JP2009538733A - バイオリアクタと膜濾過モジュールとを有する進入流体の処理のための装置 - Google Patents

バイオリアクタと膜濾過モジュールとを有する進入流体の処理のための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009538733A
JP2009538733A JP2009513075A JP2009513075A JP2009538733A JP 2009538733 A JP2009538733 A JP 2009538733A JP 2009513075 A JP2009513075 A JP 2009513075A JP 2009513075 A JP2009513075 A JP 2009513075A JP 2009538733 A JP2009538733 A JP 2009538733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
membrane
line
filtration module
membrane filtration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009513075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5599189B2 (ja
JP2009538733A5 (ja
Inventor
ハリー フットセラー
ロブ ボルゲリンク
Original Assignee
エックス−フロー ベー.フェー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エックス−フロー ベー.フェー. filed Critical エックス−フロー ベー.フェー.
Publication of JP2009538733A publication Critical patent/JP2009538733A/ja
Publication of JP2009538733A5 publication Critical patent/JP2009538733A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5599189B2 publication Critical patent/JP5599189B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • C02F3/1236Particular type of activated sludge installations
    • C02F3/1268Membrane bioreactor systems
    • C02F3/1273Submerged membrane bioreactors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D65/00Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
    • B01D65/02Membrane cleaning or sterilisation ; Membrane regeneration
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • C02F3/1236Particular type of activated sludge installations
    • C02F3/1268Membrane bioreactor systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Activated Sludge Processes (AREA)

Abstract

進入流体の処理のための装置であって、流体空間を有する貯留槽(2)を有するバイオリアクタと、1つまたは複数の組み込まれた膜(14)、入口側、透過液側、および残留分側を有するハウジング(13)を備える膜濾過モジュール(12)とを備え、ハウジング(13)が、膜(14)の入口側に接続チャンバ(18)を画定し、接続チャンバ(18)内に流体入口ライン(10)が放出し、流体入口ライン(10)が、貯留槽(2)の流体空間に接続される。閉鎖可能なフラッシング放出ライン(20)が提供され、フラッシング放出ライン(20)が、一方の側で接続チャンバ(18)に接続され、他方の側で、流体空間の外部に放出する。貯留槽から接続チャンバへの流体混合物流通ラインが閉鎖可能であり、かつ制御ユニット(23)が、少なくとも膜(14)の入口側と、膜(14)の下に配設された接続チャンバ(18)との定期的なフラッシングのために、定期的に流体混合物流通ラインを閉じ、フラッシング放出ライン(20)を開く、およびその逆を行うように提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、膜バイオリアクタ(MBR)とも呼ばれる、バイオリアクタと膜濾過モジュールとを備える進入流体の処理のための装置に関する。
そのような膜バイオリアクタは、例えば、排水を浄化するために知られており、活性スラッジで一部を充填された貯留槽を備える。作動中、排水が貯留槽に供給され、そこでスラッジと混合する。スラッジ中の活性成分が、排水の浄化に関与する。このプロセスは、ガス、通常は空気を貯留槽(の一部)に下から供給することによって、さらに加速される。次いで、スラッジと排水との混合物が、膜濾過モジュールに供給され、ここで、浄化された水が透過液として放出され、一方、残留分としての、残留された液体、汚濁された粒子、およびスラッジ粒子が、貯留槽に戻される。膜バイオリアクタは、特に、バイオリアクタが沈降タンクと組み合わされる従来のシステムに比べて、高濃度のスラッジ粒子を用いて作動することができる。その結果、放出される浄化された水を高品質にすることができ、非常に汚濁された下水および/または産業排水の流れを処理するために膜バイオリアクタを使用することさえも容易に可能である。
既知の膜バイオリアクタは、2つのグループ、すなわちドライピットシステムまたは浸漬システムに分けることができる。ドライピットシステムでは、膜濾過モジュールが、バイオリアクタの貯留槽の外部に配置される。浸漬システムでは、膜は、バイオリアクタの貯留槽内部に懸架される。近年、両方のシステムが、ますます多くの類似点を示すように開発されている。すなわち、例えば、浸漬システムの膜が、入口および出口アパーチャを備えたハウジング内に収容されることがますます多くなっており、次いで、このハウジングが、箱状の貯留槽内に懸架される。さらに、膜の性能を最適化するためにこれらの膜を通る流れを監視するように意図されたますます多くの機構がこれらの箱の周りに配置されるような開発が行われている。この結果、ドライピットシステムでの膜濾過モジュールに一層類似する、浸漬システムの目的での膜濾過モジュールが得られている。
