JP3538187B2 - Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法 - Google Patents

Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法

Info

Publication number
JP3538187B2
JP3538187B2 JP2002085451A JP2002085451A JP3538187B2 JP 3538187 B2 JP3538187 B2 JP 3538187B2 JP 2002085451 A JP2002085451 A JP 2002085451A JP 2002085451 A JP2002085451 A JP 2002085451A JP 3538187 B2 JP3538187 B2 JP 3538187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
ofdm
circuit
frequency
interference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002085451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003283454A (ja
Inventor
昇 多賀
隆史 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002085451A priority Critical patent/JP3538187B2/ja
Priority to US10/389,951 priority patent/US7206279B2/en
Priority to EP03006737A priority patent/EP1349337B1/en
Priority to DE60320615T priority patent/DE60320615T2/de
Priority to CNB031088376A priority patent/CN100527652C/zh
Publication of JP2003283454A publication Critical patent/JP2003283454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3538187B2 publication Critical patent/JP3538187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFDM(Orthog
onal Frequency Division Multiplex;直交周波数分割
多重)変調方式による伝送信号を受信するOFDM受信
装置およびOFDM受信装置におけるデータ復調方法に
関し、特にOFDM復調における受信性能を改善する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号および映像信号の伝送に
おいてデジタル変調方式の開発が盛んである。特に、デ
ジタル地上放送においては、マルチパス妨害に強い、周
波数利用効率が高い、等の特徴を有する直交周波数分割
多重(以下「OFDM」という)変調方式が注目されて
いる。
【0003】OFDM信号は数千本のサブキャリアを多
重しているため、キャリア位相雑音の影響を受けやす
い。民生用のOFDM受信装置の場合、コストの制約か
らチューナの位相雑音特性が問題となる。位相雑音の影
響はすべてのサブキャリアの位相が同じ角度で変動する
CPE(Common Phase Error)として現れる。
【0004】図4に示すように所定のサブキャリアに割
り当てられた既知のパイロット信号を利用して、チュー
ナの位相雑音による受信性能劣化を生じないようにCP
Eを補償するOFDM受信装置が、特開2000-286819号
公報などに詳しく記載されている。
【0005】上記OFDM受信装置では、送信側で特定
のサブキャリアに既知のパイロット信号を挿入してお
き、受信側で基準となるパイロット信号と受信信号との
差をとり、その後シンボル内平均回路においてサブキャ
リアごとの位相誤差をOFDMシンボルごとに平均をと
る。このとき、受信レベルに応じて例えばある閾値を設
けて、その閾値よりも受信レベルが高いサブキャリアの
みについて位相誤差のシンボル内平均をとることによ
り、マルチパス妨害が存在するような場合にも位相誤差
情報の精度を上げることができる。そして、この位相誤
差情報を用いて、チューナの位相雑音を補償するように
受信信号の位相回転を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなOFDM受信装置では、受信レベルのみで位相誤
差検出に用いるサブキャリアを判定しているため、マル
チパス妨害により受信レベルが低下したサブキャリアの
影響を削除するには有効であるが、アナログTV信号の
同一チャンネル妨害やCW(Continuous Wave;連続
波)妨害が存在するような場合、妨害を受けているサブ
キャリアの受信レベルは高くなるので、パイロット信号
のサブキャリアが妨害を受けているときにそのサブキャ
リアを位相誤差検出に用いるサブキャリアから排除する
ことができず、位相誤差情報の精度が劣化してしまう。
【0007】また、OFDM復調に必要なタイミング同
期再生およびキャリアAFC(Automatic Frequency Co
ntroller;自動周波数制御)を、一般にOFDM信号に
挿入されているガード期間の相関を検出して行う方法が
あるが、アナログTV信号の同一チャンネル妨害やCW
妨害が存在するような場合には、相関検出値の精度が劣
化し、場合によってはタイミング同期やキャリアAFC
の同期が得られず受信不能となる。
【0008】本発明は、以上のような問題を鑑みてなさ
れたものであり、アナログTV信号の同一チャンネル妨
害やCW妨害が存在する場合にも高精度の受信性能を有
するOFDM受信装置およびOFDM受信装置における
データ復調方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、OFDM(直交周波数分割多重)信号を
受信するOFDM受信装置において、(a)受信した前
記OFDM信号をデジタル信号に変換するアナログデジ
タル変換手段と、(b)アナログデジタル変換手段によ
り変換された前記デジタル信号を直交検波し、ベースバ
ンド信号に変換する直交検波手段と、(c)前記直交検
波手段により変換された前記ベースバンド信号を高速離
散フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速
離散フーリエ変換手段と、(d)前記高速離散フーリエ
変換手段により変換された前記周波数領域の信号を等化
し、復調データを得るデータ復調手段と、(e)前記デ
ータ復調手段により得られた前記復調データを誤り訂正
復号する誤り訂正復号手段と、(f)前記データ復調手
段により得られた前記復調データから所定の周波数帯域
ごとの受信品質を検出する妨害検出手段と、(g)前記
