JP2010010161A - 表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】オフ電流の増加を抑制できる薄膜トランジスタを備える表示装置の提供。
【解決手段】薄膜トランジスタが基板に形成されている表示装置であって、
前記薄膜トランジスタは、前記基板側から、ゲート電極、前記ゲート電極をも被って形成されるゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜の上面に前記ゲート電極を跨いで形成される半導体層を備え、
前記半導体層は、チャネル領域、ソース・ドレイン領域が形成されているとともに、前記チャネル領域とソース・ドレイン領域の間にLDD領域を有し、
平面的に観て、前記チャネル電極は前記LDD領域側に張り出すことなく前記ゲート領域と重ねられて形成され、非導電性の光吸収材層が、前記LDD領域と重ねられて、前記ゲート電極と同層にあるいは前記ゲート電極の下層に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は表示装置およびその製造方法に係り、特に、その基板に薄膜トランジスタが形成されている表示装置に関する。
いわゆるアクティブ・マトリックス型の表示装置は、その基板上の表示領域にマトリックス状に配置される複数の画素を有し、前記表示領域の周辺に前記各画素を独立に駆動する駆動回路(走査信号駆動回路、映像信号駆動回路)が形成されたものが知られている。
このような表示装置は、行方向に配列される各画素を、それらに共通に設けられたゲート信号線を介して走査信号駆動回路からの信号(走査信号)によって列方向に順次選択し、この選択のタイミングに合わせて、列方向に配列される各画素に共通に設けられたドレイン信号線を介して映像信号回路から前記選択された各画素に信号(映像信号)を供給するようになっている。
このため、前記各画素には前記走査信号の供給によってオンされ該オンの際に映像信号を当該画素に取り込むための薄膜トランジスタが備えられ、前記駆動回路においてもたとえばシフトレジスタを構成するための多数の薄膜トランジスタが備えられた構成となっている。
ここで、薄膜トランジスタは、いわゆるMIS(Metal Insulator Semiconductor)型構造からなり、そのゲート電極が、半導体層よりも下層に配置されるもの(ボトムゲート型と称される)、半導体層よりも上層に配置されるもの(トップゲート型と称される)が知られている。
この場合、該薄膜トランジスタが形成される基板の裏面側にバックライトが配置される場合、該薄膜トランジスタはボトムゲート型で形成することが好ましいとされる。ゲート電極が遮光膜の機能を果たし、前記バックライトの光が半導体層に照射されるのを防ぎ、薄膜トランジスタのフォトコンによるオフ電流の増加を回避できるからである。
また、薄膜トランジスタは、半導体層のソース・ドレイン領域は、それらのゲート電極と近接する部分において、前記ゲート電極との間に電界集中が起こり易いことから、半導体層の前記部分において不純物濃度の低いLDD(Lightly Doped Drain)層を形成したものが知られている。
ボトムゲート型であって前記LDD層を設けた薄膜トランジスタの構成としてはたとえば下記特許文献1に開示がなされている。
特開2002−141514号公報
しかし、上記特許文献1に開示された薄膜トランジスタは、そのゲート電極が、平面的に観て、チャネル領域と一致して配置されているため、前記LDD層にはバックライトからの光が照射され、依然としてオフ電流が増加する構成となっている。
このことから、ゲート電極を前記LDD層の形成領域にまで張り出させ、いわゆるGOLD(Gate Overlapped LDD)構造を採用することを試みたが、フォトコンによる影響は少なくなるものの、負バイアスが大きくなるにともなうオフ電流が著しく増大するといった不都合が生じた。
本発明の目的は、オフ電流の増加を抑制できる薄膜トランジスタを備える表示装置を提供することにある。
本発明の構成は、たとえば、以下のようなものとすることができる。
(1)本発明の表示装置は、たとえば、薄膜トランジスタが基板に形成されている表示装置であって、
前記薄膜トランジスタは、前記基板側から、ゲート電極、前記ゲート電極をも被って形成されるゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜の上面に前記ゲート電極を跨いで形成される半導体層を備え、
前記半導体層は、チャネル領域、ソース・ドレイン領域が形成されているとともに、前記チャネル領域とソース・ドレイン領域の間にLDD領域を有し、
