JP2002025202A - クロック抽出回路 - Google Patents

クロック抽出回路

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JP2002025202A
JP2002025202A JP2000205304A JP2000205304A JP2002025202A JP 2002025202 A JP2002025202 A JP 2002025202A JP 2000205304 A JP2000205304 A JP 2000205304A JP 2000205304 A JP2000205304 A JP 2000205304A JP 2002025202 A JP2002025202 A JP 2002025202A
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Takashi Yamamoto
隆 山元
Yoshifumi Okamoto
好史 岡本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04L2027/0071Control of loops

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に記録されたデータの再生等に用い
るクロック抽出系の動作をより速く安定化する。 【解決手段】 従来のデジタル型フィードバック制御に
よりクロック信号を抽出するためのフィードバック要素
である位相誤差検出部20に加えて、アナログ−デジタ
ル変換器15の内部に設けられた比較器の出力等をもと
に位相誤差を検出するためのフィードフォワード要素で
ある位相誤差検出部30を設け、後者のループゲインを
適応的に制御調整できる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや磁気
ディスク等の記録媒体に記録されたデジタルデータを再
生するためのデジタル情報再生装置において、記録デー
タに同期したクロック信号を抽出するためのクロック抽
出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル情報再生装置では、記録媒体か
らの再生信号(アナログ信号)をデータ(デジタル値)
として識別するために、記録データに同期したクロック
信号を抽出する必要がある。クロック抽出回路はそのた
めの回路であり、再生信号からクロック信号を抽出する
ものである。抽出されたクロック信号は、アナログ−デ
ジタル変換器(ADC)におけるサンプリングクロック
として、またデジタルフィルタ、ビタビ復号器等のシス
テムクロックとして使用される。
【0003】従来のクロック抽出回路は、単一ループの
フィードバック制御でクロック信号を抽出するものであ
った。すなわち、ADCのデジタル出力又はこの出力を
デジタルフィルタで波形補正した後のデジタル信号を入
力とし、この入力とクロック信号との位相誤差を検出し
て、当該位相誤差が0になるように電圧制御発振器(V
CO)の発振周波数を調整するものであった。VCOか
ら出力されたクロック信号は、サンプリングクロックと
してADCへフィードバックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクロック抽
出回路では、データ転送レートが高くなるとADCのク
ロック遅延の増加や、デジタルフィルタの演算をパイプ
ライン処理で実現することによるクロック遅延の増加を
招くことになる。すなわち、フィードバックループのク
ロック遅延が増加するため、ループゲインを大きくとる
ことができない。このため、周波数引き込み範囲が狭
く、また位相引き込みの完了までに長時間を要すること
となる。
【0005】本発明の目的は、周波数引き込み範囲が広
く、高速な位相引き込みを達成できるクロック抽出回路
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクロック抽出回路は、従来のデジタル型フ
ィードバック制御によりクロック信号を抽出するための
第1のクロック抽出部(フィードバック部)の他に、ア
ナログ系のフィードフォワード要素又はクロック遅延が
少ないフィードバック要素を用いて構成した第2のクロ
ック抽出部を組み合わせ、かつ第2のクロック抽出部の
ループゲインを適応的に制御調整できる構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るクロック抽
出回路の構成例を示している。図1において、11は記
録媒体、12は再生ヘッド、13は再生信号の振幅補正
用のアンプ、14はアナログフィルタ、15はアナログ
−デジタル変換器(ADC)、16は波形補正用のデジ
タルフィルタ、17はビタビ復号器、20はデジタルフ
