JP2002044548A - データ放送システムとその放送局及び放送受信装置 - Google Patents

データ放送システムとその放送局及び放送受信装置

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JP2002044548A
JP2002044548A JP2000225744A JP2000225744A JP2002044548A JP 2002044548 A JP2002044548 A JP 2002044548A JP 2000225744 A JP2000225744 A JP 2000225744A JP 2000225744 A JP2000225744 A JP 2000225744A JP 2002044548 A JP2002044548 A JP 2002044548A
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station
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Ken Hirata
研 平田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送局から放送受信装置に対しデータ放送の
データを随時高速に放送し、かつデータ放送のチャネル
数の増加要求にも容易に対応できるようにする。 【解決手段】 放送局10Aからテレビジョン受信機2
0Aへはデータ放送番組のインデックス情報のみを放送
チャネルにより放送する。テレビジョン受信機20A
は、ユーザが取得を希望するデータ放送番組のインデッ
クス情報を予め登録しておき、放送局10Aから放送さ
れるインデックス情報をこの登録インデックス情報とバ
ージョン比較してデータ放送番組の更新の有無を判定す
る。そして、更新されていた場合にはその旨をユーザに
報知し、ユーザが取得指示を入力すると、放送局10A
に対し公衆網NWの加入電話回線を使用して取得要求を
送出する。放送局10Aは、この取得要求に応じて該当
するデータ放送番組の放送データを上記加入電話回線を
介して要求元のテレビジョン受信機20Aへ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送局からテレ
ビジョン放送信号を利用したデータ放送を行うデータ放
送システムとその放送局及び放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送局にテレビジョン放送機能に
加えてデータ放送機能を備え、放送局から放送受信装置
に対し文字放送等のデータ放送の番組を送信するシステ
ムが提唱されている。この種のシステムは例えばBSデ
ィジタル放送やITビジョンと呼ばれる。特開平11−
146360号にその一例を示す。
【0003】すなわち、放送局は、先ず命令やプログラ
ム等をテレビジョン放送信号に多重化してこれを放送チ
ャネルにより送信する。テレビジョン受像機等の放送受
信装置は、放送チャネルを介して受信した命令やプログ
ラムにより例えばデータ放送が提供する各サービスのメ
ニュー画面を作成して表示する。この状態でユーザが受
信を希望するデータ放送番組を指定すると、放送局が上
記放送チャネルにより放送している各番組のデータ放送
信号の中から該当する番組のデータ放送信号が放送受信
装置で受信され、そのデータの内容が表示される。
【0004】また、放送局と放送受信装置との間は加入
電話回線等の通信ネットワークを介して接続される。そ
して、上記表示されたメニュー画面又はデータの内容を
表す画面においてユーザが例えば購入商品を指定する
と、上記通信ネットワークを介して通信販売センタのサ
ーバに接続され、上記商品の購入申し込みがなされる。
【0005】このようにデータ放送システムを利用する
と、テレビジョン受像機を使用することで、天気予報や
交通情報等の所望のデータ放送を受信してそのデータを
取得することができ、また必要に応じて通信ネットワー
クを介してオンラインショッピングサービスやファクシ
ミリ情報サービス等の提供を受けることができ、大変便
利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現行のデー
タ放送システムはテレビジョン放送信号にデータ放送信
号を多重化し、しかもユーザがいつ受信を開始してもデ
ータ放送の全チャネルを表示できるように全ての番組を
一定の時間間隔で繰り返し送信している。このため、デ
ータ放送に利用できる帯域が一般に狭く、データ伝送に
多くの時間を要すると共に、データ放送のチャネル数の
増加要求に容易に対応できないという問題点を有してい
る。また、所望のデータ放送番組のデータを取得しよう
としても、当該データ放送番組が放送されていない時間
帯には取得できない。
【0007】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、放送局から放送受信装
置に対しデータ放送のデータを随時高速に放送できるよ
うにし、かつデータ放送のチャネル数の増加要求にも容
易に対応できるようにしたデータ放送システムとその放
送局及び放送受信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、テレビジョン放送信号を所定の放送ネ
ットワークにより送信する放送局と、前記放送ネットワ
ークにより送られたテレビジョン放送信号を受信すると
共に、前記放送局との間が前記放送ネットワークとは異
なる通信チャネルを介して接続される放送受信装置とを
備えたデータ放送システムであって、前記放送局に、デ
ータ放送番組ごとにそのインデックス情報を作成し、こ
のインデックス情報を前記テレビジョン放送信号に多重
して前記放送ネットワークにより送信するインデックス
送信手段と、前記放送受信装置から通信ネットワークを
介してデータ放送番組の取得要求が送られた場合に、こ
の取得要求に応じて要求元の放送受信装置に対し該当す
る番組の放送データを前記通信ネットワークを介して送
信する放送データ送信手段とを備え、前記放送受信装置
には、取得を希望するデータ放送番組のインデックス情
