JP4056238B2 - デジタル信号受信装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、地上波デジタル放送などで用いられるOFDM(直交周波数分割多重、Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調された信号を受けて、復調するためのデジタル信号受信装置の構成に関し、より特定的には、直交周波数分割多重方式の信号を受信する受信装置における高速フーリエ変換の窓位置制御の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
OFDMシステムにおいて、受信されたOFDM信号は、AD変換され同期再生が行なわれた後、各シンボルごと(シンボルの継続時間Ts=1/f0)にFFT回路で信号処理される。
【0003】
ここで、当該OFDM信号は、マルチパス等の影響により特定の周波数の搬送波のシンボルが、他の周波数の搬送波のシンボルで干渉するということが起こり得る。このような干渉を以下ではキャリア間干渉(以下、ICIと称す)と呼ぶことにする。
【0004】
復調信号に、上述したようなICIが生じると、データの誤り率が非常に劣化する。
【0005】
その対策として、一般的には、予め送信側で「ガードインターバル」と呼ばれるデータを余分に送信信号に付け加えることにより、この問題を回避している。
【0006】
図8は、ガードインターバルの構成を示す概念図である。ガードインターバルとは、図8において影を付けた信号部分であり、OFDM信号の1シンボルの後半の一部(図8中での期間Tg分の長さ)と同じ信号を、そのシンボルの前半に接続したものである。
【0007】
このような期間Tgの長さをガードインターバル長という。ガードインターバルの部分は、連続的にそれに続く1シンボル分の信号と接続される。復調の際に信号を標本化する場合、標本を切出す範囲1/f0(1シンボル)が、この区間に含まれていさえすれば、搬送波の直交性により、ICIの影響を軽減することが可能となる。
【0008】
そこで、一般的には、この標本範囲1/f0(1シンボル)を切出す部分をFFT窓と称し、この切出しの制御を最適に行なうことにより、ICIの影響を最小限にし、エラーの少ない復号信号を得ようとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、特開平10−224318号公報(「OFDMシステム受信機の微細FFTウインドー位置復元装置」)には、FFT後の信号の位相差量を信号処理し、FFT窓位置を最適制御する等の手段を用いることで、ICIの影響を最小限にし、エラーの少ない復号信号を得る技術が開示されている。
【0010】
しかしながら、このような従来のFFT窓位置の制御方法では、複雑な付加回路をOFDM受信装置に設けることが必要となってしまうという問題があった。
【0011】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、複雑な付加回路なしに、最適なFFT窓位置の制御を行ない、ICIの影響を低減して、エラーの少ない復号信号を得ることが可能なデジタル信号受信装置を提供することである。
【0012】
請求項1記載のデジタル信号受信装置は、直交周波数分割多重方式で伝達され、かつ、ガードインターバルが付加された信号を受信するためのデジタル信号受信装置であって、受信信号に対してアナログデジタル変換するためのアナログデジタル変換手段と、アナログデジタル変換手段の出力信号の同期再生処理を行なう同期再生手段と、同期再生手段の出力を受けて、ガードインターバルを含んだ直交周波数分割多重データから、高速フーリエ変換窓に相当する1シンボル分の直交周波数分割データを抜出す高速フーリエ変換窓制御手段と、直交周波数分割多重データを高速フーリエ変換する高速フーリエ変換手段と、高速フーリエ変換手段の出力に基づいて、送信側で施された誤り訂正符号により、受信信号の誤りを検出して誤り訂正を行うための誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段からの誤り率データを判定し、前記誤り訂正手段の誤り率が減少するように前記高速フーリエ変換窓位置を更新する制御を行なう窓位置制御判定手段とを備え、前記窓位置制御判定手段は、比較対照のための基準値を保持する第1の保持手段と、前記誤り訂正手段からの誤り率データを所定のタイミングごとに取得して保持する第2の保持手段と、前記第1および第2の保持手段に格納された値を比較して、前記誤り率データが前記基準値を超える期間は、前記高速フーリエ変換窓位置を所定量ずつ更新する制御を行なう手段を備え、前記第2の保持手段は、前記誤り率データを保持するための誤り率保持手段と、順次取得される前記誤り率データのうち最小データを選択的に保持する最小値保持手段と、所定のタイミングにおいて、前記最小データを次回判定における前記基準値として前記第1の保持手段に移し替える手段とを含む。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
