JP3335933B2 - Ofdm復調装置 - Google Patents

Ofdm復調装置

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば地上ディジタ
ル放送に利用されるOFDM(直交周波数分割多重)復
調装置に関し、特にOFDMシンボルの復調タイミング
の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号及び映像信号の伝送にお
いてディジタル変調方式の開発が盛んである。特に地上
ディジタル放送においては、マルチパス妨害に強い直交
周波数分割多重(以下、OFDM)変調方式が注目され
ている。以下、本発明に関連する従来の技術について説
明する。
【0003】OFDM信号の1シンボル期間は、ガード
期間と有効シンボル期間により構成されており、ガード
期間は、マルチパスによる遅延波の影響を除去するため
に設けられている。したがって受信装置においては、受
信されたOFDM信号からシンボルタイミングを検出
し、ガード期間を除いた有効シンボル期間に対して復調
を行うことが必要である。図6に、各キャリアがDQP
SK変調されたOFDM信号を復調する従来のOFDM
復調装置の構成を示す。
【0004】図6において、入力されたOFDM信号
は、A/D変換器601によってディジタル信号に変換
され、さらにIQ復調回路602により複素ベースバン
ド信号に変換される。このIQ復調回路602の出力
は、高速フーリエ変換(以下、FFT)回路603に供
給されると共に、分岐されてシンボルタイミング検出回
路606に供給される。このシンボルタイミング検出回
路606は、OFDM信号に含まれるガード期間を利用
してシンボルタイミングを検出し、FFT復調の開始タ
イミングを決めるFFTウィンドウ信号とする)を生成
する。このFFTウィンドウ信号はFFT回路603に
供給される。
【0005】このFFT回路603は、シンボルタイミ
ング検出回路606から供給されるFFTウィンドウ信
号に基づいてOFDM信号の有効シンボル期間を抽出し
てFFT処理を行い、時間領域の信号を周波数領域の信
号に変換して、各キャリアのデータを得る。このFFT
回路603の出力は、分岐されて1シンボルメモリ回路
604に供給されると共に、遅延検波回路605に供給
される。この遅延検波回路605は、FFT回路603
の出力と1シンボルメモリ回路604の出力を用いて、
各キャリアの遅延検波を行うことで復調データを得る。
【0006】以上に説明したように、FFTウィンドウ
の初期引き込みはシンボルタイミング検出回路606に
よって達成される。その後、FFTウィンドウを保持す
るために、シンボルタイミング検出回路606で検出さ
れるシンボルタイミングを用いてクロック位相誤差を検
出し、PLL回路607及びVCXO608を用いてク
ロック位相を制御する。
【0007】ここで、FFTウィンドウ位置が変動する
と、FFT復調出力の位相が変化する。このため、例え
ば図6に示したOFDM復調装置では、FFT回路60
3の出力と1シンボルメモリ回路604の出力の間で位
相差が生じるため、正常な復調ができなくなる。したが
って、図6に示した装置においては、FFTウィンドウ
位置を制御するために、PLLを用いてクロック位相を
制御することにより、急激な位相変化が生じないように
している。
【0008】ところで、移動受信などにおいて受信状態
が急激に変化した場合には、FFTウィンドウ位置を高
速に変化させる必要がある。しかしなから、上記のよう
にPLLを用いてクロック位相を制御していると、FF
Tウィンドウ位置を高速に変化させることができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のOFDM復調装置では、PLLを用いてクロック位相
を制御することにより、FFTウィンドウ位置の変動を
抑制し、急激な位相変化が生じないようにしているた
め、移動受信などにおいて受信状態が急激に変化した場
合に、FFTウィンドウ位置を高速に変化させることが
できないという問題がある。
【0010】そこで本発明においては、FFTウィンド
ウを高速に変化させた場合でも正常に復調処理を行うこ
とのできるOFDM復調装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るOFDM復調装置は、1シンボル期