報を登録メモリに記憶する登録手段と、前記放送局から
放送ネットワークを介して到来したインデックス情報を
前記登録メモリに記憶されているインデックス情報と比
較することで、取得希望のデータ放送番組が更新された
か否かを判定する更新判定手段と、この更新判定手段に
より取得希望のデータ放送番組が更新されたと判定され
た場合に、前記通信ネットワークを介して前記放送局に
対し前記取得要求を送出する取得要求送出手段と、前記
取得要求の送出に対し前記放送局から前記通信ネットワ
ークを介して送られた放送データを受信し記憶する放送
データ受信手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】従って第1の発明によれば、放送局から放
送受信装置へ放送ネットワークを介して放送されるデー
タは各データ放送番組のインデックス情報のみとなり、
放送データは加入電話網等の通信ネットワークを介して
伝送されることになる。このため、放送チャネル上の限
られたデータ放送用の帯域を有効に利用して、多数のデ
ータ放送チャネルを収容することが可能となる。また、
放送データは通信ネットワークを介して伝送されるの
で、多数のユーザが放送チャネルの帯域を利用する場合
に比べて高速に伝送することが可能となる。
【0010】さらに、ユーザが希望するデータ放送番組
のインデックス情報を予め登録しておき、この登録した
インデックス情報と放送局から送られたインデックス情
報とを比較することでデータ放送番組の更新の有無が判
定される。そして、更新された場合に、放送局から該当
するデータ放送番組のデータが伝送される。従って、ユ
ーザは着目しているデータ放送番組がバージョンアップ
されるごとに、その更新データを常にタイムリーに取得
することができる。しかも上記インデックス情報に基づ
く番組の更新判定が放送受信装置において行われる。こ
のため、放送局の処理負荷は低く抑えられる。
【0011】また第1の発明は、放送データの取得手法
として次の2つの手法を提案している。第1の手法は、
更新判定手段により取得希望のデータ放送番組が更新さ
れたと判定された場合にその旨をユーザに報知し、この
報知に対しユーザが番組の取得指示を入力した場合に、
放送局に対しデータ放送番組の取得要求を送出してデー
タを受信するものである。
【0012】第2の手法は、更新判定手段により受信希
望のデータ放送番組が更新されたと判定された場合にそ
の旨をユーザに報知し、この報知に対しユーザが番組の
取得指示を入力した場合に前記取得要求を送出する第1
のモードと、更新判定手段により受信希望のデータ放送
番組が更新されたと判定された場合に自主的に前記取得
要求を送出する第2のモードとを備え、ユーザのモード
指定操作に応じて上記第1及び第2のモードを選択的に
実行させるものである。
【0013】第1の手法によれば、番組の内容が更新さ
れるごとにユーザが自身でそのデータが必要か否かを判
断して指示することができ、これにより真に必要なデー
タのみを取得することが可能となる。
【0014】これに対し第2の手法によれば、例えばデ
ータ放送番組ごとに取得モードを設定しておくことで、
あるデータ放送番組については更新されるごとに即時取
得し、一方別の番組についてはユーザ自身が必要と判断
した場合にのみ取得するというように、番組ごとに最適
なデータ取得を行うことができる。
【0015】またこの発明は、放送受信装置に、登録し
たインデックス情報の自動更新手段をさらに設け、更新
放送データの受信後に登録メモリに記憶されている当該
データ放送番組のインデックス情報の登録内容を更新す
ることも特徴としている。
【0016】このようにすることで、ユーザは継続的に
取得を希望するデータ放送番組についてはインデックス
情報を1度登録すればよいことになり、これにより登録
操作を大幅に簡略化できる。なお、この自動更新手段
は、データ放送番組ごとにそのインデックス情報の登録
内容を自動更新するか否かを予め設定しておき、この設
定に従い自動更新が設定されているデータ放送番組に対
してのみ自動更新動作を実行するように構成してもよ
い。
【0017】一方第2の発明は、テレビジョン放送信号
を所定の放送チャネルにより送信する放送局と、前記放
送ネットワークにより送られたテレビジョン放送信号を
受信すると共に、前記放送局との間が前記放送ネットワ
ークとは異なる通信ネットワークを介して接続される放
送受信装置とを備えたデータ放送システムであって、前
記放送受信装置に、取得を希望するデータ放送番組の登
録要求をそのインデックス情報及び自己の識別情報と共
に前記通信ネットワークを介して前記放送局へ送信し登
録する登録要求送信手段と、放送局から前記登録したデ
ータ放送番組の更新通知がそのインデックス情報により
放送ネットワークを介して送られた場合に、当該データ
放送番組の取得要求を前記通信ネットワークを介して前
記放送局へ送出し、この取得要求に対し前記放送局から
通信ネットワークを介して送られた放送データを受信し
記憶する放送データ取得手段とを備え、前記放送局に
は、データ放送番組ごとに作成したインデックス情報を
前記放送受信装置から登録されたインデックス情報と比
較することで、放送受信装置が取得を希望しているデー
タ放送番組が更新されたか否かを判定する更新判定手段
と、この更新判定手段により取得希望のデータ放送番組
が更新されたと判定された場合に、当該データ放送番組
の更新通知をそのインデックス情報により放送ネットワ
ークを介して登録元の放送受信装置へ送信する更新通知
手段と、前記放送受信装置から通信ネットワークを介し
て前記取得要求が送られた場合に、この取得要求に応じ
て該当する番組の放送データを前記通信ネットワークを
介して要求元の放送受信装置へ送信する放送データ送信
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0018】したがってこの第2の発明においても、前
記第1の発明と同様、放送局から放送受信装置へ放送ネ
ットワークを介して放送されるデータはデータ放送番組
のインデックス情報のみとなり、放送データは通信ネッ
トワークを介して伝送される。このため、放送チャネル