平面的に観て、前記チャネル電極は前記LDD領域側に張り出すことなく前記ゲート領域と重ねられて形成され、非導電性の光吸収材層が、前記LDD領域と重ねられて、前記ゲート電極と同層にあるいは前記ゲート電極の下層に形成されていることを特徴とする。
(2)本発明の表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、平面的に観て、前記チャネル領域およびLDD領域に重ねられて形成され、前記ゲート電極は、前記光吸収材層の上層に形成され、前記チャネル領域に重ねられて形成されていることを特徴とする。
(3)本発明の表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスシリコンであることを特徴とする。
(4)本発明の表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスシリコンゲルマニウムであることを特徴とする。
(5)本発明の表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスゲルマニウムであることを特徴とする。
(6)本発明の表示装置の製造方法は、たとえば、薄膜トランジスタが基板に形成されている表示装置の製造方法であって、
前記薄膜トランジスタは、
少なくとも、前記基板にパターン化された光吸収材層を形成する工程と、
前記光吸収材層の中央を交差して配置されるゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極および光吸収材層を被って絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜上に前記ゲート電極と交差し前記光吸収材層の外方に延在する半導体層を形成する工程と、
前記光吸収材層と重なる部分の半導体層上にマスクを形成する工程と、
前記マスク上から不純物をドープして前記半導体層にソース・ドレイン領域を形成する工程と、
前記マスクをアッシングして前記半導体層のチャネル領域上に該マスクを残存させる工程と、
残存された前記マスク上から不純物をドープしてLDD領域を形成する工程
を経て形成することを特徴とする。
(7)本発明による表示装置の製造方法は、たとえば、(6)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスシリコンであることを特徴とする。
(8)本発明による表示装置の製造方法は、たとえば、(6)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスシリコンゲルマニウムであることを特徴とする。
(9)本発明による表示装置の製造方法は、たとえば、(6)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスゲルマニウムであることを特徴とする。
(10)本発明による表示装置の製造方法は、たとえば、薄膜トランジスタが透明基板に形成されている表示装置の製造方法であって、
前記薄膜トランジスタは、
少なくとも、前記透明基板にパターン化された光吸収材層を形成する工程と、
前記光吸収材層の中央を交差して配置されるゲート電極を形成する工程と、
前記絶縁膜上に前記ゲート電極と交差し前記光吸収材層の外方に延在する半導体層を形成する工程と、
前記半導体層の上方に該半導体層をも被ってフォトレジスト膜を形成する工程と、
前記透明基板の前記半導体層か形成された面と反対側の面からの露光により、チャネル領域において膜厚が厚くLDD領域において膜厚が薄い前記フォトレジスト膜からなるマスクを形成する工程と、
前記マスク上から不純物をドープして前記半導体層にソース・ドレイン領域を形成する工程と、
前記マスクをアッシングして前記半導体層のチャネル領域上に該マスクを残存させる工程と、
残存された前記マスク上から不純物をドープしてLDD領域を形成する工程を経て形成することを特徴とする。
(11)本発明の表示装置の製造方法は、たとえば、(10)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスシリコンであることを特徴とする。
(12)本発明の表示装置の製造方法は、たとえば、(10)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスシリコンゲルマニウムであることを特徴とする。
(13)本発明の表示装置の製造方法は、たとえば、(10)の構成を前提とし、前記光吸収材層は、アモルファスゲルマニウムであることを特徴とする。
なお、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
