JP2002071723A - インターリーブad変換方式波形ディジタイザ装置 - Google Patents

インターリーブad変換方式波形ディジタイザ装置

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JP2002071723A JP2000260271A JP2000260271A JP2002071723A JP 2002071723 A JP2002071723 A JP 2002071723A JP 2000260271 A JP2000260271 A JP 2000260271A JP 2000260271 A JP2000260271 A JP 2000260271A JP 2002071723 A JP2002071723 A JP 2002071723A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のAD変換器間におけるサンプリング位
相のずれを測定して、FFT演算処理の補正が可能なイ
ンターリーブAD変換方式波形デジタイザ装置を提供す
る。 【解決手段】インターリーブ相数を2以上のN相とした
とき、N個のAD変換器をインターリーブ構成に接続し
て備え、各AD変換器のサンプリングタイミングはイン
ターリーブ構成に対応する所定タイミングで各々サンプ
リングして連続的に出力し、被測定デバイスから出力さ
れる被測定信号を受けて量子化変換し、AD変換器から
の時系列データを受けてバタフライ演算手法によりフー
リエ変換する波形デジタイザ装置であって、位相誤差に
基づいて係数を定める窓関数乗算部と、位相誤差補正係
数を挿入してバタフライ演算を行うバタフライ演算部を
含むことを特徴とする、インターリーブAD変換方式波
形デジタイザ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターリーブA
D変換方式の波形ディジタイザ装置に関する。特に、イ
ンターリーブAD変換時におけるサンプリングタイミン
グの位相誤差に伴う測定誤差を検出して補正する補正手
段に関する。
【0002】
【従来の技術】N相(way)のインターリーブAD変
換方式の波形ディジタイザは、N個のADコンバータを
用いることで、見かけ上のサンプリングレートを高くす
ることが可能な技術であるが、一方でサンプリングする
タイミングが正確であることが要求される。
【0003】本例においては、インターリーブの相数を
2として以下説明する。また、時系列データの個数を、
2のべき数12とした4096個のデータとして説明す
る。波形ディジタイザは、2個のADコンバータと、窓
関数乗算部と、FT処理部を備える。ADコンバータ
は、アナログ信号を、一定のサンプリングレートで、デ
ィジタル信号に変換する。2個のADコンバータは、ア
ナログ信号を交互にサンプリングすることにより、見か
け上のサンプリングレートを高くする。窓関数乗算部
は、2個のADコンバータが変換したディジタル信号の
うち、所定の時間領域のデータを抜き出す。窓関数乗算
部は、時間軸を含む所定の関数から、一定時間間隔で取
得した値を、ディジタルデータに乗算する。このとき、
所定の時間領域外では、ディジタルデータに零を乗算す
ることにより、所定の時間領域のデータを抜き出す。本
例において、窓関数乗算部が抜き出すデータを、409
6個のデータ列とする。FT処理部は、窓関数乗算部が
抜き出したディジタル信号に対して、フーリエ変換を行
う。
【0004】FT処理部は、窓関数乗算部が抜きだし
た、ディジタル信号データ列を受けて、高速フーリエ変
換(FFT)処理した4096個の周波数スペクトラム
データを出力する。FT処理部は、第1FFT部と、第
2FFT部と、バタフライ演算部とを有する。第1FF
T部と第2FFT部は各々2048個の時系列データを
受けてFFT処理した2048個の途中データ(複素デ
ータ)を各々出力する。バタフライ演算部は、FFT処
理で用いられる周知のバタフライ演算の最終段のバタフ
ライ演算を行う。
【0005】バタフライ演算部は、第1及び第2FFT
部からのデータに対してバタフライ演算を行い、FFT
処理で適用される周知のバタフライ演算を行った結果の
4096点の周波数スペクトラムデータを出力する。
【0006】半導体試験装置における波形ディジタイザ
装置に係る構成例として、被試験デバイスからのアナロ
グ信号が送られる第1ADコンバータと、第2ADコン
バータと、整列部と、FT処理部とを有するディジタイ
ザ装置がある。ここで、ADコンバータは、AD変換す
るサンプリングタイミングの特性が、群遅延特性や、ア
パーチャ遅延特性を含んで、全く同一特性である。尚、
通常は、両ADコンバータがサンプリングしたサンプリ
ングデータは、一旦バッファメモリを備えて格納し、そ
の後にFT処理部へ供給して演算処理する。
【0007】被試験デバイスから出力された被測定用の
アナログ信号は、第1ADコンバータと、第2ADコン
バータの両方の入力端へ供給され、第1ADコンバータ
は、偶数データ列のサンプリングを行う。出力する偶数
時系列データをD0、D2、D4,・・・とする。また
第2ADコンバータは、奇数時系列データのサンプリン
グを行う。出力する奇数時系列データをD1、D3、D
5、・・・とする。整列部は、両時系列データを受け
て、交互に整列変換した時系列データD0、D1,D
2,D3、D4、D5、・・・を出力する。
【0008】2個のADコンバータのサンプリングタイ
ミングの位相間隔は、お互いが等間隔となるように位相
調整されていなければならない。位相誤差が生じている
場合においても、FFT処理は、等間隔でサンプリング
したデータとして処理を行うため、正しい周波数スペク
トルが得られない。また、窓関数乗算部においても、等
間隔でサンプリングしたものとして、乗算する係数を定
めているので、FFT処理による周波数スペクトルに誤
差が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来技
術においては、複数のADコンバータ間におけるサンプ
リングタイミングの変動はなく、サンプリングクロック
レートは一定、あるいは許容できる誤差範囲内でサンプ
リングレートを一定としていた。一方、ADコンバータ
のサンプリング特性は、ADコンバータ素子自身の部品
ばらつきや、環境温度、経時変化、電源電圧変動によ
り、目的とする等間隔でのサンプリングに変動を来す。
また、サンプリングする周波数を大きく変えて測定する
半導体試験装置等の利用形態では群遅延特性がクロック
周波数の変更に伴って変わってくる。これら要因に伴っ
て、理想状態のサンプリングタイミングからの変動を生
じてくることになる。このことは、より精度良く入力信
号の周波数スペクトラムを求めようとする場合において
は、従来の装置は、好ましくなく実用上の難点である。
【0010】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、複数の複数のADコンバータ間におけるサンプリン
グ位相のずれを検出し、窓関数乗算部及びFT処理部の
演算処理の補正が可能なインターリーブAD変換方式デ
ィジタイザ装置及び半導体試験装置を提供することを目
的とする。この目的は、特許請求の範囲における独立項
に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属
項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態においては、半導体デバイスか
ら出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換する
ディジタイザ装置であって、半導体デバイスから出力さ
