JP3079950B2 - 直交周波数分割多重変調信号の受信装置及び伝送方法 - Google Patents

直交周波数分割多重変調信号の受信装置及び伝送方法

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JP3079950B2
JP3079950B2 JP07152877A JP15287795A JP3079950B2 JP 3079950 B2 JP3079950 B2 JP 3079950B2 JP 07152877 A JP07152877 A JP 07152877A JP 15287795 A JP15287795 A JP 15287795A JP 3079950 B2 JP3079950 B2 JP 3079950B2
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    • H04L2027/0063Elements of loops
    • H04L2027/0065Frequency error detectors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声、データなどの統合
伝送媒体としてのディジタル変調を用いたマルチキャリ
ア伝送、特に直交周波数分割多重方式で変調された信号
の受信装置及び伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル無線伝送の分野では、
音声、データなどを統合した伝送環境を目指し、実用化
が進められている。無線伝送の分野では、固定局間の伝
送は早くからディジタル方式で行われてきた。また、移
動電話等の分野では、最近になって徐々にディジタル伝
送方式が実用化されるに至っている。
【0003】このような状況の中で、移動体向けの放送
の分野においてもディジタル化の波が押し寄せており、
現在欧米(とりわけ欧州)では、実用化に向けての研究
開発が活発に行われるに至っている。具体的には、映像
伝送の分野では、まず有線伝送(ケーブル使用)での放
送が開発されており、映像の持つ高速データ伝送の必要
性から、高速のシングルキャリア伝送方式(例えば高速
のPSK変調)、あるいは4、8、16値と言った比較
的多値数の少ないPSK、VSBと言った変調方式を用
いた伝送などが考えられている。これは有線系の持つ伝
送路の安定性に起因するものであり、マルチパス、エコ
ーと言ったやっかいな伝送路環境を静的なものに限定し
た上での動作が保証されれば良いので、比較的安定な伝
送路を対象としたものといえる。また、64、128値
と言ったかなり多値化されたものまで候補に上ってい
る。データを電話回線で伝送する技術については、かな
り以前から行われており、こちらも128、256値と
言った多値QAM(直交振幅変調)を用いた伝送が実用
化されるようになってきた。
【0004】これらの伝送方式に共通するのは、前にも
述べたように、比較的静的な環境を想定していることで
あり、この場合には、固定の伝送路等化を考えれば良
い。
【0005】しかし、無線伝送を仮定すると、当然、こ
の仮定は成り立たなくなり、高速の(あるいは比較的低
速の移動においても)の移動に伴って、フェージング、
あるいはマルチパスと言った、移動体通信特有の環境変
化に伴う、伝送路上での障害が発生することは避けられ
ない。
【0006】この現象に対処するため、例えば、ディジ
タル自動車電話においては、伝送路等化器(イコライ
ザ)を用いて、伝送路の変化を監視しつつ、自動的に伝
送路歪みを補正するフィルタを自己的に発生させて、伝
送路歪みを打ち消す様に作用させ、誤りを制御すると言
う方法をとっている。
【0007】当然、音声放送、映像伝送と言った高速の
情報伝送においても、等化器の使用が検討されており、
実際に、高速のPSK伝送を仮定してシステムが検討さ
れている。しかし、この等化の計算量はかなりのものに
なる可能性が高く、実際に利用可能なレベルまで開発す
るのはかなりの困難が伴うことは想像に難くない。
【0008】そこで、マルチパス等の伝送路障害に対処
するため、キャリア数を増加させ、各々のキャリアのシ
ンボル期間を長くとることにより、マルチパスの影響を
軽減し、さらに、マルチキャリア化した信号処理のハン
ディをFFTを用いた計算量の削減により実用化した方
式として、直交周波数分割多重(OFDM)が最近、研
究段階から実用化段階へと移行しつつある。
【0009】以下、従来の周波数補正装置について説明
する。図10は従来の周波数補正装置の構成を示すもの
である。図10において、1001は、送信側で変調さ
