JP5516318B2 - 復調装置 - Google Patents

復調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5516318B2
JP5516318B2 JP2010235530A JP2010235530A JP5516318B2 JP 5516318 B2 JP5516318 B2 JP 5516318B2 JP 2010235530 A JP2010235530 A JP 2010235530A JP 2010235530 A JP2010235530 A JP 2010235530A JP 5516318 B2 JP5516318 B2 JP 5516318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
signal
noise removal
removal circuit
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010235530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012090101A (ja
Inventor
伸貴 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2010235530A priority Critical patent/JP5516318B2/ja
Priority to US13/195,531 priority patent/US8867677B2/en
Publication of JP2012090101A publication Critical patent/JP2012090101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5516318B2 publication Critical patent/JP5516318B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/109Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference by improving strong signal performance of the receiver when strong unwanted signals are present at the receiver input

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

本発明は、復調装置に関する。
図1は、デジタルテレビ受信機の復調回路が入力する放送波信号101の周波数スペクトルの例を示す図である。放送波信号101は、例えば中間周波数(IF)信号である。放送波信号101にノイズ102が混入すると、同一周波数(Co-Channel)干渉により、ノイズ102が放送波信号101の品質劣化の要因になる。ノイズ102は、例えば、周辺機器から発生するノイズ、又はデジタルテレビ受信機内の復調回路自身のノイズであり、単一周波数の正弦波信号である。
選択した受信波と共に受信された干渉波のキャリヤ周波数に位相同期させる位相同期手段と、位相同期手段で位相同期された信号のレベルを調整するレベル調整手段と、レベル調整手段によってレベル調整がなされた信号を受信波から減算する減算手段とを備え、減算手段から受信された干渉波が除去された受信波を出力する干渉波除去回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、アナログTV信号の同一チャンネル妨害やCW妨害が存在する場合にも高精度の受信性能を有するOFDM受信装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−339320号公報 特開2003−283454号公報
特許文献1では、干渉波を除去するために、位相ロックループ(PLL)回路のループを用いることにより、入力された信号から干渉波のレプリカを生成し、それを入力信号から減算するものである。しかし、この方法では、干渉波のレベルが希望波のレベルに比べて小さい場合には、PLL回路内で位相比較が行えず、十分な効果が得られない。また、反射により時間差を持って到達した干渉波が存在する場合(フェージング)には、周波数スペクトルに凹凸が生じ、これをノイズと誤検出し、性能が劣化してしまう場合がある。
本発明の目的は、入力信号内のノイズのレベルが小さい場合でもノイズを除去して復調することができる復調装置を提供することである。
復調装置は、入力信号を復調することによりIQ座標の信号を出力する復調部と、前記復調部により出力されるIQ座標の信号内のノイズを除去する第1のノイズ除去回路とを有し、前記第1のノイズ除去回路は、前記復調部により出力されるIQ座標の信号から第1のノイズレプリカ信号を減算する第1の減算器と、前記IQ座標の理想の信号点に対する前記第1の減算器の出力信号の誤差情報を演算する誤差情報生成部と、前記誤差情報を基にノイズの周波数を検出する第1の周波数検出部と、前記誤差情報及び前記第1の周波数検出部により検出されたノイズの周波数を基に前記第1のノイズレプリカ信号の振幅を調整し、前記第1のノイズレプリカ信号を前記第1の減算器に出力する第1の振幅調整部とを有する。
第1のノイズ除去回路を設けることにより、入力信号内のノイズのレベルが小さい場合でもノイズを除去して復調することができる。
