JP2007082154A - データ再生回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信データを第1の再生クロックに基づくクロックでサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、前期判定回路が生成したディジタル信号を、第1の再生クロックに基づいて判定した再生データを選択し出力する回路と、第1の再生クロックに基づいて受信データとの間のタイミングずれから位相誤差を検出する位相誤差検出回路と、位相誤差検出回路の出力に基づいて位相調整をする信号を出力するデータ選択回路と、調整信号は第1の再生クロックの少なくとも前の状態の第2の再生クロックの位相を調整して第1の再生クロックを生成する位相調整回路と、オーバーサンプリング判定回路と前記データ選択回路に第1の再生クロックを供給するクロック発生回路と、を備えたデータ再生回路。
【選択図】図1
Description
従来、上記説明した高データレートでの信号の送受信(信号伝送速度を向上)させるために、受信データに合わせてクロックを発生させ、そのクロックでデータ判定を行う必要がある。ここで、データ判定とは、一般に1ビットのバイナリ判定であるがnビット判定なども考えられる。
そのような場合には、クロックに含まれる高周波ジッタへの耐性が高いオーバーサンプリング方式などがある。オーバーサンプリング方式は、データレートより十分高いレートで判定を先に行い、判定結果のうち適切なタイミングで判定されているものを後から選択する(decide and pick)。オーバーサンプリングは、クロック位相を調整するための帰還回路を含まないため、クロックに高い周波数のジッタが含まれていても追従できる。
また、好適には上記PLLは、上記VCOを外部に設けられる構成としてもよい。また、上記VCOは、水晶発振回路を用いたVXCOとしてもよい。
なお、フロー制御の必要性は、データ選択回路からデータが出力される周波数と、入力データの周波数が整数比となっていないことから生ずる。この場合でも、データ出力の周波数と入力データの周波数が整数比となっていれば、オーバーサンプリングの周波数そのものはフロー制御の必要性とは直接関係しない。このため、図1に示したようにデータ選択回路のクロックのみを位相制御することでも目的は達せられる。
(実施例1)
図3は本発明の原理図である図1(a)の実施例の構成図である。実施例1に示すオーバーサンプリング方式のCDR(Clock And Data Recovery)回路は、オーバーサンプリング判定回路31、クロック発生回路32、データ選択回路33から構成されている。クロック発生回路32には、位相調整回路35が設けられている。また、データ選択回路33には、位相誤差検出回路34が設けられている。
位相調整回路35は、チャージポンプ(Charge pump)でVCO(Voltage Controlled Oscillator)を制御する。
受信した入力データをクロック発生回路32より転送されるクロック(第1の再生クロック)によりサンプリングされ、データ選択回路33に渡される。データ選択回路33では出力データを出力するとともに、位相誤差検出回路34により位相誤差を検出し、その検出結果を出力する。位相誤差検出結果は処理され調整信号てクロック発生回路に入力され、位相調整回路35は位相誤差検出結果に基づいてクロック(第2の再生クロック)の調整を行いクロック発生回路32から再びオーバーサンプリング判定回路31とデータ選択回路33に出力される。
次に、サイクル1では、レジスタ56の出力であるPhase信号と、サイクル2のレジスタ58の出力である位相生成器520の出力Pointer_l〔7,2:0〕信号に基づき、位相生成器520で、Pointer_l信号(Pointer_l〔7:0,2:0〕)を生成する。
図10は、Pointerコードと選択するサンプルとの関係を示す図である。Pointer_l信号が、2→1→0→2の方向に変化するときは、図10ではポインタの示す矢印は、up(上側)に動くことにより現在の位置を示す。Pointer_l信号が反対に動くときは、down(下側)に変位する。また、Pointer_m〔0〕=1、Pointer_m〔1〕=Pointer_m〔2〕=0のとき、Pointer_m=0になり、Pointer_m〔1〕=1、Pointer_m〔0〕=Pointer_m〔2〕=0のとき、Pointer_m=1になり、Pointer_m〔2〕=1、Pointer_m〔0〕=Pointer_m〔1〕=0のとき、Pointer_m=2になる。
サイクル4では、レジスタ512のデータをデコード523に入力してPointer_m〔7:0,2:0〕を生成し、チャージポンプコントローラ524に、レジスタ514のPointer_l〔0,0〕、〔0,2〕とともに入力する。