直交検波手段により変換された時間領域のベースバンド
信号および前記高速離散フーリエ変換手段により変換さ
れた前記周波数領域の信号を、前記妨害検出手段により
検出された前記受信品質に応じて前記所定の周波数帯域
ごとに重み付けして前記受信信号の復調に必要なタイミ
ング信号と再生クロックを再生するタイミング同期再生
手段と、(h)前記高速離散フーリエ変換手段により変
換された前記周波数領域の信号を前記受信品質に応じて
前記所定の周波数帯域ごとに重み付けして各サブキャリ
アに共通な位相誤差情報を検出し、前記周波数領域の信
号から前記位相誤差情報を除去する位相回転を行う位相
雑音除去手段とを具備する。
【0010】また、OFDM信号を受信するOFDM受
信装置におけるデータ復調方法であって、(a)受信し
た前記OFDM信号をデジタル信号に変換する段階と、
(b)前記デジタル信号を直交検波し、時間領域のベー
スバンド信号に変換する段階と、(c)前記ベースバン
ド信号を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号
に変換する段階と、(d)前記周波数領域の信号を等化
し、復調データを得る段階と、(e)前記復調データを
誤り訂正復号する段階と、(f)前記復調データから所
定の周波数帯域ごとの受信品質を検出する段階と、
(g)前記時間領域のベースバンド信号および前記周波
数領域の信号を、前記受信品質に応じて前記所定の周波
数帯域ごとに重み付けして前記受信信号の復調に必要な
タイミング信号と再生クロックを再生する段階と、
(h)前記周波数領域の信号を前記受信品質に応じて前
記所定の周波数帯域ごとに重み付けして各サブキャリア
に共通な位相誤差情報を検出し、前記周波数領域の信号
から前記位相誤差情報を除去する位相回転を行う段階と
を含む。
【0011】このような構成によれば、パイロット信号
のサブキャリアあるいはすべてのサブキャリアの基準信
号点からの分散を検出し、CPE誤差検出にその分散結
果に応じた重み付けを行うことにより、アナログTV信
号の同一チャンネル妨害やCW妨害が存在する場合にも
精度の高いCPE誤差を検出することができる。また、
前記重み付けにより、受信信号の復調に必要なタイミン
グ信号と再生クロックの品質を向上することができ、高
品質のタイミング同期再生を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】〔第1実施例〕図1は、第1実施例に係る
OFDM受信装置の構成を示すブロック図である。図示
したように、OFDM受信装置は、A/D変換器10
2、直交検波回路103、FFT回路104、CPE除
去回路105、等化回路106、誤り訂正回路107、
妨害検出回路109、同期再生回路110を有する。A
/D変換器102、受信したOFDM信号をデジタル信
号に変換するアナログデジタル変換手段である。
【0014】直交検波回路103は、デジタル信号を直
交検波しベースバンド信号に変換する直交検波手段であ
る。FFT回路104は、ベースバンド信号を高速離散
フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速離
散フーリエ変換手段である。CPE除去回路105は、
周波数領域の信号を前記受信品質に応じて前記所定の周
波数帯域ごとに重み付けして各サブキャリアに共通な位
相誤差情報を検出し、前記周波数領域の信号から位相誤
差情報を除去する位相回転を行う位相雑音除去手段であ
る。等化回路106は、周波数領域の信号を等化し、復
調データを得るデータ復調手段である。誤り訂正回路
は、復調データを誤り訂正復号する誤り訂正復号手段で
ある。妨害検出回路109は、復調データから所定の周
波数帯域ごとの受信品質を検出する妨害検出手段であ
る。同期再生回路110は、時間領域のベースバンド信
号および周波数領域の信号を入力して、受信信号の復調
に必要なタイミング信号と再生クロックを再生するタイ
ミング同期再生手段である。
【0015】次に、図1に示したOFDM受信装置の動
作について説明する。
【0016】入力端子101には、図示しないチューナ
により受信されて中間周波数帯の信号(以下「IF信
号」という)に変換されたOFDM変調波が入力され
る。
【0017】OFDM変調波はA/D変換器102に入
力され、ここでデジタル信号に変換される。デジタル信
号に変換された信号は、直交検波回路103において直
交検波され、後述の同期再生回路110からの周波数制
御信号により周波数変換されてベースバンドの同相検波
軸信号(I信号)と直交検波軸信号(Q信号)に変換さ
れる。直交検波回路103から出力される時間領域のベ
ースバンド信号は、FFT回路104に入力される。
【0018】FFT回路104は、入力されたOFDM
変調波のうちガード期間を除いた有効シンボルに対して
FFT(Fast Fourier Transform;高速フーリエ変換)
演算を行う。FFT回路104からの出力信号は、CP
E除去回路105に供給される。CPE除去回路105
では、シンボル間で遅延検波されたパイロット信号のサ
ブキャリアを後述の妨害検出回路109から出力される
重み付け係数に応じて重み付けして品質の低いサブキャ
リアを除外し、シンボル内で平均した後、キャリア位相
雑音によるCPE誤差が検出される。更に、CPE除去
回路105では、検出したCPE誤差をキャンセルする
補償信号を生成してFFT回路104の出力信号の位相
回転が行われる。
【0019】CPE除去回路105の出力信号は等化回
路106に供給され、等化回路106にて、OFDM信
号にあらかじめ挿入されている等化用パイロット信号を
用いて伝搬路歪を推定して補償する。CPE誤差検出に
使用されるパイロット信号のサブキャリアも、妨害検出
のため、等化回路106で等化処理される。等化回路1
06の出力信号は、誤り訂正回路107に入力され、誤
り訂正復号される。誤り訂正復号された信号は再生デー
タとして出力端子108から出力される。
【0020】一方、等化回路106の出力信号は、妨害
検出回路109に入力され、妨害検出回路109にて、
パイロット信号のサブキャリアごとにパイロット信号の
基準信号点からの分散が検出され、分散検出結果に応じ
て、サブキャリアごとの重み付け係数を受信品質データ
としてCPE除去回路105に出力する。
【0021】同期再生回路110では、直交検波回路1
03の出力である時間領域のベースバンド信号とFFT
回路104の出力である周波数領域の信号を入力し、O
FDM復調に必要なタイミング同期信号を再生し、また
入力信号からクロック再生を行い、各回路に必要なタイ
ミング信号と再生クロックを供給する。同期再生回路1
10は、更にキャリア周波数の誤差を検出し、検出した
周波数誤差をキャンセルする周波数制御信号を直交検波
回路103に供給する。タイミング同期再生およびクロ
ック再生には、時間領域の信号におけるガード期間の相
関を利用して行う方法がある。また、キャリア周波数の
誤差検出には、周波数領域の信号におけるパイロット信
号のサブキャリアの配置を利用して行う方法と、時間領
域の信号におけるガード期間の相関の利用を組み合わせ
る方法などが知られている。
