JP2009303051A - Memsセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の支持部が適切な位置に配置された、MEMSセンサを提供する。
【解決手段】ダイヤフラム6の2つの支持部8は、それぞれメイン部7の中心の周りに互いに角度αだけ離れた2つの位置に配置されている。そして、角度αは、
(A2/A1)/(B2/B1)≧1
A2:ダイヤフラム6に所定の音圧を入力したときのダイヤフラム6の最大振動幅
A1:1つの支持部8によりメイン部7が支持される構成のダイヤフラムにおいて、そのダイヤフラムに所定の音圧を入力したときのダイヤフラムの最大振動幅
B2:ダイヤフラム6に所定の音圧を入力したときにダイヤフラム6に生じる最大応力
B1:1つの支持部8によりメイン部7が支持される構成のダイヤフラムにおいて、そのダイヤフラムに所定の音圧を入力したときにダイヤフラムに生じる最大応力
を満たす角度に設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術により製造される各種センサ(MEMSセンサ)に関する。
最近、MEMSセンサが携帯電話機などに搭載され始めたことから、MEMSセンサの注目度が急激に高まっている。MEMSセンサの代表的なものとして、たとえば、シリコンマイク(Siマイク)がある。
シリコンマイクは、シリコン基板を備えている。シリコン基板の中央部には、それを厚さ方向に貫通する貫通孔が形成されている。シリコン基板上には、ポリシリコンからなるダイヤフラムが貫通孔に対向して設けられている。ダイヤフラムは、メイン部およびこのメイン部を支持する1つの支持部を一体的に有している。メイン部は、平面視略円形状をなしている。支持部は、メイン部の周縁から側方に延びるアーム状をなし、その先端部がシリコン基板に対して固定されている。これにより、ダイヤフラムは、1つの支持部によりメイン部が支持された1点支持状態で、シリコン基板の表面と対向する方向に振動可能に設けられている。ダイヤフラムに対してシリコン基板と反対側には、バックプレートがダイヤフラムに対して微小な間隔を空けて対向して配置されている。ダイヤフラムおよびバックプレートは、それらを対向電極とするコンデンサを形成する。
このコンデンサ(ダイヤフラムおよびバックプレート間)に所定の電圧が印加された状態で、音圧(音波)によりダイヤフラムが振動すると、コンデンサの静電容量が変化し、その静電容量の変化によるダイヤフラムおよびバックプレート間の電圧変動が音声信号として出力される。
特開2007−180201号公報
同じ音圧に対するダイヤフラムの振動幅(ダイヤフラムの音圧入力面に直交する方向の変位量)が大きいほど、シリコンマイクの感度が大きい。しかしながら、ダイヤフラムが大きく振動し、ダイヤフラムに過大な応力が生じると、その応力によるダイヤフラムの破壊を生じる。
同じ音圧に対するダイヤフラムの振動幅(ダイヤフラムの振動しやすさ)は、たとえば、支持部の数を増やすことにより縮小できる。ところが、複数の支持部の配置によっては、同じ音圧に対するダイヤフラムの振動幅が極度に縮小され、シリコンマイクの感度が著しく低下する。そのため、複数の支持部によりダイヤフラムを支持する構成が採用される場合、それらの支持部の配置に工夫が必要である。
そこで、本発明の目的は、複数の支持部が適切な位置に配置された、MEMSセンサを提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、基板と、前記基板上に設けられ、物理量の作用により振動する振動板とを含み、前記振動板は、前記基板上に浮いた状態に配置されるメイン部と、前記メイン部の周縁における2つの各位置から前記基板の表面に沿う方向に延びる支持部とを一体的に有し、各前記支持部と前記メイン部の中心とを結ぶ2つの直線のなす角度が、
(A2/A1)/(B2/B1)≧1
A2:前記振動板に所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
A1:前記振動板から前記支持部の一方を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
