JP2000059238A - ビタビデコーダの符号同期判定回路 - Google Patents

ビタビデコーダの符号同期判定回路

Info

Publication number
JP2000059238A
JP2000059238A JP10220725A JP22072598A JP2000059238A JP 2000059238 A JP2000059238 A JP 2000059238A JP 10220725 A JP10220725 A JP 10220725A JP 22072598 A JP22072598 A JP 22072598A JP 2000059238 A JP2000059238 A JP 2000059238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
symbol
circuit
signal
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10220725A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Hori
充 堀
Masayuki Koyama
雅行 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10220725A priority Critical patent/JP2000059238A/ja
Priority to US09/227,581 priority patent/US6209109B1/en
Publication of JP2000059238A publication Critical patent/JP2000059238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/65Purpose and implementation aspects
    • H03M13/6502Reduction of hardware complexity or efficient processing
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが誤りなく容易にしきい値とシンボル
数を設定することができ、消費電力も低減できるビタビ
デコーダの符号同期判定回路を実現する。 【解決手段】 トリガ信号生成回路5は、シンボル計数
カウンタ4が外部より設定されたシンボル数だけカウン
トした時にトリガ信号を出力し、#2比較器3はそのト
リガ信号が入力されると、誤り計数カウンタ2で計数さ
れた誤り数と外部より設定されたしきい値との比較結果
に基づいて、同期信号あるいはスリップ信号をマスク信
号生成回路7に出力し、比較値として不適切な符号が入
力されている期間、それに誤り計数カウンタとシンボル
計数カウンタの動作を停止させるためのマスク信号を生
成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル伝送
システムで利用されているビタビデコーダにおいて、符
号同期がとれているか否かを判定するためのビタビデコ
ーダの符号同期判定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のビタビデコーダの符号同期
判定回路による符号同期判定の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。図示のように、従来のビタビ
デコーダの符号同期判定回路においては、ある一定のシ
ンボル測定期間にわたって誤り数をカウントし、その計
数値を所定の誤り数(以下、しきい値という)と比較す
る。その結果、当該計数値がしきい値を越えていなけれ
ば符号同期がとれていると判定し、越えていれば符号同
期がはずれていると判定する。ここで符号同期がとれて
いないと、ビタビデコーダで畳み込み符号を正しく復号
することができない。従って、当該符号同期判定回路は
符号同期がはずれていると判定した場合には、その旨を
通知する信号を出力していた。
【0003】なお、この符号同期判定回路は、動作開始
直後、および符号同期がはずれている旨を通知するスリ
ップ信号が検出された後に、比較値として不適切な信号
が再符号器から出力されている期間においても、符号同
期を判定するための誤り計数カウンタおよびシンボル計
数カウンタを動作させて、各シンボル測定期間毎の誤り
数をカウントしていた。
【0004】なお、このような従来のビタビデコーダの
符号同期回路に関する記載がある文献としては、例え
ば、特開平5−206872号公報、特開平6−260
945号公報などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のビタビデコーダ
の符号同期判定回路は、以上のように構成されているの
で、ユーザが、しきい値とシンボル計数カウンタでカウ