チャージポンプコントローラ524は、例えば、AND86、88とOR87、89から構成されている。Pointer_l〔0,0〕とPointer_m〔0,1〕はAND86に接続され、Pointer_l〔0,2〕とPointer_m〔0,1〕はAND88に接続される。OR87にはAND86の出力とPointer_m〔0,0〕が入力されUPポートから出力される。OR89にはAND88の出力とPointer_m〔0,2〕が入力されDNポートから出力される。
その出力論理により電流源を切替制御し、UP=1でDN=0であれば、UPがハイの期間、容量素子に電流源81から電荷が流れ込み、直流電圧利得が発生する。UP=0でDN=1であれば、DNがハイの期間、容量素子から電流源82により電荷が放出される。UP=0でDN=0であれば、位相差なしで出力は一定になるよう、VCO制御電圧を出力する。
(実施例2)
図15に示す実施例2のオーバーサンプリング方式のCDR回路は、オーバーサンプリング判定回路91(31と同じでもよい)、クロック発生回路92、データ選択回路93から構成されている。クロック発生回路92には、周波数調整回路95が設けられている。データ選択回路93には、位相・周波数誤差検出回路94が設けられている。
本実施例が実施例1と異なるのは、データ選択回路93の中に組み込まれた位相誤差検出回路にさらに周波数誤差検出回路が組み込まれた位相・周波数誤差検出回路94を設けていることである。周波数誤差の検出は入力データとデータ選択回路93の駆動クロック(再生クロック)との間の位相スリップを論理回路で検出し、位相スリップの頻度に比例した誤差信号を発生することによる。位相・周波数検出誤差回路94の出力でそれぞれチャージポンプを駆動し、その出力の和でVCOを駆動する。この実施例によれば、電源投入後のPLL(Phase Locked Loop)の立ち上がりにおいて、周波数誤差信号を使ってPLLの周波数引き込みを開始することができるため、基準クロックを外部から供給しなくてよい。
受信した入力データは、クロック発生回路92から転送された再生クロックによりサンプリングされ、データ選択回路93に渡される。データ選択回路93では出力データを出力するとともに、位相・周波数誤差検出回路94により周波数誤差も検出する。周波数誤差を検出した結果に基づいて生成された調整信号は、クロック発生回路92に入力される。その後、周波数調整回路95は周波数検出結果に基づいてクロックの調整を行い、再生クロックを再びオーバーサンプリング判定回路91とデータ選択回路93に入力する。
サイクル1でPhase信号とサイクル2のPointer_l〔7,2:0〕信号に基づき、位相生成器520で、Pointer_l信号を生成する。サイクル2では、位相生成器520の出力Pointer_l〔7:0,2:0〕とサイクル3のレジスタ510のPointer_le3〔7,2:0〕をU/D生成器521に入力する。また、Pointer_l〔0,0〕、〔0,2〕をレジスタ511に入力する。
VCO周波数が、データのボー周波数より小さいとき、2→1→0のようにlower code(l)が変移しオーバーフローが繰り返される場合について説明する。Pointer_l〔2:0〕は2(=100)から0(=001)に変化して、再びq0=0、q1=0に戻る。従って、この変移から抜け出すまでオーバーフローは起きない。次に、q0=0、q1=0からq0=1、q1=0に変移してもfd信号は発生しない。fd信号はq0=1、q1=1でアンダーフローした場合に発生す。チャージポンプは、オーバーフローまたはアンダーフローがないときに、VCOクロックとデータとの間の位相差に比例したチャージを行う。
(実施例3)
図19は実施例3の構成を示す図である。実施例3ではクロック発生回路の位相調整手段がVCOの制御電圧を調整することでなく、位相インターポレータを用いているところが実施例1、2と異なっている。
(実施例4)
図22に実施例4の構成図を示す。実施例4に示すオーバーサンプリングのCDR回路は、オーバーサンプリング判定回路161(31と同じでもよい)、クロック発生回路1_162、データ選択回路163(93と同じでもよい)、クロック発生回路2_164(92と同じでもよい)から構成されている。クロック発生回路2_164には、周波数調整回路166が設けられている。データ選択回路163には、位相・周波数誤差検出回路165が設けられている。
(実施例5)
図23に実施例5の構成図を示す。実施例5に示すオーバーサンプリングのCDR回路は、オーバーサンプリング判定回路171(161と同じでもよい)、クロック発生回路1_172(162と同じでもよい)、データ選択回路173(163と同じでもよい)、クロック発生回路2_174、ディジタルフィルタ175から構成されている。データ選択回路173には、位相・周波数誤差検出回路176が設けられている。クロック発生回路2_174には、位相インターポレータ177が設けられている。
実施例が実施例4と異なるのは、データ選択回路のクロックの位相を調整するために位相インターポレータ177を用いていることである。この場合、位相インターポレータ177を使うためディジタル回路により位相調整が可能であり、低電力化、集積化が容易となる。また、データ選択回路173は、オーバーサンプル判定回路171より低い周波数で駆動されるため、位相インターポレータ177の設計も容易となる。
