JP2009522397A - 高分子アロイ組成物 - Google Patents
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Abstract
耐疲労性、耐衝撃性及び耐化学性に優れた高分子アロイ樹脂組成物が提供される。前記組成物は、ポリカーボネート樹脂30〜80重量%と、固有粘度が1.2〜2であるポリエステル樹脂20〜70重量%と、前記ポリカーボネート樹脂および前記ポリエステル樹脂100重量部に対して0.5〜20重量部の耐衝撃性改良剤とを含む。
Description
本発明は、高分子アロイ組成物に関する。より詳細には、本発明は、ポリカーボネート/ポリエステル樹脂に特定の補強剤を添加し、相の大きさを制御することで得られる耐疲労性、耐衝撃性、耐化学性を有するポリカーボネート/ポリエステル高分子アロイ樹脂組成物に関する。
ポリカーボネート/ポリエステル高分子アロイ組成物は、その耐化学性、高い流動性及び高い衝撃強度のために自動車及び電子製品の部品として広く使用されてきた。
ポリカーボネート樹脂をポリエステル樹脂に高分子合金化する場合、得られる高分子アロイ組成物は、ポリカーボネート樹脂が有する優れた耐衝撃性を維持しながら、ポリエステル樹脂による耐化学性の向上など、全体的に優れた物理的特性を示す。
しかしながら、ポリカーボネート/ポリエステル高分子アロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂との間の流動性差によって、押出工程及び射出工程の間の大きな相分離に伴う問題を生じ、その結果、耐衝撃性を含む基本的な物理的特性の低下が生じる。
このような問題は、押出工程及び射出工程の間の作業条件に影響し、このためポリカーボネート/ポリエステル高分子アロイの適用の拡大を制限する因子として作用する。
したがって、本発明は、上記の問題を考慮してなされ、本発明の技術的課題は、所定の補強材を添加することで耐疲労性、耐衝撃性、および耐化学性を有するポリカーボネート/ポリエステル高分子アロイ組成物を提供することである。
本発明が解決しようとする技術的課題は、上述した技術的課題に制限されるものでなく、上述の、および他の技術的課題は、当業者であれば以下の詳細な説明からより明確に理解できるであろう。
本発明によれば、上述の、および他の技術的課題は、ポリカーボネート樹脂30〜80重量%と、固有粘度が1.2〜2であるポリエステル樹脂20〜70重量%と、前記ポリカーボネート樹脂および前記ポリエステル樹脂100重量部に対して0.5〜20重量部の耐衝撃性改良剤とを含む高分子アロイ組成物の提供によって解決されうる。
本発明の高分子アロイ組成物によれば、ナノスケールの連続相を有し、優れた耐疲労性、耐衝撃性及び耐化学性を示す高分子アロイ組成物を得ることができる。
図面の説明
本発明の上述の、および他の形態、特徴、ならびに他の利点は、以下の詳細な説明に添付の図面を併せてより明確に理解できるであろう。
本発明の上述の、および他の形態、特徴、ならびに他の利点は、以下の詳細な説明に添付の図面を併せてより明確に理解できるであろう。
図1は、実施例3の樹脂組成物の透過型電子顕微鏡(TEM)を用いたモルフォロジ分析を示す写真であり;
図2は、比較例4の樹脂組成物の透過型電子顕微鏡(TEM)を用いたモルフォロジ分析を示す写真である。
図2は、比較例4の樹脂組成物の透過型電子顕微鏡(TEM)を用いたモルフォロジ分析を示す写真である。
本発明の一実施形態による高分子アロイ組成物は、ポリカーボネート樹脂30〜80重量%と、固有粘度が1.2〜2であるポリエステル樹脂20〜70重量%と、前記ポリカーボネート樹脂および前記ポリエステル樹脂100重量部に対して0.5〜20重量部の耐衝撃性改良剤とを含む。
本発明の高分子アロイ組成物において、前記ポリカーボネート樹脂は、下記化学式Iで表される分子構造を有し、分子量調節剤と触媒との存在下で下記化学式IIで表される分子構造を有するビスフェノール(二価アルコール)をホスゲンと反応させて調製するか、または、ビスフェノールをジフェニルカーボネートなどのカーボネート前駆体とのエステル交換させることによって調製される。前記ポリカーボネート化合物の例としては直鎖ポリカーボネート、分岐ポリカーボネート、ポリエステルカーボネート共重合体、及びシリコーンポリカーボネート共重合体が挙げられる。