ントするシンボル数とを設定する際に、ユーザが検討し
た伝送路の特性を正しく設定値に反映させることが難し
く、また、誤り計数カウンタやシンボル計数カウンタ
の、比較値として不適切な信号が入力されている期間に
おける無駄な動作による消費電力も大きなものとなるな
どの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ユーザがしきい値およびシンボル
数の設定を、誤りなく容易に行うことができ、さらに消
費電力を低減することも可能なビタビデコーダの符号同
期判定回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るビタビデ
コーダの符号同期判定回路は、シンボル計数カウンタが
外部より設定されたシンボル数だけカウントすると、ト
リガ信号生成回路よりトリガ信号を出力し、このトリガ
信号が入力された時に比較回路において、誤り計数カウ
ンタでカウントされた誤り数と外部より設定されしきい
値との比較を行い、符号同期がとれていることを示す同
期信号と、符号同期がはずれていることを示すスリップ
信号とを、その比較結果に基づいて出力する際に、比較
回路における比較値として不適切な符号が入力されてい
る期間は、マスク信号生成回路よりマスク信号を発生さ
せて、誤り計数カウンタとシンボル計数カウンタの動作
を停止させるようにしたものである。
【0008】この発明に係るビタビデコーダの符号同期
判定回路は、マスク信号生成回路にビタビデコーダの遅
延量だけカウント動作を行うカウンタを持たせ、そのカ
ウンタのカウント動作が遅延量まで終了した時点で、当
該カウンタの計数値を保持して、誤り計数カウンタおよ
びシンボル計数カウンタの動作を停止させるためのマス
ク信号を生成するようにしたものである。
【0009】この発明に係るビタビデコーダの符号同期
判定回路は、外部よりリセットがかけられた直後、もし
くは符号同期はずれによって比較回路からスリップ信号
が出力された直後の期間に、マスク信号生成回路よりマ
スク信号を発生するようにしたものである。
【0010】この発明に係るビタビデコーダの符号同期
判定回路は、外部よりリセットがかけられた直後、もし
くはトリガ信号生成回路よりトリガ信号が出力された直
後の、各シンボル測定期間の最初の期間に、マスク信号
生成回路よりマスク信号を発生するようにしたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるビ
タビデコーダの符号同期判定回路を示すブロック図であ
る。図において、1は当該ビタビデコーダの復号出力を
再符号化して同期情報を得る際に、復号出力を再符号化
する再符号器の出力と、復号する信号を復号の際にかか
る遅延量だけ遅延させる遅延回路の出力とを比較し、不
一致時に“1”を出力する#1比較器である。2はこの
#1比較器1の“1”出力をカウントし、その出力がオ
ール“1”になった時の出力を、トリガ信号もしくはリ
セット信号が入力されるまでの間保持する誤り計数カウ
ンタである。3はトリガ信号が入力されたときに、この
誤り計数カウンタ2の出力と外部から設定されたしきい
値とを比較して符号同期がとれているか否かを判定し、
符号同期がとれている場合には同期信号を、符号同期が
とれていない場合にはスリップ信号を、ビタビデコーダ
のダミーシンボル挿入回路に供給する比較回路としての
#2比較器である。
【0012】4は外部から設定されたシンボル数だけシ
ンボル数をカウントするシンボル計数カウンタであり、
5はこのシンボル計数カウンタ4の出力が上記外部から
設定されたシンボル数に等しくなると、トリガ信号を発
生するトリガ信号生成回路である。6は誤り計数カウン
タ2でカウントされた誤り数の計数値を保持し、次のト
リガ信号が入力される度に、1つ前のシンボル測定期間
の誤り数を出力する誤り数保持回路である。7は内部に
当該ビタビデコーダの遅延量だけカウント動作を行うカ
ウンタを備え、当該カウンタのカウント動作がこの遅延
量まで終了した時点でその計数値を保持して、誤り計数
カウンタ2、およびシンボル計数カウンタ4の動作を停
止させるためのマスク信号を生成し、リセット信号が入
力された直後、もしくはスリップ信号が入力された直後
に、その内蔵しているカウンタがリセットされるマスク
信号生成回路である。
【0013】次に動作について説明する。ディジタル伝
送システムでは、伝送路で生じる雑音や反射による影響
で受信信号に誤りが生じることがある。そのため、送信
側では伝送すべき情報に対して符号化を施して伝送して
いる。誤り制御方式の中で、畳み符号はランダム誤りに
対して効果があり、この畳み込み符号の復号にはビタビ
アルゴリズムを利用したビタビデコーダが使用されてい
る。
【0014】ディジタル伝送システムで用いられる畳み
込み符号としては、拘束長K、符号化率1/2の畳み込
み符号から、より高い符号化率(n−1)/nのパンク
チャド符号化を施した符号まで、種々のものが用いられ