れるアナログ信号を、それぞれ異なるサンプリングタイ
ミングでディジタル信号に順次変換するN(Nは2以上
の整数)個のA/Dコンバータと、ディジタル信号のそ
れぞれに、所定の補正係数を乗算する窓関数乗算部と、
所定の係数が乗算されたディジタル信号に、フーリエ変
換(FT)処理を行うFT処理部とを備え、窓関数乗算
部は、ディジタル信号のそれぞれに対して、サンプリン
グタイミングに基づいた補正係数を乗算することを特徴
とするディジタイザ装置を提供する。
【0012】N個のA/Dコンバータは、それぞれ実質
的に同一の周波数でアナログ信号をサンプリングし、N
個のA/Dコンバータがアナログ信号をサンプリングす
るサンプリングタイミングは、等時間間隔に配置された
理想的なサンプリングタイミングと位相誤差を有し、窓
関数乗算部は、ディジタル信号のそれぞれに対して、位
相誤差に基づいた補正係数を乗算してもよい。また、窓
関数乗算部は、ディジタル信号に所定の補正係数を乗算
するN個の係数乗算部を有し、N個の係数乗算部は、そ
れぞれN個のA/Dコンバータに対応し、それぞれのA
/Dコンバータが変換したディジタル信号に補正係数を
乗算してもよい。
【0013】窓関数乗算部は、予め複数の補正係数が格
納された記憶部を有し、窓関数乗算部は、ディジタル信
号のそれぞれに対して、複数の補正係数の1つを順次選
択してもよい。また、窓関数乗算部は、サンプリングタ
イミングに基づいて、ディジタル信号のそれぞれに対し
て乗算する補正係数を算出し、窓関数乗算部は、算出し
た複数の補正係数を記憶する記憶部を有してもよい。窓
関数乗算部は、N個の係数乗算部に対応した、N個の記
憶部を有し、N個のA/Dコンバータは、等時間間隔に
配置された理想的なサンプリングタイミングと位相誤差
を有するサンプリングタイミングでアナログ信号をサン
プリングし、N個の記憶部には、N個のA/Dコンバー
タのそれぞれの位相誤差に基づいた補正係数が格納され
てもよい。窓関数乗算部は、所定の時間領域外でサンプ
リングされたディジタル信号に対して、零を乗算するこ
とが好ましい。
【0014】FT処理部は、補正係数が乗算されたディ
ジタル信号を所定の順序に整列させた、データシーケン
スを生成するインターリーブ部を有してもよい。また、
FT処理部は、窓関数乗算部が零を乗算しなかったディ
ジタル信号を所定の順序に整列させた、データシーケン
スを生成するインターリーブ部を有してもよい。FT処
理部は、高速フーリエ変換(FFT)処理をデータシー
ケンスに対して行うことが好ましい。FT処理部は、デ
ータシーケンス中の偶数番目データシーケンスにFFT
処理を行う第1FFT処理部と、データシーケンス中の
奇数番目データシーケンスにFFT処理を行う第2FF
T処理部とを更に有し、N個のA/Dコンバータが行う
サンプリングタイミングと、等時間間隔に配置された理
想的なサンプリングタイミングとは位相誤差を有し、F
T処理部は、位相誤差を補正する位相補正係数に基づい
て、FFT処理されたディジタル信号を補正するバタフ
ライ演算を行う、バタフライ演算部を更に有してもよ
い。
【0015】バタフライ演算部は、第1FFT処理部又
は第2FFT処理部のどちらか片方によりFFT処理さ
れたディジタル信号に第1の位相補正係数を乗算しても
よい。FT処理部は、バタフライ演算部が演算したディ
ジタル信号のそれぞれに、第1の位相補正係数に基づく
第2及び第3の位相補正係数のいずれかを乗算してもよ
い。
【0016】本発明に係るディジタイザ装置は、4個の
A/Dコンバータを備え、FT処理部は、それぞれのA
/Dコンバータが変換したディジタルデータに対してそ
れぞれFFT処理を行う4個のFFT処理部を有し、4
個のA/Dコンバータが行うそれぞれのサンプリングタ
イミングと理想的なサンプリングタイミングとは、それ
ぞれ位相誤差(τ0、τ1、τ2、τ3)を有し、FT
処理部は、4個の位相誤差(τ0、τ1、τ2、τ3)
を補正する位相補正係数に基づいて、FFT処理された
ディジタル信号を補正するバタフライ演算を行う2段の
バタフライ演算部を有し、第1段目のバタフライ演算部
は、(τ2−τ0)及び(τ3−τ1)に対してバタフ
ライ演算を行い、第2段目のバタフライ演算部は、(τ
1−τ0)に対してバタフライ演算を行ってもよい。
【0017】また、本発明に係るディジタイザ装置は、
8個のA/Dコンバータを備え、FT処理部は、それぞ
れのA/Dコンバータが変換したディジタルデータに対
してそれぞれFFT処理を行う8個のFFT処理部を有
し、4個のA/Dコンバータが行うそれぞれのサンプリ
ングタイミングと理想的なサンプリングタイミングと
は、それぞれ位相誤差(τ0、τ1、τ2、τ3、τ
4、τ5、τ6、τ7)を有し、FT処理部は、8個の
位相誤差(τ0、τ1、τ2、τ3、τ4、τ5、τ
6、τ7)を補正する位相補正係数に基づいて、FFT
処理されたディジタル信号を補正するバタフライ演算を
行う3段のバタフライ演算部を有し、第1段目のバタフ
ライ演算部は、(τ4−τ0)、(τ6−τ2)、(τ
5−τ1)及び(τ7−τ3)に対してバタフライ演算
を行い、第2段目のバタフライ演算部は、(τ2−τ
0)及び(τ3−τ1)に対してバタフライ演算を行
い、第3段目のバタフライ演算部は、(τ1−τ0)に
対してバタフライ演算を行ってもよい。
【0018】本発明の第2の形態においては、半導体デ
バイスを試験するための半導体試験装置であって、パタ
ーン信号及び期待値信号を発生するパターン発生部と、
パターン発生器が発生する前記パターン信号の波形を整
形する波形整形器と、半導体デバイスが載置され、半導
体デバイスに波形整形器によって整形されたパターン信
号を供給し、半導体デバイスから出力されるアナログ信
号を受け取る半導体接触部と、半導体デバイスから出力
されるアナログ信号をディジタル信号に変換するディジ
タイザ装置と、パターン発生器から出力される期待値信
号とディジタイザ装置から出力される信号を比較して半
導体デバイスの良否を判定する比較器とを備え、ディジ
タイザ装置は、半導体デバイスから出力されるアナログ
信号を、それぞれ異なるサンプリングタイミングでディ
ジタル信号に順次変換するN(Nは2以上の整数)個の
A/Dコンバータと、ディジタル信号のそれぞれに、所
定の補正係数を乗算する窓関数乗算部と、所定の係数が
乗算されたディジタル信号に、フーリエ変換(FT)処
理を行うFT処理部とを有し、窓関数乗算部は、ディジ
タル信号のそれぞれに対して、サンプリングタイミング
に基づいた補正係数を乗算することを特徴とする半導体
試験装置を提供する。
【0019】FT処理部は、補正係数が乗算されたディ
ジタル信号を所定の順序に整列させた、データシーケン
スを生成するインターリーブ部と、データシーケンス中
の偶数番目データシーケンスにFFT処理を行う第1F
FT処理部と、データシーケンス中の奇数番目データシ
ーケンスにFFT処理を行う第2FFT処理部とを有
し、N個のA/Dコンバータが行うサンプリングタイミ
ングと理想的なサンプリングタイミングとは位相誤差を
有し、FT処理部は、位相誤差を補正する位相補正係数
に基づいて、FFT処理されたディジタル信号を補正す
るバタフライ演算を行う、バタフライ演算部を更に有し
てもよい。バタフライ演算部は、第1FFT処理部又は
第2FFT処理部のどちらか片方によりFFT処理され
たディジタル信号に第1の位相補正係数を乗算してもよ
い。
【0020】尚、上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又、発明となりうる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0022】図1は、本発明に係る半導体試験装置10