れ伝送路を通った受信入力信号、1002は復調処理に
至る前に必要なフィルタリング処理および周波数変換を
行なうフィルタリング処理・周波数変換回路、1003
は受信器中間周波信号から直交信号に変換する直交分離
回路、1004は複素ベース・バンド信号をうけてFF
T処理を行う複素FFT処理回路、1005は各キャリ
アに関する復号を行い送信データを再生する復号処理回
路、1011は受信データ出力、1007は複素乗算
器、1008は複素乗算のための参照用の基準信号生成
回路、1009は複素逆FFT(IFFT)処理回路、
1010は逆FFTの結果を受けて周波数誤差を推定す
る周波数誤差計算回路、1006は各フレームの同期を
受信側で確立しまたシンボルの同期を取るためのフレー
ム・シンボル同期回路である。
【0010】以上のように構成された周波数補正装置に
ついて、以下その動作について説明する。
【0011】まず、受信変調信号1001は、適当な周
波数変換処理およびフィルタ処理をフィルタリング処理
・周波数変換回路1002で施され、直交分離回路10
03を経て複素信号として、複素フーリエ変換であるF
FT処理をFFT処理回路1004でなされる。この場
合に、受信側での時間同期は、フレーム・シンボル同期
回路1006が担当しており、一般的には、送信側のフ
レーム生成の際に、フルシンボルの挿入等でフレームの
位置を検出可能にするなどの方法をとるのであり、ここ
ではそのような機構を用いて、FFTのための時間窓調
整はあらかじめ行われている。このFFT化された信号
は、あらかじめ決まっている参照信号との相関を取るた
め、基準信号生成回路1008の出力と複素乗算器10
07で順次複素乗算され、その結果を複素IFFT処理
回路1009で逆FFTすることにより、伝送路変動等
に起因する周波数誤差を周波数誤差計算回路1010で
推定し、その結果をもとに、フィルタリング処理・周波
数変換回路1002へフィードバックし、受信信号の周
波数誤差を取り除く構成になっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、受信機の周波数基準が、送信周波数とほ
ぼ一致していることが条件になり、受信機側でかなり厳
しい周波数基準を持っていることが必要であった。ま
た、基準信号との相関を計算し周波数誤差を検出し、フ
ィードバックをかける場合に、フレーム単位で処理する
ことから、処理遅延が発生し、過渡的には、必ずしも中
心周波数が合っているわけでなく、誤りが発生すること
があるなどという課題を有していた。
【0013】本発明は上記従来技術の課題を解決するも
ので、送受の基準周波数にずれがある場合でも、周波数
推定が可能であり、また、周波数誤差の検出を短時間で
行いすばやく周波数誤差を押さえることのできる周波数
補正装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、第1に、送信側での搬送波の一部を参照用
の搬送波として用い、受信側では、この搬送波を抽出す
る参照用搬送波抽出手段を設け、これをもとに周波数制
御を行う
【0015】
【0016】また、第2に、参照用のシンボルを設けた
送受構成の場合に、相関計算のための参照用の基準信号
を生成する場合に、あらかじめ複数の基準信号を内部で
保持し、切り替えて用いる。
【0017】第3に周波数誤差を検出し、制御する場合
に、受信入力信号の周波数変換部に帰還するだけでな
く、複素FFT信号の出力に位相補正手段を設けてい
る。
【0018】
【作用】本発明は上記構成によって、受信時の初期段階
において、かなりの周波数誤差が存在する場合において
も、搬送波の電力分布を観測することで、中心周波数を
推定、制御することが可能となる。また、微調整の場合
においても、帰還をかける場合に、フレーム単位での補
正が行われる場合に、フレームでの相関計算を1回に限
定せず、複数の基準信号を内部で保持し、1フレームの
中で、複数の相関計算を実行することで、引き込み特性
を向上する。また、誤差情報を帰還するのみならず、フ
ィードフォワードさせることで、過渡的な状態での、位
相誤差に関しても、ある程度の補正が可能となる。ま
た、突然の周波数変化時にも劣化を押さえることのでき
る受信機を構成できる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施
例における受信機側の周波数補正装置のブロック結線図
である。
【0020】図1において、101は送信側で変調され
伝送路を通った受信入力信号、102は復調処理に至る
前に必要なフィルタリング処理および周波数変換を行な
うフィルタ処理・周波数変換回路で、後述する中心周波