処理タンク内に平坦な膜パネルを有する浸漬システムの一例が、欧州特許第0510328号に開示されている。膜濾過モジュール内に収容される管状の膜を有するドライピットシステムの一例が、米国特許第5494577号に開示されている。
どちらのシステムについても、膜表面が急速に汚染される可能性があること、ならびに作動中に、膜内の流路、および/または膜の間および/または周りの流路が、しばしば液体の流れ中の外来粒子で閉塞されることが欠点である。この汚染および/またはこれらの閉塞は、髪や糸など排水と同伴される全ての種類の粒子によって引き起こされる。また、汚染および/または閉塞は、スラッジと排水との反応から生じる生物学的に、物理学的に、または他の様式で変形された粒子によって引き起こされることもある。別の可能性は、汚染物質が、通常は要素に対して開いている貯留槽内に沈殿する、吹き込む、または他の様式で到達することである。流路の汚染および/または閉塞の直接的な帰結は、効果的な膜表面の損失である。さらに、その結果、流路にわたる液体の流れの送達がもはや均質でなくなる。この不均質送達は、液体速度の大きな変化、および流路に沿った液体の乱流をもたらし、その結果、粒子のクラストが膜表面に沿って生じることがある。これはさらに、流路の(一部の)閉塞の確率をより高め、その結果、液体送達が一層妨げられることがある。その結果、より大量の効果的な膜表面が失われ、ますます流通が困難となっている流路を通る流通を維持するために、より大量のエネルギーを供給しなければならない。
流路が汚染および/または閉塞されるのを防止するために、膜濾過モジュールの上流でフィルタを使用し、それにより粒子を捕捉することが知られている。しかし、糸状の粒子は、依然としてフィルタをすべり抜けることができ、その際、依然として上述の問題を引き起こすことが判明している。さらに、膜濾過モジュール内でのクラスト化された粒子は、除去するのが非常に難しく、かつそれらが膜材料に損傷を加えることがあることが判明している。既知のシステムによって汚染が観察された場合、汚染された膜濾過モジュールが取り外され、洗浄ユニットに接続され、手動または半自動で洗浄される。この場合、閉塞された流路が、洗浄液で定期的にフラッシングされることが慣例である。この処置は通常、膜濾過モジュールの作動時間の10〜20%かかる。その可能性および頻度は、膜濾過モジュールのタイプに依存し、通常1分〜60分程度の大きさである。さらに、膜濾過モジュールは、化学洗浄液を使用して洗浄することもできる。このプロセス全体は、膜濾過モジュール当たり30分〜数時間かかり、やはり膜濾過モジュールおよび作動に応じて、1日に1回〜1週間に1回、または1ヶ月に1回〜1年に1回の頻度で行われる。望みであれば、膜濾過モジュールを開くことができ、閉塞された膜をそこから取り外すことができ、次いで汚染物質を、ブラシ、水のジェット、または任意の他の機械的な補助手段を使用して除去することができる。この洗浄方法は、さらに長いプロセス時間がかかり、通常、非常に労力のかかるものであり、極端な汚染および/または閉塞の場合にのみ行われる。さらに、5mmよりも小さい、またはより一般には3mmよりも小さい、好ましくは1mmよりも小さい開口を有するフィルタが膜濾過モジュールの上流で使用される場合、このフィルタは、かなり定期的に洗浄されなければならない。
本発明の目的は、上述の欠点を少なくとも一部は克服すること、および/または有用な代替法を提供することである。特に、本発明の目的は、汚染および/または閉塞による影響をそれほど受けない効率の良い膜バイオリアクタを提供することである。
この目的は、請求項1による装置によって実現される。装置は、この場合、ドライピットまたは浸漬膜濾過モジュールを有するバイオリアクタを備え、このモジュールは、接続チャンバが開かれた入口側に、流体空間の外部に放出する放出ラインを備える。放出ラインは、制御可能な閉鎖要素を備える。貯留槽の流体空間から接続チャンバへの流体混合物流通ラインも、制御可能な閉鎖要素を備える。さらに、制御ユニットが、所望の瞬間に流体混合物流通ラインを閉じ、放出ラインを開く、およびその逆を行うために提供される。その結果、有利には、少なくとも膜の入口側と、膜の下にある接続チャンバとを自動的にフラッシングすることが可能である。フラッシング中、汚染物質およびクラスト化された粒子が、入口側から、および/または膜の表面から放出され、開いた放出ラインを通って流体空間の外部に放出される。フラッシングが完了すると、例えば事前設定された期間が経過した後、再び放出ラインを閉じ、流体混合物流通ラインを開くことによって、処理プロセスを即座に再開することができる。
実際、有利には、フラッシングステップは、特定期間の装置の通常作動の後に定期的に繰り返される場合、膜濾過モジュールの入口側での圧力が長期にわたって安定を保つことができることを保証することが判明している。これは、膜の流路の汚染および/または閉塞が効率良く洗浄除去されることをフラッシングステップが保証することと関連付けられる。さらに、フラッシングステップが、膜表面、流路、および流路の入口側を完全な状態のままにすることが判明している。
一続きの流体処理の期間とフラッシングの期間とが、この場合、濾過サイクルと呼ばれる。数回のそのような濾過サイクルの後、膜性能をさらに高めるために他の洗浄方法を使用することが可能である。供給される加圧空気を用いたモジュールのフラッシング、化学洗浄剤の使用、および/または部品を個別に洗浄できるようにするための膜濾過モジュールの分解が考慮され得る。
特定の実施形態によれば、制御ユニットは、フラッシングステップを定期的に開始するためのカウンタを装備される。カウンタは、この場合、0.1〜1000時間、特に0.2〜1000時間、またはさらには特に1〜24時間の値に設定されることがある。カウンタが事前設定値に達すると、制御ユニットは、流体混合物流通ラインが閉じられ、放出ラインが開かれることを保証する。
別の実施形態では、制御ユニットは、膜濾過モジュールの性能に関する測定値に依存してフラッシングプロセスを開始するように設計される。これは、例えば、膜濾過モジュール内部の特定の位置で圧力を測定すること、または膜の流路を通して流体を送るために必要とされるエネルギーの量を記録することであってよい。開始メカニズムの組合せも同様に可能である。