ビスフェノールは、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)である。ビスフェノールAは、部分的にまたは全体に他の二価フェノールと置き換えられてもよい。ビスフェノールA以外の二価フェノールの例としては、特に制限されないが、ヒドロキノン、4,4’−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、及び2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンなどのハロゲン化ビスフェノールが挙げられる。
ポリカーボネート樹脂は、ホモポリマーもしくは2種類以上のビスフェノールの共重合体、またはこれらの混合物でありうる。
直鎖ポリカーボネート樹脂は、ビスフェノールA系ポリカーボネート樹脂である。
分岐ポリカーボネートは、無水トリメリット酸、トリメリット酸などの多官能性芳香族化合物をジヒドロキシフェノール及びカーボネート前駆体と反応させて調製することができる。
ポリエステルカーボネート共重合体は、二官能性カルボン酸を二価フェノール及びカーボネート前駆体と反応させて調製することができる。
本発明の高分子アロイ組成物において、前記ポリカーボネート樹脂は30〜80重量%の量で使用される。
前記ポリカーボネート樹脂の含有量が30重量%未満である場合、ポリカーボネート相が不連続相を有し、耐衝撃性が低下しうる。一方、前記ポリカーボネート樹脂の含有量が80重量%を超えると、ポリエステル樹脂の分散性が低下し、耐化学性及び耐疲労性が低下しうる。
本発明に使用されるポリエステル樹脂は、固有粘度にして、1.2以上、具体的には1.2〜2の粘度を有する必要があり、下記化学式IIIで表される構造を有する。
ここで、mは2〜4の整数であり、nは50〜300の整数である。
具体的には、前記ポリエステルは、例えば以下の手順に従って調製されうる。
まず、攪拌子が設置されたステンレス反応容器に酸成分、グリコール成分、触媒及び各種の安定剤などの添加剤を投入する。反応管の温度を200〜230℃に維持しながら低分子量のエステル縮合副生成物を反応系外に除去すると同時に、エステル反応を進行させる。エステル反応は、低分子量のエステル副生成物の理論排出量の95%以上が反応系外に排出された時点を基準に停止させる。
エステル反応完了後、反応管の温度を250〜280℃に上昇させると同時に管内圧力を1mmHg未満に減少させ、ポリエステルの縮重合を誘導する。
縮重合反応を上記のように進行させ、適当な撹拌負荷に達すると停止させる。その後、窒素パージによって反応系の真空状態を開放し、反応生成物を取り出して本発明で使用可能なポリエステル樹脂を得る。
ポリエステルの調製において使用可能な酸成分としては、テレフタル酸または低級アルキルエステル化合物を単独で使用してもよく、少量のイソフタル酸、オルソフタル酸、脂肪族ジカボン酸またはこれらの低級アルキルエステル化合物との混合物で使用してもよい。グリコール成分としては、エチレングリコール、プロピレングリコールまたはブチレングリコールを単独で、またはこれらの任意の組み合わせで用いてもよく、少量の1,6−ヘキサンジオールもしくは1,4−シクロヘキサンジメタノールとの混合物で使用してもよい。触媒としては、主に、アンチモンの酸化物またはテトラブチルチタネート、テトライソプロピルチタネートなどの有機チタン化合物が通常用いられる。また、有機スズ化合物を単独で用いてもよく有機チタン化合物と組み合わせて用いてもよい。さらに、アルカリ金属またはアセテート化合物もまた触媒として使用できる。
有機チタン化合物を触媒として使用する場合、マグネシウムアセテートまたはリチウムアセテートもまた共触媒として使用できる。
上記主成分および触媒に加えて、酸化防止剤、帯電防止剤および各種の添加剤などの副原料を使用することもできる。
本発明の目的に適したポリエステル樹脂は、固有粘度を基準にして、好ましくは1.25以上、より好ましくは1.3〜2の粘度を有する。
ポリエステル樹脂の粘度が高いと、合金全体のナノスケールの相分布を維持することが容易になるが、現在のポリエステル樹脂の重合方法を用いて一定水準以上に高い粘度のポリエステル樹脂を合成することは難しい。
