JP5472123B2 - Fft演算装置と電力演算方法 - Google Patents

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Description

[関連出願の記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2009−025309号(2009年2月5日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、FFT演算回路と方法に関し、特にOFDM方式のディジタルベースバンド処理に用いて好適なFFT演算回路と方法に関する。
通常、無線の送受信等に用いられるディジタルベースバンド処理では、受信信号の電力(受信信号強度)を計算することにより、受信信号の状態を測定し、その結果により受信回路のパラメータを調整したり、送信側に値をフィードバックして、送信電力等を最適なものに調整する等の制御を行っている。特に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式のディジタルベースバンド処理では、受信信号をFFT(Fast Fourier Transform)演算処理によりサブキャリア信号に変換し、サブキャリア信号に対して復調処理を行っている。
受信信号の電力の計算を行う方法として、
(a)FFT演算処理前の受信信号に対して電力計算を行う、
(b)FFT演算処理後のサブキャリア信号に対して電力計算を行う、
の2通りの手法がある。
(b)は、電力計算の対象となるサブキャリア信号を指定することによって、特定の周波数範囲の受信電力を計算することができる。このため、例えば、特定の用途専用に割り当てられている周波数の受信電力を計算したり、サブキャリア毎の電力の比較を行うことによって周波数特性を計算する等の手法を用いることができる。
例えば、特許文献1(特開平9−8765号公報)には、FFT演算処理を行って得られたサブキャリア信号に対し、サブキャリア信号毎の電力を計算することによって中心周波数を計算し、それによって周波数補正を行う構成が開示されている。
また、特許文献2(特開2002−261727号公報)には、FFT演算処理を行って得られたサブキャリア信号に対し、特定のサブキャリアの電力を比較し、比較結果に応じて受信に用いる空中線を選択する構成が開示されている。
これらの電力計算は、図10に示すように、電力計算専用の演算回路(電力演算回路)もしくはDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサを用いて行われる。電力演算回路もしくはDSP702はFFT演算器701の出力から電力を計算し受信電力として出力する。
なお、FFT演算のバタフライ演算として、例えば特許文献3には、RADIX4の第3ステージが実質的に乗算処理が不要で符号変換と加算処理のみで実行することができるので、回路規模が小さな加算器で構成し第3ステージ演算は第2ステージ演算と並列に行うようにした構成が開示されている。また加算器とレジスタを備えた累算器は例えば特許文献4の記載等が参照される。さらにマルチキャリア通信システムにおけるサブキャリアの検出として特許文献5には、受信データ信号とSCH(Synchronization Channel;同期チャネル)シンボル系列のレプリカとの時間方向の相関値をすべてのサブキャリアについて算出し、算出された相関値に基づいてSCHが割当てられたサブキャリアを検出する構成が開示されている。
特開平9−8765号公報 特開2002−261727号公報 特開2005−260337号公報 特開2006−33074号公報 特開2006−324859号公報
以下に本発明による分析を与える。
第1の問題点は、FFT演算処理後の受信信号の電力計算に、電力計算専用の演算回路を用いる場合、専用演算回路による面積オーバヘッドが生じる、ということである。
第2の問題点は、FFT演算処理後の受信信号の電力計算にDSP等のプロセッサを用いる場合、その電力計算による処理遅延が大きくなり、受信電力値の報告までの遅延時間が大きくなる、ということである。
また、受信電力計算のために、DSP処理に大きな負荷を与え、DSPで行う他の処理への影響を与えることも問題となる。
したがって本発明の目的は、受信電力の計算処理のための回路面積のオーバヘッドおよび遅延時間の増大を抑制するFFT演算装置と該FFT演算装置を備えた通信装置及び方法を提供することにある。
本発明によれば、FFT(Fast Fourier Transform)演算のバタフライ演算に複素乗算器が使用されていないタイミングであることを検知する演算器切り替え検知部と、前記演算器切り替え検知部での検知結果に基づき、複素乗算と電力演算とに演算を切り替える複素乗算・電力演算器と、を備え、前記複素乗算・電力演算器は、FFT演算のバタフライ演算に複素乗算が行われないタイミングに電力演算を行う、FFT演算装置が提供される。本発明によれば、FFT演算装置を備えた通信装置が提供される。