間がガード期間と有効シンボル期間により構成される受
信OFDM(直交周波数分割多重)信号を入力し、前記
ガード期間を利用して前記有効シンボル期間の開始点を
示すシンボルタイミングを検出し、この検出タイミング
から前記有効シンボル期間を特定するウィンドウ位置を
示すウィンドウ信号を生成し、ウィンドウ信号に基づい
て受信OFDM信号から有効シンボル期間の信号を抽出
して高速フーリエ変換処理を行い、時間領域の信号を周
波数領域の信号に変換してキャリアデータを得、この高
速フーリエ変換出力データをメモリに所定シンボル期間
保持しておき、ウィンドウ信号からメモリ保持期間にお
けるウィンドウ位置の変化量を検出し、この変化量検出
結果に基づいてメモリ出力位相を補正し、高速フーリエ
変換出力と位相補正出力を用いてデータを復調するよう
に構成し、受信OFDM信号のシンボルタイミングの変
動に追従してウィンドウ位置を変化させ、同時にその変
化量相当だけメモリ出力位相を補正することを特徴とす
る。
【0012】この構成では、受信OFDM信号のシンボ
ルタイミングの変動に追従してウィンドウ位置を変化さ
せ、同時にその変化量相当だけメモリ出力位相を補正す
ることで、高速フーリエ変換出力とメモリ出力位相が常
に合致するようになり、移動受信などにおいて受信状態
が急激に変化した場合に、ウィンドウ位置を高速に移動
させても正常に復調処理を行えるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】(第1の実施形態)図1は本発明に係るO
FDM復調装置の第1の実施形態の構成を示すブロック
図であり、各キャリアがDQPSK変調されたOFDM
信号を受信する復調装置の例である。
【0015】図1において、入力されたOFDM信号
は、A/D変換器101によってディジタル信号に変換
されて、さらにIQ復調回路102により複素ベースバ
ンド信号に変換される。IQ復調回路102の出力は、
FFT回路103に供給されると共に、分岐されてシン
ボルタイミング検出回路107に供給される。このシン
ボルタイミング検出回路107は、OFDM信号に含ま
れるガード期間を利用してシンボルタイミングを検出し
てFFTウィンドウ信号を生成する。このFFTウィン
ドウ信号はFFT回路103に供給されると共にウィン
ドウ変化量検出回路108にも供給され、ここでシンボ
ル間のFFTウィンドウ位置の変化量Δnが検出され
る。
【0016】上記FFT回路103は、シンボルタイミ
ング検出回路107から供給されるFFTウィンドウ信
号に基づいてOFDM信号の有効シンボル期間を抽出し
てFFT処理を行い、時間領域の信号を周波数領域の信
号に変換して、各キャリアのデータを得る。このFFT
回路103の出力は、分岐されて1シンボルメモリ回路
104に供給される。この1シンボルメモリ回路104
で1シンボル分遅延された出力は位相補正回路105に
供給される。この位相補正回路105は、FFTウィン
ドウの変化量Δnに基づいてFFTウィンドウの変化に
よる各キャリアの位相変化量を計算し、1シンボルメモ
リ回路104の出力位相を補正する。
【0017】図2は上記位相補正回路105の具体的な
構成を示すブロック図である。図2において、キャリア
番号生成回路201は、FFTウィンドウに同期してキ
ャリア番号kを発生するもので、そのキャリア番号kは
位相誤差生成回路202に通知される。この位相誤差生
成回路202は、キャリア番号kとウィンドウ変化量検
出回路108から供給されるウィンドウ変化量Δnとを
用いて、次式により各キャリアの位相誤差θ(k)を求
める。ここでは、FFTウィンドウ位置が前回よりも前
にずれたときにΔn<0と定義している。
【0018】θ(k)=−2πΔnk/N N:FFTポイント数 k:キャリア番号、−N/2≦k<N/2 各キャリアの位相誤差θ(k)は、cos回路203及
びsin回路204を通して複素乗算器205に供給さ
れる。この複素乗算器205にて、1シンボル遅延回路
104からのI信号、Q信号とcos回路203及びs
in回路204から複素形式の位相誤差とを複素乗算す
ることにより、各キャリアの位相が補正される。尚、後
述する各実施形態で用いられる位相補正回路は、図2に
示す構成で実現可能である。
【0019】一方、図1において、上記FFT回路10
3の出力及び位相補正回路105の出力は遅延検波回路
