JPH1155205A - デジタル信号復調装置 - Google Patents

デジタル信号復調装置

Info

Publication number
JPH1155205A
JPH1155205A JP9206209A JP20620997A JPH1155205A JP H1155205 A JPH1155205 A JP H1155205A JP 9206209 A JP9206209 A JP 9206209A JP 20620997 A JP20620997 A JP 20620997A JP H1155205 A JPH1155205 A JP H1155205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
offset
subcarrier
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9206209A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyosuke Asano
京介 浅野
Yasumasa Tomioka
康眞 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IDOUMUSEN CENTER
Anritsu Corp
Original Assignee
IDOUMUSEN CENTER
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IDOUMUSEN CENTER, Anritsu Corp filed Critical IDOUMUSEN CENTER
Priority to JP9206209A priority Critical patent/JPH1155205A/ja
Publication of JPH1155205A publication Critical patent/JPH1155205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチ・サブキャリア変調方式で変調された
信号を復調する場合に、キャリア周波数に対する周波数
のオフセットを簡単にかつ確実に補正する。 【解決手段】 サブキャリア合成信号を時間領域から周
波数領域に変換する領域変換手段20と、領域成分変換
手段にて周波数領域に変換された信号の中心周波数ωM
を算出する中心周波数算出手段21と、中心周波数算出
手段にて算出された中心周波数に基づいてサブキャリア
合成信号のキャリア周波数からのオフセット周波数ωOS
を算出するオフセット量算出手段22と、サブキャリア
合成信号に含まれる周波数のオフセットを算出されたオ
フセット周波数ωOSを用いて補正する周波数オフセット
補正手段13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチ・サブキャ
リア変調方式で変調されたデジタル変調信号を復調する
デジタル信号復調装置に係わり、特に、受信信号に含ま
れるキャリア周波数の送信側及び受信側に起因する周波
数のオフセットを補正する機能を有するデジタル信号復
調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電波を使用するデジタル通信シ
ステムにおいては、データ伝送効率を向上させるため
に、複数のサブキャリアを使用したマルチ・サブキャリ
ア方式が採用される場合がある。このような方式の一種
として各サブキャリアに16値直交振幅変調方式を採用
したM16QAM方式がある。図6は、4つのサブキャ
リアを使用したM16QAM方式の変調装置の概略構成
を示すブロック図である。
【0003】入力端子1から順次入力されるシリアルの
デジタルデータは直列・並列変換部2で4つのデータに
分離され、4ビット毎のパラレルデータとして各直交符
号化部3に入力される。各直交符号化部3からそれぞれ
出力された4つの符号化信号S1 〜S2 は次の各送信フ
ィルタ(ベースバンドフィルタ)4でそれぞれベースバ
ンド信号に変更された後、各サブキャリア変調器5にて
それぞれのサブキャリア周波数ω1 、ω2 、ω3 、ω4
で変調される。
【0004】各サブキャリア変調器5から出力された各
変調信号は信号合成器6で信号合成されたのち、ウィン
ドウ関数変調器7でバースト信号に時間制限される。そ
して、直交変調器8においてキャリア周波数ωC で直交
変調されて、最終的なM16QAM方式の変調信号とな
る。
【0005】このような構成のデジタル直交変調信号を
復調するデジタル信号復調装置は例えば図7に示すよう
に構成されている。入力端子10から入力されたマルチ
・サブキャリア方式で直交変調された受信信号aはA/
D変換器11でデジタル信号に変換されたのちデジタル
の同期検波回路12へ入力される。この同期検波回路1
2は前記キャリア周波数ωC で受信信号aを直交復調し
て、同相成分I(t) と直交成分Q(t) とからなるデジタ
ルのサブキャリア合成信号を出力する。
【0006】したがって、このデジタルのサブキャリア
合成信号I(t) ,Q(t) には前記キャリア周波数ωC
成分が含まれずに、周波数0を中心としたω1 、ω2
ω3、ω4 の4つのサブキャリア周波数で変調された信
号が含まれる。
【0007】サブキャリア合成信号I(t) ,Q(t) は、
次の周波数オフセット補正回路13で周波数のオフセッ
トが補正された後、サブキャリア分離回路14へ入力さ