本発明によれば、FFT(Fast Fourier Transform)演算のバタフライ演算における複素乗算が行われないタイミングを検出し、FFT演算のバタフライ演算で乗算行われていないタイミングに複素乗算器を用いて電力演算を行うことで、FFT演算と同時に電力演算を行う、電力演算方法が提供される。
本発明によれば、受信電力の計算処理のための回路面積のオーバヘッドおよび遅延時間の増大を抑制することができる。
本発明の一実施例のFFT演算回路の構成を示す図である。 比較例のバタフライ演算器の構成を示す図である。 本発明の一実施例のバタフライ演算器の構成を示す図である。 8点のFFT演算のバタフライ演算フローグラフを示す図である。 単位バタフライ演算のフローグラフを示す図である。 比較例および本発明のFFT演算器の通常ステージと最終ステージの動作を説明する図である。 比較例の複素乗算器の構成を示す図である。 本発明の一実施例の複素乗算・電力演算器の実施例を示す図である。 本発明の第2の実施例のバタフライ演算器の構成を示す図である。 受信電力演算手段の構成を示す図である。
本発明の実施の形態について説明する。本発明は、FFT演算処理を行うバタフライ演算器の中に、FFT演算処理の最終ステージを検知する手段と、複素乗算を行うか、電力演算を行うかを切り替えることができる複素乗算・電力演算器を持ち、FFT演算の最終ステージの複素乗算が用いられていないときに、複素乗算器を電力演算器に切り替えることにより、FFT演算の最終ステージのバタフライ演算と同時に電力演算を行う。
本発明によれば、FFT演算の最終ステージと同時に電力演算を行うことができる(図1、図3)。
具体的には、本発明の一実施形態のFFT演算器において、FFT演算の通常のステージでは、従来のFFT演算器と同様に、通常のバタフライ演算を行うが、最終ステージには、バタフライ演算に使用されていない複素乗算器を、電力演算器に切り替えて、FFT演算のバタフライ演算を行いながら、電力演算を行う。
本実施の形態においては、図10に示したような、電力演算専用回路を用いた構成と比べ、回路面積を小さくすることができる。その理由は、電力演算に用いられる乗算器として、FFT演算に用いられる複素演算器内の乗算器を用いるため、別途、乗算器を用意する必要が無いためである。
本実施形態においては、受信電力演算による遅延時間が短い。その理由は、電力演算をFFT演算と同時に行うことができるため、FFT演算後の電力演算のための時間が必要無いからである。
本実施形態においては、消費電力が小さいことである。その理由は、FFT演算で得られるサブキャリア信号の電力演算をその場で行うため、電力演算器までのサブキャリア信号の転送が無く、それによる電力消費が無いため、結果として消費電力が小さくなる。以下、具体的な実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例のFFT演算器の構成を示す図である。図1を参照すると、最初のステージでは、FFT演算器外部から入力された入力データ(ベースバンドデータ入力)と回転子テーブル102から送られた回転子データとをバタフライ演算器101でバタフライ演算し、その結果を、メモリ103に格納する。
途中のステージでは、前のステージでメモリ103に格納されたデータと、回転子データに対してバタフライ演算を行い、その結果をもう一度メモリ103に格納する。
最終ステージでは、直前のステージでメモリ103に格納されたデータに対して、バタフライ演算器101でバタフライ演算を行った結果であるサブキャリアデータを、FFT演算器外部へ出力し、同時に、受信電力演算結果も出力する。
図2は、比較例として、バタフライ演算器の典型的な構成例を示す。図2を参照すると、この比較例のバタフライ演算器においては、複素加算器201は2つのデータa0、a1を入力し複素加算を行った結果a0+a1をb0として出力する。
複素減算器202は、2つのデータa0、a1を入力し複素減算を行った結果a0−a1を出力する。
複素乗算器203は、a0−a1に回転子データWを乗算した結果(a0−a1)×Wを複素データb1として出力する。
最終ステージでは、回転子をかける必要が無いので、回転子として1.0を与えることにより、回転子をかけなかったのと同じ効果を実現している。
図3は、本実施例のFFT演算器に含まれるバタフライ演算器の構成を示す図である。図3を参照すると、このバタフライ演算器は、
(A)a0とa1を入力し複素加算結果a0+a1を出力する複素加算器301と、