数推定回路からの制御信号により周波数が制御可能な局
部発振器を有する。103は受信中間周波信号を同相、
直交成分に分離して直交信号に変換する直交分離回路、
104は複素ベース・バンド信号をうけて複素フーリエ
変換、すなわちFFT処理を行う複素FFT処理回路、
105は周波数領域で電力を測定する電力測定回路、1
06は各フレームの同期を受信側で確立しまたシンボル
の同期を取るためのフレーム・シンボル同期回路、10
7はFFTの変換結果を用いて中心周波数を推定し、そ
の推定値をフィルタ処理・周波数変換回路102の制御
信号として出力する中心周波数推定回路である。
【0021】以上のように構成された装置について、そ
の動作を説明する。まず、直交周波数分割多重変調信号
は、受信入力信号101として入力されたのち、適当な
周波数変換およびフィルタ操作がフィルタ処理・周波数
変換回路102で施され、直交分離回路103に渡され
る。ここで、複素ベース・バンド信号として一シンボル
期間ごとに複素FFT処理回路104で周波数軸上の各
搬送波の情報として抽出される。この様子を図2に示
す。
【0022】図2(a)に示す如く、送信側での周波数
軸上の配置(送信信号の周波数配置)はあらかじめきめ
られており、一般的には送信中心周波数に対して対称な
配置になっていると考えられる。このような場合には、
FFTの変換結果を用いて、当該対称性を利用して、図
2(b)に示す受信中心周波数の位置を推定すれば良い
ことになる。
【0023】すなわち、その周波数ズレに対応した誤差
信号を電力測定回路105を介し、当該測定電力の分布
から中心周波数推定回路107で生成し、周波数変換回
路102に帰還をかけることで中心周波数を合わせる。
【0024】以上のように本実施例によれば、入力変調
信号の複素FFT変換処理回路104と、その変換信号
を受けて周波数領域で複素変換信号の電力を測定する電
力測定回路105と、測定電力の分布から受信信号の中
心周波数を推定し、推定値を受信入力信号のフィルタ処
理・周波数変換回路102の制御信号として用いる中心
周波数推定回路107とを設け、受信入力信号の中心周
波数を推定し、その誤差信号を制御信号として、周波数
変換回路へ帰還することで、周波数ずれがかなり大きい
場合でも、受信機の中心周波数を送信機の中心周波数へ
と制御することができる。
【0025】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図3(a)は
本発明の第2の実施例における送信機側の周波数補正装
置のブロック結線図を、図3(b)は本発明の第2の実
施例における受信機側の周波数補正装置をを示すブロッ
ク結線図である。
【0026】図3(a)において、351は送信データ
を生成する送信データ生成回路、352は送信データを
複素データに変換する複素データ変換回路、353は複
素データに逆FFT処理を施す複素IFFT処理回路、
354はその逆FFT処理を施した複素IFFT信号に
直交変調を施す直交変調回路、355はフィルタ処理及
び周波数変換を行なうフィルタ処理・周波数変換回路、
357は送信出力信号である。以上の構成は従来の周波
数補正方法を実現する送信機側の構成と同様なものであ
る。本実施例では、新たに参照用搬送波挿入回路356
を設け、決まったパターンの搬送波を複素データ変換の
際に挿入するようにしたものである。
【0027】一方、図3(b)において、301は送信
側で変調され伝送路を通った受信入力信号、302は復
調処理に至る前に必要なフィルタリング処理および周波
数変換を行なうフィルタ処理・周波数変換回路、303
は受信器中間周波信号から直交信号に変換する直交分離
回路、304は複素ベース・バンド信号をうけてFFT
処理を行う複素FFT処理回路、306は各フレームの
同期を受信側で確立しまたシンボルの同期を取るための
フレーム・シンボル同期回路、307はFFTの変換結
果を用いて中心周波数を推定する中心周波数推定回路
で、以上の構成は図1の構成と同様なものである。図3
(b)において、図1の構成と異なる点は、図1におけ
る電力測定回路105に代えて、参照キャリア抽出回路
305を新たに設け、複素FFT処理回路304の出力
から参照キャリアを抽出するようにしたものである。
【0028】以上のように構成された周波数補正装置に
ついて、以下その動作を説明する。まず、直交周波数分
割多重変調信号は、受信器に入力(301)されたの
ち、適当な周波数変換手段およびフィルタ操作(30
2)を施され、同相、直交分離回路303に渡される。
【0029】まず、直交周波数分割多重変調信号は、受
信入力信号301として入力されたのち、適当な周波数
