JP2009518093A5

JP2009518093A5 -

Info

Publication number: JP2009518093A5
Application number: JP2008543910A
Authority: JP
Filing date: 2006-12-11
Publication date: 2010-02-04
Anticipated expiration: 2026-12-11

Claims

複数のブリスタパックのそれぞれの開いたブリスタポケットから薬剤粉末を送達する薬剤ディスペンサ装置用のマニホルドであって、
本体を備え、
前記本体が、一つのみのチムニー入口から複数のチムニー出口に気流を向けるため、前記一つのみのチムニー入口及び前記複数のチムニー出口を有するチムニーを規定し、
前記本体が、複数のチャンバ入口及びチャンバ出口を有するチャンバをさらに規定し、
前記チムニー出口及び前記チムニー入口は、チムニー出口とチムニー入口の対を複数対なすように配置され、前記対は、それぞれ前記複数のブリスタパックのそれぞれの開いたブリスタポケットと共働するように使用され、
前記複数の対の前記チムニー出口及び前記チャンバ入口が互いに隣接して設けられているので、前記共働するブリスタパックの前記開いたブリスタポケットが前記チムニー出口及び前記チャンバ入口に隣接して位置するとき、前記気流がチムニー出口から前記共働する開いたブリスタポケットを通じてチャンバ入口に向けられて、前記薬剤粉末を取り込み前記気流に載せて前記チャンバ入口から前記チャンバ出口に搬送することができて、
一つ又は複数のブリード穴が前記チムニーと前記チャンバの間に設けられているので、ブリード気流が前記チャンバ内に向けられて、前記取り込まれた薬剤粉末を搬送する前記気流に破裂的な衝撃を与えることができる、マニホルド。
前記チャンバが一つのみのチャンバ出口を備える、請求項１に記載のマニホルド。
使用の際、前記チムニー入口を通って前記マニホルドに入る前記気流全体の3から50%が、前記チムニー出口又はそのそれぞれを介して開いたブリスタポケットに向けて方向付けられ、前記気流全体の97から50%が、前記一つ又は複数のブリード穴を通って前記チャンバ内に方向付けられるように、前記マニホルドが配置される、請求項１又は２のいずれか一項に記載のマニホルド。
使用の際、前記チムニー入口を通って前記マニホルドに入る前記気流全体の5から25%が、前記チムニー出口もしくはそのそれぞれを介して開いたブリスタポケットに向けて方向付けられ、前記気流全体の95から75%が、前記一つ又は複数のブリード穴を通って前記チャンバ内に方向付けられるように、前記マニホルドが配置される、請求項３に記載のマニホルド。
前記マニホルドが、60リットル/分の速度で前記チムニー入口を通って前記マニホルドに入る気流全体に対して、1から5kPaの通気抵抗をもたらす、請求項１から４のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記又は各チムニー出口及び/若しくはチャンバ入口が、直径が1から7mmの、本質的に円形の輪郭を規定する、請求項１から５のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記又は各チムニー出口及び/若しくはチャンバ入口が、そこにまたがるクロスピースを備える、請求項１から６のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記クロスピースが十字形の形状である、請求項７に記載のマニホルド。
前記チムニー及び前記チャンバが互いに並んで位置する、請求項１から８のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記チムニー及び前記チャンバが互いに上下に重なって位置する、請求項１から８のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記チムニー及び前記チャンバが共通の壁を共有し、前記一つ又は複数のブリード穴の少なくとも一つが前記共通の壁に設けられた、請求項１から１０のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴がすべて前記共通の壁に設けられた、請求項１１に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴が、1から35mm²、又は10から30mm²の合計断面積を有する、請求項１から１２のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴が、卵形、円形、D字形、及び細長いスロット状の輪郭から成る群から選択された輪郭を規定する、請求項１から１３のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴が円形又は卵形の輪郭を規定し、それぞれ、1から7mm、又は2から5mmの直径を有する、請求項１４に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴がＤ字形の輪郭を規定し、それぞれ、1から10mm、又は3から7mmの最大直径を有する、請求項１４に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴が細長いスロット状の輪郭を規定し、それぞれ、1から20mm若しくは3から10mmの長さ、並びに0.5から3mm若しくは0.7から2mmの幅とを有する、請求項１４に記載のマニホルド。