れる。このサブキャリア分離回路14は、受信信号aの
サブキャリア数に等しい数のサブキャリア同期検波回路
と、同じくサブキャリア数に等しい数のサブキャリア分
離フィルタとで構成されている。
【0008】そして、入力したサブキャリア合成信号I
(t) ,Q(t) は、各サブキャリア同期検波回路14にお
いて上述した4つのサブキャリア周波数ω1 、ω2 、ω
3 、ω4 のうち自己に対応した周波数で直交復調されて
復調信号として出力される。各サブキャリア同期検波回
路から出力された各復調信号は各サブキャリア分離フィ
ルタで自己以外のサブキャリアに対応する信号成分が除
去される。
【0009】サブキャリア分離回路14から出力された
各サブキャリアに対応する各復調信号bは次の各サブキ
ャリアに対応するベースバンドフィルタ15へ入力され
る。各ベースバンドフィルタ15は入力した各復調信号
bに対してルートナイキスト・フィルタ演算を実行し
て、他のシンボルと干渉しない各復調信号cを出力す
る。
【0010】このような構成のデジタル信号復調装置に
おいて、同期検波回路12における検波周波数は受信信
号aのキャリア周波数ωC に設定されている。したがっ
て、理想的には両者は常に一致している筈である。
【0011】しかし、受信信号aのキャリア周波数が例
えば規格等で予め設定されている基準のキャリア周波数
ωC に対して変動した場合や、又は同期検波回路12の
検波周波数が変化した場合においては、同期検波回路1
2の検波周波数と受信信号aのキャリア周波数ωC とが
一致しなくなる。例えば、受信信号aのキャリア周波数
がωC から(ωC +ωOS)へ変化した場合は、同期検波
回路12から出力されるサブキャリア合成信号I(t) ,
Q(t) に上記周波数ωOSがオフセット周波数として残
る。
【0012】なお、実際のキャリア周波数が基準周波数
ωC より低い場合はオフセット周波数ωOSが負となる。
そこで、この明細書においては、オフセット周波数ωOS
は正の値と、負の値との両方の値含むものとする。
【0013】このサブキャリア合成信号I(t) ,Q(t)
に含まれるオフセット周波数ωOS成分は、たとえこのサ
ブキャリア合成信号I(t) ,Q(t) をサブキャリア分離
回路14で上述した各サブキャリア周波数ω1 、ω2
ω3 、ω4 で復調したとしても消えなく、各ベースバン
ドフィルタ15から出力される各復調シンボルcに含ま
れる。
【0014】復調シンボルcにオフセット周波数ωOS
起因する周波数成分が含まれると、シンボル値が時間的
に回転することになり、シンボル値が一義的に定まらな
い。このような事態になることを未然に防止するため
に、図7に示すように、周波数オフセット補正回路13
及びオフセット周波数検出部16がこのデジタル信号復
調装置内に組込まれている。
【0015】オフセット周波数検出部16において、前
記4個のベースバンドフィルタ15のうちの代表となる
1個のベースバンドフィルタ15から出力されるサブキ
ャリア合成信号の同相方向I(t) の復調シンボルcと直
交方向Q(t) の復調シンボルcとを合わせて複素シンボ
ルと考える。
【0016】周波数のオフセットが存在するとこの複素
シンボルは正しいシンボルと比較して複素座標上におい
て原点を中心に回転する。そして、回転速度と回転方向
は前記オフセット周波数ωOSに対応する。オフセット周
波数検出部16は、この複素シンボルの正しいシンボル
と比較した回転速度と回転方向から前記オフセット周波
数ωOSを検出して、周波数オフセット補正回路13へ送
出する。
【0017】なお、同期検波回路12から出力される同
相成分I(t) と直交成分Q(t) とからなるデジタルのサ
ブキャリア合成信号は上述した各サブキャリア周波数ω
1 、ω2 、ω3 、ω4 が含まれるので元々複素座標上に
おいて原点を中心に回転している。しかし、さらにオフ
セット周波数ωOSが存在すると、その回転速度及び回転
方向はこのオフセット周波数ωOSに影響されて変化して
いる。
【0018】周波数オフセット補正回路13は、同相成
分I(t) と直交成分Q(t) とからなるデジタルのサブキ
ャリア合成信号に対して、オフセット周波数ωOSに起因
する回転を打ち消す方向に回転させる補正信号exp
[−jωOSt]を乗算することによって、サブキャリア
合成信号から周波数のオフセット成分(オフセット周波
数ωOS)を除去する。
【0019】また、図7に示す復調シンボルcからオフ
セット周波数ωOSを求める手法の他に、サブキャリア分
離回路14やベースバンドフィルタ15で復調処理され
ていないデジタルのサブキャリア合成信号I(t) ,Q
(t) から直接オフセット周波数ωOSを検出する手法があ
る。
【0020】すなわち、受信信号aのデータ形式が、例
えば伝送すべきデータを伝送フレームに組込んで送信す
る場合には、この伝送フレーム内には送信データ以外に
各種の固定データが組込まれている。
【0021】よって、キャリア周波数ωC における周波
数オフセットの全くない基準受信信号における前記固定
データに対応する位置を基準位置として、この基準受信
信号に対応するサブキャリア合成信号の前記基準位置の
位相θ(t) を基準位相θS (t) として記憶保持してお
く。
【0022】そして、受信信号aにおける固定データに
対応する前記基準位置の位相θ(t)と記憶保持している
同一位置の基準位相θS (t) との位相差Δθを算出す
る。一般に2つの信号相互間の位相差が一定の割合で変