変換およびフィルタ操作がフィルタ処理・周波数変換回
路302で施され、直交分離回路303に渡され、以上
は図1の構成における動作と同様なものである。
【0030】次に、複素ベース・バンド信号として一シ
ンボル期間ごとに複素FFT処理回路304で周波数軸
上の各搬送波の情報として抽出される。この様子を図4
に示す。図1の第1の実施例と異なる点は、送信側での
周波数軸上の配置は、あらかじめきめられているとは限
らない場合に適用できる点である。
【0031】すなわち、図4(a)に示すように各搬送
波の構成は、一定とは限らず、受信器側では、簡単には
参照できないような形態をとっている場合に、図3
(a)に示す送信側で、送信データを直交多重搬送波そ
れぞれに複素データとして組み替える際に、参照用の搬
送波をあらかじめ決めておき、参照用キャリア(搬送
波)挿入回路356により予め決まったパターンの搬送
波を挿入することで、図3(b)に示す受信側の参照搬
送波抽出回路305でそれを抜き出し、その位置で中心
周波数を中心周波数推定回路307で推定し、周波数変
換回路302に帰還をかることで中心周波数を合わせ
る。
【0032】なお、参照用のキャリア(搬送波)の配置
および特性は以下のようなものが考えられる。 1.図5(a)に示すように、中心の搬送波電力を他の
搬送波の電力より大きくしておく。 2.図5(b)に示すように、両端の搬送波電力を他の
搬送波の電力より大きくしておく。 3.図5(c)に示すように、決まった位置の搬送波電
力を他の搬送波の電力より小さくしておく、またはゼロ
すなわち送信しない。 などの方法が考えられる。
【0033】以上のように本実施例によれば、送信側に
参照用キャリア挿入回路356で参照用の搬送波を挿入
する、あるいは削除することで、参照キャリアを受信側
の参照キャリア抽出回路305を使って抽出し、その位
置から中心周波数を推定し、帰還を誤差信号によりかけ
ることで、あらかじめ、送信側での搬送波の分布状況が
わかっていない場合にも適用可能である。
【0034】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図6は本発明
の第3の実施例における受信機側の周波数補正装置のブ
ロック結線図を示すものである。
【0035】図6において、601は受信入力信号、6
02は適当なフィルタ処理部および周波数変換回路、6
03は直交分離回路、604は複素FFT処理回路、6
05は、周波数軸上の電力測定回路、606はフレーム
およびシンボル同期回路、607は、中心周波数推定回
路である。この構成は、実施例1で説明した、図1の構
成と同じものである。
【0036】図6において、601は送信側で変調され
伝送路を通った受信入力信号、602は復調処理に至る
前に必要なフィルタリング処理および周波数変換を行な
うフィルタ処理・周波数変換回路、603は受信器中間
周波信号から直交信号に変換する直交分離回路、604
は複素ベース・バンド信号をうけてFFT処理を行う複
素FFT処理回路、605は周波数軸上の電力測定回
路、606は各フレームの同期を受信側で確立しまたシ
ンボルの同期を取るためのフレーム・シンボル同期回
路、607はFFTの変換結果を用いて中心周波数を推
定する中心周波数推定回路で、以上の構成は図1の構成
と同様なものである。
【0037】図6において、図1の構成と異なる点は、
中心周波数推定回路607の出力を受けて、周波数オフ
セットを微調整するための周波数オフセット設定回路6
08を新たに設けた点である。
【0038】以上のように構成された装置について、以
下その動作を説明する。図1の構成と同様の部分の動作
は、第1の実施例の説明でなされているので割愛する。
【0039】図6において、中心周波数を周波数軸上の
受信入力信号の分布で推定する場合に、複素FFTをそ
の手段として用いる際には、図7(a)のようにFFT
の中心がほぼ実在の搬送波の中心、またはFFTの最小
分解能の整数倍だけオフセットしている場合には、正し
く分布を推定可能である。
【0040】しかし図7(b)のように搬送波がFFT
の中心と合わない場合、最悪ちょうど搬送波の最小間隔
の間隔の半分だけずれている場合には、FFTによる分
布の観測は不可能となる。
【0041】そこで、本実施例では、周波数オフセット
設定回路608で搬送波の最小間隔の範囲で、オフセッ
ト設定を行い、電力値を観測しながら最適な設定点を見
つける構成となっている。また、第2の実施例における
参照信号を用いた中心周波数推定の構成においても、本
実施例における周波数オフセット設定回路608を付加
することで、参照信号のピーク等を推定することが容易
になる。