本発明においては、ポリエステル樹脂は、20〜70重量%の量で使用されることが好ましい。
ポリエステル樹脂の含有量が20重量%未満であると、ポリカーボネート内に不連続的な相が形成され、耐疲労性及び耐化学性が低下しうる。一方、ポリエステル樹脂の含有量が70重量%を超えると、ポリカーボネートが不連続相を形成し、耐衝撃性が低下しうる。
本発明に有用なポリエステル樹脂の粘度は、ASTM D1238に従って試験試料のよるメルトフローレイト(Melt Flow Rate)を測定する方法を用いて測定されうる。メルトフローレイト測定は250℃で行われる。2.16kgの錘を使用する場合、樹脂のメルトフローレイトは20g/10分を超えないことが好ましい。
前記ポリエステル樹脂は、ポリアルキレンテレフタレート、ポリフェニレンテレフタレートまたはこれらの共重合体から構成される。
本発明の高分子アロイ組成物に用いられる耐衝撃性改良剤は、オレフィン共重合体、コア−シェルグラフト共重合体およびこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種でありうる。
本発明に用いられうるオレフィン共重合体の例としては、エチレン/プロピレンゴム、イソプレンゴム、エチレン/オクテンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EDPM)などが挙げられる。コア−シェルグラフト共重合体としては、例えば、オレフィン共重合体に無水マレイン酸、グリシジルメタクリレート、およびオキサゾリンから選択される少なくとも1つの反応性官能基が0.1〜5重量%でグラフトされたグラフト共重合体が用いられうる。
前記反応性官能基の前記オレフィン共重合体へのグラフトは、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者によって容易に実施可能である。
本発明で用いられる耐衝撃性改良剤は、より好ましくは、ゴムのコアにビニルモノマーをグラフトさせることによって硬いシェルを形成する、コア−シェルグラフト共重合体である。
本発明に使用されるコア−シェルグラフト共重合体は、ジエンゴム単量体、アクリレートゴム単量体、またはシリコーンゴム単量体から選択される少なくとも1種の単量体を重合し、得られたゴム重合体に、グラフト可能なスチレン、α−メチルスチレン、ハロゲンまたはアルキル置換スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、C1−C8メタクリル酸アルキルエステル、C1−C8メタクリル酸エステル、無水マレイン酸、及びC1−C4アルキルまたはフェニル核置換マレイミドなどの不飽和化合物から選択される少なくとも1種の単量体をグラフトさせることによって調製される。このとき、ゴムの含有量は30〜90重量%であることが好ましい。
前記ジエンゴムの例としては、ブタジエンゴム、アクリルゴム、エチレン/プロピレンゴム、スチレン/ブタジエンゴム、アクリロニトリル/ブタジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)などが挙げられる。
前記アクリレートゴムとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレートなどのアクリレート単量体が使用される。前記共重合体の調製において使用される硬化剤の例としては、エチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレングリコールジメタクリレート、アリルメタクリレート、およびトリアリルシアヌレートが挙げられる。
前記シリコーンゴムは、シクロシロキサンから調製されうる。シクロシロキサンの例としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、トリメチルトリフェニルシクロトリシロキサン、テトラメチルテトラフェニルシクロテトラシロキサン、およびオクタフェニルシクロテトラシロキサンが挙げられる。
すなわち、シリコーンゴムは、上記シロキサン材料のうち少なくとも1種から、硬化剤を用いて調製されうる。前記硬化剤の例としては、トリメトキシメチルシラン、トリエトキシフェニルシラン、テトラメトキシシラン、およびテトラエトキシシランが挙げられる。
