JP2001268041A - 直交周波数分割多重システムにおけるサンプリングオフセット補正 - Google Patents

直交周波数分割多重システムにおけるサンプリングオフセット補正

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交周波数分割多重システムにおけるサンプ
ルイングオフセットの補正が開示されている。 【解決手段】 直交周波数分割多重(OFDM)受信機
は、時間ドメインでサンプリングオフセットを検出する
と、それを補正する。OFDM受信機は、受信したOF
DM信号に含まれるトレーニングシーケンスまたはシン
ボルをオーバサンプリングし(62)、オーバサンプリ
ングされたトレーニングシーケンスを、該トレーニング
シーケンスの切り捨てバージョンのストアコピー(6
6)と相関付け(64)、相関ピーク(70)を探し出
し、相関ピーク付近にある相関サンプル間の大きさの差
分を計算することによってサンプリングオフセット(7
2)を求めている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重化(orthogonal frequency d
ivision multiplexed:OFDM)
信号の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】直交周波数分割多重(orthogon
al frequency division mul
tiplexing:OFDM)方式は、データをチャ
ネル上に効率よく伝送するための強固な手法である。こ
の手法では、あるチャネルバンド幅(帯域幅)内に複数
の副搬送波周波数(副搬送波)を使用してデータを伝送
している。これらの副搬送波は、周波数分割多重(fr
equency division multiple
xingFDM)方式のように、副搬送波周波数スペク
ラムを分離、隔離し、それによって搬送波間妨害(in
ter−carrier interferenceI
CI)を防止するためにチャネルバンド幅の大部分が無
駄に使用されている従来の伝送方式に比べて、バンド幅
効率を最適化するように配置されている。これとは対照
的に、OFDM副搬送波の周波数スペクトラムはOFD
Mチャネルバンド幅内で著しくオーバラップしている
が、それにもかかわらず、OFDM方式では、各副搬送
波上に変調された情報の分解と回復を可能にしている。
【0003】OFDM信号でデータをチャネル上に伝送
すると、従来の伝送手法に比べていくつかの利点が得ら
れる。1つの利点は、マルチパス遅延拡散(multi
path delay spread)に対して耐性
(tolerance)があることである。この耐性
は、チャネルインパルス応答(channel imp
ulse response)の代表的な持続時間に比
べて、シンボルインターバル (symbol int
erval)Tsが相対的に長いことによるものであ
る。シンボルインターバルがこのように長いために、シ
ンボル間妨害(inter−symbol inter
ference ISI)が防止されている。もう1
つの利点は、周波数選択フェ−ジング(frequen
cy selective fading)に対して耐
性があることである。OFDM信号に冗長性(redu
ndancy)を挿入すると、フェ−ジング副搬送波上
にエンコード(符号化)されたデータは、他の副搬送波
から回復されたデータから再構築することが可能にな
る。さらにもう1つの利点は、スペクトラム利用が効率
化されることである。OFDM副搬送波は相互に非常に
近接して置かれており、しかも、相互の間に未使用周波
数空間を残しておく必要がないので、OFDMでは、チ
ャネルを効率よく満たすことができる。さらに別の利点
は、サブチャネル等化(sub−channel eq
ualization)が単純化していることである。
OFDM方式では、チャネル等化は、時間ドメイン(単
一搬送波伝送システムにおけるような)から周波数ドメ
インにシフトされ、そこでは、単純なワンタップ等化器
(one−tap equalizer)のバンクが、
各サブチャネルの位相と振幅のひずみを個別的に調整で
きるようにしている。さらにもう1つの利点は、妨害特
性(interference propertie
s)が良好であることである。妨害信号のパワー分布を
明らかにするようにOFDMスペクトラムを変更するこ
とが可能である。また、バンド外(out−of−ba
