JP2009514487A - 無線通信システムにおけるタイミング決定の方法および装置 - Google Patents
無線通信システムにおけるタイミング決定の方法および装置 Download PDFInfo
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Abstract
1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する方法および装置である。開示された方法は、少なくとも3タイプの有効な干渉(EI)を説明して、受信した記号をサンプリングするためのサンプリングウィンドウのタイミングを設定するために使用される。この方法は、静的および動的なEIを引き起こすエネルギー密度関数の決定に基づいてタイミングを設定することと、エネルギープロファイルの合計の最小値を決定して最小点が所定の点に確実に来るようにサンプリングウィンドウをスライドさせることと、短期間フェージング効果と長期間フェージング効果を引き起こす複合エネルギープロファイルを決定し、これを使用することとを含んでいる。開示された装置は、開示された1以上の方法を採用して、記号を受信するとタイミングを設定するトランシーバを含んでいる。
【選択図】 図8
【選択図】 図8
Description
本発明は、一般に無線通信システムにおけるタイミング決定に関し、より詳細には、サンプリング期間の開始を設定するために、無線通信システムのトランシーバにおいてタイミング決定を行う方法および装置に関する。
例えば直交周波数分割多重化(OFDM)を使用するもののような、あるタイプの通信システムは、タイミングエラーや周波数エラーといった同期エラーに対して非常に敏感である。こうしたタイプのシステムを正しく機能させるためには、トランシーバと送信機を同期させる必要があり、この同期にはタイミングおよび周波数同期が含まれる。トランシーバにおける同期およびタイミングは送信機に従うことが理想的である。例えばOFDMシステムでは、特にタイミング同期には、各OFDM記号の開始のタイミングを探すことが含まれる。正確なタイミングがわかっている場合を除いて、トランシーバは、記号の適切なタイミング瞬間に記号間で発生する周期的なプレフィックスを除去することができず、また、記号の復調を行うためのサンプルの高速フーリエ変換(FFT)を計算する前に個々の記号を正確に分離することができない。
現在、OFDMのようなプロトコルを使用した無線通信システムにおけるタイミング同期のための標準的な技術は知られていない。典型的には、タイミング同期はアドホックベースで実行される。例えば1024個のサンプルを有するチャネルにおいてタイミング同期を実行する場合、チャネルまたは記号の開始を見つける必要がある。いくつかのケースでは、率または差分を見て、何らかの所定の率で記号電力が増加する開始点を設定することが知られている。次に、この開始点からいくつかの任意のバックオフまたはオフセットを設定することで、設定された期間内に記号全体が確実に受信されるようにする。しかしこの方法には、特に、例えばマルチパス伝送によって新規記号が同じタイミングウィンドウ内に発生する場合のようにサンプリング設定期間中に後続の記号が早く出現した場合には、タイミング復調が失敗する可能性があるという問題が付随する。即ち、後続のチャネルが早く出現した場合、クロックタイミングエラーのためにタイミングが移動してしまう。
これ以外に記号タイミングを設定するための公知のアプローチとして、記号をサンプリングウィンドウのほぼ中央に配置するというものがある。しかしこのアプローチは、記号間干渉(ISI)並びにキャリア間干渉(ICI)がタイミングウィンドウのいずれかの端部において生じるために問題が多い。これら2タイプの干渉は共に「実効干渉(effective interference)(EI)」として特徴付けることができる。そのため、このアプローチもタイミング復調エラーを生じる可能性がある。
したがって、OFDMシステムのようなシステムにおけるタイミングトラッキングの目的は、現在のOFDM記号またはチャネルが与えられたとして、次のOFDM記号またはチャネル用にサンプリングウィンドウの最適なサンプリング開始位置を見つけることである。サンプリング位置は、存在するチャネルプロファイルによって生じる「実効干渉」(EI)と呼ばれる記号間干渉(ISI)並びにキャリア間干渉(ICI)が抑制され、これに対応して信号対ノイズ比(SNR)が拡張されるように選択されるべきである。EIの元となるものはいくつかのタイプに分類することができる。第1のタイプは静的なEIであり、それは、現在のチャネルプロファイルが与えられたとして、OFDM記号構造、例えば周期プレフィックスの長さ、によって決定される決定論的なEIである。しかしながら、動的な環境では、チャネル時間の変化(将来的に出現する可能性のある新規到来パス)とシステムタイミングエラー(例えば、スリープタイミングエラー)によってEIが導入され得る。このEIは、本来ランダムであり、確率的モデルによって最もよく説明される動的EIとして類型化されうる。それ以外のタイプのEIはチャネルフェージングから生じるが、この場合にはフェージングしたチャネルタップがタイミング決定に影響を与え、EIを引き起こす。
様々なタイプの記号間干渉を説明することによって、正確なタイミングの設定を提供するための方法および装置を開示する。
本願は、上述した3タイプの実効干渉(EI)を最小化する無線システムにおいて、記号のタイミングを決定する方法および装置を開示する。トータルの実効干渉(EI)を確実に最小化するために(即ち、ISIおよびICIを最小化し、信号エネルギーを最大化する)、トランシーバまたは類似のデバイスにおいてタイミングを設定することで、トランシーバの復号性能および復調性能の優れた最適化が図れる。
詳細には、本願は、少なくとも3つの異なる実効干渉(EI)源、即ち静的EI、動的EI、フェージングしたチャネルタップによるEIを考慮してタイミングウィンドウのタイミングを決定する方法を開示するものである。この考慮は、3タイプのEIを実効的なEI密度関数にコンバインする複合EI関数を分析的に引き出すことによって達成できる。
静的EIは、特定の無線システムの記号構造から決定される。例えばOFDMシステムの記号構造には、2つの連続した記号間の干渉から保護するための周期プレフィックスを含む特定の形式がある。静的または不変のEIを仮定した場合、EIは、チャネルプロファイルがあれば、OFDM記号の決定論的性質により決定される。図を参照すると、図1は、時間t=0にて開始する受信記号の理論的なエネルギー密度関数100を示す。この密度関数の期間は、信号のマルチパス伝送によって生じた遅延分散D(102)である。この記号の前に、干渉(EI)から保護するためにタイミングオフセットτ(104)が定義される。タイミングオフセットτは、図に示すように周期プレフィックスCP期間内へと延びている。