このような表示装置によれば、オフ電流の増加を抑制できるようになる。本発明の他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。なお、各図および各実施例において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付している。
〈実施例1〉
(表示装置の全体構成)
図2は、本発明による表示装置の実施例1を示す平面図である。図2は、たとえば携帯電話器に組み込まれる液晶表示装置の全体構成を示している。
図2において、液晶表示装置は、たとえばガラスからなる矩形状の基板SUB1および基板SUB2によって外囲器を構成するようになっている。基板SUB1と基板SUB2との間には液晶(図示せず)が挟持され、この液晶は、基板SUB1と基板SUB2を固定するシール材SLによって封入されている。該シール材SLによって液晶が封入された領域は、その僅かな周辺を除いた中央部において液晶表示領域ARを構成するようになっている。この液晶表示領域ARは複数の画素がマトリックス状に配置された領域となっている。
前記基板SUB1の下側辺部は、基板SUB2から露出する部分を有し、この部分には、外部から信号を入力させるフレキシブル基板FPCの一端が接続されるようになっている。また、前記基板SUB1上において、前記フレキシブル基板FPCと前記基板SUB2の間の領域にはチップからなる半導体装置SCNが搭載されている。この半導体装置SCNは、基板SUB1の面に形成された配線WLを介して前記フレキシブル基板FPCからの各信号が入力されるようになっている。
また、シール材SLと前記液晶表示領域ARの間の領域であって、該液晶表示領域Aのたとえば左側の領域には走査信号駆動回路V、下側の領域にはRGBスイッチング回路RGBSが形成されている。これら走査信号駆動回路V、およびRGBスイッチング回路RGBSには前記半導体装置SCNから信号が供給されるようになっている。走査信号駆動回路Vは後述する複数のゲート信号線GLに走査信号を順次供給するための回路からなり、RGBスイッチング回路RGBSは後述する複数のドレイン信号線DLに供給する映像信号を赤色用、緑色用、および青色用ごとに時系列的に切り替える回路からなっている。
ここで、前記走査信号駆動回路VおよびRGBスイッチング回路RGBSは、前記液晶表示領域AR内の画素の形成と並行して基板SUB1上に形成される回路であり、それぞれ複数の薄膜トランジスタ(図示せず)を備えて構成されるようになっている。
前記液晶表示領域ARには、ゲート信号線GL、ドレイン信号線DL、および対向電圧信号線CLが形成されている。前記ゲート信号線GLは、図中x方向に延在しy方向に並設され、それらの左側端は、前記走査信号駆動回路Vに接続されている。前記ドレイン信号線DLは、図中y方向に延在しx方向に並設され、それらの下端は、前記RGBスイッチング回路RGBSに接続されている。前記対向電圧信号線CLは、隣接するゲート信号線GLの間に該ゲート信号線GLと並行に形成され、その一端(たとえば図中右側端)は共通に接続され、前記半導体装置SCNから基準信号(映像信号に対して基準となる信号)が供給されるようになっている。
隣接する一対のゲート信号線GLと隣接する一対のドレイン信号線DLとで囲まれる領域(たとえば図中点線楕円枠内)は画素PIXの領域に相当するようになっている。画素PIXは、図中実線楕円枠A内の拡大された図に示すように、ゲート信号線GLからの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタTFTと、このオンされた薄膜トランジスタTFTを介してドレイン信号線DLからの映像信号が供給される画素電極PXと、前記対向電圧信号線CLに接続され基準信号が供給される対向電極CTを備えて構成されている。画素電極PXと対向電極CTの間には電圧差に応じた電界が生じ、この電界によって液晶が駆動されるようになっている。
図2では、携帯電話器に組み込まれる液晶表示装置を例に揚げて説明したが、本発明は、この種の液晶表示装置に限定されることはない。
(薄膜トランジスタの構成)
図1は、前記基板SUB1上に形成される薄膜トランジスタの実施例1の断面図である。ここで、図1に示す薄膜トランジスタは、前記画素PIX、走査信号駆動回路V、RGBスイッチング回路RGBSにそれぞれ備えられる薄膜トランジスタの全てに適用させる必要はない。特に、オフ電流の増加を抑制する必要のある薄膜トランジスタだけに適用するようにしてもよい。
図1において、基板SUB1があり、この基板SUB1の表面にはたとえばシリコン窒化膜等からなる下地層2が形成されている。この下地層2は、基板SUB1内の不純物が後述の薄膜トランジスタの半導体層PSへ侵入してしまうのを阻止する層となっている。