前記C1−C8メタクリル酸アルキルエステルまたは前記C1−C8アクリル酸アルキルエステルは、メタクリル酸またはアクリル酸のエステルであり、1〜8個の炭素原子を有する一価アルコールから調製される。
これらのエステルの具体例としては、メタクリル酸メチルエステル、メタクリル酸エチルエステルおよびメタクリル酸プロピルエステルが挙げられる。メタクリル酸メチルエステルが最も好ましい。
本発明の組成物における耐衝撃性改良剤は、前記ポリカーボネート樹脂および前記ポリエステル樹脂100重量部を基準にしたとき、0.5〜20重量部の量で使用することが好ましい。
耐衝撃性改良剤の含有量が0.5重量部未満であると、耐衝撃性改良の効果がわずかである場合がある。一方、耐衝撃性改良剤の含有量が20重量部を超えると、引張強度、屈曲弾性率などの機械的強度が低下するおそれがある。
本発明の高分子アロイ組成物は、組成物の用途および機能を拡張させるために他の添加剤を含んでもよい。このような添加剤の具体的な例としては、ガラス繊維、炭素繊維、タルク、シリカ、マイカ、アルミナなどの無機材料、紫外線吸収剤、熱安定剤、光安定剤、酸化防止剤、難燃剤、滑剤、色素及び/または顔料が挙げられる。
本発明の高分子アロイ組成物に前記無機材料を添加すると、機械的強度及び熱変形温度などの物理的特性を向上させることができる。
本発明の樹脂組成物は、樹脂組成物を調製する公知の方法で調製することができる。例えば、構成成分と他の添加剤とを同時に混合し、得られた混合物を押出機で溶融押出を行うことによって、樹脂組成物をペレットの形態に調製することができる。
本発明の組成物は、多様な製品の成形に使用することができ、特に、TVセット、コンピュータ、移動通信機器及びオフィスオートメーション機器のハウジングなどの電気および電子製品の製造ならびに自動車部品における使用に適している。
ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂及び耐衝撃性改良剤からなる本発明の樹脂組成物において、前記ポリカーボネート樹脂および前記ポリエステル樹脂は、10〜200nmの大きさの相分離構造を有する。
以下、本発明の実施形態による高分子アロイ組成物の使用による、ナノスケールの相を有する微細構造の形成、および優れた耐疲労性、耐衝撃性及び耐化学性を以下の実施例を参照してより詳細に説明する。ここに記載されていない他の事項および詳細はすべて当業者であれば技術的に容易に類推可能であるので省略する。
実施例
ここで、本発明を以下の実施例を参照してより詳細に説明する。これらの実施例は本発明を単に説明するためのものであって、本発明の技術的範囲および思想を制限するものと解釈されるべきではない。
ここで、本発明を以下の実施例を参照してより詳細に説明する。これらの実施例は本発明を単に説明するためのものであって、本発明の技術的範囲および思想を制限するものと解釈されるべきではない。
実施例1〜4および比較例1〜5
実施例1〜4及び比較例1〜5で使用されたポリカーボネート樹脂は、重量平均分子量が25,000g/molであるビスフェノールA型直鎖ポリカーボネート(日本帝人化成株式会社製PANLITE L−1250WP)である。
実施例1〜4及び比較例1〜5で使用されたポリカーボネート樹脂は、重量平均分子量が25,000g/molであるビスフェノールA型直鎖ポリカーボネート(日本帝人化成株式会社製PANLITE L−1250WP)である。
実施例1〜4で使用された高粘度ポリエステル樹脂は、比重が1.32g/cm3、融点が226℃、固有粘度が1.30であるポリブチレンテレフタレート(韓国、デジョン、三養社製TRIBIT 1800S)であり、比較例1〜5で使用された中粘度ポリエステル樹脂は、比重が1.31g/cm3、融点が226℃、固有粘度が1.10であるポリブチレンテレフタレート(韓国、デジョン、三養社製TRIBIT 1700)である。
実施例1〜4及び比較例1〜5で使用されるコア−シェルグラフト共重合体耐衝撃性改良剤としては、重量平均粒径が約0.3μmであるブタジエンコアにメタクリル酸メチルエステル単量体がグラフトされたコア−シェルグラフト共重合体(日本MRC社製C−223A)を用いた。