106に供給され、ここで各キャリアの遅延検波が行わ
れて復調データとして出力される。また、遅延検波回路
106の出力はクロックAFC回路109に供給され、
VCXO回路110の発振周波数を制御することにより
クロック周波数同期が行われる。
【0020】すなわち、上記構成によるOFDM復調装
置では、シンボルタイミング検出回路107でシンボル
タイミングの変動を検出すると、直ちにFFTウィンド
ウ信号をFFT回路103に出力し、FFTウィンドウ
の位置をずらす。このとき、FFT回路103の出力は
位相変化が生じるが、ウィンドウ変化量検出回路108
でウィンドウ位置のずれ分を検出し、そのずれ量に応じ
て1シンボル遅延回路104の出力位相を制御して、遅
延検波回路106に供給されるFFT回路103の位相
に一致させている。
【0021】したがって、上記構成によれば、FFTウ
ィンドウの位置が変化した場合、ウィンドウ変化量検出
回路108及び位相補正回路105により、1シンボル
前のデータの位相が現在のFFT出力の位相に合わせて
補正されるため、遅延検波により正常な復調が可能とな
る。また、FFTウィンドウの位置変化が許容されるた
め、従来のように同期再生にPLL回路を用いなくても
よく、AFCのみで対応可能となる。
【0022】(第2の実施形態)図3は本発明に係るO
FDM復調装置の第2の実施形態の構成を示すブロック
図であり、図4に示すようにデータ信号の他に連続パイ
ロット信号(CP信号)及び分散パイロット信号(S
P)がシンボル中の規定位置に割り当てられたOFDM
信号を受信する復調装置の例である。
【0023】図3において、入力されたOFDM信号
は、A/D変換器301によってディジタル信号に変換
され、さらにIQ復調回路302により複素ベースバン
ド信号に変換される。このIQ復調回路302の出力
は、FFT回路303に供給されると共に、分岐されて
シンボルタイミング検出回路307に供給される。この
シンボルタイミング検出回路307は、OFDM信号に
含まれるガード期間を利用してシンボルタイミングを検
出し、FFTウィンドウ信号を生成する。このFFTウ
ィンドウ信号はFFT回路303に供給されると共に、
ウィンドウ変化量検出回路308にも供給され、ここで
シンボル間のFFTウィンドウ位置の変化量Δnが検出
される。
【0024】上記FFT回路303は、シンボルタイミ
ング検出回路107から供給されるFFTウィンドウ信
号に基づいてOFDM信号の有効シンボル期間を抽出し
てFFT処理を行い、時間領域の信号を周波数領域の信
号に変換して、各キャリアのデータを得る。FFT回路
303の出力は、分岐されてCP用メモリ回路304に
供給され、一時保存されて1シンボル分遅延される。こ
のCP用メモリ回路304の出力は位相補正回路305
に供給される。
【0025】この位相補正回路305は、ウィンドウ変
化量検出回路308から供給されるFFTウィンドウの
変化量Δnに基づいてFFTウィンドウの変化による各
キャリアの位相変化量を計算し、CP用メモリ回路30
4の出力の位相を補正する。FFT回路303の出力及
び位相補正回路305の出力は誤差検出回路306に供
給され、ここでCPキャリアのシンボル間の位相差が検
出される。誤差検出回路306の出力はクロックAFC
回路309に供給され、VCXO回路310の発振周波
数を制御することによりクロック周波数同期が行われ
る。
【0026】以上のように、FFTウィンドウの位置が
変化した場合でも、ウィンドウ変化量検出回路308及
び位相補正回路305により、1シンボル前のCPデー
タの位相が現在のFFT出力の位相に合わせて補正され
るため、正常な誤差検出が可能となり、AFC処理の精
度を維持することができる。
【0027】また、FFT回路303の出力は分岐され
てSP用メモリ回路311に供給される。このSP用メ
モリ回路311は、図4に示したSP信号のタイミング
に同期して、FFT回路303の出力に含まれるSP信
号を保持する。このSP用メモリ回路311の出力は位
相補正回路312に供給される。
【0028】この位相補正回路312は、ウィンドウ変
化量検出回路308から供給されるFFTウィンドウの
変化量Δnに基づいて、FFTウィンドウの変化による
各キャリアの位相変化量を計算し、現在受信したSPデ
ータ以外について、SP用メモリ回路311の出力の位