B2:前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
B1:前記振動板から前記支持部の一方を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
の関係を満たす角度に設定されている、MEMSセンサである。
物理量としては、加速度および音圧などが例示される。
この構成によれば、基板上に、物理量の作用により振動する振動板が設けられている。振動板は、1つのメイン部と2つの支持部とを一体的に有している。メイン部は、2つの支持部により支持され、基板上に浮いた状態に配置されている。2つの支持部は、それぞれメイン部の周縁の異なる部分から基板の表面に沿う方向に延びている。
2つの支持部によりメイン部が支持される構成(請求項1に記載の発明に係る構成)では、2つの支持部の配置により、振動板に所定値の物理量が作用したときの振動板の最大振動幅A2と、そのときに振動板に生じる最大応力B2とが決まる。最大振動幅A2は、1つの支持部によりメイン部が支持される構成の振動板に所定値の物理量が作用したときの振動板の最大振動幅A1よりも小さい。また、最大応力B2は、1つの支持部によりメイン部が支持される構成の振動板に所定値の物理量が作用したときに振動板に生じる最大応力B1よりも小さい。この最大応力B2が小さいほど、振動板の応力による破壊を生じにくい。
しかし、最大振動幅A1に対する最大振動幅A2の低下率が最大応力B1に対する最大応力B2の低下率を超えるような2つの支持部の配置は、応力低減により得られる振動板の破壊防止の利点に対して、MEMSセンサの感度(振動板の振動しやすさ)の低下による不利益が大きい。
そこで、2つの支持部とメイン部の中心とをそれぞれ結ぶ2つの直線のなす角度が、(A2/A1)/(B2/B1)≧1の関係を満たす角度に設定されている。これにより、2つの支持部は適切な位置に配置され、最大振動幅A1に対する最大振動幅A2の低下率が最大応力B1に対する最大応力B2の低下率を超えない。その結果、振動板の応力による破壊を抑制できながら、MEMSセンサの感度の大幅な低下を防止できる。
また、請求項2に記載の発明は、基板と、前記基板上に設けられ、物理量の作用により振動する振動板とを含み、前記振動板は、前記基板上に浮いた状態に配置されるメイン部と、前記メイン部の周縁における3つ以上の各位置から前記基板の表面に沿う方向に延びる支持部とを一体的に有し、3つ以上の前記支持部は、
(Ap/A1)/(Bp/B1)≧1
Ap:前記振動板に所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
A1:前記振動板から1つの前記支持部以外の他の前記支持部を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
Bp:前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
B1:前記振動板から1つの前記支持部以外の他の前記支持部を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
を満たすように配置されている、MEMSセンサである。
この構成によれば、基板上に、物理量の作用により振動する振動板が設けられている。振動板は、1つのメイン部と3つ以上の支持部とを一体的に有している。メイン部は、3つ以上の支持部により支持され、基板上に浮いた状態に配置されている。3つ以上の支持部は、それぞれメイン部の周縁の異なる部分から基板の表面に沿う方向に延びている。そして、3つ以上の支持部は、(Ap/A1)/(Bp/B1)≧1の関係を満たすように配置されている。これにより、請求項1に係る発明と同様に、3つ以上の支持部が適切な位置に配置され、最大振動幅A1に対する最大振動幅Apの低下率が最大応力B1に対する最大応力Bpの低下率を超えない。その結果、振動板の応力による破壊を抑制できながら、MEMSセンサの感度の大幅な低下を防止できる。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るシリコンマイクの模式的な断面図である。
シリコンマイク1は、MEMS技術により製造されるセンサ(MEMSセンサ)である。シリコンマイク1は、シリコンからなる基板2を備えている。基板2の中央部には、表面側ほど窄まる(裏面側ほど広がる)断面台形状の貫通孔3が形成されている。