nd)の妨害は、チャネルバンド幅エッジ付近のOFD
M副搬送波を使用しないようにすることで低減すること
が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】OFDM方式には上述
した利点があるが、従来から実現されているOFDM方
式には、いくつかの困難な問題と実用上の制約もある。
1つの困難な問題は、送信機のサンプルレートを受信機
のサンプルレートと同期させ、サンプリングレートオフ
セット(sampling rate offset)
を除去するという問題である。これらの2サンプリング
レート間にミスマッチ(mis−match)がある
と、周波数オフセットが小さいときは、2m系サブシン
ボルコンステレーション(2m ary sub−sy
mbol constellation)がフレーム内
でシンボルからシンボルへ回転することになる。しかる
に、周波数オフセットが大きいときは、受信信号の周波
数スペクトラムが伸縮することになる。これらのどちら
も、BER増加の原因になっている。サンプリングレー
トオフセットの原因の1つは、サンプリング周波数オフ
セット(sampling frequency of
fset)が存在することである。サンプリング周波数
オフセットは、送信機で使用されるサンプリングレート
よりも高いか、あるいは低い周波数で受信信号を受信機
でサンプリングするときに発生している。サンプリング
レートオフセットのもう1つの原因は、サンプリング位
相オフセット(sampling phase off
set)が存在することである。サンプリング位相オフ
セットは、送信機のサンプリングレートからオフセット
した位相で受信信号を受信機でサンプリングするときに
発生している。サンプリング周波数オフセットとサンプ
リング位相オフセットのどちらも、受信機のパフォーマ
ンスに悪い影響を与えるので、受信機を正しく同期させ
るために補正する必要がある。本発明はこの問題を解決
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】直交周波数分割多重(O
FDM)受信機は、時間ドメインでサンプリングオフセ
ットを検出し、補正する。OFDM受信機は、受信した
OFDM信号内のトレーニングシーケンス(train
ing sequence)またはシンボルをオーバサ
ンプリング(oversample)し、オーバサンプ
リングしたトレーニングシーケンスを、そのトレーニン
グシーケンスの切り捨てバージョン(truncate
d version)のストアされたコピー(stor
ed copy)と相関付け(correlate)、
相関ピーク(correlation peak)を探
し出し、相関ピーク付近にある相関サンプル間の大きさ
の差分を計算することによってサンプリングオフセット
を導き出している。
【0006】本発明の特徴および利点については、以下
の説明で明らかにするが、その説明は単なる例として示
したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照して説明すると、代表
的なOFDM受信機10の第1エレメントはRF受信機
12である。RF受信機12には、多種類のものが存在
し、これらはこの分野では周知であるが、RF受信機1
2は、アンテナ14、低ノイズ増幅器(low noi
se amplifierLNA)16、RFバンドパ
スフィルタ(bandpass filter)18、
自動利得制御(automatic gain con
trol AGC)回路20、RFミキサ22、RF
搬送波周波数ローカルオシレータ24、およびIFバン
ドパスフィルタ26を備えているのが代表的である。
【0008】チャネルを通って送られてきたRF OF
DM変調搬送波は、アンテナ14を経てRF受信機12
に入力される。そのあと、RFローカルオシレータ24
で生成された周波数fcrの受信搬送波と前記RF O
FDM変調搬送波とをミックスすることにより、RF受
信機12はRF OFDM変調搬送波を下方変換(do
wnconvert)し、受信IF OFDM信号を得
ている。受信搬送波と送信搬送波との周波数差分は、搬
送波周波数オフセット、つまり、デルタfcの一因にな
っている。
【0009】この受信IF OFDM信号はミキサ28
とミキサ30の両方に入力され、それぞれ同位相(in
−phase)IF信号および90o位相シフト(直角
位相)IF信号とミックスされ、それぞれ同位相および
直角位相OFDM信号が得られる。ミキサ28に入力さ