【0042】以上のように、本実施例によれば、中心周
波数を推定し誤差信号を周波数変換部に帰還する経路の
に周波数オフセットの微調整用の回路である周波数オフ
セット設定回路608を付加することで、FFT分解能
の中心が受信信号の搬送波分布に対応していない場合で
も、搬送波間隔の中で微調整を行うことで、中心周波数
への制御が可能となる。
【0043】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図8は本発明
の第4の実施例における受信機側の周波数補正装置を示
すものである。
【0044】図8において、801は送信側で変調され
伝送路を通った受信入力信号、802は復調処理に至る
前に必要なフィルタリング処理および周波数変換を行な
うフィルタ処理・周波数変換回路、803は受信器中間
周波信号から直交信号に変換する直交分離回路、804
は複素ベース・バンド信号をうけてFFT処理を行う複
素FFT処理回路、805複素FFTされた信号を受け
て各搬送波を用いて復号処理を行う復号処理回路、80
6は各フレームの同期を受信側で確立しまたシンボルの
同期を取るためのフレーム・シンボル同期回路である。
【0045】807は後述する基準信号生成回路を用い
て複素演算する複素乗算器、808は複素逆FFT回
路、809は周波数誤差を計算する周波数誤差計算回
路、810は復号処理された信号の出力である受信デー
タ出力、851は複素FFT処理回路804で処理され
た信号と基準信号との相関をとるためにあらかじめ送信
されることが分かっているシンボルの複素周波数基準信
号を複数の基準信号生成回路回路、852は基準信号8
51を切り替えて複素乗算器807に出力する基準信号
選択器である。
【0046】以上のように構成された装置について、そ
の動作を説明する。まず、直交周波数分割多重変調信号
は、受信入力信号801として入力されたのち、適当な
周波数変換およびフィルタ操作がフィルタ処理・周波数
変換回路802で施され、直交分離回路803に渡され
る。ここで、複素ベース・バンド信号として一シンボル
期間ごとに複素FFT処理回路804で周波数軸上の各
搬送波の情報として抽出される。もちろんこの時点で、
送信周波数と受信周波数の中心が一致していれば、復号
処理回路805で復号が可能となる。
【0047】しかし、一般に中心周波数がかけ離れてい
る場合には、複素相関をとることは無意味となる。その
場合に、受信器の局部発信源を制御して、スイープする
ことで、搬送波を探すことが考えられる。しかし、局発
源を制御して受信信号との相関をとる場合には、1参照
シンボルに1回の計算しか行えず、フレーム長が長い
際、送受間のズレが大きい場合には、中心を見つけるま
でにかなりの時間を要することとなる。そこで、局発源
の制御を行う場合に、1フレーム(1参照シンボル単
位)に複数回の相関をとるために、基準信号を基準信号
生成回路回路851に複数個準備しておいて、1フレー
ム時間内で基準信号選択器852で順次切り替えて相関
計算を行うことで、受信信号を有効に利用することが可
能となる。なお、基準信号の内容は、搬送波間隔の整数
倍で変化させる他に、搬送波間隔以下の微調整用に持つ
こともできる。この内容は、ハード的に直接記憶媒体に
書き込んでおいても良いが、ソフト的に相関計算用のレ
ジスタの順番をずらすことでも対応できる。
【0048】以上のように本実施例によれば、送信側で
あらかじめ決められた参照用の参照シンボルが挿入され
ている場合に、そのシンボルを受信側でも参照信号とし
て持つことで、相関計算を実行すれば周波数のズレを検
出可能であるが、受信側の構成として、受信信号を順次
ずらしながら相関計算を行う代わりに、受信側の基準信
号生成回路851で持っている参照基準を基準信号選択
器852でずらしながら複素乗算回路807で計算する
ことにより、受信信号を有効に利用し、フレーム長が長
い場合には、特に有効に相関計算およびそれに伴う周波
数推定を迅速に実施できる。
【0049】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図9は本発明
の第5の実施例における受信機側の周波数補正装置を示
すブロック結線図である。
【0050】図9において、901は受信入力信号、9
02は適当なフィルタ処理部および周波数変換回路、9
03は直交分離回路、904は複素FFT処理回路、9
05は、複素FFTされた信号を受けて各搬送波を用い
て復号処理を行う復号処理回路、906はフレーム・シ
ンボル同期回路、907は複素乗算器、908は複素逆
FFT回路、909は周波数誤差計算回路、910は復
号処理された信号の出力である受信データ出力、951
