JP2009520904A - 内燃機関用のピストン・コンロッド装置 - Google Patents

内燃機関用のピストン・コンロッド装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、内燃機関用のピストン・コンロッド装置(10)であって、互いに向かい合って位置するボス支持部(17,117,217,317,417,517)を有するピストン上側部分(12)が設けられており、ボス支持部(17,117,217,317,417,517)がボス(18)とボス孔(19)とを備えていて、かつ切欠き(21)を画成しており、該切欠き(21)内にコンロッド(22)のコンロッド小端(23,123)が配置されており、ピストンピンがコンロッド小端(23,123)とボス孔(19)とに支承されている形式のものに関する。このような形式のピストン・コンロッド装置において本発明の構成では、少なくとも1つのボス支持部(17,117,217,317,417,517)の、切欠き(21)に向けられた面(25,125,225,325,425,525)に、少なくとも1つのオイル案内面(27,127,227,327,427,527)が設けられており、該オイル案内面(27,127,227,327,427,527)が、ボス孔(19)内に配置された少なくとも1つのオイル集合室(28,128,228,328,428,528)に開口していて、少なくとも1つのオイル案内面(27,127,227,327,427,527)がオイルを少なくとも1つのオイル集合室(28,128,228,328,428,528)に案内するようになっている。

Description

本発明は、内燃機関用のピストン・コンロッド装置であって、互いに向かい合って位置するボス支持部を有するピストン上側部分が設けられており、ボス支持部がボスとボス孔とを備えていて、かつ切欠きを画成しており、該切欠き内にコンロッドのコンロッド小端が配置されており、ピストンピンがコンロッド小端とボス孔とに支承されている形式のものに関する。
このような形式のピストン・コンロッド装置では、ボス孔におけるピストンピン支承部の十分な潤滑を保証しなくてはならない。特にディーゼル機関では、高負荷下で時々、食い付きもしくは引っ掛かりの生じることがあり、このような現象は、ボス孔の十分な潤滑によって回避されることが望まれている。DE3600750A1には、コンロッド案内装置において案内面内に環状のオイル室を設けることが提案されており、このオイル室には、後退させられた下側のボス端面を介してクランク室からオイルが供給される。DE3609019C1に開示された構成では、ボス孔内に成形されたポケットにオイル供給部を用いてコンロッドを通してオイルが供給されるようになっている。DE3217595A1にはコンロッドを貫くオイル供給部が開示されており、この場合コンロッド小端及びボス孔の壁に互いに対応するポケットが設けられており、これらのポケットにおいてオイルがコンロッド小端からボス孔内に搬送されるようになっている。DE4342044A1に開示された、ピストン頂部の上側に凹設部を備えたピストン・コンロッド装置では、凹設部に機関運転中にオイルが集められ、このオイルは各ボスの内側における切欠きを通してそれぞれのボス孔に案内される。従来公知のこれらの解決策はしかしながら構造的に複雑かつ高価であり、種々様々な機関型式の種々異なったピストン・コンロッド装置に適合させるのが困難なことがある。
ゆえに本発明の課題は、構造的に単純な構成を有すると共に、ボス孔内におけるピストンピン支承部の十分な潤滑を可能にする、ピストン・コンロッド装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述べた形式のピストン・コンロッド装置において、少なくとも1つのボス支持部の、切欠きに向けられた面に、少なくとも1つのオイル案内面が設けられており、該オイル案内面が、ボス孔内に配置された少なくとも1つのオイル集合室に開口していて、少なくとも1つのオイル案内面がオイルを少なくとも1つのオイル集合室に案内するようになっている。
本発明によるピストン・コンロッド装置では、コンロッドを貫通するオイル供給部は不要である。場合によってはいずれにせよ行われる切欠き内へのオイル供給で十分である。切欠き内に噴射されたオイルは、ピストン頂部の下側面において跳ね返り、少なくとも1つのオイル案内面を用いて所望のように、ボス孔におけるオイル集合室に導かれる。その結果ボス孔内におけるピストンピン支承部の効果的な潤滑が得られる。従って本発明によるピストン・コンロッド装置は摩耗が特に少なく、特に極端な状況においても、例えば冷機時始動運転又はピーク負荷時においても、特に良好な運転確実性及び信頼性を得ることができる。本発明によるピストン・コンロッド装置はさらに、種々様々なピストン型式もしくは機関型式に適合可能な特に単純な構成の点で傑出している。