れる同位相IF信号はIFローカルオシレータ32から
得られる。ミキサ30に入力される90o位相シフトI
F信号は、同位相IF信号を90o 位相シフタ34に
通すことによって、IFローカルオシレータ32の同位
相IF信号から得てからミキサ30に入力されている。
【0010】次に、同位相と直角位相OFDM信号はア
ナログ・デジタルコンバータ(analog−to−d
igital converterADC)36、38
に通され、そこで、これらの信号は、クロック回路40
によって決まるサンプリングレートfck_rでデジタ
ル化される。ADC36と38からは、同位相と直角位
相離散時間OFDM信号を形成するデジタルサンプルが
出力される。受信機のサンプリングレートと送信機のサ
ンプリングレートとの差分はサンプリングレートオフセ
ット、つまり、デルタfck=fck_rfck_tで
ある。
【0011】そのあと、ADC36と38からの、未フ
ィルタ処理(unfiltered)の同位相と直角位
相離散時間OFDM信号は、それぞれデジタルローパス
フィルタ42と44に通される。デジタルローパスフィ
ルタ42と44の出力は、それぞれ受信OFDM信号の
フィルタ処理された同位相と直角位相サンプルである。
このようにして、受信OFDM信号は、それぞれが複素
数値OFDM信号ri=qi+jpiの実数値成分と虚
数値成分を表している同位相(qi)サンプルと直角位
相(pi)サンプルに変換される。受信OFDM信号
の、これらの同位相と直角位相(実数値と虚数値)サン
プルはDSP46に送られる。なお、ある種の実現形態
による従来の受信機10では、アナログからデジタルへ
の変換はIFミキシングプロセスの前に行われている。
この種の実現形態では、ミキシングプロセスは、デジタ
ルミキサとデジタル周波数シンセサイザを使用して行わ
れている。また、多くの実現形態による従来の受信機1
0では、デジタルからアナログへの変換はフィルタ処理
のあとで行われている。
【0012】DSP46は、受信OFDM信号の同位相
と直角位相サンプルに対してさまざまなオペレーション
を実行する。そのようなオペレーションとして、a)受
信OFDM信号内のシンボルとデータフレームのタイミ
ングに受信機10を同期させること、b)受信OFDM
信号から周期的プレフィックス(cyclic pre
fixes)を除去すること、c)受信OFDM信号の
離散フーリエ変換(discrete Fourier
transformDFT)、好ましくは高速フーリ
エ変換(fast Fourier transfor
mFFT)を計算して、各OFDMシンボルインターバ
ル期間に副搬送波を変調するために使用された周波数ド
メインサブシンボル(frequency domai
n sub−symbols)のシーケンスを回復する
こと、d)必要であれば、副搬送波に対してチャネル等
化(channel equalization)を行
うこと、e)OFDM信号の副搬送波をFFT計算によ
って復調することによって、OFDM信号の各シンボル
から周波数ドメインサブシンボルのシーケンスを計算す
ること、などがある。そのあと、DSP46は、これら
のサブシンボルのシーケンスをデコーダ48に送る。
【0013】デコーダ48は、DSP46から送られて
きた周波数ドメインサブシンボルのシーケンスから送信
データビットを回復する。この回復は、周波数ドメイン
サブシンボルをデコードし、データビットのストリーム
を得ることによって行われる。理想的には、このデータ
ビットストリームは、OFDM送信機に送り込まれたデ
ータビットストリームに一致したものが得られる。この
デコードプロセスでは、例えば、ソフト・ヴィタビ(V
iterbi)デコード化および/またはリードソロモ
ン(Reed−Solomon)デコード化によって、
ブロックおよび/またはコンボルーション(convo
lution)エンコードサブシンボルからデータを回
復することができる。
【0014】デジタルテレビジョンまたはワイヤレス
(無線)ローカルエリアネットワーク(wireles
s local area networkWLAN)
を実現しているような、代表的なOFDMデータ伝送シ
ステムでは、データは、データフレームと呼ばれるシン
ボルグループの形でOFDM信号に入れて伝送されてい
る。この概念を示したのが図2であり、そこでは、デー
タフレームはM個の連続シンボル52a、52
b、...、52Mを含み、その各々には、ガードイン
ターバル(guard interval)TgがOF
