JPH09200120A - 無線デジタル信号による同報メッセージの交換方式 - Google Patents
無線デジタル信号による同報メッセージの交換方式Info
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- JPH09200120A JPH09200120A JP8038665A JP3866596A JPH09200120A JP H09200120 A JPH09200120 A JP H09200120A JP 8038665 A JP8038665 A JP 8038665A JP 3866596 A JP3866596 A JP 3866596A JP H09200120 A JPH09200120 A JP H09200120A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明では無線デジタル信号を介して無線
端末(無線デジタル信号受信機)の使用者へ1対N放送
型(コネクションレス型)の同報メッセージのマルチキ
ャストサービスを可能にせしめるものであり、一方着信
側の無線端末においては使用者の任意指定にもとづく情
報の自動選択機能(エージェント機能)をもたせ、使用
者が受信メッセージに即応して応答すべくコネクション
型の通信サービスを連動させるものである。 【構成】 通信センター(又は放送センター)から一
斉同報のデジタル信号(デジタル放送を含む)を受信す
る無線端末(無線データ端末、携帯電話、PHS、テレ
ターミナル、双方向ページャー、放送受信機等)と、こ
れに無線回線を介して接続される通信センターである。
端末(無線デジタル信号受信機)の使用者へ1対N放送
型(コネクションレス型)の同報メッセージのマルチキ
ャストサービスを可能にせしめるものであり、一方着信
側の無線端末においては使用者の任意指定にもとづく情
報の自動選択機能(エージェント機能)をもたせ、使用
者が受信メッセージに即応して応答すべくコネクション
型の通信サービスを連動させるものである。 【構成】 通信センター(又は放送センター)から一
斉同報のデジタル信号(デジタル放送を含む)を受信す
る無線端末(無線データ端末、携帯電話、PHS、テレ
ターミナル、双方向ページャー、放送受信機等)と、こ
れに無線回線を介して接続される通信センターである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、無線端末使用者へ
1対N放送型の情報のマルチキャストサービスを行うも
のである。本発明においては、情報サービスセンターと
無線端末との間に、放送デジタル信号を介して各種の情
報の同報メッセージを提供するものである。情報提供サ
ービスの新たな方式として、テレビやラジオの番組にリ
アルタイムに連動した双方向放送無線メディアオンライ
ン情報サービスが考えられる。これは双方向の番組参加
型の映像・音声の放送サービスと情報通信サービスの融
合を図ったものである。各種テレビ番組の内容に合わせ
て、事前にクイズやアンケート、ショッピング案内等の
同報メッセージを編集して番組の進行にリアルタイムに
連動させて、情報サービスセンターから放送デジタル信
号を介して1対N放送型のマルチキャストサービスを提
供する。一方着信側の視聴者は自分の欲しい番組に合わ
せて無線端末のカーソルにて番組目録を表わす同報識別
情報を選択指定する。あとは自動的に無線信号の識別情
報がエアーチェックされて必要な番組連動情報がクリッ
ピングされてディスプレイに表示される。視聴者は端末
のディスプレイに表示されたクイズや、スポーツ・ドラ
マ・映画の予想アンケート、商品案内、バラエティ番組
への参加等に、端末のボタン操作にて即応して応答信号
の発信を行うと、自動的に情報サービスセンターに通信
センターを介してつながれ、放送番組にオンラインで連
動する事が出来る。放送局と視聴者が一体となったテレ
ビと無線放送デジタル信号を介しての双方向のマルチメ
ディアサービスが提供される。無線端末又は情報サービ
スセンターでは相手からの応答に対してメッセージと共
に伝送される端末IDをもとに、自動的に発呼してレス
ポンスを送出し、コネクション型の通信サービスを連動
させる事が出来る。
1対N放送型の情報のマルチキャストサービスを行うも
のである。本発明においては、情報サービスセンターと
無線端末との間に、放送デジタル信号を介して各種の情
報の同報メッセージを提供するものである。情報提供サ