ている。ここで、上記パンクチャド符号は符号化率1/
2の畳み込み符号から、ある規則に従って数箇所の畳み
込み符号を間引いた符号であり、ビタビデコーダでビタ
ビ復号を行う際には、ダミーシンボル挿入回路にてその
間引かれた畳み込み符号の位置にダミー信号を挿入す
る。
【0015】このようなパンクチャド符号化された畳み
込み符号を、ビタビデコーダで正しく復号するためには
符号を同期させることが必要となる。従って、符号同期
がとれていないときには、この符号同期判定回路の#2
比較器3よりダミーシンボル挿入回路に対して、符号同
期がはずれている旨の信号(スリップ信号)が出力され
る。ダミーシンボル挿入回路はこのスリップ信号が入力
される度にダミーシンボルの挿入位置を変更する。
【0016】ビタビデコーダにおける符号同期がとれて
いるかどうかの判定は、ビタビ復号結果を畳み込み符号
器(再符号器)で再符号化した畳み込み符号と、ビタビ
デコーダヘの入力を遅延させたシンボルとを、ある一定
シンボル数にわたって比較した場合の誤り数が、所定の
誤り数(しきい値)を越えているかどうかで判定するも
のであり、その判定はこの符号同期判定回路で行われ
る。すなわち、当該ビタビデコーダの符号同期判定回路
では、誤り計数カウンタ2によってある一定のシンボル
測定期間にわたる誤り数をカウントし、その計数値を#
2比較器3にて所定のしきい値と比較する。その結果、
計数値が当該しきい値を越えていなければ、ダミーシン
ボルの挿入位置が正しいものとして、符号同期がとれて
いると判定し、またしきい値を越えていれば、ダミーシ
ンボルの挿入位置が正しくないものとして、符号同期が
とれていないと判定する。
【0017】これは、符号同期がはずれているときに
は、ビタビデコーダで正しく復号が行われていないため
誤り数が増大し、符号同期がとれているときには、誤り
数が少なくなることを利用したものである。なお、ビタ
ビデコーダの入力信号を遅延するための遅延回路の遅延
量は、当該入力信号が復号/再符号化されるまでの遅延
量に等しい。また、このビタビデコーダにおける符号同
期判定回路では、そのシンボル数としきい値は外部から
設定可能であり、ユーザが伝送路の特性を考慮して設定
する。
【0018】ここで、このようなビタビデコーダでは、
動作開始直後、および同期がはずれたスリップ状態のと
き、ビタビデコーダ内部の遅延量に相当する期間は、ビ
タビデコーダから出力される復号結果は安定せず、再符
号器出力は入力信号との比較値としては不適切な信号と
なっている。従って、動作開始直後、およびスリップ信
号が検出された直後の、比較値として不適切な信号が再
符号器から出力されている期間だけ、誤り計数カウンタ
2とシンボル計数カウンタ4の動作を停止させるマスク
期間を持たせている。
【0019】ここで、図2はこの実施の形態1における
ビタビデコーダの符号同期判定回路による符号同期判定
の動作タイミングを示すタイミングチャートである。以
下、この図2を参照しながら、当該ビタビデコーダの符
号同期判定回路の動作を詳細に説明する。
【0020】まず、#1比較器1において、当該ビタビ
デコーダヘの入力を遅延させた遅延回路の出力と、当該
ビタビデコーダの再符号器の出力とを比較する。その結
果、両者が一致していれば、#1比較器1は比較結果信
号を、一致を示す“0”にして、また不一致のときに
は、それを不一致を示す“1”にして、誤り計数カウン
タ2に対して出力する。なお、ビタビデコーダヘの入力
がNビットの軟判定信号のときには、そのシンボルを表
すビットを遅延させる。この#1比較器1からの比較結
果信号を受け取った誤り計数カウンタ2は、その“1”
信号の数をカウントする。なお、シンボル数をカウント
している期間中に、当該誤り計数カウンタ2の出力がオ
ール“1”になった場合には、トリガ信号生成回路5か
らのトリガ信号か、外部からのリセット信号が入力され
るまで、誤り計数カウンタ2はその出力を保持する。ま
た、マスク信号生成回路7からマスク信号が供給されて
いる期間は、誤り計数カウンタ2はその動作を停止す
る。
【0021】#2比較器3はトリガ信号生成回路5より
トリガ信号が入力された時に、上記誤り計数カウンタ2
の出力と外部から設定されたしきい値との比較を行う。
その結果、誤り数がしきい値よりも小さければ符号同期
がとれているものと判定して、同期信号を当該ビタビデ
コーダのダミーシンボル挿入回路に供給する。一方、誤
り数がしきい値以上であれば符号同期がはずれているも
のと判定して、スリップ信号をダミーシンボル挿入回路
に供給する。ビタビデコーダのダミーシンボル挿入回路
は、この同期判定回路の#2比較器3から同期信号が供
給された場合にはその動作を継続し、スリップ信号が供
給されたときにはその都度ダミーシンボルの挿入位置を
変更する。
【0022】また、シンボル計数カウンタ4はシンボル
数のカウント動作を、外部から設定されたシンボル数だ
け行う。外部から設定されたシンボル数までカウント動