0の構成の一例を示す。半導体試験装置100は、パタ
ーン発生器10、波形整形器20、半導体デバイス接触
部30、波形ディジタイザ50、比較器40を備える。
試験されるべき半導体デバイス60は、半導体デバイス
接触部30に載置される。パターン発生器91は、半導
体デバイス60に供給する入力信号を生成する。入力信
号は、波形整形器20に供給される。波形整形器20
は、半導体デバイス60の特性に応じて、入力信号の波
形を整形する。整形された入力信号は、半導体デバイス
接触部30を介して、半導体デバイス60に供給され
る。半導体デバイス60は、入力された入力信号に基づ
いて、アナログ信号を半導体デバイス接触30を介し
て、波形ディジタイザ50に出力する。波形ディジタイ
ザ50は、受け取ったアナログ信号をディジタル信号に
変換して、比較器40に供給する。比較器40は、ディ
ジタル信号に基づいて半導体デバイス60の良否を判定
する。パターン発生器10は、発生する入力信号に基づ
いて、期待値信号を生成し、比較器40は、パターン発
生器10が生成した期待値信号と、波形ディジタイザか
ら受け取った、ディジタル信号を比較して、半導体デバ
イス60の良否を判定してよい。
【0023】図2は、本発明に係る波形ディジタイザ
(ディジタイザ装置)50の構成の一例を示す。波形デ
ィジタイザ50は、複数のADコンバータ(ADC)5
2、窓関数乗算部58、FT処理部76を備える。本例
において、波形ディジタイザ50は、2個のADコンバ
ータを備える。
【0024】複数のADコンバータ52は、半導体デバ
イス60から出力されるアナログ信号を、それぞれ異な
るサンプリングタイミングでディジタル信号に順次変換
する。複数のADコンバータ52は、それぞれ実質的に
同一の周波数(f)でアナログ信号をサンプリングす
る。本例において、ADコンバータ52a及び、ADコ
ンバータ52bは、交互にアナログ信号をサンプリング
することにより、2個のADコンバータによるサンプリ
ング周波数は2fとなる。しかし、2個のADコンバー
タで交互にサンプリングするため、サンプリングタイミ
ングは、等時間間隔とならない場合がある。等時間間隔
に並んだ理想的なサンプリングタイミングと、複数のA
Dコンバータによってサンプリングするサンプリングタ
イミングとは、位相誤差を有する。本例において、片方
のADコンバータ52aのサンプリングタイミングを基
準とした場合、理想的には、ADコンバータ52bは、
ADコンバータ52aのサンプリングタイミングの中間
でサンプリングすることが望ましいが、実際には、AD
コンバータ52bのサンプリングタイミングは、位相誤
差τを生じる場合がある。
【0025】窓関数乗算部58は、一例として、係数乗
算部54及び記憶部56を有する。窓関数乗算部58
は、ADコンバータ52から出力されたディジタル信号
に所定の補正係数を乗算し、半導体デバイス60が出力
するアナログ信号波形の所定の時間領域の波形を選択す
る。本発明において、窓関数乗算部58は、ADコンバ
ータ52のサンプリングタイミングに基づいた補正係数
を乗算する。窓関数乗算部58は、所定の時間領域外で
サンプリングされたディジタル信号には、補正係数とし
て零を乗算することが好ましい。
【0026】係数乗算部54は、ディジタル信号に所定
の補正係数を乗算する。また、窓関数乗算部58は、複
数のADコンバータ52にそれぞれ対応した、ADコン
バータと同数の係数乗算部54を有してよい。複数の係
数乗算部54は、それぞれ対応するADコンバータ52
が変換したディジタル信号に補正係数を乗算する。
【0027】窓関数乗算部58は、予め複数の補正係数
が格納された記憶部を有してよい。窓関数乗算部58
は、ディジタル信号のそれぞれに対して、複数の補正係
数の1つを順次選択してよい。また、窓関数乗算部58
は、サンプリングタイミングに基づいてディジタル信号
のそれぞれに対して、乗算する補正係数を算出し、算出
した補正係数を記憶する記憶部を有してよい。また、窓
関数乗算部58は、複数の係数乗算部にそれぞれ対応し
た、複数の記憶部を有してよく、このとき、複数のAD
コンバータのサンプリングタイミングは、等時間間隔に
配置された理想的なサンプリングタイミングと位相誤差
を有し、複数の記憶部には、それぞれ対応する複数のA
Dコンバータのそれぞれの位相誤差に基づいた補正係数
が格納されてよい。
【0028】FT変換部76は、一例としてインターリ
ーブ部62、第1TFT処理部64、第2TFT処理部
66及び、バタフライ演算部68を有する。FT変換部
76は、窓関数乗算部58によって補正係数が乗算され
たディジタル信号に、フーリエ変換を行う。インターリ
ーブ部62は、補正係数が乗算されたディジタル信号を
所定の順序に整列させたデータシーケンスを生成する。
また、インターリーブ部62は、窓関数乗算部58が零
を乗算しなかったディジタル信号を、所定の順序に整列
させたデータシーケンスを生成してもよい。FT変換部
76は、インターリーブ部62が生成したデータシーケ
ンスに対して高速フーリエ変換を行う。
【0029】第1FFT処理部64は、データシーケン
ス中の偶数番目のディジタルデータに対して高速フーリ
エ変換を行い、第2FFT処理部66は、データシーケ
ンス中の奇数番目のディジタルデータに対して高速フー
リエ変換を行う。
【0030】バタフライ演算部68は、複数のADコン
バータ52が行うサンプリングタイミングと、理想的な
サンプリングタイミングとの位相誤差に基づいて、高速
フーリエ変換処理されたディジタル信号の位相誤差を補
正する。つまり、バタフライ演算部68は、位相誤差を
補正する位相補正係数に基づいて、バタフライ演算を行
う。第1FFT処理部64及び第2FFT処理部66
は、高速フーリエ変換処理を行うが、高速フーリエ変換
は一般にバタフライ演算を行う。本発明におけるバタフ
ライ演算部68を、第1及び第2FFT処理部における
バタフライ演算の最終段としてよい。
【0031】図3は、窓関数乗算部58の機能について
の説明図である。波形12は、一例として、半導体デバ
イス60が出力するアナログ信号波形を示し、波形14
は、一例として、窓関数乗算部58における補正係数を
算出するための関数を示す。また、一例として、波形1
2上の丸印は、ADコンバータ52aがサンプリングす
る点を示し、三角印は、ADコンバータ52bがサンプ
リングする点を示す。図3に示されるグラフの横軸は時
間軸を示し、縦軸は信号の強度を示す。
【0032】ADコンバータ52が、アナログ信号12
をサンプリングする周期は、ADコンバータ52a及び
52bがサンプリングする周期を合成したものである。
理想的には、サンプリングする周期は、一定間隔をとる
ことが好ましいが、実際においては、複数のADコンバ
ータ52がそれぞれサンプリングする周期を正確に制御
することは困難である。そのため、ADコンバータ52
のサンプリングタイミングと、理想的なサンプリングタ
イミングとは誤差を有する。理想的なサンプリングタイ
ミングをT、T、T、・・・、T12、・・・と
する。丸印で示されるADコンバータ52aのサンプリ
ングタイミングは、理想的なサンプリングタイミングT
、T、・・・、T12、・・・と同期しているとす
ると、三角印で示されるADコンバータ52bのサンプ
リングタイミングは、それぞれ、T、T、・・・、
11、・・・と同期していることが好ましい。しか
し、実際にはそれぞれのタイミングでΔTの誤差を生じ
る。
【0033】しかし、従来のディジタイザ装置において
は、理想的なサンプリングタイミングでサンプリングさ
れたものとして、窓関数乗算部58が乗算する補正係数
が設定されているため、三角印で表される波形12の値
に、乗算されるべき補正係数と誤差を有する補正係数が
