JP2011217208A - Pcm信号復調回路、該復調回路に用いられるpcm信号復調方法及びpcm信号復調プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】復調タイミング判定手段(タイミング制御部24、ローカルクロック25、PLL26、エンベロープ予測部27)は、ゼロクロス検出信号zbを入力すると共にピーク検出信号pbを入力して入力PCM信号ibの1周期分の位相及び振幅を含むデータptを生成し、エンベロープデータとして蓄積して基準位相標本情報及び基準周期情報を作成すると共に、基準位相標本情報及び基準周期情報に基づいて、入力PCM信号ibの後続の周期の位相及び振幅の予測情報efを作成し、予測情報efと後続の周期の位相及び振幅とを比較して誤差が所定の範囲内にあるとき、復調タイミング信号tcを出力する。復調部28により、復調タイミング信号tcに同期して復調データmdが出力される。
【選択図】図1
Description
このPCM信号復調回路は、図4に示すように、ゼロクロス回路1と、位相比較器2と、VCO(電圧制御発振器)3と、位相シフト回路4と、FF(フリップフロップ)5とから構成されている。このPCM信号復調回路では、入力PCM信号aがゼロクロス回路1に入力され、ゼロクロス点が検出されてゼロクロス検出パルスbが出力される。ゼロクロス検出パルスbは、位相比較器2でVCO(電圧制御発振器)3の出力cと周波数位相比較が行われ、この位相差に応じた制御電圧により同VCO3が制御される。これらの位相比較器2とVCO3とにより、PLL回路が構成されている。このPLL回路のVCO3による発振出力cは、入力PCM信号aをラッチするFF(フリップフロップ)5のクロック信号として使用され、ラッチ出力が復調データdとなる。
すなわち、特許文献1に記載された図5のPCM信号復調回路では、ノイズが原因で発生した無用なゼロクロス検出パルスbが排除されて正確なクロック信号が抽出され、正確なデータの復調が行われるが、この発明とは構成が異なる。
この形態のPCM信号復調回路20は、同図に示すように、フィルタ21と、ゼロクロス検出部22と、ピーク検出部23と、タイミング制御部24と、ローカルクロック25と、PLL(Phase Locked Loop)26と、エンベロープ予測部27と、復調部28とから構成されている。フィルタ21は、入力PCM信号iaの信号成分以外のノイズを除去し、入力PCM信号ibを出力する。ゼロクロス検出部22は、入力PCM信号ibからゼロクロス点を検出し、この検出タイミングに同期して、同ゼロクロス点での入力PCM信号ibの振幅を表すゼロクロス検出信号zbを出力する。
このタイミング制御部24は、図2に示すように、トップ/ボトム判定部31と、周期算出部32と、周期算出部33と、周期算出部34と、誤差評価部35と、平均周期算出部36と、データ抽出部37とから構成されている。周期算出部32は、ゼロクロス検出部22から出力されるゼロクロス検出信号zbの周期を第1の周期naとして算出する。トップ/ボトム判定部31は、ピーク検出部23から出力されるピーク検出信号pbに含まれる同ピーク値を検出して同入力PCM信号ibのトップに対応する場合にトップ判定信号tdを出力する一方、ボトムに対応する場合にボトム判定信号bdを出力する。
このエンベロープ予測部27は、図3に示すように、データ取得部41と、振幅算出データ分類検出部42と、0°ゼロクロス点評価部431 と、有効/無効判定部441 と、標本データ補正部451 と、90°トップ点評価部432 と、有効/無効判定部442 と、標本データ補正部452 と、180°ゼロクロス点評価部433 と、有効/無効判定部443 と、標本データ補正部453 と、270°ボトム点評価部434 と、有効/無効判定部444 と、標本データ補正部454 と、予測情報作成部46とから構成されている。データ取得部41は、PLL26から伝送された1周期分のデータpiを取得してデータpjとして出力する。振幅算出データ分類検出部42は、データ取得部41で取得された1周期分のデータpjのうちのゼロクロス検出信号zb及びピーク検出信号pbに基づいて、位相が0度の第1のゼロクロス点の振幅、位相が90度のトップ点の振幅、位相が180度の第2のゼロクロス点の振幅、及び位相が270度のボトム点の振幅を算出する。