相を補正する。このとき、補正されたSPデータはSP
用メモリ回路311に保持され、次のSPデータ処理に
供される。位相補正回路312の出力は周波数方向補間
回路313に供給され、ここでSPデータの補間が行わ
れる。この周波数方向補間回路313の出力は等化回路
314に供給され、ここでFFT回路303の出力が等
化され、これによって復調データが得られる。
【0029】したがって、上記構成によれば、FFTウ
ィンドウの位置が変化した場合でも、ウィンドウ変化量
検出回路308及び位相補正回路312により、現在の
FFT出力の位相に合わせてそれ以前のSPデータが補
正されるため、正常な等化誤差検出が可能となる。
【0030】(第3の実施形態)図5は本発明に係るO
FDM復調装置の第3の実施形態の構成を示すブロック
図であり、図4に示すように連続パイロット信号(CP
信号)及び分散パイロット信号(SP)を含むOFDM
信号を受信する復調装置の例である。図5において、図
3と同一部分については同一符号を付してその説明を省
略する。
【0031】図5において、FFT回路303の出力は
分岐されてSP用メモリ回路501に供給される。この
SP用メモリ回路501は、図4に示すSP信号のタイ
ミングに同期して、時間方向に連続する2つのSP信号
を保持する。このSP用メモリ回路501の出力は位相
補正回路502に供給される。位相補正回路502は、
ウィンドウ変化量検出回路308から供給されるFFT
ウィンドウの変化量Δnに基づいて、FFTウィンドウ
の変化による各キャリアの位相変化量を計算し、現在受
信したSPデータ以外について、SP用メモリ回路50
2出力のSPデータの位相を補正する。このとき、補正
されたSPデータはSP用メモリ回路501に保持さ
れ、次のSPデータ処理に供される。
【0032】この位相補正回路502の出力は、時間方
向補間回路503に供給される。この時間方向補間回路
503は、時間方向に連続する2つのSPデータを用い
て、現在のSPデータを補間する。この時間方向補間回
路503の出力は周波数方向補間回路504に供給さ
れ、ここでSPデータの周波数方向の補間が行われる。
この周波数方向補間回路504の出力は等化回路508
に供給される。
【0033】一方、FFT回路303の出力は3シンボ
ル遅延回路505に供給され、3シンボル分遅延され
る。これはSPデータの時間方向補間処理の遅延に合わ
せるためである。この3シンボル遅延回路505の出力
は位相補正回路506に供給される。位相補正回路50
6は、3シンボル加算回路507で計算される、ウイン
ドウ変化量検出回路308から3シンボル期間のウィン
ドウ変化量に基づいて、3シンボル遅延回路505の出
力の位相を補正する。この位相補正回路506の出力は
等化回路508に供給され、周波数補間回路504から
の誤差信号により等化され、これによって復調データが
得られる。
【0034】したがって、上記構成によれば、FFTウ
ィンドウの位置が変化した場合でも、ウィンドウ変化量
検出回路308及び位相補正回路502により、現在の
FFT出力の位相に合わせてそれ以前のSPデータを補
正し、一方でウィンドウ変化量検出回路507及び位相
補正回路506により現在のFFT出力の位相に合わせ
て3シンボル前のOFDMシンボルを補正するようにし
ているので、正常な等化処理が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、OFDM
復調装置においてFFTウィンドウが変化した場合で
も、メモリに保持されたデータを補正することにより正
常な信号処理が可能であり、受信状態に合わせて高速に
FFTウィンドウを追従させることができ、これによっ
て正常な復調処理を行うことのできるOFDM復調装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るOFDM復調装置の第1の実施
形態の構成を示すブロック図。
【図2】 第1の実施形態に用いられる位相補正回路の
具体的な構成を示すブロック図。
【図3】 本発明に係るOFDM復調装置の第2の実施
形態の構成を示すブロック図。
【図4】 OFDM信号のフォーマットの一例を説明す
る図。
【図5】 本発明に係るOFDM復調装置の第3の実施
形態の構成を示すブロック図。
【図6】 従来のOFDM復調装置の構成例を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