DMシンボルインターバルTsと一緒に含まれている。
従って、各シンボルは総持続時間がTg+Tsになって
いる。アプリケーションによっては、データフレーム
は、デジタルTVの放送のように連続的に伝送すること
も、あるいはデータフレームは、WLANの実装のよう
に、ランダム時間にバーストで伝送することも可能であ
る。
【0015】次に、図3を参照して説明すると、図は本
発明の実施例を示したものである。図3の構成は、図5
に示すように、図1の受信機で採用することが可能であ
る。なお、図示の例では、本発明は個別サンプリングオ
フセット補正ループ(distinct sampli
ng offset correction loo
p)として示されているが、これは、明瞭にし、参照を
しやすくし、本発明の理解を容易にするためである。
【0016】本発明は、ETSI−BRAN HIPE
RLAN/2(ヨーロッパ)とIEEE 802.11
a(米国)ワイヤレスLAN標準案に準拠している受信
機で動作する。なお、これらの標準案は、引用により本
明細書の一部になっている。しかし、当業者ならば理解
されるように、本発明の教示事項は他のOFDMシステ
ムで実現することも可能である。
【0017】上記に示したワイヤレスLAN標準は、O
FDM伝送を検出するのにトレーニングシーケンスを使
用することを提案している。トレーニングシーケンス
(例えば、トレーニングシーケンスAまたはB)は、あ
らかじめ決めた数のパイロット副搬送波またはビン(b
in)(例えば、12個のパイロット副搬送波)に乗せ
て伝送される、一連の短OFDMトレーニングシンボル
(既知の振幅と位相をもつ)を含んでいる。その他の副
搬送波(例えば、52個の副搬送波)はすべて、トレー
ニングシーケンスの伝送期間中ゼロのままになってい
る。ここでは、上記LAN標準のトレーニングシーケン
スを使用することが説明されているが、別のトレーニン
グシーケンスとシンボルを使用することも可能であり、
これは「特許請求の範囲」に定義されている本発明の範
囲に属するものである。図6と図7は、HYPERLA
N/2のトレーニングシーケンスBの例を、周波数ドメ
インと時間ドメインで表したものである。図6に示すよ
うに、トレーニングシーケンスは16サンプルのブロッ
クをもち、これはトレーニングシンボルごとに4回繰り
返されている。本発明によれは、以下で詳しく説明する
ように、この繰り返しブロックまたは時間周期が利用さ
れている。
【0018】図3に戻って説明すると、図には、サンプ
リングオフセット補正システム60が示されている。当
然に理解されるように、システム60はソフトウェアで
実現することも、ハードウェアで実現することも、ある
いはその組み合わせで実現することも可能である。ペア
のサンプラ(例えば、ADC)62と78は、受信した
OFDM信号をサンプリングする。上述したように、受
信OFDM信号は、それぞれ複素数値OFDM信号ri
=qi+jqiの実数値成分と虚数値成分を表している
同位相(qi)部分と直角位相(pi)部分を含んでい
る。サンプラ78は、所与のサンプルレート(送信機の
サンプリングレートに近いものが選択されている)でO
FDM信号をサンプリングし、サンプリングしたOFD
M信号をサンプリングレートコンバータ76に渡す。こ
れは、以下で詳しく説明するように、ダウンストリーム
側での処理(例えば、FFTなど)に備えたものであ
る。サンプラ62は受信OFDM信号を、あらかじめ決
めた係数(例えば、係数が2)だけアップサンプリング
またはオーバサンプリングし、アップサンプリングした
信号を相関器モジュール(correlator mo
dule)64に渡す。受信OFDM信号をオーバサン
プリングすると、以下で詳しく説明するように、有意誤
差を求めるために必要な、OFDM信号の解像度(re
solution)が得られる。なお、当業者には公知
であるように、サンプラ78とサンプラ62は、いく通
りかの方法で相互接続することが可能である。例えば、
サンプラ78とサンプラ62は、OFDM信号を2の係
数だけオーバサンプリングするように両方のサンプラ7
8と62を駆動するクロック回路(図示せず)で駆動さ
せることができる。このケースでは、サンプラ62はサ
ンプルを1つひとつ相関器モジュール64に渡すことに
なり、サンプラ78は他のサンプラを1つひとつサンプ
リングレートコンバータ76に渡すことになる。
【0019】相関器モジュール64は、サンプラ62か
ら受信したアップサンプリング信号を、ローカルメモリ