化していることは、両信号相互間に周波数差が存在する
ことを示す。したがって、算出された位相差Δθを時間
微分することによって、基準受信信号と実際に受信され
た受信信号aとの周波数差、すなわちオフセット周波数
ωOSが求まる。
【0023】このようにな手法で算出されたサブキャリ
ア合成信号I(t) ,Q(t) に含まれる周波数のオフセッ
ト成分(オフセット周波数ωOS)は、前述した手法と同
様に、周波数オフセット補正回路13にて除去される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2つの手法でキャリア周波数のオフセットを補正する
ようにした図7に示したデジタル信号復調装置において
も、まだ解消すべき次のような課題があった。
【0025】すなわち、前者の復調シンボルcからオフ
セット周波数ωOSを求める手法においては、補正すべき
オフセット周波数ωOSを検出するために、サブキャリア
合成信号I(t) ,Q(t) をサブキャリア分離回路14で
各サブキャリア毎に分離して復調し、ベースバンドフィ
ルタ15でルートナイキスト・フィルタ演算処理を行っ
て一旦最終的な復調シンボルcを得る必要がある。
【0026】この場合、キャリア周波数ωC に対するオ
フセット周波数ωOSが小さい場合は、最終的な復調シン
ボルcが得られるが、キャリア周波数ωC に対するオフ
セット周波数ωOSが大きい場合は、サブキャリア合成信
号自体をサブキャリア分離回路14で完全に分離できな
い。さらに、ベースバンドフィルタ15において、正し
いルートナイキスト・フィルタ処理ができない。この場
合は、サブキャリア分離回路14の同期検波回路で正し
く復調できなく、最終的な復調シンボルcが得られない
ことになる。
【0027】よって、オフセット周波数検出部16でオ
フセット周波数ωOSが検出できないので、大きいオフセ
ット周波数ωOSに対してはサブキャリア合成信号におけ
る周波数のオフセットを全く補正できない問題がある。
【0028】また、周波数オフセット補正回路13、サ
ブキャリア分離回路14、ベースバンドフィルタ15、
オフセット周波数検出部16は、サブキャリア合成信号
I(t) ,Q(t) に含まれる周波数のオフセットを補正す
る一種の閉制御ループを構成する。しかし、この閉制御
ループ内には、サブキャリア分離回路14、ベースバン
ドフィルタ15等のオフセット周波数ωOSの検出及び補
正に直接関係のない構成要素が存在するので、オフセッ
ト周波数ωOSの変化に対して高速に追従できない問題が
ある。
【0029】一方、サブキャリア合成信号I(t) ,Q
(t) から直接オフセット周波数ωOSを検出する手法にお
いては、補正すべきオフセット周波数ωOSを検出するた
めに、サブキャリア合成信号I(t) ,Q(t) を各サブキ
ャリア毎に分割せずに、基準受信信号との位相差Δθに
よって検出する。
【0030】この場合、サブキャリア合成信号の各サブ
キャリア毎の位相が一致している場合は、基準受信信号
との位相差によりオフセット周波数ωOSは求められる。
しかし、各サブキャリア毎に位相差が大きい場合は、基
準受信信号との位相差が各サブキャリア毎に異なり、サ
ブキャリア合成信号としての位相差Δθを正しく算出で
きなくなる。
【0031】よって、オフセット周波数検出部16でオ
フセット周波数ωOSが検出できないので、各サブキャリ
ア毎の位相差が大きいサブキャリア合成信号I(t) ,Q
(t)に対しては周波数のオフセットを補正できない問題
がある。
【0032】本発明はこのような事情を鑑みなされたも
のであり、分離し復調した後の復調シンボルを使用する
ことなく、簡単にキャリア周波数に対するオフセット周
波数を検出でき、たとえ大きな周波数オフセットが生じ
たとしても、さらに各サブキャリア毎の位相差が生じた
としても、サブキャリア合成信号に含まれる周波数のオ
フセットを確実に補正でき、簡単な構成で広い範囲の周
波数オフセットに対応できるデジタル信号復調装置を提
供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、マルチ・サブ
キャリア変調方式で変調された受信信号であるサブキャ
リア合成信号から、各サブキャリア毎のシンボル点を復
調シンボルとして出力するデジタル信号復調装置に適用
される。
【0034】そして、上記課題を解消するために本発明
のデジタル信号復調装置においては、サブキャリア合成
信号を時間領域から周波数領域に変換する領域変換手段
と、この領域変換手段にて周波数領域に変換された信号
の中心周波数を算出する中心周波数算出手段と、この中
心周波数算出手段にて算出された中心周波数に基づいて
サブキャリア合成信号のキャリア周波数からのオフセッ
ト周波数を算出するオフセット量算出手段と、サブキャ
リア合成信号に含まれる周波数のオフセットを算出され
たオフセット周波数を用いて補正する周波数オフセット
補正手段とを備えている。
【0035】このように構成されたデジタル信号復調装
置においては、例えば、受信信号を直交復調して得られ
るサブキャリア合成信号は同相成分I(t) と直交成分Q
(t)とからなる。なお、これらの同相成分I(t) および
直交成分Q(t) には、前述したように、前記キャリア周
波数ωC の成分が含まれずに、周波数0を中心としたω
1 、ω2 、ω3 、ω4 の4つのサブキャリア周波数で変
調された信号が含まれる。
【0036】ここで、受信信号のキャリア周波数ωC
周波数オフセットが発生した場合には、このサブキャリ