図2は、タイミングオフセットの関数、即ちユニット信号エネルギー毎のEIとして定義された典型的な静的EI密度関数f(τ)200を図示する。この図に見られるように、タイミングオフセットτが周期プレフィックスCPの開始時間に設定されている場合、或る量のEIエネルギーが存在している。しかし、タイミングオフセットτが周期プレフィックスと遅延分散の差分(例えばCP−D)に設定されている場合には、EIエネルギー量は減少してゼロ(0)になる。チャネルの動的動作によって導入される動的EIは、チャネル動的確率モデルでの表現によって決定される。つまり、動的EIは、チャネルの動的変化、即ちチャネルタップの出現と消滅によってEIが生じる確率を計算することを意味する。この確率モデルは、例えばポワソン確率モデルまたは出生死滅モデルに基づくか、あるいはこれ以外の、期間中のイベントの数または発生に関する任意の確率モデルに基づく。
静的および動的に組み合わせたEI密度関数h(τ)は次式で示すことができる。
h(τ)=(P(τ)+1)f(τ) (1)
ここで、P(τ)は、オフセットτにて新規のチャネルタップ(レイ)が出現する確率であり、f(τ)は静的実効干渉(EI)密度である。図3は、静的および動的な実効干渉密度を組み合わせた実効干渉密度関数300の例証的なプロットである。
ここで、P(τ)は、オフセットτにて新規のチャネルタップ(レイ)が出現する確率であり、f(τ)は静的実効干渉(EI)密度である。図3は、静的および動的な実効干渉密度を組み合わせた実効干渉密度関数300の例証的なプロットである。
ここで、Tは最大測定時間である。図4に、長期間のチャネルエネルギープロファイル400の一例を示している。これに加え、チャネルフェージングによるモデリングEIは瞬時EIが原因であり、このEIは現在のチャネルエネルギープロファイル、短期間チャネルエネルギープロファイル、
こうした短期間チャネルエネルギープロファイル500の一例を図5で示している。
は複合チャネルエネルギープロファイルと呼ばれ、その一例を図6中のプロット600にて示している。したがって、この複合チャネルエネルギープロファイル600は、図4、図5にそれぞれ示されている長期間エネルギープロファイル400と短期間エネルギープロファイル500の合計である。
は合計I(δ)の最小値の引数(argument)である。
したがって、最適なタイミング位置は、瞬間EI、動的EI、フェージングEI間のバランスを表し、換言すれば、上述した3タイプのEI間の平衡(equilibrium)を表す。
図7は、h(n)とも示される関数100のプロットを例示している。この関数700は、図3のものとは対照的である典型的な「実世界(real world)」実効干渉密度関数を表しており、さらにこれは理論的な例である。この関数700のプロットの横座標は、チャネル推定期間中におけるサンプルnの数である。ここでは、関数700は、n=N個のチャネルサンプルを使用してチャネル推定上で示されており、この場合N個のサンプル数は最大チャネル、記号長Lあるいはこの倍数よりも遥かに大きく、例えばN>>2Lとなる。Nに使用できる数の一例を2048個のサンプルとすることができるが、この数字は所望のレベルまたは解に幾分依存する。これに加え、最大チャネル長の一例はL=768であってよく、周期プレフィックスは512個のサンプルの長さと等しくてよい。
関数700は、静的EIエネルギー密度と動的EIエネルギー密度を組み合わせたものである。静的部分は、例えば先述したOFDM記号のようなチャネル記号プロファイルに基づいて決定される。関数100の動的部分は、確率関数を使用し、動的EIによるエネルギーに確率Pを掛けることによって決定される。確率Pは、1以上の記号内の動的EIの発生に基づいて現在の記号中の記号に動的EIエネルギーがどの程度発生しそうであるかを表す因数である。先述したように、確率Pはポワソン確率モデル、またはこれ以外の、特定期間にかけて発生の可能性を効率的にモデリングする任意の適切な確率モデルによってモデリングすることができる。動的EIを考慮することで、単に静的EIを考慮するだけで、より正確な合計EIのモデルを取得できる。これのみによっても、サンプリングチャネルの開始設定をより正確に決定することができる。チャネルサンプリング期間における静的エネルギー密度と動的エネルギー密度が決定されると、これらの2つのエネルギー密度の和を使用して関数700が決定される。次に、決定したこのエネルギー密度プロファイルに基づき、関数700を利用して記号のタイミングの開始を設定する。
図8は、上述の算出したエネルギー密度プロファイルにより開始タイミング位置を決定する方法のフロー線図である。工程800はブロック802から開始し、ブロック804へ進み、ここで記号の実効干渉エネルギー密度プロファイルが静的実効干渉に基づいて決定される。ブロック806にて、動的EIの可能性を考慮した確率Pに続く発生(または確率Pと同時の発生)が決定される。次に、確率Pに動的EIエネルギー密度を掛けて、実効動的EIエネルギー密度を得る。静的および動的EIエネルギー密度が決定したら、ブロック808に示すようにこれらの値を合計して総エネルギー密度プロファイル(即ち関数h(n))を決定する。この後、先述したとおりに、ブロック810に表すように、トランシーバによってこのプロファイルを使用して、チャネルサンプリング期間のタイミングの開始を設定する。工程800は図示のとおりブロック812で終了するが、この工程はそれぞれの新規サンプリング期間について繰り返えされる。
推定されたチャネルエネルギープロファイルをさらに定義および計算することで、総チャネルエネルギープロファイルをより正確に決定することが可能になる。この推定されたチャネルエネルギープロファイルを上述の関数700と共に使用して、受信した伝送のサンプリング期間にかけて実効干渉エネルギーの合計を抽出することができる。推定されたチャネルエネルギープロファイルは次式によって計算される:
m(n)=p(n)=‖c(n)‖2for n=0,1,...,L,...,N−1(6)
ここで、m(n)またはp(n)は推定されたチャネルエネルギープロファイルであり、c(n)は特定のサンプリング点nにおける来入信号の複合利得であり、‖c(n)‖は複合利得の度数を決定する数学演算を表す。上述の方程式(6)で示すように、推定されたチャネルエネルギープロファイルm(n)は、0からN−1までのサンプル点のそれぞれについて計算することができる。
m(n)=p(n)=‖c(n)‖2for n=0,1,...,L,...,N−1(6)
ここで、m(n)またはp(n)は推定されたチャネルエネルギープロファイルであり、c(n)は特定のサンプリング点nにおける来入信号の複合利得であり、‖c(n)‖は複合利得の度数を決定する数学演算を表す。上述の方程式(6)で示すように、推定されたチャネルエネルギープロファイルm(n)は、0からN−1までのサンプル点のそれぞれについて計算することができる。