デジタルテレビ受信機の復調回路が入力する放送波信号の周波数スペクトルの例を示す図である。 第1の実施形態による復調装置の構成例を示すブロック図である。 復調部の出力信号のコンスタレーションの例を示す図である。 ノイズを含む信号のコンスタレーションを示す図である。 実際の信号点を理想の信号点に近づけることにより信号内のノイズを除去する概念を説明するためのコンスタレーションの図である。 第1のノイズ除去回路の構成例を示す図である。 第1の周波数検出部のより詳細な構成例を示す図である。 第1の振幅調整部のより詳細な構成例を示す図である。 第2のノイズ除去回路の構成例を示す図である。 入力信号にフェージングによる妨害波が混入した場合の周波数スペクトルの例を示す図である。 第2の実施形態による復調装置の構成例を示す図である。 第3の実施形態による復調装置の一部の構成例を示す図である。 第4の実施形態による復調装置の一部の構成例を示す図である。
(第1の実施形態)
図2は、第1の実施形態による復調装置の構成例を示すブロック図である。復調装置は、例えば、シングルキャリア伝送デジタルテレビ受信機の復調装置である。アンテナ202は、無線の放送波信号201を受信し、受信信号S1を高周波数(RF)部203に出力する。RF部203は、受信信号を高周波数帯域から低周波数帯域にダウンコンバートし、低周波数帯域の信号S2をアナログ/デジタル変換器204に出力する。アナログ/デジタル変換器204は、信号S2をアナログからデジタルに変換し、デジタルの信号S3を出力する。信号S3は、例えば、ベースバンド信号又は中間周波数(IF)信号であり、図1に示すようにノイズ102を含む放送波信号101である。第2のノイズ除去回路205は、位相ロックループ(PLL)型ノイズ除去回路であり、復調部206の前段において信号S3内のノイズを除去し、ノイズを除去した信号S4を復調部206に出力する。復調部206は、信号S4を復調し、図3に示すような直交するI軸及びQ軸のIQ座標の信号S5を出力する。信号S5は、I軸及びQ軸上のコンスタレーションと呼ばれる信号点の信号である。第1のノイズ除去回路207は、誤差情報型ノイズ除去回路であり、復調部206の後段において信号S5内のノイズを除去し、ノイズを除去した信号S6を出力する。誤り訂正部208は、信号S6の誤り訂正処理を行い、信号S7を出力する。信号S7は、例えば、トランスポートストリーム(TS)信号である。
図3は、復調部206の出力信号S5のコンスタレーションの例を示す図であり、64QAMの例を示す。64QAMの場合、信号S5は、6ビットの信号であり、I軸及びQ軸上の64個の信号点を表現可能である。第1のノイズ除去回路207は、信号S5のコンスタレーションから誤差情報を検出し、理想信号点からの誤差を用いてノイズを除去する。その詳細は後述する。
第2のノイズ除去回路205及び第1のノイズ除去回路207は、ノイズ102のレベルに応じた協調動作を行うことにより、幅広いレベルのノイズ102を除去することができ、フェージングが存在する場合の性能劣化を防ぐことができる。
図4は、ノイズ102を含む信号S5のコンスタレーションを示す図である。IQ座標の理想の信号点401は、ノイズ102が存在しない場合の図3の64個の信号点のうちのいずれか1個の信号点である。実際の信号点402は、ノイズ102が存在する場合の信号点である。誤差情報403は、理想の信号点401に対する実際の信号点402のずれ情報である。ノイズ102が周波数θの正弦波である場合、実際の信号点402は理想の信号点401の周りを反時計回りに周波数θで回転する。第1のノイズ除去回路207は、理想の信号点401と実際の信号点402の差分である誤差情報403を用いるので、レベルの小さいノイズ102でも精度良く除去することができる。
図5は、実際の信号点402を理想の信号点401に近づけることにより信号S5内のノイズ102を除去する概念を説明するためのコンスタレーションの図である。上記のように、実際の信号点402は、理想の信号点401の周りを反時計周りに周波数θで回転している。まず、図6の第1の周波数検出部603により誤差情報403の周波数θを検出し、実際の信号点402をI軸上に固定する。次に、図6の第1の振幅調整部608により誤差情報403の振幅を0に近づけることにより、実際の信号点402を理想の信号点401に近づける。第1のノイズ除去回路207は、図4の誤差情報403を0に近づけることにより、実際の信号点402を理想の信号点401に近づけ、ノイズ102を除去する。
衛星やケーブルテレビ向けのシングルキャリア伝送でノイズ102が存在する場合、実際の信号点402は理想の信号点401の周りを回転するような動きを示す。本実施形態では、第2のノイズ除去回路205に加え、実際の信号点402と理想の信号点401との誤差情報403を用いた第1のノイズ除去回路207を追加することにより、ノイズ102のレベルが小さい場合でも精度よく除去することができる。
図6は、第1のノイズ除去回路207の構成例を示す図である。第1のノイズ除去回路207は、第1の減算器601、誤差情報生成部602、第1の周波数検出部603、第1の振幅調整部608、及びスイッチ612を有する。まず、スイッチ612が常にオンである場合の動作を説明する。第1の減算器601は、入力信号S5から第1のノイズレプリカ信号S13を減算し、ノイズを除去した信号S6を出力する。ループ処理により第1のノイズレプリカ信号S13が生成されるため、信号S6内のノイズは徐々に0に近づく。誤差情報生成部602は、理想の信号点401に対する信号S6の誤差情報403を演算し、誤差情報S11として出力する。誤差情報S11は、IQ座標値である。
第1の周波数検出部603は、乗算器604、ループフィルタ605、数値制御発振器(Numerical Controlled Oscillator:NCO)606及びサイン/コサインテーブル607を有し、誤差情報S11の周波数θを検出し、周波数θの正弦波信号S12を出力する。その詳細は、後に図7を参照しながら説明する。