ア合成信号にこのオフセット周波数ωOSも含まれる。こ
のオフセット周波数ωOSを含むサブキャリア合成信号が
どのような周波数成分を含むかは、この時間領域のサブ
キャリア合成信号を例えば離散フーリエ変換手法を用い
て周波数領域の信号に変換することによって簡単に調べ
ることが可能である。
【0037】ここで、受信信号にキャリア周波数ωC
おけるオフセット周波数が存在しない場合には、周波数
領域に変換され信号の中心周波数ωM は0となる。しか
し、受信信号である時間領域のサブキャリア合成信号に
オフセット周波数ωOSが含まれている場合には、周波数
領域に変換された信号の中心周波数ωM はオフセット周
波数ωOSと一致する。すなわち周波数領域に変換された
信号の中心周波数ωMより受信信号であるサブキャリア
合成信号に含まれるオフセット周波数ωOSが求まる。
【0038】そして、この求めたオフセット周波数ωOS
を用いてサブキャリア合成信号に含まれる周波数のオフ
セットを補正する。このような手法においては、サブキ
ャリア分離回路やベースバンドフィルタで復調処理され
ていないサブキャリア合成信号から直接オフセット周波
数ωOSを検出している。
【0039】したがって、たとえサブキャリア分離回路
やベースバンドフィルタが正しく処理できないほど大き
いオフセット周波数ωOSが発生していたとしても、この
オフセット周波数を確実に補正できる。
【0040】さらに、サブキャリア合成信号の位相を用
いずにオフセット周波数ωOSを検出することにより、た
とえ各サブキャリア相互間で位相差が生じたとしても、
このオフセット周波数ωOSを確実に検出し補正すること
ができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態のデジタ
ル信号復調装置の概略構成を示すブロック図である。図
7に示す従来のデジタル信号復調装置と同一部分には同
一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細
説明を省略する。
【0042】入力端子11から入力されたマルチ・サブ
キャリア方式で直交変調された受信信号aはA/D変換
器11でデジタル信号に変換されたのちデジタルの同期
検波回路12へ入力される。この同期検波回路12は受
信信号aをこの受信信号aのキャリア周波数ωC で直交
復調して、同相成分I(t) と直交成分Q(t) とからなる
デジタルのサブキャリア合成信号を出力する。したがっ
て、このサブキャリア合成信号には、キャリア周波数ω
C の成分が含まれずに、周波数0を中心としたω1 、ω
2 、ω3 、ω4 の各サブキャリア周波数で変調された信
号が含まれる。
【0043】同期検波回路12から出力されたデジタル
のサブキャリア合成信号I(t) ,Q(t) は、時刻情報が
付されて、一旦波形メモリ17に記憶された後、所定の
クロックで読出されて、次の周波数オフセット補正回路
13で周波数オフセットが補正された後、サブキャリア
分離回路14へ入力される。サブキャリア分離回路14
は、図7に示した従来のサブキャリア分離回路14と同
様に、入力したサブキャリア合成信号I(t) ,Q(t) を
各サブキャリア毎に、それぞれ対応する周波数で直交復
調を行ってそれぞれ復調信号bを出力する。
【0044】サブキャリア分離回路14から出力された
各サブキャリアに対応する各復調信号bは次の各サブキ
ャリアに対応するベースバンドフィルタ15へ入力され
る。図6に示す変調装置側の各ベースバンドフィルタ
(送信フィルタ)4と図1に示す実施形態の復調装置側
の各ベースバンドフィルタ15とを合わせた特性は、例
えば図2(a)に示す周波数特性のフィルタで図2
(b)に示すインパルス信号Bを入力した場合に図2
(c)に示す時間応答特性を有している。
【0045】したがって、変調装置側のベースバンドフ
ィルタ4がルートナイキスト特性を有している場合、復
調装置側のベースバンドフィルタ15においては、各復
調信号bに対してルートナイキスト・フィルタ演算を実
行して、図2(c)に示すように、他の復調シンボルc
と干渉しない各復調シンボルcを出力する。
【0046】波形メモリ17から読出された同相成分I
(t) と直交成分Q(t) とからなるデジタルのサブキャリ
ア合成信号は、前記周波数オフセット補正回路13へ入
力されると共に、オフセット周波数検出部18へ入力さ
れる。
【0047】このオフセット周波数検出部18は、図示
するように、信号検出部19と、領域変換部20と、中
心周波数算出部21と、オフセット量算出部22とで構
成されている。
【0048】マルチ・サブキャリア方式で直交変調され
た受信信号aのデータ形式は、実施形態装置が組込まれ
る通信システムにおいては、例えば、デジタル方式MC
Aシステムにおける標準規格(RCR STD−32、
財団法人 電波システム開発センター)で定める図3
(a)に示す伝送スロット25を有する。
【0049】この標準規格においては、1伝送スロット
(上り基本スロット)25は53シンボルで構成されて
おり、先頭の5シンボルにプリアンブルが設定され、次
に1シンボルのランプ部が設定され、以降各種のデータ
シンボルが設定される。そして、伝送スロット25の最
後に、1シンボルのランプ部が設定されている。
【0050】このような伝送スロット25がバースト信
号状に時分割されて含まれる受信信号aを同期検波回路
12で復調して得られるサブキャリア合成信号の振幅値