[実施の形態1]
図1は、本発明によるデジタル信号受信装置の例であるOFDM受信機100の構成の主要部分を示す概略ブロック図である。このようなOFDM受信機100は、特に限定されないが、たとえば、地上波デジタル放送受信装置において、OFDM復調処理を行う回路部分に適用することが可能なものである。
【0017】
図1を参照して、OFDM受信機100は、アンテナ(図示せず)から受けた信号をチューナー(図示せず)において選局処理した後のアナログOFDM信号をデジタルの離散データに変換するAD変換回路11と、当該離散データよりクロック、キャリアおよびシンボルの同期を再生する同期再生回路12と、同期が確立したデータから、窓位置制御判定回路17からの窓制御信号により、ガードインターバルを含んだOFDMデータの任意の位置から本来の1シンボル分のOFDMデータを抜出すFFT窓制御回路13と、1シンボル分のOFDMデータを高速フーリエ変換する高速フーリエ変換回路(以下、「FFT回路」と呼ぶ)14と、高速フーリエ変換後のOFDMデータに波形等化処理や、時間デインターリブや周波数デインターリーブなどの各種デインタリーブ処理や、デマッピング等を行なう信号処理回路15と、送信側で施された誤り訂正符号に基づいて、誤り検出と誤り訂正処理を行う誤り訂正回路16と、当該誤り訂正回路16の誤り率を判定し、FFT窓制御回路13を制御するための窓制御信号を出力する窓位置制御判定回路17とを備える。
【0018】
図2は、図1に示したOFDM受信機100の構成において、窓位置制御判定回路17の構成をより詳しく説明するためのブロック図である。
【0019】
図2を参照して、窓位置制御判定回路17は、誤り訂正回路16の誤り率データを読込むレジスタ172と、その誤り率データと比較するための比較データを外部あるいは内部制御により予め記憶しておく比較レジスタ173と、このような2つのデータを比較する比較器174と、比較器174からの制御によりFFT窓制御回路13への窓制御信号を出力する窓位置制御カウンタ175とを備える。
【0020】
また、レジスタ172と比較器174は、カウンタ171からのカウント値によりそれぞれ読込動作、比較動作を行なう。
【0021】
図3は、本発明の動作を説明するためのOFDMデータとFFT窓との関係を示す概念図である。
【0022】
以下、図2および図3を参照しながら本発明の動作について、より詳しく説明する。
【0023】
まず受信動作初期状態では、窓位置制御カウンタ175は、その値が0にリセットされており、よって窓制御信号のレベルも0となる。
【0024】
このときFFT窓制御回路13は、図3(a)に示すとおり、本来のOFDMデータ1シンボル分を本来のサンプルポイントデータとして、次段FFT回路14に受渡す。当該データは、信号処理回路15で処理された後、誤り訂正回路16で誤り訂正処理が施され、復号データとしてさらに次段の回路に受渡される。
【0025】
一方、受信動作が開始されるとともに、窓位置制御判定回路17のカウンタ回路171が動作し始める。レジスタ172は、カウンタ171が所定の値のときに、たとえば、所定の期間ごとに、誤り訂正回路16の誤り率データを自身の中に取込む。
【0026】
また、比較器174は、カウンタ171が所定の値のとき、たとえば、レジスタ172に誤り訂正回路16の誤り率データが取込まれて安定するまでの余裕期間が経過した後に、レジスタ172と比較レジスタ173の値を比較する。比較レジスタ173には、予め外部からの制御により比較の基準となる誤り率データが入っている。
【0027】
あるいは、後述するように、比較レジスタ173には、レジスタ172に取込んだ誤り率データの中の最小値を入れておくように内部制御してもよい。
【0028】
今、比較器174において、以下の関係が満たされたとする。
(レジスタ172に保持された値)>(比較レジスタ173に保持された値)
すなわち、誤り訂正回路16から取込んだ誤り率データが、想定する誤り率よりも悪かった場合は、ICIの影響が強いとして、FFT窓位置を変更すべく、比較器174が窓位置制御カウンタ175の値を1つ上昇させる。
【0029】
1つ上昇させた窓制御信号により、FFT窓制御回路13では、図3(b)に示すとおり、ガードインターバル側に1サンプルポイント移動した点を起点として、1シンボル分のOFDMデータを後段のFFT回路14に受渡す。
【0030】
以下同様にして、(レジスタ172の値)>(比較レジスタ173の値)の関係がなくなるまで、すなわち、最適なFFT窓位置が得られるまでこの動作を繰返す。
【0031】