(実施例6)
図24は本発明の他の実施例である。実施例6に示すオーバーサンプリングのCDR回路は、オーバーサンプリング判定回路181(161と同じでもよい)、クロック発生回路182(162と同じでもよい)、データ選択回路183(163と同じでもよい)、クロック選択回路184、PLL185から構成されている。
クロック選択回路184な、例えばデータ選択回路183と同じようなセレクタを使って、受信データをサンプリングするために使ったクロックを選択して出力する回路である。セレクタの制御は、データ選択回路183には、位相・周波数誤差検出回路が設けられており、ポインタの示す値(制御信号)により行う。
(実施例7)
図25は実施例6とほぼ同様の構成であるが、通常のPLLではなく注入ロックPLLを用いてデータ選択回路193に与えるクロックを発生している。
オーバーサンプリング判定回路191のサンプリングされた受信データが、データ選択回路193に渡される。データ選択回路193には、クロック選択回路194の出力を注入ロックPLL195に入力し、注入ロックPLL195の出力を入力し選択する。そのため、チャージポンプ、位相検出器などを搭載しなくてよいため、回路サイズを縮小することができる。
(実施例8)
図26の実施例8に示すオーバーサンプリングのCDR回路は、オーバーサンプリング判定回路201(161と同じでもよい)、クロック発生回路202(162と同じでもよい)、データ選択回路203(163と同じでもよい)、クロック選択回路204(194と同じでもよい)、PLL制御回路206から構成されている。また外部にVXCO(Voltage-controlled Crystal Oscillator)207を設け、PLL制御回路206により制御される。
オーバーサンプリング判定回路201のサンプリングされた入力データが、データ選択回路203に渡される。データ選択回路203には、クロック選択回路204の出力をPLL205に入力し、PLL205の出力データを入力し選択する。
(実施例9)
図27は実施例9の構成を示す図であり、図27の実施例9に示すオーバーサンプリングのCDR回路は、オーバーサンプリング判定回路211(161と同じでもよい)、セレクタ212、リングバッファ213(FF)、セレクタ214、データ選択回路215(163の一部を利用してもよい)、書き込み制御回路216、読み出し制御回路217、判定クロック発生回路218、データ選択クロック発生回路219から構成されている。
判定クロック発生回路218は、オーバーサンプリング判定回路211と書き込み制御回路216に供給するクロック信号を生成する。
リングバッファ213は、書き込み制御回路216により制御された信号によりセレクタ212を制御し、バッファ213にサンプリングされた受信データの書き込みタイミングを調整する。次に、読み出し制御回路217により制御された信号により、セレクタ214の読み出しタイミングを調整して、バッファ213からデータを読み出しデータ選択回路215に出力する。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
前記受信データを第1の再生クロックに基づく、前記受信データのデータレートより高い頻度のクロックでサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記オーバーサンプリング判定回路が生成した前記ディジタル信号を、前記第1の再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力する回路と、前記第1の再生クロックに基づいて前記受信データとの間のタイミングずれから位相誤差を検出する位相誤差検出回路と、前記位相誤差検出回路の出力に基づいて位相を調整をするための調整信号を出力する回路を有するデータ選択回路と、
前記調整信号は前記第1の再生クロックの少なくとも前の状態の第2の再生クロックの位相を調整して前記第1の再生クロックを生成する位相調整回路と、前記オーバーサンプリング判定回路と前記データ選択回路に前記第1の再生クロックを供給する回路を有するクロック発生回路と、
を具備することを特徴とするデータ再生回路。
(付記2)
前記位相誤差検出回路に、前記第1の再生クロックに基づいて前記受信データとの間のタイミングずれから周波数誤差を検出する回路を備える位相・周波数誤差検出回路と、
前記位相調整回路に前記周波数誤差分の調整も行う回路を備えた周波数調整回路と、
を備えたことを特徴とする付記1に記載のデータ再生回路。
(付記3)
前記周波数調整回路を、位相インターポレータにより構成し、
前記位相・周波数誤差検出回路の前記調整信号に基づき前記位相インターポレータを制御する重み付け信号を生成するディジタルフィルタを設けることを特徴とする付記1に記載のデータ再生回路。
(付記4)
受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