ービスの新たな方式として、テレビやラジオの番組にリ
アルタイムに連動した双方向放送無線メディアオンライ
ン情報サービスが考えられる。これは双方向の番組参加
型の映像・音声の放送サービスと情報通信サービスの融
合を図ったものである。各種テレビ番組の内容に合わせ
て、事前にクイズやアンケート、ショッピング案内等の
同報メッセージを編集して番組の進行にリアルタイムに
連動させて、情報サービスセンターから放送デジタル信
号を介して1対N放送型のマルチキャストサービスを提
供する。一方着信側の視聴者は自分の欲しい番組に合わ
せて無線端末のカーソルにて番組目録を表わす同報識別
情報を選択指定する。あとは自動的に無線信号の識別情
報がエアーチェックされて必要な番組連動情報がクリッ
ピングされてディスプレイに表示される。視聴者は端末
のディスプレイに表示されたクイズや、スポーツ・ドラ
マ・映画の予想アンケート、商品案内、バラエティ番組
への参加等に、端末のボタン操作にて即応して応答信号
の発信を行うと、自動的に情報サービスセンターに通信
センターを介してつながれ、放送番組にオンラインで連
動する事が出来る。放送局と視聴者が一体となったテレ
ビと無線放送デジタル信号を介しての双方向のマルチメ
ディアサービスが提供される。無線端末又は情報サービ
スセンターでは相手からの応答に対してメッセージと共
に伝送される端末IDをもとに、自動的に発呼してレス
ポンスを送出し、コネクション型の通信サービスを連動
させる事が出来る。
【0002】
【従来の技術】 従来での無線端末として、相手先を
呼び出してメッセージを伝えるものとしてページャーが
ある。しかし現在のページャーにおいては個別の相手を
指定して呼び出す方式であり、しかも双方向でのメッセ
ージのやりとりは出来なかった。又携帯電話やPHSに
おいても、通話接続先の呼び出しにおいては個別の相手
を指定するコネクション型の通信システムであった。放
送の分野においては、TVやFMラジオ等において文字
放送の放送受信機があったが、これらは文字等のデジタ
ル信号をすべてメモリに一端保管してそれから編集及び
表示するものであり、デジタル信号を事前検索の為に特
別の識別情報で取り込みの選択を行い、さらに索引での
検索の結果一致すれば保管及び報知するものは存在して
いなかった。
呼び出してメッセージを伝えるものとしてページャーが
ある。しかし現在のページャーにおいては個別の相手を
指定して呼び出す方式であり、しかも双方向でのメッセ
ージのやりとりは出来なかった。又携帯電話やPHSに
おいても、通話接続先の呼び出しにおいては個別の相手
を指定するコネクション型の通信システムであった。放
送の分野においては、TVやFMラジオ等において文字
放送の放送受信機があったが、これらは文字等のデジタ
ル信号をすべてメモリに一端保管してそれから編集及び
表示するものであり、デジタル信号を事前検索の為に特
別の識別情報で取り込みの選択を行い、さらに索引での
検索の結果一致すれば保管及び報知するものは存在して
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明において
は、従来のコネクション型通信と1対N放送のコネクシ
ョンレス型のマルチキャストサービスの融合を図ったも
のである。無線端末の呼び出しにおいては個別の無線端
末を呼び出すものでなく、通信センターからデジタル信
号で無線接続される全無線端末を同報メッセージにて呼
び出すものである。一方、着信側の無線端末において、
同報メッセージの発生の都度、報知の呼び出しが鳴るの
では大変わずらわしい事となる。又全同報メッセージを
無線端末のメモリに蓄積するにはパワー及び容量の問題
が生じると共に使用者にとって蓄積された全同報メッセ
ージをのちに検索する手間が生じるといった問題があ
る。着信側の無線端末にて双方向の通信を行うにおい
て、同報メッセージを受信しメッセージの内容を確認し
て、応答のメッセージを入力操作部にて作成し発信側へ
送り返す場合、発信側の端末IDを受信のメッセージの
中から探し、手動にて操作入力して設定し送信するのは
手間が生じるといった問題があり、しかも相手に自局の
端末IDを通知したくない場合もあった。
は、従来のコネクション型通信と1対N放送のコネクシ
ョンレス型のマルチキャストサービスの融合を図ったも
のである。無線端末の呼び出しにおいては個別の無線端
末を呼び出すものでなく、通信センターからデジタル信
号で無線接続される全無線端末を同報メッセージにて呼
び出すものである。一方、着信側の無線端末において、
