JP7297099B2 - 信号サンプリング方法、装置及び光受信機 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2019年9月30日に中国専利局に出願された、出願番号が201910944543.1である中国特許出願に基づく優先権を主張し、その開示全体は援用により本願に組み込まれるものとする。
本開示は、通信分野に関し、例えば、信号サンプリング方法、装置及び光受信機に関する。
クラウドコンピューティング、モノのインターネット、及び第5世代移動通信技術(the 5th Generation mobile communication technology、5G)または将来的には可能な第6世代移動通信技術(the 6th Generation mobile communication technology、6G)等の高速伝送データ情報サービスの日々の発展に伴い、光アクセスネットワークについて、帯域幅サービスのサポート能力及び伝送性能等の面で新たな挑戦に直面する必要がある。受動光ネットワーク(Passive Optical Network、PON)を主流とする高速光伝送ネットワークアプリケーションも急速に成長しているため、50GHzひいては100GHz以上の高速光伝送PONも1つの必要な選択肢となり、その需要は切実であり、より高い伝送性能も要求されている。
時分割多重化(Time-Division Multiplexing、TDM)に基づくPONシステムでは、バーストPON技術は、対応する伝送タイムスロットを光ネットワークユニット(Optical Network Unit、ONU)ごとに割り当て、異なるONUによって生成された光バーストパケットを光回線終端装置(Optical Line Terminal、OLT)側で光受信機を介して受信することにより、ユーザ数を大幅に増加させ、アクセスネットワークにおけるバーストトラフィックサービスの特性に良好に適応し、高帯域幅を提供すると共に、ネットワーク全体の柔軟性を向上させ、サービス統合とリソース共有を実現する。
アップリンクPON伝送システムは、複数のONUを備えたバースト伝送システムであり、異なるONUのデータがバーストパケットの形でOLTに送信される。バーストモードでは、ONUからOLTまでの各バーストデータパケットは瞬時に送信されてランダムに到着すると考えられてもよく、そのため、OLT側のクロック位相と同期せずに、位相差がある。また、バーストモードにおける高速PONシステムでは、異なるONUがOLTに送信するバーストパケット信号は、ファイバ伝送リンクを通過する距離が異なり、受けられたリンクダメージも異なるため、各バーストパケットがOLT側に伝送されて到達する時間遅延も異なっている。そうすると、OLT側の受信機(Analog-to-Digital Converter、ADC)がローカルクロックに従ってサンプリングする場合、バーストパケットが到着する際にバーストパケット信号の位相とOLT側のローカルサンプリングクロックの位相が一致しないため、サンプリング位相オフセットが生じ、サンプリングがシンボルの最適な位置になくなり、サンプリングされたデータの信号エネルギーが減少し、信号対雑音比が低下し、エラーコードが増加してしまう。
本開示には、信号サンプリング方法、装置及び光受信機が提供され、少なくとも、関連技術においてサンプリング位相オフセットに起因して信号対雑音比が低下し、エラーコードが増加してしまうという問題を解決する。
信号サンプリング方法が提供され、当該信号サンプリング方法は、
第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号をサンプリングし、第1サンプリング信号を取得することと、
第2サンプリング周波数に従って前記第1サンプリング信号におけるプリアンブル信号をサンプリングし、第2サンプリング信号を取得することと、
前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することと、
前記位相差に基づいて前記第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得することと、を含む。
信号サンプリング装置がさらに提供され、当該信号サンプリング装置は、
第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号をサンプリングし、第1サンプリング信号を取得するための第1サンプリングモジュールと、
第2サンプリング周波数に従って前記第1サンプリング信号におけるプリアンブル信号をサンプリングし、第2サンプリング信号を取得するための第2サンプリングモジュールと、
前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定するための第1決定モジュールと、
前記位相差に基づいて前記第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得するための補間モジュールとを備える。
本開示に記載の信号サンプリング装置を備える光受信機がさらに提供される。