本発明の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
もちろん、ボス孔には自体公知の形式でボスブシュを設けることができる。この場合ボス支持部の、切欠きに向けられた面は部分的に、ボスブシュの端面によって形成される。このような場合には、オイル案内面が少なくともボスブシュの端面に設けられていて、場合によってはボス支持部の面内に延びていると、有利である。そしてこの場合少なくとも1つのオイル集合室は相応にそれぞれボスブシュに形成されている。
本発明の別の構成では、少なくとも1つのボス支持部の少なくとも1つの面に設けられたオイル案内面が、隆起部又は凹設部を形成している。この場合に重要なことは、オイルに規定の面が提供されていて、この面において、そこで作用する慣性力及び付着力に基づいてオイルが所望のようにボス孔ひいてはその中に設けられたオイル集合室へと移動させられるようになっていることである。
オイル案内面が隆起部として形成されている場合には、このオイル案内面の領域において、コンロッド小端の対応配置された端面に、後退させられた段部が設けられていると、オイル案内面のために十分なスペースを得ることができ、有利である。
ボス支持部は任意に、特に台形支持部(Trapezabstuetzung)として形成することも又はブロック支持部(Blockabstuetzung)として形成することもできる。このことにも本発明によるピストン・コンロッド装置の特別な柔軟性もしくは適合性が示されている。ボス支持部が台形支持部として形成されている場合には、コンロッド小端の端面が、ボス支持部の、対応配置された面の形状に合わせられていると有利である。
構造的な特徴はすべて、つまり隆起部及び凹設部、ブロック支持部及び台形支持部、ボス孔がボスブシュを備えている又は備えていないといった構造的な特徴はすべて、本発明の枠内においてもちろん任意に組み合わせることが可能である。つまり本発明によるピストン・コンロッド装置はそのすべての実施態様において、ブロック支持部及び台形支持部並びにボスブシュを備えた又は備えていない構成に対して、用いることができる。
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
図1は、汎用のピストン・コンロッド装置を示す断面図であって、ピストンピンの右半分だけを示す図であり、
図2aは、本発明によるピストン・コンロッド装置の第1実施例を部分的に示す断面図であり、
図2bは、図2aのIIb−IIb線に沿った断面図であり、
図3は、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図であり、
図4aは、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図であり、
図4bは、図4aのIVb−IVb線に沿った断面図であり、
図5aは、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図であり、
図5bは、図5aのVb−Vb線に沿った断面図であり、
図6aは、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図であり、
図6bは、図6aのVIb−VIb線に沿った断面図であり、
図7aは、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図であり、
図7bは、図7aのVIIb−VIIb線に沿った断面図であり、
図7cは、図7bのVIIc−VIIc線に沿った断面図である。
図1には全体図としてピストン・コンロッド装置10が断面図で示されており、この場合ピストン11は、ピストン上側部分12を有しており、このピストン上側部分12にはピストン頂部13と周面に位置する環状のリング部分14と火炎ウェブ15とを備えている。さらにピストンスカート16が示されている。ピストン頂部13の下側には、互いに向かい合って位置する2つのボス支持部17(図示の実施例では台形支持部)が、ボス孔19を備えたボス18を支持するために設けられている。ボス支持部17はその面25で、切欠き21を画成しており、この切欠き21にはコンロッド22の小端23が配置されている。ボス孔19及び小端23にはピストンピン24が支承されている。以下においては本発明によるピストン・コンロッド装置10の構成について記載する。