作が進行すると、当該シンボル計数カウンタ4はリセッ
トされる。なお、マスク信号生成回路7よりマスク信号
が入力されていたならば、そのマスク信号が供給されて
いる期間、シンボル計数カウンタ4はその動作を停止す
る。トリガ信号生成回路5はこのシンボル計数カウンタ
4の出力が、外部から設定されたシンボル数に等しくな
るとトリガ信号を生成し、それを誤り計数カウンタ2、
#2比較器3、シンボル計数カウンタ4、および誤り数
保持回路6に対して出力する。誤り数保持回路6はトリ
ガ信号生成回路5よりそのトリガ信号が入力される度
に、誤り計数カウンタ2がカウントした1つ前のシンボ
ル測定期間の計数値を誤り数として出力する。なお、こ
の誤り数保持回路6の出力は次のトリガ信号が入力され
るまで保持される。
【0023】マスク信号生成回路7は内部にカウンタを
備えており、当該マスク信号生成回路7に内蔵されたカ
ウンタは、遅延量に等しい値までカウント動作を行う。
当該カウンタのカウント動作が遅延量まで進行した時点
で、マスク信号生成回路7はその出力を保持してマスク
信号を生成する。ここで、このマスク信号生成回路7
は、外部よりリセット信号が入力された直後、または#
2比較器3からのスリップ信号が入力された直後に、そ
の内蔵カウンタをリセットする。このマスク信号生成回
路7によって生成されたマスク信号は、誤り計数カウン
タ2およびシンボル計数カウンタ4に供給される。従っ
て、当該マスク信号が供給されている期間、すなわち、
外部よりリセットがかけられた直後、もしくは符号同期
はずれによってスリップ信号が出力された直後の、比較
値として不適切な符号が当該符号同期判定回路に入力さ
れている期間は、誤り計数カウンタ2およびシンボル計
数カウンタ4がその動作を停止する。
【0024】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、誤り数を正確にカウントすることが可能となり、そ
のため、ユーザは誤りなく、しきい値とシンボル数を容
易に設定することができるようになるとともに、誤り数
を正確にカウントすることによって、ユーザは伝送路で
どのような誤りが発生しているかについて容易に知るこ
とが可能となり、さらに、レジスタ トランスファ レ
ベル(RegisterTransfer Leve
l:以下、RTLという)や、ネットリストを使用した
論理シミュレーションを実行する際、バグと混同するお
それもなくなるなどの効果が得られる。また、比較値と
して不適切な符号が入力されている期間は、誤り計数カ
ウンタとシンボル計数カウンタが無駄に動作することも
なくなるため、電力を有効に使用できるという効果も得
られる。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1では、動
作開始直後、およびスリップ信号が検出された直後の、
比較値として不適切な信号が入力されている期間だけ、
誤り計数カウンタとシンボル計数カウンタの動作を停止
させる場合について説明したが、前のシンボル測定期間
が終了して次のシンボル測定期間が始まる度に、当該シ
ンボル測定期間の初めのビタビデコーダの遅延量に相当
する期間だけ、誤り計数カウンタとシンボル計数カウン
タの動作を停止させるようにしてもよい。図3はそのよ
うな、この発明の実施の形態2によるビタビデコーダの
符号同期判定回路を示すブロック図である。
【0026】図において、1は#1比較器、2は誤り計
数カウンタ、3は比較回路としての#2比較器、4はシ
ンボル計数カウンタ、5はトリガ信号生成回路、6は誤
り数保持回路であり、これらは図1に同一符号を付して
示した実施の形態1のそれらと同等の部分である。ま
た、7は図1に同一符号を付して示した実施の形態1の
それと同様に、ビタビデコーダの遅延量だけカウント動
作を行うカウンタを内蔵し、当該カウンタのカウント動
作がこの遅延量まで終了した時点でその計数値を保持し
て、誤り計数カウンタ2、およびシンボル計数カウンタ
4の動作を停止させるためのマスク信号を生成するマス
ク信号生成回路であるが、#2比較器3からのスリップ
信号に代えてトリガ信号生成回路5からのトリガ信号が
入力されており、外部からリセット信号が入力された直
後、もしくはそのトリガ信号生成回路5からのトリガ信
号が入力された直後に、その内蔵カウンタのリセットが
行われる点で、上記実施の形態1のそれとは異なってい
る。
【0027】次に動作について説明する。図4はこの実
施の形態2におけるビタビデコーダの符号同期判定回路
による符号同期判定の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。以下、この図4を参照しながら、当該
ビタビデコーダの符号同期判定回路の動作を説明する。
【0028】まず、当該ビタビデコーダヘの入力を遅延
させる遅延回路の出力と、当該ビタビデコーダの再符号
器の出力とを#1比較器1にて比較する。その結果、両