66にストアされているトレーニングシーケンス(例え
ば、上記ワイヤレス標準のトレーニングシーケンスB)
の時間ドメインサンプルと相関付ける。このトレーニン
グシーケンス例に含まれる各サンプルは、値がsqrt
(13/6)*[(1+j)または(−1−j)]にな
っている。各サンプル値をストアするためにメモリがど
のように割り振られるかは、特定のOFDM受信機の設
計によって決まる。ストアされるトレーニングシーケン
スのバージョン(ストアバージョン)は、好ましくは、
トレーニングシーケンスBの繰り返しサンプルブロック
(例えば、16サンプル)の1つに対応するように切り
捨てられたトレーニングシーケンスのバージョン(切り
捨てバージョン)になっている。具体的に説明すると、
切り捨てられたトレーニングシーケンスのストアバージ
ョンは、サンプラ62で使用されたものと同じの、あら
かじめ決めた係数(例えば、係数が2)だけオーバサン
プリングされた繰り返しブロックのオーバサンプリング
バージョン(例えば、32サンプル)に対応しているこ
とが好ましい。切り捨てられたバージョンのトレーニン
グシーケンスだけをストアするようにすると、それがオ
ーバサンプリングされたものであっても、トレーニング
シーケンス全体(つまり、トレーニングシーメンスがオ
ーバサンプリングされていなければ、64サンプル)が
ローカルメモリ66にストアされないので、ローカルメ
モリ66内のメモリスペースの利用効率が向上すること
になる。
【0020】オーバサンプリングされたOFDM信号
と、トレーニングシーケンスの切り捨てバージョンとの
相関は、ストアされたトレーニングシーケンスがOFD
M信号に含まれるトレーニングシーケンスに一致したと
き最大になる。従って、相関出力のパワーのピークを利
用すると、受信信号がストアされたトレーニングシーケ
ンスといつ一致したかを判断することができる。
【0021】相関器モジュール64の出力が複素数信号
であるのは、入力(つまり、ストアされたトレーニング
シーケンスとOFDM信号)が複素数であるからであ
る。パワーモジュール68は、特定のOFDM受信機の
設計に応じて、相関信号の各サンプルのパワーまたは大
きさを2通りの方法で計算することができる。1つの方
法では、パワーモジュール68は、相関信号の各複素数
サンプルの二乗大きさ(squared magnit
ude)(つまり、パワー)を計算して、相関信号のパ
ワーを示す実数を生成することができる。第2の方法で
は、パワーモジュール68は、相関信号の各複素数サン
プルの大きさ(二乗大きさとは対照的に)を得ることが
できる。
【0022】ピークロケータモジュール(peak l
ocator module)70は、パワーモジュー
ル68から出力された相関パワーシーケンスをサーチ
し、相関パワーシーケンスの中で最大パワーまたは大き
さ値をもつサンプルを探し出す。最大値が見つかると、
ピークロケータモジュール70は、ピークロケーション
のインデックスを誤差計算モジュール(error c
omputationmodule)72に出力する。
このインデックスは基準点(reference po
int)として誤差計算モジュール72によって使用さ
れる。
【0023】上述したように、OFDM信号をオーバサ
ンプリングすると、相関サンプルの数が増加するので、
誤差計算モジュール72は有意サンプリング誤差(me
aningful sampling error)を
求めることができる。例えば、図4はメイン相関ピーク
(main correlation peak)80
と、メイン相関ピークの両サイドにあるペアの小相関ピ
ーク82と84を示している。OFDM信号がサンプラ
62によってオーバサンプリングされていなければ、メ
イン相関ピーク80だけが存在することになるので、誤
差計算モジュール72は、メインピーク80付近の相関
ピークの大きさから求められるサンプリング誤差86を
判断できないことになる。これについては、以下で詳し
く説明する。
【0024】相関サンプルのメインピークが検出される
と、誤差計算モジュール72は、メインピークの両サイ
ドにある相関サンプル82と84を分析する。サンプリ
ングオフセットが存在しないときは、周波数相関サンプ
ル82と84は、同じ大きさをもつことになる(図示せ
ず)。しかし、サンプリングオフセットがあれば、相関
サンプル82と84は、図4に示すように異なる大きさ
をもつことになる。
【0025】計算モジュール72は、相関ピーク80の