【0022】図2はCPE除去回路105の一実施例を
示すブロック図である。図示したように、CPE除去回
路105は、1シンボル遅延メモリ302、位相回転回
路303、遅延検波回路305、パイロット抜き取り回
路306、シンボル内平均回路307、位相誤差検出回
路308を有する。
【0023】CPE除去回路105の入力端子301に
は、FFT回路104の出力信号が供給される。入力端
子301から供給された信号は2つに分岐し、1つは1
シンボル遅延メモリ302に入力されて1シンボル分、
遅延される。もう一方は遅延検波回路305に入力され
て、遅延検波回路305にて、1シンボル遅延メモリ3
02からの信号とシンボル間の遅延検波が行われる。
【0024】遅延検波回路305で遅延検波された信号
は、パイロット抜き取り回路306に入力され、パイロ
ット抜き取り回路306にて、CPE誤差検出に使用さ
れるパイロット信号のサブキャリアのみが抜き取られ
る。
【0025】また、入力端子304には、妨害検出回路
109から重み付け係数が入力され、入力端子304か
らパイロット抜き取り回路306に重み付け係数が供給
される。パイロット抜き取り回路306は、重み付け係
数に基づいて、CPE誤差検出に使用されるパイロット
信号のサブキャリアに重み付けを実施する。妨害検出回
路109において、例えば分散検出結果が所定の値より
大きいときに重み付け係数を「0」とし、分散検出結果
が所定の値以下のとき重み付け係数を「1」としてお
く。そして、パイロット抜き取り回路306において、
重み付け係数が「0」であるパイロット信号のサブキャ
リアを除外するようにしておくことで、CW妨害などの
影響を受けたパイロット信号のサブキャリアはパイロッ
ト抜き取り回路306から出力されず、CPE誤差検出
に用いるサブキャリアから除外することができる。
【0026】パイロット抜き取り回路306からの出力
信号は、シンボル内平均回路307に入力され、シンボ
ル内平均回路307にてI信号とQ信号それぞれについ
てシンボル内で平均演算される。平均演算結果は、位相
誤差検出回路308に入力され、位相誤差検出回路30
8にてアークタンジェント演算によりCPE誤差が検出
される。
【0027】位相誤差検出回路308からのCPE誤差
検出結果は、位相回転回路303に入力され、また、位
相回転回路303には1シンボル遅延メモリ302から
の出力信号も供給される。そして、位相回転回路303
にて、1シンボル遅延メモリ302からの出力信号が上
記CPE誤差をキャンセルするように位相回転されて出
力端子309に出力される。出力端子309から出力さ
れた信号は等化回路106に供給される。
【0028】図3は妨害検出回路109の一実施例を示
すブロック図である。図示したように、妨害検出回路1
09は、サブキャリアごとの所定の基準信号点からの分
散情報を検出する分散検出手段である分散検出回路70
2、サブキャリアごとの分散情報の平均値を求める平均
手段である平均値検出回路705、サブキャリアごとの
分散情報と平均値から受信品質を生成する妨害キャリア
検出回路703を有する。
【0029】妨害検出回路109の入力端子701に
は、等化回路106より等化出力の信号が供給され、分
散検出回路702に入力される。分散検出回路702で
は、サブキャリアごとに、図6に示すようにパイロット
信号の基準信号点Aからの分散が検出される。
【0030】分散検出結果は、平均値検出回路705お
よび妨害キャリア検出回路703に入力される。平均値
検出回路705では、分散検出回路702にて分散検出
している全サブキャリアの平均値を算出する。これによ
り低い受信C/Nの際に分散検出結果が大きくなったと
きでも、妨害キャリア検出回路703でのCW妨害等の
誤検出を防ぐことができる。
【0031】妨害キャリア検出回路703では、分散検
出回路702からの分散検出結果と平均値検出回路70
5からの分散平均値を入力して、各サブキャリアに対す
る重み付け係数を受信品質データとして出力端子704
に出力する。
【0032】以上説明したように、第1実施例によれ
ば、等化回路106からの等化処理された出力信号を用
いてパイロット信号のサブキャリアごとにパイロット信
号の基準信号点Aからの分散を検出し、それに応じてC
PE除去回路105に使用するパイロット信号のサブキ
ャリアを重み付けして品質の低いサブキャリアを除外す
るため、パイロット信号のサブキャリアがアナログTV
信号の同一チャンネル妨害や任意の周波数のCW妨害を
受けていたとしても、妨害検出が可能であり高精度のC
PE誤差を検出することができる。
【0033】図5は、第1実施例におけるOFDM受信
装置の別の実施形態を示すブロック図である。尚、図1
に示した例と同一もしくは同等の部位や構成要素には、
同一もしくは同等の参照符号を付し、その説明を省略も
しくは簡略化する。
【0034】 図5に示したOFDM受信装置において、
タイミング同期再生手段である同期再生回路110は、
直交検波回路103により変換された時間領域のベース
バンド信号およびFFT回路105により変換された周
波数領域の信号を、妨害検出回路109により検出され
た受信品質(重み付け係数)に応じて所定の周波数帯域
ごとに重み付けし、受信信号の復調に必要なタイミング
信号と再生クロックを再生する。
【0035】これにより、アナログTV信号の同一チャ
ンネル妨害や周波数のCW妨害等を受けた受信品質の低
い受信信号を除去し、ガード期間の相関検出特性を劣化
させることなく、受信信号の復調に必要なタイミング信
号と再生クロックの品質を向上することができる。
【0036】〔第2実施例〕図6は、本発明の第2の実
施例に係るOFDM受信装置の構成を示すブロック図で
あり、図示したように、OFDM受信装置は、A/D変
換器202、直交検波回路203、FFT回路204、
CPE除去回路205、等化回路206、誤り訂正回路
207、妨害検出回路209、同期再生回路210を有
する。
【0037】以下、図6に示したOFDM受信装置の動
作について説明する。
【0038】入力端子201には、図示しないチューナ
により受信されてIF信号に変換されたOFDM変調波
が入力される。
【0039】OFDM変調波はA/D変換器202に入
力され、デジタル信号に変換される。デジタル信号に変
換された信号は、直交検波回路203において直交検波
され、後述の同期再生回路210からの周波数制御信号
により周波数変換されてベースバンドの同相検波軸信号
(I信号)と直交検波軸信号(Q信号)に変換される。
直交検波回路203から出力される時間領域のベースバ
ンド信号は、FFT回路204に入力される。
【0040】FFT回路204は、入力されたOFDM
変調波のうちガード期間を除いた有効シンボルに対して
FFT演算を行う。FFT回路204の出力信号は、C
PE除去回路205に供給される。CPE除去回路20
5では、シンボル間で遅延検波されたパイロット信号の
サブキャリアを後述の妨害検出回路209からの重み付
け係数に応じて重み付けして品質の低いサブキャリアを
除外し、シンボル内で平均した後、キャリア位相雑音に
よるCPE誤差が検出される。更に、CPE除去回路2
05では、検出したCPE誤差をキャンセルする補償信