者が不一致であれば、#1比較器1は比較結果信号を
“1”にして誤り計数カウンタ2に出力する。なお、こ
のビタビデコーダヘの入力がNビットの軟判定信号のと
きには、シンボルを表すビットを遅延させる。誤り計数
カウンタ2はこの#1比較器1からの比較結果信号中の
“1”信号の数をカウントする。シンボル数をカウント
している期間中に、当該誤り計数カウンタ2の出力がオ
ール“1”になると、誤り計数カウンタ2はトリガ信号
もしくはリセット信号が入力されるまでその出力を保持
する。なお、この誤り計数カウンタ2は、マスク信号生
成回路7からマスク信号が供給されている期間はその動
作を停止する。
【0029】トリガ信号生成回路5よりトリガ信号が入
力されると、#2比較器3は誤り計数カウンタ2の出力
と外部から設定されるしきい値とを比較する。誤り数が
しきい値よりも小さければ、符号同期がとれているもの
と判定して同期信号を、誤り数がしきい値以上であれ
ば、符号同期が取れていないものと判定してスリップ信
号を、ビタビデコーダのダミーシンボル挿入回路に供給
する。ビタビデコーダのダミーシンボル挿入回路は、こ
の同期判定回路の#2比較器3から同期信号が供給され
るとその動作を継続し、スリップ信号が供給されるとそ
の都度ダミーシンボルの挿入位置を変更する。一方、シ
ンボル計数カウンタ4はシンボル数のカウント動作を、
外部から設定されるシンボル数だけ行い、設定値までカ
ウントが進行した後リセットされる。なお、マスク信号
生成回路7よりマスク信号が入力されていれば、シンボ
ル計数カウンタ4はその間その動作を停止する。
【0030】このシンボル計数カウンタ4の出力が外部
から設定されたシンボル数に等しくなると、トリガ信号
生成回路5はトリガ信号を生成し、それを誤り計数カウ
ンタ2、#2比較器3、シンボル計数カウンタ4、誤り
数保持回路6、およびマスク信号生成回路7に出力す
る。誤り数保持回路6はこのトリガ信号がトリガ信号生
成回路5より入力される都度、誤り計数カウンタ2によ
ってカウントされた1つ前のシンボル測定期間の計数値
を誤り数として出力する。なお、この誤り数保持回路6
の出力は次のトリガ信号が入力されるまで保持される。
ここまでの動作は、実施の形態1の場合と同様である。
【0031】マスク信号生成回路7は内部にカウンタを
備えており、当該マスク信号生成回路7に内蔵されたカ
ウンタは、遅延量に等しい値までカウント動作を行う。
当該カウンタのカウント動作が遅延量まで進行した時点
で、マスク信号生成回路7はその出力を保持してマスク
信号を生成する。ここで、このマスク信号生成回路7
は、外部よりリセット信号が入力された直後、またはト
リガ信号生成回路5からのトリガ信号が入力された直後
に、その内蔵カウンタをリセットする。このマスク信号
生成回路7によって生成されたマスク信号は、誤り計数
カウンタ2およびシンボル計数カウンタ4に供給され
る。従って、当該マスク信号が供給されている期間、す
なわち、リセットがかけられた直後や、トリガ信号が発
生した直後の、比較値として不適切な符号が再符号器か
ら出力されている、各シンボル測定期間の最初の期間
は、誤り計数カウンタ2およびシンボル計数カウンタ4
がその動作を停止する。
【0032】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、各シンボル測定期間の、外部よりリセット信号が入
力された直後、またはトリガ信号生成回路5からのトリ
ガ信号が入力された直後の、それぞれの最初の部分にマ
スク期間を設けているので、比較値として不適切な符号
が入力されている、各シンボル測定期間の最初の期間で
は、誤り計数カウンタとシンボル計数カウンタが無駄に
動作することがなくなって、電力をさらに有効に使用で
きるという効果が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、誤り
計数カウンタでカウントされた誤り数と、外部より設定
されしきい値との比較結果に基づいて、比較回路より同
期信号あるいはスリップ信号を出力する際に、比較回路
における比較値として不適切な符号が入力されている期
間は、誤り計数カウンタとシンボル計数カウンタの動作
を停止させるためのマスク信号をマスク信号生成回路よ
り出力するように構成したので、誤り数のカウントを正
確に行うことができるようになるため、ユーザはしきい
値およびシンボル数を誤りなく設定することが容易とな
り、このように、誤りを正確にカウントすることによっ
て、ユーザは伝送路でどのような誤りが発生しているか
について容易に知ることが可能となり、また、RTLや
ネットリストを使用した論理シミュレーションを実行す
る際、バグと混同するおそれがなくなるとともに、比較
値として不適切な符号が入力されている期間は、誤り計
数カウンタとシンボル計数カウンタを無駄に動作させる
必要がなくなるため、電力を有効に使用することができ
るビタビデコーダの符号同期判定回路が得られる効果が