A(2乗値I2 +Q2 )は図3(b)に示すように変化
する。
【0051】信号検出部19は、図1に示すように、振
幅検出部23とプリアンブル検出部24とで構成されて
いる。振幅検出部23は同期検波回路12から波形メモ
リ17を介して出力された同相成分I(t) と直交成分Q
(t) とからなるサブキャリア合成信号の振幅を検出す
る。具体的には、同相成分Iと直交成分Qとから振幅値
の2乗値(I2 +Q2 )を求める。
【0052】振幅検出部23から順次出力される振幅値
Aは次のプリアンブル検出部24へ入力される。プリア
ンブル検出部24は、順次入力されるサブキャリア合成
信号の振幅値Aを監視し、振幅値Aが前記標準規格で定
義された伝送スロット25内のプリアンブルに相当した
ことを確認する。そして、プリアンブル検出部24は、
このプリアンブルに相当する期間TS の終了した時刻t
S を次の領域変換部20へ伝送スロット25の位置検出
信号dとして送出する。
【0053】領域変換部20は、信号検出部19から伝
送スロット25の位置検出信号d、すなわちプリアンブ
ルの終了時刻tS を受領すると、サブキャリア合成信号
における伝送スロット25の位置の情報が検出できたの
で、図3(b)に示すように、波形メモリ17から、伝
送スロット25全体を含む期間TA 、又は伝送スロット
25の一部を含む期間TP の同相成分I(t) と直交成分
Q(t) とからなるデジタルのサブキャリア合成信号を読
出して、同相成分I(ω)と直交成分Q(ω)とからな
るデジタルの周波数領域信号eへ変化する。
【0054】具体的には、上述した期間TA (TP )の
サブキャリア合成信号の同相成分のサンプリング値I
(n) 及び直交成分のサンプリング値Q(n) に対して、そ
れぞれ離散フーリエ変換を行い、それぞれの周波数領域
信号I(k) ,Q(k) に変換する。
【0055】次に離散フーリエ変換を説明する。サンプ
リングされた離散的な時間領域信号x(n) は(1) 式に示
す離散フーリエ変換式を用いて離散的な周波数領域信号
X(k) に変換される。
【0056】
【数1】
【0057】但し、n,kは時間領域信号x(n) 及び周
波数領域信号X(k) における各サンプル点を示し、nは
時間を示し、kは周波数を示す。Nは計算に用いるサン
プル点数を示す。
【0058】ここで、(1) 式で示す離散フーリエ変換の
演算量は、例えば、ある周波数領域信号X(k) に対しN
回の乗算及び加算を必要とするので、全てのサンプル点
kについて求めると乗算回数N2 回、加算回数はN2
となる。そのため、高精度な演算結果を得るためにサン
プル点数Nを大きくすると、乗算回数、加算回数ともに
膨大な演算回数を必要とすることとなり、実時間性能が
劣化する。
【0059】そこで、離散フーリエ変換の代りに離散フ
ーリエ変換を高速に演算する高速フーリエ変換のアルゴ
リズムを用いることができる。一般に、高速フーリエ変
換の演算量は、サンプル点数N=2 の場合、乗算回数
は(N/2)α回となり、加算回数はNα回となる。
【0060】したがって、この高速フーリエ変換手法を
採用することによって、離散フーリエ変換で行う乗算回
数22 回、加算回数22 回に比較して、演算量を大幅に
低減できる。よって、この実施形態においては、高速フ
ーリエ変換手法を用いて、受信信号aのサブキャリア合
成信号を周波数領域信号eに変換している。
【0061】領域変換部20は、変換した周波数領域信
号eを次の中心周波数算出部21へ送出する。中心周波
数算出部21は、図1に示するように、パワースペクト
ル作成部26と、総和算出部27と、しきい値算出部2
8と、周波数ポイント算出部29とで構成されている。
【0062】パワースペクトル作成部26は、前記領域
変換部20により変換された周波数領域信号eからパワ
ースペクトル信号gを算出する。具体的には、周波数領
域信号eに含まれる同相成分I(ω)と直交成分Q
(ω)とから振幅の2乗値B(ω)を算出する。
【0063】 B(ω)=[(I(ω))2 +(Q(ω))2 ] (2) 総和算出部27は、パワースペクトル信号gの全周波数
ωに亘る総和Sを求める。
【0064】 S=ΣB(ω) (3) 図4に、算出されたパワースペクトル信号gの周波数分
布特性の一例を示す。しきい値算出部28は、この総和
Sのある割合のしきい値TH として設定する。具体的に
は、前記標準規格における占有周波数帯域測定に使用さ
れる割合0.5%を用いる。
【0065】周波数ポイント算出部27は、パワースペ
クトル信号gの最低周波数のパワースペクトルB(ω)
から、上方へ各周波数ωの各パワースペクトルB(ω)
の加算を順次行い、図4に示すように、この加算値がし
きい値TH (総和Sの0.5%の値)となる下限周波数
ωL を算出する。
【0066】同様に、パワースペクトル信号gの最高周
波数のサンプルから、下方へ各周波数ωの各パワースペ
クトルB(ω)の加算を順次行い、図4に示すように、
この加算値がしきい値TH (総和Sの0.5%の値)と
なる上限周波数ωH を算出する。
【0067】そして、下限周波数ωL と上限周波数ωU
とからパワースペクトル信号gの中心周波数ωM を算出
する。 中心周波数ωM =(ωL +ωU )/2 (4) この中心周波数ωM が領域変換部20で周波数領域に変
換された周波数領域信号eの中心周波数ωM となる。
【0068】オフセット量算出部22は、前記中心周波
数算出部20で算出した中心周波数ωM によってオフセ