上の限られたデータ放送用の帯域を有効に利用して、多
数のデータ放送チャネルを収容することが可能となり、
またデータを高速に伝送することができる。
【0019】さらに、インデックス情報を登録しておく
ことでデータ放送番組の更新の有無を自動判定し、更新
がなされた場合に放送局から該当するデータ放送番組の
データを伝送するようにしている。このため、ユーザは
着目しているデータ放送番組がバージョンアップされる
ごとに、その更新データを常にタイムリーに取得するこ
とができる。しかも上記インデックス情報に基づく番組
の更新判定が放送局において行われる。このため、その
分各放送受信装置の処理負担を減らして装置の低価格化
を図ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)この発明に係
わるデータ放送システムとその放送局及び放送受信装置
の第1の実施形態は、放送局から放送受信装置に対し各
データ放送番組のインデックス情報を放送チャネルによ
り放送する。放送受信装置はユーザが取得を希望するデ
ータ放送番組のインデックス情報を登録し、上記放送局
から放送されるインデックス情報をこの登録インデック
ス情報と比較することでデータ放送番組の更新の有無を
判定する。そして、更新された場合にはその旨をユーザ
に報知し、これに対しユーザが放送データの取得指示を
入力すると、これに応じて放送局に対し公衆網の加入電
話回線を使用して取得要求を送出する。放送局は、この
取得要求に応じて、該当するデータ放送番組の放送デー
タを上記加入電話回線を使用して要求元の放送受信装置
に送信するようにしたものである。
【0021】図1は、この第1の実施形態におけるデー
タ放送システムの構成を示す回路ブロック図であり、1
0Aは放送局、20Aは放送受信装置としてのテレビジ
ョン受信機を示している。
【0022】このうち先ず放送局10Aは、テレビ番組
送出装置11と、データ放送番組制作装置14とを備え
ている。テレビジョン番組送出装置11は、別途制作さ
れた複数のテレビジョン番組の情報を蓄積し、放送時間
になるごとにこれらの番組の情報をテレビジョン放送専
用の放送チャネルに割り当てて送信部12へ出力する。
送信部12は、上記放送チャネルの情報をテレビジョン
放送信号に変換し、このテレビジョン放送信号をアンテ
ナ13から放送する。
【0023】データ放送番組制作装置14は、天気予報
や交通情報、ニュース等の文字放送などの各データ放送
番組を制作し、これらのデータ放送番組のデータを記憶
装置15に蓄積する。データ放送インデックス送出装置
16は、上記データ放送番組制作装置14において新た
な番組が制作されるか又は制作済みの番組のバージョン
が更新されると、そのインデックス情報を作成して多重
化装置17へ出力する。インデックス情報には、番組番
号と、バージョン情報と、番組の概要を表す情報とが含
まれる。
【0024】多重化装置17は、上記テレビジョン番組
送出装置11から出力される放送チャネルのテレビジョ
ン放送信号に、上記インデックス情報を多重化する。そ
して、この多重化放送信号を上記送信部12により送信
させる。なお、多重化方式としては、MPEGのトラン
スポートストリームにデータ放送を多重化する方式が用
いられる。
【0025】また、放送局10Aには通信制御部18が
設けてある。この通信制御部18は、公衆網NWを介し
てテレビジョン受信機20Aとの間で通信を行うもの
で、テレビジョン受信機20Aから送られるデータ放送
番組取得要求の受信と、この取得要求に応じて上記記憶
装置15に蓄積されているデータ放送番組の放送データ
の送信とを行う。
【0026】一方、テレビジョン受信機20Aは次のよ
うに構成される。すなわち、先ず放送局10Aからテレ
ビジョン放送専用の放送チャネルにより放送されたテレ
ビジョン放送信号は、アンテナ21を介して受信部22
で受信されたのち映像処理回路23に入力され、ここで
所定の映像信号処理が施されてモニタ24に表示され
る。
【0027】また、放送局10Aから放送チャネルによ
り伝送されたデータ放送多重化放送信号は、受信部22
で受信されたのちデータ放送デコーダ25に入力され、
ここでテレビジョン放送信号に多重化されていたデータ
放送番組のインデックス情報が分離される。そして、こ
のインデックス情報は記憶装置27に記憶されると共
に、モニタ24に表示される。
【0028】さらに、テレビジョン受信機20Aは、入
力部26と、更新判定部28と、通知処理部29と、通
信制御部211とを備えている。このうち入力部26
は、ユーザがチャネル指定など、テレビジョン受信機2
0Aに対し種々の動作指示を入力するために使用するも
ので、希望するデータ放送番組の登録指示の入力と、放
送局に対するデータ放送番組の取得要求の送信指示の入
力にも使用される。上記データ放送番組の登録指示が入
力された場合には、当該データ放送番組のインデックス
情報が記憶装置27に記憶保持される。
【0029】更新判定部28は、データ放送デコーダ2
5でインデックス情報が受信されるごとに、この受信イ
ンデックス情報と上記記憶装置27に記憶保持されてい
る登録インデックス情報との間でバージョン情報の比較
を行い、これによりユーザが取得を希望しているデータ
放送番組が更新されたか否かを判定する。
【0030】通知処理部29は、上記更新判定部28に
おいて、ユーザが取得を希望しているデータ放送番組が
更新されたと判定された場合に、その旨のメッセージを
インデックス情報と共にモニタ24にOSD(on scree
n display)により表示させる。なお、OSDの代わり
にLED等の点灯或いは点滅を使用してもよい。
【0031】通信制御部211は、公衆網NWを介して
放送局10Aとの間で通信を行うもので、入力部26か
らの取得指示に応じて放送局10Aに対しデータ放送番
組取得要求を送出すると共に、この取得要求に応じて放
送局10Aが送信するデータ放送番組の放送データを受
信する。
【0032】次に、以上のように構成されたデータ放送
システムの動作を説明する。図2及び図3はそれぞれ、
放送局10A及びテレビジョン受信機20Aの動作手順
とその内容を示すフローチャートである。
【0033】放送局10Aは、ステップ2aにおいてデ