前記下地層2上に薄膜トランジスタの形成領域の一部に光吸収材層3が形成されている。前記光吸収材層3はたとえば非導電性のアモルファスシリコンからなっている。前記光吸収層3は、後述の薄膜トランジスタの半導体層PSに形成されるチャネル領域7およびLDD領域11に重なるように形成され、該薄膜トランジスタのソース・ドレイン領域10に重ならないように形成されている。
前記光吸収材層3の上面にゲート電極4が形成されている。このゲート電極4は前記半導体層PSのチャネル領域7に重なるように形成され、前記LDD領域11に重ならない部分を有するように形成されている。なお、このゲート電極4は信号線を兼ねて構成されていてもよく、この場合、該信号線は図中紙面裏から表にかけて走行するようになっている。
基板SUB1上に、前記ゲート電極4、光吸収材層3、および下地層2をも被って絶縁膜6が形成されている。この絶縁膜6は薄膜トランジスタの形成領域においてゲート絶縁膜(以下、前記絶縁膜6をゲート絶縁膜と称する場合がある)として機能するようになっている。
前記絶縁膜6の上面に、たとえばポリシリコンからなる半導体層PSが形成されている。この半導体層PSは薄膜トランジスタの半導体層となるもので、前記ゲート電極4の走行方向に交差するようにして形成されている。前記半導体層PSは、前記ゲート電極4と重なる部分においてチャネル領域7が、該チャネル領域7の両脇であって前記光吸収材層3と重なる部分においてLDD層11が、該LDD層11の外方であって前記光吸収材層3と重ならない部分においてソース・ドレイン領域10が形成されている。ここで、MIS(Metal Insulator Semiconductor)型の薄膜トランジスタにおいて、その使用態様によって、前記ソース・ドレイン領域10は、一方がソース領域となり、他方がドレイン領域として機能するが、この明細書では、説明を簡単にするため、いずれの領域もソース・ドレイン領域10と称する。
半導体層PSのチャネル領域7、LDD領域11、およびソース・ドレイン領域10は、その順番で、不純物濃度が高くなるように構成されている。前記LDD領域11は、前記ゲート電極4と前記ソース・ドレイン領域10との間の電界集中を緩和させるための層となっている。
基板SUB1上に、たとえば無機絶縁膜8あるいは、無機絶縁膜8および絶縁膜12の積層体からなる層間膜が形成されている。
前記層間膜上には、該層間膜に形成されたスルーホールTHを通して、前記半導体層PSの前記ソース・ドレイン領域10に電気的に接続されたソース・ドレイン電極13が形成されている。このソース・ドレイン電極13は信号線の一部を構成し、たとえば図示しない他の薄膜トランジスタと接続されている。
このように構成された薄膜トランジスタは、基板SUB1の裏面からバックライトの光が照射されても、その光は前記光吸収材層3によって光吸収され、LDD層11への光照射量を大幅に低減させることができる。このため、前記LDD層11に発生するフォトコンの量も大幅に低減でき、オフ電流の増加を大幅に抑制できるようになる。また、前記光吸収材層3は非導電性であることから、前記ゲート電極4をLDD領域11にまで張り出させて構成させることによって発生する負バイアスの増加にともなうオフ電流の増加の不都合を回避できるようになる。
(薄膜トランジスタの製造方法)
図3(a)ないし(d)、および図4(a)、(b)は、図1に示した薄膜トランジスタの製造方法の一実施例を示す工程図である。以下、工程順に説明をする。
工程1.(図3(a))
基板SUB1の表面に、下地層2、光吸収材層3a、および金属等からなる導電層4aを順次形成する。
工程2.(図3(b))
前記導電層4aの上面に、周知のフォトレジスト技術によって所定パターンのフォトレジスト膜5を形成する。このフォトレジスト膜5のパターンは、前記光吸収材層3aにおいて得ようとするパターンに合わせて形成する。
前記フォトレジスト膜5をマスクとして、前記導電層4aをエッチングし、さらに前記フォトレジスト膜5の端側面から内側へ約1μmのサイドエッチングを施してゲート電極4を形成する。その後、前記フォトレジスト膜5を残存させたまま、該フォトレジスト膜5をマスクとして前記光吸収材層3aをドライエッチングし、パターン化された光吸収材層3を形成する。
工程3.(図3(c))
前記フォトレジスト膜5を除去する。そして、基板SUB1の表面にゲート電極4、光吸収材層3、下地層2を被ってゲート絶縁膜6を形成する。
前記ゲート絶縁膜6の表面にアモルファスシリコンからなる半導体層を形成し、この半導体層をレーザー照射することにより多結晶化し、ポリシリコンからなる半導体層を形成する。その後、フォトリソグラフィ技術による選択エッチング法を用いて島状の半導体層PSを形成する。なお、この半導体層PSとしては、必ずしもポリシリコン等の多結晶化された半導体層に限らず、アモルファスシリコン等のように非晶質の半導体層であってもよい。