ット周波数ωOSを算出する。 オフセット周波数ωOS=−ωM (5) オフセット量算出部22は、算出したオフセット周波数
ωOSを周波数オフセット補正回路13へ送出する。
【0069】周波数オフセット補正回路13は、同期検
波回路12から波形メモリ17を介して出力される同相
成分I(t) と直交成分Q(t) とからなるデジタルのサブ
キャリア合成信号に対して、図5に示すように、オフセ
ット周波数ωOSに起因する回転を打ち消す方向に回転さ
せる補正信号exp[−jωOSt]を乗算することによ
って、サブキャリア合成信号から周波数のオフセット成
分を除去する。
【0070】そして、この周波数のオフセット成分が除
去されたサブキャリア合成信号が次のサブキャリア分離
回路14へ入力される。その結果、各ベースバンドフィ
ルタ15から正しい復調シンボルcが出力される。
【0071】このように構成された第1実施形態のデジ
タル信号復調装置においては、オフセット周波数検出部
18で、サブキャリア分離回路14やベースバンドフィ
ルタ15で復調処理されていないサブキャリア合成信号
から直接オフセット周波数ωOSを検出している。
【0072】したがって、たとえサブキャリア分離回路
14やベースバンドフィルタ15が正しく処理できない
ほど大きいオフセット周波数ωOSが発生したとしても、
このオフセット周波数を確実に補正できる。
【0073】さらに、サブキャリア合成信号の位相を用
いずにオフセット周波数ωOSを検出することにより、た
とえ各サブキャリア相互間で位相差が生じたとしても、
このオフセット周波数ωOSを確実に検出して補正するこ
とができる。
【0074】また、オフセット周波数ωOSを検出するオ
フセット周波数検出部18と、この検出されたオフセッ
ト周波数ωOSを用いて周波数のオフセットを補正する周
波数オフセット補正回路13は、同一のサブキャリア合
成信号に対してアクセス処理を行っている。そして、両
者間にサブキャリア合成信号に対する信号処理回路は全
く挿入されていない。
【0075】したがって、受信信号aのキャリア周波数
ωC のオフセット周波数ωOSの急激な変化に対しても充
分高速に追従でき、常にサブキャリア分離回路14およ
びベースバンドフィルタ15に対して周波数のオフセッ
トが存在しないサブキャリア合成信号を提供できる。
【0076】よって、常にベースバンドフィルタ15か
ら正確な復調シンボルcが出力され、結果として、デジ
タル信号復調装置の復調精度を向上できる。 (第2実施形態)次に本発明の第2実施形態のデジタル
信号復調装置を説明する。
【0077】この第2実施形態のデジタル信号復調装置
においては、図1に示す第1実施形態のデジタル信号復
調装置の中心周波数算出部21における中心周波数ωM
の算出方法が、第1実施形装置と異なるのみであり、そ
の他の構成は第1実施形装置と同じである。
【0078】この第2実施形態装置の中心周波数算出部
21は、パワースペクトル作成部と、ピークサーチ部
と、しきい値算出部と、周波数ポイント算出部とで構成
されている。
【0079】パワースペクトル作成部は、図1に示すパ
ワースペクトル作成部26と同一構成を有しており、領
域変換部20により変換された周波数領域信号eからパ
ワースペクトル信号gを算出する。
【0080】ピークサーチ部は、このパワースペクトル
信号gの全周波数ωにおけるパワースペクトルの最大値
を検出する。しきい値算出部は、このパワースペクトル
の最大値に対して例えば−3dB,−5dB等の予め定
めた所定レベルだけ低下したパワースペクトル値をしき
い値THPと決定する。
【0081】そして、周波数ポイント算出部は、パワー
スペクトル信号gの最低周波数のパワースペクトルか
ら、上方へ各周波数における各パワースペクトルと先の
しきい値THPとを順次比較していき、パワースペクトル
がしきい値THPとなる下限周波数ωL を求める。
【0082】同様に、周波数ポイント算出部は、パワー
スペクトル信号gの最高周波数のパワースペクトルか
ら、下方へ各周波数における各パワースペクトルと先の
しきい値THPとを順次比較していき、パワースペクトル
がしきい値THPとなる上限周波数ωH を求める。
【0083】そして、下限周波数ωL と上限周波数ωU
とからパワースペクトル信号gの中心周波数ωM を算出
する。 中心周波数ωM =(ωL +ωU )/2 このような手法で中心周波数ωM を算出してもサブキャ
リア合成信号に含まれる周波数のオフセットを確実に補
正できるので、上述した第1実施形態装置とほぼ同様の
効果が得られる。
【0084】(第3実施形態)次に本発明の第3実施形
態のデジタル信号復調装置を説明する。この第3実施形
態のデジタル信号復調装置においては、図1に示す第1
実施形態のデジタル信号復調装置の中心周波数算出部2
1における中心周波数ωM の算出方法が、第1実施形装
置と異なるのみであり、その他の構成は第1実施形装置
と同じである。
【0085】この第3実施形態装置の中心周波数算出部
21は、パワースペクトル作成部と、総和算出部と、し
きい値算出部と、周波数ポイント算出部とで構成されて
いる。
【0086】パワースペクトル作成部と総和算出部とは
図1に示すパワースペクトル作成部26と総和算出部2
7と同一構成である。しきい値算出部は総和算出部27
で算出された総和Sの1/2の値をしきい値THSと決定
する。
【0087】周波数ポイント算出部は、パワースペクト
ル信号gの最低周波数のパワースペクトルから、上方へ
各周波数における各パワースペクトル値を順次加算して