乗算されてしまい、波形ディジタイザ50の処理結果に
誤差が生じてしまう。
【0034】本発明に係る波形ディジタイザ(ディジタ
イザ装置)の窓関数乗算部58は、ADコンバータ52
のサンプリングタイミングに基づいた補正係数を、AD
コンバータ52が変換したディジタル信号に乗算する。
つまり、図3に示される、波形14上の補正係数を表す
点a0、、a、・・・、a12、・・・が、AD
コンバータ52a及び52bのサンプリング周期と同期
するような補正係数をディジタル信号に乗算する。補正
係数を算出する関数と、ADコンバータ52のサンプリ
ングタイミングが与えられれば、適正な補正係数を算出
することは容易である。図2及び図3に関連して説明し
た窓関数乗算部58は、ADコンバータ52が2個であ
る場合について説明したが、ADコンバータ52が2個
以上である場合についても同様である。
【0035】また、FT変換部76が行う高速フーリエ
変換処理においても、ADコンバータ52のサンプリン
グタイミングが理想的なサンプリングタイミングと位相
誤差を有する場合、処理に誤差が生じる。本発明におい
ては、バタフライ演算部68において、補正手段を施す
ことにより当該誤差を除去する。
【0036】図4は、本発明に係るバタフライ演算部6
8の機能を説明する図である。本例では、一例として、
半導体デバイス60から出力されるアナログ信号を8個
のディジタル信号に変換する場合について説明する。図
4において、時間波形データをx(k)(k=0,1,
2,・・・、7)とし、FT処理部76から出力される
周波数スペクトラムデータをX(k)とする。
【0037】時間波形データx(k)の中で偶数番目の
データは第1FFT処理部64に入力され、奇数番目の
データは第2FFT処理部66へ出力する。第1FFT
処理部64及び第2FFT処理部66は、入力されたデ
ータをそれぞれFFT処理する。第1FFT処理部64
が出力するデータをXeven(k)とし、第2FFT処理
部66の出力データをXodd(k)とする。上記データ
を受けて、最終段のバタフライ演算では下記計算式によ
り、周波数スペクトラムデータX(k)が出力される。 X(0)=Xeven(0)+W Xodd(0) X(1)=Xeven(1)+W Xodd(1) X(2)=Xeven(2)+W Xodd(2) X(3)=Xeven(3)+W Xodd(3) X(4)=Xeven(4)+W Xodd(4) X(5)=Xeven(5)+W Xodd(5) X(6)=Xeven(6)+W Xodd(6) X(7)=Xeven(7)+W Xodd(7) 上述式で、W=exp[-j2π/8]=cos[2π/8]-j sin[2
π/8]=1/√2-j(1/√2)とする。jは虚数単位とす
る。
【0038】次に本発明の実施態様について、通常のF
FTアルゴリズムと対応させながら説明する。理想的な
サンプリングタイミング間隔をTsとし、ADコンバー
タ52のサンプリングタイミングとの位相誤差をτとす
る。本例においては、ADコンバータ52を2個とし、
奇数番目のサンプリングタイミングが位相誤差τを有す
るとする。本発明では、位相誤差τを演算処理により補
正する為に、図4の構成に示すように、FT処理部のバ
タフライ演算部68を、高速フーリエ変換処理の最終段
とし、バタフライ演算部68で、位相補正付きバタフラ
イ演算を行う。この補正を含む最終段のバタフライ演算
は下記計算式で示される。 X(0)=β{Xeven(0)+α・^W Xodd(0)} X(1)=β{Xeven(1)+α・^W Xodd(1)} X(2)=β{Xeven(2)+α・^W Xodd(2)} X(3)=β{Xeven(3)+α・^W Xodd(3)} X(4)=β'{Xeven(0)+α・^W Xodd(0)} X(5)=β'{Xeven(1)+α・^W Xodd(1)} X(6)=β'{Xeven(2)+α・^W Xodd(2)} X(7)=β'{Xeven(3)+α・^W Xodd(3)} ・・・式1
【0039】上記式1で用いられる変数α、β、β'、
^Wは、位相誤差τ、及びサンプリング間隔Tsから
以下の式により計算される複素数である。 α=exp[jπτ/Ts]=cos[πτ/Ts]+j sin[πτ/Ts] β=1/(1+α) β'=α/(1+α) ^W=W 1+τ/Ts ここで、記号「^」は直後の「W」文字に対する上線表
現の代用表現であり式(D)が実際の表式である。
【0040】α=exp[jπτ/Ts] …式(A) β=1/(1+α) …式(B) β'=α/(1+α) …式(C) W=W 1+τ/Ts …式(D) W=W 1+τ/Ts …式(E) nを入力信号の数とし、8のかわりに代入すると、式
(D)は以下の一般的な形に書ける。 ^W=W (1+τ/Ts) …式(E) 上記式(B)及び式(C)より、以下のことが導ける。
β+β’=1 又は、 β’=β−1、即ち、βとβ’
は長さ1の線分を分割する点とも考えられる。
【0041】さらに、αに代表される第1位相誤差補正
係数が一旦定義されれば、β及びβ’にそれぞれ代表さ
れる第2位相誤差補正係数及び第3位相誤差補正係数
は、第1位相誤差補正係数に関係なく、β+β’=1を
満たすように設定されてもよい。
【0042】偶数番目の入力データを基準とした時、奇
数番目の入力データのサンプリング時間は全体的にずれ
を生じている。即ち、サンプリングパルスは位相誤差を
含んでいる。従って本実施例では、αが乗ぜられて、位
相がπτ/Tsだけ回転している。一方、αはバタフラ
イ演算中の全てのデータの位相をわずかシフトしている
ため、この位相のシフト分相殺する必要がある。そのた
めに、βが乗ぜられる。β’は同様に出力データに乗算
され、複素共役数を含むバタフライ演算がナイキスト周
波数付近で行われる。
【0043】上記位相補正バタフライの演算処理によ
り、位相誤差τの影響を相殺した周波数スペクトラムデ
ータX(k)が得られる利点が得られる。上記実施例で
は8個の入力データとして説明したが、同様な位相誤差
補正原理を2個の入力データの場合へと拡張できる。
ここでnは1以上の任意の整数である。即ち、例えば、
2ウェイ(2 way)のA/Dコンバータ(ADC)
をもつデジタイザ装置で、m=2個のデータ列を扱う
とすると(nは1以上の任意の整数)、バタフライ演算
部220は位相誤差τを以下の式に基づいて補正する。 X(k)=β{Xeven(k)+α・W Xodd(k)} X(p)=β’{Xeven(k)+α・W Xodd(k)} ここで、kは0から2n−1 − 1 までの数字を取
り、pは2n−1 から2 −1までの範囲の数字をと
る。また、上式において、 β=1/(1+α)、 β’=α/(1+α) W=W (1+τ/Ts) と定義する。
【0044】また、上式で、Xeven(k)は、図4に示す通
り、前記インターリーブ部(整列部40)から出力され
る偶数番目データシーケンスx(even)をFFT処理した
値である。同様に、Xeven(p)は前記整列部40から出力
される奇数番目データシーケンスx(odd)をFFT処理し
た値であり、X(k)及びX(p)はバタフライ演算部
220から出力されるデジタイザ装置の最終値である。
【0045】上記表式を用いて具体的に計算してみる。
サンプリングクロックclkA、clkBを50MHz
とすると、インターリーブにより2倍の100MHzで
サンプリングされるからして、Ts=1/100MHz
=10nSである。このとき、位相誤差τ=2.5nS
と仮定すると、変数α、β、β'、^Wの値は、 τ/Ts=0.25 α=exp[jπτ/Ts]=cos[πτ/Ts]+j sin[πτ
/Ts]0.707+j0.707 β=1/(1+α)=1/(1.707+J0.707)=0.5-j0.2