図1は、本発明の実施例に係る信号サンプリング方法のフローチャートである。 図2は、本発明の実施例に係る信号サンプリング装置の構成ブロック図である。 図3は、本発明の実施例に係るバーストクロックリカバリ案の実現ブロック図である。 図4は、本発明の実施例に係る誤差信号位相推定アルゴリズムのフローチャートである。 図5は、本発明の選択可能な実施例に係るロールオフ係数(Rolloff Factor)の場合における位相推定方法の性能を示す図である。 図6は、本発明の選択可能な実施例に係るロールオフ係数の場合における位相推定方法の性能を示す図である。 図7は、本発明の選択可能な実施例に係るロールオフ係数の場合における位相推定方法の性能を示す図である。 図8は、本発明の選択可能な実施例に係るロールオフ係数の場合における位相推定方法の性能を示す図である。
以下、図面を参照しながら、実施例を組み合わせて本開示を説明する。なお、矛盾しない場合、本開示における実施例及び実施例中の特徴は互いに組み合わせることが可能である。
なお、本開示の明細書及び特許請求の範囲、並びに上記の図面における「第1」、「第2」等の用語は、指定された順序又は優先順位を記載するものではなく、類似する対象を区分するために使用されている。
実施例1
図1は、本発明の実施例に係る信号サンプリング方法のフローチャートであり、図1に示されるように、当該フローチャートには、以下のステップを含む。
ステップS101、第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号をサンプリングし、第1サンプリング信号を取得する。
ステップS103、第2サンプリング周波数に従って第1サンプリング信号におけるプリアンブル(先頭)信号をサンプリングし、第2サンプリング信号を取得する。
ステップS105、第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定する。
ステップS107、位相差に基づいて第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得する。
上記のステップによれば、第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号をサンプリングし、第1サンプリング信号を取得し、第2サンプリング周波数に従って第1サンプリング信号におけるプリアンブル信号をサンプリングし、第2サンプリング信号を取得し、第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定し、位相差に基づいて第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を得るため、関連技術においてサンプリング位相オフセットに起因して信号対雑音比が低下し、エラーコードが増加してしまうという問題を解決し、受信したバースト信号と得られたターゲットサンプリング信号との誤差を低減する効果を実現することができる。
1つの選択可能な実施形態において、第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することは、第2サンプリング信号に対してシンボル判定指向を行い、判定指向信号を取得することと、第2サンプリング信号と判定指向信号の誤差信号を決定することと、誤差信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することと、を含む。
1つの選択可能な実施形態において、誤差信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することは、バースト信号に対応するシンボル周波数における誤差信号の離散フーリエ変換の結果を決定することと、フーリエ変換の結果に基づいて位相差を決定することと、を含む。
1つの選択可能な実施形態において、フーリエ変換の結果に基づいて位相差を決定することは、フーリエ変換の結果に基づいてサンプリング位相を抽出し、サンプリング位相に基づいて位相差を決定することを含む。
1つの選択可能な実施形態において、第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することは、第2サンプリング信号のシンボル間干渉を除去することと、シンボル間干渉を除去した第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することと、をさらに含む。
1つの選択可能な実施形態において、位相差に基づいて第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得することは、位相差に基づいて第1サンプリング信号のサンプリング点オフセットを決定することと、サンプリング点オフセットに基づいて第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得することと、を含む。