二つの細長いスロット状のブリード穴が互いに平行に配置された、請求項１から１７のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴が、前記チムニー出口及び/又は前記チャンバ入口に隣接して設けられた、請求項１から１８のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴が、前記チムニー出口及び/又は前記チャンバ入口から間隔を置いて配置された、請求項１から１８のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴と前記チャンバ入口との間隔が、前記チャンバ入口から前記チャンバ出口までで測定した前記チャンバの長さの少なくとも10%、又は少なくとも20%、又は少なくとも30%に相当する、請求項２０に記載のマニホルド。
前記一つ又は複数のブリード穴の少なくとも一つが、前記チャンバの内壁の方に向けられた、請求項１から２１のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記マニホルドが高密度ポリエチレンから作られた、請求項１から２２のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記マニホルドが、全体的に又は部分的に、フルオロポリマー材料から成り、及び/又は該材料でコーティングされた、請求項１から２２のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記フルオロポリマー材料が、テトラフルオロエチレン(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、過フルオロアルコキシアルカン(PFA)、エチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)、フッ化ビニルジエン(PVDF)、塩素化エチレンテトラフルオロエチレン、及びそれらの任意の混合物から成る群から選択された、一つ又は複数のモノマー単位を倍数含む、請求項２４に記載のマニホルド。
前記チムニー及び前記チャンバが互いにほぼ垂直に向けられた、前記請求項のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記気流（取込み気流）及び前記流出気流が、前記チャンバ出口において吸入力が加えられるとき、前記チムニー入口を通して前記マニホルドに引き込まれる吸入気流のそれぞれの気流部分である、前記請求項のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記チャンバ出口において吸入力を加える際、前記流出気流が前記取込み気流よりも大きいように適合された、前記請求項のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記チャンバ内への空気入口箇所が、前記一つ若しくは複数のチャンバ入口、前記一つ若しくは複数のブリード穴、及び前記チャンバ出口のみである、前記請求項のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記チムニー内への空気入口箇所が、前記チムニー入口、前記一つ若しくは複数のブリード穴、及び前記一つ若しくは複数のチムニー出口のみである、前記請求項のいずれか一項に記載のマニホルド。
一個片の物品である、前記請求項のいずれか一項に記載のマニホルド。
成型品である、前記請求項のいずれか一項に記載のマニホルド。
前記マニホルドが前記複数のブリスタパックのそれぞれの開いたブリスタポケットを受容するための曲面壁の対を有する、請求項１から３２のいずれか一項に記載のマニホルド。
曲面壁がそれぞれチムニー出口及びチャンバ入口の対の複数個の一つを規定する、請求項３３に記載のアセンブリ。
前記細長いスロットが、前記チャンバ出口に最も近い第一の端から前記チムニー出口に最も近い第二の端まで狭くなるテーパー形状を有する、請求項１８、又は請求項１８に従属するときの請求項１９から３４のいずれか一項に記載のマニホルド。
使用のときに、前記気流の第二の流れが前記チャンバの境界面の周辺に付加的に流れて、前記境界面に隣接してシース状のブランケットを形成する、請求項３５に記載のマニホルド。
マウスピースがマニホルドに装着されて前記チャンバ出口に連通して、前記マウスピースで吸入することにより気流を前記チムニー入口を通って前記マニホルド内に向ける、請求項１から３６のいずれか一項に記載のマニホルド及び前記マウスピースを備える、マニホルドとマウスピースのサブアセンブリ。
前記マウスピースが前記マニホルドに着脱可能に嵌合される、請求項３７に記載のアセンブリ。
前記マニホルド及び前記マウスピースがスナップ嵌め係合される、請求項３７又は３８に記載のアセンブリ。
請求項１から３６のいずれか一項に記載のマニホルドを備えるディスペンサ装置であって、前記複数のブリスタパックのそれぞれの開いたブリスタポケットから薬剤粉末を同時に送達するのに適した薬剤ディスペンサ装置。