同報メッセージの発生の都度、報知の呼び出しが鳴るの
では大変わずらわしい事となる。又全同報メッセージを
無線端末のメモリに蓄積するにはパワー及び容量の問題
が生じると共に使用者にとって蓄積された全同報メッセ
ージをのちに検索する手間が生じるといった問題があ
る。着信側の無線端末にて双方向の通信を行うにおい
て、同報メッセージを受信しメッセージの内容を確認し
て、応答のメッセージを入力操作部にて作成し発信側へ
送り返す場合、発信側の端末IDを受信のメッセージの
中から探し、手動にて操作入力して設定し送信するのは
手間が生じるといった問題があり、しかも相手に自局の
端末IDを通知したくない場合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明の無線デジタ
ル信号による同報メッセージの交換方式は、上記の目的
を達成する為に通信センターでは発信側の無線端末から
発呼され送出される端末IDとメッセージを受信する
と、この端末IDとメッセージを同報メッセージとして
とらえ、通信センターに無線接続される端末群(全無線
端末又は特定のゾーン内の全無線端末)に同報呼び出し
(マルチキャスト)を行う。一方、着信側の無線端末で
は通信センターから送出される同報メッセージの識別情
報を、事前に無線端末のデータメモリに記憶設定された
同報識別情報との比較判定を行い、判定結果が一致した
場合は、受信したメッセージをメモリに保管し、この識
別情報と連係する当該のソフトプログラムを起動させて
処理を行い、報知部を作動させると共に、受信されたメ
ッセージを使用者に通知する。さらに使用者が受信メッ
セージに即応して応答のメッセージ入力を行い、発信操
作を行うと発呼された端末IDの無線端末に向けて応答
のメッセージと自局の端末IDを自動的に付加して、相
手先へ送出すべく通信センターに発信するものである。
ル信号による同報メッセージの交換方式は、上記の目的
を達成する為に通信センターでは発信側の無線端末から
発呼され送出される端末IDとメッセージを受信する
と、この端末IDとメッセージを同報メッセージとして
とらえ、通信センターに無線接続される端末群(全無線
端末又は特定のゾーン内の全無線端末)に同報呼び出し
(マルチキャスト)を行う。一方、着信側の無線端末で
は通信センターから送出される同報メッセージの識別情
報を、事前に無線端末のデータメモリに記憶設定された
同報識別情報との比較判定を行い、判定結果が一致した
場合は、受信したメッセージをメモリに保管し、この識
別情報と連係する当該のソフトプログラムを起動させて
処理を行い、報知部を作動させると共に、受信されたメ
ッセージを使用者に通知する。さらに使用者が受信メッ
セージに即応して応答のメッセージ入力を行い、発信操
作を行うと発呼された端末IDの無線端末に向けて応答
のメッセージと自局の端末IDを自動的に付加して、相
手先へ送出すべく通信センターに発信するものである。
【0005】
【作用】 無線端末のデータメモリRAM内の同報識
別情報の同報検索番号及び情報索引符号をデータメモリ
RAM内の当該のエリアに比較判定対象データとして記
憶設定するにあたり、使用者が無線端末の入力操作部1
5にて発信操作を行い送信部11を介して情報サービス
センターにアクセスすると、情報サービスセンターに使
用者の趣向属性に合わせ事前に検索登録された同報識別
情報が受信され、無線端末のデータメモリRAMの当該
エリアに事前に蓄積される。こうして使用者は事前に入
手したい情報の目録を同報識別情報として表示部のディ
スプレイに表示させ、使用者がその中から入手したい項
目を入力操作部のカーソルで選らび、データメモリRA
M内の同報検索番号及び情報索引符号を選択指定する
と、自動的にデータメモリRAM内の当該の項目の選択
指定域に比較判定対象を示す選択マークが設定されると
共に次の比較判定の対象項目の走査の為のパスを示すア
ドレスポインタが更新される。こうして受信された同報
メッセージ内の識別情報とデータメモリRAM内の当該
の同報検索番号が自動的により高速に比較判定され、所
定のサイクル待時間内にその走査が完了出来るようにな
る。
別情報の同報検索番号及び情報索引符号をデータメモリ
RAM内の当該のエリアに比較判定対象データとして記
憶設定するにあたり、使用者が無線端末の入力操作部1
5にて発信操作を行い送信部11を介して情報サービス
センターにアクセスすると、情報サービスセンターに使
用者の趣向属性に合わせ事前に検索登録された同報識別