07107 β’=α/(1+α)=1−β=0.5-j0.207107 ^W=W (1+τ/Ts)=(0.707-j0.707)
1.25=0.555-j0.831 の複素数値が得られる。これを上記X(0)〜X(7)
の演算式に乗算適用して補正演算することで位相誤差τ
の影響を相殺した周波数スペクトラムデータX(k)が
得られる。^Wは複素数であり、回転子又は回転因子
と呼ばれる。また、サンプリングクロックclkAは、
本例においてはADコンバータ52aのサンプリングク
ロックであり、clkBはADコンバータ52bのサン
プリングクロックである。
【0046】尚、τの値は既知の単一周波数の正弦波信
号を印加して、同様にしてADCでサンプリングし、得
られた結果のデータ列を各々個別にFFT処理し、求め
た周波数スペクトラム結果から容易に求められる。τを
前もって測定しなくても、被測定信号の帯域外のところ
へ正弦波信号を入れておくことにより、測定は一度です
む。
【0047】従って、αに代表される第1位相誤差補正
係数を、第2FFT処理部64によってFFT処理され
たデータシーケンスに乗じ、一方、β及びβ’に代表さ
れる第2位相補誤差補正係数及び第3位相誤差補正係数
をさらに、第1及び第2FFT処理部64,66によっ
てFFT処理されたデータシーケンスに乗ずるようにバ
タフライ演算部68を設けたことにより、サンプリング
クロックclkBの印加タイミングにτのタイミング誤
差を有していても、このτに伴う誤差を相殺したFFT
出力結果が得られる大きな利点が得られる。
【0048】尚、上述説明は2相インターリーブとした
具体例で説明していたが、2以上のN相インターリーブ
(Nは任意の正整数)構成の場合でも上述補正手段を適
用することで実施可能である。
【0049】次に、式を示して位相誤差補正手段を段階
的に説明する。ここで、式101〜式119を先に示し
た後、順次説明する。
【数1】
【数2】
【数3】
【数4】
【数5】
【数6】
【数7】
【数8】
【数9】
【数10】
【数11】
【数12】
【数13】
【数14】
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】
【0050】文明細書中での説明において、例えば式1
01の左辺の表記方法を、符号「^」を直前に付与した
^x(t)として、文章中では表記する。式101にお
いて、^x(t)、即ちx(t)・p(t)はサンプリ
ングされた信号波形である。ここでTsはサンプリング
周期であり、δ(t)はデルタ関数であり、p(t)は
サンプリングパルス列であり、x(t)は測定対象とな
る信号波形であり、即ちADCへの入力信号である。図
5(a),5(b),5(c)はサンプリングされた波
形の時間ドメインにおける波形(左側)と周波数ドメイ
ンにおける波形(右側)を示している。ところで、本実
施例では第1ADC31と第2ADC32との2相イン
ターリーブ構成を想定しているから、図5(a)、5
(b)に示すように、サンプリング周期は2Tsにより
交互にサンプリングされる。図5(a)は偶数側(eve
n)のサンプリングを担当し、その表式は式102−1
で表現される。図5(b)は奇数側(odd)のサンプリ
ングを担当し、その表式102−2で表現される。上記
において、両ADCのサンプリングクロック間における
位相誤差を図3に示すようにτ時間遅れているものと仮
定する。このとき偶数側のサンプリング式103−1で
表現され、奇数側のサンプリングは式103−2で表現
される。ここで式102−2におけるτ項は、サンプリ
ングシーケンスにおける位相誤差であり、τ=0の場合
は、P(t)=Peven(t)+Podd(t)の関係である。
【0051】次に、偶数側のサンプリング波形^xeven
(t)と奇数側のサンプリング波形^xodd(t)の有限個
のデータによる表式は式103−1、式103−2で表
現される。この式103で留意を要するのは、サンプリ
ング周期が2Tsとなり、データの個数がN/2となる
点である。
【0052】まずτ=0の場合で考察する。時間軸上の
^xeven(t)、^xodd(t)と^x(t)との間の関係を周波数軸
で考察する。そのフーリエ変換は、時間軸上での波形が
積で表されるので、コンボリューション(convolutio
n)となり、式101からして、そのフーリエ変換式は
式104で表現される。式104の表現において、星記
号のアステリスク(*)はコンボリューションを表し、
フーリエ変換された波形は慣用的に大文字で表現する。
同様にして偶数側のフーリエ変換^Xeven(f)は式105
−1で与えられ、奇数側のフーリエ変換^Xodd(f)は式1
05−2で与えられる。^Xeven(f)、^Xodd(f)と^X(f)
との間の関係は図5(a),5(b),5(c)の周波
数軸の図(右側)に示される。この図5(c)からわか
るように、式105の和におけるkが奇数となる項は式
105−1の和におけるkが奇数となる項の符号が反転
されている。従って、これら項は加算されると相殺され
る。
【0053】次に、位相誤差τ=0ではなく、位相誤差
が存在する場合を考察する。^X(f)=^Xeven(f)+^Xodd
(f)の定義表現は式106で与えられる。式106にお
けるスプリアス成分(spurious compon
ent)として寄与するk=1の項は、τ=0でないと
きゼロとならない。式106から因子1/2(1―e
-jπτ/Ts)は、X(f)のスプリアス成分の信号成
分に対する比率を与える。
【0054】次に、位相誤差補正の原理を説明する。^
Xeven(f)+^Xodd(f)はエラーτに起因するス
プリアス成分を含んでいる。τによって影響を受けない
波形を生成する必要がある。因子1/2(1-e-j πτ/Ts)が
エラーの影響にとって重要であることを念頭において代
わりの波形として式107を示して検討する。式107
において、要素ejπτ/Tsは、スプリアス成分を相殺す
る為に^Xodd(f)の手前へ挿入される。^X'(f)をk=0,
1,2の項を含むように書き下すと、式108の表現と
なる。
【0055】k=1の項は、式108の表現では相殺さ
れている。右辺の第2項はエリアシング成分として寄与
している。^X'(f)が代わりに使用できるかを評価する為
に、この表現について考察する必要がある。式104と
比較すると式108の第1項における余分な因子1/2(1+
ejπτ/Ts)が存在するので、波形^X'(f)は、目的とする
波形と異なっている。ここでの問題は、この因子及びエ
リアシング成分(aliasing componen
t)に含まれる同様の因子を補正することである。もし
も(X(f)=0、ここで|f|>1/2Tsのとき)のサンプリング法
則が満足するならば、X(f)の項とX(f-1/Ts)の項は、そ
の周波数成分がナイキスト周波数1/2Tsの両サイドに分
離される。従って、X'(f)の下側の半分(ナイキスト周
波数以下)と上側の半分(ナイキスト周波数以上)をそ
れぞれ補正することが可能である。式109に示す波形
はこれに対応する。
【0056】次に補正アルゴリズムの導出を説明する。
以下に説明する位相誤差補正アルゴリズムは、実際の測
定データx(nTs)(n=0,1,…,N-1)から^X''(f)を計算する
手法である。実用的な周波数軸への計算はDFT(Discr
ete Fourier Transform:離散フーリエ変換)である。
DFTは周知のように、式111で表現される。
【0057】先ず、式111のDFT(k)とX(f)
との関係を説明する。式101のフーリエ変換は式11
2となり、式111と式112とを比較すると式113
の関係がわかる。
【0058】式113から、DFTは、k/NTsの周
波数ポイントでサンプリングした^X'(f)の計算値である