このPCM信号復調回路20では、入力PCM信号iaは、フィルタ21によりノイズが除去され、同フィルタ21から入力PCM信号ibが出力される。ゼロクロス検出部22により、入力PCM信号ibからゼロクロス点が検出され、この検出タイミングに同期して、同ゼロクロス点での同入力PCM信号ibの振幅を表すゼロクロス検出信号zbが出力される(ゼロクロス検出処理)。一方、ピーク検出部23により、入力PCM信号ibからピーク点が検出され、この検出タイミングに同期して、ピーク値を表すピーク検出信号pbが出力される(ピーク検出処理)。
平均周期算出部36により、平均周期算出用信号uに基づいて、第1の周期na、第2の周期nb及び第3の周期ncの平均周期vが算出される(平均周期算出処理)。データ抽出部37により、ゼロクロス検出信号zb、ピーク検出信号pb及び平均周期vに基づいて、1周期分のデータptが抽出してPLL26へ送出され(データ抽出処理)、同PLL26から1周期分のデータpiがエンベロープ予測部27へ伝送される。
22 ゼロクロス検出部(ゼロクロス検出手段)
23 ピーク検出部(ピーク検出手段)
24 タイミング制御部(復調タイミング判定手段の一部、タイミング制御手段)
25 ローカルクロック(復調タイミング判定手段の一部、伝送タイミング調整手段の一部)
26 PLL(Phase Locked Loop)(復調タイミング判定手段の一部、伝送タイミング調整手段の一部)
27 エンベロープ予測部(復調タイミング判定手段の一部、予測情報作成手段)
28 復調部(復調手段)
31 トップ/ボトム判定部(ピーク判定手段)
32 周期算出部(第1の周期算出手段)
33 周期算出部(第2の周期算出手段)
34 周期算出部(第3の周期算出手段)
35 誤差評価部(誤差評価手段)
36 平均周期算出部(平均周期算出手段)
37 データ抽出部(データ抽出手段)
41 データ取得部(データ取得手段)
42 振幅算出データ分類検出部(振幅算出データ分類検出手段)
431 0°ゼロクロス点評価部(第1の評価手段)
432 90°トップ点評価部(第2の評価手段)
433 180°ゼロクロス点評価部(第3の評価手段)
434 270°ボトム点評価部(第4の評価手段)
441 有効/無効判定部(第1の有効/無効判定手段)
442 有効/無効判定部(第2の有効/無効判定手段)
443 有効/無効判定部(第3の有効/無効判定手段)
444 有効/無効判定部(第4の有効/無効判定手段)
451 標本データ補正部(第1の標本データ補正手段)
452 標本データ補正部(第2の標本データ補正手段)
453 標本データ補正部(第3の標本データ補正手段)
454 標本データ補正部(第4の標本データ補正手段)
46 予測情報作成部(予測情報集計作成手段)
Claims (10)
- 入力PCM信号からゼロクロス点を検出し、この検出タイミングに同期して、前記ゼロクロス点での前記入力PCM信号の振幅を表すゼロクロス検出信号を出力するゼロクロス検出手段と、
前記入力PCM信号からピーク点を検出し、この検出タイミングに同期して、ピーク値を表すピーク検出信号を出力するピーク検出手段と、
前記ゼロクロス検出手段から前記ゼロクロス検出信号を入力すると共に前記ピーク検出手段から前記ピーク検出信号を入力して前記入力PCM信号の1周期分の位相及び振幅を含むデータを生成し、該データをエンベロープデータとして蓄積して基準位相標本情報及び基準周期情報を作成すると共に、前記基準位相標本情報及び基準周期情報に基づいて、前記入力PCM信号の後続の周期の位相及び振幅の予測情報を作成し、該予測情報と後続の周期の位相及び振幅とを比較して誤差が所定の範囲内にあるとき、復調タイミング信号を出力する復調タイミング判定手段と、
該復調タイミング判定手段から出力された前記復調タイミング信号に同期して前記入力PCM信号を取り込んで復調データとして出力する復調手段とを備えてなることを特徴とするPCM信号復調回路。 - 前記復調タイミング判定手段は、
前記ゼロクロス検出手段から前記ゼロクロス検出信号を入力すると共に前記ピーク検出手段から前記ピーク検出信号を入力して前記入力PCM信号の1周期分の位相及び振幅を含むデータを生成する一方、前記予測情報と後続の周期の位相及び振幅とを比較して誤差が所定の範囲内にあるとき、前記復調タイミング信号を出力するタイミング制御手段と、
該タイミング制御手段で生成された前記1周期分のデータを前記入力PCM信号の周期に追従するように調整して伝送する伝送タイミング調整手段と、