両サイドにある相関サンプル82と84間の大きさの差
分を計算することによって誤差値を計算する。大きさの
差分は正であることもあれば、負であることもある。差
分の大きさは、ストアされたトレーニングシーケンスと
受信したトレーニングシーケンスとの同期が、どれだけ
乱れている(out of sync)かを示してい
る。差分の符号は、サンプリング周波数を増加すべき
か、減少すべきかを示している。サンプリングオフセッ
トが与えられているとき、メイン相関ピークの左側にあ
るサンプル(例えば、メインピークインデックス1)の
大きさからメイン相関ピークの右側にあるサンプル(例
えば、メインピークインデックス+1)の値を差し引く
と、誤差値が得られる。別の方法として、誤差値は、特
定システムの要求条件に応じて右側サンプルと左側サン
プルの差分として計算することもできる。
【0026】図3に戻って説明すると、誤差計算モジュ
ール72は、計算で求めた誤差値を2次ループフィルタ
(second order loop filte
r)74に出力し、このフィルタでは、サンプリング誤
差がゼロになるように駆動され、受信機のサンプリング
レートが送信機のサンプリングレートと同期するように
サンプリングレートが調整される。具体的には、2次ル
ープフィルタ74は、従来のサンプリングレートコンバ
ータ76を通してサンプラ78のサンプリングレートを
調整するが、別の方法として、サンプラ78および関連
アップサンプラ62のサンプリングレートを調整するこ
とも可能である。
【0027】次に、図5を参照して説明すると、図は、
本発明が図1に示す従来のOFDM受信機10とどのよ
うに統合化されているかを示したものである。具体的に
説明すると、サンプリングオフセット補正システム60
は、ミキサ28、30の出力と、DSP46の入力とに
結合されている。この構成によると、サンプリングオフ
セット補正システム60はミキサ28、30から同位相
と直角位相OFDM信号を受信し、受信した信号を、送
信機のサンプリングレートに一致する補正サンプリング
レートでデジタル化し、デジタル化信号をDSP46に
出力し、さらに別の処理が行われる。なお、図5には示
されていないが、図1のLPF42とLPF44をサン
プリングオフセット補正システム60の出力と、DSP
46の入力とに結合すると、デジタル化OFDM信号を
フィルタ処理することも可能である。
【0028】以上のように、本発明の原理によれば、O
FDM受信機でサンプリングオフセットを補正する方法
が提供されている。この方法によれば、受信したOFD
M信号をサンプリングし、このOFDM信号には基準シ
ンボルが含まれており、サンプリングされたOFDM信
号をストアされているシンボルと相関付け、相関ピーク
を探し出し、相関ピークの両サイドにある相関サンプル
間の大きさの差分を計算し、計算された差分からサンプ
リングオフセットを求めるようにしている。
【0029】以上、好ましい実施形態を参照して本発明
を説明してきたが、これらの実施形態は、請求項に記載
されている本発明の精神と範囲を逸脱しない限り、種々
態様に変更が可能であることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のOFDM受信機を示すブロック図であ
る。
【図2】データフレーム内のOFDMシンボルと、それ
ぞれに対応するガードインターバルの代表的な配置を示
す図である。
【図3】本発明によるサンプリングオフセット補正シス
テムの例を示すブロック図である。
【図4】サンプリングオフセット(位相および/または
周波数)が存在するときの相関パワーピークを示す図で
ある。
【図5】本発明が図1に示す従来のOFDM受信機とど
のように統合化されているかを示すブロック図である。
【図6】周波数ドメインにおけるトレーニングシーケン
スの例を示す図である。
【図7】図6のトレーニングシーケンスの時間ドメイン
を示す図である。
【符号の説明】
46 DSP 60 サンプリングオフセット補正システム 62、78 ペアのサンプラ 64 相関器モジュール 66 ローカルメモリ 68 パワーモジュール 70 ピークロケータモジュール 72 誤差計算モジュール 74 2次ループフィルタ 76 サンプリングレートコンバータ 80 メイン相関ピーク 82、84 左右側の相関ピーク 86 サンプリング誤差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 300000708 46,Quai A, Le Gallo F−92648 Boulogne Cede x France (72)発明者 ルイス ロバート リットウィン ジュニ ア. アメリカ合衆国 46032 インディアナ州 カーメル パインビュー ドライブ 126 ナンバー8