ことが理解できる。これから、インターリーブADC方
式で得られたデータを適用する。第1ADCで得たデー
タのDFTをDFTeven(k)、第2ADCで得たデータ
のDFTをDFTodd(k)と書くと、これらは式114で
与えられる。
【0059】式114で注意すべきは、両DFTはそれ
ぞれN/2データ数である。式114と式102のフー
リエ変換とを比較すると、式115の関係が見出せる。
【0060】DFTeven(k)とDFTodd(k)から、どの
ように^X''(f)を計算できるかが式108、式109、
式115の関係から計算式として式116として得られ
る。
【0061】ここで、係数αをexp[jπτ/Ts]とし、
回転因子^Wnをexp[j2π(1+τ/Ts)/N]と定義す
る。従って、位相誤差を補正する方法は式116によっ
て与えられる。この方程式116を吟味すると、FFT
の拡張として表現されていることに注目する。τ=0の
ときに、式111と式114式の関係から式117の方
程式が成立する。
【0062】ここで、Wn=exp[j2π/N]である。FF
Tアルゴリズムは式117を基礎としている。それは奇
数データポイント、偶数データポイントそれぞれのDF
Tから全データポイントのDFTを計算する。この演算
手順は、図4でN=8の場合に信号の流れとして示す。
【0063】これは「バタフライ演算」と呼ばれる。F
FTではDFT演算を実行する為に反復的なバタフライ
演算を使用する。式117と式116の比較から、式1
16の信号流れ図は、わずかな変更で導き出せることが
理解できる。追加したのはゲイン要素のα、βとβ
ある。ここでαは位相シフト係数(第1位相誤差補正係
数)で、β及びβ’は第2位相誤差補正係数及び第3位
相誤差補正係数として働き、αとは β=1/(1+
α)、β=α/(1+α)であるように関連付けられ
るか、又は、αとは直接関係なく、βとβ’はβ+β’
=1であるように設定さてもよく、改良された回転要素
は^Wn=Wn1+τ/Tsであることが好ましい。このように、
本実施例においては、新たなハードウェアの追加を必要
としないため、コストパフォーマンスが大変よく、現在
使用しているハードウェアへの僅かな改良ですむ。更
に、本願の実施例では、半導体デバイス試験における精
度が上がるため、製造歩留まりの向上に寄与する。上記
アルゴリズムは、周波数軸上の補正された波形を生成す
る。そのアルゴリズムによって生成した波形への逆フー
リエ変換(IFFT)の適用により、周波数軸上のデー
タからその時間軸上の波形データが得られる。
【0064】次に、時間配列エラーτの測定を説明す
る。上述説明においては、時間位置エラーτの値は既知
であると仮定した。よって位相誤差補正実行のときに利
用できるとした。ここでは、どのようにしてこの値とそ
の他の値とを測定するかを簡潔に説明し、電圧ゲインを
含む複数ADC間におけるミスマッチのキャリブレーシ
ョンに使用できるようにする。
【0065】τの測定方法では、タイムインターリーブ
された複数のADCの入力端へ正弦波のテスト信号を供
給する。前記ADCからの出力はフーリエ変換処理す
る。テスト信号の周波数は、量子化ノイズの影響と窓関
数による漏れを最小にするように、適切に選択する。
【0066】タイミングオフセットとADCゲインを考
慮すると、それぞれのADCの出力波形は次の式のよう
に表わされる。 Asin(2πf0t+Φ) ここで、Aはゲインであり、Φはサンプリングタイムオ
フセットに起因する位相である。f0はテスト信号の周
波数であって、fs=nf0(ここでnは素数である)を満足
するように選択する。AとΦの値は、式118−1、式
118−2に示すように、各々ADCのDFTデータか
ら得る。ここで、|z|は複素数zの絶対値を得る為の
操作であり、arg[z]はその位相角である。両ADCの
出力値の間のエラーは、ゲインとタイミング不一致に起
因して存在する。式118−1にから求められるA1/
A2の値は、予めゲイン不一致を補正する為に第2AD
C32からのデータへ乗算される。τの値は式119の
表式から得られる。上記実施例に於ける位相誤差補正バ
タフライ演算部68は2個のADCを使用した場合に
適用してもよい。ここでnは1以上の任意の正整数とす
る。
【0067】図6は、8相インターリーブ時の原理構成
図である。図6(a)に示すように、第1相を基準タイ
ミングとしたときの他の7相の位相ずれは各々τ1、τ
2、τ3、τ4、τ5、τ6、τ7を含んでいるものと
仮定する。尚、前記各位相ずれτ1〜τ7を取得する位
相ずれ測定方法は、上述した2相インターリーブ時のτ
の測定方法と同様である。図6(b)は、8個のADC
からインターリーブされたデータを使い、まずデータが
FFT処理され、次にFFT処理部のあとに3段からな
る7つのバタフライ演算部72をもつディジタイザ装置
の例を示している。図6(b)に示す窓関数乗算部は、
図2及び図3に関連して説明した窓関数乗算部58と同
一又は同様の機能及び構成を有してよい。
【0068】8相インターリーブ時の位相補正バタフラ
イ68の内部構成は、図6(b)に示すように、8相が
2の3乗であるからして、最終段側の3段階に対して、
本発明の位相補正付きバタフライ演算を適用する必要が
あり、ビットリバース部70と7個の位相補正バタフラ
イ演算部72とで成る。従って本実施例によれば、一般
に2個の入力データを2個のADCでインターリー
ブする場合、m段の位相誤差補正バタフライ演算を行
い、合計2m−1+2m−2+…+2m−(m+ 1)
m−m即ち2m−1+2m−2+…+2+2(=
1)個の位相誤差補正バタフライ部220bを備える。
例えば本実施例の様に、m=3の時は、合計2+2
+1=7個の位相誤差バタフライ演算部72を具備す
る。
【0069】即ち、8チャンネルのADCからのFFT
演算結果の各相出力データ(DATA(0)〜DATA
(7))を受けて、2入力毎に各々バタフライ演算す
る。即ち、8チャンネルであるから、第1段階目では4
個の位相補正バタフライ72a、72b、72c、72
dを備えて、各々(τ4-τ0)、(τ6-τ2)、(τ5-τ
1)、(τ7-τ3)、の位相補正付きバタフライ演算を実行
する。第2段階目では2個の位相補正バタフライ72
e、72fを備え、前段の4個の位相補正バタフライ演
算部72からの演算結果を受けて、各々(τ2-τ0)、(τ
3-τ1)、の位相補正付きバタフライ演算を実行する。第
3段階目では1個の位相補正バタフライ演算部72gを
備え、前段の2個の位相補正バタフライ演算部72から
の演算結果を受けて、(τ1-τ0)、の位相補正付きバタ
フライ演算を実行する。この最終段の出力データが各イ
ンターリーブ相の位相ずれを補正したFFT出力データ
である。尚、ビットリバース部70は通常のバタフライ
演算と同様に、単に入力データ順の入れ替え操作を行う
ものである。尚、ここではτ0と明示的に示したが第1
相を基準にしているので、τ0=0である。
【0070】個々の位相補正バタフライ演算部72は上
述した2相インターリーブの説明同様であり、補正量で
ある時間位置エラーτに対する位相誤差補正付きバタフ
ライ演算を行う。但し、各々の補正量は異なり、第1段
目が(τ4-τ0)、(τ6-τ2)、(τ5-τ1)、(τ7-τ3)、
により補正演算を行い、第2段目は(τ2-τ0)、(τ3-
τ1)により補正演算を行い、第3段目は(τ1-τ0)によ
り補正演算を行う。この最終段の出力データが各インタ
ーリーブ相の位相ずれτ1、τ2、τ3、τ4、τ5、
τ6、τ7を補正したFFT出力データである。
【0071】図7は、4相インターリーブ時の原理構成
図である。図7(a)に示すように、第1相を基準タイ
ミングとしたときの他の3相の位相ずれは各々τ1、τ