号を生成してFFT回路204の出力信号の位相回転が
行われる。
【0041】CPE除去回路205からの出力信号は等
化回路206に供給され、等化回路206にて、OFD
M信号にあらかじめ挿入されている等化用パイロット信
号を用いて伝搬路歪を推定して補償する。CPE誤差検
出に使用されるパイロット信号のサブキャリアも、妨害
検出のため、等化回路206で等化処理される。等化回
路206からの出力信号は、誤り訂正回路207に入力
され、誤り訂正回路207にて誤り訂正復号される。誤
り訂正復号された信号は再生データとして出力端子20
8から出力される。
【0042】一方、FFT回路204の出力信号は、妨
害検出回路209にも入力され、妨害検出回路209に
てパイロット信号のサブキャリアごとにパイロット信号
の基準信号点からの分散が検出され、分散検出結果に応
じて、サブキャリアごとの重み付け係数を受信品質デー
タとしてCPE除去回路205に出力する。
【0043】同期再生回路210では、直交検波回路2
03の出力である時間領域のベースバンド信号とFFT
回路204の出力である周波数領域の信号を入力し、O
FDM復調に必要なタイミング同期信号を再生し、また
入力信号からクロック再生を行い、各回路に必要なタイ
ミング信号と再生クロックを供給する。同期再生回路2
10は、更にキャリア周波数の誤差を検出し、検出した
周波数誤差をキャンセルする周波数制御信号を直交検波
回路203に供給する。
【0044】以上説明したように第2実施例によれば、
FFT回路204の出力信号を用いてパイロット信号の
サブキャリアごとにパイロット信号の基準信号点Aから
の分散を検出し、それに応じてCPE除去回路205に
使用するパイロット信号のサブキャリアを重み付けして
品質の低いサブキャリアを除外するため、パイロット信
号のサブキャリアがアナログTV信号の同一チャンネル
妨害や任意の周波数のCW妨害を受けていたとしても、
妨害検出が可能であり高精度のCPE誤差を検出するこ
とができる。
【0045】〔第3実施例〕図7は、本発明の第3実施
例に係るOFDM受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図示したように、OFDM受信装置は、A/D変換
器502、直交検波回路503、FFT回路504、C
PE除去回路505、等化回路506、誤り訂正回路5
07、妨害検出回路509、同期再生回路510、妨害
除去フィルタ511を有する。妨害除去フィルタ511
は、受信品質に応じて通過周波数帯域を切り替える妨害
除去フィルタ手段である。
【0046】以下、図7に示したOFDM受信装置の動
作について説明する。
【0047】入力端子501には、図示しないチューナ
により受信されてIF信号に変換されたOFDM変調波
が入力される。
【0048】OFDM変調波はA/D変換器502に入
力され、デジタル信号に変換される。デジタル信号に変
換された信号は直交検波回路503において直交検波さ
れ、後述の同期再生回路510からの周波数制御信号に
より周波数変換されてベースバンドの同相検波軸信号
(I信号)と直交検波軸信号(Q信号)に変換される。
直交検波回路503から出力される時間領域のベースバ
ンド信号は、FFT回路504に入力される。
【0049】FFT回路504は、入力されたOFDM
変調波のうちガード期間を除いた有効シンボルに対して
FFT演算を行う。FFT回路504からの出力信号
は、CPE除去回路505に供給される。
【0050】CPE除去回路505では、シンボル間で
遅延検波されたパイロット信号のサブキャリアを後述の
妨害検出回路509からの重み付け係数に応じて重み付
けして品質の低いサブキャリアを除外し、シンボル内で
平均した後、キャリア位相雑音によるCPE誤差が検出
される。更に、CPE除去回路505では、検出したC
PE誤差をキャンセルする補償信号を生成してFFT回
路504からの出力信号の位相回転が行われる。
【0051】CPE除去回路505からの出力信号は等
化回路506に供給され、等化回路506は、OFDM
信号にあらかじめ挿入されている等化用パイロット信号
を用いて伝搬路歪を推定して補償する。CPE誤差検出
に使用されるパイロット信号のサブキャリアも、妨害検
出のため、等化回路506で等化処理される。等化回路
506からの出力信号は、誤り訂正回路507に入力さ
れ、誤り訂正回路507にて誤り訂正復号される。誤り
訂正復号された信号は再生データとして出力端子508
から出力される。
【0052】また、等化回路506の出力信号は妨害検
出回路509に入力され、妨害検出回路509にてパイ
ロット信号のサブキャリアごとにパイロット信号の基準
信号点Aからの分散が検出され、分散検出結果に応じて
サブキャリアごとの重み付け係数をCPE除去回路50
5に出力する。更に、妨害検出回路509は、分散検出
結果から妨害の存在する周波数帯域を判定し、妨害検出
情報を妨害除去フィルタ511に出力する。
【0053】妨害除去フィルタ511は、前記妨害検出
情報に応じて通過帯域を可変できるフィルタであり、例
えば妨害検出回路509で検出された周波数帯域を少な
くとも阻止域とするようにフィルタ係数演算し、フィル
タ係数を切り替えるように構成されている。妨害除去フ
ィルタ511は、直交検波回路の出力信号である時間領
域のベースバンド信号を入力し、上記フィルタ係数に基
づいて品質の低い帯域の信号を除去して同期再生回路5
10に出力する。
【0054】同期再生回路510では、妨害除去フィル
タ511の出力である時間領域の信号とFFT回路50
4の出力である周波数領域の信号を入力し、OFDM復
調に必要なタイミング同期信号を再生し、またクロック
再生を行い、各回路に必要なタイミング信号と再生クロ
ックを供給する。更に同期再生回路510は、キャリア
周波数誤差検出を行い、周波数誤差をキャンセルするよ
うな周波数制御信号を直交検波回路503に供給する。
【0055】以上説明したように第3実施例によれば、
等化回路506からの等化処理された出力を用いてパイ
ロット信号のサブキャリアごとにパイロット信号の基準
信号点Aからの分散を検出し、それに応じてCPE除去
回路505に対して使用するパイロット信号のサブキャ
リアを重み付けするため、パイロット信号のサブキャリ
アがアナログTV信号の同一チャンネル妨害や任意の周
波数のCW妨害を受けていたとしても、妨害検出が可能
であり高精度のCPE誤差を検出することができる。更
に、同期再生回路510の時間領域の入力信号もCW妨
害など状況に応じて妨害除去フィルタ511で妨害除去
されるので、ガード期間の相関検出によるタイミング同
期再生やキャリアAFCの性能を改善することができ、
受信同期性能を改善できる。
【0056】また、上記第1〜3実施例では、妨害検出
した結果をCPE除去とガード期間の相関を利用した同
期再生に用いることで同期性能改善できることを示した
が、これに限らない。例えば、FFTの出力である周波
数領域のパイロット信号のサブキャリアを使用してその
逆フーリエ変換によりインパルス応答を求め、これをF
FTウィンドウ制御に利用するようにしても良い。これ
により、アナログTV信号の同一チャンネル妨害や任意