図3(c)は、窓位置制御カウンタ175に保持される値が、ガードインターバル期間分の移動量のうち任意の値のときのOFDMデータ1シンボル分をサンプルするときを示す。
【0032】
窓位置制御カウンタ175は、FFT窓の起点がガードインターバルの最前部までくるとリセットされるか、あるいは、アップ、ダウンの方向がそれまでと反対となるように構成されている。
【0033】
すなわち、OFDM受信機100では、同期再生回路12での同期再生に基づくFFT窓位置を窓位置制御判定回路17の制御により微調整して、誤り量が小さい受信状態を実現する。しかも、誤り訂正回路16自体は、もともと、OFDM受信機100において誤り訂正を行うために設けられるものであって、窓位置制御判定回路17の制御動作のために新たに設ける必要のないものである。
【0034】
つまり、OFDM受信装置100において、複雑な付加回路を設けることなく、最適なFFT窓位置の制御を行なうことができる。したがって、キャリア間干渉の影響を抑制して、エラーの少ない復号信号を得ることが可能となる。
【0035】
[実施の形態1の変形例]
図4は、OFDM受信機100における窓位置制御判定回路17の他の構成を説明するためのブロック図である。
【0036】
図4に示した構成においては、レジスタ172は、誤り訂正回路16からの誤り率データを読込むレジスタ1721と、レジスタ1721に取込まれた誤り率データのうち、最小のものを格納しておくミニマムレジスタ1722で構成されている。
【0037】
このとき、窓位置制御カウンタ175が、FFT窓の起点がガードインターバルの最前部までくることにより、リセットされるか、あるいはアップ、ダウンの方向が変更されたとき、比較器174において未だ、(レジスタ172の保持する値)>(比較レジスタ173の保持する値)の関係が成り立っているとき、ミニマムレジスタ1722の最小値を比較レジスタ173に移し、その最小値を比較レジスタ173の比較値として利用する。
【0038】
このような構成により、実施の形態1と同様の効果が奏される。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2のOFDM受信機200の構成を説明するための概略ブロック図である。
【0039】
図5を参照して、OFDM受信機200は、受信したアナログOFDM信号をデジタルの離散データに変更するAで変換回路11と、当該離散データよりクロック、キャリアおよびシンボルの同期を再生する同期再生回路12と、同期が確立したデータをマイコン31からの窓制御信号により、ガードインターバルを含んだOFDMデータの任意の位置から本来の1シンボル分のOFDMデータを抜出すFFT窓制御回路13と、1シンボル分のOFDMデータを高速フーリエ変換するFFT回路14と、高速フーリエ変換後のOFDMデータに波形等化、各種デインターリーブ、デマッピングを行なう信号処理回路15と、送信側で施された誤り訂正を復号する誤り訂正回路16と、誤り訂正回路16の誤り率を判定し、FFT窓制御回路13を制御するマイコン31とからなる。
【0040】
図6は、図5に示したマイコン31の動作を説明するためのフローチャートである。
【0041】
以下、図5および図6を参照しながら、マイコン制御による本発明の動作を、さらに詳しく説明する。
【0042】
マイコンの動作初期状態においては、窓制御信号は0にセットされる(ステップ102)。
【0043】
続いて、窓制御信号がFFT窓制御回路13に出力される。(ステップS104)。
【0044】
窓制御信号の値が0であることを受取ったFFT窓制御回路13は、図3(a)に示したとおり、本来のOFDMデータ1シンボル分をサンプルポイントデータとして、次段のFFT回路14に受渡す。この受渡されたデータは、信号処理回路15で処理された後、誤り訂正回路16で誤り訂正処理が施され復号データとして、さらに次段の回路に送出される。
【0045】
一方、マイコンは、窓制御信号を出力した後(ステップS104)、所定の時間待機状態となり(ステップS106)、待ち時間経過後に誤り訂正回路16から誤り率データを取込む(ステップS108)。
【0046】
そして、取得した誤り率データと設定済みの比較基準データとの比較を行ない(ステップS110)、続いて、(比較基準データ)≧(誤り率データ)の場合はその動作を終了し(ステップS120)、(誤り率データ)>(比較基準データ)の場合は、たとえば、FFT窓位置が1サンプルポイント分移動するように窓制御信号の値を設定しなおして(ステップS114)、処理はステップS104に復帰する。
【0047】
そして、ステップS112において、(比較基準データ)≧(誤り率データ)となるまで同様の動作を繰返す。
【0048】
