみ率
を測定することが可能となる。このにじみ率により、γ
補正及びマスキング補正に修正を行なうことが可能とな
り、従って1、にじみ率が異なっても、濃度が変らない
複写結果を得ることが出来るという効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の記録装置によれば、例え
ば紙、インク、ヘッドの相違による印刷のにじみの相違
を補償できることになり、どんな場合でも、良質な印刷
結果を得ることが可能となる。
特に、実施態様の1つによると、上記基準パターンは略
円形状であり、補正手段は、基準パターンの直径と読取
ったパターンの直径との比に基づいて補正を行なってい
る。
また、他の実施態様によると、読取り手段は、印刷され
た基準パターンを読取るときに濃度ヒストグラムを作成
し、補正手段は、このヒストグラムの値に基づいて印刷
濃度を補正する事を特徴とする。
また、他の実施態様によると、補正手段は、印刷される
べき基準パターンの面積を保持する手段と、印刷された
パターンの面積を求める手段と、これらの面積の比に基
づいて、印刷濃度を補正する手段を有する。
これらの実施態様によると、補正手段は容易ににじみ率
を認識することができる。
また、他の実施態様によると、読取り手段は、印刷され
たパターンのカラー信号を読取る事を特徴とするので、
にじみ率の相違による色づれを補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明をカラー複写機に適用した実施例の
画像処理部にのブロック構成図、第2図は上記複写機の
構成の外観を概略的に示す斜視図; 第3図は複写機の内部構成を概略的に示す側断面図; 第4図は複写機内にお(づる送査キャリッジまわりの構
成を示す斜視図; 第5図は複写機の画像読取り部の構造を示す図、 第6図は実施例に使用される基準パターンの形状の一例
を示す図、 第7図は基準パターンとイメージセンサとの位置関係を
説明する図、 第8図5第9図は、実施例において、精度を上げるため
に、イメージセンサを細かくピッチ送りする様子を説明
する図、 第10図の(a)〜(d)は基準パターンの大きさと、
各色毎に読取られたパターンの形状との比較を説明する
図、 第11図、第12図は補正特性の一例を示す図、 第13図は実施例の制御に係るプログラムの手順を示す
フローチャート、 第14図の(a)、(b)は、にじみ率をヒストグラム
から求める実施例を説明する図、第15図の(a)〜(
d)はにじみ率を面積から求める手法を説明する図であ
る。 図中、 10・・・ディジタル・カラー複写機、12・・・リー
グ部、14・・・コントローラ部、16・・・原稿押え
板、18・・・操作部、20・・・プリンタ部、22・
・・露光ランプ、24・・・レンズ、26・・・イメー
ジセンサ、28・・・原稿台ガラス、30・・・シート
送り機構、32・・・給紙カセット、58・・・ロール
紙、60・・・手差し口、38・・・給紙部カバー、4
0・・・ピックアップローラ、42・・・カット紙送り
ローラ、44・・・給紙第10−ラ、46・・・ロール
紙給紙ローラ、48・・・カッタ、50・・・手差しロ
ーラ、52・・・給紙第20−ラ、56・・・記録ヘッ
ド、58・・・走査キャリッジ、60・・・キャリッジ
レール、62・・・走査モータ、64・・・紙送りロー
ラ、66・・・排紙トレイ、68・・・紙送りモータ、
70・・・クラッチ、72・・・走査ベルト、74・・
・プラテン、76・・・紙検知センサ、78・・・ホー
ム・ポジション・センサ、102・・・増幅器、103
・・・A/D% 104・・・シェーディング補正部、
105〜107・・・信号加算部、108・・・画像処
理部、109・・・γ補正部、110・・・マスキング
補正部、111・・・二値化部、112・・・パターン
発生部、113・・・ヘッドドライバ、114〜117
・・・ヘッド、118・・・温度制御部、119・・・
演算制御部、121・・・移動制御部、122・・・信
号切り換え部、130・・・較正キー、131・・・読
取り開始キーである。 特許出願人  キャノン株式会社 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 xi胸 第8図 第9図 Y、M、C λ力 第11図 k<1 第12図 に立! 第14図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準となる形状を有するパターンを発生する発生
    手段と、 この発生されたパターンを記録紙に印刷する印刷手段と
    、 この印刷された記録紙上のパターンを読み取るためのセ
    ンサと、 このセンサを、記録紙上のパターン上で、前記基準パタ
    ーンの略整数分の1の移動量ずつ移動する移動手段と、 上記基準形状の形状データと、前記センサを移動しつつ
    読み取つたパターンの形状データとに基づいて、印刷濃
    度を補正する補正手段とを具備したことを特徴とする記
    録装置。
  2. (2)上記基準パターンは略円形状であり、上記補正手
    段は、基準パターンの直径と読取つたパターンの直径と
    の比に基づいて補正を行なう事を特徴とする請求項の第
    1項に記載の記録装置。
  3. (3)前記補正手段は、印刷されたパターンを読取った
    濃度のヒストグラムを作成する手段と、このヒストグラ
    ムの値に基づいて印刷濃度を補正する手段とを具備した
    事を特徴とする請求項の第1項に記載の記録装置。
  4. (4)前記補正手段は、 印刷されるべき基準パターンの面積を保持する手段と、 印刷されたパターンの面積を求める手段と、これらの面
    積の比に基づいて、印刷濃度を補正する手段を有する事
    を特徴とする請求項の第1項に記載の記録装置。
  5. (5)前記読取り手段は、印刷されたパターンのカラー
    信号を読取る事を特徴とする請求項の第1項に記載の記
    録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990054453A (ko) * 1997-12-26 1999-07-15 윤종용 잉크 카트리지의 정렬방법
US6286926B1 (en) 1991-07-30 2001-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus and method

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