フラッシングステップに必要とされる時間は、流路内で観察される汚染および/または閉塞に依存することがあり、しかしまた固定値に設定されることもある。
1つの特定の実施形態では、閉鎖可能な流体混合物流通ラインが、膜濾過モジュールの接続チャンバ内に放出する流体入口ラインによって形成される。この目的のために、流体入口ラインが、制御可能な閉鎖要素を備える。この実施形態は、ドライピット膜濾過モジュールと組み合わせると特に有利である。その変形形態では、膜濾過モジュールは、サブ貯留槽の流体空間内に浸漬される。この場合、膜濾過モジュールの接続チャンバが、ここで1つまたは複数の流入開口を備える。閉鎖可能な流体混合物流通ラインは、この場合、貯留槽の流体空間とサブ貯留槽の流体空間との間の流体接続によって形成することができる。その際、この流体接続は、制御可能な閉鎖要素を備えることがある。
好ましい実施形態では、制御可能なフラッシング液供給ラインを、膜濾過モジュールの透過液側および/または残留分側および/または接続チャンバに備えることが可能である。その際、このフラッシング液は、フラッシングステップ中に、流体空間を越えて汚染および/または閉塞のより完全なフラッシングおよび放出が行われることを保証することができる。観察される汚染または閉塞に応じて、処理中のモジュール内の流体圧力よりもかなり高い圧力でフラッシング液を供給することができる。特に、フラッシング液圧力は、作動中の流体圧力の1〜20倍よりも高い、より特定的には3〜10倍より高くてもよい。
変形態様では、またはフラッシング液を供給することに加えて、有利には、膜濾過モジュール内部に既に存在する液体を使用することもできる。例えば、膜の流路が1〜6メートルの長さを有し、これらの流路が接続チャンバの上で垂直に配置される場合、重力により、これらの流路内で、十分な流体圧力を超える流体圧力が存在する。この流体圧力は、流体混合物流通ラインが閉じられて、放出ラインが開かれるとすぐに、流路および接続チャンバが流路内部の流体で自動的にフラッシングされることを保証する。
流体空間を越えて放出ラインを通して放出されたスラリーは、外部沈降タンク内に収集して、その後、必要に応じてフィルタによるさらなる浄化の後にバイオリアクタの貯留槽に戻すことができる。したがって、有利には、バイオリアクタ内での処理流体の濃度を所望のレベルで維持することが可能である。実際には、これはまた、有利には、処理流体の定期的な浄化を保証し、したがって、貯留槽内の処理流体の全体量の定期的な浄化または変更がもはや必要とされないようになる。これは、装置の休止時間を大幅に短縮する。また、外部にスラリ(の一部)を放出することも可能である。しかし、その場合、補償手段として、処理流体が定期的に貯留槽に供給されなければならない。
好ましい実施形態では、ガス送達手段が提供され、このガス送達手段は、膜濾過モジュールの接続チャンバ内に放出する。流体処理中、これらのガス送達手段は、気泡を供給し、これはまた、流体がモジュールの流路を通って搬送されることを保証する。また、有利には、例えばガス供給圧力を一時的に高めることによって、フラッシングステップ中にガス送達手段を洗浄することも可能である。したがって、流体処理中にガスを供給することができるようにするためにガス送達手段が一層高い圧力を必要とすることはないようにされる。これらのガス送達手段を洗浄する他の可能性は、流体、例えば透過液、または洗浄化学物質が添加されている液体によるフラッシングである。
本発明のさらなる好ましい実施形態は、従属請求項で定義される。
また、本発明は、請求項28から35で定義される本発明による装置の膜濾過モジュールの膜および入口側を洗浄するための方法、および請求項36に記載のそのような装置の使用にも関する。
本発明を、添付図面を参照しながらより詳細に説明する。
ドライピット膜濾過モジュールを有する本発明による装置の実施形態の概略図である。 浸漬膜濾過モジュールを有する図1の図に対応する図を示す。 膜濾過モジュールの第1の変形実施形態の、図1の部分図を示す。 第2の変形実施形態の、図3の図に対応する図を示す。 第3の変形実施形態の、図3の図に対応する図を示す。 図1の変形実施形態のより詳細な概略図を示す。 プレート形状の膜を有する膜濾過モジュールの概略図を示す。 一列に並べて配置された管状の膜を有する、図7の図に対応する図を示す。 束ねられた管状の膜を有する、図7の図に対応する図を示す。 幾つかの束ねられた管状の膜を有する、分解された膜濾過モジュールの大きく拡大された底面図を示す。
図1に、流体の処理のための装置が、全体を参照番号1によって表されている。装置1は、バイオマス、特に活性スラッジを含む流体空間を有する貯留槽2を有するバイオリアクタを備える。流体供給ライン3が、貯留槽2内に通じ、この流体供給ライン3を通して、未処理の排水が貯留槽2に送られる。流体供給ライン3にはフィルタ4が存在し、フィルタ4によって、排水の第1の浄化が行われる。このフィルタ4は、1つの特定のメッシュ幅、またはある範囲の様々なメッシュ幅を有するフィルタであってよい。貯留槽2内で、排水が活性スラッジと混合し、その結果、流体混合物5が生成される。第1のガス送達手段7が、貯留槽2の底部内に放出し、このガス送達手段7を通して、ガスが流体混合物5(の一部)に追加される。流体混合物5において、排水は、さらに、とりわけ活性スラッジ粒子との好気性反応によって浄化される。貯留槽2の幾何形状、ガス送達手段7の位置、および貯留槽2内の流れパターンに応じて、様々な反応域が生じ得る。流体混合物5は、流体入口ライン10を通して膜濾過モジュール12に供給される。この供給ライン内に別のフィルタを組み込むことも可能であり、それ以前に回収されなかった、および/または反応中に生成された汚染成分を回収する。膜濾過モジュール12は、ハウジング13を備え、ハウジング13内に膜表面14が存在する。膜14の透過液側に、透過液放出ライン15が備えられる。膜14の残留分側に、残留分放出ライン16が備えられる。残留分放出ライン16は、貯留槽2内に通じる。モジュール12の入口側、すなわち流体入口ライン10がハウジング13につながる場所に、接続チャンバ18が存在する。第2のガス送達手段19が、接続チャンバ18の底部内に放出する。これらは、流体処理中にガスによる処理によって膜表面14が清浄に保たれることを保証し、膜表面14に沿って、および膜表面14を通って流体混合物が搬送されることを保証する。