上述のエネルギー密度プロファイルh(n)と推定されたチャネルエネルギープロファイルm(n)を、「高度」または「高さ」関数と「質量」関数とにそれぞれアナログ化することができる。したがって、合計EIの最小値の決定に用いられるこれら2つの関数の積は、これに関連して潜在的なエネルギーと類似する(即ち、PE=mghであり、ここでmは質量、hは高さ、既知の定数gは重力による加速である)。最小値または「平衡(equilibrium)」を決定する場合、「潜在エネルギー」の最小点を決定し、次に、これはサンプリングする記号が発生する前の点であるようなので、これを使用してタイミングの設定を行う。
上述した潜在エネルギーへの類似性を仮定した場合、推定されたチャネルエネルギープロファイル(または質量)m(n)とEIエネルギー密度(または高さ)関数h(n)との積が、所与のサンプルnにてEIエネルギー(即ち「潜在エネルギー」)を生じる。各点n上のエネルギーを合計して、次式で表す全体サンプリングのための総エネルギーが得られる。
総潜在/EIエネルギー
開始タイミングをさらに最適化するために、上述の方程式(7)の関係を利用して、エネルギーの最小値または「平衡」が生じるサンプリング点を決定することができる。これはつまり、この最小値が、チャネルエネルギープロファイルが最小の実効干渉エネルギーを有する点、あるいは、質量オブジェクトが、最も安定した点である最小の潜在エネルギーを有する点であることを意味する。最小点または平衡点k*は次式を用いて決定することができる;
開始タイミングをさらに最適化するために、上述の方程式(7)の関係を利用して、エネルギーの最小値または「平衡」が生じるサンプリング点を決定することができる。これはつまり、この最小値が、チャネルエネルギープロファイルが最小の実効干渉エネルギーを有する点、あるいは、質量オブジェクトが、最も安定した点である最小の潜在エネルギーを有する点であることを意味する。最小点または平衡点k*は次式を用いて決定することができる;
ここで、m((n+k)mod N)は推定された複合チャネルエネルギープロファイル関数であり、h(n)はEIエネルギー密度である。方程式(8)によれば、同一サンプリングウィンドウ内の全てのサンプルnについてm(n)とh(n)の積を合計する。−K1、K2は、合計の最小の引数(arg min)を決定する上での値kのプレフィックス長およびポストフィックス長である。kのプレフィックス長−K1とポストフィックス長K2を、境界N−LおよびNのそれぞれにおいて設定することができるが、−K1とK2は、平衡点を正確に決定するのに足りるサンプルを明確化するのに十分なこれら境界内の任意の値であってよい。次に、算出した最小値である位置k*を最適なタイミング位置と考慮する。モジューロ演算子(mod N)は、演算が、繰り返し以前の、最大値Nに達する時まで周期的であることを示す。
k*の値が正である場合には、新規のタイミングを現在のサンプリングタイミングよりも後にサンプリングするように調整する必要があることを示している。これによりサンプリングウィンドウが右へシフトされ、換言すれば遅延される。一方で、値k*が負であれば、新規のタイミングをk*個のサンプル分だけ前に移動させ、サンプリングウィンドウを前進させる必要がある。このタイミング開始の遅延または前進により(即ち、タイミングウィンドウをスライドさせることにより)、タイミング開始を設定するためのより確固とした正確な方法が得られる。
図示として、図9〜図11は例示的なチャネルエネルギープロファイルのプロットを示し、これらのプロットは、様々なk値のための異なる「ウィンドウ」設定におけるEIエネルギー密度関数h(n)に関連している。図9は特に、現在タイミング位置に対応する、k=0におけるチャネルエネルギープロファイル900を示す。図10は、全体を矢印402で示すプレフィックス長−k1とポストフィックス長k2によって境界をつけられた値kのための、「ウィンドウ」の特定のタイミング設定におけるエネルギープロファイル1000を示す。この場合、−K1はK2よりも先に位置する、または小さい。先述したように、決定した最小値が負のk*値を生み出す場合には、タイミングオフセット(即ち順序の早いサンプル)を調整するべくウィンドウが左にシフトされることで、最小EIを達成するタイミングの開始を確実に得ることができる。これに対し、正のk値によって、ウィンドウが右(即ち順序の遅いサンプル)へ確かにシフトまたは遅延することで、最小EIを達成するタイミングの開始が確実に得られる。タイミング位置を、k*の値がゼロまたは方程式(3)で決定された最小数となる、またはこれらに近づくように選択した場合には、タイミングの開始を、m(n)とh(n)の積が最小となるように設定することができる。図11に示すように、タイミングウィンドウは、チャネルエネルギープロファイル1100の平衡、またはh(n)の最小値である最小点n(図11中の符号1102)が生じるように設定される。これにより、最小合計EIエネルギーが、その記号またはチャネルのタイミング開始点において生じるようになる。
図12は、上述した平衡点または最小点を探す工程のフロー線図である。図に示すように、工程1200はブロック1202から開始し、ブロック1204へと進む。ブロック1204にて、1つのサンプリング期間中に生じる複数のタイミング位置での総実効干渉(EI)が計算される。これは上述の方程式(7)を使用して達成できる。次に、ブロック1206に示すように、総EIの最小タイミング位置が決定される。この最小値は、上述の方程式(8)を用いることで見つけることができる。最小値が決定したら、流れは次に決定ブロック1208へ進む。決定した最小値(即ちk*)が正である場合には、流れは次にブロック1210へ進み、ここでタイミングの開始が、現在タイミングの開始に設定されているサンプルよりも後に出現する新規のサンプルnに設定される。あるいはブロック1208にて、決定された最小値kが負である場合には、流れはブロック1212へ進み、タイミングの開始が、現在タイミングの開始に設定されているサンプルよりも前に出現する新規サンプルnに設定される。k*がゼロである場合には、タイミングの開始は先行のサンプルと同様のままであるが、これは図12のフロー線図には示していない。工程1200はブロック1210または1212での処理を経て、ブロック1214で示すように終了する。しかし、工程1200は新規の各サンプリング期間について繰り返される。
EIの動的部分はチャネルフェージングによって特に影響を受ける。現在のチャネルプロファイルに平均的な長期間のチャネルプロファイルを加算すると、総EIを取得するために使用される複合関数が得られる。先述したように、チャネルフェージングによる第3タイプのEIが生じ、タイミング同期エラーにつながる可能性がある。このタイプの導入EIを補正するために、ここで開示している方法は、短期間フェージング特長、現在の特徴、瞬間特徴、並びに長期フェージング特長を利用することによるタイミング開始の設定をさらに含む。短期間フェージングと長期間フェージングの両方を発生させるためには、次式にて定義される複合チャネルエネルギープロファイルm(n)を決定することによって、長期間チャネル特徴と短期間または瞬間チャネルアクティビティとの間の平衡を達成する;