基準クロックに基づいてオーバーサンプリングするためのクロックを生成する第1のクロック発生回路と、
前記受信データを第1のクロック発生回路で生成したクロックに基づき、前記受信データのデータレートより高い頻度のクロックでサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記オーバーサンプリング判定回路が生成した前記ディジタル信号を、前記第1の再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力する回路と、前記第1の再生クロックに基づいて前記受信データとの間のタイミングずれから位相誤差および周波数誤差を検出する位相・周波数誤差検出回路と、前記位相・周波数誤差検出回路の出力に基づいて位相調整および周波数調整をするための調整信号を出力する回路を有するデータ選択回路と、
前記調整信号は前記第1の再生クロックの少なくとも前の状態の第2の再生クロックの位相調整と前記周波数誤差分の調整を反映して前記第1の再生クロックを生成する周波数調整回路と、前記オーバーサンプリング判定回路と前記データ選択回路に前記第1の再生クロックを供給する回路を有する第2のクロック発生回路と、
を具備することを特徴とするデータ再生回路。
(付記5)
前記周波数調整回路を、位相インターポレータにより構成し、
前記位相・周波数誤差検出回路の前記調整信号に基づき前記位相インターポレータを制御する重み付け信号を生成するディジタルフィルタを設けることを特徴とする付記4に記載のデータ再生回路。
(付記6)
受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
基準クロックに基づいてオーバーサンプリングするためのクロックを生成するクロック発生回路と、
前記受信データを第1のクロック発生回路で生成したクロックに基づき、前記受信データのデータレートより高い頻度のクロックでサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記オーバーサンプリング判定回路が生成した前記ディジタル信号を、第1の再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力する回路と、前記第1の再生クロックを生成するための第2の再生クロックを制御する制御信号を生成する回路を有するデータ選択回路と、
前記クロック発生回路から供給される前記クロックと前記制御信号により前記第2の再生クロックを選択するクロック選択回路と、
前記第2の再生クロックのジッタを低減させて前記第1の再生クロックを生成するPLL回路と
を具備することを特徴とするデータ再生回路。
(付記7)
前記PLLは、注入同期VCOを備える注入ロックPLLであることを特徴とする付記6に記載のデータ再生回路。
(付記8)
前記PLLは、前記VCOを外部に設けられる構成とすることを特徴とする付記7に記載のデータ再生回路。
(付記9)
前記VCOは、水晶発振回路を用いたVXCOとすることを特徴とする付記8に記載のデータ再生回路。
(付記10)
受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
基準クロックに基づいてオーバーサンプリングするためのクロックを生成する判定クロック発生回路と、
前記受信データを前記判定クロック発生回路で生成したサンプルクロックに基づき、前記受信データのデータレートより高い頻度でサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記判定クロック発生回路からの前記サンプルクロックのタイミングを調整して出力する書き込み制御回路と、
前記ディジタル信号を複数のバッファに書き込む制御を、前記書き込み制御回路の出力に基づいて行う第1のセレクタ回路と、
前記ディジタル信号を選択する読み出し信号により前記バッファから前記ディジタル信号を読み出す第2のセレクタ回路と、
再生データを再生するための再生クロックを生成するデータ選択クロック発生回路と、
前記読み出し信号を前記データ選択クロック発生回路が生成する前記再生クロックに基づいて制御する読み出し制御回路と、
前記第2のセレクタ回路が選択して出力される前記ディジタル信号を、前記再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力するデータ選択回路と、
を具備することを特徴とするデータ再生回路。
(付記11)
前記位相誤差検出回路は、前記オーバーサンプルしたデータと前記第1の再生クロックに基づいてデータ変化点を検出し、前記変化点より位相信号を生成し、前記位相信号の動きを示すポインタ信号に変換し、前記ポインタ信号を位相調整をするために調整信号にして出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ再生回路。
(付記12)
前記データ判定回路は、パイプライン処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ再生回路。
(付記13)