第1の振幅調整部608は、乗算器609,611及びループフィルタ610を有し、誤差情報S11を基に周波数θの正弦波信号S12の振幅を調整し、第1のノイズレプリカ信号S13を生成する。すなわち、第1の振幅調整部608は、誤差情報S11及び正弦波信号S12を基に第1のノイズレプリカ信号S13の振幅を調整する。その詳細は、後に図8を参照しながら説明する。
第1のノイズ除去回路207は、ノイズの周波数及び位相を検出する第1の周波数検出部603及びノイズの振幅を検出する第1の振幅調整部608を有する。また、第1のノイズ除去回路207は、信号S12が乗算器604にフィードバックする第1のループ回路と、信号S13が第1の減算器601にフィードバックする第2のループ回路を有する。第1及び第2のループ回路は、誤差情報S11が0になるように収束する。第1の減算器601は、入力信号S5から第1のノイズレプリカ信号S13を減算することにより、ノイズを除去した信号S6を出力することができる。
図7は、第1の周波数検出部603のより詳細な構成例を示す図である。第1の周波数検出部603は、位相比較器701、ループフィルタ605、数値制御発振器606及びサイン/コサインテーブル607を有する。位相比較器701は、図6の乗算器604に対応する。ループフィルタ605は、乗算器702,703、加算器704,706及び遅延回路705を有する。
位相比較器701は、誤差情報S11に対してサイン/コサインテーブル607が出力する正弦波信号S12を逆位相で乗算し、そのQ成分を出力する。乗算器703は、位相比較器701の出力信号に対して係数αを乗算する。加算器704は、乗算器703の出力信号及び遅延回路705の出力信号を加算する。遅延回路705は、加算器704の出力信号を遅延する。乗算器702は、位相比較器701の出力信号に対して係数βを乗算する。加算器706は、遅延回路705の出力信号及び乗算器702の出力信号を加算する。数値制御発振器606は、入力信号に応じた周期で0〜2π[rad]の位相データを周期的に出力する。サイン/コサインテーブル607は、位相データを入力し、正弦波信号S12を出力する。
誤差情報S11の位相が正弦波信号S12の位相より進んでいる場合、位相比較器701の出力信号が正値となり、数値制御発振器606にはより大きな値が入力され、サイン/コサインテーブル607が出力する正弦波信号S12の位相が進み、誤差情報S11と正弦波信号S12の位相差が0に近づく。逆に、誤差情報S11の位相が正弦波信号S12より遅れている場合、位相比較器701の出力信号が負値となり、数値制御発振器606にはより小さな値が入力され、サイン/コサインテーブル607が出力する正弦波信号S12の位相が遅れ、誤差情報S11と正弦波信号S12の位相差が0に近づく。第1の周波数検出部603の第1のループ回路が収束することにより、サイン/コサインテーブル607が出力する正弦波信号S12が誤差情報S11と同じ周波数及び位相に収束する。
第1の周波数検出部603の第1のループ回路が収束していれば、上述のように、誤差情報S11と正弦波信号S12は周波数及び位相が一致しており、誤差情報S11と正弦波信号S12を逆位相で乗算すれば、位相比較器701が出力するQ成分信号は0に収束している。すなわち、誤差情報S11がI軸上に収束する。
図8は、第1の振幅調整部608のより詳細な構成例を示す図である。第1の振幅調整部608は、乗算器609,611,801、加算器802及び遅延回路803を有する。乗算器801、加算器802及び遅延回路803は、図6のループフィルタ610に対応する。乗算器609は、誤差情報S11及び正弦波信号S12を乗算し、I成分のみの信号を出力する。乗算器801は、乗算器609の出力信号に対して係数γを乗算する。加算器802は、乗算器801の出力信号及び遅延回路803の出力信号を加算する。遅延回路803は、加算器802の出力信号を遅延する。乗算器611は、遅延回路803の出力信号及び正弦波信号S12を乗算し、ノイズを複製した第1のノイズレプリカ信号S13を出力する。第1の減算器601は、入力信号S5から第1のノイズレプリカ信号S13を減算することにより、ノイズを除去した信号S6を出力する。
ノイズが存在するということは、図4に示すような誤差情報403が存在するということであるので、乗算器409が出力するI成分信号は0ではない。信号S13の第2のループ回路のループを繰り返すうちに第1の振幅調整部608のループフィルタ610には乗算器609が出力するI成分信号の値が蓄積され、第1のノイズレプリカ信号S13の振幅が徐々に大きくなる。これは、ノイズが少しずつ除去されることを意味するので、誤差情報S11は小さくなり、乗算器609が出力するI成分信号も次第に0に収束する。
以上のように、第1の周波数検出部603及び第1の振幅調整部608のループ(第1及び第2のループ回路)が収束することにより、第1の周波数検出部603の出力信号S12が誤差情報S11の周波数及び位相と等しくなり、第1の振幅調整部608の出力信号S13が誤差情報S11の振幅と等しくなり、誤差情報S11が0に近づく。つまり、第1のノイズレプリカ信号S13が第1の振幅調整部608から出力され、信号S6はノイズが除去された信号になる。
図9は、第2のノイズ除去回路205の構成例を示す図である。第2のノイズ除去回路205は、第2の周波数検出部901、第2の振幅調整部906及び第2の減算器912を有する。第2の周波数検出部901は、図6の第1の周波数検出部603と同様に、乗算器(位相比較器)902、ループフィルタ903、数値制御発振器904及びサイン/コサインテーブル905を有し、入力信号S3内のノイズの周波数を検出し、検出した周波数の正弦波信号S21を出力する。正弦波信号S21は、信号S3の中心周波数に対するノイズの周波数のずれ周波数を有する。