は短期間チャネルエネルギープロファイルであり、ローパスフィルタリング処理され、記号にかけてBslow、Bfastの有効帯域幅で推定されたチャネルエネルギープロファイルcδ(n)を使用して推定することができ、ここで、Bslow<<Bfastであり、αおよびβは第1、第2比率重量係数であり、これらの合計は1と等しい(即ち100%)。「低速フィルタ」は、長期間チャネル特徴推定を得るために、フェージングによるチャネル振幅変化の効果を除去するべく使用される。「高速フィルタ」は、チャネル推定エラーを低減するために使用される。典型的には、α=βであり、即ち両値は、低速フェージング効果と高速フェージング効果を等しく発生させるために0.5〜50%に設定されるが、値をこれ以外に設定して、一方のフェージング効果を他方よりも促進させることも可能である。最小値または平衡点を決定する際に、方程式(9)で定義されたこの複合エネルギープロファイルを方程式(8)中の関数mに使用することができる。これにより、タイミング開始位置をより正確に決定する目的で、方程式(8)にて計算され決定された最小値は、短期間フェージング効果と長期間のフェージング効果を生じさせることもできる。したがって、この平衡化方法は、pslow(長期間チャネル動作を表す)によって生成された慣性力(inertial force)と、pfast(短期間チャネルアクティブティを表す)によって作成された高速アタック力との両方のバランスをとるために、タイミング位置を見つける補助となるよう適応させることができる。そのため、フェージングによるEIへの効果を利用することで、タイミング開始のさらに正確な推定を得ることが可能となる。
図13は、複合エネルギープロファイルを決定するための例示的な方法のフロー線図を示す。この線図では、工程1300はまずブロック1302から開始する。次に流れはブロック1304へ進み、ここで短期間推定チャネルエネルギープロファイルと長期間エネルギープロファイルの決定が行われる。これは、推定したチャネルエネルギープロファイルp(n)をローパスフィルタリング処理し、推定される複合チャネルエネルギープロファイルを得ることによって達成される。ブロック1306にて、短期間チャネルエネルギープロファイルと長期間チャネルエネルギープロファイルを合計することで複合チャネルエネルギープロファイルが決定され、これに変数α、βで重みが付けられる。次に流れはブロック1308へ進み、ここではサンプリング期間の開始が、決定された複合チャネルエネルギープロファイルに基づいて設定される。この処理はブロック1310にて終了するが、工程1300は各サンプリング期間について繰り返される。
図7〜図13に関連して上述した方法を組み合わせて採用し、この組み合わせの累積効果によってさらに正確な開始タイミング推定を達成することが可能である。図14は、上述した方法を全て採用した例示的な方法を示すフロー線図である。図に見られるように、開始タイミングを設定する工程1400はブロック1402から開始する。流れはブロック1404へ進み、ここで、図8に関連して記述した方法と同様に、静的EIと動的EIに基づいて総EIエネルギー密度プロファイルが決定される。エネルギー密度プロファイル(即ち、h(n))の決定の次に、またはこれに付随して、複合エネルギープロファイルが決定されるが、これは図13に関連して記述した方法と類似する。工程のこの部分はブロック1404からブロック1406へ続く工程にて示されているが、しかしブロック1404、1406の工程は平行して実行することもできる。
エネルギー密度プロファイルと複合エネルギープロファイルが決定されると、例えば先述し、図12に関連して述べた方程式(8)によって合計の記号間干渉の最小値が決定される。この最小値または「平衡」を探す工程をブロック1408で示す。最小値が見つかったら、ブロック1410に示すように、チャネルサンプリング期間のタイミングの開始が、決定した最小値に基づいて調整されるか、タイミング設定へスライドされる。図示のように、工程1400は終端部1412にて終了する。しかし、工程1400は各タイミング期間について繰り返される。
図15は、タイミングの開始を推定するために上述した方法のいずれかまたは全てを採用できる好例的なトランシーバ1500のブロック線図である。図示のとおり、トランシーバは、伝送された無線信号を受信するためのアンテナ1502を設けている。このアンテナは、アナログ無線信号をディジタル信号1505に変換するアナログ/ディジタル(A/D)変換器1504へ信号を伝送する。A/D変換器1504はディジタル信号1505をサンプラ1506に出力する。サンプラ1506はトランシーバ1500の一部であり、信号1505中のサブキャリアまたはビンをサンプリングする実時間ウィンドウに影響する。サンプラからの出力、即ち同期されたディジタル信号1507がチャネル推定器1508と復調器/FFT 1512の両方に入力される。チャネル推定器1508は、例えば送信機(図示せず)によってディジタル信号の記号中に挿入されたパイロットトーンを使用して、一貫した検出を実行する。推定器1508は、各チャネルのインパルス応答と周波数応答を生じるチャネル推定を実行する。これらの結果1509は、チャネルのタイミングオフセットまたはサンプリングのタイミングの開始を計算するためにタイミング推定回路1510に送信され、次に復調器/FFT 1512に送信される。
特にタイミング推定回路1510は、サンプラのタイミング同期を修正するために、図7〜図14に関連して先述した1以上の方法を実行する。そのため、回路1510は、サンプラ1506のサンプリングウィンドウのタイミングを設定するために、タイミングデータ1511をサンプラ1506に出力する。回路1510はハードウェア、ソフトウェア、またはトランシーバ1500のようなトランシーバ装置内のファームウェアとして実現される。これに加え、ソフトウェアとして実現する場合には、トランシーバ1500は、命令を格納したコンピュータ読み出し可能な媒体を含む、またはこれと連絡する特定用途向け集積回路(ASIC)のような集積回路を含むことができ、格納された命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに上述の方法を実行させる。
図15に示すように、サンプラ1506の出力は、多数の公知の技術のうちの1つに従って送信機(図示せず)により変調された信号1507を復調するために、復調器1512に送られる信号1507にも供給される。復調後に、この復調された信号1513がデコーダ1514によって復号され、次に、トランシーバが収納されている移動通信デバイス、例えば移動電話装置やパーソナルデータアシスタントが使用するシリアルビットストリームとして出力される。