本発明によれば、接続チャンバ18は、放出ライン20を備える。放出ライン20は、制御可能な遮断弁21を備える。流体入口ライン10も同様に、制御可能な遮断弁22を備える。制御ユニット23が、遮断弁21および22を制御するために提供される。清浄な水が透過液放出ライン15を通して放出され、かつ残留された流体が残留分放出ライン16を通して貯留槽2に戻される流体処理の期間の後、本発明によれば、各場合に、制御ユニット23による遮断弁21および22の適切な作動によってフラッシングステップが行われる。この場合、流体入口ライン10の遮断弁22が閉じられ、放出ライン20の遮断弁21が開かれる。その際、(残留分側での)膜濾過モジュール12内部の流体が、開いた放出ライン20に向かって接続チャンバ18を通って一挙に下方向に自由に流れ出る。この急な下方向への流れは、膜表面に沿っておよび接続チャンバ18内で膜濾過モジュール12内部にある汚染成分がモジュール12の外部に放出されることを非常に効率良く保証する。このフラッシングプロセスが完了するとすぐに、制御ユニット23は、放出ライン20の遮断弁21が再び閉じられ、流体入口ライン10の遮断弁22が再び開かれることを保証する。次いで、別の流体処理を行うことができ、その後、別のフラッシングステップを行うことができ、以下同様である。
放出ライン20は、沈降容器25の上で終端する。この沈降容器25の内容物は、設定された時間に、外部容器に放出することができる。また、沈降容器25の内容物、またはその一部を、沈殿物放出ライン26を通して貯留槽2に戻すことも可能である。沈殿物放出ライン26は、必要に応じてフィルタ27を備えることがある。
また、貯留槽2は、排液放出ライン29を備え、排液放出ライン29を通して、通常は断続的にスラッジを排出することができる。
図2は、2つの浸漬膜濾過モジュールを有する変形形態を示す。この場合、同一の構成要素が、図1におけるものと同じ参照番号によって表されている。装置は、供給および放出ライン35、36を介して貯留槽2内の流体空間と流体接続する流体空間を有する別個のサブ貯留槽34を備える。2つの膜濾過モジュール38が、サブ貯留槽34の流体空間内に浸漬される。各膜濾過モジュール38が、膜表面14を含む囲繞ハウジング40を備える。底部側で、ハウジング40は、接続チャンバ42を画定し、接続チャンバ42がさらに、閉鎖可能な放出ライン20を備え、放出ライン20は、サブ貯留槽34の流体空間の外部に放出する。流体入口ラインの位置は、ドライピット実施形態での場合ほど明確には特定することができず、接続チャンバ42に1つまたは複数の流入開口の部分を形成し、接続チャンバ42内部で、サブ貯留槽34からの流体混合物が、ガス送達手段19によって導入されているガスと混合し、次いでその混合物が、膜表面14に沿って、および膜表面14を通って進む。流体入口ラインの正確な設計は、浸漬膜濾過モジュール38の実施形態に依存する。
供給ライン35は、制御可能な遮断弁43を備える。流体処理の期間の後、次いで、制御ユニット23による遮断弁21および43の適切な作動によってフラッシングステップを行うことができる。この場合、供給ライン35の遮断弁43が閉じられ、放出ライン20の遮断弁21が開かれる。次いで、サブ貯留槽34内、および膜濾過モジュール38内部の流体が、開いた放出ライン20に向かって接続チャンバ42を通って一挙に下方向に自由に流れ出る。放出ライン20が接続チャンバ42から始まるので、サブ貯留槽34内の流体混合物の水位は、この場合、接続チャンバ42の水位となる。望みであれば、放出ラインは、より低い水位から始まってもよく、かつ/またはより低い水位にある流入開口を備えてもよく、それによりサブ貯留槽34を、なお一層、またはさらには完全に空にすることができる。フラッシングプロセスが完了するとすぐに、制御ユニット23は、再び遮断弁21が閉じられ、遮断弁43が開かれることを保証する。
さらに、図2は、膜濾過モジュール内部にある膜の流入側を閉塞から保護するために、接続チャンバ42の上に追加のプレフィルタ45が備えられることを示す。また、この追加のプレフィルタ45は、各フラッシングステップ中に効率良く清浄にフラッシングされ、その後、生じたスラリーが、放出ライン20を通して放出される。プレフィルタ45は、供給ライン35内の任意のフィルタの機能を補完する、またはさらには引き受けることもできる。
フラッシングステップに関して、図1および2の実施形態は、膜濾過モジュール内の流体を使用する。図3に示される変形形態では、それに加えて、制御可能なフラッシング液供給ライン50が備えられ、モジュール12の透過液側に接続される。フラッシングステップ中、フラッシング液供給ライン50の遮断弁51が、制御ユニットによって一時的に開かれる。その結果、膜表面14および接続チャンバ18を含めたモジュール12内部の空間が、フラッシングによってさらに洗浄される。図4は、閉鎖可能なフラッシング液供給ライン50がモジュール12の残留分側に接続される変形形態を示す。図5は、閉鎖可能なフラッシング液供給ライン50がモジュール12の接続チャンバ18に接続される変形形態を示す。これらの変形形態でも、フラッシングステップのさらなる改良を実現することができる。また、図3〜5に示されるフラッシング液供給ラインの組合せを提供することも可能であり、観察される汚染および/または閉塞に応じて、これらのフラッシング液供給ラインの1つまたは複数を開くことができる。
図6は、図1の変形形態を示し、ここで、同一の構成要素は同じ参照番号によって表される。相違点のみを以下に簡単に論じる。第1のガス送達手段は、この場合には、複数の流出開口を備えた送達パネルによって形成され、この送達パネルは、貯留槽2の底部の上に延在し、ベンチレータ60に接続される。より大きな力で膜濾過モジュール12を通して流体混合物を送ることができるように、ポンプ62が、閉鎖可能な流体入口ライン10内に備えられる。接続チャンバ18内の第2のガス送達手段19が、ベンチレータ64によってガスを供給される。制御可能な遮断弁65が、ベンチレータ64と第2のガス送達手段19との間に提供される。モジュール12は、2つの膜パネル14を備え、膜パネル14の間に流路68が開かれ、これが残留分側を形成する。この流路68は、その上部でチャンバ69内に通じ、チャンバ69は、残留分放出ライン16を介して貯留槽2内の流体空間に接続される。望みであれば、残留分放出ライン16は、さらに、別の位置に残留分を放出するための分岐70を備える。
膜パネル14の外側が透過液側72であり、そこに透過液放出ライン15が接続される。透過液放出ライン15は、制御可能な遮断弁74を備え、望みであれば、遮断弁74によって、フラッシングステップ中に透過液放出ライン15を閉じることができる。さらに、透過液放出ライン15は、浄化された流体の加圧放出のためのポンプ75を備える。次いで、浄化された流体を、容器76および/または外部位置(より詳細には図示せず)に放出することができる。処理された流体は、容器76から、フラッシングステップ中にフラッシング液としてフラッシング液供給ライン50を通してモジュール12に供給することができる。フラッシング液を十分な圧力で供給することができるように、ポンプ78が提供される。
