JP2009537532A5 - - Google Patents

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JP2009537532A5
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Claims (15)

  1. 腫瘍細胞の増殖を阻害するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、構造I:
    Figure 2009537532
    式中、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C1−C6アルキル、シクロアルキル、アルケニル、O−アルキル、ジアルキルアミノアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択されるか、またはRおよびRは一緒になって3〜6原子の環を形成し、これは、1または2以上のヘテロ原子および/または1または2以上の二重結合を含んでもよく;AおよびBは、各々独立して、水素、O−アルキル、N−アルキル、塩素および臭素から選択され、ただし、AまたはBの少なくとも一方は、塩素または臭素であり;ならびにZは、4〜10原子の環構造であり、これは、0〜3個のヘテロ原子および1または2以上の二重結合を含む、
    を有する化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  2. が水素またはメチルであり、RおよびRが、独立して、水素、メチルおよびC2−C6アルキルまたはアルケニルから選択される、請求項1に記載の使用
  3. 腫瘍細胞の増殖を阻害するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、構造II:
    Figure 2009537532
    式中、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C1−C6アルキル、シクロアルキル、アルケニル、O−アルキル、ジアルキルアミノアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択されるか、またはRおよびRは一緒になって3〜6原子の環を形成し、これは、1または2以上のヘテロ原子および/または1または2以上の二重結合を含んでもよく;AおよびBは、各々独立して、水素、O−アルキル、N−アルキル、塩素および臭素から選択され、ただし、AまたはBの少なくとも一方は、塩素または臭素である、
    を有する化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  4. が水素またはメチルであり、RおよびRが、独立して、水素、メチルおよびC2−C6アルキルまたはアルケニルから選択される、請求項に記載の使用
  5. 癌細胞の増殖を阻害するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、以下:
    Figure 2009537532
    から選択される化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  6. 腫瘍を有する患者を処置するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、構造I:
    Figure 2009537532
    式中、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C1−C6アルキル、シクロアルキル、アルケニル、O−アルキル、ジアルキルアミノアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択されるか、またはRおよびRは一緒になって3〜6原子の環を形成し、これは、1または2以上のヘテロ原子および/または1または2以上の二重結合を含んでもよく;AおよびBは、各々独立して、水素、O−アルキル、N−アルキル、塩素および臭素から選択され、ただし、AまたはBの少なくとも一方は、塩素または臭素であり;ならびにZは、4〜10原子の環構造であり、これは、0〜3個のヘテロ原子および1または2以上の二重結合を含む、
    を有する化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  7. が水素またはメチルであり、RおよびRが、独立して、水素、メチルおよびC2−C6アルキルまたはアルケニルから選択される、請求項に記載の使用
  8. 腫瘍を有する患者を処置するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、構造II:
    Figure 2009537532
    式中、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C1−C6アルキル、シクロアルキル、アルケニル、O−アルキル、ジアルキルアミノアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択されるか、またはRおよびRは一緒になって3〜6原子の環を形成し、これは、1または2以上のヘテロ原子および/または1または2以上の二重結合を含んでもよく;AおよびBは、各々独立して、水素、O−アルキル、N−アルキル、塩素および臭素から選択され、ただし、AまたはBの少なくとも一方は、塩素または臭素である、
    を有する化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  9. が水素またはメチルであり、RおよびRが、独立して、水素、メチルおよびC2−C6アルキルまたはアルケニルから選択される、請求項に記載の使用
  10. 腫瘍を有する患者を処置するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、以下:
    Figure 2009537532
    から選択される構造を有する化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  11. 細胞におけるCDKI経路により誘導される転写を妨害または低減するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、構造I:
    Figure 2009537532
    式中、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C1−C6アルキル、シクロアルキル、アルケニル、O−アルキル、ジアルキルアミノアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択されるか、またはRおよびRは一緒になって3〜6原子の環を形成し、これは、1または2以上のヘテロ原子および/または1または2以上の二重結合を含んでもよく;AおよびBは、各々独立して、水素、O−アルキル、N−アルキル、塩素および臭素から選択され、ただし、AまたはBの少なくとも一方は、塩素または臭素である;ならびにZは、4〜10原子の環構造であり、これは、0〜3個のヘテロ原子および1または2以上の二重結合を含む、
    を有する化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  12. が水素またはメチルであり、RおよびRが、独立して、水素、メチルおよびC2−C6アルキルまたはアルケニルから選択される、請求項11に記載の使用
  13. 腫瘍細胞の増殖を選択的に阻害するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、3型サイクリン依存性キナーゼ(CDK3)を選択的に阻害し、化合物が、構造Iまたは構造IIを有するCDK3の特異的阻害剤である、前記使用
  14. 細胞においてCDKI経路により誘導される転写を低減または妨害するための医薬の製造における化合物の使用であって、化合物が、構造II:
    Figure 2009537532
    式中、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C1−C6アルキル、シクロアルキル、アルケニル、O−アルキル、ジアルキルアミノアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択されるか、またはRおよびRは一緒になって3〜6原子の環を形成し、これは、1または2以上のヘテロ原子および/または1または2以上の二重結合を含んでもよく;AおよびBは、各々独立して、水素、O−アルキル、N−アルキル、塩素および臭素から選択され、ただし、AまたはBの少なくとも一方は、塩素または臭素である、
    を有する化合物、または、その遊離の酸、塩、もしくはプロドラッグである、前記使用
  15. が水素またはメチルであり、RおよびRが、独立して、水素、メチルおよびC2−C6アルキルまたはアルケニルから選択される、請求項14に記載の使用
JP2009511024A 2006-05-15 2007-05-15 腫瘍細胞増殖の選択的阻害剤としてのcdki経路阻害剤 Pending JP2009537532A (ja)

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