一例によれば、実効干渉(EI)エネルギー密度関数(即ち、h(n))の計算による複雑性を低減するために、図16に示すような「区分(piece-wise)」関数を利用することができる。この区分関数1602は、図7に示す、より計算上複雑な関数700を概算する。図16の例では、区分関数1602は5個のサンプル(例えば、n=0、128、256、512、768、2048)のみを利用して関数1602を定義する。この例では、チャネル推定長はサンプル2048個分の長さであり、周期プレフィックスが512個分の長さ、最大チャネル長さはL=768である。
図17は、計算の複雑性をさらに低減するために、分解度を犠牲にして、複合チャネルエネルギープロファイルp(n)またはm(n)を多数のビン1702に分割できる様子を図示している。特に図17は図9〜図11に図示したものと同じ概念を示すが、プロファイルの各部を単純に組み合わせて少数のサンプル(ビン)を生成し、これを計算の複雑性を低減するために利用している点が図9〜図11と異なる。例えばタイミング推定回路1510がこの図16、図17の区分およびビン化されたプロファイルを使用して、例えばASIC内で実現されるトランシーバ1500の計算リソースを低減することが可能である。
図18は、本開示による他の例示的なトランシーバのブロック線図を示す。図にあるように、無線トランシーバ1800は、無線通信信号を受送信するためのアンテナ1802を含む。デバイス内には、図8に一例として開示された方法を実施するための様々な手段が設けられている。具体的には、これらの様々な手段は、少なくとも静的および動的な実効干渉密度を用いてチャネルサンプリング期間のタイミングの開始設定を実施するために使用される。
図18に示すように、実効干渉密度プロファイル1804を決定する手段は、静的EIに基づいてEI密度プロファイルを決定するために構成されている。この結果得られたEI密度プロファイルは、動的EI1806の発生の確率を決定するための手段に伝送される。手段1806は、例えばポワソン確率モデルを利用して確率(P)の決定を行う。この手段1806はまた、動的EI密度を抽出するために、決定された確率に、手段1804から受信した静的なEI密度を乗算するようにも構成されている。手段1806は、結果として得た動的EI密度を加算手段1808へ送信する。
合算手段1808は、手段1806から動的EI密度を受信し、さらに手段1804から静的EI密度を受信し、これら2つの値を合算する。手段1808は、この合計値をタイミングの開始を設定する手段1810へ伝送する。この手段1810は、合算されたEI密度に基づいてタイミングの開始を設定する。この一例として、様々な手段1804、1806、1808、1010をハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアによって実施することができる。さらに、これらの手段は、チャネル推定器1508からの入力に基づいて、図15に図示したタイミング推定回路1510によって実現できる。
図19は、本発明によるさらに他の例示的なトランシーバのブロック線図を示す。図に示すように、無線トランシーバ1900は、無線通信信号を受送信するためのアンテナ1902を含む。デバイス内には、一例として図12で開示した方法を実施するための様々な手段が設けられている。具体的には、この様々な手段は、合計EIを使用して、新規のチャネルサンプリング期間にタイミング開始の設定を実施するために使用される。
図に示すように、実効干渉(EI)密度プロファイルの合計を計算する手段1904が含まれる。この手段1904は、特定のサンプリング期間中に異なるタイミング位置にて生じるEIの合計を計算する。手段1904はこの計算されたEIの合計を、今サンプリング期間中に発生するEIの合計の最小タイミング位置を決定する手段に送信する。この決定を行うために、手段1904は、一例として、方程式(8)中での関係を果たすことができる。この結果得られた最小タイミング位置の値は、手段1906によって、この最小値が正であるか負であるかを決定するための手段1908へ送信される。最小のタイミングの値と、この値が正であるか負であるかの表示とが、新規サンプルにタイミングの開始を設定するための手段1910へ送信される。手段1910は、最小タイミング位置の値が正である場合には、タイミングの開始を、現在のサンプルよりも後に発生するように新規サンプルを設定するべく構成されている。これに対し、手段1910は、最小タイミング位置の値が負である場合には、タイミングの開始に設定されている現在のサンプルよりもタイミングの開始を先に生じるように新規のサンプルに設定する。一例として、様々な手段1904、1906、1908、1910はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアによって実施できる。さらに、これらの手段は、チャネル推定器1508からの入力に基づき、図15に図示したタイミング推定回路1510によって実現できる。
図20は、本開示によるさらに他の例示的なトランシーバのブロック線図を示す。図にあるように、無線トランシーバ2000は、無線通信信号を受送信するためのアンテナ2002を設けている。デバイス2000内には、一例として図13で開示した方法を実施するための様々な手段が設けられている。具体的には、この様々な手段は、例えば上述の方程式(4)または(9)にて定義された複合チャネルエネルギープロファイルを少なくとも使用して、チャネルサンプリング期間のタイミング開始の設定を実施する際に使用される。
図20に示すように、短期間の推定チャネルエネルギープロファイルと、推定された長期間エネルギープロファイル2004とを決定する手段が含まれている。この手段2004は例えば上述の方程式(2)、(3)を実施することができる。手段2004は、この結果得られた長期間および短期間チャネルエネルギープロファイルを、例えば上述の方程式(4)または(9)により短期間および長期間エネルギープロファイルを合算して複合チャネルエネルギープロファイル(例えばm(n))を決定する手段2006へ送信する。決定された複合エネルギープロファイルは、複合チャネルエネルギープロファイル2008を使用してサンプリング期間の開始を設定する手段によって受信される。一例として、様々な手段2004、2006、2008はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアによって実施できる。さらに、これらの手段は、チャネル推定器1508からの入力に基づき、図15に図示したタイミング推定回路1510によって実現できる。
図21は、本開示によるさらなる好例的なトランシーバのブロック線図を示す。図示にあるように、無線トランシーバ2100は、無線通信信号を受送信するためのアンテナ2102を持っている。デバイス2100内には、一例として図14で開示した方法を実施するための様々な手段が設けられている。具体的には、この様々な手段は、先述した3タイプの実効EIを全て生じさせることによってチャネルサンプリング期間のタイミング開始の設定を実施するために使用される。