第2の振幅調整部906は、乗算器907、ループフィルタ908、ゲイン調整部909、セレクタ910及び乗算器911を有し、第2の減算器912の出力信号S4及び正弦波信号S21を基に第2のノイズレプリカ信号S22の振幅を調整する。乗算器907、ループフィルタ908、乗算器911及び第2の減算器912は、それぞれ図6の乗算器609、ループフィルタ610、乗算器611及び第1の減算器601に対応する。乗算器911は、ノイズを複製した第2のノイズレプリカ信号S22を出力する。第2の減算器912は、入力信号S3から第2のノイズレプリカ信号S22を減算することにより、ノイズを除去した信号S4を出力する。第2のノイズ除去回路205は、第1のノイズ除去回路207と同様に、ループ処理により信号S4内のノイズが徐々に小さくなる。図2の復調部206は、信号S4内のノイズが閾値より小さくなると、復調処理が収束してロックして引き込みを完了し、引き込み完了通知SAを出力し、正常な復調を行う。セレクタ910は、復調部206から引き込み完了通知SAを受け取るまではループフィルタ908の出力信号を選択して乗算器911に出力し、復調部206から引き込み完了通知SAを受け取るとゲイン調整部909の出力信号を選択して乗算器911に出力する。すなわち、初期状態では引き込み完了通知SAが出力されず、信号S4内のノイズが小さくなるとやがて引き込み完了通知SAが出力される。
まず、初期状態においてセレクタ910がループフィルタ908の出力信号を選択する場合を説明する。この場合、第2の振幅調整部906は、第1のノイズ除去回路207の第1の振幅調整部608と同様に、ノイズの振幅を検出し、第2のノイズレプリカ信号S22の振幅を調整する。乗算器907は、正弦波信号S21及び信号S4を乗算し、両者の相関値を示す信号を出力する。ループフィルタ908は、図6のループフィルタ610と同様に、乗算器907の出力信号を入力し、上記の相関値を蓄積する。セレクタ910は、引き込み完了通知SAが出力されていないのでループフィルタ908の出力信号を選択して乗算器911に出力する。乗算器911は、正弦波信号S21及びループフィルタ908の出力信号を乗算し、第2のノイズレプリカ信号S22を出力する。第2の減算器912は、入力信号S3から第2のノイズレプリカ信号S22を減算することにより、ノイズを除去した信号S4を出力する。
やがて、信号S4内のノイズが小さくなると、復調部206がロックして引き込み完了通知SAを出力する。ゲイン調整部909は、引き込み完了通知SAを入力すると、ループフィルタ908の出力信号のレベルを徐々に0まで小さくする。セレクタ910は、引き込み完了通知SAを入力すると、ゲイン調整部909の出力信号を選択する。乗算器911は、正弦波信号S21及びゲイン調整部909の出力信号を乗算し、第2のノイズレプリカ信号S22を出力する。すなわち、ゲイン調整部909は、引き込み完了通知SAを入力すると、第2のノイズレプリカ信号S22のレベルを徐々に0に変化させる制御を行う。第2の減算器912は、入力信号S3から第2のノイズレプリカ信号S22を減算し、ノイズを除去した信号S4を出力する。第2のノイズレプリカ信号S22が0になると、信号S4は入力信号S3と同じ信号になり、第2のノイズ除去回路205のノイズ除去機能はオフする。ゲイン調整部909により、フェージングによる第2のノイズ除去回路205の誤動作を防止することができる。
図10は、入力信号にフェージングによる妨害波が混入した場合の周波数スペクトルの例を示す図である。フェージングは、送信点から受信点までの間に存在する建物の反射等の影響で、電波が送信点から受信点まで複数の経路で伝搬する現象である。フェージングにより妨害波が生じると、信号にノッチ1001〜1003が乗る。場合によっては、このようなスペクトルが入力されると、第2のノイズ除去回路205がノイズを誤検出し、復調特性が劣化する場合がある。
本実施形態では、フェージングによる誤検出を防止するため、ゲイン調整部909を設け、第1のノイズ除去回路207と協調動作させることにより、第2のノイズ除去回路205の誤動作を防止し、フェージングによる復調特性の劣化を防止することができる。
前述したように、第1のノイズ除去回路207は、誤差情報S11を基にしてノイズを除去するので、復調部206がロックし、誤差情報S11が得られさえすれば、いかなる種類のノイズでも精度よく除去することができる。したがって、復調部206がロックしている場合は、第2のノイズ除去回路205は動作を停止しても、復調装置全体の性能には影響せず、むしろ上記のようなフェージングの際の誤検出を防ぐことができる利点がある。
以上のように、セレクタ910は、復調部206の引き込み完了通知SAを受け取るまではループフィルタ908の出力信号を選択し、引き込み完了通知SAを受け取るとゲイン調整部909の出力信号を選択する。ゲイン調整部909は、ループフィルタ908の出力値に乗算するゲインの値を徐々に下げて行き、最終的には第2のノイズレプリカ信号S22のレベルを0にし、第2のノイズ除去回路205をバイパスさせる。急激にバイパスすると、復調装置全体の同期系に悪影響を及ぼす場合があるが、ゲイン調整部909により第2のノイズレプリカ信号S22のレベルを徐々に下げていくことにより、復調装置全体の同期のループ特性を保ったままバイパス状態にすることができる。
第2のノイズ除去回路205は、ノイズ102のレベルが小さい場合には相関値が求まらず、ノイズ102を効果的に除去することが困難である。この課題を解決するために、第1のノイズ除去回路207を設ける。第1のノイズ除去回路207は、復調部206から出力される信号S5の誤差情報S11を用いて、レベルが小さいノイズを除去する。