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交周波数分割多重(OFDM)受信機
    でサンプリングオフセットを補正する方法であって、該
    方法は、 基準シンボルを含んでいる受信OFDM信号をサンプリ
    ングするステップと、 前記サンプリングされたOFDM信号を、ストアシンボ
    ルと相関付けるステップと、 相関ピークを探し出すステップと、 前記相関ピークの両サイドにある相関サンプルの大きさ
    の差分を計算するステップと、 前記計算された差分に応じてサンプリングオフセットを
    補正するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記サンプリングするステップは、前記受信OFDM信
    号を、あらかじめ決めた係数だけオーバサンプリングす
    ることを含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、 前記相関付けるステップは、前記オーバサンプリングさ
    れたOFDM信号を、あらかじめ決めた係数だけオーバ
    サンプリングされたストアシンボルと相関付けることを
    含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、 前記あらかじめ決めた係数は、2であることを特徴とす
    る方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、 前記ストアシンボルは前記基準シンボルと同一であるこ
    とを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、 前記ストアシンボルは、前記基準シンボルのセグメント
    に対応していることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、 前記ストアシンボルは、前記基準シンボル内で周期的に
    繰り返されるセグメントであることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法において、 前記サンプリングするステップおよび前記相関付けるス
    テップは、時間ドメインで行われることを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、 前記相関付けるステップは、 前記ストアシンボルと前記OFDM信号との相関を表し
    ている相関サンプルのシーケンスを出力するステップ
    と、 前記シーケンス内の各相関サンプルのパワーを判断する
    ステップとを含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、 前記相関ピークを探し出すステップは、前記相関サンプ
    ルのシーケンス内で最大パワー値をもつ相関サンプルを
    見つけることによって前記相関ピークのインデックスを
    判断するステップを含むことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の方法において、 前記各相関サンプルのパワーを判断するステップは、前
    記各相関サンプルの二乗大きさを計算するステップを含
    むことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の方法において、 前記各相関サンプルのパワーを判断するステップは、前
    記各相関サンプルの大きさを求めるステップを含むこと
    を特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 トレーニングシンボルをもつOFDM
    信号を受信する直交周波数分割多重(OFDM)受信機
    であって、該OFDM受信機は、 受信したOFDM信号をサンプリングレートでサンプリ
    ングし、複数のトレーニングシンボルサンブルを含んで
    いるOFDMサンプルを生成するアナログ・デジタルコ
    ンバータ(ADC)と、 前記ADCに結合されたトレーニングシンボル検出器で