2、τ3を含んでいるものと仮定する。
【0072】4相インターリーブ時の位相誤差補正バタ
フライ演算部68の内部構成は、図7(b)に示すよう
に、4相が2の2乗であるからして、最終段側の2段階
に対して、本発明の実施形態による位相誤差補正付きバ
タフライ演算を適用する必要があり、ビットリバース部
70と、3個の位相補正バタフライ演算部72とで成
る。図7(b)に示す窓関数乗算部は、図2及び図3に
関連して説明した窓関数乗算部58と同一又は同様の機
能及び構成を有してよい。
【0073】即ち、4チャンネルのADCからのFFT
演算結果(DATA(0)〜DATA(3))を受け
て、2入力毎に各々バタフライ演算する。従って4チャ
ンネルであるからして、第1段階目では2個の位相補正
バタフライ72a及び72bを備えて、各々(τ2-τ
0)、(τ3―τ1)、の位相補正付きバタフライ演算を
実行する。第2段階目では1個の位相補正バタフライ7
2cを備え、前段の2個の位相補正バタフライ72から
の演算結果を受けて、(τ1―τ0)、の位相補正付き
バタフライ演算を実行する。この最終段の出力データが
各インターリーブ相の位相ずれτ1、τ2、τ3を補正
したFFT出力データである。上記実施例に於ては入力
データ数を2個及び2個として説明したが、2
(nは任意の1以上の正整数)としてもよい。また、処
理速度を問題にしなければ、FFT処理の代わりに、イ
ンターリーブされたデータをフーリエ変換(FT)して
も又は離散フーリエ変換(DFT)してもよい。
【0074】
【発明の効果】上述説明から明らかなように、窓関数乗
算部において乗算する補正係数を、サンプリングタイミ
ングに基づいて定め、また、FFT演算処理の最終段の
位相補正バタフライ演算部72のバタフライ演算におい
てα演算部と、β演算部と、β'演算部とを追加する位
相補正付きバタフライ演算とすることにより、サンプリ
ングタイミングの誤差を相殺したFFT出力結果が得ら
れるという大きな利点が得られる。従って本発明の技術
的効果は絶大であり、産業上の経済効果も絶大である。
また、上記実施例に於て、位相誤差によるスプリアス要
素が除かれるため、インターリーブされたA/Dコンバ
ータのダイナミックレンジが改善される。さらに、上記
実施例に於ける位相誤差補正部及び位相誤差補正方式は
ハードウェアを追加する必要がなく、わずかな計算負荷
がかかるだけである。それ故、LSI技術が進みサンプ
リングレートが増加するに従って従来のA/Dコンバー
タ法がサンプリング時の位相誤差によって多大なダメー
ジを受けることを考慮すると、本実施例による窓関数乗
算部及びバタフライ演算部を含むFFT処理部及びその
方法は、半導体産業全体において絶大な価値をもつもの
である。
【0075】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることが可能であることが当業者に明らか
である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の
技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載
から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半導体試験装置100の構成を示す。
【図2】 波形ディジタイザ(ディジタイザ装置)50
の構成を示す。
【図3】 窓関数乗算部58の機能を説明する図であ
る。
【図4】 バタフライ演算部68の機能を説明する図で
ある。
【図5】 サンプリングされた波形の時間ドメインにお
ける波形(左側)と周波数ドメインにおける波形(右
側)を示している。
【図6】 8相インターリーブ時の原理構成図である。
【図7】 4相インターリーブ時の原理構成図である。
【符号の説明】
10・・・パターン発生器、20・・・波形整形器 30・・・半導体デバイス接触部、40・・・比較器 50・・・波形ディジタイザ(ディジタイザ装置)、5
2・・・ADコンバータ 54・・・係数乗算部、56・・・記憶部 58・・・窓関数乗算部、60・・・半導体デバイス 62・・・インターリーブ部、64・・・第1FFT処
理部 66・・・第2FFT処理部、68・・・バタフライ演
算部 70・・・ビットリバース部、72・・・位相補正バタ
フライ演算部 76・・・FT処理部、100・・・半導体試験装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体デバイスから出力されるアナログ
    信号をディジタル信号に変換するディジタイザ装置であ
    って、 前記半導体デバイスから出力されるアナログ信号を、そ
    れぞれ異なるサンプリングタイミングでディジタル信号
    に順次変換するN(Nは2以上の整数)個のA/Dコン
    バータと、 前記ディジタル信号のそれぞれに、所定の補正係数を乗
    算する窓関数乗算部と、 前記所定の係数が乗算された前記ディジタル信号に、フ
    ーリエ変換(FT)処理を行うFT処理部とを備え、 前記窓関数乗算部は、前記ディジタル信号のそれぞれに
    対して、前記サンプリングタイミングに基づいた前記補
    正係数を乗算することを特徴とするディジタイザ装置。
  2. 【請求項2】 N個の前記A/Dコンバータは、それぞ
    れ実質的に同一の周波数で前記アナログ信号をサンプリ
    ングし、 N個の前記A/Dコンバータが前記アナログ信号をサン
    プリングするサンプリングタイミングは、等時間間隔に
    配置された理想的なサンプリングタイミングと、位相誤
    差を有し、 前記窓関数乗算部は、前記ディジタル信号のそれぞれに
    対して、前記位相誤差に基づいた前記補正係数を乗算す
    ることを特徴とする請求項1に記載のディジタイザ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記窓関数乗算部は、前記ディジタル信
    号に所定の補正係数を乗算するN個の係数乗算部を有
    し、 N個の前記係数乗算部は、それぞれN個の前記A/Dコ
    ンバータに対応し、それぞれの前記A/Dコンバータが
    変換した前記ディジタル信号に前記補正係数を乗算する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のディジタイザ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記窓関数乗算部は、予め複数の前記補
    正係数が格納された記憶部を有し、前記窓関数乗算部
    は、前記ディジタル信号のそれぞれに対して、複数の前
    記補正係数の1つを順次選択することを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載のディジタイザ装置。
  5. 【請求項5】 前記窓関数乗算部は、前記サンプリング
    タイミングに基づいて、前記ディジタル信号のそれぞれ
    に対して乗算する前記補正係数を算出し、前記窓関数乗
    算部は、算出した複数の前記補正係数を記憶する記憶部
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のディジタイザ装置。
  6. 【請求項6】 前記窓関数乗算部は、N個の前記係数乗
    算部に対応した、N個の前記記憶部を有し、 N個の前記A/Dコンバータは、等時間間隔に配置され
    た理想的なサンプリングタイミングと位相誤差を有する
    サンプリングタイミングで前記アナログ信号をサンプリ
    ングし、 N個の前記記憶部には、N個の前記A/Dコンバータの