の周波数のCW妨害を受けたパイロット信号のサブキャ
リアを使用せずにインパルス応答を求めるため、インパ
ルス応答の精度を高めることができ、FFTウィンドウ
制御を安定に動作させることができるようになる。
【0057】また、上記第1〜3実施例では、CPE誤
差検出にパイロット信号のサブキャリアを使用すると説
明したが、これに限らない。例えば、BPSK(Binary
Phase Shift Keying)変調されたデータキャリアを使
用して、BPSK変調データの基準信号点からの分散検
出を行うことで、同様に実施可能であることは言うまで
もない。
【0058】また、上記第1〜3実施例に示したOFD
M受信装置におけるA/D変換器102,202,50
2以外の各構成要素は、その一部もしくは全部をソフト
ウェアにて構成することもできる。
【0059】このように、本発明は、その精神または主
要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形で実施す
ることができる。そのため、前述の実施例はあらゆる点
で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであ
って、明細書本文には何ら拘束されない。更に、特許請
求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明
の範囲内のものである。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、例え
ばアナログTV信号の同一チャンネル妨害や任意の周波
数のCW妨害が存在しても、妨害を検出して受信同期再
生やキャリア位相雑音によるCPEの除去に使用する信
号から妨害を除くようにすることでOFDM受信装置の
受信性能を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるOFDM受信装置の構成例
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したOFDM受信装置のCPE除去回
路の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示したOFDM受信装置の妨害検出回路
の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示した妨害検出回路における基準信号点
からの分散検出に関する説明図である。
【図5】第1実施例におけるOFDM受信装置の別の構
成例を示すブロック図である。
【図6】第2実施例におけるOFDM受信装置の構成例
を示すブロック図である。
【図7】第3実施例におけるOFDM受信装置の構成例
を示すブロック図である。
【図8】OFDM変調方式による伝送受信に割り当てら
れたパイロット信号に関する説明図である。
【符号の説明】
101…入力端子、102…A/D変換回路、103…
直交検波回路、104…FFT回路、105…CPE除
去回路、106…等化回路、107…誤り訂正回路、1
08…出力端子、109…妨害検出回路、110…同期
再生回路、302…1シンボル遅延メモリ、303…位
相回転回路、305…遅延検波回路、306…パイロッ
ト抜き取り回路、307…シンボル内平均回路、308
…位相誤差検出回路、511…妨害除去フィルタ、70
2…分散検出回路、703…妨害キャリア検出回路、7
05…平均値検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−224413(JP,A) 特開 平10−98440(JP,A) 特開 平8−139777(JP,A) 特開 平10−200500(JP,A) 特開2000−228655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFDM(直交周波数分割多重)信号を
    受信するOFDM受信装置において、 受信した前記OFDM信号をデジタル信号に変換するア
    ナログデジタル変換手段と、 アナログデジタル変換手段により変換された前記デジタ
    ル信号を直交検波し、ベースバンド信号に変換する直交
    検波手段と、 前記直交検波手段により変換された前記ベースバンド信
    号を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号に変
    換する高速離散フーリエ変換手段と、 前記高速離散フーリエ変換手段により変換された前記周
    波数領域の信号を等化し、復調データを得るデータ復調
    手段と、 前記データ復調手段により得られた前記復調データを誤
    り訂正復号する誤り訂正復号手段と、 前記データ復調手段により得られた前記復調データから
    所定の周波数帯域ごとの受信品質を検出する妨害検出手
    段と、 前記直交検波手段により変換された時間領域のベースバ
    ンド信号および前記高速離散フーリエ変換手段により変
    換された前記周波数領域の信号を、前記妨害検出手段に
    より検出された前記受信品質に応じて前記所定の周波数
    帯域ごとに重み付けして前記受信信号の復調に必要なタ
    イミング信号と再生クロックを再生するタイミング同期
    再生手段とを具備したことを特徴とするOFDM受信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記タイミング同期再生手段は、前記時
    間領域のベースバンド信号および前記周波数領域の信号
    からキャリア周波数誤差を検出し、検出したキャリア周
    波数誤差を除去する周波数制御信号を前記直交検波手段
    に供給することを特徴とする請求項1に記載のOFDM
    受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のOFDM受信装置は、
    更に、 前記高速離散フーリエ変換手段により変換された前記周
    波数領域の信号を前記受信品質に応じて前記所定の周波
    数帯域ごとに重み付けして各サブキャリアに共通な位相
    誤差情報を検出し、前記周波数領域の信号から前記位相
    誤差情報を除去する位相回転を行う位相雑音除去手段を
    具備したことを特徴とするOFDM受信装置。
  4. 【請求項4】 前記位相雑音除去手段は、 前記周波数領域の信号を遅延検波し、遅延検波された前
    記周波数領域の信号からパイロット信号のサブキャリア
    を抜き取り、抜き取った前記パイロット信号のサブキャ
    リアを前記受信品質に応じて重み付けしてシンボル内の
    平均値を求め、求めた平均値から位相誤差情報を検出
    し、前記周波数領域の信号から前記位相誤差情報を除去
    する位相回転を行うことを特徴とする請求項3に記載の
    OFDM受信装置。
  5. 【請求項5】 前記妨害検出手段は、前記高速離散フー
    リエ変換手段により変換された前記周波数領域の信号か
    ら所定の周波数帯域ごとの受信品質を検出することを特