図2a,図2bには、本発明によるピストン・コンロッド装置の第1実施例がそれぞれ部分的に示されており、このピストン・コンロッド装置のボス孔19にはそれぞれボスブッシュ20が設けられている。このボス孔19におけるピストンピン支承部の改善された潤滑を達成するために、各ボス支持部17(図示の実施例ではブロック支持部)の、切欠き21に向けられた面25にはボス孔19の両側に、各1つの隆起部26が形成されている。図示の実施例ではこの隆起部26は、ボスブッシュ20の、面25の一部を形成する端面に形成されている。隆起部26はオイル案内面27を有しており、このオイル案内面27は図示の実施例では、ボス孔19の方向に降下する斜めの面である。オイル案内面27はオイル集合室28に開口しており、このオイル集合開口28は図示の実施例では、ボスブッシュ20内に成形されたポケットとして形成されている。オイル案内面27の領域には、コンロッド小端23の対応配置された端面29に、後退させられた段部31が設けられている。オイルは自体公知の形式で、ピストン頂部13の下側に向かって噴射される。オイルの一部はボス支持部17の面25に沿って下方に流れて、オイル案内面27に達し、このオイル案内面27は、該オイル案内面27に沿って流れるオイルをオイル集合開口28に導く。これによってボス孔19におけるピストンピン支承部の潤滑が有効かつ確実になる。
図3には、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例が部分的に示されており、この場合同一部材には同一符号が使用されている。ボス孔19は同様にそれぞれボスブシュ20を備えている。ボス孔におけるピストンピン支承部を潤滑するために、各ボス支持部117(この実施例では台形支持部)の、切欠き21に向けられた面125には、同様にボス孔19の両側に各1つの隆起部126が形成されている。この実施例では隆起部126はボスブッシュ20の、面125の一部を形成する端面に形成されている。隆起部126はオイル案内面127を有しており、このオイル案内面127はこの実施例では、ボス孔19に向かって降下する斜めの平面である。オイル案内面127は、図2a,図2bに示されたオイル案内面27よりも長い。そしてオイル案内面127はオイル集合室128に開口しており、このオイル集合室128はこの実施例において、ボスブッシュ20内に成形されたポケットとして形成されている。オイル案内面127の領域には、コンロッド小端123の、対応配置された端面129に、後退させられた段部31が設けられている。コンロッド小端123の端面129はまた、ボス支持部117の、対応配置された面125の形状に合わせられている。オイル供給は、図2a,図2bに示された実施例に対して記載されたのと同じ形式で行われる。
図4a,図4bには、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例がそれぞれ部分的に示されており、このピストン・コンロッド装置のボス孔19はボスブシュを有していない。ボス孔19におけるピストンピン支承部の改善された潤滑を達成するために、各ボス支持部217(この実施例ではブロック支持部)の、切欠き21に向けられた面225に、ボス孔19の両側に、各1つの隆起部226が形成されている。この実施例では隆起部226はもっぱら面225に形成されている。隆起部226はオイル案内面227を有しており、このオイル案内面227はこの実施例では、ボス孔19に向かって降下する斜めの平面である。オイル案内面227はオイル集合室228に開口しており、このオイル集合室228はこの実施例では、ボス孔19の壁内に成形されたポケットとして形成されている。オイル案内面227の領域には、コンロッド小端23の、対応配置された端面29に、後退させられた段部31が設けられている。オイルは自体公知の形式でピストン頂部13の下側面に向かって噴射される。オイルの一部はボス支持部217の面225に沿って下方に流れて、オイル案内面227に達し、このオイル案内面227は該オイル案内面227に沿って流れるオイルを、オイル集合室228に導く。これによってボス孔19におけるピストンピン支承部の有効かつ確実な潤滑が達成される。