ィルタ16の出力をもとに位相誤差を検出するためのフ
ィードバック系位相誤差検出部(第1の位相誤差検出
部)、30はADC15の内部に設けられた比較器の出
力をもとに位相誤差を検出するためのフィードフォワー
ド系位相誤差検出部(第2の位相誤差検出部)、40は
制御電圧生成部、50は電圧制御発振器(VCO)であ
る。
【0008】第1の位相誤差検出部20において、21
はデジタルフィルタ16の出力とクロック信号との位相
誤差を検出して出力するための位相比較器、22はデジ
タル量をアナログ量に変換するためのデジタル−アナロ
グ変換器(DAC)である。第2の位相誤差検出部30
において、31はADC15の内部に設けられた比較器
の出力を入力とし、位相誤差を検出するための位相比較
器、32はデジタル量をアナログ量に変換するためのD
AC、33は位相比較器31のゲインを外部入力である
ゲイン制御信号により制御するためのゲイン制御部であ
る。位相誤差の検出方式としては、再生信号がゼロクロ
スするポイントを検出し、その時のサンプル値を位相誤
差として求める方法などが用いられる。制御電圧生成部
40は、加算器41と、平滑用のループフィルタ42と
からなる。クロック抽出ループは、位相誤差が0となる
ようにVCO50の出力であるクロック信号の位相を変
化させる。
【0009】図1の構成によれば、記録媒体11に記録
されたデジタルデータは、再生ヘッド12によりアナロ
グの再生信号に変換される。この再生アナログ信号は、
アンプ13により振幅が補正され、アナログフィルタ1
4によりノイズとなる高周波成分の除去処理やビタビ復
号器17の特性に対応した波形等化処理がなされる。こ
れらの処理がなされた再生アナログ信号は、ADC15
に入力される。ADC15は、VCO50の出力である
クロック信号に同期してアナログフィルタ14の出力を
サンプリングしデジタル信号に変換して出力する。AD
C15の出力であるデジタル信号はデジタルフィルタ1
6により波形補正され、ビタビ復号器17により最尤復
号が行われる。
【0010】以上のようにしてデータを復号すると同時
に、再生信号に同期したクロック信号を得るために、フ
ィードバック系の位相誤差とフィードフォワード系の位
相誤差とを用いてVCO50の制御電圧を決定する。図
1の構成におけるクロック抽出回路の特徴は、フィード
バック系のループに加えて、フィードフォワード系のル
ープを設け、フィードフォワード系のループゲインを適
応的に切り替えるゲイン制御機能を有する点である。本
構成では、デジタルフィルタ16の出力とADC15の
内部比較器の出力との2つのポイントから、それぞれ第
1及び第2の位相誤差検出部20,30で位相誤差を検
出している。ADC15の内部で使用される比較器の出
力から求められる位相誤差は、ADC15自体が有する
クロック遅延をも小さくすることができるので、クロッ
ク抽出ループのゲインを大きくとることができる。しか
しながら、デジタルフィルタ16による波形補正を実施
する前のデータを使用するため高精度であるとはいえな
い。一方、デジタルフィルタ16の出力を用いて検出し
た位相誤差は、ADC15の比較器出力を用いて検出し
たものと比較して、フィルタ演算に要するクロックサイ
クル数だけ、遅延が大きくなる。このためループゲイン
を小さくする必要がある。しかしながら、デジタルフィ
ルタ16による波形補正を実施した後のデータ、つまり
波形干渉成分や雑音成分の除去等の補正演算が行われた
後のデータであるため、より高精度であるといえる。
【0011】そこで、図1のクロック抽出回路では、記
録媒体11からの読み出し動作が開始すると同時に、こ
れら2つのループを同時に動作させる。このとき、フィ
ードフォワード系のループゲインがフィードバック系の
ループゲインと比較して十分大きくなるようにゲイン制
御する。すなわち、まず粗い引き込み動作を行う。次
に、ある程度時間が経過した後、フィードフォワード系
のループゲインがフィードバック系のループゲインに対
して小さくなるようにゲイン制御を行う。
【0012】以上のとおり、クロック抽出回路にフィー
ドバック系のループとフィードフォワード系のループと
を有する構成とし、フィードフォワード系のループゲイ
ンを適応的に制御することで、より高精度で高速な引き
込みを行うことが可能となる。なお、図1中に一点鎖線
で示すように、デジタルフィルタ16の出力に代えてA
DC15の出力をフィードバック系位相誤差検出部20
へ入力するようにしてもよい。
【0013】図2は、本発明に係るクロック抽出回路の
他の構成例を示している。本構成は、デジタルフィルタ
16の出力をもとに位相誤差を検出するためのフィード
バック系位相誤差検出部(第1の位相誤差検出部)20
に加えて、これよりクロック遅延が少ないADC15の
出力をもとに位相誤差を検出するためのフィードバック