101…A/D変換器、102…IQ復調回路、103
…FFT回路、104…1シンボルメモリ回路、105
…位相補正回路、106…遅延検波回路、107…シン
ボルタイミング検出回路、108…ウィンドウ変化量検
出回路、109…AFC回路、110…VCXO回路、
201…キャリア番号生成回路、202…位相誤差生成
回路、203…cos回路、204…sin回路、20
5…複素乗算器、301…A/D変換器、302…IQ
復調回路、303…FFT回路、304…CP用メモリ
回路、305…位相補正回路、306…誤差検出回路、
307…シンボルタイミング検出回路、308…ウィン
ドウ変化量検出回路、309…クロックAFC回路、3
10…VCXO回路、311…SP用メモリ回路、31
2…位相補正回路、313…周波数方向補間回路、31
4…等化回路、501…SP用メモリ回路、502…位
相補正回路、503…時間方向補間回路、505…3シ
ンボル遅延回路、506…位相補正回路、507…3シ
ンボル加算回路、508…等化回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−99486(JP,A) 特開 平10−190610(JP,A) 特開 昭60−93862(JP,A) 特開 平5−252217(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00 H04L 27/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1シンボル期間がガード期間と有効シン
    ボル期間により構成される受信OFDM(直交周波数分
    割多重)信号を入力し、前記ガード期間を利用して前記
    有効シンボル期間の開始点を示すシンボルタイミングを
    検出し、この検出タイミングから前記有効シンボル期間
    を特定するウィンドウ位置を示すウィンドウ信号を生成
    するウィンドウ信号生成手段と、前記ウィンドウ信号に基づいて前記受信OFDM信号か
    ら有効シンボル期間の信号を抽出して高速フーリエ変換
    処理を行い、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換
    してキャリアデータを得る高速フーリエ変換 手段と、 この高速フーリエ変換手段の出力データを所定シンボル
    期間保持するメモリ手段と、前記ウィンドウ信号から前記メモリ手段の保持期間にお
    ける前記ウィンドウ位置の変化量を検出する変化量 検出
    手段と、 この変化量検出手段の検出結果に基づいて前記メモリ手
    段の出力位相を補正する補正手段と、 前記高速フーリエ変換手段の出力と前記補正手段の出力
    を用いてデータを復調する復調処理手段とを具備し、前記受信OFDM信号のシンボルタイミングの変動に追
    従してウィンドウ位置を変化させ、同時にその変化量相
    当だけ 前記メモリ手段の出力位相を補正することを特徴
    とするOFDM復調装置。
  2. 【請求項2】 各キャリアが差動変調されたOFDM信
    号を受信する場合に、 前記メモリ手段は、前記高速フーリエ変換手段の出力を
    1シンボル期間保持し、 前記変化量検出手段は、1シンボル期間におけるウィン
    ドウ位置の変化量を検出し、 前記補正手段は、前記メモリ手段から出力される1シン
    ボル前のキャリアデータの位相を補正し、 前記復調処理手段は、前記高速フーリエ変換手段の出力
    と前記補正手段の出力を用いて遅延検波を行うことを特
    徴とする請求項1に記載のOFDM復調装置。
  3. 【請求項3】 無変調または所定の位相変調が施された
    パイロットキャリアを含むOFDM信号を受信する場合
    に、 前記メモリ手段は、前記高速フーリエ変換手段の出力に
    含まれるパイロットデータを保持し、 前記変化量検出手段は、1シンボル期間におけるウィン
    ドウ位置の変化量を検出し、 前記補正手段は、前記メモリ手段から出力される1シン
    ボル前のパイロットデータの位相を補正し、 前記復調処理手段は、前記高速フーリエ変換手段の出力
    に含まれるパイロットデータと前記補正手段の出力とを
    用いてパイロットキャリアのシンボル間の位相差を検出