本発明の他の実施例によれば、信号サンプリング装置がさらに提供され、図2は、本発明の実施例に係る信号サンプリング装置の構成ブロック図であり、図2に示されるように、当該装置は、第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号をサンプリングし、第1サンプリング信号を取得するように設けられた第1サンプリングモジュール22と、第2サンプリング周波数に従って第1サンプリング信号におけるプリアンブル信号をサンプリングし、第2サンプリング信号を取得するように設けられた第2サンプリングモジュール24と、第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定するように設けられた第1決定モジュール26と、位相差に基づいて第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得するように設けられた補間モジュール28とを備える。
上述したモジュールによれば、第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号をサンプリングし、第1サンプリング信号を取得し、第2サンプリング周波数に従って第1サンプリング信号におけるプリアンブル信号をサンプリングし、第2サンプリング信号を取得し、第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定し、位相差に基づいて第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を得るため、関連技術においてサンプリング位相オフセットに起因して信号対雑音比が低下し、エラーコードが増加してしまうという問題を解決し、受信したバースト信号と得られたターゲットサンプリング信号との誤差を低減する効果を実現することができる。
1つの選択可能な実施形態において、第1決定モジュールは、第2サンプリング信号に対してシンボル判定指向を行い、判定指向信号を取得するように設けられた判定指向ユニットと、第2サンプリング信号と判定指向信号の誤差信号を決定するように設けられた第1決定ユニットと、誤差信号に基づいてバースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定するように設けられた第2決定ユニットとを含む。
1つの選択可能な実施形態において、第2決定モジュールは、バースト信号に対応するシンボル周波数における誤差信号の離散フーリエ変換の結果を決定するように設けられた第1決定サブユニットと、フーリエ変換の結果に基づいて位相差を決定するように設けられた第2決定サブユニットとを含む。
1つの選択可能な実施形態において、第2決定サブユニットは、フーリエ変換の結果に基づいてサンプリング位相を抽出し、サンプリング位相に基づいて位相差を決定するように設けられている。
1つの選択可能な実施形態において、第1決定モジュールは、第2サンプリング信号のシンボル間干渉を除去するように設けられた除去ユニットと、シンボル間干渉を除去した第2サンプリング信号に基づいて、バースト信号と第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定するように設けられた第3決定ユニットとを含む。
1つの選択可能な実施形態において、補間モジュールは、位相差に基づいて第1サンプリング信号のサンプリング点オフセットを決定するように設けられた第4決定ユニットと、サンプリング点オフセットに基づいて第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得するように設けられた第1補間ユニットとを含む。
本実施例における装置は、上述した実施例及び選択可能な実施形態を実現するために使用され、説明した内容は再び説明しない。以上で使用されるように、用語「実施形態は、所定機能を有するソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせを実現することができる。
上記の複数のモジュールは、ソフトウェア又はハードウェアによって実現でき、後者について、以下の幾つかの形式によって実現できるが、これらに限定されない。
上記のモジュールはいずれも同じプロセッサに位置する形式、又は、上記の複数のモジュールは任意に組み合わせることでそれぞれ異なるプロセッサに位置する形式。
本発明の他の実施例によれば、上記のいずれか1項に記載の信号サンプリング装置を備える光受信機が提供される。
選択可能な実施形態
以下、本発明の実施例について、適用シナリオを組み合わせて説明する。
従来技術における連続伝送同期デジタル位相ロックループ技術は、ループ安定化確立時間が長いため、アップリンクバーストシステムの受信に適していない。ダウンリンクPON伝送システムは、連続的な伝送受信システムであり、伝送データを連続的に受信するタイミングまたはシンボル同期アルゴリズムが多数あり、アップリンクバーストモードによる伝送の受信は連続システムによる伝送の受信と相違している。異なるバーストパケットが通常異なるユーザ端末ONUから送信され、送信要求は異なる時間に発生するため、複数のバーストパケットはバーストモードにおける複数のONUからOLTまでの伝送チャネルが異なり、時間遅延が異なり、1つのデータパケットで得られる同期情報は次のデータパケットでは利用できない。各バーストパケットには通常プリアンブルがあるため、バーストパケットの捕捉と位相同期は通常データ支援に基づいており、有効なデータの前に位相同期を確立する必要がある。システム伝送において高効率を必要とするため、同期のためのプリアンブルが長すぎてはいけない。また、バーストデータパケットの長さは長いかまたは短く、一部の短いバーストパケットのデータには数千、数百、さらには数十のシンボルしかない場合があり、毎回情報を送信する時間が短い場合もあり、バーストパケットの有効なデータの前に同期を実現する必要がある。したがって、バーストクロックリカバリの主な難点は、限られたプリアンブル内に、位相に対する迅速な推定と迅速な捕捉を可能な限り短時間で実現する必要があることにある。