系位相誤差検出部(第2の位相誤差検出部)30aを設
けたものである。その他の点は図1の構成と同様である
ので、詳細な説明は省略する。
【0014】図2の構成におけるクロック抽出回路の特
徴は、デジタルフィルタ16の出力を用いて位相誤差を
検出するためのフィードバック系の第1のループに加え
て、ADC15の出力を用いて位相誤差を検出するため
のフィードバック系の第2のループを設け、後者のルー
プゲインを適応的に切り替えるゲイン制御機能を有する
点である。ADC15の出力から求められる位相誤差
は、クロック遅延を小さくすることができるので、クロ
ック抽出ループのゲインを大きくとることができる。し
かしながら、デジタルフィルタ16による波形補正を実
施する前のデータを使用するため高精度であるとはいえ
ない。一方、デジタルフィルタ16の出力を用いて検出
した位相誤差は、ADC15の出力を用いて検出したも
のと比較して、フィルタ演算に要するクロックサイクル
数だけ、遅延が大きくなる。このためループゲインを小
さくする必要がある。しかしながら、デジタルフィルタ
16による波形補正を実施した後のデータ、つまり波形
干渉成分や雑音成分の除去等の補正演算が行われた後の
データであるため、より高精度であるといえる。
【0015】そこで、図2のクロック抽出回路では、記
録媒体11からの読み出し動作が開始すると同時に、こ
れら2つのループを同時に動作させる。このとき、第1
のループのループゲインに対し第2のループのループゲ
インが十分大きくなるようにゲイン制御する。すなわ
ち、粗い引き込み動作を行う。次に、ある程度時間が経
過した後、第2のループのループゲインが第1のループ
のループゲインに対して小さくなるようにゲイン制御を
行う。
【0016】以上のとおり、クロック抽出回路にADC
15の出力を用いて位相誤差を検出するためのフィード
バックループと、デジタルフィルタ16の出力を用いて
位相誤差を検出するためのフィードバックループとを有
する構成とし、前者のループゲインを適応的に制御する
ことで、より高精度で高速な引き込みを行うことが可能
となる。
【0017】図3は、本発明に係るクロック抽出回路の
更に他の構成例を示している。本構成は、デジタルフィ
ルタ16の出力をもとに位相誤差を検出するためのフィ
ードバック系位相誤差検出部(第1の位相誤差検出部)
20に加えて、アナログフィルタ14の出力をもとに位
相誤差を検出するためのフィードフォワード系位相誤差
検出部(第2の位相誤差検出部)30bを設けたもので
ある。第2の位相誤差検出部30bにおいて、31aは
アナログフィルタ14の出力を入力とし、アナログ量で
位相誤差を検出するための位相比較器、32aは位相比
較器31aの出力に応じて出力電流量が可変であるチャ
ージポンプ、33aは位相比較器31aのゲインを外部
入力であるゲイン制御信号により制御するためのゲイン
制御部である。その他の点は図1の構成と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0018】図3の構成におけるクロック抽出回路の特
徴は、デジタルフィルタ16の出力を用いて位相誤差を
検出するためのフィードバック系のループに加えて、ア
ナログフィルタ14の出力を用いて位相誤差を検出する
ためのフィードフォワード系のループを設け、後者のル
ープゲインを適応的に切り替えるゲイン制御機能を有す
る点である。アナログフィルタ14の出力から求められ
る位相誤差は、演算がアナログで行われるため、デジタ
ルクロック遅延を小さくすることができるので、クロッ
ク抽出ループのゲインを大きくとることができる。しか
しながら、デジタルフィルタ16による波形補正を実施
する前のデータを使用するため高精度であるとはいえな
い。一方、デジタルフィルタ16の出力を用いて検出し
た位相誤差は、アナログフィルタ14の出力を用いて検
出したものと比較して、フィルタ演算に要するクロック
サイクル数だけ、遅延が大きくなる。このためループゲ
インを小さくする必要がある。しかしながら、デジタル
フィルタ16による波形補正を実施した後のデータ、つ
まり波形干渉成分や雑音成分の除去等の補正演算が行わ
れた後のデータであるため、より高精度であるといえ
る。
【0019】そこで、図3のクロック抽出回路では、記
録媒体11からの読み出し動作が開始すると同時に、こ
れら2つのループを同時に動作させる。このとき、フィ
ードフォワード系のループゲインがフィードバック系の
ループゲインと比較して十分大きくなるようにゲイン制
御する。すなわち、まず粗い引き込み動作を行う。次
に、ある程度時間が経過した後、フィードフォワード系
のループゲインがフィードバック系のループゲインに対
して小さくなるようにゲイン制御を行う。
【0020】以上のとおり、クロック抽出回路にデジタ
ルフィルタ16の出力を用いるフィードバック系のルー