情報が受信され、無線端末のデータメモリRAMの当該
エリアに事前に蓄積される。こうして使用者は事前に入
手したい情報の目録を同報識別情報として表示部のディ
スプレイに表示させ、使用者がその中から入手したい項
目を入力操作部のカーソルで選らび、データメモリRA
M内の同報検索番号及び情報索引符号を選択指定する
と、自動的にデータメモリRAM内の当該の項目の選択
指定域に比較判定対象を示す選択マークが設定されると
共に次の比較判定の対象項目の走査の為のパスを示すア
ドレスポインタが更新される。こうして受信された同報
メッセージ内の識別情報とデータメモリRAM内の当該
の同報検索番号が自動的により高速に比較判定され、所
定のサイクル待時間内にその走査が完了出来るようにな
る。
【0006】
【実施例】 次に本発明について図面を参照して以下
に詳述する。図2は本発明の実施例の無線端末のブロッ
ク図である。同図において、10は受信部、11は送信
部、12は制御部、13は報知部、14は表示部、15
は入力操作部、16は通話部、17はRAM,18はR
OM,19はCPU、20は比較判定部、21はソフト
プログラムである。
に詳述する。図2は本発明の実施例の無線端末のブロッ
ク図である。同図において、10は受信部、11は送信
部、12は制御部、13は報知部、14は表示部、15
は入力操作部、16は通話部、17はRAM,18はR
OM,19はCPU、20は比較判定部、21はソフト
プログラムである。
【0007】 基地局4と通信制御センター3から構
成される通信センター2では、基地局4とデジタル信号
で無線接続される発信側の無線端末5から送出される端
末IDとメッセージ(伝言、音声、動画、静止画、ソフ
トウエア、データ等)を受信するか、又は通信センター
2の通信制御センター3と有線回線で接続される情報サ
ービスセンター1から送出される端末ID(ステーショ
ンID)とメッセージを受信する。通信センター2では
この端末IDとメッセージを同報メッセージ(マルチキ
ャスト)として捉え通信センター2に無線接続される着
信側の無線端末群6(全無線端末又は特定のサービスエ
リア内の全無線端末)に一斉同報呼び出しをする。発信
側の無線端末5から受信されるメッセージにおいては同
報メッセージ(データグラム方式)の識別情報としてグ
ループ個別コールの個別識別番号がそのアドレスとして
設定されており、一方情報サービスセンター1から受信
されるメッセージにおいては同報メッセージ(マルチキ
ャストコール方式)の識別情報としてグループ識別番号
及びシステム同報識別番号がそのアドレスとして設定さ
れている。ここでの無線端末とは通信センター2(テレ
ビ・ラジオ等の放送センターを含む)の無線チャンネル
から放出されるデジタル信号を受信する放送デジタル信
号受信機を意味しており、その応用製品としてテレビ・
ラジオの放送受信機、無線データ端末、携帯電話、PH
S、双方向ページャーをその対象としている。
成される通信センター2では、基地局4とデジタル信号
で無線接続される発信側の無線端末5から送出される端
末IDとメッセージ(伝言、音声、動画、静止画、ソフ
トウエア、データ等)を受信するか、又は通信センター
2の通信制御センター3と有線回線で接続される情報サ
ービスセンター1から送出される端末ID(ステーショ
ンID)とメッセージを受信する。通信センター2では
この端末IDとメッセージを同報メッセージ(マルチキ
ャスト)として捉え通信センター2に無線接続される着
信側の無線端末群6(全無線端末又は特定のサービスエ
リア内の全無線端末)に一斉同報呼び出しをする。発信
側の無線端末5から受信されるメッセージにおいては同
報メッセージ(データグラム方式)の識別情報としてグ
ループ個別コールの個別識別番号がそのアドレスとして
設定されており、一方情報サービスセンター1から受信
されるメッセージにおいては同報メッセージ(マルチキ
ャストコール方式)の識別情報としてグループ識別番号
及びシステム同報識別番号がそのアドレスとして設定さ
れている。ここでの無線端末とは通信センター2(テレ
ビ・ラジオ等の放送センターを含む)の無線チャンネル
から放出されるデジタル信号を受信する放送デジタル信
号受信機を意味しており、その応用製品としてテレビ・
ラジオの放送受信機、無線データ端末、携帯電話、PH
S、双方向ページャーをその対象としている。
【0008】 着信側の無線端末6では通信センター
2から送出される同報メッセージの識別情報30を、事
前に無線端末6のデータメモリに記憶設定された同報識