(B)a0とa1を入力し複素減算結果a0−a1を出力する複素減算器302と、
(C)バタフライ演算に複素乗算器が使用されていないタイミングであることを検知する演算器切り替えタイミング検知ブロック304と、
(D)演算器切り替えタイミング検知ブロック304からの制御信号(演算器切り替え信号)に基づき、FFTの複素乗算と電力演算の切り替えを行う複素乗算・電力演算器303と、
(E)演算器切り替えタイミング検知ブロック304からの制御信号(演算器切り替え信号)に基づき、複素加算器301の出力と回転子データを選択し複素乗算・電力演算器303の入力データの切り替えを行うセレクタ305と、
(F)演算器切り替えタイミング検知ブロック304からの制御信号(演算器切り替え信号)に基づき、複素減算器302の出力と複素乗算・電力演算器303の出力の切り替えを行う出力データ切り替え用セレクタ306と、
を備えている。
複素乗算・電力演算器303は、演算器切り替えタイミング検知ブロック304からの制御信号の状態に応じて、2つの入力データa0、a1の複素乗算を行うか、電力演算を行うかの演算の切り替えを行う。
バタフライ演算に複素乗算器が使用される場合、セレクタ305は回転子データWを選択出力し、複素乗算・電力演算器303は、複素乗算(a0−a1)×Wの演算を行い、セレクタ306は、複素乗算・電力演算器303の出力を選択してb1(=(a0−a1)×W)に出力する。複素加算器301の出力(a0+a1)はb0として出力される。
最終ステージでは、バタフライ演算に複素乗算器は使用されず、セレクタ305は複素加算器301の出力を選択し、複素乗算・電力演算器303は、複素減算器302の出力c0(=a0+a1)とセレクタ305の出力(=a0−a1)を入力し、電力演算を行い、電力P0、P1を出力する。また、最終ステージのバタフライ演算出力として、複素加算器301の出力(a0+a1)をb0として出力し、セレクタ306で選択された、複素減算器302の出力(a0−a1)をb1として出力する。
次に、本発明のFFT演算器の動作について説明する。
図4は、8点のFFT演算のバタフライ演算フローグラフを示している。ここで、交点で線が合流しているところは、データの加算を意味し、線下の値が存在しているところは、データ値にその値を乗算することを意味している。また、FFT演算の入力データ、出力データは全て複素数である。
FFT演算は、通常、このようなバタフライ演算フローグラフに従って、繰り返しバタフライ演算を行うことにより、処理が行われる。例えば、8点のFFT演算では、1ステージに4回の基数2のバタフライ演算が3ステージ分行われ、合計12回分のバタフライ演算が行われる。
図5は、単位バタフライ演算のフローグラフを示している。例えば、最終ステージ以外のステージでは、図5(a)に示すように、
b0=a0+a1、
b1=(a0−a1)×Wk
というバタフライ演算が行われる。
最終ステージの単位バタフライ演算は回転子データWkの複素乗算は不要であり、図5(b)のように、
b0=a0+a1、
b1=a0−a1
という演算が行われる。
このように、FFT演算では、最終ステージのバタフライ演算では、複素乗算が行われないという性質を持つ。そこで、本発明においては、図6のように、FFT演算の最終ステージにおいて複素乗算が行われていないタイミングに、通常のステージではバタフライ演算に用いられる複素乗算器を用いて、電力計算を行っている。
図6(a)は、図2の比較例(通常のFFT演算器)および、図3の本実施例のFFT演算器の通常ステージ(最終ステージ以外のステージ)の動作を説明する図である。図6(b)、(c)は、比較例(通常のFFT演算器)および、図3の本実施例のFFT演算器の最終ステージの動作をそれぞれ説明する図である。FFT演算器に用いられるバタフライ演算器における通常ステージにおけるバタフライ演算の流れについて説明する。
まず、複素加算器301によって、2つの入力データa0、a1の複素加算が行われ、その結果データb0が出力される。
同時に、複素減算器302によって、2つの入力データa0、a1の複素減算が行われ、その結果データc0が出力される。
さらに、回転子データWはセレクタ305を通り(セレクタ305で選択され)、データc1として出力される。
データc0とデータc1は複素乗算・電力演算器303によって複素乗算され、複素乗算結果がデータdとなり、セレクタ306を通じて、出力データb1として出力される。
次に、図3のFFT演算器に用いられるバタフライ演算器における最終ステージにおけるバタフライ演算および電力演算の流れを説明する。
最終ステージでは、演算器切り替えタイミング検知ブロック304により、演算器切り替えタイミングが検知され、制御信号を切り替え、その結果、セレクタ305、セレクタ306における入力データの選択と、複素乗算・電力演算器303の演算の種類が切り替わる。