位相同期時間を可能な限り短くすることに加えて、位相推定のジッター(jitter)も可能な限り小さくする必要がある。ほとんどのタイミング位相検出は信号変調帯域幅に依存し、タイミングエラーは信号対雑音比(S/N比)と密接に関連しており、位相推定のジッターに影響を与える。一般的に、信号変調帯域幅と信号対雑音比が小さいほど、推定された位相ジッター分散は大きくなる。例えば非ゼロ復帰(Not Return to Zero、NRZ)信号のレイズドコサイン変調信号について、タイミング位相検出の性能は、ナイキストロールオフ係数(Nyquist Rolloff Factor)に大きく依存する。ロールオフ係数が小さいほど、信号変調帯域幅が小さくなり、位相推定分散が大きくなり、同期性能が低下する。ただし、ロールオフ係数はスペクトル効率に影響を与え、ロールオフ係数が小さいほど、スペクトル効率が高くなる。実際の工程において、スペクトル効率に基づいて、ロールオフ係数の範囲は、通常0.15~0.5の間にある。したがって、PONアップリンクバーストクロックリカバリでは、データサンプリングの最適な位置をより良好に復帰するために、変調帯域幅と信号対雑音比が小さい場合、位相推定とタイミングリカバリのジッターを可能な限り小さくする必要がある。
本発明の選択可能な実施形態において、上述したPONアップリンクバースト受信システムの位相及びクロックリカバリの要件に基づいて、高速光ネットワーク伝送のバーストクロックリカバリについて、位相を高速に推定する方法及びタイミングリカバリ装置を提案している。この方法は、ナイキストロールオフ係数に敏感ではなく、信号対雑音比が低くかつロールオフ係数が小さい場合、この方法によって推定された位相ジッター(Phase jitter)は二乗の法則等の一般的なアルゴリズムよりも遥かに小さく、回復されたデータの最適なサンプリング位置はより正確であり、ハードウェアの実現が簡単であり、バーストパケットの有効データの前のプリアンブルフィールド内に位相を迅速に捕捉し、かつタイミング同期を確立することができる。
本発明の選択可能な実施形態において、クロックおよびデータ再生(Clock and Data Recovery、CDR)は、位相推定とデータ補間という2つの段階に分けられる。バーストパケットのプリアンブルを利用して位相を推定する場合、バーストパケットのデータをバッファリング(buffering)する必要がある。本開示のTDM PONシステムのOLT側のアップリンクバースト受信のクロックリカバリ装置は、フィルタリング、位相推定及び補間フィルタリングという3つの主要な機能モジュールを含む。位相誤差訂正とジッタートラッキングを推定する必要がある場合、補間フィルターを、CDRモジュール、例えばトラッキング性能がより良好なフィードバックループGardner位相弁別CDRに置き換えることができる。
OLT側の受信機がバーストパケットの到着を検知した後に、ADCは受信した信号をローカル固定クロック周波数1/Tでサンプリングし、バーストパケット信号のサンプリングシーケンスx(n)を取得する。サンプリングはT=T/2、即ち2倍サンプリングを満たし、Tはシンボル期間であり、TはOLT側ADCのローカルサンプリングクロックのサンプリング周期である。本考案では、OLT側のクロックは、遠端ONUによってシンボルを送信するクロックの周波数と同期することが用いられる。OLTと遠端ONUノード間の通信が連続する時分割多重化PONシステムについては、遠端ONUのローカル発振器は、位相ロックループ(Phase Locked Loop、PLL)を使用してOLTクロック(このクロックは高精度のものである)にロックされており、このように、遠端ONUからセントラルオフィスOLTへのバースト伝送の周波数がOLT側クロックと同期することを確保することができる。
ADCによってサンプリングされたバーストパケットデジタル信号のシーケンスの一部をまず2倍アップサンプリングし、次に、等価フィルタリングモジュールに送信して均等化を行い、シンボル間干渉(inter-symbol interference、ISI)を除去する。この部分のデジタル信号は、N個(Nは数十から数千までであってもよい)のシンボルで構成されるバーストパケットの既知のプリアンブルに対応するサンプルデータである。
位相推定モジュールは、等価フィルタリングモジュールによる均等化後に出力されたプリアンブルデジタル信号を受信し、プリアンブルデジタル信号は4倍サンプリング信号y(k)(k=0、1、…、4N-1)である。