    それぞれの前記位相誤差に基づいた前記補正係数が格納
    されることを特徴とする請求項4又は5に記載のディジ
    タイザ装置。
  7. 【請求項7】 前記窓関数乗算部は、所定の時間領域外
    でサンプリングされた前記ディジタル信号に対して、零
    を乗算することを特徴とする請求項1から6のいずれか
    に記載のディジタイザ装置。
  8. 【請求項8】 前記FT処理部は、前記補正係数が乗算
    された前記ディジタル信号を所定の順序に整列させた、
    データシーケンスを生成するインターリーブ部を有する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のデ
    ィジタイザ装置。
  9. 【請求項9】 前記FT処理部は、前記窓関数乗算部が
    零を乗算しなかった前記ディジタル信号を所定の順序に
    整列させた、データシーケンスを生成するインターリー
    ブ部を有することを特徴とする請求項8に記載のディジ
    タイザ装置。
  10. 【請求項10】 前記FT処理部は、高速フーリエ変換
    (FFT)処理を前記データシーケンスに対して行うこ
    とを特徴とする請求項8又は9に記載のディジタイザ装
    置。
  11. 【請求項11】 前記FT処理部は、前記データシーケ
    ンス中の偶数番目データシーケンスにFFT処理を行う
    第1FFT処理部と、前記データシーケンス中の奇数番
    目データシーケンスにFFT処理を行う第2FFT処理
    部とを更に有し、 前記N個のA/Dコンバータが行うサンプリングタイミ
    ングと、等時間間隔に配置された理想的なサンプリング
    タイミングとは位相誤差を有し、 前記FT処理部は、前記位相誤差を補正する位相補正係
    数に基づいて、FFT処理された前記ディジタル信号を
    補正するバタフライ演算を行う、バタフライ演算部を更
    に有することを特徴とする請求項10に記載のディジタ
    イザ装置。
  12. 【請求項12】 前記バタフライ演算部は、前記第1F
    FT処理部又は前記第2FFT処理部のどちらか片方に
    よりFFT処理された前記ディジタル信号に第1の位相
    補正係数を乗算することを特徴とする請求項11に記載
    のディジタイザ装置。
  13. 【請求項13】 前記FT処理部は、前記バタフライ演
    算部が演算したディジタル信号のそれぞれに、前記第1
    の位相補正係数に基づく第2及び第3の位相補正係数の
    いずれかを乗算することを特徴とする請求項12に記載
    のディジタイザ装置。
  14. 【請求項14】 4個の前記A/Dコンバータを備え、 前記FT処理部は、それぞれの前記A/Dコンバータが
    変換した前記ディジタルデータに対してそれぞれFFT
    処理を行う4個のFFT処理部を有し、 4個の前記A/Dコンバータが行うそれぞれのサンプリ
    ングタイミングと理想的なサンプリングタイミングと
    は、それぞれ位相誤差(τ0、τ1、τ2、τ3)を有
    し、 前記FT処理部は、4個の前記位相誤差(τ0、τ1、
    τ2、τ3)を補正する位相補正係数に基づいて、FF
    T処理された前記ディジタル信号を補正するバタフライ
    演算を行う2段のバタフライ演算部を有し、 第1段目の前記バタフライ演算部は、(τ2−τ0)及
    び(τ3−τ1)に対して前記バタフライ演算を行い、 第2段目の前記バタフライ演算部は、(τ1−τ0)に
    対して前記バタフライ演算を行うことを特徴とする請求
    項1から13のいずれかに記載のディジタイザ装置。
  15. 【請求項15】 8個の前記A/Dコンバータを備え、 前記FT処理部は、それぞれの前記A/Dコンバータが
    変換した前記ディジタルデータに対してそれぞれFFT
    処理を行う8個のFFT処理部を有し、 4個の前記A/Dコンバータが行うそれぞれのサンプリ
    ングタイミングと理想的なサンプリングタイミングと
    は、それぞれ位相誤差(τ0、τ1、τ2、τ3、τ
    4、τ5、τ6、τ7)を有し、 前記FT処理部は、8個の前記位相誤差(τ0、τ1、
    τ2、τ3、τ4、τ5、τ6、τ7)を補正する位相
    補正係数に基づいて、FFT処理された前記ディジタル
    信号を補正するバタフライ演算を行う3段のバタフライ
    演算部を有し、 第1段目の前記バタフライ演算部は、(τ4−τ0)、
    (τ6−τ2)、(τ5−τ1)及び(τ7−τ3)に
    対して前記バタフライ演算を行い、 第2段目の前記バタフライ演算部は、(τ2−τ0)及
    び(τ3−τ1)に対して前記バタフライ演算を行い、 第3段目の前記バタフライ演算部は、(τ1−τ0)に
    対して前記バタフライ演算を行うことを特徴とする請求
    項1から13のいずれかに記載のディジタイザ装置。
  16. 【請求項16】 半導体デバイスを試験するための半導
    体試験装置であって、 パターン信号及び期待値信号を発生するパターン発生部
    と、 前記パターン発生器が発生する前記パターン信号の波形
    を整形する波形整形器と、 前記半導体デバイスが載置され、前記半導体デバイスに
    前記波形整形器によって整形された前記パターン信号を
    供給し、前記半導体デバイスから出力されるアナログ信
    号を受け取る半導体接触部と、 前記半導体デバイスから出力される前記アナログ信号を
    ディジタル信号に変換するディジタイザ装置と、 前記パターン発生器から出力される前記期待値信号と前
    記ディジタイザ装置から出力される信号を比較して前記
    半導体デバイスの良否を判定する比較器とを備え、 前記ディジタイザ装置は、 前記半導体デバイスから出力される前記アナログ信号
    を、それぞれ異なるサンプリングタイミングでディジタ
    ル信号に順次変換するN(Nは2以上の整数)個のA/
    Dコンバータと、 前記ディジタル信号のそれぞれに、所定の補正係数を乗
    算する窓関数乗算部と、 前記所定の係数が乗算された前記ディジタル信号に、フ
    ーリエ変換(FT)処理を行うFT処理部とを有し、 前記窓関数乗算部は、前記ディジタル信号のそれぞれに
    対して、前記サンプリングタイミングに基づいた前記補
    正係数を乗算することを特徴とする半導体試験装置。
  17. 【請求項17】 前記FT処理部は、 前記補正係数が乗算された前記ディジタル信号を所定の
    順序に整列させた、データシーケンスを生成するインタ
    ーリーブ部と、 前記データシーケンス中の偶数番目データシーケンスに
    FFT処理を行う第1FFT処理部と、 前記データシーケンス中の奇数番目データシーケンスに
    FFT処理を行う第2FFT処理部とを有し、 前記N個のA/Dコンバータが行うサンプリングタイミ
    ングと理想的なサンプリングタイミングとは位相誤差を
    有し、 前記FT処理部は、前記位相誤差を補正する位相補正係
    数に基づいて、FFT処理された前記ディジタル信号を
    補正するバタフライ演算を行う、バタフライ演算部を更
    に有することを特徴とする請求項16に記載の半導体試
    験装置。
  18. 【請求項18】 前記バタフライ演算部は、前記第1F
    FT処理部又は前記第2FFT処理部のどちらか片方に
    よりFFT処理された前記ディジタル信号に第1の位相
    補正係数を乗算することを特徴とする請求項17に記載
    の半導体試験装置。
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