ある。
【0034】この発明によれば、マスク信号生成回路が
内蔵するカウンタのカウント動作が遅延量まで終了した
時点でその計数値を保持し、誤り計数カウンタおよびシ
ンボル計数カウンタの動作を停止させるためのマスク信
号を生成するように構成したので、比較値として不適切
な符号が入力されている期間は、無駄に誤り計数カウン
タとシンボル計数カウンタを動作させる必要がなくなっ
て、電力を有効に使用することができるという効果があ
る。
【0035】この発明によれば、マスク信号生成回路よ
りマスク信号を、外部よりリセットがかけられた直後、
また、比較回路からスリップ信号が出力された直後の期
間に発生するように構成したので、比較値として不適切
な符号が入力されている期間は、誤り計数カウンタとシ
ンボル計数カウンタを無駄に動作させる必要がなくなっ
て、電力を有効に使用することができるという効果があ
る。
【0036】この発明によれば、マスク信号生成回路よ
りマスク信号を、外部よりリセットがかけられた直後、
またはトリガ信号生成回路よりトリガ信号が出力された
直後の期間に発生するように構成したので、毎シンボル
測定期間の最初にマスク信号が発生して誤り計数カウン
タとシンボル計数カウンタが動作を停止するため、さら
に電力を有効に使用することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるビタビデコー
ダの符号同期判定回路を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1における符号同期判定の動作タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2によるビタビデコー
ダの符号同期判定回路を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2における符号同期判定の動作タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図5】 従来のビタビデコーダの符号同期判定回路に
おける符号同期判定の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
2 誤り計数カウンタ、3 #2比較器(比較回路)、
4 シンボル計数カウンタ、5 トリガ信号生成回路、
7 マスク信号生成回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定期間のシンボル数にわたって誤り数
    をカウントする誤り計数カウンタと、 前記一定期間のシンボル数のカウントを行うシンボル計
    数カウンタと、 前記シンボル計数カウンタが外部より設定されたシンボ
    ル数だけカウントすると、トリガ信号を出力するトリガ
    信号生成回路と、 前記トリガ信号生成回路よりトリガ信号が入力された
    時、前記誤り計数カウンタでカウントされた誤り数を、
    外部より設定された所定の誤り数と比較し、その比較結
    果に基づいて、符号同期がとれていることを示す同期信
    号と、符号同期がはずれていることを示すスリップ信号
    とを出力する比較回路と、 前記比較回路における比較値として不適切な符号が入力
    されている期間、前記誤り計数カウンタとシンボル計数
    カウンタの動作を停止させるマスク信号を生成するマス
    ク信号生成回路とを備えた、ビタビデコーダの符号同期
    判定回路。
  2. 【請求項2】 マスク信号生成回路が、 ビタビデコーダの遅延量だけカウント動作を行うカウン
    タを有し、 前記カウンタのカウント動作が遅延量まで終了した時点
    で、当該カウンタの計数値を保持して、誤り計数カウン
    タおよびシンボル計数カウンタの動作を停止させるマス
    ク信号を生成するものであることを特徴とする請求項1
    記載のビタビデコーダの符号同期判定回路。
  3. 【請求項3】 マスク信号生成回路が、 外部よりリセットがかけられた直後、もしくは符号同期
    はずれによって比較回路からスリップ信号が出力された
    直後の、比較値として不適切な符号が入力されている期
    間に、誤り計数カウンタおよびシンボル計数カウンタの
    動作を停止させるマスク信号を生成するものであること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のビタビデコ
    ーダの符号同期判定回路。
  4. 【請求項4】 マスク信号生成回路が、 外部よりリセットがかけられた直後、もしくはトリガ信
    号生成回路よりトリガ信号が出力された直後の、比較値
    として不適切な符号が入力されている、各シンボル測定
    期間の最初の期間に、誤り計数カウンタおよびシンボル
    計数カウンタの動作を停止させるマスク信号を生成する
    ものであることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のビタビデコーダの符号同期判定回路。
JP10220725A 1998-08-04 1998-08-04 ビタビデコーダの符号同期判定回路 Pending JP2000059238A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220725A JP2000059238A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 ビタビデコーダの符号同期判定回路
US09/227,581 US6209109B1 (en) 1998-08-04 1999-01-08 Code synchronization decision circuit of Viterbi decoder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220725A JP2000059238A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 ビタビデコーダの符号同期判定回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000059238A true JP2000059238A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16755551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10220725A Pending JP2000059238A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 ビタビデコーダの符号同期判定回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6209109B1 (ja)
JP (1) JP2000059238A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002060071A2 (de) * 2001-01-23 2002-08-01 Infineon Technologies Ag Viterbi-decoder

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7584386B2 (en) * 2004-04-21 2009-09-01 Stmicroelectronics Sa Microprocessor comprising error detection means protected against an attack by error injection
US8675631B2 (en) * 2005-03-10 2014-03-18 Qualcomm Incorporated Method and system for achieving faster device operation by logical separation of control information
US20060221810A1 (en) * 2005-03-10 2006-10-05 Bojan Vrcelj Fine timing acquisition
US8175123B2 (en) 2005-03-10 2012-05-08 Qualcomm Incorporated Collection window positioning using time tracking information
US20100157833A1 (en) * 2005-03-10 2010-06-24 Qualcomm Incorporated Methods and systems for improved timing acquisition for varying channel conditions
US7623607B2 (en) * 2005-10-31 2009-11-24 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for determining timing in a wireless communication system
US8948329B2 (en) * 2005-12-15 2015-02-03 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for timing recovery in a wireless transceiver

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5054035A (en) * 1989-12-21 1991-10-01 At&T Bell Laboratories Digital signal quality evaluation circuit using synchronization patterns