第1のノイズ除去回路207は、第2のノイズ除去回路205と同様に、第1の周波数検出部603及び第1の振幅調整部608を有する。ただし、第1のノイズ除去回路207は、入力信号として誤差情報S11を用いるという点で第2のノイズ除去回路205と異なる。
第2のノイズ除去回路205及び第1のノイズ除去回路207は、共に周波数検出部603,901及び振幅調整部608,906を動作させることにより、ノイズレプリカ信号S13,S22を生成し、これを入力信号S5,S3から減算することによりノイズを除去することができる。
第2のノイズ除去回路205は、ノイズのレベルが大きい場合に位相比較器(乗算器)902の精度が増し、ノイズを除去することが可能であるが、ノイズのレベルが小さい場合には位相比較器(乗算器)902での相関演算ができないため、ノイズを検出することが困難である。一方、第1のノイズ除去回路207は、ノイズのレベルが大きい場合には誤差情報S11を得る以前に復調装置全体がロックできず、第1のノイズ除去回路207も動作を開始できない。逆に、ノイズのレベルが小さい場合には誤差情報S11を用いて精度良くノイズを除去することができる。第2のノイズ除去回路205及び第1のノイズ除去回路207を直列に接続することにより、幅広いレベルのノイズを除去することができる。
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態による復調装置の構成例を示す図である。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。第2のノイズ除去回路205は、検出した図9の正弦波信号S21及び第2のノイズレプリカ信号S22を第1のノイズ除去回路207に出力する。正弦波信号S21はノイズの周波数情報であり、第2のノイズレプリカ信号S22はノイズのレベル情報である。第1のノイズ除去回路207は、正弦波信号S21及び第2のノイズレプリカ信号S22を入力し、ノイズ除去を行う。これにより、第2のノイズ除去回路205及び第1のノイズ除去回路207の協調動作が可能になる。
第1の実施形態で説明したように、図9の第2のノイズ除去回路205は、引き込み完了通知SAを入力すると、セレクタ910がゲイン調整部909の出力信号を選択し、ノイズ除去機能をオフにする。その際、ノイズのレベルが大きく、かつノイズの周波数が変動している場合には、第1のノイズ除去回路207の単独動作だけでは追従できない可能性がある。この課題を解決するために、第2のノイズ除去回路205は、ノイズ除去機能をオフにした後も、正弦波信号(ノイズの周波数情報)S21を第1のノイズ除去回路207に伝達する。
第1のノイズ除去回路207は、第2のノイズ除去回路205から正弦波信号(ノイズの周波数情報)S21及び第2のノイズレプリカ信号(ノイズのレベル情報)S22を入力する。また、第1のノイズ除去回路207は、第2のノイズレプリカ信号(ノイズのレベル情報)S22を常時監視し、ノイズのレベルを確認する。復調部206が引き込み完了通知SAを出力した後、第1のノイズ除去回路207内の第1の周波数検出部603は、第2のノイズレプリカ信号S22のレベルが閾値より大きいときには正弦波信号(ノイズの周波数情報)S21に応じてノイズの周波数を検出する。また、第1のノイズ除去回路207は、第1の実施形態で説明した第2のノイズ除去回路205の誤動作を防ぐため、第2のノイズレプリカ信号S22のレベルが閾値より小さいときには正弦波信号(ノイズの周波数情報)S21を使わずにノイズを除去する。
次に、第2のノイズ除去回路205及び第1のノイズ除去回路207の他の制御方法を説明する。図9の第2のノイズ除去回路205のセレクタ910は、引き込み完了通知SAを入力後、下記の選択を行う。図9の第2のノイズ除去回路205では、引き込み完了通知SAを入力した後、ループフィルタ908の出力値の収束値が第2の閾値より小さい場合には悪影響を与えるノイズが存在しないと判断し、セレクタ910はゲイン調整部909の出力信号を選択し、ノイズ除去機能をオフにする。同様に、図6の第1のノイズ除去回路207は、復調部206から引き込み完了通知SAを入力した後、ループフィルタ610の出力値の収束値が第1の閾値より小さい場合には悪影響を与えるノイズが存在しないと判断し、スイッチ612をオフし、ノイズ除去機能をオフにする。その場合、第1の減算器601は、入力信号S5をそのまま出力信号S6として出力する。これにより、ホワイトノイズ等による第2のノイズ除去回路205及び第1のノイズ除去回路207の誤動作を防止することができる。
また、第2のノイズ除去回路205では、引き込み完了通知SAを入力した後、ループフィルタ908の出力値の収束値が第2の閾値より大きく第4の閾値より小さい場合には小レベルのノイズが存在すると判断し、セレクタ910はゲイン調整部909の出力信号を選択し、ノイズ除去機能をオフにする。第4の閾値は、第2の閾値より大きい値である。同様に、図6の第1のノイズ除去回路207は、復調部206から引き込み完了通知SAを入力した後、ループフィルタ610の出力値の収束値が第1の閾値より大きく第3の閾値より小さい場合には小レベルのノイズが存在すると判断し、スイッチ612をオンし、ノイズ除去機能をオンにする。第3の閾値は、第1の閾値より大きい値である。
また、第2のノイズ除去回路205では、引き込み完了通知SAを入力した後、ループフィルタ908の出力値の収束値が第4の閾値より大きい場合には大レベルのノイズが存在すると判断し、セレクタ910はループフィルタ908の出力信号を選択し、ノイズ除去機能をオンにする。同様に、図6の第1のノイズ除去回路207は、復調部206から引き込み完了通知SAを入力した後、ループフィルタ610の出力値の収束値が第3の閾値より大きい場合には大レベルのノイズが存在すると判断し、スイッチ612をオンし、ノイズ除去機能をオンにする。