いき、この加算値が先のしきい値THSとなる周波数ωを
中心周波数ωM と決定している。。
【0088】このような手法で中心周波数ωM を算出し
てもサブキャリア合成信号に含まれる周波数のオフセッ
トを確実に補正できるので、上述した第1実施形態装置
とほぼ同様の効果が得られる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデジタル信
号復調装置においては、サブキャリア合成信号を周波数
信号に変換して中心周波数を求めて、この中心周波数か
らオフセット周波数を算出している。
【0090】したがって、分離し復調した後の復調シン
ボルを使用することなく、簡単にキャリア周波数に対す
るオフセット周波数を検出でき、たとえ大きな周波数オ
フセットが生じたとしても、さらに各サブキャリア相互
間で位相差が生じたとしても、サブキャリア合成信号に
含まれる周波数のオフセットを確実に補正でき、簡単な
構成で広い範囲の周波数オフセットに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わるデジタル信号復
調装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施形態装置におけるベースバンドフィル
タの動作を説明するための図
【図3】 同実施形態装置における受信信号のフォーマ
ットと振幅特性との関係を示す図
【図4】 同実施形態装置におけるパワースベクトラム
信号の周波数特性図
【図5】 同実施形態装置におけるサブキャリア合成信
号の回転動作を示す模式図
【図6】 マルチ・サブキャリア変調方式採用した変調
装置の概略構成を示すブロック図
【図7】 従来のデジタル信号復調装置の概略構成を示
すブロック図
【符号の説明】 4…ベースバンドフィルタ(送信フィルタ) 5…サブキャリア変調器 8…直交変調器 10…入力端子 11…A/D変換器 12…同期検波回路 13…周波数オフセット補正回路 14…サブキャリア分離回路 15…ベースバンドフィルタ 16,18…オフセット周波数検出部 17…波形メモリ 19…信号検出部 20…領域変換部 21…中心周波数算出部 22…オフセット量算出部 23…振幅検出部 24…プリアンブル検出部 25…伝送スロット 26…パワースペクトル作成部 27…総和算出部 28…しきい値算出部 29…周波数ポイント算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富岡 康眞 東京都新宿区西新宿三丁目7番1号 新宿 パークタワー34階 財団法人移動無線セン ター内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチ・サブキャリア変調方式で変調さ
    れた受信信号であるサブキャリア合成信号から、各サブ
    キャリア毎のシンボル点を復調シンボルとして出力する
    デジタル信号復調装置において、 前記サブキャリア合成信号を時間領域から周波数領域に
    変換する領域変換手段(20)と、 この領域変換手段にて周波数領域に変換された信号の中
    心周波数を算出する中心周波数算出手段(21)と、 この中心周波数算出手段にて算出された中心周波数に基
    づいて前記サブキャリア合成信号の既知のキャリア周波
    数からのオフセット周波数を算出するオフセット量算出
    手段(22)と、 前記サブキャリア合成信号に含まれる周波数のオフセッ
    トを前記算出されたオフセット周波数を用いて補正する
    周波数オフセット補正手段(13)とを備えたデジタル信号
    復調装置。
JP9206209A 1997-07-31 1997-07-31 デジタル信号復調装置 Pending JPH1155205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9206209A JPH1155205A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 デジタル信号復調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9206209A JPH1155205A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 デジタル信号復調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1155205A true JPH1155205A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16519584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9206209A Pending JPH1155205A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 デジタル信号復調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1155205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130912A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 周波数多重信号受信装置