別情報31と比較判定される。受信部10は基地局4か
らの無線デジタル信号による端末IDとメッセージ(伝
言、音声、動画、静止画、ソフトウエア、データ等を含
む)を含む同報メッセージを受信する。受信部10は変
調された搬送波を受信し復調して制御部12へ出力す
る。制御部12の比較判定部20は、無線信号により受
信された同報メッセージがデータグラム方式かマルチキ
ャストコール方式で受信されたものかを判定する。デー
タグラム方式の場合は、比較判定部20は受信した識別
情報30と無線端末6のROM18内の自局の個別識別
番号32との比較で不一致が判別されると、個別の無線
端末の呼び出しが行われたのでなく、1対Nの放送型の
メッセージ通報が行われていると推定し、事前に無線端
末6のデータメモリRAM17に記憶設定された同報識
別情報31内の選択指定域33に選択マークされた同報
検索番号34と、受信された識別情報30の内容を比較
判定する。判定結果が一致した場合は、同報メッセージ
をRAM17に保管する、不一致の場合は処理を終了す
る。一方、マルチキャストコール方式の場合は、比較判
定部20は受信した識別情報30と事前に無線端末6の
データメモリRAM17に記憶設定された同報識別情報
31内の選択指定域33に選択マークされた同報検索番
号34の内容を比較判定する。判定結果が一致した場合
は、同報メッセージをRAM17に保管する、不一致の
場合は処理を終了する。
2から送出される同報メッセージの識別情報30を、事
前に無線端末6のデータメモリに記憶設定された同報識
別情報31と比較判定される。受信部10は基地局4か
らの無線デジタル信号による端末IDとメッセージ(伝
言、音声、動画、静止画、ソフトウエア、データ等を含
む)を含む同報メッセージを受信する。受信部10は変
調された搬送波を受信し復調して制御部12へ出力す
る。制御部12の比較判定部20は、無線信号により受
信された同報メッセージがデータグラム方式かマルチキ
ャストコール方式で受信されたものかを判定する。デー
タグラム方式の場合は、比較判定部20は受信した識別
情報30と無線端末6のROM18内の自局の個別識別
番号32との比較で不一致が判別されると、個別の無線
端末の呼び出しが行われたのでなく、1対Nの放送型の
メッセージ通報が行われていると推定し、事前に無線端
末6のデータメモリRAM17に記憶設定された同報識
別情報31内の選択指定域33に選択マークされた同報
検索番号34と、受信された識別情報30の内容を比較
判定する。判定結果が一致した場合は、同報メッセージ
をRAM17に保管する、不一致の場合は処理を終了す
る。一方、マルチキャストコール方式の場合は、比較判
定部20は受信した識別情報30と事前に無線端末6の
データメモリRAM17に記憶設定された同報識別情報
31内の選択指定域33に選択マークされた同報検索番
号34の内容を比較判定する。判定結果が一致した場合
は、同報メッセージをRAM17に保管する、不一致の
場合は処理を終了する。
【0009】 上記の両方式において判定結果が一致
した場合、制御部12は1対Nの放送型のメッセージ通
報が行われていると判断する。さらに制御部12は受信
されRAM17に保管記憶された同報メッセージ内の情
報索引符号の内容を検出し、事前に無線端末6のデータ
メモリRAM17に記憶設定された同報検索番号34の
当該のテーブル内の各種情報索引符号35と比較判定す
る。判定結果が一致しない場合は無線端末6の使用者が
この同報メッセージの受信の選択指定を行っていなかっ
た事として処理を終了する。判定結果が一致した場合
は、同報検索番号34と情報索引符号35に対応する当
該のソフトプログラム21(マルチメディアOS、ソフ
トウエアのインタプリタ、各種アプリケーションプログ
ラム等)を起動させて、報知部13を作動させると共
に、受信された同報メッセージの内容(伝言、音声、動
画、静止画、ソフトウエア、データ等)を処理し表示部
14又は通話部16へ出力する。さらに使用者が表示さ
れたメッセージ内容に即応して情報端末としての入力操
作部15(情報端末への入力手段としては、キーパッ
ド、カーソル、簡易リモートコントロール操作端末等が
ある)又は通話部16を操作して、応答のメッセージを
送信部11を介して、受信した同報メッセージ内の端末
IDに示される発信側の無線端末5(データグラム方
式)、又はもう一方の発信側の情報サービスセンター1
(マルチキャストコール方式)のいずれかのアドレスに