基板SUB1上に、前記半導体層PSをも被って無機絶縁膜8を形成する。そして、前記無機絶縁膜8を通してたとえばP(−)型不純物を前記半導体層PSにドープし、前記半導体層PSを所定の不純物濃度にする。なお、この不純物のドープは前記無機絶縁膜8の形成前に行うようにしてもよい。
工程4.(図3(d))
前記無機絶縁膜8上に、周知のフォトレジスト技術によって所定パターンのフォトレジスト膜9を形成する。このフォトレジスト膜9は、前記半導体層PSにおいて、チャネル形成領域、LDD形成領域を被い、ソース・ドレイン形成領域を被うことのないパターンで形成する。
そして、前記フォトレジスト膜9をマスクとし、たとえばN(+)型不純物を前記半導体層PSにドープすることによって、ソース・ドレイン形成領域を所定の不純物濃度とし、これにより、ソース・ドレイン領域10を形成する。なお、この不純物のドープも前記無機絶縁膜8の形成前に行うようにしてもよい。
工程5.(図4(a))
前記フォトレジスト膜9をアッシングし、該フォトレジスト膜9が前記半導体層PSのチャネル形成領域上において残存し、LDD形成領域上において除去されるまで前記アッシングを行う。これにより、前記半導体層PSのチャネル形成領域上に形成されるフォトレジスト膜9'を形成でき、フォトリソグラフィ技術の適用を回避できる効果を奏する。
そして、残存されたフォトレジスト膜9'をマスクとし、たとえばN(−)型不純物を前記半導体層PSにドープすることによって、LDD形成領域を所定の不純物濃度とし、これにより、LDD領域11を形成する。この場合、半導体層PSの各LDD領域11の間の領域がチャネル領域7となる。なお、この不純物のドープも前記無機絶縁膜8の形成前に行うようにしてもよい。
工程6.(図4(b))
前記フォトレジスト膜9'を除去する。そして、絶縁膜12を形成する。次に、前記絶縁膜12および無機絶縁膜8にスルーホールTHを形成し、前記半導体層PSのソース・ドレイン領域10の一部を露出する。そして、前記絶縁膜12上に、前記スルーホールTHを通して前記ソース・ドレイン領域10と電気的に接続されたソース・ドレイン電極13を形成する。
〈実施例2〉
図1に示した薄膜トランジスタは、その光吸収材層3をアモルファスシリコンで形成したものである。しかし、これに限定されることはなく、アモルファスシリコンゲルマニウム、あるいはアモルファスゲルマニウムであってもよい。また、前記光吸収材層3をたとえば黒色顔料を含有させた樹脂層によって構成してもよい。
また、図1に示した薄膜トランジスタは、その光吸収材層3をゲート電極4の下層に該ゲート電極4を重畳させて形成したものである。しかし、これに限定されることはなく、前記ゲート電極4と光吸収材層3を同層に形成し、前記ゲート電極4の周辺に前記光吸収材層3が配置される構成としてもよい。
〈実施例3〉
図5(a)ないし(d)、および図6(a)、(b)は、図1に示した薄膜トランジスタの製造方法の他の実施例を示す工程図である。実施例1における製造方法の場合と比較して、図5(d)、図6(a)、および図6(b)が異なっている。以下、工程順に説明をする。
工程1(図5(a))
基板SUB1の表面に、下地層2、光吸収材層3a、および金属等からなる導電層4aを順次形成する。
工程2(図5(b))
前記導電層4aの上面に、周知のフォトレジスト技術によって所定パターンのフォトレジスト膜5を形成する。このフォトレジスト膜5のパターンは、前記光吸収材層3aにおいて得ようとするパターンに合わせて形成する。
前記フォトレジスト膜5をマスクとして、前記導電層4aをエッチングし、さらに前記フォトレジスト膜5の端側面から内側へ約1μmのサイドエッチングを施してゲート電極4を形成する。その後、前記フォトレジスト膜5を残存させたまま、該フォトレジスト膜5をマスクとして前記光吸収材層3aをドライエッチングし、パターン化された光吸収材層3を形成する。
工程3(図5(c))
前記フォトレジスト膜5を除去する。そして、基板SUB1の表面にゲート電極4、光吸収材層3、下地層2を被って絶縁膜6を形成する。
前記絶縁膜6の表面にアモルファスシリコンからなる半導体層を形成し、この半導体層をレーザー照射することにより多結晶化し、ポリシリコンからなる半導体層を形成する。その後、フォトリソグラフィ技術による選択エッチング法を用いて島状の半導体層PSを形成する。なお、この半導体層PSとしては、必ずしもポリシリコン等の多結晶化された半導体層に限らず、アモルファスシリコン等のように非晶質の半導体層であってもよい。