沈降容器25が、閉鎖可能な沈殿物放出ライン80を備える。さらに、貯留槽に戻る沈殿物放出ライン26が、ポンプ81を備え、沈殿物放出ライン26は、ここで、流体供給ライン3内に備えられたフィルタ4内に放出する。したがって、非常に多機能の処理装置が実現され、それぞれ、処理された流体、および放出された残留分またはスラリーを効率良く利用する。
図7は、膜濾過モジュールの変形形態を示し、ここでも、同一の構成要素は、先行する図と同じ参照番号によって表される。この場合には、膜14が平坦なプレート形状のタイプであることが明瞭に見て取れる。接続チャンバ18の上に提供されるプレフィルタ45も明瞭に見て取れる。
図8は、図7の変形形態を示し、ここでは、膜14が、互いに一列に並べて配置された複数の中空繊維またはキャピラリーを備える。
図9は、図7の変形形態を示し、ここでは、膜14が、束状に配置された複数の中空繊維またはキャピラリーを備える。
互いに並べて配置された幾つかの中空繊維またはキャピラリーまたはチューブレットが、膜として、特に束状で使用される場合、これらは、有利には、一体となってプレフィルタを形成することができる。これは、図9に提供されるプレフィルタ45および/または前述した流体入口ライン内に存在し得るフィルタの機能を不要にすることができ、またはフィルタの役目をかなり容易なものにすることができる。したがって、その際、例えばより大きなメッシュ幅がプレフィルタ45に関して選択されることがある。図10は、複数の中空ファイバまたはキャピラリーまたはチューブレットがプレフィルタとして作用する様式を示す。
例示した実施形態に加えて、多くの変形形態が可能である。したがって、膜および/または膜濾過モジュールは、水平にも垂直にも配置することができ、または他の姿勢で配置することもできる。浸漬型の変形形態では、膜濾過モジュールを貯留槽内に直接配置することも可能である。望みであれば、貯留槽内で、膜濾過モジュールが配設される区域と、進入流体が流入する区域との間に隔壁を配置することもできる。
さらに、本発明は、膜の形状(例えば、排他的にではなく、平坦または任意の可能な直径)、濾過側(内側または外側)、または材料(例えば、ポリマーまたはセラミック)に依存せずに、全てのタイプの膜で使用することができる。
さらに、本発明は、膜バイオリアクタが一部を成す任意の膜プロセスで使用することができる。現在、最も一般的なプロセスは、精密濾過または限外濾過と呼ばれるプロセスであるが、ナノ濾過および逆透過/超濾過など他の膜プロセスも可能である。
したがって、本発明によれば、流体空間の外部への放出ラインを用いて、膜濾過モジュール、および望みであればそれと組み合わせてガス送達手段を定期的にフラッシングするという特徴によって、大幅に改善された作用を有する膜バイオリアクタが提供される。有利には、フラッシングステップは、それぞれ、処理流体の一体化された浄化および処理流体の定期的な排出と組み合わされる。

Claims (36)

  1. 進入流体の処理のための装置であって、
    処理流体で少なくとも部分的に充填されるように意図された流体空間を有する貯留槽(2)を有するバイオリアクタと、
    流体混合物(5)を得られるように、作動中に前記進入流体を前記処理流体に供給し、前記進入流体を前記処理流体と混合して前記処理流体によって処理するための、前記貯留槽(2)内に放出する流体供給ライン(3)と、
    1つまたは複数の組み込まれた膜(14)、入口側、透過液側、および残留分側を有するハウジング(13)を備える膜濾過モジュール(12)と
    を備え、
    前記ハウジング(13)が、前記膜(14)の前記入口側に接続チャンバ(18)を画定し、前記接続チャンバ(18)内に流体入口ライン(10)が放出し、前記流体入口ライン(10)が、前記貯留槽(2)の前記流体空間に接続され、かつ前記ハウジング(13)が、さらに、前記透過液側に接続された透過液放出ライン(15)と、前記残留分側に接続された残留分放出ライン(16)とを備える装置において、
    閉鎖可能なフラッシング放出ライン(20)が備えられ、前記フラッシング放出ライン(20)が、一方の側で前記接続チャンバ(18)に接続され、他方の側で前記流体空間の外部に放出し、
    前記貯留槽(2)から前記接続チャンバ(18)への流体混合物流通ラインが閉鎖可能であり、かつ
    制御ユニット(23)が、少なくとも前記膜(14)の前記入口側と、前記膜(14)の下に配設された前記接続チャンバ(18)との定期的なフラッシングのために、定期的に前記流体混合物流通ラインを閉じ、前記フラッシング放出ライン(20)を開く、およびその逆を行うように備えられる
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記閉鎖可能な流体混合物流通ラインが、閉鎖要素(22)を備え、前記接続チャンバ(18)内に放出する前記流体入口ライン(10)によって形成される請求項1に記載の装置。
  3. 前記制御ユニットによって制御可能なフラッシング液供給ラインが、前記膜濾過モジュールの前記透過液側に接続される請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記制御ユニットによって制御可能なフラッシング液供給ラインが、前記膜濾過モジュールの前記残留分側に接続される前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記制御ユニットによって制御可能な外部フラッシング液供給ラインが、前記閉鎖可能な流体混合物流通ラインに接続される前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記フラッシング放出ラインが、沈降容器内に放出する前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記沈降容器が、前記貯留槽に戻る沈殿物放出ラインを備える請求項6に記載の装置。
  8. 前記沈降容器から前記貯留槽への前記沈殿物放出ラインが、フィルタを通過する請求項7に記載の装置。
  9. 前記沈降容器が、前記貯留槽とは別の外部システムへの沈殿物放出ラインを備える請求項6に記載の装置。