図5a,図5bには、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例がそれぞれ部分的に示されており、このピストン・コンロッド装置のボス孔19も同様にボスブシュを有していない。ボス孔19におけるピストンピン支承部の改善された潤滑を達成するために、各ボス支持部317(この実施例ではブロック支持部)の、切欠き21に向けられた面325には、ボス孔19の両側に、各1つの凹設部332が形成されている。この実施例では凹設部332はもっぱら面325に形成されている。凹設部332はオイル案内面327を有しており、このオイル案内面327はこの実施例では、ボス孔19に向かって傾けられた凹面状の面である。オイル案内面327はオイル集合室328に開口しており、このオイル集合室328はこの実施例では、ボス孔19の壁内に成形されたポケットとして形成されている。オイルは自体公知の形式でピストン頂部13の下側面に向かって噴射される。オイルの一部はボス支持部317の面325に沿って下方に流れて、オイル案内面327に達し、このオイル案内面327は該オイル案内面327に沿って流れるオイルを、オイル集合室328に導く。これによってボス孔19におけるピストンピン支承部の有効かつ確実な潤滑が達成される。
図6a,図6bには、本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例がそれぞれ部分的に示されており、このピストン・コンロッド装置のボス孔19も同様にボスブシュを有していない。ボス孔19におけるピストンピン支承部の改善された潤滑を達成するために、各ボス支持部417(この実施例ではブロック支持部)の、切欠き21に向けられた面425には、ボス孔19の両側に、各2つの凹設部432が形成されている。この実施例では凹設部432はもっぱら面425に、ピストン頂部13の下側面からボス孔19にまで延びる通路の形で、形成されている。凹設部432は各1つのオイル集合室428に開口しており、このオイル集合室428はこの実施例では、ボス孔19の壁内に成形されたポケットとして形成されている。同時に各ボス支持部417の面427には、各凹設部432の下に隆起部426が形成されている。これらの隆起部426はオイル案内面427を有しており、これらのオイル案内面427はこの実施例では、面425と同じ高さを有していて、ボス孔19に向かって降下する斜めの平面である。オイル案内面427は同様にオイル集合室428に開口している。このオイル案内面427の領域には、コンロッド小端23の対応配置された端面29に、各1つの後退させられた段部31が設けられている。オイルは自体公知の形式でピストン頂部13の下側面に向かって噴射される。凹設部432には潤滑オイルが集められる。潤滑オイルの一部は直接、オイル集合室428に流れ込む。潤滑オイルの残りは、オイル案内面427に向かって案内され、そこからオイル集合室428に達する。凹設部432とオイル案内面427との組合せによって、ボス孔19におけるピストンピン支承部の極めて効果的かつ有効な潤滑が達成される。
図7a,図7b及び図7cには本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例がそれぞれ部分的に示されており、このピストン・コンロッド装置のボス孔19も同様にボスブシュを有していない。ボス孔19におけるピストンピン支承部の改善された潤滑を達成するために、各ボス支持部517(この実施例ではブロック支持部)の、切欠き21に向けられた面525には、ボス孔19の両側に、同様に各2つの凹設部532が、ピストン頂部13の下側面からボス孔19にまで延びる通路の形で、形成されている。凹設部523は、ボス孔19の壁内に成形されたポンプの形をした、各1つのオイル集合室528に開口している。図7cから分かるように、凹設部523は横断面で見て斜め外側に向かって延びるように形成されており、その結果ボス支持部517の支持面は可能な限り僅かしか損なわれない。同時に凹設部523に下ではボス18に沿って、ボス孔19を取り囲む隆起部526が形成されている。この隆起部526は凹設部523の下でオイル案内面527に開口しており、このオイル案内面527はこの実施例では、ボス孔19に向かって降下する斜めの平面である。オイル案内面527もまた同様にオイル集合室528に開口している。オイルは自体公知の形式でピストン頂部13の下側面に向かって噴射される。凹設部532には潤滑オイルが集められる。潤滑オイルの一部は直接、オイル集合室528に流れ込む。潤滑オイルの残りは、オイル案内面527に向かって案内され、そこからオイル集合室528に達する。凹設部532とオイル案内面527との組合せによって、ボス孔19におけるピストンピン支承部の極めて効果的かつ有効な潤滑が達成される。