その後、y(k)について判定指向を行い、対応する判定指向シーケンスα(k)(k=0、1、…、4N-1)を得る。
サンプリング信号y(k)及びそれに対応する判定指向シーケンスα(k)から、サンプリング位相と信号位相オフセットに起因するサンプリング誤差信号y(k)-α(k)、k=0、1、…、4N-1を取得し、次にサンプリング誤差信号の絶対値シーケンス|y(k)-α(k)|、k=0、1、…、4N-1、または、サンプリング誤差信号の二乗シーケンス[y(k)-α(k)]、k=0、1、…、4N-1を取得し、以下に例を挙げて方法を説明し、以下の計算方法はサンプリング誤差信号の二乗シーケンスにも適用できる。
絶対値シーケンス|y(k)-α(k)|、k=0、1、…、4N-1について、シンボル周波数1/Tにおける離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform、DFT)を計算する。
Figure 0007297099000001
1/Tにおける離散フーリエ変換Yに基づいて、サンプリング位相を抽出し、サンプリング位相オフセットτを得る。
Figure 0007297099000002
ここで、arg()は複素数の偏角を求めることを表す。位相τ∈(-T/2、T/2)を推定して得る。
サンプリング位相オフセットτをサンプリング周期Tで正規化した後、2倍サンプリングでのサンプリング点オフセットに変換する。
Figure 0007297099000003
推定して得られたサンプリング点オフセットμを補間フィルタリングモジュールに送信する。補間フィルタリングモジュールの補間器はFarrow構造で実現される。μをFarrow補間器の補間位置レジスタに送信する。このように、補間器は、バーストパケットの2倍サンプリング信号を補間し、それによって、サンプリング位相がバースト信号の位相と一致する最適なサンプルデータを回復する。
1つの選択可能な実施形態において、図3は、本発明の実施例に係るバーストクロックリカバリ案の実現ブロック図であり、図3に示されるように、主に5つのモジュールから構成され、それぞれ、2倍アップサンプリングモジュール、等価フィルタリングモジュール、位相推定モジュール、データバッファリングモジュール、補間フィルタリングモジュールである。
本案は図3を参照して実現する。OLT側光受信機がバーストパケットアナログ信号x(t)を受信し、ローカルクロックがバースト信号を周期T=T/2で2倍サンプリングし、サンプリングシーケンスx(n)を得る。シーケンスx(n)のプリアンブルシーケンスを2倍アップサンプリングモジュールに送信してサンプリングを行い、サンプリングされた4倍サンプルプリアンブルシーケンスを最小二乗平均(Least Mean Square、LMS)等価器に送信して均等化を行い、シンボル間干渉(inter-symbol interference、ISI)を除去し、そして、位相推定モジュールに送信してバーストパケット信号とローカルサンプリングクロックの位相差の推定を行い、正規化された位相オフセットτを得る。位相推定の時間遅延により、この期間中のデータはデータバッファにバッファリングされる。推定して得られたサンプリング点オフセットμを補間フィルタリングモジュールに送信する。補間フィルタリングモジュールの補間器はFarrow構造で実現される。μをFarrow補間器の補間位置レジスタに送信する。このように、補間器は、バッファにおけるバーストパケットの2倍サンプルデータ信号を順次補間し、それによって、サンプリング位相がバースト信号の位相と一致する最適なサンプルデータを回復する。
本開示の位相推定モジュールの実現を図4に示し、図4は、本発明の実施例に係る誤差信号位相推定アルゴリズムのフローチャートである。リソースを実現する観点から、OLT側ADCはバースト信号を2倍サンプリングするだけで、バースト信号の2倍サンプリングされたデジタル信号を取得することができ、バーストパケットプリアンブルは160個のバイナリ変調{-1、+1}のNRZ信号であり、対応する2倍サンプリング信号シーケンスは、x(n)(n=0、1、…、319)である。
プリアンブル2倍サンプリングシーケンスx(n)を2倍アップサンプリングモジュールに送信し、2倍アップサンプリングを行って4倍サンプリングシーケンスy(k)(k=0、1、…、639)を得る。
y(k)、k=0、1、…、639を等価フィルタリングモジュールに送信してLMS均等化を行い、ISIを除去した後に位相推定モジュールに送信する。
シンボルサンプリング位相オフセットに起因する誤差信号を用いて位相オフセットを推定する実施形態を図4に示す。位相推定モジュールのシンボル判定指向サブモジュールは、まずy(k)、k=0、1、…、639に対してシンボル判定指向を行い、対応する判定指向シーケンスα(k)=sign(y(k))、k=0、1、…、639を得る。
誤差信号サブモジュールは、ADCサンプリング位相オフセットに起因する信号誤差e(k)=|y(k)-α(k)|、k=0、1、…、639を計算する。
誤差信号シーケンスe(k)について、離散フーリエサブモジュールは、1/T周波数におけるフーリエ変換を計算する。
Figure 0007297099000004