このとき、複素加算器301によって、2つの入力データa0、a1の複素加算が行われ、その結果、出力データb0として出力される。同時に、複素減算器302によって、2つの入力データa0、a1の複素減算が行われ、複素減算結果データc0が出力される。複素減算結果データc0(=a0−a1)は、セレクタ306を通して、出力データb1として出力される。
出力データb0(=a0+a1)は、セレクタ305で選択されデータc1となる。
複素減算結果データc0とデータc1は複素乗算・電力演算器303に入力され、データc0、データc1のそれぞれのデータの電力値が計算され、それらの電力値を連接したデータが受信電力出力データP0、P1として出力される。
このように、本発明のFFT演算器では、FFTの結果データと同時に、受信電力データが出力される。
次に、図3のバタフライ演算器の一部として用いられる複素乗算・電力演算器303の構成例を図8に示す。図8を参照すると、複素乗算・電力演算器303は、4つの乗算器501、502、503、504と、加算と減算を切り替えられる加算・減算器505と、加算器506と、入力データを切り替えるセレクタ510、511、512、513と、複素数データを実数部(re)と虚数部(im)に分離するビット抽出演算器(407、408)、そして、実数部(re)データ、および虚数部(im)データから複素数データを生成するビット連接演算器409が含まれる。
図8に構成を示した複素乗算・電力演算器303では、演算器切り替え信号によって、2つの入力データc0、c1の複素乗算を行うか、2つの入力データc0、c1の電力演算を行うかの切り替えを行う。
まず、複素乗算の計算を行うときは、演算器切り替え信号により、セレクタ(510、511、512、513)は、0側の入力が選択されるようになり、加算・減算器505は減算を行うように設定される。この場合、入力データc0は、ビット抽出演算器407により実数部(r0.re)と、虚数部(c0.im)に分解され、入力データc1は、ビット抽出演算器408により実数部(r1.re)と、虚数部(c1.im)に分解される。
そして、乗算器501には、c0の実数部(c0.re)とc1の実数部(c1.re)が入力され、乗算器501は(c0.re)×(c1.re)を出力する。
乗算器502には、c0の虚数部(c0.im)とc1の虚数部(c1.im)が入力され、乗算器502は(c0.im)×(c1.im)を出力する。
乗算器503には、c0の実数部(c0.re)とc1の虚数部(c1.im)が入力され、乗算器503は(c0.re)×(c1.im)を出力する。
乗算器504には、c0の虚数部(c0.im)とc1の実数部(c1.re)が入力され、乗算器504は(c0.im)×(c1.re)を出力する。
乗算器501の演算結果(c0.re)×(c1.re)と乗算器502の演算結果(c0.im)×(c1.im)は、加算・減算器505に入力され、乗算器501の演算結果から乗算器502の演算結果を減算した結果(c0.re)×(c1.re)−(c0.im)×(c1.im)が出力データの実数部(d.re)になる。
同様に、乗算器503の演算結果(c0.re)×(c1.im)と乗算器504の演算結果(c0.im)×(c1.re)は加算器506に入力され、乗算器503の演算結果と乗算器504の演算結果を加算した結果(c0.re)×(c1.im)+(c0.im)×(c1.re)が出力データの虚数部(d.im)になる。
これらの結果は、ビット連接演算器409によって連接され、出力データとなる。
電力演算を行うときは、演算器切り替え信号により、セレクタ(510、511、512、513)は、1側の入力が選択されるようになり、加算・減算器505は加算を行うように設定される。
この場合、入力データc0は、ビット抽出演算器407により、実数部(r0.re)と、虚数部(c0.im)に分解される。
入力データc1は、ビット抽出演算器408により、実数部(r1.re)と虚数部(c1.im)に分解される。
乗算器501には、両方の入力ポートにc0の実数部(c0.re)が入力され、乗算器501は(c0.re)×(c0.re)を出力する。
乗算器502には、両方の入力ポートにc0の虚数部(c0.im)が入力され、乗算器502は、(c0.im)×(c0.im)を出力する。
乗算器503には、両方の入力ポートにc1の虚数部(c1.im)が入力され、乗算器503は、(c1.im)×(c1.im)を出力する。
乗算器504には、両方の入力ポートにc1の実数部(c1.re)が入力され、乗算器504は、(c1.re)×(c1.re)を出力する。
乗算器501の演算結果と乗算器502の演算結果は加算・減算器505に入力され、乗算器501の演算結果と乗算器502の演算結果を加算した結果(c0.re)×(c0.re)+(c0.im)×(c0.im)が出力データの実数部(d.re)になる。