実施例1〜4および比較例1〜5で使用された成分の具体的な組成比を下記表1に示す。表1の組成に従って組成物成分を通常のミキサーで混合し、混合物を口径45mmである二軸押出機を使用して押し出し、ペレットを調製した。得られた樹脂ペレットは、110℃で3時間超乾燥させ、10oz射出成形機を用いて射出温度250〜300℃、金型温度30〜60℃で試片に射出成形した。
試片を調製する前に、メルトフローレイトの標準的な試験方法であるASTM D1238に従って樹脂ペレットのメルトフローレイト(g/10分)を測定した。メルトフローレイトの測定は、250℃の温度で、10kgの錘を使用して10分間に流れ出る樹脂の質量を測定することによって行った。
実際の射出条件で樹脂が示すフローフィールドの長さを測定するために、1mmの厚さを有する試片金型を60℃に維持し、10oz射出機で95%の力で樹脂を射出成形し、得られた試片の長さを決定することによって実際のフローフィールドの長さ(mm)を測定した。
試験方法規格ASTM D256(単位:kgf・cm/cm)に従って、調製された試片のノッチアイゾッド衝撃強度(1/4”)を測定した。
落球衝撃試験は、ASTM D3029(単位:%)規格に従って高さを変化させながら2kgの錘を試片に落下させた後、試片の破壊挙動を調べることによって行った。各試片を20回試験し、その破壊率を測定した。
試験によって試片の延性破壊と脆性破壊とが評価できる。したがって、試片の破壊挙動の評価は延性破壊と脆性破壊とに分けて行った。全試片のうち脆性破壊が発生した率を計算して脆性破壊(%)を決定した。
延性破壊は、試片にクラックが発生せず、衝撃によって窪んだ状態を意味する。一方、脆性破壊は、試片のクラックの発生がある状態を意味する。
調製された樹脂組成物の耐疲労性を評価するために、疲労破壊試験を実施した。耐疲労性は、試料上へ反復して加えられた力に対する耐性に関する試料の機械的特性を意味する。試片の耐疲労性は、ASTM D638規格に従って、1秒当たり5回4000psiの圧力を引張試片の長さ方向に疲労破壊が発生するまで反復して加えることによって試験した。試片の耐疲労性を、疲労破壊が発生するまでに試料が耐えた、加えられた衝撃の回数で表した。
落球衝撃試験及び耐疲労性試験は、化学処理前と化学処理後とに実施した。化学処理は、希釈剤(商品名:「Thinner 276」、韓国、キョンギ−ド、Daihan Bee Chemical社から入手)を使用し、試片を20秒間溶媒に浸漬することによって行った。その後、化学処理した試片を70℃で5分間乾燥させた。
表1の実施例1〜4の試験結果から、ポリカーボネート樹脂に高粘度ポリエステル樹脂及びコア−シェルグラフト共重合体耐衝撃性改良剤を合金化すると、高い耐疲労性、耐衝撃性及び耐化学性が得られ、流動性においてMI値で多少の低下があるが、270℃の温度で射出する場合にはフローフィールドの差が有意に減少することが分かる。
一方、表1の比較例1〜5の試験結果から、ポリカーボネート樹脂に中粘度ポリエステル樹脂を合金化すると、塗布前は優れた流動性と優れた耐衝撃性を示すが、塗布後は耐衝撃性および耐疲労性が低くなり、物理的特性が有意に低下することが分かる。
図1及び図2は、実施例3および比較例4の樹脂組成物の透過型電子顕微鏡(TEM)を用いたモルフォロジ分析を示す写真であり、これらの物理的特性に典型的な差があることを示している。
ただし、TEMの測定前に試片をサンプリングし、RuO4およびOsO4を用いて2段階の染色を行った。実施例3の組成物を測定した結果を図1に示す。
図1及び図2の写真は、同一の射出成形品の同一の部分からサンプリングした試片を同一の倍率で撮影した。
図1及び図2において、白色部分はポリエステル樹脂に対応し、黒色部分はポリカーボネート樹脂に対応し、球状の部分はコア−シェルグラフト共重合体に対応する。
図1の実施例3の樹脂組成物の写真から分かるように、高粘度ポリエステル樹脂を使用すると、ポリカーボネートおよびポリエステル樹脂の各相のナノスケールの分散、さらに均一な相の分散が得られ、これによってコア−シェルグラフト共重合体の分散性がさらに向上する。
その結果、表1に示すように、著しい耐疲労性の改善とともに、耐衝撃性および耐化学性が向上する。
しかしながら、比較例4の樹脂組成物において示すように、中粘度ポリエステル樹脂を使用すると、各相の大きさが大きくなることで、ポリエステル樹脂特有の脆弱性が強く発現されやすくなる。その結果、耐衝撃性が低下し、ポリカーボネートの大きい相によって耐化学性が低下する。