前記調整信号は、チャージポンプとループフィルタにより生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ再生回路。
(付記14)
前記周波数・位相誤差検出回路は、前記オーバーサンプルしたデータと前記第1の再生クロックに基づいてデータ変化点を検出し、前記変化点より位相信号を生成し、前記位相信号の動きを示すポインタ信号に変換し、
さらに、前記ポインタ信号から周波数の調整を行う信号を生成し、前記ポインタ信号とともに位相調整をするために調整信号にして出力することを特徴とする請求項2に記載のデータ再生回路。
(付記15)
前記データ判定回路は、パイプライン処理を行うことを特徴とする請求項2に記載のデータ再生回路。
(付記16)
前記調整信号は、チャージポンプとループフィルタにより生成することを特徴とする請求項2に記載のデータ再生回路。
(付記17)
前記周波数・位相誤差検出回路は、前記オーバーサンプルしたデータと前記第1の再生クロックに基づいてデータ変化点を検出し、前記変化点より位相信号を生成し、前記位相信号の動きを示すポインタ信号に変換し、
さらに、前記ポインタ信号から周波数の調整を行う信号を生成し、前記ポインタ信号とともに位相調整をするために調整信号にして出力することを特徴とする請求項4に記載のデータ再生回路。
2 クロック発生回路
3 データ選択回路
4 クロック発生回路A
5 クロック発生回路B
31 オーバーサンプリング判定回路
32 クロック発生回路、
33 データ選択回路
34 位相誤差検出回路
35 位相調整回路
41 オーバーサンプリング判定回路
42 デマルチプレクサ
43 データ・クロック再生回路
44 ループフィルタ
45 クロック発生回路(10GHz、VCO)
51〜515 レジスタ
516 セレクタ
517 シフタ
518 位相検出器
519 位相生成コントロール
520 位相生成器
521 U/D(アップ/ダウン)生成器
522 ポインタ生成器
523 デコード
524 チャージポンプコントローラ
61〜68 XOR回路
615〜617 Add
618〜620 Comp
81、82 電流源
83 抵抗素子
84、85 コンデンサ素子
91 オーバーサンプリング判定回路
92 クロック発生回路
93 データ選択回路
94 位相・周波数誤差検出回路
95 周波数調整回路
101 オーバーサンプリング判定回路
102 デマルチプレクサ
103 データ・クロック再生回路
104 ループフィルタ
105 クロック発生回路(10GHz、VCO)
125、126 電流源
131 オーバーサンプリング判定回路
132 クロック発生回路
133 データ選択回路
134 位相・周波数誤差検出回路
135 位相インターポレータ
136 ディジタルフィルタ
161 オーバーサンプリング判定回路
162 クロック発生回路1
163 データ選択回路
164 クロック発生回路2
165 位相・周波数誤差検出回路
166 周波数調整回路
171 オーバーサンプリング判定回路
172 クロック発生回路1
173 データ選択回路
174 クロック発生回路2
175 ディジタルフィルタ
176 位相・周波数誤差検出回路
177 位相インターポレータ
181 オーバーサンプリング判定回路
182 クロック発生回路
183 データ選択回路
184 クロック選択回路
185 PLL
195 注入ロックPLL
205 PLL制御回路
207 VXCO
211 オーバーサンプリング判定回路
212 セレクタ回路
213 リングバッファ(FF)
214 セレクタ回路
215 データ選択回路
216 書き込み制御回路
217 読み出し制御回路
218 判定クロック発生回路
219 データ選択クロック発生回路
Claims (10)
- 受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
前記受信データを第1の再生クロックに基づく、前記受信データのデータレートより高い頻度のクロックでサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記オーバーサンプリング判定回路が生成した前記ディジタル信号を、前記第1の再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力する回路と、前記第1の再生クロックに基づいて前記受信データとの間のタイミングずれから位相誤差を検出する位相誤差検出回路と、前記位相誤差検出回路の出力に基づいて位相を調整をするための調整信号を出力する回路を有するデータ選択回路と、
前記調整信号は前記第1の再生クロックの少なくとも前の状態の第2の再生クロックの位相を調整して前記第1の再生クロックを生成する位相調整回路と、前記オーバーサンプリング判定回路と前記データ選択回路に前記第1の再生クロックを供給する回路を有するクロック発生回路と、
を具備することを特徴とするデータ再生回路。 - 前記位相誤差検出回路に、前記第1の再生クロックに基づいて前記受信データとの間のタイミングずれから周波数誤差を検出する回路を備える位相・周波数誤差検出回路と、