ータ放送番組の制作状態を監視しており、新たな番組が
制作させるか又は既存の番組の内容がバージョンアップ
されると、ステップ2bでインデックス情報を作成或い
は更新する。更新の場合にはバージョン情報を更新す
る。そして、ステップ2cにおいて、上記作成又は更新
したインデックス情報をテレビジョン放送信号に多重化
して、データ放送用の放送チャネルにより放送する。
【0034】これに対しテレビジョン受信機20Aは、
ステップ3aにおいて放送中のデータ放送番組のインデ
ックス情報をモニタ24に表示する。そして、この状態
でユーザが取得を希望するデータ放送番組を入力部26
により選択指定すると、テレビジョン受信機20Aはス
テップ3bからステップ3cに移行して、ここで上記選
択指定された番組のインデックス情報を記憶装置27に
記憶保持する。すなわち、これにより取得希望のデータ
放送番組の登録がなされる。
【0035】続いてテレビジョン受信機20Aは、放送
局10Aからインデックス情報が受信されるごとに、ス
テップ3dにおいてこの受信インデックス情報と上記記
憶装置27に登録されている受信希望の番組インデック
ス情報とのバージョンを比較し、これにより受信希望の
データ放送番組が更新されたか否かを判定する。そし
て、更新がなければそのまま処理を終了するが、更新が
あった場合には、ステップ3eで更新の旨のメッセージ
とインデックス情報を通知処理部29からモニタ24に
供給してOSD表示させる。従って、この表示によりユ
ーザは希望するデータ放送番組の更新をリアルタイムに
知ることができる。
【0036】この状態でユーザが、上記更新された番組
のデータを取得するべく入力部26において取得指示を
入力したとする。そうするとテレビジョン受信機20A
は、ステップ3fからステップ3gに移行してここで公
衆網NWに対し放送局10Aへの発呼信号を送出する。
そして、この発呼に対し放送局10Aとの間に加入電話
回線による通信リンクが確立されると、この通信リンク
を介して放送局10Aに対しデータ放送番組の取得要求
を送信する。この取得要求には、取得を希望するデータ
放送番組のインデックス情報が含まれる。
【0037】これに対し放送局10Aは、ステップ2d
において各テレビジョン受信機からの取得要求の到来を
監視している。この状態でテレビジョン受信機20Aか
ら取得要求が到来すると、ステップ2eに移行してここ
で記憶装置15から該当するデータ放送番組の放送デー
タを読み出す。そして、この読み出した放送データを、
ステップ2fにおいて上記確立中の加入電話回線による
通信リンクを介して要求元のテレビジョン受信機20A
へ向け送信する。
【0038】テレビジョン受信機20Aは、放送局10
Aから加入電話回線を介して伝送された放送データをス
テップ3hで受信し、この受信放送データをステップ3
iで記憶装置27に記憶すると共にモニタ24に表示さ
せる。そして、上記放送データの取得後に、加入電話回
線を切断すると共に、ステップ3jにおいて記憶装置2
7に登録中の該当するデータ放送番組のインデックス情
報の内容を更新する。例えば、バージョン情報をインク
リメントする。
【0039】なお、ユーザがデータ放送番組のデータ取
得を一時的に停止する場合のように、ユーザが取得指示
を入力しなかった場合には、処理を終了する。
【0040】以上のように第1の実施形態では、放送局
10Aからテレビジョン受信機20Aに対して各データ
放送番組のインデックス情報のみを放送チャネルにより
放送し、データ放送番組の放送データは公衆網NWの加
入電話回線を介して伝送するようにしている。したがっ
て、データ放送用の放送チャネルにおける限られた帯域
を有効に利用して、多数のデータ放送チャネルを収容す
ることが可能となる。また、放送データは加入電話回線
を介して伝送されるので、放送チャネルの帯域を利用す
る場合に比べて高速に伝送することが可能となる。
【0041】さらに、ユーザが希望するデータ放送番組
のインデックス情報を自身のテレビジョン受信機20A
に予め登録しておき、この登録したインデックス情報を
もとにデータ放送番組の更新の有無を判定し、更新され
た場合に放送局10Aから該当するデータ放送番組のデ
ータを伝送するようにしている。従ってユーザは、着目
しているデータ放送番組がバージョンアップされるごと
に、その更新された放送データを常にタイムリに取得す
ることができる。また上記インデックス情報に基づく番
組の更新判定がテレビジョン受信機20Aにおいて行わ
れるため、放送局10Aの処理負荷を軽減することがで
きる。
【0042】また、上記番組の更新判定の結果をモニタ
24に表示し、ユーザの指示を待って放送局10Aに対
し取得要求を送出するようにしている。このため、ユー
ザは取得希望登録済みのデータ放送番組であっても、現
時点で取得する必要がない場合にはその番組の放送デー
タを受信せずに済む。
【0043】さらに、インデックス情報の登録内容の更
新が自動的に行われる。このため、ユーザは継続的に取
得を希望するデータ放送番組についてはインデックス情
報を1度登録すればよいことになり、これにより登録操
作を大幅に簡略化できる。
【0044】(第2の実施形態)この発明に係わるデー
タ放送システムとその放送局及び放送受信装置の第2の
実施形態は、放送局から放送受信装置に対し各データ放
送番組のインデックス情報を放送チャネルにより放送す
る。放送受信装置は、ユーザが取得を希望するデータ放
送番組の登録要求を自己の識別情報と共に放送局に登録
する。放送局は、データ放送番組の内容が更新されるか
又は新たなデータ放送番組が制作されるごとに、そのイ
ンデックス情報を上記登録インデックス情報とバージョ
ン比較することでデータ放送番組の更新の有無を判定
し、更新された場合に当該番組のインデックス情報を放
送チャネルにより登録元の放送受信装置に通知する。放
送受信装置は、放送局から自装置宛のインデックス情報
を受信するとその旨をユーザに報知し、これに対しユー
ザが放送データの取得指示を入力すると、放送局に対し
公衆網の加入電話回線を使用して取得要求を送出する。
放送局は、この取得要求に応じて、該当するデータ放送