  10. 前記残留分放出ラインが、前記貯留槽に戻る前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記貯留槽の前記流体空間の底部に放出する第1ガス送達手段が備えられる前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記膜濾過モジュールの前記接続チャンバ内に放出する第2のガス送達手段が提供される前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記制御ユニットによって制御可能なフラッシング液供給ラインが、前記ガス送達手段に接続される請求項12に記載の装置。
  14. 圧縮空気ラインが、前記フラッシング液供給ラインに接続される請求項13に記載の装置。
  15. 外部フラッシング液を搬送するラインが、前記フラッシング液供給ラインに接続される請求項3、4、5、13、または14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記処理流体が、バイオマス、特に活性スラッジである前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記膜が、プレートの形態を有する前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記膜が、チューブの形態を有する前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記膜が、チューブレットを備える請求項18に記載の装置。
  20. 前記膜が、キャピラリーを備える請求項18に記載の装置。
  21. 前記膜が、中空繊維を備える請求項18に記載の装置。
  22. 前記膜濾過モジュールが、作動中に前記流体混合物中に浸漬される前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記貯留槽の前記流体空間が、隔壁によって隔てられた、前記膜濾過モジュールが備えられる区域を備える前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  24. 別個のサブ貯留槽が、流体空間を備え、前記流体空間が、供給ラインを介して、前記貯留槽の前記流体空間と流体接続し、前記膜濾過モジュールが、前記サブ貯留槽の前記流体空間内に備えられる前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記閉鎖可能な流体混合物流通ラインが、閉鎖デバイスを備えた、前記貯留槽と前記サブ貯留槽との間の前記供給ラインによって形成される請求項24に記載の装置。
  26. 前記膜濾過モジュールが、前記貯留槽の前記流体空間の外部に配設される前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  27. 複数の管状の膜が、一体に束ねられ、管状の膜の前記束の入口側が、特にフィルタ操作を含む前記流体混合物のための浄化/濾過の追加機能を形成する前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  28. 前記流体混合物のための浄化/濾過の追加機能、特にフィルタが、前記膜濾過モジュールの前記膜の入口側で、前記接続チャンバ内に備えられる前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  29. 前記請求項のいずれか一項に記載の装置の膜濾過モジュールの膜および入口側を洗浄するための方法であって、
    前記貯留槽に処理流体を充填するステップと、
    流体混合物を得るように、進入流体を、前記貯留槽内に存在する前記処理流体に供給し、前記進入流体を前記処理流体と混合して前記処理流体によって処理するステップと、
    前記流体混合物を前記膜濾過モジュールに供給するステップと、
    前記膜によって濾過された透過液と、前記膜によって残留された残留分とを放出するステップと、
    少なくとも前記膜の入口側と、前記膜の下に配設された前記膜濾過モジュールの前記接続チャンバとがフラッシングされるように、定期的に前記流体混合物流通ラインを閉じ、前記フラッシング放出ラインを開くステップと
    を含む方法。
  30. 定期的な前記流体混合物流通ラインの閉鎖と前記フラッシング放出ラインの開放とが、カウンタ、期間、局所圧力、および/または計算された膜貫通圧力差によって開始される請求項29に記載の方法。
  31. 定期的な前記流体混合物流通ラインの閉鎖と前記フラッシング放出ラインの開放との間に、フラッシング液が、前記膜濾過モジュールの前記透過液側に送達される請求項29または30に記載の方法。
  32. 定期的な前記流体混合物流通ラインの閉鎖と前記フラッシング放出ラインの開放との間に、フラッシング液が、前記膜濾過モジュールの前記接続チャンバ内に放出するガス送達手段に送達される請求項29から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 定期的な前記流体混合物流通ラインの閉鎖と前記フラッシング放出ラインの開放との間に、フラッシング液が、前記膜濾過モジュールの前記残留分側に送達される請求項29から32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 定期的な前記流体混合物流通ラインの閉鎖と前記フラッシング放出ラインの開放との間に、フラッシング液が、前記膜濾過モジュールの入口側に送達される請求項29から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 流体混合物を得るように、進入流体を、前記貯留槽内に存在する前記処理流体に供給し、前記進入流体を前記処理流体と混合して前記処理流体によって処理するステップが、連続的なプロセスで行われる請求項29から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 排水の浄化のための請求項1から28のいずれか一項に記載の装置の使用。
JP2009513075A 2006-05-31 2007-05-29 バイオリアクタと膜濾過モジュールとを有する進入流体の処理のための装置 Expired - Fee Related JP5599189B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1031926 2006-05-31
NL1031926A NL1031926C2 (nl) 2006-05-31 2006-05-31 Inrichting met een bioreactor en membraanfiltratiemodule voor het behandelen van een inkomend fluïdum.