前記位相調整回路に前記周波数誤差分の調整も行う回路を備えた周波数調整回路と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ再生回路。 - 前記周波数調整回路を、位相インターポレータにより構成し、
前記位相・周波数誤差検出回路の前記調整信号に基づき前記位相インターポレータを制御する重み付け信号を生成するディジタルフィルタを設けることを特徴とする請求項1に記載のデータ再生回路。 - 受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
基準クロックに基づいてオーバーサンプリングするためのクロックを生成する第1のクロック発生回路と、
前記受信データを第1のクロック発生回路で生成したクロックに基づき、前記受信データのデータレートより高い頻度のクロックでサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記オーバーサンプリング判定回路が生成した前記ディジタル信号を、前記第1の再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力する回路と、前記第1の再生クロックに基づいて前記受信データとの間のタイミングずれから位相誤差および周波数誤差を検出する位相・周波数誤差検出回路と、前記位相・周波数誤差検出回路の出力に基づいて位相調整および周波数調整をするための調整信号を出力する回路を有するデータ選択回路と、
前記調整信号は前記第1の再生クロックの少なくとも前の状態の第2の再生クロックの位相調整と前記周波数誤差分の調整を反映して前記第1の再生クロックを生成する周波数調整回路と、前記オーバーサンプリング判定回路と前記データ選択回路に前記第1の再生クロックを供給する回路を有する第2のクロック発生回路と、
を具備することを特徴とするデータ再生回路。 - 前記周波数調整回路を、位相インターポレータにより構成し、
前記位相・周波数誤差検出回路の前記調整信号に基づき前記位相インターポレータを制御する重み付け信号を生成するディジタルフィルタを設けることを特徴とする請求項4に記載のデータ再生回路。 - 受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
基準クロックに基づいてオーバーサンプリングするためのクロックを生成するクロック発生回路と、
前記受信データを第1のクロック発生回路で生成したクロックに基づき、前記受信データのデータレートより高い頻度のクロックでサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記オーバーサンプリング判定回路が生成した前記ディジタル信号を、第1の再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力する回路と、前記第1の再生クロックを生成するための第2の再生クロックを制御する制御信号を生成する回路を有するデータ選択回路と、
前記クロック発生回路から供給される前記クロックと前記制御信号により前記第2の再生クロックを選択するクロック選択回路と、
前記第2の再生クロックのジッタを低減させて前記第1の再生クロックを生成するPLL回路と
を具備することを特徴とするデータ再生回路。 - 前記PLLは、注入同期VCOを備える注入ロックPLLであることを特徴とする請求項6に記載のデータ再生回路。
- 前記PLLは、前記VCOを外部に設けられる構成とすることを特徴とする請求項7に記載のデータ再生回路。
- 前記VCOは、水晶発振回路を用いたVXCOとすることを特徴とする請求項8に記載のデータ再生回路。
- 受信データを受信してデータとクロックを再生するデータ再生回路において、
基準クロックに基づいてオーバーサンプリングするためのクロックを生成する判定クロック発生回路と、
前記受信データを前記判定クロック発生回路で生成したサンプルクロックに基づき、前記受信データのデータレートより高い頻度でサンプルしてディジタル信号に変換するオーバーサンプリング判定回路と、
前記判定クロック発生回路からの前記サンプルクロックのタイミングを調整して出力する書き込み制御回路と、
前記ディジタル信号を複数のバッファに書き込む制御を、前記書き込み制御回路の出力に基づいて行う第1のセレクタ回路と、
前記ディジタル信号を選択する読み出し信号により前記バッファから前記ディジタル信号を読み出す第2のセレクタ回路と、
再生データを再生するための再生クロックを生成するデータ選択クロック発生回路と、
前記読み出し信号を前記データ選択クロック発生回路が生成する前記再生クロックに基づいて制御する読み出し制御回路と、
前記第2のセレクタ回路が選択して出力される前記ディジタル信号を、前記再生クロックに基づくタイミングで判定することにより再生データを選択し出力するデータ選択回路と、
を具備することを特徴とするデータ再生回路。
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