同様に、乗算器503の演算結果と乗算器504の演算結果は加算器506に入力され、乗算器503の演算結果と乗算器504の演算結果を加算した結果(c1.im)×(c1.im)+(c1.re)×(c1.re)が出力データの虚数部(d.im)になる。
出力データの実数部(d.re)はc0の電力を、出力データの虚数部(d.im)はc1の電力を示している。これらの結果はビット連接演算器409によって連接され、出力データとなる。
図7は、図8の乗算・電力演算器の構成と比較するために、比較例の複素乗算器の構成を示す図である。図7を参照すると、比較例の複素乗算器は、図8のセレクタが備えず、加算減算器501を減算器406の代わりに備えている。
図9は、本発明の第2の実施例のバタフライ演算器の構成を示す図である。図9を参照すると、本実施例においては、このバタフライ演算器では、サブキャリア信号の受信電力をそのまま出力するのでなく、選択されたサブキャリア信号の電力をアキュムレートした結果を出力する。
このバタフライ演算器では、図3のバタフライ演算器と同様に、最終ステージで、複素乗算・電力演算器603の出力に受信電力が出力される。
出力された受信電力は、電力加算対象サブキャリア選択ブロック607によって電力のアキュムレートを行うサブキャリアであるか否かが判定され、AND回路608によって、加算を行うサブキャリアの電力データはそのまま通過し、そうで無い場合は0になる。
それらの電力データはレジスタ610に格納されたデータと共に、多入力加算器609に入力され、多入力加算器609による加算結果が、レジスタ610に格納される。
全てのアキュムレートを行うサブキャリアの電力が加算され、レジスタ610に格納されると、その値はバタフライ演算器の外部に出力される(sigma(P))。なお、図6における演算器切り替えタイミング検知ブロック604、複素加算器601、複素減算器602、複素乗算・電力演算器603、セレクタ605、出力データ切り替え用セレクタ606は、図3の演算器切り替えタイミング検知ブロック304、複素加算器301、複素減算器302、複素乗算・電力演算器303、セレクタ305、出力データ切り替え用セレクタ306にそれぞれ対応しており、説明は省略する。
本発明は携帯電話等の無線装置等に適用される。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
101 バタフライ演算器
102 回転子テーブル
103 メモリ
201 複素加算器
202 複素減算器
203 複素乗算器
301 複素加算器
302 複素減算器
303 複素乗算・電力演算器
304 演算器切り替えタイミング検知ブロック
305、306 セレクタ
401、402、403、404 乗算器
405 減算器
406 加算器
407、408 ビット抽出演算器
409 ビット連接演算器
501、502、503、504 乗算器
505 加算・減算器
506 加算器
507、508 ビット抽出演算器
509 ビット連接演算器
510、511、512、513 セレクタ
601 複素加算器
602 複素減算器
603 複素乗算・電力演算器
604 演算器切り替えタイミング検知ブロック
605、606 セレクタ
607 電力加算対象サブキャリア選択ブロック
608 AND回路
609 多入力加算器
610 レジスタ
701 FFT演算器
702 電力演算回路またはDSP

Claims (9)

  1. 受信信号を入力するFFT(Fast Fourier Transform)演算を行うFFT演算装置であって、
    前記FFTのバタフライ演算に複素乗算器が使用されていないタイミングであることを検知する演算器切り替え検知部と、
    前記演算器切り替え検知部での検知結果に基づき、前記FFT演算のバタフライ演算の複素乗算と、前記受信信号の電力演算とに演算を切り替える複素乗算・電力演算器と、
    を備え、
    前記演算器切り替え検知部で検知される、FFT演算のバタフライ演算に複素乗算器が使用されていないタイミングは、前記FFT演算の最終ステージであり、前記複素乗算・電力演算器は、前記FFT演算の最終ステージで前記受信信号の電力演算を行う、FFT演算装置。
  2. 前記受信信号に対してバタフライ演算を行った結果であるサブキャリアのうち電力加算対象とするサブキャリアを選択する手段と、
    前記電力加算対象となるサブキャリアの受信電力を累算する、加算器及びレジスタを備え、
    前記累算したサブキャリアの受信電力の合計を出力する、請求項記載のFFT演算装置。
  3. 前記バタフライ演算を行うバタフライ演算器が、