該伝送タイミング調整手段から伝送された前記1周期分のデータを前記エンベロープデータとして蓄積して前記基準位相標本情報及び基準周期情報を作成すると共に、前記基準位相標本情報及び基準周期情報に基づいて、前記予測情報を作成する予測情報作成手段とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のPCM信号復調回路。 - 前記タイミング制御手段は、
前記ゼロクロス検出手段から出力される前記ゼロクロス検出信号の周期を第1の周期として算出する第1の周期算出手段と、
前記ピーク検出手段から出力される前記ピーク検出信号に含まれる前記ピーク値を検出して前記入力PCM信号のトップに対応する場合にトップ判定信号を出力する一方、ボトムに対応する場合にボトム判定信号を出力するピーク判定手段と、
該ピーク判定手段から出力される前記トップ判定信号の周期を第2の周期として算出する第2の周期算出手段と、
前記ピーク判定手段から出力される前記ボトム判定信号の周期を第3の周期として算出する第3の周期算出手段と、
前記ゼロクロス検出信号、ピーク検出信号、第1の周期、第2の周期及び第3の周期を入力して平均周期算出用信号として出力する誤差評価手段と、
前記平均周期算出用信号に基づいて、前記第1の周期、第2の周期及び第3の周期の平均周期を算出する平均周期算出手段と、
前記ゼロクロス検出信号、ピーク検出信号及び平均周期に基づいて、前記1周期分のデータを抽出して前記伝送タイミング調整手段へ送出するデータ抽出手段とから構成され、
前記誤差評価手段は、
前記平均周期算出用信号に対応する周期の後続の周期の位相及び振幅と前記予測情報作成手段で作成された前記予測情報とを比較して誤差が所定の範囲内にあるとき、前記復調タイミング信号を出力する構成とされていることを特徴とする請求項2記載のPCM信号復調回路。 - 前記予測情報作成手段は、
前記伝送タイミング調整手段から伝送された前記1周期分のデータを取得するデータ取得手段と、
該データ取得手段で取得された前記1周期分のデータのうちの前記ゼロクロス検出信号及びピーク検出信号に基づいて、位相が0度の第1のゼロクロス点の振幅、位相が90度のトップ点の振幅、位相が180度の第2のゼロクロス点の振幅、及び位相が270度のボトム点の振幅を算出する振幅算出データ分類検出手段と、
前記第1のゼロクロス点の振幅を第1の基準値と比較して第1の比較結果を出力する第1の評価手段と、
該第1の比較結果に基づいて前記第1のゼロクロス点の振幅の有効/無効を判定する第1の有効/無効判定手段と、
該第1の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記第1のゼロクロス点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第1の標本データ補正手段と、
前記トップ点の振幅を第2の基準値と比較して第2の比較結果を出力する第2の評価手段と、
該第2の比較結果に基づいて前記トップ点の振幅の有効/無効を判定する第2の有効/無効判定手段と、
該第2の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記トップ点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第2の標本データ補正手段と、
前記第2のゼロクロス点の振幅を第3の基準値と比較して第3の比較結果を出力する第3の評価手段と、
該第3の比較結果に基づいて前記第2のゼロクロス点の振幅の有効/無効を判定する第3の有効/無効判定手段と、
該第3の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記第2のゼロクロス点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第3の標本データ補正手段と、
前記ボトム点の振幅を第4の基準値と比較して第4の比較結果を出力する第4の評価手段と、
該第4の比較結果に基づいて前記ボトム点の振幅の有効/無効を判定する第4の有効/無効判定手段と、
該第4の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記ボトム点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第4の標本データ補正手段と、