基板2上には、第1絶縁膜4が積層されている。第1絶縁膜4は、たとえば、酸化シリコンからなる。
第1絶縁膜4上には、第2絶縁膜5が積層されている。第2絶縁膜5は、たとえば、PSG(Phospho Silicate Glass:リンシリケートガラス)からなる。
第1絶縁膜4および第2絶縁膜5は、貫通孔3および基板2の表面(上面)における貫通孔3の周囲の部分(以下、この部分を「貫通孔周辺部」という。)上から除去されている。これにより、貫通孔周辺部は、第1絶縁膜4および第2絶縁膜5から露出している。
また、基板2の上方には、ダイヤフラム6が設けられている。ダイヤフラム6は、たとえば、不純物のドープにより導電性が付与されたポリシリコンからなる。ダイヤフラム6は、メイン部7および2つの支持部8を一体的に有している。
メイン部7は、平面視円形状をなし、貫通孔3および貫通孔周辺部に対向して、貫通孔周辺部から浮いた状態に配置されている。メイン部7の下面(貫通孔周辺部との対向面)には、メイン部7と貫通孔周縁部との密着を防止するための複数の突起状の下ストッパ9が形成されている。
2つの支持部8は、メイン部7の周縁における2つの各位置から基板2の表面に沿う方向(側方)に延びている。各支持部8は、その先端部が第1絶縁膜4と第2絶縁膜5との間に進入し、第1絶縁膜4および第2絶縁膜5に片持ち支持されている。そして、2つの支持部8によりメイン部7が支持されることにより、ダイヤフラム6は、2点支持状態で、基板2の表面と対向する方向に振動可能とされている。
ダイヤフラム6の上方には、バックプレート10が設けられている。バックプレート10は、ダイヤフラム6のメイン部7よりも小径な平面視円形状の外形を有し、メイン部7に対して空隙を挟んで対向している。バックプレート10は、たとえば、不純物のドープにより導電性が付与されたポリシリコンからなる。
シリコンマイク1の最表面は、第3絶縁膜11により被覆されている。第3絶縁膜11は、第1絶縁膜4およびバックプレート10の上面を被覆するとともに、ダイヤフラム6の側方をダイヤフラム6の周縁と間隔を有して取り囲むように形成されている。これにより、基板2上には、第3絶縁膜11により区画される空間12が形成されており、この空間12内に、ダイヤフラム6のメイン部7が基板2および第3絶縁膜11と非接触な状態で配置されている。
バックプレート10および第3絶縁膜11には、これらを連続して貫通する多数の微小な孔13が形成されている。一部の孔13には、第3絶縁膜11が入り込んでおり、第3絶縁膜11の孔13に入り込んだ各部分には、バックプレート10の下面(ダイヤフラム6との対向面)よりも下方に突出する突起状の上ストッパ14が形成されている。上ストッパ14が形成されていることにより、ダイヤフラム6の振動時に、ダイヤフラム6がバックプレート10と接触することが阻止される。
また、第3絶縁膜11には、バックプレート10の周囲に、複数の連通孔15が円形状に整列して形成されている。
ダイヤフラム6およびバックプレート10は、それらを対向電極とするコンデンサを形成している。このコンデンサ(ダイヤフラム6およびバックプレート10間)には、所定の電圧が印加される。その状態で、音圧(音波)によりダイヤフラム6が振動すると、コンデンサの静電容量が変化し、この静電容量の変化によるダイヤフラム6およびバックプレート10間の電圧変動が音声信号として取り出される(出力される)。
図2は、ダイヤフラムの図解的な平面図である。
ダイヤフラム6の2つの支持部8は、それぞれメイン部7の中心の周りに互いに角度αだけ離れた2つの位置に配置されている。言い換えれば、2つの支持部8は、一方の支持部8とメイン部7の中心とを結ぶ直線L1および他方の支持部8とメイン部7の中心とを結ぶ直線L2が角度αをなすように配置されている。
そして、角度αは、次式(1)を満たす角度に設定されている。
(A2/A1)/(B2/B1)≧1 ・・・(1)
A2:ダイヤフラム6に所定の音圧を入力したときのダイヤフラム6の最大振動幅
A1:1つの支持部8によりメイン部7が支持される構成のダイヤフラムにおいて、そのダイヤフラムに所定の音圧を入力したときのダイヤフラムの最大振動幅