    第1、第の複素信号を入力し前記第1、第の複素信号の加算結果を出力する複素加算器と、
    前記第1、第の複素信号を入力し前記第1の複素信号から前記第2の複素信号を減算した結果を出力する複素減算器と、
    前記複素加算器の出力と回転子データを入力し、前記演算器切り替え検知部からの検知結果である制御信号に応じて一方を選択出力する第1のセレクタと、
    前記複素減算器の出力と前記第1のセレクタの出力を入力し、前記演算器切り替え検知部からの前記制御信号に応じて、
    前記複素減算器からの出力に前記回転子データを乗算した値を出力する複素乗算器、又は、
    前記複素加算器の出力と前記複素減算器の出力からそれぞれの電力を演算する電力演算器の
    いずれか演算器演算動作を行う複素乗算・電力演算器と、
    前記複素減算器の出力と前記複素乗算・電力演算器の出力とを入力し、前記演算器切り替え検知部からの前記制御信号に応じて、一方を選択出力する第2のセレクタと、
    を備えた請求項記載のFFT演算装置。
  4. 加算器と、
    前記加算器の出力を保持するレジスタと、
    さらに備え、
    前記加算器は前記複素乗算・電力演算器から出力と前記レジスタの値を加算し加算結果を前記レジスタに保持することで、受信電力を累積加算する請求項記載のFFT演算装置。
  5. 選択されたサブキャリアの電力を累積加算するように、前記複素乗算・電力演算器から出力と前記加算器の入力を制御する請求項記載のFFT演算装置。
  6. 前記複素減算器の出力を入力し第1の実数部と第1の虚数部に分離する第1のビット抽出演算器と、
    前記第1のセレクタの出力を入力し第2の実数部と第2の虚数部に分離する第2のビット抽出演算器と、
    前記第1の実数部と前記第2の実数部を第1、第2の入力に入力し、前記演算器切り替え検知部からの前記制御信号に応じて、一方を選択出力する第のセレクタと、
    前記第2の虚数部と前記第1の虚数部を第1、第2の入力に入力し、前記演算器切り替え検知部からの前記制御信号に応じて、一方を選択出力する第のセレクタと、
    前記第1の実数部と前記第2の虚数部を第1、第2の入力に入力し、前記演算器切り替え検知部からの前記制御信号に応じて、一方を選択出力する第のセレクタと、
    前記第1の虚数部と前記第2の実数部を第1、第2の入力に入力し、前記演算器切り替え検知部からの前記制御信号に応じて、一方を選択出力する第のセレクタと、
    前記第1の実数部と前記第のセレクタの出力を第1、第2の入力に入力し該第1、第2の入力の乗算結果を出力する第1の乗算器と、
    前記第1の虚数部と前記第のセレクタの出力を第1、第2の入力に入力し該第1、第2の入力の乗算結果を出力する第2の乗算器と、
    前記第のセレクタの出力と前記第2の虚数部を第1、第2の入力に入力し該第1、第2の入力の乗算結果を出力する第3の乗算器と、
    前記第のセレクタの出力と前記第2の実数部を第1、第2の入力に入力し該第1、第2の入力の乗算結果を出力する第4の乗算器と、
    前記第1、第2の乗算器の出力を第1、第2の入力し前記演算器切り替え検知部からの前記制御信号に応じて該第1、第2の入力の加算結果又は該第1、第2の入力の減算結果を出力する加算・減算器と、
    前記第3、第4の乗算器の出力を第1、第2の入力し該第1、第2の入力の加算結果を出力する加算器と、
    前記加算・減算器の出力と前記加算器の出力を第1、第2の入力し出力データを生成するビット連接演算器と、
    を備えた請求項記載のFFT演算装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項記載のFFT演算装置を備えた通信装置。
  8. 受信信号を入力するFFT(Fast Fourier Transform)演算装置による前記受信信号の電力を演算する電力演算方法であって、
    前記FFT演算のバタフライ演算に複素乗算器が使用されないタイミングを検出し、
    前記FFT演算のバタフライ演算に前記複素乗算器が使用されないタイミングに、前記複素乗算器を、電力演算器に切り替え、
    前記FFT演算のバタフライ演算に複素乗算器が使用されないタイミングは、前記FFT演算の最終ステージであり、前記FFT演算の最終ステージにおいて、前記受信信号の電力演算を行う、電力演算方法。
  9. 前記受信信号に対してバタフライ演算を行った結果であるサブキャリアのうち電力加算対象とするサブキャリアを選択し、
    前記電力加算対象となるサブキャリアの受信電力を累算し、
    前記累算したサブキャリアの受信電力の合計を出力する、請求項8記載の電力演算方法。
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