JP2009505817A5

JP2009505817A5 -

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Publication number: JP2009505817A5
Application number: JP2008527462A
Authority: JP
Filing date: 2006-08-22
Publication date: 2009-10-01
Anticipated expiration: 2026-08-22

Claims

担体材料としての酸化アルミニウムから実質的になる担体上に１種以上の活性金属を含み、平均粒子サイズが１０〜２００μｍの粉状で機械的安定性が高いガス相反応用の流動床触媒であって、
前記担体中の前記酸化アルミニウムが、実質的にα−酸化アルミニウムから成ることを特徴とする流動床触媒。
活性金属又は複数種類の活性金属が、元素周期表の第７〜１１族の元素の中から選ばれることを特徴とする請求項１に記載の流動床触媒。
活性金属がルテニウム、銅及び／又は金であることを特徴とする請求項１又は２に記載の流動床触媒。
各場合において、触媒の合計質量に対して、
ａ）０．００１〜１０質量％の、ルテニウム、銅及び／又は金、
ｂ）０〜５質量％の、１種以上のアルカリ土類金属、
ｃ）０〜５質量％の、１種以上のアルカリ金属、
ｄ）０〜１０質量％の、１種以上の希土類金属、
ｅ）０〜１０質量％の、パラジウム、白金、オスミウム、イリジウム、銀及びレニウムからなる群から選ばれる１種以上の別の金属、
を含むことを特徴とする請求項１〜３の何れか１項に記載の流動床触媒。
活性金属がルテニウムであることを特徴とする請求項１〜４の何れかに記載の流動床触媒。
請求項１〜５の何れか１項に記載の流動床触媒を製造する方法であって、
平均粒子サイズが１０〜２００μｍの粉状の、担体としてのα−酸化アルミニウムに、活性金属又は複数種類の活性金属及び所望により１種以上の促進剤金属を含む、１種以上の金属塩溶液を含浸させ、及び含浸させた担体を乾燥及びか焼することを特徴とする方法。
α−酸化アルミニウムが、γ−酸化アルミニウムを１０００℃を超える温度に加熱することにより製造されることを特徴とする請求項６に記載の方法。
請求項１〜５の何れか１項に記載の触媒の触媒粒子を含む流動触媒床上において、塩化水素を、酸素により、触媒作用で酸化して塩素を得る方法。
触媒作用による酸化が、３５０℃を超える反応温度で行われることを特徴とする請求項７又は８の何れかに記載の方法。