は複素FFT904処理された信号と、基準信号との相
関をとるためにあらかじめ送信されることが分かってい
るシンボルの複素周波数基準信号を生成する基準信号生
成回路で、以上は第4の実施例の図8の構成と同様であ
る。図9において、図8の構成と異なる点は、周波数誤
差計算回路909の出力を周波数変換回路902に帰還
するとともに、複素FFT処理回路904で複素FFT
計算後の周波数軸上での位相回転を補正するための位相
補正回路910を復号処理回路905との間に設けた点
である。
【0051】以上のように構成された装置について、そ
の動作を説明する。第4の実施例で説明したように、送
信側で基準シンボルを送る場合には、受信側の参照基準
シンボルとの相関を計算することで周波数推定が可能と
なる、しかし、周波数誤差を計算する際にいくらフレー
ム内で複数回の参照信号との相関計算が可能であるとは
いえ、その結果を反映するのは次のフレームからとな
り、その間のシンボルは、周波数が完全に一致しないま
まに、復号処理を施すことになり、データの誤り等の劣
化を免れない。そこで本実施例においては、複素演算器
907の相関計算結果を周波数誤差計算回路909を介
してフィルタ処理・周波数変換回路902に帰還するだ
けでなく、フィードフォワードして、複素FFT処理回
路904のFFT結果の位相回転を緩和するように、位
相補正回路910で位相補正をかける。
【0052】以上のように本実施例によれば、複素相関
から補正信号を出力する場合に単に、周波数変換部であ
るフィルタ処理・周波数変換回路902へ、誤差信号を
周波数誤差計算回路909で帰還するだけでなく、位相
補正回路910によりFFT計算の結果をそのフレーム
内で位相補正することで、周波数補正の時間的な遅延に
対し有効に働く周波数補正機能を提供できる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明は、まず、受信器の
複素FFT信号の処理用に周波数軸上での電力分布を観
測するために電力測定手段を設けており、これをもとに
受信信号の中心周波数を制御する手段を設けることによ
り、受信時の初期段階において、かなりの周波数誤差が
存在する場合においても、搬送波の電力分布を観測する
ことで、中心周波数を推定、制御することが可能とな
る。
【0054】また、参照用のシンボルを設けた送受構成
の場合に、相関計算のための参照用の基準信号を生成す
る場合に、あらかじめ複数の基準信号を内部で保持し、
切り替えて用いる手段を設けることで、1フレームの中
で、複数の相関計算が実行可能となり、引き込み特性を
向上する。
【0055】また、周波数誤差を検出し、制御する場合
に、受信入力信号の周波数変換部に帰還するだけでな
く、複素FFT信号の出力に位相補正手段を設けること
で、過渡的な状態での、位相誤差に関しても、ある程度
の補正が可能となり、また、突然の周波数変化時にも劣
化を押さえることができる優れた周波数補正方法を実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における受信機側の周波
数補正装置のブロック結線図
【図2】同第1の実施例における周波数補正装置の動作
を示す送信、受信の中心周波数に関する分布図
【図3】本発明の第2の実施例における送受信側の周波
数補正装置のブロック結線図
【図4】同第2の実施例における周波数補正装置の対象
となる送信搬送波の分布図
【図5】同第2の実施例における周波数補正装置の参照
信号の概念図
【図6】本発明の第3の実施例における受信機側の周波
数補正装置のブロック結線図
【図7】同第3の実施例における対象となる受信信号の
分布の比較分布図
【図8】本発明の第4の実施例における受信機側の周波
数補正装置のブロック結線図
【図9】本発明の第5の実施例における受信機側の周波
数補正装置のブロック結線図
【図10】従来の受信機側の周波数補正装置のブロック
結線図
【符号の説明】
102、302、355、602、802、902 フ
ィルタ処理・周波数変換回路 104、304、604、804、904 複素FFT
処理回路 106、306、606、806、906 フレーム・