    あって、前記OFDMサンプル内のトレーニングシンボ
    ルサンプルのロケーションを検出するトレーニングシン
    ボル検出器と、 前記トレーニングシンボル検出器に結合されたサンプリ
    ングオフセットユニットであって、前記複数のトレーニ
    ングシンボルサンプルのうちの、あらかじめ決めたトレ
    ーニングシンボルサンプルを比較した結果に基づいてサ
    ンプリングオフセット誤差を生成するサンプリングオフ
    セットユニットと、を備えていることを特徴とするOF
    DM受信機。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のOFDM受信機に
    おいて、さらに、 前記ADCおよびサンプリングオフセットユニットに結
    合された補正ユニットであって、前記サンプリングオフ
    セットユニットから出力された前記サンプリングオフセ
    ット誤差に応じて前記ADCのサンプリングレートを調
    整する補正ユニットを含んでいることを特徴とするOF
    DM受信機。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のOFDM受信機に
    おいて、 前記トレーニングシンボル検出器は、見つけられたトレ
    ーニングシンボルのインデックスを出力し、前記サンプ
    リングオフセットユニットは、前記インデックスの両サ
    イドにあるトレーニングシンボルサンプルの大きさの差
    分を計算することを特徴とするOFDM受信機。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のOFDM受信機に
    おいて、 前記トレーニングシンボル検出器は、 前記ADCに結合された相関器であって、前記ADCか
    ら出力された前記OFDMサンプルを、前記トレーニン
    グシンボルのストアコピーと相関付けて、複数の相関サ
    ンプルを生成する相関器と、 前記相関器に結合された相関ピーク検出器であって、前
    記複数の相関サンプル内の相関ピークの検出に応じて相
    関ピークのインデックスを出力する相関ピーク検出器と
    を含んでいることを特徴とするOFDM受信機。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のOFDM受信機に
    おいて、 前記トレーニングシンボルのストアコピーは、前記OF
    DM信号のトレーニングシンボル内で周期的に繰り返さ
    れる、前記OFDM信号の前記トレーニングシンボルの
    セグメントであることを特徴とするOFDM受信機。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のOFDM受信機に
    おいて、 前記ADCはあらかじめ決めた解像度の相関サンプルが
    前記相関器によって生成されるように前記受信したOF
    DM信号を、あらかじめ決めた係数でオーバサンプリン
    グすることを特徴とするOFDM受信機。
  19. 【請求項19】 直交周波数分割多重(OFDM)受信
    機でサンプリングオフセットを特定するシステムであっ
    て、該システムは、 受信したOFDM信号を、あらかじめ決めた係数でオー
    バサンプリングする手段であって、前記OFDM信号が
    基準シンボルを含んでいる手段と、 前記オーバサンプリングされたOFDM信号を、ストア
    シンボルと相関付けて相関サンプルのシーケンスを生成
    する手段であって、前記ストアシンボルがあらかじめ決
    めた係数でオーバサンプリングされてからストアされ
    て、前記基準シンボルのセグメントに対応している手段
    と、 前記相関サンプルのシーケンス内の相関ピークを探し出
    す手段と、 前記相関ピーク付近にある、あらかじめ決めた相関サン
    プル間の大きさの差分を計算する手段と、 前記計算された差分からサンプリングオフセット誤差を
    求める手段と、を備えていることを特徴とするシステ
    ム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のシステムにおい
    て、 該システムはワイヤレスLANで動作するOFDM受信
    機に組み込まれていることを特徴とするシステム。
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