    徴とする請求項3に記載のOFDM受信装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング同期再生手段は、前記受
    信品質に応じて通過周波数帯域を切り替える妨害除去フ
    ィルタ手段を具備したことを特徴とする請求項1ないし
    請求項5のいずれかに記載のOFDM受信装置。
  7. 【請求項7】 前記妨害除去フィルタ手段は、前記妨害
    検出手段にて検出された妨害の存在する周波数帯域を阻
    止域とすることを特徴とする請求項6に記載のOFDM
    受信装置。
  8. 【請求項8】 前記妨害検出手段は、前記サブキャリア
    ごとの所定の基準信号点からの分散情報を検出し、前記
    分散情報を基に重み付け係数を前記受信品質として生成
    することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載のOFDM受信装置。
  9. 【請求項9】 前記妨害検出手段は、前記サブキャリア
    ごとの所定の基準信号点からの分散情報を検出する分散
    検出手段と、 前記サブキャリアごとの分散情報の平均値を求める平均
    手段と、 前記サブキャリアごとの分散情報と前記平均値から前記
    受信品質を生成する手段とを含むことを特徴とする請求
    項8に記載のOFDM受信装置。
  10. 【請求項10】 OFDM(直交周波数分割多重)信号
    を受信するOFDM受信装置におけるデータ復調方法で
    あって、 受信した前記OFDM信号をデジタル信号に変換する段
    階と、 前記デジタル信号を直交検波し、時間領域のベースバン
    ド信号に変換する段階と、 前記ベースバンド信号を高速離散フーリエ変換により周
    波数領域の信号に変換する段階と、 前記周波数領域の信号を等化し、復調データを得る段階
    と、 前記復調データを誤り訂正復号する段階と、 前記復調データから所定の周波数帯域ごとの受信品質を
    検出する段階と、 前記時間領域のベースバンド信号および前記周波数領域
    の信号を、前記受信品質に応じて前記所定の周波数帯域
    ごとに重み付けして前記受信信号の復調に必要なタイミ
    ング信号と再生クロックを再生する段階とを含むことを
    特徴とするデータ復調方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のデータ復調方法
    は、更に、 前記周波数領域の信号を前記受信品質に応じて前記所定
    の周波数帯域ごとに重み付けして各サブキャリアに共通
    な位相誤差情報を検出し、前記周波数領域の信号から前
    記位相誤差情報を除去する位相回転を行う段階を含むこ
    とを特徴とするデータ復調方法。
  12. 【請求項12】 前記タイミング信号と前記再生クロッ
    クを再生する段階は、前記受信品質に応じて通過周波数
    帯域を切り替える妨害除去フィルタにより、妨害の存在
    する周波数帯域を除去する段階を含むことを特徴とする
    請求項10ないし請求項11のいずれかに記載のデータ
    復調方法。
JP2002085451A 2002-03-26 2002-03-26 Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法 Expired - Lifetime JP3538187B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002085451A JP3538187B2 (ja) 2002-03-26 2002-03-26 Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法
US10/389,951 US7206279B2 (en) 2002-03-26 2003-03-18 OFDM receiving apparatus and method of demodulation in OFDM receiving apparatus
EP03006737A EP1349337B1 (en) 2002-03-26 2003-03-25 Multicarrier reception with interference detection
DE60320615T DE60320615T2 (de) 2002-03-26 2003-03-25 Mehrträgerempfang mit Erfassung von Interferenzen
CNB031088376A CN100527652C (zh) 2002-03-26 2003-03-26 Ofdm接收装置和ofdm接收装置中的数据解调方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002085451A JP3538187B2 (ja) 2002-03-26 2002-03-26 Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003283454A JP2003283454A (ja) 2003-10-03
JP3538187B2 true JP3538187B2 (ja) 2004-06-14

Family

ID=27800425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002085451A Expired - Lifetime JP3538187B2 (ja) 2002-03-26 2002-03-26 Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7206279B2 (ja)
EP (1) EP1349337B1 (ja)
JP (1) JP3538187B2 (ja)
CN (1) CN100527652C (ja)
DE (1) DE60320615T2 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10248507A1 (de) * 2002-10-11 2004-04-22 IHP GmbH - Innovations for High Performance Microelectronics/Institut für innovative Mikroelektronik Verfahren und Vorrichtung zur Fehlerkorrektur von Multiplex-Signalen
US7286514B2 (en) * 2002-12-10 2007-10-23 New Jersey Institute Of Technology Method for phase noise suppression for OFDM based WLANs
KR20060022687A (ko) * 2003-06-11 2006-03-10 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 다중 캐리어 통신 시스템 용의 수신기, 다중 캐리어의캐리어 변조 신호 수신 방법, 다중 캐리어 통신 시스템 및무선 다중 캐리어 통신 시스템