基板SUB1上に、前記半導体層PSをも被って無機絶縁膜8を形成する。そして、前記無機絶縁膜8を通してたとえばP(−)型不純物を前記半導体層PSにドープし、前記半導体層PSを所定の不純物濃度にする。なお、この不純物のドープは前記無機絶縁膜8の形成前に行うようにしてもよい。
工程4(図5(d))
前記無機絶縁膜8側の面の全域にフォトレジスト膜9を形成する。そして、基板SUB1の裏面側から露光を行うことによって、前記フォトレジスト膜9を感光させる。
この場合、前記ゲート電極4が形成されている領域は遮光され、前記光吸収材層3が形成され前記ゲート電極4が形成されていない領域は若干の光が透過し、前記光吸収材層3が形成されていない領域は光が充分に透過するようになる。
工程5(図6(a))
前記フォトレジスト膜9の現像によってフォトレジスト膜9'を形成する。該フォトレジスト膜9'は、前記ゲート電極4が形成されている領域上のフォトレジスト膜(図中符号9aで示す)において膜減りは僅かとなり、前記光吸収材層3が形成され前記ゲート電極4が形成されていない領域上のフォトレジスト膜(図中符号9bで示す)において膜減りは比較的大きく、前記光吸収材層3が形成されていない領域のフォトレジスト膜は完全に除去されるようになる。
そして、このフォトレジスト膜9'をマスクとして、たとえばN(+)型不純物をドープすることにより、ソース・ドレイン形成領域を所定の不純物濃度とし、これにより、ソース・ドレイン領域10を形成する。
工程6(図6(b))
前記フォトレジスト膜9'をアッシングし、該フォトレジスト膜9'が前記半導体層PSのチャネル形成領域上において残存し、LDD形成領域上において除去されるまで前記アッシングを行う。これにより、前記半導体層PSのチャネル形成領域上のみに形成されるフォトレジスト膜9"を形成でき、フォトリソグラフィ技術の適用を回避できる効果を奏する。
そして、残存されたフォトレジスト膜9"をマスクとし、たとえばN(−)型不純物を前記半導体層PSにドープすることによって、LDD形成領域を所定の不純物濃度とし、これにより、LDD領域11を形成する。この場合、半導体層PSの各LDD領域11の間の領域がチャネル領域7となる。なお、この不純物のドープも前記無機絶縁膜8の形成前に行うようにしてもよい。
工程6(図6(c))
前記フォトレジスト膜9"を除去する。そして、絶縁膜12を形成する。次に、前記絶縁膜12および無機絶縁膜8にスルーホールTHを形成し、前記半導体層PSのソース・ドレイン領域10の一部を露出する。そして、前記絶縁膜12上に、前記スルーホールTHを通して前記ソース・ドレイン領域10と電気的に接続されたソース・ドレイン電極13を形成する。
本発明による表示装置およびその製造方法は、たとえば液晶表示装置を対象として説明したものである。しかし、これに限定されることはなく、たとえば有機EL表示装置等の他の表示装置においても適用できる。
本発明による表示装置の基板に形成される薄膜トランジスタの一実施例を示す断面図である。 本発明による表示装置の一実施例を示す概略平面図である。 図4とともに、本発明による表示装置の製造方法の一実施例を示す構成図で、薄膜トランジスタの製造の工程図を示している。 図3とともに、本発明による表示装置の製造方法の一実施例を示す構成図で、薄膜トランジスタの製造の工程図を示している。 図6とともに、本発明による表示装置の製造方法の他の実施例を示す構成図で、薄膜トランジスタの製造の工程図を示している。 図5とともに、本発明による表示装置の製造方法の他の実施例を示す構成図で、薄膜トランジスタの製造の工程図を示している。
符号の説明
SUB1、SUB2……基板、SL……シール材、AR……液晶表示領域、V……走査信号駆動回路、RGBS……RGBスイッチング回路、SCN……半導体装置、FPC……フレキシブル基板、GL……ゲート信号線、DL……ドレイン信号線、CL……対向電圧信号線、TFT……薄膜トランジスタ、PX……画素電極、CT……対向電極、PIX……画素、PS……半導体層、TH……スルーホール、PAS……保護膜、2……下地層、3……光吸収材層、4……ゲート電極、5、9、9'、9"……フォトレジスト膜、6……ゲート絶縁膜、7……チャネル領域、10……ソース・ドレイン領域、11……LDD領域、8……無機絶縁膜、12……絶縁膜、13……ソース・ドレイン電極。

Claims (13)

  1. 薄膜トランジスタが基板に形成されている表示装置であって、
    前記薄膜トランジスタは、前記基板側から、ゲート電極、前記ゲート電極をも被って形成されるゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜の上面に前記ゲート電極を跨いで形成される半導体層を備え、