番組の放送データを上記加入電話回線を使用して要求元
の放送受信装置に送信するようにしたものである。
【0045】図4は、この第2の実施形態におけるデー
タ放送システムの構成を示す回路ブロック図である。な
お、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付
して詳しい説明は省略する。
【0046】先ず放送局10Bには、記憶装置19と、
更新判定部111とが新たに設けてある。このうち記憶
装置19は、テレビジョン受信機20Bから公衆網NW
の加入電話回線を介して番組の通知登録要求が送られた
場合に、通信制御部18の指示に従い、この登録要求に
含まれるインデックス情報及びユーザの識別情報を記憶
保持する。
【0047】更新判定部111は、データ放送番組制作
装置14において新たな番組が制作されるか又は制作済
みの番組のバージョンが更新されるごとに、そのインデ
ックス情報と上記記憶装置19に記憶保持されているイ
ンデックス情報とをバージョン比較し、これによりユー
ザが取得を希望しているデータ放送番組が更新されたか
否かを判定する。
【0048】データ放送インデックス送出装置16は、
上記更新判定部111により希望番組の更新が判定され
た場合に、当該希望番組の更新通知をユーザの識別情報
とともにインデックス情報に挿入して、放送チャネルに
より登録要求元のテレビジョン受信機20Bに向け送信
する。
【0049】一方、テレビジョン受信機20Bのデータ
放送デコーダ25は、放送局10Bからインデックス情
報が到来した場合に、このインデックス情報に含まれる
ユーザ識別情報から当該インデックス情報が自己宛のも
のであるか否かを判定する。そして、自己宛だった場合
には、更新通知を受信した旨のメッセージを受信したイ
ンデックス情報と共にモニタ24にOSD表示させる。
【0050】通信制御部211は、公衆網NWを介して
放送局10Bとの間で通信を行うもので、入力部26か
らの取得指示に応じて放送局10Bに対しデータ放送番
組取得要求を送出すると共に、この取得要求に応じて放
送局10Bが送信するデータ放送番組の放送データを受
信する。
【0051】次に、以上のように構成されたデータ放送
システムの動作を説明する。図5及び図6はそれぞれ、
放送局10B及びテレビジョン受信機20Bの動作手順
とその内容を示すフローチャートである。
【0052】放送局10Bは、ステップ5aにおいてデ
ータ放送番組の制作状態を監視しており、新たな番組が
制作させるか又は既存の番組の内容がバージョンアップ
されると、ステップ5bでインデックス情報を作成或い
は更新する。更新の場合にはバージョン情報を更新す
る。
【0053】一方、テレビジョン受信機20Bは、ステ
ップ6aにおいて放送中のデータ放送番組のインデック
ス情報をモニタ24に表示する。そして、この状態でユ
ーザが取得を希望するデータ放送番組を入力部26によ
り選択指定すると、テレビジョン受信機20Bはステッ
プ6bからステップ6cに移行する。
【0054】このステップ6cにおいてテレビジョン受
信機20Bは、公衆網NWに対し放送局10Bへの発呼
信号を送出する。そして、この発呼に対し放送局10B
との間に加入電話回線による通信リンクが確立される
と、この通信リンクを介して放送局10Bに対し希望す
るデータ放送番組の登録要求を送信する。この登録要求
には、上記選択指定された番組のインデックス情報及び
ユーザの識別情報が含められる。上記登録要求の送信を
終了すると、上記通信リンクは開放する。
【0055】放送局10Bは、テレビジョン受信機20
Bから上記登録要求が到来すると、ステップ5cからス
テップ5dに移行して、受信した登録要求に含まれるイ
ンデックス情報及びユーザ識別情報を記憶装置19に記
憶する。かくして、放送局10Bに対する取得希望のデ
ータ放送番組の登録がなされる。
【0056】次に放送局10Bは、データ放送番組制作
装置14において新たな番組が制作させるか又は既存の
番組の内容がバージョンアップされるごとに、ステップ
5eでそのバージョン情報と上記記憶装置19に記憶さ
れている登録インデックス情報とをバージョン比較し、
これによりテレビジョン受信機20Bが受信を希望して
いるデータ放送番組が更新されたか否かを判定する。そ
して、更新がなければそのまま処理を終了する。
【0057】これに対し更新があったか又は新規だった
場合には、ステップ5fでこの更新又は新規を登録元の
テレビジョン受信機20Bに通知するための通知メッセ
ージ及びユーザ識別情報をインデックス情報に含め、こ
のインデックス情報をテレビジョン放送信号に多重化し
てデータ放送用の放送チャネルにより放送する。
【0058】テレビジョン受信機20Bは、ステップ6
dで上記通知メッセージを含むインデックス情報の到来
を監視しており、放送局10Bからこのインデックス情
報を受信すると、ステップ6eでこの受信したインデッ
クス情報が自己のユーザ宛か否かを判定する。そして、
自己のユーザ宛であれば、ステップ6fで更新通知を受
信した旨のメッセージをインデックス情報と共にモニタ
24にOSD表示する。従って、この表示によりユーザ
は希望するデータ放送番組の更新をリアルタイムに知る
ことができる。
【0059】この状態でユーザが、上記更新された番組
のデータを取得するべく入力部26において取得指示を
入力したとする。そうするとテレビジョン受信機20B
は、ステップ6gからステップ6hに移行してここで公
衆網NWに対し放送局10Bへの発呼信号を送出する。
そして、この発呼に対し放送局10Bとの間に加入電話
回線による通信リンクが確立されると、この通信リンク
を介して放送局10Bに対しデータ放送番組の取得要求
を送信する。この取得要求には、取得を希望するデータ
放送番組のインデックス情報が含まれる。
【0060】これに対し放送局10Bは、ステップ5g
において各テレビジョン受信機からの取得要求の到来を
監視している。この状態でテレビジョン受信機20Bか
ら取得要求が到来すると、ステップ5hに移行してここ
で記憶装置15から該当するデータ放送番組の放送デー
タを読み出す。そして、この読み出した放送データを、
ステップ5iにおいて上記確立中の加入電話回線による