KR100555508B1 (ko) * 2003-07-22 2006-03-03 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 수신 시스템에서의 임펄스 잡음억제 회로 및 방법
KR101055004B1 (ko) * 2003-07-31 2011-08-05 파나소닉 주식회사 무선 송신 장치 및 변조 방식의 선택 방법
JP4356392B2 (ja) 2003-08-07 2009-11-04 パナソニック株式会社 通信装置
US7362802B2 (en) 2003-09-12 2008-04-22 Zarbana Digital Fund Llc Frequency domain equalizer for wireless commuications system
KR100510551B1 (ko) * 2003-10-10 2005-08-26 삼성전자주식회사 Ofdm 신호 심볼의 공통 위상 에러(cpe)를 제거하는ofdm 디모듈레이터 및 그 cpe 제거 방법
KR100587310B1 (ko) * 2004-08-18 2006-06-08 엘지전자 주식회사 주파수 동기 장치 및 이를 적용한 dvb-h 수신 시스템
US7239624B2 (en) * 2004-10-26 2007-07-03 Motorola, Inc. Method and apparatus for allowing communication units to utilize non-licensed title spectrum
KR100752641B1 (ko) * 2005-01-25 2007-08-29 삼성전자주식회사 데이터 서브캐리어를 이용하여 공통 위상을 추정하는ofdm 신호 수신기 및 방법
JP4610370B2 (ja) * 2005-02-24 2011-01-12 京セラ株式会社 通信システム、通信装置、誤り訂正方法、及び通信制御プログラム
CN100512027C (zh) 2005-03-01 2009-07-08 华为技术有限公司 抑制窄带干扰的方法和装置
US7558223B2 (en) * 2005-04-04 2009-07-07 Panasonic Corporation OFDM receiving method of OFDM receiver for receiving an OFDM signal via a plurality of space paths
US7564912B2 (en) 2006-02-15 2009-07-21 Mediatek Inc. Method and apparatus for channel state information generation in a DVB-T receiver
EP1914907A1 (en) * 2006-10-16 2008-04-23 STMicroelectronics N.V. Transmit power control based on path loss estimation in a multicarrier system
US8374355B2 (en) * 2007-04-05 2013-02-12 Creative Technology Ltd. Robust and efficient frequency-domain decorrelation method
US8081691B2 (en) * 2008-01-14 2011-12-20 Qualcomm Incorporated Detection of interferers using divergence of signal quality estimates
WO2009093156A1 (en) 2008-01-25 2009-07-30 Nxp B.V. Method and apparatus to cancel additive sinusoidal disturbances in ofdm receivers
JP2010016785A (ja) * 2008-06-03 2010-01-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 受信装置及び受信方法
JP5128434B2 (ja) * 2008-10-14 2013-01-23 シャープ株式会社 復調装置、復調方法、復調制御プログラム、および記録媒体
JP4874439B2 (ja) * 2009-11-17 2012-02-15 三菱電機株式会社 無線通信装置
US8254505B2 (en) * 2009-11-18 2012-08-28 Mediatek Inc. Narrow-band interference detector, signal receiver employing narrow-band interference detector and controlling demodulator parameter setting according to narrow-band interference detection result, and related methods thereof
US8331508B2 (en) * 2010-07-14 2012-12-11 Applied Micro Circuits Corporation Narrowband interference cancellation method and circuit
JP5516318B2 (ja) 2010-10-20 2014-06-11 富士通セミコンダクター株式会社 復調装置
KR101411086B1 (ko) 2010-12-24 2014-06-27 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 수신 장치 및 방법
CN102137051B (zh) * 2011-03-10 2013-03-20 上海交通大学 用于无线传感器网络的干扰检测方法及其检测装置
JP5779979B2 (ja) * 2011-05-23 2015-09-16 ソニー株式会社 受信装置、及び、受信方法
WO2013108590A1 (ja) * 2012-01-20 2013-07-25 パナソニック株式会社 直交変換誤差補正装置
US9363128B2 (en) 2013-03-15 2016-06-07 Echelon Corporation Method and apparatus for phase-based multi-carrier modulation (MCM) packet detection
US9413575B2 (en) 2013-03-15 2016-08-09 Echelon Corporation Method and apparatus for multi-carrier modulation (MCM) packet detection based on phase differences
CN105703894B (zh) * 2014-12-11 2019-04-26 联芯科技有限公司 频域定时同步方法和装置