前記第1のゼロクロス点、トップ点、第2のゼロクロス点及びボトム点に対応する前記各基準位相標本情報及び基準周期情報を集計及び蓄積して、前記予測情報を作成する予測情報集計作成手段とから構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載のPCM信号復調回路。 - 前記予測情報集計作成手段は、
蓄積している前記各基準位相標本情報及び基準周期情報の総量が規定値以上となる場合、最も過去の情報を消去することにより前記総量を一定値とする構成とされていることを特徴とする請求項4記載のPCM信号復調回路。 - PCM信号復調回路を、ゼロクロス検出手段と、ピーク検出手段と、復調タイミング判定手段と、復調手段とから構成しておき、
前記ゼロクロス検出手段が、入力PCM信号からゼロクロス点を検出し、この検出タイミングに同期して、前記ゼロクロス点での前記入力PCM信号の振幅を表すゼロクロス検出信号を出力するゼロクロス検出処理と、
前記ピーク検出手段が、前記入力PCM信号からピーク点を検出し、この検出タイミングに同期して、ピーク値を表すピーク検出信号を出力するピーク検出処理と、
前記復調タイミング判定手段が、前記ゼロクロス検出手段から前記ゼロクロス検出信号を入力すると共に前記ピーク検出手段から前記ピーク検出信号を入力して前記入力PCM信号の1周期分の位相及び振幅を含むデータを生成し、該データをエンベロープデータとして蓄積して基準位相標本情報及び基準周期情報を作成すると共に、前記基準位相標本情報及び基準周期情報に基づいて、前記入力PCM信号の後続の周期の位相及び振幅の予測情報を作成し、該予測情報と後続の周期の位相及び振幅とを比較して誤差が所定の範囲内にあるとき、復調タイミング信号を出力する復調タイミング判定処理と、
前記復調手段が、前記復調タイミング判定手段から出力された前記復調タイミング信号に同期して前記入力PCM信号を取り込んで復調データとして出力する復調処理とを行うことを特徴とするPCM信号復調方法。 - 前記復調タイミング判定手段を、タイミング制御手段と、伝送タイミング調整手段と、予測情報作成手段とから構成しておき、
前記復調タイミング判定処理では、
前記タイミング制御手段が、前記ゼロクロス検出手段から前記ゼロクロス検出信号を入力すると共に前記ピーク検出手段から前記ピーク検出信号を入力して前記入力PCM信号の1周期分の位相及び振幅を含むデータを生成する一方、前記予測情報と後続の周期の位相及び振幅とを比較して誤差が所定の範囲内にあるとき、前記復調タイミング信号を出力するタイミング制御処理と、
前記伝送タイミング調整手段が、前記タイミング制御手段で生成された前記1周期分のデータを前記入力PCM信号の周期に追従するように調整して伝送する伝送タイミング調整処理と、
前記予測情報作成手段が、前記伝送タイミング調整手段から伝送された前記1周期分のデータを前記エンベロープデータとして蓄積して前記基準位相標本情報及び基準周期情報を作成すると共に、前記基準位相標本情報及び基準周期情報に基づいて、前記予測情報を作成する予測情報作成処理とを行うことを特徴とする請求項6記載のPCM信号復調方法。 - 前記タイミング制御手段を、第1の周期算出手段と、ピーク判定手段と、第2の周期算出手段と、第3の周期算出手段と、誤差評価手段と、平均周期算出手段と、データ抽出手段とから構成しておき、
前記タイミング制御処理では、
前記第1の周期算出手段が、前記ゼロクロス検出手段から出力される前記ゼロクロス検出信号の周期を第1の周期として算出する第1の周期算出処理と、
前記ピーク判定手段が、前記ピーク検出手段から出力される前記ピーク検出信号に含まれる前記ピーク値を検出して前記入力PCM信号のトップに対応する場合にトップ判定信号を出力する一方、ボトムに対応する場合にボトム判定信号を出力するピーク判定処理と、
前記第2の周期算出手段が、前記ピーク判定手段から出力される前記トップ判定信号の周期を第2の周期として算出する第2の周期算出処理と、
前記第3の周期算出手段が、前記ピーク判定手段から出力される前記ボトム判定信号の周期を第3の周期として算出する第3の周期算出処理と、
前記誤差評価手段が、前記ゼロクロス検出信号、ピーク検出信号、第1の周期、第2の周期及び第3の周期を入力して平均周期算出用信号として出力し、
前記平均周期算出手段が、前記平均周期算出用信号に基づいて、前記第1の周期、第2の周期及び第3の周期の平均周期を算出する平均周期算出処理と、
前記データ抽出手段が、前記ゼロクロス検出信号、ピーク検出信号及び平均周期に基づいて、前記1周期分のデータを抽出して前記伝送タイミング調整手段へ送出するデータ抽出処理とを行い、