通信リンクを介して要求元のテレビジョン受信機20B
へ向け送信する。
【0061】テレビジョン受信機20Bは、放送局10
Bから加入電話回線を介して伝送された放送データをス
テップ6iで受信し、この受信放送データをステップ6
jで記憶装置27に記憶すると共にモニタ24に表示さ
せる。そして、上記放送データの取得終了後に、ステッ
プ6kにおいて放送局10Bに対し上記加入電話回線を
介して登録中のインデックス情報の内容更新指示を送出
する。
【0062】放送局10Bは、ステップ5jでテレビジ
ョン受信機20Bからの登録更新指示を受信すると、ス
テップ5kに移行してここで記憶装置19に登録中の該
当するデータ放送番組のインデックス情報の内容を更新
する。例えば、バージョン情報をインクリメントする。
そして、この更新処理を終了すると上記加入電話回線を
切断する。
【0063】なお、ユーザがデータ放送番組のデータ取
得を一時的に停止する場合のように、ユーザが取得指示
を入力しなかった場合には、テレビジョン受信機20B
は処理を終了する。
【0064】以上のように第2の実施形態では、放送局
10Bからテレビジョン受信機20Bに対して各データ
放送番組のインデックス情報のみを放送チャネルにより
放送し、データ放送番組の放送データは公衆網NWの加
入電話回線を介して伝送するようにしている。このた
め、データ放送用の放送チャネルにおける限られた帯域
を有効に利用して、多数のデータ放送チャネルを収容す
ることが可能となる。また、放送データは加入電話回線
を介して伝送されるので、放送チャネルの帯域を利用す
る場合に比べて高速に伝送することが可能となる。
【0065】また、ユーザが取得を希望する番組の登録
要求を、テレビジョン受信機20Bから放送局10Bに
加入電話回線を介して伝送して登録し、この登録したイ
ンデックス情報をもとに取得希望の番組が更新されたか
否かを判定して、更新された場合に放送局10Bからテ
レビジョン受信機20Bに対し更新通知メッセージをイ
ンデックス情報に含めて放送チャネルにより通知するよ
うにしている。
【0066】したがってユーザは、取得希望のデータ放
送番組がバージョンアップされるごとに、その更新され
た放送データを常にタイムリに取得することができる。
また上記インデックス情報に基づく番組の更新判定が放
送局20Bにおいて行われるため、各テレビジョン受信
機に上記更新判定処理部を持たせる必要がなく、これに
よりテレビジョン受信機の処理負荷の低減と低価格化を
図ることができる。
【0067】さらに、放送局10Bから通知された更新
通知メッセージをモニタ24に表示し、ユーザの指示を
待って放送局10Bに対し取得要求を送出するようにし
ている。このため、ユーザは取得希望登録済みのデータ
放送番組であっても、現時点で取得する必要がない場合
にはその番組の放送データを受信せずに済む。
【0068】さらに、放送局10Bの記憶装置19に記
憶されたにインデックス情報の登録内容の更新が自動的
に行われる。このため、ユーザは継続的に取得を希望す
るデータ放送番組についてはインデックス情報を1度登
録すればよいことになり、これにより登録操作を大幅に
簡略化できる。
【0069】(その他の実施形態)前記各実施形態で
は、ユーザが取得を希望しているデータ放送番組が更新
された場合にその旨を一旦ユーザに報知し、ユーザが取
得指示を入力した場合にテレビジョン受信機から放送局
へ取得要求を送出して該当するデータ放送番組の放送デ
ータを取得するようにした。
【0070】しかし、これに限定されるものではなく、
データ放送番組の更新が検出された時点で、テレビジョ
ン受信機から放送局へ自動的に取得要求を送出して該当
するデータ放送番組の放送データを取得するように構成
してもよい。
【0071】また、上記ユーザによる取得指示の入力を
待って取得要求を送出して該当するデータ放送番組の放
送データを取得するモードと、上記更新検出時点で自動
的に取得要求を送出して該当するデータ放送番組の放送
データを取得するモードとの両方を備え、ユーザの選択
指示に従いこれらのモードを選択的に動作させるように
してもよい。
【0072】さらに、前記各実施形態では、放送局とテ
レビジョン受信機との間を接続する通信回線として公衆
網NWの加入電話回線を使用した場合を例にとって説明
した。しかし、それに限るものではなく、例えばテレビ
ジョン受信機に携帯電話端末やPHS端末などの移動通
信端末を付設し、テレビジョン受信機をこの移動通信端
末により移動通信網を介して放送局に接続させるように
構成してもよい。また、専用線網やインターネットを介
して接続するようにしてもよい。
【0073】また前記各実施形態では、インデックス情
報の登録内容の更新を自動的に行うようにしたが、ユー
ザの更新指示を待って行うようにしてもよい。
【0074】その他、放送局及び放送受信装置の種類や
その構成、データ放送を行う際の放送局及び放送受信装
置の制御手順とその内容、データ放送のコンテンツの内
容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施できる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、放送
局から放送受信装置へデータ放送番組を放送する場合
に、放送ネットワーク経由ではデータ放送番組のインデ
ックス情報のみを伝送し、放送データは通信ネットワー
クを介して伝送するようにしている。
【0076】従ってこの発明によれば、放送局から放送
受信装置に対しデータ放送のデータを随時高速に放送す
ることができ、かつデータ放送のチャネル数の増加要求
にも容易に対応することを可能にしたデータ放送システ
ムとその放送局及び放送受信装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態におけるデータ放
送システムの構成を示す回路ブロック図。
【図2】 図1に示したシステムの放送局の動作手順と
その内容を示すフローチャート。
【図3】 図1に示したシステムのテレビジョン受信機
の動作手順とその内容を示すフローチャート。
【図4】 この発明の第2の実施形態におけるデータ放