汎用のピストン・コンロッド装置を示す断面図であって、ピストンピンの右半分だけを示す図である。 本発明によるピストン・コンロッド装置の第1実施例を部分的に示す断面図である。 図2aのIIb−IIb線に沿った断面図である。 本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図である。 本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図である。 図4aのIVb−IVb線に沿った断面図である。 本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図である。 図5aのVb−Vb線に沿った断面図である。 本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図である。 図6aのVIb−VIb線に沿った断面図である。 本発明によるピストン・コンロッド装置の別の実施例を部分的に示す断面図である。 図7aのVIIb−VIIb線に沿った断面図である。 図7bのVIIc−VIIc線に沿った断面図である。

Claims (8)

  1. 内燃機関用のピストン・コンロッド装置(10)であって、互いに向かい合って位置するボス支持部(17,117,217,317,417,517)を有するピストン上側部分(12)が設けられており、ボス支持部(17,117,217,317,417,517)がボス(18)とボス孔(19)とを備えていて、かつ切欠き(21)を画成しており、該切欠き(21)内にコンロッド(22)のコンロッド小端(23,123)が配置されており、ピストンピンがコンロッド小端(23,123)とボス孔(19)とに支承されている形式のものにおいて、少なくとも1つのボス支持部(17,117,217,317,417,517)の、切欠き(21)に向けられた面(25,125,225,325,425,525)に、少なくとも1つのオイル案内面(27,127,227,327,427,527)が設けられており、該オイル案内面(27,127,227,327,427,527)が、ボス孔(19)内に配置された少なくとも1つのオイル集合室(28,128,228,328,428,528)に開口していて、少なくとも1つのオイル案内面(27,127,227,327,427,527)がオイルを少なくとも1つのオイル集合室(28,128,228,328,428,528)に案内することを特徴とする、内燃機関用のピストン・コンロッド装置。
  2. ボス支持部(17,117,217,317,417,517)の少なくとも1つの面(25,125,225,325,425,525)が部分的に、ボスブシュ(20)の端面によって形成されており、オイル案内面(27,127,227,327,427,527)が少なくともボスブシュ(20)の端面に設けられており、少なくとも1つのオイル集合室(28,128,228,328,428,528)がそれぞれボスブシュ(20)に形成されている、請求項1記載のピストン・コンロッド装置。
  3. 少なくとも1つのボス支持部(17,117,217,417)の少なくとも1つの面(25,125,225,425)に設けられたオイル案内面(27,127,227,427)が、隆起部(26,126,226,426)を形成している、請求項1又は2記載のピストン・コンロッド装置。
  4. 隆起部(26,126,226,426)として形成されたオイル案内面(27,127,227,427)の領域において、コンロッド小端(23,123)の対応配置された端面(29,129)に、後退させられた段部(31)が設けられている、請求項3記載のピストン・コンロッド装置。
  5. ボス支持部(17,117,217,317,417,517)の少なくとも1つの面(25,125,225,325,425,525)に設けられたオイル案内面(27,127,227,327,427,527)が、凹設部(332,432,532)を形成している、請求項1又は2記載のピストン・コンロッド装置。
  6. 凹設部(532)が横断面で見て、外方に向かって斜めに延びるように形成されている、請求項5記載のピストン・コンロッド装置。
  7. 各ボス支持部(117)が台形支持部として形成されており、コンロッド小端(123)の各端面(129)が、対応配置されたボス支持部(117)の面の形状に合わせられている、請求項1から6までのいずれか1項記載のピストン・コンロッド装置。
  8. 各ボス支持部(17,217,317,417,517)がブロック支持部として形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のピストン・コンロッド装置。
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