PCT/NL2007/000136 WO2007139374A1 (en) 2006-05-31 2007-05-29 Apparatus having a bioreactor and membrane filtration module for treatment of an incoming fluid

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009538733A true JP2009538733A (ja) 2009-11-12
JP2009538733A5 JP2009538733A5 (ja) 2010-07-15
JP5599189B2 JP5599189B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=37606963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009513075A Expired - Fee Related JP5599189B2 (ja) 2006-05-31 2007-05-29 バイオリアクタと膜濾過モジュールとを有する進入流体の処理のための装置

Country Status (17)

Country Link
US (2) US20090107929A1 (ja)
EP (1) EP2041034B1 (ja)
JP (1) JP5599189B2 (ja)
KR (1) KR101233775B1 (ja)
CN (1) CN101460411B (ja)
AT (1) ATE457959T1 (ja)
AU (1) AU2007268414B2 (ja)
CA (1) CA2652940A1 (ja)
CY (1) CY1109987T1 (ja)
DE (1) DE602007004854D1 (ja)
ES (1) ES2338604T3 (ja)
NL (1) NL1031926C2 (ja)
PL (1) PL2041034T3 (ja)
RU (1) RU2432323C2 (ja)
SI (1) SI2041034T1 (ja)
WO (1) WO2007139374A1 (ja)
ZA (1) ZA200810678B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202063A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 逆浸透膜モジュールの洗浄方法および装置
JP2009241058A (ja) * 2008-03-14 2009-10-22 Toyo Eng Corp 排水の処理方法および排水処理装置
JP2012035147A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Precision Machinery Research Development Center バラスト水導入方法およびバラスト水導入装置
JP2013046891A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Metawater Co Ltd 槽外設置型膜分離活性汚泥法および活性汚泥処理装置
JP2013533113A (ja) * 2010-07-30 2013-08-22 エックス−フロー ベー.フェー. 透過液の逆流を防止するためにろ過モジュールの透過側にガス供給部を有するろ過モジュールを稼働させるためのろ過方法
JP2014065008A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kubota Corp 水処理方法および水処理システム
US11781119B2 (en) 2005-04-11 2023-10-10 Horizon Therapeutics Usa, Inc. Variant forms of urate oxidase and use thereof

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9534013B2 (en) 2006-04-12 2017-01-03 Horizon Pharma Rheumatology Llc Purification of proteins with cationic surfactant
US9377454B2 (en) 2009-06-25 2016-06-28 Crealta Pharmaceuticals Llc Methods and kits for predicting infusion reaction risk and antibody-mediated loss of response by monitoring serum uric acid during pegylated uricase therapy
DE102011102662A1 (de) * 2011-05-27 2012-11-29 Manfred Völker RO-(Umkehrosmose)Anlage
CN109966924A (zh) * 2019-03-21 2019-07-05 清华苏州环境创新研究院 一种压力式平板膜过滤设备的控制系统

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067650A (ja) * 1992-06-29 1994-01-18 Hazama Gumi Ltd 浄水給水器の殺菌装置
JPH08206656A (ja) * 1995-01-31 1996-08-13 Japan Organo Co Ltd 膜濾過装置の洗浄排水処理装置
JPH09267097A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Daiki Kk 合併処理浄化装置
JP2001205055A (ja) * 2000-01-31 2001-07-31 Daicel Chem Ind Ltd 膜分離装置の運転方法および装置
JP2001232160A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 膜ろ過装置
JP2002126732A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Daicen Membrane Systems Ltd 濾過システム及び濾過運転方法
JP2003053154A (ja) * 2001-08-20 2003-02-25 Japan Organo Co Ltd 膜濾過システムおよびその運転方法
JP2003094085A (ja) * 2001-09-21 2003-04-02 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 膜分離廃水処理装置
JP2003144863A (ja) * 2001-11-12 2003-05-20 Kurita Water Ind Ltd 内圧型管状膜モジュール
JP2004057883A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 外圧型中空糸膜モジュールを用いた浄水製造方法及びその装置
JP2004249235A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Yanmar Co Ltd 活性汚泥処理システムの膜分離装置及び膜分離方法並びにその膜分離装置を備えた活性汚泥処理システム
JP2005118608A (ja) * 2003-08-29 2005-05-12 Fuji Electric Systems Co Ltd 水の処理方法
JP2005193075A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Tsukishima Kikai Co Ltd 濾過装置および該濾過装置を用いた濾過方法
JP2006055852A (ja) * 2005-09-29 2006-03-02 Ebara Corp ろ過体の洗浄方法及び装置
JP2006122801A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Nikko Co 固化防止装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3567030A (en) * 1968-11-29 1971-03-02 Robert I Loeffler Reverse osmosis apparatus
US4039452A (en) * 1976-11-15 1977-08-02 Fernandez John J Self-cleaning filter
US4656061A (en) * 1984-06-14 1987-04-07 Henkel Corporation High solids coating compositions based on fatty polyols
CH681768A5 (ja) * 1990-07-06 1993-05-28 Bucher Guyer Ag Masch
DK0510328T3 (da) * 1991-03-07 1996-02-05 Kubota Kk Apparat til behandling af aktiveret slam
PL307394A1 (en) * 1993-06-11 1995-05-15 Bucher Guyer Ag Method of cleaning filtering modules of an apparatus for clarification of liquids
FR2713220B1 (fr) * 1993-11-30 1996-03-08 Omnium Traitement Valorisa Installation de potabilisation de l'eau à membranes filtrantes immergées.
NL9302260A (nl) * 1993-12-24 1995-07-17 Stork Friesland Bv Membraan-bioreaktor met gas-lift systeem.