向けて発信させる事が出来る。この時、制御部12は応
答のメッセージ(データ、伝言、音声、動画、静止画
等)と自局の端末IDを編集して、さらに受信した相手
側の端末ID(ステーションID)を自動的に送信ヘッ
ダのデステイネーションポー卜に設定して、相手先に送
出すべく通信センター2に発信する。
した場合、制御部12は1対Nの放送型のメッセージ通
報が行われていると判断する。さらに制御部12は受信
されRAM17に保管記憶された同報メッセージ内の情
報索引符号の内容を検出し、事前に無線端末6のデータ
メモリRAM17に記憶設定された同報検索番号34の
当該のテーブル内の各種情報索引符号35と比較判定す
る。判定結果が一致しない場合は無線端末6の使用者が
この同報メッセージの受信の選択指定を行っていなかっ
た事として処理を終了する。判定結果が一致した場合
は、同報検索番号34と情報索引符号35に対応する当
該のソフトプログラム21(マルチメディアOS、ソフ
トウエアのインタプリタ、各種アプリケーションプログ
ラム等)を起動させて、報知部13を作動させると共
に、受信された同報メッセージの内容(伝言、音声、動
画、静止画、ソフトウエア、データ等)を処理し表示部
14又は通話部16へ出力する。さらに使用者が表示さ
れたメッセージ内容に即応して情報端末としての入力操
作部15(情報端末への入力手段としては、キーパッ
ド、カーソル、簡易リモートコントロール操作端末等が
ある)又は通話部16を操作して、応答のメッセージを
送信部11を介して、受信した同報メッセージ内の端末
IDに示される発信側の無線端末5(データグラム方
式)、又はもう一方の発信側の情報サービスセンター1
(マルチキャストコール方式)のいずれかのアドレスに
向けて発信させる事が出来る。この時、制御部12は応
答のメッセージ(データ、伝言、音声、動画、静止画
等)と自局の端末IDを編集して、さらに受信した相手
側の端末ID(ステーションID)を自動的に送信ヘッ
ダのデステイネーションポー卜に設定して、相手先に送
出すべく通信センター2に発信する。
【0010】 一方、無線端末6のデータメモリRA
M17内の同報識別情報31の同報検索番号34及び情
報索引符号35をデータメモリRAM17内の当該のエ
リアに比較判定対象データとして記憶設定するにあた
り、使用者が無線端末6の入力操作部15にて発信操作
を行い送信部11を介して情報サービスセンター1にア
クセスして、同報識別情報31のデータを受信してデー
タメモリRAM17の当該エリアに事前に蓄積する事が
できる。こうして使用者は独自の入手したい情報の目録
を同報識別情報として表示部14のディスプレイに表示
させ、使用者がその中から受信したい項目を入力操作部
15のカーソルで選らび、データメモリRAM17内の
同報検索番号34及び情報索引符号35を選択指定する
と、自動的にデータメモリRAM17内の当該の項目の
選択指定域33に比較判定対象を示す選択マークが設定
されると共に次の比較判定の対象項目の走査の為のパス
を示すアドレスポインタ36が更新される。こうして受
信された同報メッセージ内の識別情報30とデータメモ
リRAM17内の当該の同報検索番号34が自動的によ
り高速に比較判定され、所定のサイクル待時間内にその
走査が完了出来るようにしたものである。
M17内の同報識別情報31の同報検索番号34及び情
報索引符号35をデータメモリRAM17内の当該のエ
リアに比較判定対象データとして記憶設定するにあた
り、使用者が無線端末6の入力操作部15にて発信操作
を行い送信部11を介して情報サービスセンター1にア
クセスして、同報識別情報31のデータを受信してデー
タメモリRAM17の当該エリアに事前に蓄積する事が
できる。こうして使用者は独自の入手したい情報の目録
を同報識別情報として表示部14のディスプレイに表示
させ、使用者がその中から受信したい項目を入力操作部
15のカーソルで選らび、データメモリRAM17内の
同報検索番号34及び情報索引符号35を選択指定する
と、自動的にデータメモリRAM17内の当該の項目の
選択指定域33に比較判定対象を示す選択マークが設定
されると共に次の比較判定の対象項目の走査の為のパス
を示すアドレスポインタ36が更新される。こうして受
信された同報メッセージ内の識別情報30とデータメモ
リRAM17内の当該の同報検索番号34が自動的によ
り高速に比較判定され、所定のサイクル待時間内にその
走査が完了出来るようにしたものである。