シンボル同期回路 105、605 電力測定回路 305 参照キャリア(搬送波)抽出回路 107、307、607 中心周波数推定回路 608 周波数オフセット設定回路 807、907 複素乗算器 851、951 基準信号生成回路 852 基準信号切替器 353、808、908 複素逆FFT処理回路 809、909 周波数誤差計算回路 805、905 復号処理回路 910 位相補正回路 351 送信データ生成回路 352 複素データ変換回路 353 複素IFFT処理回路 354 直交変調回路 356 参照用キャリア(搬送波)挿入回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−188776(JP,A) 特開 平7−95175(JP,A) 特開 平9−312627(JP,A) 特開 平5−75568(JP,A) 特開 平8−139777(JP,A) 特開 平8−102771(JP,A) 特開 平8−107430(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交周波数分割多重変調方式を用いてデ
    ィジタル変調された送信波を受けて送信データを再生す
    る受信側で、 制御信号により周波数が制御可能な局部発振器を有する
    周波数変換手段と、 前記周波数変換手段が出力する変換信号を、同相、直交
    成分に分離する直交分離手段と、 前記直交分離手段が出力する分離信号に複素フーリエ変
    換を行う複素FFT変換処理手段と、直交周波数分割多重信号のある搬送波を参照信号として
    用い、前記複素FFT変換処理手段の出力である変換信
    号を受けて参照搬送波を抽出する参照搬送波抽出手段
    参照搬送波の位置から受信信号の中心周波数を推定し、
    入力信号周波数変換手段の制御信号を出力する中心周波
    数推定手段を有することを特徴とする直交周波数分割変
    調信号の受信装置
  2. 【請求項2】 直交周波数分割多重変調方式を用いてデ
    ィジタル変調された送信波を受けて送信データを再生す
    る直交周波数分割多重変調信号の受信方法であって受信した信号を中間周波信号にする段階と前記中間周波信号の同相、直交成分に分離する段階と前記直交成分に分離した信号に複素フーリエ変換を行う
    段階と直交周波数分割多重信号のある搬送波を参照信号として
    用い、前記複素フーリエ変換をおこなった信号から参照
    搬送波を抽出する段階と参照搬送波の位置から受信信号の中心周波数を推定する
    段階とを有する直交周波数分割多重変調信号の受信方
  3. 【請求項3】 直交周波数分割多重変調方式の信号を伝
    送する際、送信側の参照信号として、ある特定の搬送波
    を選択し、その搬送波の電力を他の搬送波の電力よりも
    大きく設定して伝送し、受信の際には、前記特定の搬送
    波を参照信号として用い、その参照信号の位置から受信
    信号の中心周波数を推定することを特徴とする直交周波
    数分割多重変調信号の伝送方法
  4. 【請求項4】 直交周波数分割多重変調方式の信号を伝
    送する際、送信側の参照信号として、ある特定の搬送波
    を選択し、その搬送波を送信せずに他の搬送波を伝送
    し、受信の際には、伝送されなかった前記特定の搬送波
    を参照信号として用い、その参照信号の位置から受信信
    号の中心周波数を推定することを特徴とする直交周波数
    分割多重変調信号の伝送方法
  5. 【請求項5】 直交周波数分割多重変調方式を用いてデ
    ィジタル変調された送信波を受けて送信データを再生す
    る受信側で、制御信号により周波数が制御可能な局部発
    振器を有する周波数変換手段と、前記周波数変換手段が
    出力する変換信号を、同相、直交成分に分離する直交分
    離手段と、前記直交分離手段が出力する分離信号に複素
    フーリエ変換を行う複素FFT変換処理手段と、あらか
    じめ定められた送信シンボルに対応し、周波数軸上でオ
    フセットしている複数の基準信号を有し、その内の1つ
    の基準信号を出力する基準信号発生手段と、前記複素F
    FT変換処理手段の出力と前記基準信号発生手段の出力
    とを乗算する複素乗算手段と、前記複素乗算手段の出力
    である乗算信号を複素逆FFT処理する複素逆FFT変
    換処理手段と、前記複素逆FFT変換処理手段の出力か
    ら周波数誤差を計算して前記周波数変換手段の制御信号
    を出力する周波数誤差検出手段とを備えた周波数補正装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の周波数補正装置に、周波
    数変換手段の制御信号である周波数誤差検出手段の出力
    結果を用いて、複素FFT変換処理手段の出力信号であ
    る複素復調信号に位相補正を施す位相補正手段を付加し
    た周波数補正装置。
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