プとアナログフィルタ14の出力を用いるフィードフォ
ワード系のループとを有する構成とし、フィードフォワ
ード系のループゲインを適応的に制御することで、より
高精度で高速な引き込みを行うことが可能となる。な
お、図3中に一点鎖線で示すように、デジタルフィルタ
16の出力に代えてADC15の出力をフィードバック
系位相誤差検出部20へ入力するようにしてもよい。
【0021】図4は、図1〜図3中のゲイン制御信号の
生成例を示している。図4において、61は記録媒体1
1からの記録データの読み出し動作を制御するためのコ
ントローラ、62はクロックカウンタ、63はレジス
タ、64は比較器である。図4の例によれば、コントロ
ーラ61からのリード開始信号に同期してクロック信号
のパルスをクロックカウンタ62でカウントし、そのカ
ウント値とユーザが予めレジスタ63に設定した値とが
等しくなった時に、第2の位相誤差検出部30,30
a,30bのゲインを引き下げるように、ゲイン制御信
号をLOWからHIに変化させる。
【0022】図5は、図1〜図3中のゲイン制御信号の
他の生成例を示している。図5において、71はユーザ
が予め設定するしきい値(+側及び−側)を格納するた
めのしきい値設定器、72は第2の位相誤差検出部3
0,30a,30bで検出された位相誤差がしきい値設
定器71の値で決定された範囲内に収まっているときに
HIを出力するための比較器、73は比較器72の出力
がHIの期間であるサイクル数をカウントし、HIの期
間が予め設定された長さだけ続いた場合にHIを出力す
るためのシーケンサである。図5の例によれば、粗い引
き込み動作が完了して第2の位相誤差検出部30,30
a,30bにより検出された位相誤差が定常状態になっ
た時点で、そのゲインを引き下げるように、ゲイン制御
信号をLOWからHIに変化させる。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、従来のデジタル型フィードバック制御による第1の
クロック抽出部の他に、アナログ系のフィードフォワー
ド要素又はクロック遅延が少ないフィードバック要素を
用いて構成した第2のクロック抽出部を設け、かつ第2
のクロック抽出部のループゲインを適応的に制御調整で
きる構成としたので、安定で高速な位相引き込みを達成
できるクロック抽出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック抽出回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明に係るクロック抽出回路の他の構成例を
示すブロック図である。
【図3】本発明に係るクロック抽出回路の更に他の構成
例を示すブロック図である。
【図4】図1〜図3中のゲイン制御信号の生成例を示す
ブロック図である。
【図5】図1〜図3中のゲイン制御信号の他の生成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11 記録媒体 12 再生ヘッド 13 アンプ(増幅手段) 14 アナログフィルタ 15 ADC(サンプリング手段) 16 デジタルフィルタ(波形補正手段) 17 ビタビ復号器 20 位相誤差検出部(第1の位相誤差検出手段) 21 位相比較器 22 DAC 30,30a,30b 位相誤差検出部(第2の位相誤
差検出手段) 31,31a 位相比較器 32 DAC 32a チャージポンプ 33,33a ゲイン制御部 40 制御電圧生成部(制御信号生成手段) 41 加算器 42 ループフィルタ 50 VCO(発振手段) 61 コントローラ 62 クロックカウンタ 63 レジスタ 64 比較器 71 しきい値設定器 72 比較器 73 シーケンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA23 HA40 JA30 KA07 KA11 KA12 5D044 BC01 BC02 CC01 CC04 GM12 GM13 GM18 GM40 5J106 BB04 CC02 CC21 CC37 DD17 DD36 DD38 GG01 GG06 HH01 KK02 KK08 5K047 AA02 CC12 GG11 MM38 MM43 MM46 MM50 MM60 MM63

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からの再生アナログ信号をもと
    に記録データに同期したクロック信号を抽出するための
    クロック抽出回路であって、 前記記録媒体からの再生アナログ信号の振幅を補正して
    出力するための増幅手段と、 前記増幅手段の出力を入力とし波形等化して出力するた
    めのアナログフィルタと、 前記クロック信号に従って前記アナログフィルタの出力
    をサンプリングしデジタル信号に変換して出力するため