一実施例において、
Figure 0007297099000005

Figure 0007297099000006

Figure 0007297099000007
である。
位相抽出サブモジュールは、正規化されたサンプリング位相オフセットμを計算する。
Figure 0007297099000008
2倍アップサンプリング、等価フィルタリング、位相推定を行う場合に、ある程度の時間遅延があり、この過程におけるバーストデジタル信号はバッファリングされる必要があり、正規化されたサンプリング位相オフセットμを推定した後に、信号の最適なサンプリング位置を復帰する。
正規化されたサンプリング位相オフセットμを内挿された補間フィルタリングモジュールに送信する。補間フィルタリングモジュールの補間器は、4または6タップのFarrow構造多項式補間フィルタを使用することで実現される。μをFarrow補間器の補間分数間隔レジスタに送信する。このように、補間器は、バッファリングされたデータからバーストパケットの2倍サンプリング信号を補間し、それによって、サンプリング位相がバースト信号の位相と一致する最適なサンプルデータを回復する。
信号対雑音比が低くかつロールオフ係数が小さい場合、二乗の法則(Square Law、SL)等の他の一般的な位相推定方法と比べて、本開示のバーストクロック位相推定方法によって推定された位相ジッターは遥かに小さくなり、回復されたデータの最適なサンプリング位置はより正確である。図5、図6、図7及び図8は、それぞれロールオフ係数R=0.5、R=0.35、R=0.25及びR=0.15という4つの場合における二乗の法則SL推定アルゴリズム及び本開示の位相推定アルゴリズムによって推定される位相ジッター性能を模式的に示しており、図におけるSL estimatorは二乗の法則用位相推定装置であり、判定指向に基づく(Decision-Directed、DD)estimatorは本開示の位相推定装置である。
当業者が以上の実施形態の説明から分かるように、上記の実施例に係る方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの組み合わせによって実現できるし、ハードウェアによって実現してもよい。本開示は、ソフトウェア製品の形で具体化されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えば、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)/ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、光ディスク)に格納され、1つの端末装置(携帯電話、コンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイス等であってもよい)に本開示の任意の実施例に記載の方法を実行させるように複数の命令を含む。
当業者なら分かるはずであるが、上記の本開示の複数のモジュールまたは複数のステップは、汎用計算機によって実現でき、それらは単一の計算機に集中されるか、または複数の計算機からなるネットワークに分布されてもよく、選択できるように、それらは計算機が実行可能なプログラムコードによって実現できるため、記憶装置に格納されて計算機によって実行されることができる。また、場合によっては、ここに示したり説明したりするステップをここと異なる順序で実行することができ、または、それらをそれぞれ複数の集積回路モジュールに作製したり、それらのうちの複数のモジュールまたはステップを単一の集積回路にして実現したりすることができる。このように、本開示は、任意に指定されたハードウェアとソフトウェアとの組み合わせに限定されない。

Claims (11)

  1. 第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号を2倍サンプリングし、第1サンプリング信号を取得することと、
    第2サンプリング周波数に従って前記第1サンプリング信号におけるプリアンブル信号を2倍アップサンプリングし、第2サンプリング信号を取得することと、
    前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することと、
    前記位相差に基づいて前記第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得することと、を含み、
    前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することは、
    前記第2サンプリング信号に対して符号関数を実行し、判定指向信号を取得することと、
    前記第2サンプリング信号と前記判定指向信号の誤差信号を決定することと、
    前記誤差信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することと、を含む、
    ことを特徴とする信号サンプリング方法。
  2. 前記誤差信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することは、