(第3の実施形態)
図12は、第3の実施形態による復調装置の一部の構成例を示す図である。本実施形態の復調装置は、図2の復調装置に対して、第2のノイズ除去回路205の代わりに、ノイズ除去回路205a〜205c及び減算器1201〜1203を設けたものである。ノイズ除去回路205a〜205cは、図9の第2の減算器912を除く第2のノイズ除去回路205と同じ構成を有する。減算器1201〜1203は、図9の第2の減算器912に対応する。すなわち、本実施形態では、復調部206の前段において、複数の第2のノイズ除去回路205a〜205cが直列に接続されている。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。本実施形態は、図1の放送波信号101内に周波数の異なる3個のノイズ102が存在する場合に、3個のノイズ102を除去することができる。第2のノイズ除去回路205a〜205cの直列接続数は変えることができる。
信号S3は、図2のアナログ/デジタル変換器204から出力される信号である。ノイズ除去回路205aは、第2のノイズ除去回路205と同様に、信号S3を入力し、ノイズレプリカ信号を生成する。減算器1201は、信号S3からノイズ除去回路205aのノイズレプリカ信号を減算し、1個目のノイズを除去した信号を出力する。減算器1201は、図9の第2の減算器912に対応する。
ノイズ除去回路205bは、第2のノイズ除去回路205と同様に、減算器1201の出力信号を入力し、ノイズレプリカ信号を生成する。減算器1202は、減算器1201の出力信号からノイズ除去回路205bのノイズレプリカ信号を減算し、2個目のノイズを除去した信号を出力する。減算器1202は、図9の第2の減算器912に対応する。
ノイズ除去回路205cは、第2のノイズ除去回路205と同様に、減算器1202の出力信号を入力し、ノイズレプリカ信号を生成する。減算器1203は、減算器1202の出力信号からノイズ除去回路205cのノイズレプリカ信号を減算し、3個目のノイズを除去した信号S4を出力する。減算器1203は、図9の第2の減算器912に対応する。信号S4は、図2の復調部206に出力される。これにより、周波数が異なる3個のノイズを除去することができる。
以上のように、3個のノイズ除去回路205a〜205cを直接に接続した場合、それぞれのノイズ除去回路205a〜205cが、入力されている複数のノイズのいずれかを検出し、順次除去することができる。
(第4の実施形態)
図13は、第4の実施形態による復調装置の一部の構成例を示す図である。本実施形態の復調装置は、図2の復調装置に対して、第1のノイズ除去回路207の代わりに、3個のノイズ除去回路207a〜207cを設けたものである。ノイズ除去回路207a〜207cは、図6の第1の減算器601、誤差情報生成部602及びスイッチ612を除く第1のノイズ除去回路207と同じ構成を有する。すなわち、本実施形態では、復調部206の後段において、複数の第1のノイズ除去回路207a〜207cが並列に接続されている。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。本実施形態は、図1の放送波信号101内に周波数の異なる3個のノイズ102が存在する場合に、3個のノイズ102を除去することができる。第1のノイズ除去回路207a〜207cの並列接続数は変えることができる。
図6と同様に、第1の減算器601は、信号S5から信号S13を減算し、ノイズを除去した信号S6を出力する。誤差情報生成部602は、信号S6を入力し、誤差情報S11を出力する。
ノイズ除去回路207aは、第1のノイズ除去回路207と同様に、誤差情報S11を入力し、ノイズレプリカ信号を出力する。ノイズ除去回路207bは、第1のノイズ除去回路207と同様に、誤差情報S11を入力し、ノイズレプリカ信号を出力する。ノイズ除去回路207cは、第1のノイズ除去回路207と同様に、誤差情報S11を入力し、ノイズレプリカ信号を出力する。加算器1301は、ノイズ除去回路207a〜207cが出力するノイズレプリカ信号を加算し、合成した第1のノイズレプリカ信号S13を出力する。図6と同様に、第1のノイズレプリカ信号S13は、スイッチ612を介して、第1の減算器601に出力される。
ノイズ除去回路207a〜207cを並列に接続することにより、誤差情報生成部602は1個で済む。ただし、複数のノイズ除去回路207a〜207cが同時に動作する場合、複数のノイズ除去回路207a〜207cが同じ周波数に存在するノイズを検出してしまい、それぞれの振幅調整がうまく機能しない可能性がある。
これを解決するために、複数のノイズ除去回路207a〜207cを同時に動作させることはせず、1個ずつ順番に動作させ、1個のノイズ除去回路がノイズ除去を完了したら、次のノイズ除去回路を動作させる、というように動作開始タイミングを制御する。すなわち、複数のノイズ除去回路207a〜207cはノイズ除去機能が順次オンする。具体的には、まず、1個のノイズ除去回路207aのみ動作させる。ノイズ除去回路207aがノイズ除去を完了したら、2個のノイズ除去回路207a及び207bのみを動作させる。2個のノイズ除去回路207a及び207bがノイズ除去を完了したら、3個のノイズ除去回路207a〜207cを動作させる。これにより、周波数が異なる3個のノイズを除去することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
601 第1の減算器
602 誤差情報生成部
603 第1の周波数検出部
604 乗算器
605 ループフィルタ