図21は、静的および動的なELに基づいて実効干渉(EI)のエネルギー密度プロファイルを決定する手段2104を設けたトランシーバ2100を図示する。この手段2104は、一例として図18に図示した様々な手段によって実現できる。トランシーバ2100はまた、短期間利得の大きさを使用し、短期間および長期間のフェージング効果を利用して計算された推定チャネルエネルギープロファイルに基づいて複合エネルギープロファイルを決定するための手段2106をさらに含んでいる。手段2106は、一例として図20に図示した様々な手段によって実現できる。
トランシーバ2100はまた、手段2104から決定したエネルギー密度プロファイルと、手段2106からの複合エネルギープロファイルとに基づいて、計算した実効干渉の合計の最小値を決定する手段2108を設けている。この手段2108は、一例として図19に示した様々な手段のうちの少なくともいくつかによって実現することができる。さらに、手段2108は上述した方程式(5)または(8)の関係を利用して、最小または「平衡」を決定することができる。決定された最小値は手段2108によって手段2110へ送信される。手段2110は、この計算された最小値に基づいて、チャネルサンプリング期間のタイミングの開始を設定する。手段2110は、タイミングの開始を、サンプリングウィンドウをスライドさせ、タイミングオフセットを決定された最小値と確実に関連させることによって設定できる。一例として、様々な手段2104、2106、2108、2110はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアによって実施できる。さらに、これらの手段は、チャネル推定器1508からの入力に基づき、図15に図示したタイミング推定回路1510によって実現することができる。
要するに、開示した方法および装置は、正確なタイミングの開始を決定する際に4つの要素間の平衡を維持するための単純で効率的な方法を提供する。これはつまり、「静的EI」と「動的EI」の間の平衡、並びに長期間チャネル動作と短期間チャネルアクティビティの間の平衡である。また、図8で上述したもののような、記号タイミングを決定するための例示的な複数の方法を、単独であるいは組み合わせて使用することもできる。
ここで開示した例に関連して記述された方法またはアルゴリズムは、ハードウェアにて直接、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにて、ファームウェアにて、あるいはこれらのうち2つまたはこれ以上を組み合わせたものにおいて具現化することができる。ソフトウェアモジュールはRAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMの内部、あるいはこれ以外の当分野で公知の格納媒体形式の内部に常駐できる。例示的な格納媒体はプロセッサに結合され、プロセッサはこの格納媒体から情報を読み出し、格納媒体に情報を書き込むことができる。この代替例では、格納媒体はプロセッサと一体に設けられる。プロセッサと格納媒体はASIC内に常駐させることができる。ASICはユーザ端末内に常駐している。代替例では、プロセッサと格納媒体はユーザ端末内に離散構成部分として常駐していてよい。
上述した例は単に例示であり、当業者はここで開示した本発明の概念から逸脱しない範囲で上述の例を使用し、また上述の例から離れて使用することが可能である。これらの実施例の様々な変形例は当業者には容易に明らかとなるであろう。ここで開示した新規態様の精神または範囲から逸脱しない限り、ここで定義した様々な包括的な原理を、例えばインスタントメッセージングサービスや、汎用無線データ通信アプリケーションのような他の例にも適用することができる。したがって、本開示の範囲はここで示した例に制限されるものではなく、ここで開示された原理と新規な特長と合致する最も広い範囲に従うものである。「例示的」という用語を、ここでは排他的に「例、場合、例証として役立つ」という意味で使用している。ここで「例示的」として記述した任意の例は、必ずしも他の例よりも好ましいものまたは有利なものとして解釈されるものではない。したがって、ここで記述した新規態様は特許請求項の範囲によってのみ定義されなければならない。
Claims (46)
- 1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する方法であって、
前記方法は、
1つのサンプリング期間中に生じる実効干渉の合計を計算することと、
前記サンプリング期間に生じた実効干渉の計算された合計の最小値を決定することと、
前記決定された実効干渉の合計の最小値に基づいて、前記記号のタイミングの開始を設定することと、
を備えた方法。 - 前記タイミングの開始を設定することは、前記最小値が生じるサンプルをタイミングの開始として確実に設定するために、前記決定した最小値に応答してサンプリングウィンドウをスライドさせることを含む、請求項1に記載の方法。
- さらに、
前記決定された最小値が正数と負数のうちの1つであるかどうかを決定することと、
前記決定された最小値が正である場合には、現在のサンプルよりも後に生じる新規のサンプルにタイミングの開始を設定することと、
前記決定された最小値が負である場合には、現在のサンプルよりも先に生じる新規サンプルにタイミングの開始を設定することと、
を備えた請求項2に記載の方法。 - 前記実効干渉の合計を計算することは、静的な実効干渉と動的な実効干渉のエネルギー密度関数を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記実効干渉の合計を計算することは、記号の推定されるエネルギープロファイルを計算することと、前記エネルギー密度関数と前記推定されたエネルギープロファイルの積を決定することとを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記記号は、直交周波数分割多重化(OFDM)に従って構成されている、請求項1に記載の方法。
- 1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する方法であって、
前記方法は、
少なくとも1つの記号内で生じる実効干渉のエネルギー密度プロファイルを、静的な実効干渉と、動的な実効干渉の発生の確率とに基づいて決定することと、
前記記号のタイミングの開始を、前記決定したエネルギー密度プロファイルに基づいて設定することと、
を備えた方法。 - 前記エネルギー密度プロファイルを決定することは、さらに、
前記静的な実効干渉のエネルギー密度プロファイルを決定することと、
前記動的な実効干渉の前記確率とエネルギー密度プロファイルとの積を決定することと、
前記静的な実効干渉の前記エネルギー密度プロファイルと前記積とを合算することと
を含む、請求項7に記載の方法。 - 前記静的な実効干渉の前記エネルギー密度プロファイルを決定することは、既知のチャネル記号プロファイルを利用することを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記既知のチャネル記号プロファイルは、直交周波数分割多重化(OFDM)記号を含む、請求項9に記載の方法。