【0011】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明では無
線デジタル信号を介して無線端末(無線デジタル信号受
信機)の使用者へ1対N放送型(コネクションレス型)
の同報メッセージのマルチキャストサービスを可能にせ
しめるものであり、一方着信側の無線端末においては使
用者の任意指定にもとづく情報の自動選択機能(エージ
ェント機能)をもたせ、使用者が受信メッセージに即応
して応答すべくコネクション型の通信サービスも合わせ
て提供出来るものである。本発明によるマルチキャスト
サービスでは電波の利用効率のきわめて高い、しかも発
信者に情報の放送と双方向通信を可能にせしめる画期的
な発明である。
線デジタル信号を介して無線端末(無線デジタル信号受
信機)の使用者へ1対N放送型(コネクションレス型)
の同報メッセージのマルチキャストサービスを可能にせ
しめるものであり、一方着信側の無線端末においては使
用者の任意指定にもとづく情報の自動選択機能(エージ
ェント機能)をもたせ、使用者が受信メッセージに即応
して応答すべくコネクション型の通信サービスも合わせ
て提供出来るものである。本発明によるマルチキャスト
サービスでは電波の利用効率のきわめて高い、しかも発
信者に情報の放送と双方向通信を可能にせしめる画期的
な発明である。
【図1】ネットワークの構成図である。
【図2】無線端末のブロック図である。
【図3】データメモリ内の識別情報を示す図である。
1 情報サービスセンター 17 RAM 2 通信センター 18 ROM 3 通信制御センター 19 CPU 4 基地局 20 比較制
御部 5 発信側の無線端末 21 ソフト
プログラム 6 着信側の無線端末 30 受信し
た識別情報 10 受信部 31 同報識
別情報 11 送信部 32 個別識
別番号 12 制御部 33 選択指
定域 13 報知部 34 同報検
索番号 14 表示部 35 情報索
引符号 15 入力操作部 36 アドレ
スポインタ 16 通話部
御部 5 発信側の無線端末 21 ソフト
プログラム 6 着信側の無線端末 30 受信し
た識別情報 10 受信部 31 同報識
別情報 11 送信部 32 個別識
別番号 12 制御部 33 選択指
定域 13 報知部 34 同報検
索番号 14 表示部 35 情報索
引符号 15 入力操作部 36 アドレ
スポインタ 16 通話部
Claims (2)
- 【請求項1】 通信センター(又は放送センター)か
ら一斉同報のデジタル信号(デジタル放送を含む)を受
信する無線端末(無線データ端末、携帯電話、PHS、
テレターミナル双方向ページャー、放送受信機等)とこ
れに無線回線を介して接続される通信センターとの間に
おいて、メッセージ(伝言、音声、動画、静止画、ソフ
トウエア、データ等)を双方向にて交換する方式につい
て、前記通信センターでは発信側の無線端末、又は情報
サービスセンターから送出される端末IDとメッセージ
(伝言、音声、動画、静止画、ソフトウエア、データ
等)を受信する手段を有し、通信センターではこの端末
IDとメッセージを同報メッセージとして捉え通信セン
ターに無線接続される端末群(全無線端末又は特定のゾ
ーン内の全無線端末)に一斉同報呼び出し(マルチキャ
スト)する手段を有する、一方、着信側の無線端末では
前記通信センターから送出される同報メッセージの識別
情報を、事前に無線端末のデータメモリに記憶設定され
た同報識別情報と比較判定する手段を有し、判定結果が
一致した場合は、当該のソフトプログラムを起動させて
報知部を作動させると共に、受信されたメッセージ(伝
言、音声、動画、静止画、ソフトウエア、データ等)を
処理し使用者に通知する手段を有し、さらに使用者がメ
ッセージに即応して応答のメッセージ入力を入力操作部
を介して行い発信操作を行うと、受信された端末IDの
無線端末又は情報サービスセンターに向けて応答のメッ
セージと自局の端末IDを自動的に相手先へ送出すべく
通信センターに発信する手段を有する事を特徴とする無
線デジタル信号による同報メッセージの交換方式。 - 【請求項2】 請求項1の無線端末のデータメモリに
記憶される同報識別情報を設定するにあたり、使用者が
無線端末の発信操作にて通信センターの情報サービスセ
ンターにアクセスし、同報識別情報のデータを要求する
と、情報サービスセンターに使用者の趣向属性に合わせ
事前に検索登録された同報識別情報が受信され、無線端
末のデータメモリの当該エリアに蓄積登録する手段を有
し、使用者が上記蓄積された同報識別情報の中から入手