US9225452B2 (en) 2006-01-20 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for pilot multiplexing in a wireless communication system

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08133779A (ja) * 1994-11-01 1996-05-28 Ohara Inc 赤外線透過ガラス
JPH08133781A (ja) * 1994-11-09 1996-05-28 Mitsui Toatsu Chem Inc 低融点ガラスペースト
JPH08133780A (ja) * 1994-10-31 1996-05-28 Sumita Kogaku Glass:Kk Tb又はEuを含有するフツ燐酸塩蛍光ガラス
JPH098765A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 周波数補正装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08133780A (ja) * 1994-10-31 1996-05-28 Sumita Kogaku Glass:Kk Tb又はEuを含有するフツ燐酸塩蛍光ガラス
JPH08133779A (ja) * 1994-11-01 1996-05-28 Ohara Inc 赤外線透過ガラス
JPH08133781A (ja) * 1994-11-09 1996-05-28 Mitsui Toatsu Chem Inc 低融点ガラスペースト
JPH098765A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 周波数補正装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9225452B2 (en) 2006-01-20 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for pilot multiplexing in a wireless communication system
JP2009130912A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 周波数多重信号受信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6944122B2 (en) Modulator, demodulator, and transmission system for use in OFDM transmission
AU734249B2 (en) Receiving apparatus and receiving method
EP0706273B1 (en) Method of and apparatus for demodulating a signal conveyed by multiple carriers
EP0772330A2 (en) Receiver and method for receiving OFDM signals
JP4366808B2 (ja) タイミングエラー検出回路および復調回路とその方法
JP2006522553A (ja) 周波数同期装置、及び周波数同期方法
EP1928139A2 (en) Demand-assigned multiple access (DAMA) communication device and associated acquisition methods
EP1847040B1 (en) Method and system for synchronization between a transmitter and a receiver in a wireless communication system
JP3915247B2 (ja) 受信方法及び受信装置
US5745535A (en) Precision symbol discrimination timing detection (clock recovery) system for multi-carrier modulation signal
JP3916617B2 (ja) 変調信号解析装置
US7760827B2 (en) Method and apparatus for improving recovery performance of time windowed signals
JPH08265291A (ja) Ofdm伝送方式とofdm送受信装置
JPH1041992A (ja) 準同期検波復調装置
JP2000049747A5 (ja)
JPH1155205A (ja) デジタル信号復調装置
JP2000228657A (ja) 受信装置
JP4253258B2 (ja) Ofdm変調信号のシンボルレート誤差測定装置
JPH0630070A (ja) 復調装置
JPH0856242A (ja) デジタル変調信号のビット誤り率測定装置
JP3421879B2 (ja) 復調装置
JP3910972B2 (ja) 変調信号解析装置
JP2003032314A (ja) 位相誤差補正方法および装置
JP4288438B2 (ja) Ofdm受信装置、ofdm受信方法および記録媒体
JP3387587B2 (ja) マルチサブキャリア直交復調方法