CN108111249B (zh) * 2016-11-24 2021-03-30 富士通株式会社 子载波的比特数分配和功率分配的方法、装置和电子设备

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5600672A (en) * 1991-03-27 1997-02-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communication system
JP2904986B2 (ja) * 1992-01-31 1999-06-14 日本放送協会 直交周波数分割多重ディジタル信号送信装置および受信装置
JP3130752B2 (ja) * 1995-02-24 2001-01-31 株式会社東芝 Ofdm伝送受信方式及び送受信装置
JPH09307526A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信機
JP3556047B2 (ja) * 1996-05-22 2004-08-18 三菱電機株式会社 ディジタル放送受信機
US7046694B2 (en) * 1996-06-19 2006-05-16 Digital Radio Express, Inc. In-band on-channel digital broadcasting method and system
US6005894A (en) * 1997-04-04 1999-12-21 Kumar; Derek D. AM-compatible digital broadcasting method and system
US6240146B1 (en) * 1997-05-02 2001-05-29 Lsi Logic Corporation Demodulating digital video broadcast signals
KR100252971B1 (ko) 1998-02-25 2000-04-15 구자홍 디지털 방송 수신기의 자동주파수 제어방법
JP3555843B2 (ja) 1999-03-31 2004-08-18 日本電気株式会社 復調装置
JP3638099B2 (ja) * 1999-07-28 2005-04-13 パイオニアプラズマディスプレイ株式会社 サブフィールド階調表示方法及びプラズマディスプレイ
JP3389178B2 (ja) 1999-11-30 2003-03-24 株式会社東芝 Ofdmダイバーシチ受信装置
JP3789275B2 (ja) 2000-02-28 2006-06-21 三菱電機株式会社 副搬送波周波数信号復調装置
JP4356203B2 (ja) 2000-07-11 2009-11-04 ソニー株式会社 復調装置及び復調方法
JP3776716B2 (ja) 2000-11-17 2006-05-17 株式会社東芝 直交周波数分割多重伝送信号受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1349337A2 (en) 2003-10-01
CN1447544A (zh) 2003-10-08
JP2003283454A (ja) 2003-10-03
EP1349337B1 (en) 2008-04-30
EP1349337A3 (en) 2006-11-02
DE60320615D1 (de) 2008-06-12
US7206279B2 (en) 2007-04-17
US20030185147A1 (en) 2003-10-02
CN100527652C (zh) 2009-08-12
DE60320615T2 (de) 2009-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3538187B2 (ja) Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法
US7664189B2 (en) OFDM demodulator, receiver, and method
US6720824B2 (en) Demodulation method and apparatus
US6580705B1 (en) Signal combining scheme for wireless transmission systems having multiple modulation schemes
JP4420505B2 (ja) 多値デジタル変調信号の変調/復調方法及び直交周波数分割多重システム
US8085859B2 (en) Platform noise mitigation
US7653162B2 (en) Receiving apparatus and receiving method
US7724694B2 (en) Doppler frequency calculating apparatus and method and OFDM demodulating apparatus
JP3079950B2 (ja) 直交周波数分割多重変調信号の受信装置及び伝送方法
EP1791314A2 (en) Apparatus and method for carrier frequency synchronization in an OFDM system
JP3110423B1 (ja) 周波数選択性妨害に対応する誤り訂正装置
KR20010006533A (ko) 신호 수신장치 및 방법과 제공매체
JP3740468B2 (ja) Ofdm受信装置及びデータ復調方法
JP3363086B2 (ja) Ofdm受信装置
WO2007055042A1 (ja) 直交周波数分割多重信号の受信装置および受信方法
JP2934225B1 (ja) Ofdm復調装置
JP3514811B2 (ja) Ofdm伝送方法、ofdm送信装置及びofdm受信装置
JP5175761B2 (ja) Ofdm受信装置
JP2000332727A (ja) Ofdm受信装置
JP4567088B2 (ja) Ofdm信号受信装置および受信方法
JP3335933B2 (ja) Ofdm復調装置
JP3507657B2 (ja) 直交周波数分割多重方式の復調器
JP3688697B2 (ja) Ofdm伝送方法、ofdm送信装置及びofdm受信装置
KR101098760B1 (ko) 왜곡 파일럿 복구를 통해 채널을 추정하는 채널 추정기, 그채널 추정기를 포함한 ofdm 수신장치, 및 왜곡 파일럿보상을 통한 채널추정방법
JP2002026860A (ja) 復調装置及び復調方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040318

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3538187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080326

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term