    前記バースト信号に対応するシンボル周波数における前記誤差信号の離散フーリエ変換の結果を決定することと、
    前記フーリエ変換の結果に基づいて前記位相差を決定することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の信号サンプリング方法。
  3. 前記フーリエ変換の結果に基づいて前記位相差を決定することは、
    前記フーリエ変換の結果に基づいてサンプリング位相を抽出し、前記サンプリング位相に基づいて前記位相差を決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の信号サンプリング方法。
  4. 前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定することは、
    前記第2サンプリング信号のシンボル間干渉を除去することと、
    前記シンボル間干渉を除去した前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの前記位相差を決定することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号サンプリング方法。
  5. 前記位相差に基づいて前記第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得することは、
    前記位相差に基づいて前記第1サンプリング信号のサンプリング点オフセットを決定することと、
    前記サンプリング点オフセットに基づいて前記第1サンプリング信号を補間し、前記ターゲットサンプリング信号を取得することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれかに記載の信号サンプリング方法。
  6. 第1サンプリング周波数に従って受信したバースト信号を2倍サンプリングし、第1サンプリング信号を取得するように設けられた第1サンプリングモジュールと、
    第2サンプリング周波数に従って前記第1サンプリング信号におけるプリアンブル信号を2倍アップサンプリングし、第2サンプリング信号を取得するように設けられた第2サンプリングモジュールと、
    前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定するように設けられた第1決定モジュールと、
    前記位相差に基づいて前記第1サンプリング信号を補間し、ターゲットサンプリング信号を取得するように設けられた補間モジュールと備え、
    前記第1決定モジュールは、
    前記第2サンプリング信号に対して符号関数を実行し、判定指向信号を取得するように設けられた判定指向ユニットと、
    前記第2サンプリング信号と前記判定指向信号の誤差信号を決定するように設けられた第1決定ユニットと、
    前記誤差信号に基づいて前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの位相差を決定するように設けられた第2決定ユニットと、を含む、
    ことを特徴とする信号サンプリング装置。
  7. 前記第2決定ユニットは、
    前記バースト信号に対応するシンボル周波数における前記誤差信号の離散フーリエ変換の結果を決定するように設けられた第1決定サブユニットと、
    前記フーリエ変換の結果に基づいて前記位相差を決定するように設けられた第2決定サブユニットとを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の信号サンプリング装置。
  8. 前記第2決定サブユニットは、前記フーリエ変換の結果に基づいてサンプリング位相を抽出し、前記サンプリング位相に基づいて前記位相差を決定するように設けられる、
    ことを特徴とする請求項に記載の信号サンプリング装置。
  9. 前記第1決定モジュールは、
    前記第2サンプリング信号のシンボル間干渉を除去するように設けられた除去ユニットと、
    前記シンボル間干渉を除去した前記第2サンプリング信号に基づいて、前記バースト信号と前記第1サンプリング周波数に対応するローカルサンプリングクロックとの前記位相差を決定するように設けられた第3決定ユニットとを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の信号サンプリング装置。
  10. 前記補間モジュールは、
    前記位相差に基づいて前記第1サンプリング信号のサンプリング点オフセットを決定するように設けられた第4決定ユニットと、
    前記サンプリング点オフセットに基づいて前記第1サンプリング信号を補間し、前記ターゲットサンプリング信号を取得するように設けられた第1補間ユニットとを含む、
    ことを特徴とする請求項のいずれかに記載の信号サンプリング装置。
  11. 請求項10のいずれかに記載の信号サンプリング装置を備える、
    ことを特徴とする光受信機。
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