- 前記記号は直交周波数分割多重化(OFDM)に従って構成されている、請求項7に記載の方法。
- 1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する方法であって、
前記方法は、
短期間チャネルエネルギープロファイルと長期間チャネルエネルギープロファイルの合算を含む推定されたチャネルエネルギープロファイルに基づいて、前記少なくとも1つの記号の複合エネルギープロファイルを計算することと、
前記複合エネルギープロファイルに基づいて、前記少なくとも1つの記号のタイミングの開始を設定することと、
を備えた方法。 - 前記記号の推定されたチャネルエネルギープロファイルをローパスフィルタ処理することによって、短期間プロファイルおよび長期間プロファイルを決定することをさらに備える、請求項12に記載の方法。
- 前記短期間プロファイルと長期間プロファイルの前記ローパスフィルタ処理は、第1、第2の有効帯域幅のそれぞれで実行され、前記第1の有効帯域幅は前記第2の有効帯域幅よりも狭い、請求項13に記載の方法。
- 前記短期間プロファイルと長期間プロファイルにそれぞれ第1と第2の重み付け因数を掛けることと、
前記第1および第2の重み付け因数を掛けた後の前記短期間プロファイルと長期間プロファイルを合算することにより、前記複合エネルギープロファイルを計算することと、
をさらに備える請求項13に記載の方法。 - 前記記号は、直交周波数分割多重化(OFDM)に従って構成される、請求項12に記載の方法。
- 1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する方法であって、
前記方法は、
静的な記号間干渉と動的な実効干渉に基づいて、少なくとも記号内で生じる実効干渉のエネルギー密度プロファイルを決定することと、
1以上のサンプルにおける利得の大きさに基づいて、前記少なくとも1つの記号の推定されたチャネルエネルギープロファイルを決定することと、
前記推定されたチャネルエネルギープロファイルに基づいて、前記少なくとも1つの記号における複合チャネルエネルギーを計算し、さらに、チャネルフェージングを生じさせる短期間チャネルエネルギープロファイルと長期間チャネルエネルギープロファイルの合計を含めることと、
1以上のサンプルについてエネルギー密度プロファイルと複合チャネルエネルギープロファイルとを掛けることで、実効干渉エネルギープロファイルの合計を決定することと、
所定のサンプリング期間における前記計算した実効干渉エネルギープロファイルの合計の最小値を決定することと、
後続のサンプリング期間について、前記記号間干渉エネルギープロファイルの合計の前記計算された最小値に基づき、前記記号のタイミングの開始を設定することと、
を備えた方法。 - 前記タイミングの開始を設定することは、前記最小値が生じるサンプルをタイミングの開始として確実に設定するために、前記決定した最小値に応答してサンプリングウィンドウをスライドさせることを含む、請求項17に記載の方法。
- さらに、
前記決定した最小値が正数および負数のいずれか一方であると決定することと、
前記決定された最小値が正の場合には、現在のサンプルよりも後に生じる新規サンプルにタイミングの開始を設定することと、
前記決定された最小値が負の場合には、現在のサンプルよりも先に生じる新規サンプルにタイミングの開始を設定すること、
を備えた請求項18に記載の方法。 - 前記記号は、直交周波数分割多重化(OFDM)に従って構成される、請求項17に記載の方法。
- 命令が格納されたコンピュータ読み出し可能な媒体であって、前記格納された命令は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定するための方法を実行させ、前記方法は、
静的な記号間干渉と動的な実効干渉とに基づいて、少なくとも記号内で生じる実効干渉のエネルギー密度プロファイルを決定することと、
前記1以上のサンプルにおける利得の大きさに基づいて、前記少なくとも1つの記号の推定されたチャネルエネルギープロファイルを決定することと、
前記推定されたチャネルエネルギープロファイルに基づいて、前記少なくとも1つの記号の複合チャネルエネルギープロファイルを計算し、さらに、チャネルフェージングを生じさせる短期間チャネルエネルギープロファイルと長期間チャネルエネルギープロファイルの合計を含めることと、
1以上のサンプルについて前記エネルギー密度プロファイルと複合チャネルエネルギープロファイルを掛けることにより、実効干渉エネルギープロファイルの合計を決定することと、
所定のサンプリング期間にかけて、前記計算した記号間干渉エネルギープロファイルの合計の最小値を決定することと、
前記記号間の干渉エネルギープロファイルの合計の計算した最小値に基づき、後続のサンプリング期間について前記記号の開始のタイミングを設定することと、
を備えたコンピュータ読み出し可能媒体。 - 前記格納されている命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、タイミングの開始の設定をさらに実行させ、さらに、前記最小値が設定されたサンプルを確実にタイミングの開始として設定するために、前記決定した最小値に応答してサンプリングウィンドウをスライドさせることを含む、請求項21に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
- 前記格納された命令は、プロセッサによって実行されると、さらにプロセッサを、
前記決定された最小値が正数および負数の一方であるかを決定するように、
前記決定した最小値が正である場合には、現在のサンプルよりも後に生じる新規のサンプルにタイミングの開始を設定するように、
前記決定した最小値が負である場合には、現在のサンプルよりも先に生じる新規のサンプルにタイミングの開始を設定するように、
実行させる請求項22に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。 - 前記記号は、直交周波数分割多重化(OFDM)に従って構成されている、請求項21に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
- 無線通信システムにおいて使用されるトランシーバであって、
設定されたタイミングオフセットにおいて受信した入力信号をサンプリングするように構成されたサンプラと、
前記サンプラからの前記入力信号を受信して、インパルス応答を計算するように構成されたチャネル推定器と、