JP3123289B2 (ja) 1993-03-04 2001-01-09 ソニー株式会社 ビタビ復号装置
JPH08139613A (ja) * 1994-11-15 1996-05-31 Nec Corp 符号一致検出方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002060071A2 (de) * 2001-01-23 2002-08-01 Infineon Technologies Ag Viterbi-decoder
WO2002060071A3 (de) * 2001-01-23 2003-04-17 Infineon Technologies Ag Viterbi-decoder
US7336735B2 (en) 2001-01-23 2008-02-26 Infineon Technologies Ag Viterbi decoder

Also Published As

Publication number Publication date
US6209109B1 (en) 2001-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2216851C2 (ru) Итеративный декодер и способ итеративного декодирования для коммуникационной системы
JP2003218706A (ja) ターボデコーダとrsデコーダが縦続接続されたデコーディング装置及びそのデコーディング方法
JP2621614B2 (ja) 符号誤り検出回路
JP2012257035A (ja) トランシーバ
CN108777606B (zh) 解码方法、设备及可读存储介质
JP3249405B2 (ja) 誤り訂正回路および誤り訂正方法
US7500167B2 (en) BER calculation device for calculating the BER during the decoding of an input signal
JP2009278686A (ja) 循環冗長符号シグネチャ比較を行うターボ復号器
US20030195645A1 (en) Circuits and methods for extracting a clock from a biphase encoded bit stream and systems using the same
JP2000059238A (ja) ビタビデコーダの符号同期判定回路
EP3171520A1 (en) Decoding method and decoder
CA2424155C (en) Apparatus and method for detecting transmitting rate of turbo decoder
JP5263986B2 (ja) シリアル受信装置並びにシリアル受信装置の制御方法及びプログラム
US10720944B2 (en) Convolutional code decoder and convolutional code decoding method
US10826541B2 (en) Convolutional code decoder and convolutional code decoding method
JPH06276107A (ja) ビタビ復号器の同期検出方式
CN110768748B (zh) 回旋码解码器及回旋码解码方法
JP2000501271A (ja) 改善されたロック検出を用いる伝送システム
US20040003334A1 (en) Efficient method and apparatus for low latency forward error correction
JP3123289B2 (ja) ビタビ復号装置
JP2001333055A (ja) クロック同期補正方法及び同期クロック生成装置
US6686854B2 (en) Method and apparatus for latching data based on a predetermined number of signal line transitions
JPH05191470A (ja) 調歩式伝送に於ける通信条件認識方法
US10305631B1 (en) System and method for frame synchronization
CN110768747B (zh) 回旋码解码器及回旋码解码方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050705

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070807