以上のような動作を行なうことで、直交周波数分割多重方式で送信される信号を受信するデジタル信号受信装置において、複雑な付加回路を設けることなく、最適なFFT窓位置の制御を行なうことができる。したがって、キャリア間干渉の影響を抑制して、エラーの少ない復号信号を得ることが可能となる。
【0049】
[実施の形態2の変形例]
図7は、実施の形態2のマイコン31の行う処理の変形例を示すフローチャートである。
【0050】
実施の形態2の変形例においては、図6におけるステップS108の処理を変更しているのみであるので、図7においては、この部分を抜き出して示す。
【0051】
図7を参照して、ステップS106において所定の待ち時間が終了すると、マイコン31は、誤り訂正回路16から誤り率データを取得する(ステップS1081)。
【0052】
続いて、マイコン31は、取得された誤り率データを、それまでに取得した誤り率データのうちの最小値と比較する(ステップS1082)。
【0053】
比較の結果、現時点で取得した誤り率データが最小値である場合は、この現時点での誤り率データをメモリに格納し(ステップS1085)、新たに、現時点で取得した誤り率データを比較基準データに設定して(ステップS1085)、処理はステップS110に移行する。
【0054】
一方、ステップS1083において、現時点で取得した誤り率データが最小値データでない場合は、処理はステップS110に移行する。
【0055】
以上のような処理により、常に、誤り率データが最小となるように、FFT窓位置を制御することが可能となり、実施の形態2と同様の効果が奏される。
【0056】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内のすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施の形態1のOFDM受信機100の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したOFDM受信機100の構成において、窓位置制御判定回路17の構成をより詳しく説明するためのブロック図である。
【図3】 本発明の動作を説明するためのOFDMデータとFFT窓との関係を示す概念図である。
【図4】 OFDM受信機100における窓位置制御判定回路17の他の構成を説明するためのブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2のOFDM受信機200の構成を説明するための概略ブロック図である。
【図6】 図5に示したマイコン31の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 実施の形態2のマイコン31の行う処理の変形例を示すフローチャートである。
【図8】 ガードインターバルの構成を示す概念図である。
【符号の説明】
11 AD変換手段、12 同期再生手段、13 FFT窓制御手段、14 FFT手段、15 信号処理手段、16 誤り訂正手段、17 窓位置制御手段、31 マイコン、100,200 OFDM受信装置。
Claims (1)
- 直交周波数分割多重方式で伝達され、かつ、ガードインターバルが付加された信号を受信するためのデジタル信号受信装置であって、
受信信号に対してアナログデジタル変換するためのアナログデジタル変換手段と、
前記アナログデジタル変換手段の出力信号の同期再生処理を行なう同期再生手段と、
前記同期再生手段の出力を受けて、前記ガードインターバルを含んだ直交周波数分割多重データから、高速フーリエ変換窓に相当する1シンボル分の直交周波数分割データを抜出す高速フーリエ変換窓制御手段と、
前記直交周波数分割多重データを高速フーリエ変換する高速フーリエ変換手段と、
前記高速フーリエ変換手段の出力に基づいて、送信側で施された誤り訂正符号により、前記受信信号の誤りを検出して誤り訂正を行なうための誤り訂正手段と、
前記誤り訂正手段からの誤り率データを判定し、前記誤り訂正手段の誤り率が減少するように前記高速フーリエ変換窓位置を更新する制御を行なう窓位置制御判定手段とを備え、
前記窓位置制御判定手段は、
比較対照のための基準値を保持する第1の保持手段と、
前記誤り訂正手段からの誤り率データを所定のタイミングごとに取得して保持する第2の保持手段と、
前記第1および第2の保持手段に格納された値を比較して、前記誤り率データが前記基準値を超える期間は、前記高速フーリエ変換窓位置を所定量ずつ更新する制御を行なう手段を備え、
前記第2の保持手段は、
前記誤り率データを保持するための誤り率保持手段と、
順次取得される前記誤り率データのうち最小データを選択的に保持する最小値保持手段と、
所定のタイミングにおいて、前記最小データを次回判定における前記基準値として前記第1の保持手段に移し替える手段とを含む、デジタル信号受信装置。
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