前記誤差評価手段が、前記平均周期算出用信号に対応する周期の後続の周期の位相及び振幅と前記予測情報作成手段で作成された前記予測情報とを比較して誤差が所定の範囲内にあるとき、前記復調タイミング信号を出力する誤差評価処理を行うことを特徴とする請求項7記載のPCM信号復調方法。 - 前記予測情報作成手段を、データ取得手段と、振幅算出データ分類検出手段と、第1の評価手段と、第1の有効/無効判定手段と、第1の標本データ補正手段と、第2の評価手段と、第2の有効/無効判定手段と、第2の標本データ補正手段と、第3の評価手段と、第3の有効/無効判定手段と、第3の標本データ補正手段と、第4の評価手段と、第4の有効/無効判定手段と、第4の標本データ補正手段と、予測情報集計作成手段とから構成しておき、
前記予測情報作成処理では、
前記データ取得手段が、前記伝送タイミング調整手段から伝送された前記1周期分のデータを取得するデータ取得処理と、
前記振幅算出データ分類検出手段が、前記データ取得手段で取得された前記1周期分のデータのうちの前記ゼロクロス検出信号及びピーク検出信号に基づいて、位相が0度の第1のゼロクロス点の振幅、位相が90度のトップ点の振幅、位相が180度の第2のゼロクロス点の振幅、及び位相が270度のボトム点の振幅を算出する振幅算出データ分類検出処理と、
前記第1の評価手段が、前記第1のゼロクロス点の振幅を第1の基準値と比較して第1の比較結果を出力する第1の評価処理と、
前記第1の有効/無効判定手段が、前記第1の比較結果に基づいて前記第1のゼロクロス点の振幅の有効/無効を判定する第1の有効/無効判定処理と、
前記第1の標本データ補正手段が、前記第1の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記第1のゼロクロス点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第1の標本データ補正処理と、
前記第2の評価手段が、前記トップ点の振幅を第2の基準値と比較して第2の比較結果を出力する第2の評価処理と、
前記第2の有効/無効判定手段が、前記第2の比較結果に基づいて前記トップ点の振幅の有効/無効を判定する第2の有効/無効判定処理と、
前記第2の標本データ補正手段が、前記第2の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記トップ点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第2の標本データ補正処理と、
前記第3の評価手段が、前記第2のゼロクロス点の振幅を第3の基準値と比較して第3の比較結果を出力する第3の評価処理と、
前記第3の有効/無効判定手段が、前記第3の比較結果に基づいて前記第2のゼロクロス点の振幅の有効/無効を判定する第3の有効/無効判定処理と、
前記第3の標本データ補正手段が、前記第3の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記第2のゼロクロス点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第3の標本データ補正処理と、
前記第4の評価手段が、前記ボトム点の振幅を第4の基準値と比較して第4の比較結果を出力する第4の評価処理と、
前記第4の有効/無効判定手段が、前記第4の比較結果に基づいて前記ボトム点の振幅の有効/無効を判定する第4の有効/無効判定処理と、
前記第4の標本データ補正手段が、前記第4の有効/無効判定手段による判定結果が前記有効を示すとき、前記ボトム点に対応する前記基準位相標本情報及び基準周期情報を更新する第4の標本データ補正処理と、
前記予測情報集計作成手段が、前記第1のゼロクロス点、トップ点、第2のゼロクロス点及びボトム点に対応する前記各基準位相標本情報及び基準周期情報を集計及び蓄積して、前記予測情報を作成する予測情報集計作成処理とを行うことを特徴とする請求項7又は8記載のPCM信号復調方法。 - 前記予測情報集計作成処理では、
前記予測情報集計作成手段が、蓄積している前記各基準位相標本情報及び基準周期情報の総量が規定値以上となる場合、最も過去の情報を消去することにより前記総量を一定値とすることを特徴とする請求項9記載のPCM信号復調方法。
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