606 数値制御発振器
607 サイン/コサインテーブル
608 第1の振幅調整部
609 乗算器
610 ループフィルタ
611 乗算器
612 スイッチ

Claims (10)

  1. 入力信号を復調することによりIQ座標の信号を出力する復調部と、
    前記復調部により出力されるIQ座標の信号内のノイズを除去する第1のノイズ除去回路とを有し、
    前記第1のノイズ除去回路は、
    前記復調部により出力されるIQ座標の信号から第1のノイズレプリカ信号を減算する第1の減算器と、
    前記IQ座標の理想の信号点に対する前記第1の減算器の出力信号の誤差情報を演算する誤差情報生成部と、
    前記誤差情報を基にノイズの周波数を検出する第1の周波数検出部と、
    前記誤差情報及び前記第1の周波数検出部により検出されたノイズの周波数を基に前記第1のノイズレプリカ信号の振幅を調整し、前記第1のノイズレプリカ信号を前記第1の減算器に出力する第1の振幅調整部とを有することを特徴とする復調装置。
  2. さらに、入力信号内のノイズを除去し、前記ノイズを除去した信号を前記復調部に出力する第2のノイズ除去回路を有し、
    前記第2のノイズ除去回路は、
    入力信号から第2のノイズレプリカ信号を減算する第2の減算器と、
    前記入力信号を基にノイズの周波数を検出する第2の周波数検出部と、
    前記第2の減算器の出力信号及び前記第2の周波数検出部により検出されたノイズの周波数を基に前記第2のノイズレプリカ信号の振幅を調整し、前記第2のノイズレプリカ信号を前記第2の減算器に出力する第2の振幅調整部とを有することを特徴とする請求項1記載の復調装置。
  3. 前記復調部は、前記第2のノイズ除去回路から出力される信号内のノイズが閾値より小さくなったときに引き込み完了通知を出力し、
    前記第2のノイズ除去回路は、前記復調部から引き込み完了通知を入力すると、前記第2のノイズレプリカ信号のレベルを0に変化させるゲイン調整部を有することを特徴とする請求項2記載の復調装置。
  4. 前記ゲイン調整部は、前記第2のノイズレプリカ信号のレベルを徐々に0に変化させることを特徴とする請求項3記載の復調装置。
  5. 前記復調部が前記引き込み完了通知を出力した後、前記第1のノイズ除去回路内の前記第1の周波数検出部は、前記第2のノイズ除去回路内の前記第2の周波数検出部により検出された周波数に応じて前記ノイズの周波数を検出することを特徴とする請求項3又は4記載の復調装置。
  6. 前記復調部が前記引き込み完了通知を出力した後、前記第1のノイズ除去回路内の前記第1の周波数検出部は、前記第2のノイズ除去回路の前記第2のノイズレプリカ信号のレベルが閾値より大きいときには、前記第2のノイズ除去回路内の前記第2の周波数検出部により検出された周波数に応じて前記ノイズの周波数を検出することを特徴とする請求項5記載の復調装置。
  7. 前記復調部は、前記第2のノイズ除去回路から出力される信号内のノイズが閾値より小さくなったときに引き込み完了通知を出力し、
    前記復調部が前記引き込み完了通知を出力した後、前記第1のノイズ除去回路は、前記第1のノイズレプリカ信号のレベルが第1の閾値より小さい場合にはノイズ除去機能をオフにし、
    前記復調部が前記引き込み完了通知を出力した後、前記第2のノイズ除去回路は、前記第2のノイズレプリカ信号のレベルが第2の閾値より小さい場合にはノイズ除去機能をオフにすることを特徴とする請求項2記載の復調装置。
  8. 前記復調部が前記引き込み完了通知を出力した後、前記第1のノイズ除去回路は、前記第1のノイズレプリカ信号のレベルが前記第1の閾値より大きい場合にはノイズ除去機能をオンにし、
    前記復調部が前記引き込み完了通知を出力した後、前記第2のノイズ除去回路は、前記第2のノイズレプリカ信号のレベルが前記第2の閾値より大きい場合にはノイズ除去機能をオンにすることを特徴とする請求項7記載の復調装置。
  9. 前記復調部の前段に、前記第2のノイズ除去回路が複数直列に接続されることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の復調装置。
  10. 前記復調部の後段に、前記第1のノイズ除去回路が複数並列に接続され、前記複数の第1のノイズ除去回路はノイズ除去機能が順次オンされることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の復調装置。
JP2010235530A 2010-10-20 2010-10-20 復調装置 Active JP5516318B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010235530A JP5516318B2 (ja) 2010-10-20 2010-10-20 復調装置
US13/195,531 US8867677B2 (en) 2010-10-20 2011-08-01 Demodulation device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010235530A JP5516318B2 (ja) 2010-10-20 2010-10-20 復調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012090101A JP2012090101A (ja) 2012-05-10