送システムの構成を示す回路ブロック図。
【図5】 図2に示したシステムの放送局の動作手順と
その内容を示すフローチャート。
【図6】 図2に示したシステムのテレビジョン受信機
の動作手順とその内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
NW…公衆網 10A,10B…放送局 20A,20B…テレビジョン受信機 11…テレビ番組送出装置 12…送信部 13…放送局のアンテナ 14…データ放送番組制作装置 15…放送データ蓄積用の記憶装置 16…データ放送インデックス送出装置 17…多重化装置 18…放送局の通信制御部 19,27…取得希望登録用の記憶装置 28,111…更新判定部 21…テレビジョン受信機のアンテナ 22…受信回路 23…映像処理回路 24…モニタ 25…データ放送デコーダ 26…入力部 29…通信処理部 211…テレビジョン受信機の通信制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/035 H04N 7/173 640Z 7/173 610 7/08 A 620 640

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送信号を所定の放送ネッ
    トワークにより送信する放送局と、前記放送ネットワー
    クにより送られたテレビジョン放送信号を受信すると共
    に、前記放送局との間が前記放送ネットワークとは異な
    る通信ネットワークを介して接続される放送受信装置と
    を備えたデータ放送システムであって、 前記放送局は、 データ放送番組ごとにそのインデックス情報を作成し、
    このインデックス情報を前記テレビジョン放送信号に多
    重して前記放送ネットワークにより送信するインデック
    ス送信手段と、 前記放送受信装置から通信ネットワークを介してデータ
    放送番組の取得要求が送られた場合に、この取得要求に
    応じて要求元の放送受信装置に対し該当する番組の放送
    データを前記通信ネットワークを介して送信する放送デ
    ータ送信手段とを備え、 前記放送受信装置は、 取得を希望するデータ放送番組のインデックス情報を登
    録メモリに記憶する登録手段と、 前記放送局から放送ネットワークを介して到来したイン
    デックス情報を前記登録メモリに記憶されているインデ
    ックス情報と比較することで、取得希望のデータ放送番
    組が更新されたか否かを判定する更新判定手段と、 この更新判定手段により取得希望のデータ放送番組が更
    新されたと判定された場合に、前記通信ネットワークを
    介して前記放送局に対し前記取得要求を送出する取得要
    求送出手段と、 前記取得要求の送出に対し前記放送局から前記通信ネッ
    トワークを介して送られた放送データを受信し記憶する
    放送データ受信手段とを備えたことを特徴とするデータ
    放送システム。
  2. 【請求項2】 前記取得要求送出手段は、更新判定手段
    により取得希望のデータ放送番組が更新されたと判定さ
    れた場合に、その旨をユーザに報知し、この報知に対し
    ユーザが番組の取得指示を入力した場合に前記取得要求
    を送出することを特徴とする請求項1記載のデータ放送
    システム。
  3. 【請求項3】 前記取得要求送出手段は、 更新判定手段により受信希望のデータ放送番組が更新さ
    れたと判定された場合にその旨をユーザに報知し、この
    報知に対しユーザが番組の取得指示を入力した場合に前
    記取得要求を送出する第1のモードと、 更新判定手段により受信希望のデータ放送番組が更新さ
    れたと判定された場合に自主的に前記取得要求を送出す
    る第2のモードと、 ユーザのモード指定操作に応じて、前記第1及び第2の
    モードを選択的に実行させるモード選択制御手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載のデータ放送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記放送受信装置は、前記放送データ取
    得手段による放送データの受信後に、前記登録メモリに
    記憶されている当該データ放送番組のインデックス情報
    の登録内容を更新する登録更新手段を、さらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ放送システム。
  5. 【請求項5】 テレビジョン放送信号を所定の放送ネッ
    トワークにより送信すると共に、この放送ネットワーク
    とは異なる通信ネットワークを介して放送受信装置に接
    続される放送局であって、 データ放送番組ごとにそのインデックス情報を作成し、
    このインデックス情報を前記テレビジョン放送信号に多
    重して前記放送ネットワークにより送信するインデック
    ス送信手段と、 前記インデックス情報の送信に対し、前記放送受信装置
    から通信ネットワークを介してデータ放送番組の取得要
    求が送られた場合に、この取得要求に応じて要求元の放
    送受信装置に対し該当する番組の放送データを前記通信
    ネットワークを介して送信する放送データ送信手段とを
    具備したことを特徴とする放送局。
  6. 【請求項6】 データ放送番組ごとにそのインデックス
    情報を作成し、このインデックス情報をテレビジョン放
    送信号に多重して放送ネットワークにより送信する放送
    局に対し、上記放送ネットワークとは異なる通信ネット
    ワークを介して接続される放送受信装置であって、 取得を希望するデータ放送番組のインデックス情報を登
    録メモリに記憶する登録手段と、 前記放送局から放送ネットワークを介して到来したイン
    デックス情報を前記登録メモリに記憶されているインデ
    ックス情報と比較することで、取得希望のデータ放送番
    組が更新されたか否かを判定する更新判定手段と、 この更新判定手段により取得希望のデータ放送番組が更