    前記半導体層は、チャネル領域、ソース・ドレイン領域が形成されているとともに、前記チャネル領域とソース・ドレイン領域の間にLDD領域を有し、
    平面的に観て、前記チャネル電極は前記LDD領域側に張り出すことなく前記ゲート領域と重ねられて形成され、非導電性の光吸収材層が、前記LDD領域と重ねられて、前記ゲート電極と同層にあるいは前記ゲート電極の下層に形成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記光吸収材層は、平面的に観て、前記チャネル領域およびLDD領域に重ねられて形成され、前記ゲート電極は、前記光吸収材層の上層に形成され、前記チャネル領域に重ねられて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記光吸収材層は、アモルファスシリコンであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記光吸収材層は、アモルファスシリコンゲルマニウムであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記光吸収材層は、アモルファスゲルマニウムであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 薄膜トランジスタが基板に形成されている表示装置の製造方法であって、
    前記薄膜トランジスタは、
    少なくとも、前記基板にパターン化された光吸収材層を形成する工程と、
    前記光吸収材層の中央を交差して配置されるゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極および光吸収材層を被って絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に前記ゲート電極と交差し前記光吸収材層の外方に延在する半導体層を形成する工程と、
    前記光吸収材層と重なる部分の半導体層上にマスクを形成する工程と、
    前記マスク上から不純物をドープして前記半導体層にソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記マスクをアッシングして前記半導体層のチャネル領域上に該マスクを残存させる工程と、
    残存された前記マスク上から不純物をドープしてLDD領域を形成する工程
    を経て形成することを特徴とする表示装置の製造方法。
  7. 前記光吸収材層は、アモルファスシリコンであることを特徴とする請求項6に記載の表示装置の製造方法。
  8. 前記光吸収材層は、アモルファスシリコンゲルマニウムであることを特徴とする請求項6に記載の表示装置の製造方法。
  9. 前記光吸収材層は、アモルファスゲルマニウムであることを特徴とする請求項6に記載の表示装置の製造方法。
  10. 薄膜トランジスタが透明基板に形成されている表示装置の製造方法であって、
    前記薄膜トランジスタは、
    少なくとも、前記透明基板にパターン化された光吸収材層を形成する工程と、
    前記光吸収材層の中央を交差して配置されるゲート電極を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に前記ゲート電極と交差し前記光吸収材層の外方に延在する半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層の上方に該半導体層をも被ってフォトレジスト膜を形成する工程と、
    前記透明基板の前記半導体層か形成された面と反対側の面からの露光により、チャネル領域において膜厚が厚くLDD領域において膜厚が薄い前記フォトレジスト膜からなるマスクを形成する工程と、
    前記マスク上から不純物をドープして前記半導体層にソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記マスクをアッシングして前記半導体層のチャネル領域上に該マスクを残存させる工程と、
    残存された前記マスク上から不純物をドープしてLDD領域を形成する工程を経て形成することを特徴とする表示装置の製造方法。
  11. 前記光吸収材層は、アモルファスシリコンであることを特徴とする請求項10に記載の表示装置の製造方法。
  12. 前記光吸収材層は、アモルファスシリコンゲルマニウムであることを特徴とする請求項10に記載の表示装置の製造方法。
  13. 前記光吸収材層は、アモルファスゲルマニウムであることを特徴とする請求項10に記載の表示装置の製造方法。
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