JP5516318B2 true JP5516318B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=45973027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010235530A Active JP5516318B2 (ja) 2010-10-20 2010-10-20 復調装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8867677B2 (ja)
JP (1) JP5516318B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150079909A1 (en) * 2013-09-13 2015-03-19 Qualcomm Incorporated Dynamic frequency plan
JP2016178473A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 パイオニア株式会社 ノイズ低減装置及びノイズ低減方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4683578A (en) * 1985-07-05 1987-07-28 Paradyne Corporation Automatic gain control using the extreme points of a constellation
JP3371876B2 (ja) * 2000-01-26 2003-01-27 日本電気株式会社 自動直交制御機能を備えた復調器
JP2001339320A (ja) 2000-05-25 2001-12-07 Sony Corp 干渉波除去回路とデジタルテレビ受信機
JP2002232501A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Nec Corp 復調器および無線通信システム
JP3538187B2 (ja) 2002-03-26 2004-06-14 株式会社東芝 Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8867677B2 (en) 2014-10-21
JP2012090101A (ja) 2012-05-10
US20120099683A1 (en) 2012-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4573062B2 (ja) 位相雑音補正装置及びその方法
JP4918938B2 (ja) 直交偏波間干渉補償装置、復調装置、受信局および直交偏波間干渉補償方法
US20090104886A1 (en) Signal processing device, control method of signal processing device, digital broadcast receiving device, and control method of digital broadcast receiving device
US6731698B1 (en) Quadrature demodulation circuit capable for canceling offset
JPH11234150A (ja) デジタル復調装置
JP2008271182A (ja) 搬送波同期回路および搬送波同期方法
CN101674440B (zh) 数字电视信号偏移的处理方法
US20050220241A1 (en) Mean power frequency discriminator, frequency phase locked loop circuit and digital television demodulator using the same
JP5516318B2 (ja) 復調装置
US7688149B2 (en) Phase locked loop, phase detecting method for the phase locked loop, and receiver using the same
JP2014027530A (ja) 無線通信装置および受信信号の処理方法
KR100505669B1 (ko) 디지털 텔레비전 수신 시스템의 복조 회로 및 복조 방법
US7512195B2 (en) Frequency control apparatus, wireless communication apparatus and frequency control method
JP5213769B2 (ja) 受信機
JP2009021709A (ja) 無線通信機
JP2007189694A (ja) ダイバーシチを備える受信器のキャリア対雑音比を向上させる装置及び方法
JP4378263B2 (ja) 受信装置
JP3819469B2 (ja) 周波数補償機能を備えた無線通信装置
JP3694639B2 (ja) デジタルpll回路及び位相同期方法
JP2011114435A (ja) ノイズ低減機能付受信装置、ノイズ低減方法、プログラムおよび集積回路
JP2017220752A (ja) ノイズキャンセル装置、受信装置およびノイズキャンセル方法
US8571141B2 (en) Carrier recovery device and method
JP4173048B2 (ja) 自動周波数制御装置
KR100709125B1 (ko) 위상잡음이 낮은 적응형 주파수 위상 검출 장치 및 그 방법
JP2009005272A (ja) パイロットpll回路及びfmステレオ復調回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5516318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350