    することを特徴とする請求項1に記載のOFDM復調装
    置。
  4. 【請求項4】 所定のシンボル間隔nで伝送されるデー
    タ復調用の無変調シンボルを含むOFDM信号を受信す
    る場合に、 前記メモリ手段は、前記高速フーリエ変換手段の出力に
    含まれる1シンボル分の無変調シンボルを保持し、 前記変化量検出手段は、1シンボル期間におけるウィン
    ドウ位置の変化量を検出し、 前記補正手段は、現在受信した無変調シンボル以外につ
    いて、前記メモリ手段から出力される無変調シンボルの
    位相を補正すると共に、補正されたデータで前記メモリ
    手段を更新し、 前記復調処理手段は、前記補正手段の出力を用いて前記
    高速フーリエ変換手段の出力を等化することを特徴とす
    る請求項1に記載のOFDM復調装置。
  5. 【請求項5】 所定のシンボル間隔nで伝送されるデー
    タ復調用の無変調シンボルを含むOFDM信号を受信す
    る場合に、 前記メモリ手段は、第1及び第2のメモリ手段を備え、 前記変化量検出手段は、第1及び第2の変化量検出手段
    を備え、 前記補正手段は、第1及び第2の補正手段を備え、 前記第1のメモリ手段は、前記高速フーリエ変換手段の
    出力に含まれる2シンボル分の無変調シンボルを保持
    し、 前記第1の変化量検出手段は、1シンボル期間における
    有効シンボル期間の変化量を検出し、 前記第1の補正手段は、現在受信した無変調シンボル以
    外について、前記第1のメモリ手段から出力される2シ
    ンボル分の無変調シンボルの位相を補正すると共に、補
    正されたデータで前記第1のメモリ手段を更新し、 前記第2のメモリ手段は、前記高速フーリエ変換手段の
    出力について、n−1シンボル期間のキャリアデータ
    保持し、 前記第2の変化量検出手段は、n−1シンボル期間にお
    けるウィンドウ位置の変化量を検出し、 前記第2の補正手段は、前記第2のメモリ手段から出力
    されるn−1シンボル前のキャリアデータの位相を補正
    し、 前記復調処理手段は、前記第1の補正手段から供給され
    るnシンボル間隔の無変調シンボルを用いて等化用の誤
    差信号を推定し、前記第2の補正手段の出力を等化する
    ことを特徴とする請求項1に記載のOFDM復調装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記高速フーリエ変換手段の出
    力に基づいて前記受信OFDM信号の同期再生を行う同
    期再生手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の
    OFDM復調装置。
  7. 【請求項7】 1シンボル期間がガード期間と有効シン
    ボル期間により構成される受信OFDM(直交周波数分
    割多重)信号を入力し、前記ガード期間を利用して前記
    有効シンボル期間の開始点を示すシンボルタイミングを
    検出し、この検出タイミングから前記有効シンボル期間
    を特定するウィンドウ位置を示すウィンドウ信号を生成
    するウィンドウ信号生成過程と、 前記ウィンドウ信号に基づいて前記受信OFDM信号か
    ら有効シンボル期間を抽出して高速フーリエ変換処理を
    行い、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換してキ
    ャリアデータを得る高速フーリエ変換過程と、 この高速フーリエ変換手段の出力を所定シンボル期間保
    持するメモリ過程と、 前記ウィンドウ信号から前記メモリ過程の保持期間にお
    ける前記ウィンドウ位置の変化量を検出する変化量検出
    過程と、 この変化量検出過程の検出結果に基づいて前記メモリ過
    程の出力位相を補正する補正過程と、 前記高速フーリエ変換手段の出力と前記補正過程の出力
    とを用いてシンボルデータを復調する復調処理過程とを
    具備し、 前記受信OFDM信号のシンボルタイミングの変動に追
    従してウィンドウ位置を変化させ、同時にその変化量相
    当だけ前記メモリ過程の出力位相を補正することを特徴
    とするOFDM復調方法。
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