DE29620426U1 (de) * 1996-11-23 1997-03-20 Preussag Wassertechnik GmbH, 28359 Bremen Anlage zur Stofftrennung mittels Membranfiltration
DE10220916A1 (de) 2002-05-10 2003-11-27 Sfc Umwelttechnik Gmbh Salzbur Hohlfasermembran-Filtrationsvorrichtung und deren Verwendung bei der Reinigung von Abwasser sowie Membranbioreaktor
AT412847B (de) * 2003-12-09 2005-08-25 Va Tech Wabag Gmbh Membranfilteranlage mit parallel durchströmbaren filtermodulen
US7220358B2 (en) * 2004-02-23 2007-05-22 Ecolab Inc. Methods for treating membranes and separation facilities and membrane treatment composition
US7311833B2 (en) * 2004-03-03 2007-12-25 Kazuo Yamamoto Zero excess sludge membrane bioreactor
WO2006029456A1 (en) 2004-09-14 2006-03-23 Siemens Water Technologies Corp. Methods and apparatus for removing solids from a membrane module
US7118674B2 (en) * 2004-10-14 2006-10-10 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Energy-efficient biological treatment with membrane filtration
JP4920990B2 (ja) * 2005-03-24 2012-04-18 メタウォーター株式会社 分離膜の洗浄方法
CN101374591B (zh) * 2005-06-24 2012-11-14 南洋理工大学 利用膜蒸馏生物反应器处理受污染的流入物
RU58117U1 (ru) 2006-07-21 2006-11-10 Общество с ограниченной ответственностью "Техномост Сервис" Установка для очистки сточных вод

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067650A (ja) * 1992-06-29 1994-01-18 Hazama Gumi Ltd 浄水給水器の殺菌装置
JPH08206656A (ja) * 1995-01-31 1996-08-13 Japan Organo Co Ltd 膜濾過装置の洗浄排水処理装置
JPH09267097A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Daiki Kk 合併処理浄化装置
JP2001205055A (ja) * 2000-01-31 2001-07-31 Daicel Chem Ind Ltd 膜分離装置の運転方法および装置
JP2001232160A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 膜ろ過装置
JP2002126732A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Daicen Membrane Systems Ltd 濾過システム及び濾過運転方法
JP2003053154A (ja) * 2001-08-20 2003-02-25 Japan Organo Co Ltd 膜濾過システムおよびその運転方法
JP2003094085A (ja) * 2001-09-21 2003-04-02 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 膜分離廃水処理装置
JP2003144863A (ja) * 2001-11-12 2003-05-20 Kurita Water Ind Ltd 内圧型管状膜モジュール
JP2004057883A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 外圧型中空糸膜モジュールを用いた浄水製造方法及びその装置
JP2004249235A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Yanmar Co Ltd 活性汚泥処理システムの膜分離装置及び膜分離方法並びにその膜分離装置を備えた活性汚泥処理システム
JP2005118608A (ja) * 2003-08-29 2005-05-12 Fuji Electric Systems Co Ltd 水の処理方法
JP2005193075A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Tsukishima Kikai Co Ltd 濾過装置および該濾過装置を用いた濾過方法
JP2006122801A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Nikko Co 固化防止装置
JP2006055852A (ja) * 2005-09-29 2006-03-02 Ebara Corp ろ過体の洗浄方法及び装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11781119B2 (en) 2005-04-11 2023-10-10 Horizon Therapeutics Usa, Inc. Variant forms of urate oxidase and use thereof
JP2009202063A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 逆浸透膜モジュールの洗浄方法および装置
JP2009241058A (ja) * 2008-03-14 2009-10-22 Toyo Eng Corp 排水の処理方法および排水処理装置
JP2013533113A (ja) * 2010-07-30 2013-08-22 エックス−フロー ベー.フェー. 透過液の逆流を防止するためにろ過モジュールの透過側にガス供給部を有するろ過モジュールを稼働させるためのろ過方法
JP2012035147A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Precision Machinery Research Development Center バラスト水導入方法およびバラスト水導入装置
JP2013046891A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Metawater Co Ltd 槽外設置型膜分離活性汚泥法および活性汚泥処理装置
JP2014065008A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kubota Corp 水処理方法および水処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
SI2041034T1 (sl) 2010-05-31
PL2041034T3 (pl) 2010-07-30
AU2007268414A1 (en) 2007-12-06
CN101460411A (zh) 2009-06-17
DE602007004854D1 (de) 2010-04-01
EP2041034B1 (en) 2010-02-17
CA2652940A1 (en) 2007-12-06
US20090107929A1 (en) 2009-04-30
US20140311975A1 (en) 2014-10-23
CY1109987T1 (el) 2014-09-10
ES2338604T3 (es) 2010-05-10
RU2008152096A (ru) 2010-07-10
NL1031926C2 (nl) 2007-12-03
JP5599189B2 (ja) 2014-10-01
KR20090028737A (ko) 2009-03-19
KR101233775B1 (ko) 2013-02-15
ATE457959T1 (de) 2010-03-15
CN101460411B (zh) 2012-08-08
ZA200810678B (en) 2010-02-24
AU2007268414B2 (en) 2011-07-14
EP2041034A1 (en) 2009-04-01
US10266439B2 (en) 2019-04-23
RU2432323C2 (ru) 2011-10-27
WO2007139374A1 (en) 2007-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5599189B2 (ja) バイオリアクタと膜濾過モジュールとを有する進入流体の処理のための装置
JP4510448B2 (ja) フィルターを通して透過物を回収し、その位置で該フィルターを洗浄するためのシステム及び方法
EP1704911B1 (en) Method for cleaning a separation membrane in a membrane bioreactor system
JP2009538733A5 (ja)
US20090182438A1 (en) Numerical control apparatus and numerical control machine tool
JP2007130579A (ja) 活性汚泥処理における膜ろ過ユニットのろ過膜洗浄装置とろ過膜洗浄方法
CN110193288A (zh) 一种浸没式超滤膜的无人自动在线恢复性化学清洗方法
KR20140101346A (ko) 침지식 스크린 및 작동 방법
JP2012045488A (ja) 水処理装置及びその運転方法
JP5423184B2 (ja) 濾過膜モジュール洗浄方法および洗浄装置
JPH06170178A (ja) 中空糸膜モジュール濾過装置
AU2005311248B2 (en) Filtering system for water and waste water
JP7284545B1 (ja) 膜ろ過装置及びそれを用いた浄水システム
JP7151177B2 (ja) 水処理装置およびその運転方法
JP2024087250A (ja) 膜ろ過装置及びそれを用いた浄水システム
JP2016137469A (ja) 散気管の洗浄方法及び洗浄装置、並びに活性汚泥処理方法及び活性汚泥処理システム
JPH1015571A (ja) 浄化槽

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121005

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5599189

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees