JP2002025203A - 復調方法および復調装置 - Google Patents

復調方法および復調装置

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JP2002025203A JP2000212334A JP2000212334A JP2002025203A JP 2002025203 A JP2002025203 A JP 2002025203A JP 2000212334 A JP2000212334 A JP 2000212334A JP 2000212334 A JP2000212334 A JP 2000212334A JP 2002025203 A JP2002025203 A JP 2002025203A
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、記憶媒体に記憶されている情報を読
み取って得たアナログ信号をディジタル信号に変換し復
調してその情報を表わすデータを生成する復調方法およ
び復調装置に関し、S/Nが低い信号から正しいデータ
を得る。 【解決手段】A/D変換器103Aでオーバーサンプリ
ングを行ない、補間演算により本来のクロックに同期し
たディジタル信号を再生し、最尤検出、RLL復号、E
CCを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体に記憶さ
れている情報を読み取って得たアナログ信号をディジタ
ル信号に変換し復調してその情報を表わすデータを生成
する復調方法および復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば磁気ディスク上に情報
を記録し、情報が記録された磁気ディスクからその情報
を読み出して再生する磁気ディスク装置等、記録媒体に
情報を記録しその記録媒体から情報を読み出して再生す
る情報記録再生装置が知られている。
【0003】図9は、そのような情報記録再生装置の一
例としての磁気ディスク装置の概要図である。
【0004】磁気ディスク10は、図示しないスピンド
ルモータにより、中心軸11のまわりに図示の矢印A方
向に回転する。
【0005】また、アクチュエータ20は、回動軸21
のまわりに回動して、その先端に備えられた磁気ヘッド
30を、磁気ディスク10の表面に沿ってその磁気ディ
スク10の半径方向(矢印B方向)に移動させる。磁気
ヘッド30は、信号記録再生部40から送られてきた信
号に基づく情報を磁気ディスク10に記録し、あるいは
磁気ディスク10に記録されている情報をピックアップ
して信号記録再生部40に送る。
【0006】信号記録再生部40は、磁気ディスク10
への情報記録時には、外部から記録情報を担持したデー
タ信号を受信し、RLL(Run Length Li
mited)符号化を含む所定の処理を行ない、その処
理後の信号に基づいて磁気ヘッド30を駆動して磁気デ
ィスク10に情報を記録させ、一方、磁気ディスク10
からの情報再生時には、磁気ヘッド30でピックアップ
された信号にエラー訂正処理やRLL復号処理を施して
データを再生し、この磁気ディスク装置の外部に向けて
送信する。
【0007】また、磁気ディスク10には読み書きされ
る通常の情報のほか、磁気ディスク10に対する磁気ヘ
ッド30の位置制御のためのサーボ情報が記録されてい
る。このサーボ情報は、磁気ヘッド30でピックアップ
され、信号記録再生部40を経由して位置制御部50に
送られ、位置制御部50では、その情報に基づいて、ア
クチュエータ20の先端に備えられた磁気ヘッド30が
磁気ディスク10に対し所望の位置に移動するように、
そのアクチュエータ20の動作を制御する。
【0008】図10は、図9に示す磁気ディスク装置の
信号記録再生部40のうちの、磁気ヘッド30でピック
アップされた信号から磁気ディスク30に記録されてい
た情報を表わすデータを再生する信号再生部を構成す
る、従来の復調装置のブロック図である。
【0009】磁気ヘッド30での信号ピックアップによ
り得られたアナログ信号は、この復調装置100の、増
幅率可変のGCA(Gain Control Amp
lifier)101に入力されて適切に増幅される。
そのGCA101の出力アナログ信号はアナログ等化器
(Equalizer)102に入力され、この等化器
102で等化(Equalize)される。その後、A
/D変換器103によりディジタル信号に変換され、最
尤検出器(Maximum LikehoodDete
ctor)102で最尤検出が行なわれ、その最尤検出
結果がRLL復号器(RLL Decoder)105
でRLL復号化され、ECC(Error Corre
ction Code)106で誤り訂正が行なわれて
正しいデータが再生される。
【0010】ここで、A/D変換器103から出力され
たディジタル信号、AGC(Automatic Ga
in Control)107とPLL(Phase
Locked Loop)108にも入力される。
【0011】これらAGC107およびPLL108の
作用を説明するにあたり、先ず磁気ディスク30からピ
ックアップされる情報のデータ構造について説明する。
【0012】図11は、磁気ディスクからピックアップ
される情報のデータ構造を示す図である。
【0013】最初にアクジッション部GAPが配置さ
れ、次に本来のデータが開始されることを表わすシンク
バイト部SBが配置され、その後に本来のデータが配置
されている。
【0014】図10に示すAGC107,PLL108
は,そのアクジッション部GAPの信号を利用するもの
であり、AGC107は、そのアクジッション部GAP
の、A/D変換器103の出力ディジタル信号に基づい
て、その後GCA101から適切に増幅された信号が出
力されるようにGCA101の増幅率を調整し、PLL
108は、そのアクジッション部GAPの、A/D変換
器103の出力ディジタル信号に基づいて、情報記録時
のクロックを再現したクロック信号が生成される。従っ
てシンクバイト部SBおよび実際のデータが入力されて
くるタイミングでは、GCA101からは磁気ヘッドで
ピックアップされた信号の大きさに応じて適切に増幅さ
れた信号が出力され、A/D変換器103では、情報記
録時のクロックと同一に再現されたクロックでA/D変
換が行なわれる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】近年、磁気ディスク装
置等の情報記録再生装置において高密度記録化が進んで
きており、これに起因してアクジッション部GAPでも
雑音が増加し、記録媒体の微小な欠陥も相対的に大きく
影響するようになってきている。アクジッション部GA
Pの記録部分に記憶媒体の欠陥が重なるとAGC107
やPLL108による増幅率の調整やクロックの再生が
うまくいかなくなり、いわゆるサイクルスキップやA/
D変換器のクランプが生じて長いバーストエラーになる
おそれがある。これらのバーストエラーが生じると、た
とえ高性能のECC106を採用していても訂正が不能
となり、正確なデータ再生が不能になるという問題があ
り、AGCやPLLがどこまで正確に作動するかという
ことで、この復号装置の性能が決定づけられている。
【0016】本発明は、上記事情に鑑み、従来と比べS
/Nが低くても正しいデータを得ることのできる復調方
法および復調装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の復調方法は、記憶媒体に記憶されている情報を読み
取って得た、所定の第1の周波数の第1のクロックを担
持するアナログ信号をディジタル信号に変換し復調して
上記の情報を表わすデータを生成する復調方法におい
て、上記アナログ信号を、上記第1のクロックの周波数
よりも高い第2の周波数の第2のクロックに同期したオ
ーバーサンプリングにより、第1のディジタル信号に変
換し、上記第1のディジタル信号に基づいて、上記第2
のクロックに対する上記第1のクロックの位相誤差を求
めること特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成する本発明の復調装
置は、記憶媒体に記憶されている情報を読み取って得
た、所定の第1の周波数の第1のクロックを担持するア
ナログ信号をディジタル信号に変換し復調して上記の情
報を表わすデータを生成する復調装置において、上記ア
ナログ信号を、上記第1のクロックの周波数よりも高い
第2の周波数の第2のクロックに同期したオーバーサン
プリングにより、第1のディジタル信号に変換するA/
D変換部と、上記第1のディジタル信号を格納するバッ
ファと、上記バッファに格納された第1のディジタル信
号に基づいて、上記第2のクロックに対する上記第1の
クロックの位相誤差を求める演算部とを備えたこと特徴
とする。
【0019】本発明の復調方法および復調装置は、一旦
高い周波数(第2の周波数)のクロック(第2のクロッ
ク)に同期してオーバーサンプリングしておき、そのオ
ーバーサンプリングにより得られた第1のディジタル信
号から、本来の周波数(第1の周波数)のクロック(第
1のクロック)に同期した第2のディジタル信号に変換
し、そのようにして得られた第2のディジタル信号を復
調するものであり、したがってアクジッション部が不要
になり、フォーマット効率が向上する。
【0020】また、本発明は、第1のクロックのクロッ
ク周波数(第1の周波数)と位相を、データ上での演算
により抽出するものであるため、S/Nが悪くても、従
来、PLLの引き込み(正常な動作への到達)が不完全
なことに起因して生じていたバーストエラーを無くすこ
とができ、正常に動作させることができる。
【0021】尚、図10に示すAGC,GCAに関して
は、本発明はデータ上での演算が主であるため、データ
上で、GCAの増幅率に相当するデータ値を調整するこ
と等により対処することができ、したがってGCAの増
幅率を大きく変化させるのではなく、例えばAGCは省
いてGCAの増幅率を固定値に保つことも可能である。
【0022】ここで、本発明の復調装置において、上記
演算部が、上記第1のディジタル信号にフーリエ変換を
施すフーリエ変換部と、フーリエ変換部によるフーリエ
変換により得られたフーリエ変換信号から、上記第1の
周波数と、上記第2のクロックに対する上記第1のクロ
ックの初期位相とを求めるクロック抽出部と、クロック
抽出部で求められた上記第1の周波数と上記初期位相と
に基づいて、上記第1のクロックの各クロックパルス
の、上記第2のクロックに対する位相誤差を求める位相
誤差演算部とを備えたものであることが好ましく、その
場合に、クロック抽出部は、上記フーリエ変換信号を構
成する振幅情報と位相情報とのうちの振幅情報に基づい
て、上記第1の周波数の前後の周波数の振幅値の線形予
測により上記第1の周波数を求めるとともに、上記位相
情報に基づいて、上記第1の周波数の前後の周波数の位
相を用いた線形補間により上記初期位相を求めるもので
あってもよく、上記演算部は、さらに、位相誤差演算部
で求められた位相誤差情報に基づいて上記第1のディジ
タル信号に補間演算を施すことにより、上記第1のクロ
ックに同期した第2のディジタル信号を求める補間演算
部を備えたものであってもよい。
【0023】例えばこのような演算により、第1のクロ
ックを十分な精度で求め、オーバーサンプリングにより
得られた第1のディジタル信号から本来の信号である第
2のディジタル信号を十分な精度で生成することができ
る。
【0024】また、本発明の復調装置において、上記A
/D変換部の前段に、記憶媒体に記憶されている情報を
読み取って得たアナログ信号を等化する等化部を備える
ことが好ましく、A/D変換部の前段に、記憶媒体に記
憶されている情報を読み取って得たアナログ信号にロー
パスフィルタリング処理を施すローパスフィルタ部とを
備えてもよく、A/D変換部とバッファとの間に、等化
を進めるための、上記第2のクロックに適合したFIR
フィルタを備えてもよく、演算部と復調部との間に、等
化を進めるための、上記第1のクロックに適合したFI
Rフィルタを備えてもよい。
【0025】これらのいずれの場合も、正しいデータへ
の復調が促される。
【0026】さらに、本発明の復調装置において、上記
復調部が、上記バッファを兼用したエラーコレクション
コード部を備えたものであってもよい。
【0027】バッファを共用することにより回路規模の
削減が図られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0029】図1は、本発明の復調装置の第1実施形態
を示すブロック図である。
【0030】この図1に示す復調装置100Aは、概念
的には、図9に示す磁気ディスク装置の、信号記録再生
部40に、図10に示した従来の復調装置100に代え
て組み込むことのできるものである。この図1、および
後に説明する各種の復調装置において、前述した図10
の復調装置100の構成要素と同一の構成要素には、図
10に付した符号と同一の符号を付して示し、相違点を
中心に説明する。
【0031】また、図2は、図9に示す磁気ディスク装
置に図1の復調装置100Aを採用したときに採用され
るデータ構造を示す図である。
【0032】図2に示すデータ構造は、従来採用されて
いる、図11に示すデータ構造と比べ、アクジッション
部GAPが省略された形式を有しており、シンクバイト
部SBと実際のデータとで構成されている。
【0033】図1に示す復調装置100AのGCA10
1には、磁気ヘッド30(図9参照)でピックアップさ
れた図2に示すデータ構造のアナログ信号が入力されて
適切に増幅される。ここでは、このGCA101の増幅
率は固定されている。
【0034】GCA101の出力アナログ信号は、等化
器102より等化(イコライズ)され、A/D変換器1
03Aによりディジタル信号に変換される。ただしこの
A/D変換器103Aでは、情報記録時のクロック(本
発明にいう第1のクロックに相当する)の周波数(本発
明にいう第1の周波数に相当する)よりも高い周波数
(本発明にいう第2の周波数に相当する)のオーバーサ
ンプリングクロック(本発明にいう第2のクロックに相
当する)を用いたオーバーサンプリングにより高速なA
/D変換が行なわれる。このA/D変換器103Aでの
オーバーサンプリングにより得られたディジタル信号
(本発明にいう第1のディジタル信号に相当する)は、
一旦、バッファ111に格納される。このバッファ11
1に格納されたディジタル信号は、演算部110に入力
される。詳細な演算アルゴリズムは後述するが、この演
算部110では、入力されたディジタル信号に基づい
て、本来のクロック(第1のクロック)の周波数と、オ
ーバーサンプリングクロック(第2のクロック)に対す
る本来のクロックの位相が求められ、その演算部110
を構成する線形補間部115における線形補間演算によ
り、その本来のクロックに同期したサンプリングにより
得られるディジタル信号と等価なディジタル信号(本発
明にいう第2のディジタル信号に相当する)が生成され
る。
【0035】本実施形態では、上記のように一旦オーバ
ーサンプリングしておいて、ディジタル信号上の演算に
より本来のクロックに同期したディジタル信号と同等の
ディジタル信号を再生するようにしたため、1つには、
図2に示すように、アクジッション部GAP(図11参
照)が不要となり、フォーマット効率が向上し、さらに
もう1つには、図10の従来の復調装置100において
採用されているPLL108は不要であるとともに、磁
気ヘッドでピックアップされたアナログ信号のS/Nが
悪くてそのPLLが正常に動作しなかった場合に発生す
るバーストエラーを無くすことができ、高精度のデータ
復調が期待できる。
【0036】尚、本実施形態では、バッファ111に
は、一度には1セクタ分の信号が格納され、演算部11
0およびそれ以降の処理ではその1セクタ分の信号を1
まとまりにして一括処理が行なわれる。
【0037】図1に示す第1の実施形態の復調装置10
0Aの線形補間部115での補間演算により得られたデ
ィジタル信号(第2のディジタル信号)の、その後の演
算処理は図10を参照して説明した処理と同一であり、
最尤検出器104に入力されて最尤検出が行なわれ、そ
の最尤検出結果がPLL復号器105でRLL復号化さ
れ、ECC106で誤り訂正が行なわれて正しいデータ
が再生される。
【0038】また、本実施形態では、GCA101の振
幅率は固定されている旨説明したが、それに起因して、
演算部110で本来のクロック(第1のクロック)の周
波数や位相が抽出できないとき、あるいはその最尤検出
器104、RLL105、ECC106で正しい演算が
行なわれないときは、バッファ111に一旦格納された
ディジタル信号を演算上で増幅あるいは減衰させて再度
演算を行なうことにより、正しい演算を行なうことが可
能となる。図10に示す従来の復調装置ではAGC10
7が備えられており、GCA101の増幅率を制御して
いる。これは、従来の復調装置の場合、磁気ヘッドから
再度ピックアップする以外に演算をやり直すことができ
ないことから、GCA101の増幅率が最適となるよう
制御しておく必要があるためであり、GCA101の増
幅率が最適に制御されているときは良好な結果をもたら
すものの、前述したようにその増幅率が大きく外れると
A/D変換器のクランプが生じ長いバーストエラーとな
ってしまう可能性がある。
【0039】次に、図1の復調装置100Aの演算部1
10について説明する。A/D変換器103Aでのオー
バーサンプリングにより得られ一旦バッファ111に格
納されたディジタル信号は、フーリエ変換部112に入
力され、このフーリエ変換部112において離散フーリ
エ変換が行なわれ、フーリエ変換後のデータがクロック
抽出部113に送られる。このクロック抽出部113で
は、フーリエ変換後のデータに基づいてスペクトラムの
大きいピークが探し出され、本来のクロック(第1のク
ロック)の周波数と、オーバーサンプリングクロック
(第2のクロック)に対する本来のクロック(第1のク
ロック)の初期位相とが求められる。
【0040】本来のクロック(第1のクロック)の周波
数は、その本来のクロックの周波数のn倍の周波数のオ
ーバーサンプリングクロック(第2のクロック)でオー
バーサンプリングしたとすると、オーバーサンプリング
のナイキスト周波数の1/n倍の周波数となる。ここで
は、A/D変換の速度を抑えるために、nは、1.0<
n<2.0に設定されており、したがって本来のクロッ
クの周波数は、離散フーリエ変換で求められた離散スペ
クトルどうしの中間に位置することになり、以下のよう
にして本来のクロック(第1のクロック)の周波数(第
1の周波数)および初期位相が求められる。
【0041】図3は、図1のクロック抽出部における、
本来のクロックの周波数の求め方を示す説明図である。
【0042】図3において、横軸ωは角周波数、縦軸は
スペクトラム|X(jω)|である。ここで、X(j
ω)は、離散フーリエ変換により得られたデータ(jは
虚数単位)であり、|X(jω)|はその絶対値を表わ
している。
【0043】図3の横軸上のωk-2,ωk-1,ωk,ωk+1
は、それぞれk−2,k−1,k,k+1番目の離散角
周波数、白丸印は各離散角周波数のスペクトラムを表わ
している。また、横軸上のωcは、求めようとしている
本来のクロックの角周波数である。
【0044】図1に示すフーリエ変換部112では、バ
ッファ111から読み出された信号系列をx(nT)
(但し、nはサンプリング番号、Tはサンプリング間隔
を表わす)とし、サンプリングの総数をNとしたとき、
フーリエ変換部112では、式
【0045】
【数1】
【0046】による離散フーリエ変換が行なわれる。た
だし(1)式が成立するためには、本来のクロックの角
周波数をωc、オーバーサンプリングの角周波数をωs
したとき、
【0047】
【数2】
【0048】を満足する必要がある。
【0049】図3に示す本来のクロックの角周波数をω
cは、
【0050】
【数3】
【0051】により求められる。
【0052】このときの、本来のクロックの、オーバー
サンプリングクロックに対する初期位相θ(ωc)は、
【0053】
【数4】
【0054】但し、θ(ωk),θ(ωk-1)は、それぞ
れ角周波数ωk,ωk-1の位相である。により求められ
る。
【0055】図1のクロック抽出部113において
(3)式,(4)式に基づいて求められた本来の周波数
(第1の周波数)およびその初期位相は、位相誤差演算
部114に入力され、位相誤差演算部114では、それ
ら入力された周波数および初期位相に基づいて、本来の
クロック(第1のクロック)を構成する各クロックパル
スの、オーバーサンプリングクロックに対する位相誤差
が求められる。すなわち、先ず、本来のクロック(第1
のクロック)のm番目のクロックサンプル点をオーバー
サンプルクロック上のタイミングでの位相に変換する。
m番目のクロックサンプル点の位相θc(m)は、初期
位相をθ0としたとき、 θc(m)=θ0+2πm・WS/Wc =θ0+2πm・Tc/TS …(5) で表わされ、オーバーサンプリングクロックのn番目の
クロックサンプル点の位相は、 θS(n)=2πn …(6) で表わされ、本来のクロックのm番目のクロックサンプ
ル点の位相θc(m)の、その本来のクロックのm番目
のクロックサンプル点を時間軸上で挟む、オーバーサン
プリングクロックのn番目およびn+1番目のクロック
サンプル点の位相θS(n),θS(n+1)に対する位
相誤差が求められる。ここで、 θS(n)≦θc(m)≦θS(n+1) …(7) より、この(7)式に(5),(6)式を代入して整理
すると、
【0056】
【数5】
【0057】となる。
【0058】図4は、時間軸上での本来のクロックのm
番目のクロックサンプル点と、それを挟む、オーバーサ
ンプリングクロックのn番目とn+1番目のクロックサ
ンプル点との関係を示した図である。
【0059】図1の位相誤差演算部114で求められた
位相誤差は、線形補間部115に入力され、線形補間部
115では、図4に示すオーバーサンプリングクロック
のn番目とn+1番のクロックサンプリング点の信号値
x(nTS),x((n+1)TS)とから、本来のクロ
ックのm番目のクロックサンプリング点の信号値
【0060】
【数6】
【0061】が式
【0062】
【数7】
【0063】により求められる。
【0064】このようにして求められた信号値を持つデ
ィジタル信号(第2のディジタル信号)は、上述したよ
うに、最尤検出器104に送られて最尤検出が行われ、
その最尤検出結果がRLL復号器105でRLL復号化
が行なわれ、ECC106で誤り訂正が行なわれて正し
いデータが再生される。
【0065】図5は、本発明の復号装置の第2実施形態
を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態との
相違点について説明する。
【0066】図5に示す第2実施形態の復号装置100
BにはA/D変換器103Aとバッファ111との間
に、オーバーサンプリングクロックによりA/D変換さ
れたディジタル信号に適合した、等化器102による等
価(イコライズ)をさらに進めるためのFIRフィルタ
116が備えられている。この第2実施形態の復号装置
100Bの場合、FIRフィルタ116を備えたことに
より等化が一層進み、一層正確なデータを再生すること
ができる。
【0067】図6は、本発明の復号装置の第3実施形態
を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態との
相違点について説明する。
【0068】図6に示す第3実施形態の復号装置100
Cには、演算部110を構成する線形補間演算部115
と最尤検出器104との間に、本来のクロックに適合し
た、等化器102による等化(イコライズ)をさらに進
めるFIRフィルタ117が配置されている。この第3
実施形態の復号装置100Cの場合、FIRフィルタ1
17を備えたことにより、図5に示す第2実施形態と同
様、等化が一層進み、一層正確なデータを再生すること
ができる。
【0069】図7は、本発明の復号装置の第4実施形態
を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態との
相違点について説明する。
【0070】図7に示す第4実施形態の復号装置100
Dには、図1に示す第1実施形態の復号装置100Aに
備えられている等化器102に代わり、アナログのロー
パスフィルタ107が備えられており、かつ、図5に示
す第2実施形態と同様にA/D変換器103Aとバッフ
ァ111との間にFIRフィルタ116が備えられてい
る。
【0071】この図7に示す復号装置100Dの場合、
図1に示す復号装置100Aにおける等化器102に代
わりローパスフィルタ107を備えたことによりアナロ
グ回路の構成は簡単化されるが、それのみでは等化は不
十分となる。そこで、A/D変換器103Aでディジタ
ル信号に変換した後、FIRフィルタ116で等化を進
めることにより、十分な等化が行なわれる。
【0072】ここでは、図7に示す第4実施形態を含
み、全ての実施形態は、A/D変換器103Aでディジ
タル信号に変換した後のディジタル処理はファームウェ
アで実現されており、ディジタル処理が多少複雑になっ
てもアナログ処理が簡単化されることが全体として回路
規模の削減やコストの低減につながる可能性がある。
【0073】図8は、本発明の復号装置の第5実施形態
を示すブロック図である。
【0074】図1に示す復号装置100AのECC10
6は1つのブロックで示されており、そこには明示され
ていないが、内部にバッファを備えている。
【0075】図8に示す復号装置100Eは、A/D変
換器103Aによるオーバーサンプリングで得られたデ
ィジタル信号を一時的に格納しておくバッファ111
を、ECC用のバッファとしても兼用する構成を有して
いる。
【0076】それを実現するため、図8に示す復号装置
100Eでは、バッファ111の前後にスイッチ12
1,122が備えられており、これらのスイッチ12
1,122により、A/D変換器103Aによるディジ
タル信号への変換の際、および演算部110によるディ
ジタル信号の補間演算が行なわれる際は、バッファ11
1はA/D変換器103Aと線形補間部122に接続さ
れており、補間演算が終了した後は、スイッチ121,
122が切り換えられ、ECC106’のためのバッフ
ァとして作用する。
【0077】RLL復号器105からの出力信号は、バ
ッファ111に格納されるとともに、ECC106’を
構成する、シンドローム演算を行なう第1の演算器に入
力されて初期値S0,S1,…Smが生成され、その後、
それらの初期値S0,S1,…,Smがエラーロケーショ
ン及びエラー大きさの演算を行なう第2の演算器にセッ
トされるとともにバッファ111からの信号がその第2
の演算器に入力され、最終的に誤り訂正の行なわれたデ
ータが出力される。ECC自体は従来公知の技術であ
り、これ以上の詳細説明は省略する。
【0078】1セクタ分のデータについてECC10
6’での演算が終了すると、スイッチ121、122
は、再びバッファ111をA/D変換器103Aと線形
補間部115に接続する方向に切り換えられ、次のセク
タの信号の入力が開始される。
【0079】この図8に示す復号装置100Eの場合、
バッファ111を兼ねたことにより、その分回路規模の
削減に役立つ。
【0080】尚、上記各種実施形態、特に第1実施形態
においては、(1)式〜(9)式に示す演算を経た線形
補間を行なうことにより、オーバーサンプリングにより
得られたディジタル信号(第1のディジタル信号)から
本来のクロックに対応するディジタル信号(第2のディ
ジタル信号)に変換したが、第1のディジタル信号から
第2のディジタル信号への変換は(1)〜(9)式の演
算に基づくものである必要はなく、また、補間も線形補
間である必要はなく、要するにオーバーサンプリングに
より得られた第1のディジタル信号から本来のクロック
に同期した第2のディジタル信号を再生すればよい。
【0081】また、上記の各種実施形態では、図2に示
すデータ構造のうちの、シンクバイト部SBであるか実
際のデータであるかを問わずにその全体をオーバサンプ
リングしたが、シンクバイト部SBのみ、あるいはデー
タ部の最初の数バイトのみオーバサンプリングしてバッ
ファに格納し、そのオーバサンプリングした部分をフー
リエ変換して本来のクロックの周波数と初期位相を抽出
し、その本来のクロックで、データ部、あるいはデータ
部の最初の数バイトに続く残りの部分をサンプリングし
てもよい。
【0082】さらに、上記実施形態では磁気ディスク装
置に組み込むことを想定した説明を行なったが、本発明
は、磁気ディスク装置にのみ適用されるものではなく、
記憶媒体に記憶されている情報を読み取って得たアナロ
グ信号をディジタル信号に変換し復調してその記憶媒体
に記憶されていた情報を表わすデータを生成する場合に
広く適用することができる。
【0083】以下に本発明の各種形態を付記する。
【0084】(付記1) 記憶媒体に記憶されている情
報を読み取って得た、所定の第1の周波数の第1のクロ
ックを担持するアナログ信号をディジタル信号に変換し
復調して該情報を表わすデータを生成する復調方法にお
いて、前記アナログ信号を、前記第1のクロックの周波
数よりも高い第2の周波数の第2のクロックに同期した
オーバーサンプリングにより、第1のディジタル信号に
変換し、前記第1のディジタル信号に基づいて、前記第
2のクロックに対する前記第1のクロックの位相誤差を
求めることを特徴とする復調方法。
【0085】(付記2) 記憶媒体に記憶されている情
報を読み取って得た、所定の第1の周波数の第1のクロ
ックを担持するアナログ信号をディジタル信号に変換し
復調して該情報を表わすデータを生成する復調装置にお
いて、前記アナログ信号を、前記第1のクロックの周波
数よりも高い第2の周波数の第2のクロックに同期した
オーバーサンプリングにより、第1のディジタル信号に
変換するA/D変換部と、前記第1のディジタル信号を
格納するバッファと、前記バッファに格納された第1の
ディジタル信号に基づいて、前記第2のクロックに対す
る前記第1のクロックの位相誤差を求める演算部とを備
えたこと特徴とする復調装置。
【0086】(付記3) 前記演算部が、前記第1のデ
ィジタル信号にフーリエ変換を施すフーリエ変換部と、
前記フーリエ変換部によるフーリエ変換により得られた
フーリエ変換信号から、前記第1の周波数と、前記第2
のクロックに対する前記第1のクロックの初期位相とを
求めるクロック抽出部と、前記クロック抽出部で求めら
れた前記第1の周波数と前記初期位相とに基づいて、前
記第1のクロックの各クロックパルスの、前記第2のク
ロックに対する位相誤差を求める位相誤差演算部とを備
えたものであることを特徴とする付記2記載の復調装
置。
【0087】(付記4) 前記クロック抽出部が、前記
フーリエ変換信号を構成する振幅情報と位相情報とのう
ちの振幅情報に基づいて、前記第1の周波数の前後の周
波数の振幅値の線形予測により前記第1の周波数を求め
るとともに、前記位相情報に基づいて、前記第1の周波
数の前後の周波数の位相を用いた線形補間により前記初
期位相を求めるものであることを特徴とする付記3記載
の復調装置。
【0088】(付記5) 前記演算部は、さらに、前記
位相誤差演算部で求められた位相誤差情報に基づいて前
記第1のディジタル信号に補間演算を施すことにより、
前記第1のクロックに同期した第2のディジタル信号を
求める補間演算部を備えたものであることを特徴とする
付記3記載の復調装置。
【0089】(付記6) 前記A/D変換部の前段に、
記憶媒体に記憶されている情報を読み取って得たアナロ
グ信号を等化する等化部を備えたことを特徴とする付記
2記載の復調装置。
【0090】(付記7) 前記A/D変換部の前段に、
記憶媒体に記憶されている情報を読み取って得たアナロ
グ信号にローパスフィルタリング処理を施すにローパス
フィルタ部を備えたことを特徴とする付記2記載の復調
装置。
【0091】(付記8) 前記A/D変換部と前記バッ
ファとの間に、等化を進めるための、前記第2のクロッ
クに適合したFIRフィルタを備えたことを特徴とする
付記2記載の復調装置。
【0092】(付記9) 前記演算部よりも後段側に、
復調により前記情報を表わすデータを生成する復調部を
備え、前記演算部と前記復調部との間に、等価を進める
ための、前記第1のクロックに適合したFIRフィルタ
を備えたことを特徴とする付記2記載の復調装置。
【0093】(付記10) 復調により前記情報を表わ
すデータを生成する復調部を備え、該復調部が、前記バ
ッファを兼用したエラーコレクションコード部を備えた
ものであることを特徴とする付記2記載の復調装置。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来と比べ、S/Nが低い信号から正しいデータを得る
ことのできる確率が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の復調装置の第1実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】図9に示す磁気ディスク装置に図1の復調装置
を採用したときに採用されるデータ構造を示す図であ
る。
【図3】図1のクロック抽出部における、本来のクロッ
クの周波数の求め方を示す説明図である。