    新されたと判定された場合に、前記通信ネットワークを
    介して前記放送局に対し前記取得要求を送出する取得要
    求送出手段と、 前記取得要求に応じて、前記放送局が要求元の放送受信
    装置に対し前記通信ネットワークを介して送信した該当
    する番組の放送データを受信し記憶する放送データ受信
    手段とを備えたことを特徴とする放送受信装置。
  7. 【請求項7】 テレビジョン放送信号を所定の放送チャ
    ネルにより送信する放送局と、前記放送ネットワークに
    より送られたテレビジョン放送信号を受信すると共に、
    前記放送局との間が前記放送ネットワークとは異なる通
    信ネットワークを介して接続される放送受信装置とを備
    えたデータ放送システムであって、 前記放送受信装置は、 取得を希望するデータ放送番組の登録要求を当該番組の
    インデックス情報及び自己の識別情報と共に前記通信ネ
    ットワークを介して前記放送局へ送信し登録する登録要
    求送信手段と、 前記放送局から前記登録したデータ放送番組の更新通知
    が放送ネットワークを介して送られた場合に、当該デー
    タ放送番組の取得要求を前記通信ネットワークを介して
    前記放送局へ送出し、この取得要求に対し前記放送局か
    ら通信ネットワークを介して送られた放送データを受信
    し記憶する放送データ取得手段とを備え、 前記放送局は、 データ放送番組ごとに作成したインデックス情報を前記
    放送受信装置から登録されたデータ放送番組のインデッ
    クス情報と比較することで、放送受信装置が取得を希望
    しているデータ放送番組が更新されたか否かを判定する
    更新判定手段と、 この更新判定手段により取得希望のデータ放送番組が更
    新されたと判定された場合に、当該データ放送番組の更
    新通知をそのインデックス情報により登録元の放送受信
    装置へ放送ネットワークを介して送信する更新通知送信
    手段と、 前記放送受信装置から通信ネットワークを介して前記取
    得要求が送られた場合に、この取得要求に応じて該当す
    る番組の放送データを前記通信ネットワークを介して要
    求元の放送受信装置へ送信する放送データ送信手段とを
    備えたことを特徴とするデータ放送システム。
  8. 【請求項8】 前記放送データ取得手段は、前記放送局
    から前記登録したデータ放送番組の更新通知が送られた
    場合にその旨をユーザに報知し、この報知に対しユーザ
    が番組の取得指示を入力した場合に前記取得要求を放送
    局へ送出することを特徴とする請求項7記載のデータ放
    送システム。
  9. 【請求項9】 前記放送データ取得手段は、 前記放送局から前記登録したデータ放送番組の更新通知
    が送られた場合にその旨をユーザに報知し、この報知に
    対しユーザが番組の取得指示を入力した場合に前記取得
    要求を送出する第1のモードと、 前記放送局から前記登録したデータ放送番組の更新通知
    が送られた場合に自主的に前記取得要求を送出する第2
    のモードと、 ユーザのモード指定操作に応じて、前記第1及び第2の
    モードを選択的に実行させるモード選択制御手段とを備
    えたことを特徴とする請求項7記載のデータ放送システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記放送局は、放送受信装置への放送
    データの送信終了後に、該当するデータ放送番組のイン
    デックス情報の登録内容を更新する登録内容更新手段
    を、さらに備えたことを特徴とする請求項7記載のデー
    タ放送システム。
  11. 【請求項11】 テレビジョン放送信号を所定の放送ネ
    ットワークにより送信すると共に、この放送ネットワー
    クとは異なる通信ネットワークを介して放送受信装置に
    接続される放送局であって、 データ放送番組ごとに作成したインデックス情報を、放
    送受信装置から予め登録されたインデックス情報と比較
    することで、放送受信装置が取得を希望しているデータ
    放送番組が更新されたか否かを判定する更新判定手段
    と、 この更新判定手段により取得希望のデータ放送番組が更
    新されたと判定された場合に、当該データ放送番組の更
    新通知をインデックス情報により登録元の放送受信装置
    へ放送ネットワークを介して送信するインデックス送信
    手段と、 前記放送受信装置から取得を希望するデータ放送番組の
    取得要求が通信ネットワークを介して送られた場合に、
    この取得要求に応じて要求元の放送受信装置に対し該当
    する番組の放送データを前記通信ネットワークを介して
    送信する放送データ送信手段とを具備したことを特徴と
    する放送局。
  12. 【請求項12】 データ放送番組ごとにそのインデック
    ス情報を作成し、このインデックス情報をテレビジョン
    放送信号に多重して放送ネットワークにより送信する放
    送局に対し、上記放送ネットワークとは異なる通信ネッ
    トワークを介して接続される放送受信装置であって、 取得を希望するデータ放送番組の登録要求をそのインデ
    ックス情報及び自己の識別情報と共に前記通信ネットワ
    ークを介して前記放送局へ送信し登録する登録要求送信
    手段と、 前記放送局から前記登録したデータ放送番組の更新通知
    がそのインデックス情報により放送ネットワークを介し
    て送られた場合に、当該データ放送番組の取得要求を前
    記通信ネットワークを介して前記放送局へ送出する取得
    要求送出手段と、 前記取得要求の送出に対し前記放送局から通信ネットワ
    ークを介して送られた放送データを受信し記憶する放送
    データ取得手段とを具備したことを特徴とする放送受信
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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