したい識別情報の選択を行う為に入力操作部を介して、
データメモリ内の同報識別情報を選択指定すると、当該
の項目に選択指定マークを設定すると共に識別情報の高
速検索パスを設定し、受信された同報メッセージ内の識
別情報と、データメモリ内の選択指定された同報識別情
報のみが自動的に比較判定され、一致すればメッセージ
をメモリに保管すると共に報知する事を特徴とする無線
デジタル信号による同報メッセージの交換方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8038665A JPH09200120A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 無線デジタル信号による同報メッセージの交換方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8038665A JPH09200120A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 無線デジタル信号による同報メッセージの交換方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200120A true JPH09200120A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12531575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8038665A Pending JPH09200120A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 無線デジタル信号による同報メッセージの交換方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09200120A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6311061B1 (en) | 1997-12-05 | 2001-10-30 | Nec Corporation | Mobile communication system data multi-connector |
JP2002215664A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-08-02 | Ns Solutions Corp | デジタルデータ配信システム、データ受信端末装置、データ配信装置及び記録媒体 |
JP2003005646A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Nippon Signal Co Ltd:The | 時刻・運賃表システム |
JP2019009675A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | ソフトバンク株式会社 | 情報処理装置、プログラム、通信端末、及び通信システム |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8038665A patent/JPH09200120A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6311061B1 (en) | 1997-12-05 | 2001-10-30 | Nec Corporation | Mobile communication system data multi-connector |
JP2002215664A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-08-02 | Ns Solutions Corp | デジタルデータ配信システム、データ受信端末装置、データ配信装置及び記録媒体 |
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JP2019009675A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | ソフトバンク株式会社 | 情報処理装置、プログラム、通信端末、及び通信システム |
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