【図4】時間軸上での本来のクロックのm番目のクロッ
クサンプル点と、それを挟む、オーバーサンプリングク
ロックのn番目とn+1番目のクロックサンプル点との
関係を示した図である。
【図5】本発明の復号装置の第2実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の復号装置の第3実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の復号装置の第4実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の復号装置の第5実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図9】磁気ディスク装置の概要図である。
【図10】従来の復調装置のブロック図である。
【図11】磁気ディスクからピックアップされる情報の
データ構造を示す図である。
【符号の説明】
10 磁気ディスク 11 中心軸 20 アクチュエータ 21 回動軸 30 磁気ヘッド 40 信号記録再生部 50 位置制御部 100A,100B,100C,100D,100E
復調装置 101 GCA 102 アナログ等化器 103,103A A/D変換器 104 最尤検出器 105 RLL復号器 106,106A ECC 107 AGC 110 演算部 111 バッファ 112 フーリエ変換部 113 クロック抽出部 114 位相誤差演算部 115 RLL復号器 116,117 FIRフィルタ 121 スイッチ 122 線形補間部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体に記憶されている情報を読み取
    って得た、所定の第1の周波数の第1のクロックを担持
    するアナログ信号をディジタル信号に変換し復調して該
    情報を表わすデータを生成する復調方法において、 前記アナログ信号を、前記第1のクロックの周波数より
    も高い第2の周波数の第2のクロックに同期したオーバ
    ーサンプリングにより、第1のディジタル信号に変換
    し、 前記第1のディジタル信号に基づいて、前記第2のクロ
    ックに対する前記第1のクロックの位相誤差を求めるこ
    とを特徴とする復調方法。
  2. 【請求項2】 記憶媒体に記憶されている情報を読み取
    って得た、所定の第1の周波数の第1のクロックを担持
    するアナログ信号をディジタル信号に変換し復調して該
    情報を表わすデータを生成する復調装置において、 前記アナログ信号を、前記第1のクロックの周波数より
    も高い第2の周波数の第2のクロックに同期したオーバ
    ーサンプリングにより、第1のディジタル信号に変換す
    るA/D変換部と、 前記第1のディジタル信号を格納するバッファと、 前記バッファに格納された第1のディジタル信号に基づ
    いて、前記第2のクロックに対する前記第1のクロック
    の位相誤差を求める演算部とを備えたこと特徴とする復
    調装置。
  3. 【請求項3】 前記演算部が、 前記第1のディジタル信号にフーリエ変換を施すフーリ
    エ変換部と、 前記フーリエ変換部によるフーリエ変換により得られた
    フーリエ変換信号から、前記第1の周波数と、前記第2
    のクロックに対する前記第1のクロックの初期位相とを
    求めるクロック抽出部と、 前記クロック抽出部で求められた前記第1の周波数と前
    記初期位相とに基づいて、前記第1のクロックの各クロ
    ックパルスの、前記第2のクロックに対する位相誤差を
    求める位相誤差演算部とを備えたものであることを特徴
    とする請求項2記載の復調装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック抽出部が、前記フーリエ変
    換信号を構成する振幅情報と位相情報とのうちの振幅情
    報に基づいて、前記第1の周波数の前後の周波数の振幅
    値の線形予測により前記第1の周波数を求めるととも
    に、前記位相情報に基づいて、前記第1の周波数の前後
    の周波数の位相を用いた線形補間により前記初期位相を
    求めるものであることを特徴とする請求項3記載の復調
    装置。
  5. 【請求項5】 前記演算部は、さらに、前記位相誤差演
    算部で求められた位相誤差情報に基づいて前記第1のデ
    ィジタル信号に補間演算を施すことにより、前記第1の
    クロックに同期した第2のディジタル信号を求める補間
    演算部を備えたものであることを特徴とする請求項3記
    載の復調装置。
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