1つの記号について計算されたインパルス応答を前記チャネル推定器から受信して、静的および動的なEIを生じさせる計算された実効干渉(EI)密度関数、前記記号の計算された最小合計エネルギーに基づいたスライディング調整、長期間および短期間チャネルフェージング効果を生じさせる複合チャネルエネルギープロファイルのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング情報を決定するように構成されたタイミング回路と、
を備えたトランシーバ。 - 前記タイミング回路は、前記サンプラに前記タイミング情報を提供するように構成されており、前記サンプラは前記タイミング情報に基づいてタイミングオフセットを設定するように構成されている、請求項25に記載のトランシーバ。
- 無線通信デバイス内で1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する装置であって、
前記装置は、
サンプリング期間中に生じる実効干渉の合計を計算する手段と、
前記サンプリング期間中に生じる計算した実効干渉の合計の最小値を決定する手段と、
決定された前記実行干渉の合計の最小値に基づいて、前記記号のタイミングの開始を設定する手段と、
を備えた装置。 - 前記タイミングの開始を設定する手段は、最小値が生じるサンプルを確実にタイミングの開始として設定するために、決定した最小値に応答してサンプリングウィンドウをスライドさせるように構成されている、請求項27に記載の装置。
- さらに、
前記決定された最小値が正数と負数のどちらであるかを決定するための手段と、
前記決定した最小値が正である場合には、現在のサンプルよりも後に生じる新規のサンプルにタイミングの開始を設定する手段と、
前記決定した最小値が負である場合には、前記現在のサンプルよりも先に生じる新規のサンプルにタイミングの開始を設定する手段と、
を備えた請求項28に記載の装置。 - 前記実行干渉の合計を計算する手段は、静的な実効干渉と動的な実効干渉のエネルギー密度関数を決定するように構成されている、請求項27に記載の装置。
- 前記実効干渉の合計を計算する手段は、前記記号の推定されたエネルギープロファイルを計算し、前記エネルギー密度関数と前記推定されたエネルギープロファイルの積を決定するように構成されている、請求項27に記載の装置。
- 前記記号は、直交周波数分割多重化(OFDM)に従って構成されている、請求項27に記載の装置。
- 無線デバイス内の1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する装置であって、前記装置は、
静的な実効干渉と動的な実効干渉の発生の確率とに基づいて、少なくとも1つの記号内で発生する実効干渉のエネルギー密度プロファイルを決定する手段と、
前記決定したエネルギー密度プロファイルに基づいて、タイミングの開始を設定する手段と、
を備えた装置。 - 前記エネルギー密度プロファイルを決定する手段は、さらに、
前記静的な実効干渉のエネルギー密度プロファイルを決定する手段と、
前記動的な実効干渉の確率とエネルギー密度プロファイルとの積を決定する手段と、
前記静的な実効干渉の前記エネルギー密度プロファイルと前記積とを合算する手段と、
を含む、請求項33に記載の装置。 - 前記静的な実効干渉の前記エネルギー密度プロファイルを決定する手段は、既知のチャネル記号プロファイルを利用するように構成されている、請求項33に記載の装置。
- 前記既知のチャネル記号プロファイルは、直交周波数分割多重化(OFDM)記号を含む、請求項35に記載の装置。
- 前記記号は、直交周波数分割多重化(OFDM)に従って構成されている、請求項33に記載の装置。
- 無線通信デバイスにおいて1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する装置であって、
前記装置は、
短期間チャネルエネルギープロファイルと長期間チャネルエネルギープロファイルの合計を含んだ推定されたチャネルエネルギープロファイルに基づいて、前記少なくとも1つの記号の複合エネルギープロファイルを計算する手段と、
前記複合エネルギープロファイルに基づいて、少なくとも1つの記号のタイミングの開始を設定する手段と、
を備えた装置。 - 前記記号の推定されたチャネルエネルギープロファイルをローパスフィルタ処理することで、短期間および長期間プロファイルを決定する手段をさらに備えた、請求項38に記載の装置。
- 前記短期間および長期間プロファイルの前記ローパスフィルタ処理は、第1および第2の有効帯域幅に関連して実行され、ここで、前記第1の効率的な帯域幅は前記第2の効率的な帯域幅よりも狭い、請求項38に記載の装置。
- 前記短期間および長期間プロファイルに第1および第2の重り付け因数をそれぞれ掛ける手段と、
前記第1および第2の重り付け因数を掛けた後の前記短期間および長期間プロファイルを合計することにより、前記複合エネルギープロファイルを計算する手段と、
をさらに備える、請求項38に記載の装置。 - 前記記号は、直交周波数分割多重か(OFDM)に従って構成されている、請求項38に記載の装置。
- 無線デバイスにおける1以上の記号のサンプリングのタイミングを設定する装置であって、前記装置は、
静的な記号間干渉と動的な実効干渉とに基づいて、少なくとも1つの記号内で生じる効率的な干渉のエネルギー密度プロファイルの決定する手段と、
前記1以上のサンプルにおける利得の大きさに基づいて、前記少なくとも1つの記号の推定されたチャネルエネルギープロファイルを決定する手段と、
前記推定されたチャネルエネルギープロファイルに基づいて、前記少なくとも1つの記号の複合チャネルエネルギープロファイルを計算し、さらに、チャネルフェージングを生じさせる短期間チャネルエネルギープロファイルと長期間チャネルエネルギープロファイルの合計を含める手段と、
1以上のサンプルについて前記エネルギー密度プロファイルと複合チャネルエネルギープロファイルを掛けることにより、実効干渉エネルギープロファイルの合計を決定する手段と、
所定のサンプリング期間にかけて、前記計算した実効干渉エネルギープロファイルの合計の最小値を決定する手段と、
前記実効干渉エネルギープロファイルの合計の計算した最小値に基づき、後続のサンプリング期間について前記記号の開始のタイミングを設定する手段と、
を備えた装置。 - 前記タイミングの開始を設定する手段は、前記最小値が発生するサンプルを確実に前記タイミングの開始として設定するために、前記決定された最小値に応答してサンプリングウィンドウをスライドさせる手段を含む、請求項43に記載の装置。
- さらに、
前記決定された最小値が正数および負数の一方であることを決定する手段と、
前記決定された最小値が正である場合には、現在のサンプルよりも後に生じる新規サンプルのタイミングの開始を設定する手段と、
前記決定された最小値が負である場合には、現在のサンプルよりも先に生じる新規サンプルのタイミングの開始を設定する手段と、
を備える、請求項43に記載の装置。 - 前記記号は、直交周波数分割多重か(OFDM)に従って構成されている、請求項43に記載の装置。
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