また、中粘度ポリエステル樹脂の使用は耐疲労性の低下にもつながる。
本発明の好ましい実施形態を説明の目的で開示したが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲に開示された本発明の技術的範囲および思想を逸脱することなく多様な修正、付加、および置換が可能であることを理解できるであろう。
Claims (9)
- ポリカーボネート樹脂30〜80重量%と、固有粘度が1.2〜2であるポリエステル樹脂20〜70重量%と、前記ポリカーボネート樹脂および前記ポリエステル樹脂100重量部に対して0.5〜20重量部の耐衝撃性改良剤とを含む高分子アロイ組成物。
- 前記耐衝撃性改良剤は、反応性オレフィン共重合体、コア−シェル共重合体、およびこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の組成物。
- 前記反応性オレフィン共重合体は、エチレン/プロピレンゴム、イソプレンゴム、エチレン/オクテンゴム、および/またはエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体に、無水マレイン酸、グリセリルメタクリレートおよびオキサゾリンから選択される少なくとも1つの反応性官能基がグラフトされたものを有する共重合体であり、
前記コア−シェルグラフト共重合体は、ジエンゴム単量体、アクリレートゴム単量体およびシリコーンゴム単量体から選択される少なくとも1種の単量体を重合し、得られたゴム重合体に、グラフト可能なスチレン、α−メチルスチレン、ハロゲンまたはアルキル置換スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、C1−C8メタクリル酸アルキルエステル、C1−C8メタクリル酸アルキルエステル、無水マレイン酸、及びC1−C4アルキルまたはフェニル核置換マレイミドからなる群から選択される少なくとも1種の単量体をグラフトさせることによって調製される、請求項2に記載の組成物。 - 前記ジエンゴムは、ブタジエンゴム、アクリルゴム、エチレン/プロピレンゴム、スチレン/ブタジエンゴム、アクリロニトリル/ブタジエンゴム、イソプレンゴム、およびエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)からなる群から選択される少なくとも1種であり、
前記アクリレートゴムは、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ヘキシルメタクリレート、および2−エチルヘキシルメタクリレートからなる群から選択されるアクリレート単量体から、硬化剤を使用して調製され、
前記シリコーンゴムは、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、トリメチルトリフェニルシクロトリシロキサン、テトラメチルテトラフェニルシクロテトラシロキサン、およびオクタフェニルシクロテトラシロキサンからなる群から選択される少なくとも1種のシクロシロキサンから調製される、請求項3に記載の組成物。 - 前記C1−C8メタクリル酸アルキルエステルまたはC1−C8アクリル酸アルキルエステルは、メタクリル酸またはアクリル酸のエステルであり、1〜8個の炭素原子を有する一価アルコールから調製される、請求項3に記載の組成物。
- 前記ポリエステル樹脂は、ポリアルキレンテレフタレート、ポリフェニレンテレフタレートまたはこれらの共重合体から構成される、請求項1に記載の組成物。
- 無機材料、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、色素および/または顔料をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の高分子アロイ組成物を用いて製造された成形品。
- ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂及び耐衝撃性改良剤を含み、前記ポリカーボネート樹脂および前記ポリエステル樹脂が10〜200nmの大きさの相分離構造を有する、高分子アロイ組成物。
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