    のサンプリング手段と、 前記サンプリング手段の出力を入力とし前記クロック信
    号に従って波形補正を行って出力するための波形補正手
    段と、 前記サンプリング手段の出力と前記波形補正手段の出力
    のうち少なくとも1つを入力とし前記クロック信号との
    位相誤差を検出して出力するための第1の位相誤差検出
    手段と、 前記サンプリング手段の内部に設けられた比較器の出力
    を入力とし前記クロック信号との位相誤差を検出して出
    力するための第2の位相誤差検出手段と、 前記第1及び第2の位相誤差検出手段の各々の出力から
    周波数制御信号を生成して出力するための制御信号生成
    手段と、 前記制御信号生成手段の出力に応じて前記クロック信号
    の周波数を変更して出力するための発振手段とを備え、 前記第2の位相誤差検出手段はゲイン制御信号によりゲ
    イン調整が行われることを特徴とするクロック抽出回
    路。
  2. 【請求項2】 記録媒体からの再生アナログ信号をもと
    に記録データに同期したクロック信号を抽出するための
    クロック抽出回路であって、 前記記録媒体からの再生アナログ信号の振幅を補正して
    出力するための増幅手段と、 前記増幅手段の出力を入力とし波形等化して出力するた
    めのアナログフィルタと、 前記クロック信号に従って前記アナログフィルタの出力
    をサンプリングしデジタル信号に変換して出力するため
    のサンプリング手段と、 前記サンプリング手段の出力を入力とし前記クロック信
    号に従って波形補正を行って出力するための波形補正手
    段と、 前記波形補正手段の出力を入力とし前記クロック信号と
    の位相誤差を検出して出力するための第1の位相誤差検
    出手段と、 前記サンプリング手段の出力を入力とし前記クロック信
    号との位相誤差を検出して出力するための第2の位相誤
    差検出手段と、 前記第1及び第2の位相誤差検出手段の各々の出力から
    周波数制御信号を生成して出力するための制御信号生成
    手段と、 前記制御信号生成手段の出力に応じて前記クロック信号
    の周波数を変更して出力するための発振手段とを備え、 前記第2の位相誤差検出手段はゲイン制御信号によりゲ
    イン調整が行われることを特徴とするクロック抽出回
    路。
  3. 【請求項3】 記録媒体からの再生アナログ信号をもと
    に記録データに同期したクロック信号を抽出するための
    クロック抽出回路であって、 前記記録媒体からの再生アナログ信号の振幅を補正して
    出力するための増幅手段と、 前記増幅手段の出力を入力とし波形等化して出力するた
    めのアナログフィルタと、 前記クロック信号に従って前記アナログフィルタの出力
    をサンプリングしデジタル信号に変換して出力するため
    のサンプリング手段と、 前記サンプリング手段の出力を入力とし前記クロック信
    号に従って波形補正を行って出力するための波形補正手
    段と、 前記サンプリング手段の出力と前記波形補正手段の出力
    のうち少なくとも1つを入力とし前記クロック信号との
    位相誤差を検出して出力するための第1の位相誤差検出
    手段と、 前記アナログフィルタの出力を入力とし前記クロック信
    号との位相誤差を検出して出力するための第2の位相誤
    差検出手段と、 前記第1及び第2の位相誤差検出手段の各々の出力から
    周波数制御信号を生成して出力するための制御信号生成
    手段と、 前記制御信号生成手段の出力に応じて前記クロック信号
    の周波数を変更して出力するための発振手段とを備え、 前記第2の位相誤差検出手段はゲイン制御信号によりゲ
    イン調整が行われることを特徴とするクロック抽出回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のク
    ロック抽出回路において、 前記ゲイン制御信号は、前記記録媒体からの記録データ
    の読み出し動作が開始した後に一定の時間が経過した時
    点で前記第2の位相誤差検出手段のゲインを引き下げる
    ように構成されたことを特徴とするクロック抽出回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のク
    ロック抽出回路において、 前記ゲイン制御信号は、前記第2の位相誤差検出手段に
    より検出された位相誤差が定常状態になった時点で前記
    第2の位相誤差検出手段のゲインを引き下げるように構
    成されたことを特徴とするクロック抽出回路。
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