B2:ダイヤフラム6に所定の音圧を入力したときにダイヤフラム6に生じる最大応力
B1:1つの支持部8によりメイン部7が支持される構成のダイヤフラムにおいて、そのダイヤフラムに所定の音圧を入力したときにダイヤフラムに生じる最大応力
<シミュレーション>
本願発明者は、角度αとダイヤフラム6の最大振動幅およびダイヤフラム6に生じる最大応力との関係を調べるためのシミュレーションを行った。
このシミュレーションでは、シミュレータとして、株式会社アドバンストテクノロジー製「IntelliSuite(登録商標)」を用いた。そして、2つの支持部8によりメイン部7が支持される構成(2点支持構成)のダイヤフラム(すなわち、ダイヤフラム6)と、1つの支持部8によりメイン部7が支持される構成(1点支持構成)のダイヤフラムとを想定した。各ダイヤフラムの材料は、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)法により堆積されたポリシリコンである。また、メイン部7のサイズは、直径600um×厚さ1umである。支持部8のサイズは、30um×100um×厚さ1umである。さらに、各ダイヤフラムの物性値として、下記の各値をシミュレータに入力した。
密度:2.3[g/cm
熱膨張計数:20[10E−7/℃]
抵抗率:1[Ω・cm]
熱伝導率:1.5[W/cm/℃]
比熱:0.71[J/g/℃]
ヤング率:160[GPa]
ポアソン比:0.226
比誘電率:1
そして、1点支持構成のダイヤフラムのメイン部7に1Paを入力し、ダイヤフラムの最大振動幅A1およびダイヤフラムに生じる最大応力B1を調べた。また、2点支持構成のダイヤフラム6において、図2に示す角度αを7.5°、10°、12.5°、15°、20°、30°、40°、45°、50°、60°、75°、90°、105°、120°、135°、150°、165°および180°に変更して、それらの角度ごとに、メイン部7に1Paを入力し、ダイヤフラム6の最大振動幅A2およびダイヤフラム6に生じる最大応力B2を調べた。さらに、最大振動幅A1に対する最大振動幅A2の割合(A2/A1)および最大応力B1に対する最大応力B2の割合(B2/B1)を求め、式(1)の左辺(A2/A1)/(B2/B1)の値を求めた。
シミュレーションの結果を表1に示す。
Figure 2009303051
シミュレーションの結果から理解されるように、ダイヤフラム6では、2つの支持部8の配置により、最大振動幅A2および最大応力B2が決まる。最大振動幅A2は、最大振動幅A1よりも小さい。また、最大応力B2は、最大応力B1よりも小さい。最大応力B2が小さいほど、ダイヤフラム6の応力による破壊を生じにくい。しかし、最大振動幅A1に対する最大振動幅A2の低下率が最大応力B1に対する最大応力B2の低下率を超えるような2つの支持部8の配置は、応力低減により得られるダイヤフラム6の破壊防止の利点に対して、シリコンマイク1の感度(ダイヤフラム6の振動しやすさ)の低下による不利益が大きい。
そこで、図2に示す2つの直線L1,L2のなす角度αは、(A2/A1)/(B2/B1)≧1の関係を満たす角度に設定される。たとえば、シミュレーションで設定したモデルでは、シミュレーションの結果から、角度αは、約7.5°〜20°の範囲に設定される。これにより、2つの支持部8は適切な位置に配置され、最大振動幅A1に対する最大振動幅A2の低下率が最大応力B1に対する最大応力B2の低下率を超えない。その結果、ダイヤフラム6の応力による破壊を抑制できながら、シリコンマイク1の感度の大幅な低下を防止できる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、2つの支持部8によりメイン部7が支持される構成を取り上げたが、3つ以上の支持部8によりメイン部7が支持される構成が採用されてもよい。この構成が採用される場合、3つ以上の支持部は、
(Ap/A1)/(Bp/B1)≧1
Ap:3つ以上の支持部8を有するダイヤフラムに所定の音圧を入力したときのダイヤフラムの最大振動幅
A1:1つの支持部8によりメイン部7が支持される構成のダイヤフラムにおいて、そのダイヤフラムに所定の音圧を入力したときのダイヤフラムの最大振動幅
Bp:3つ以上の支持部8を有するダイヤフラムに所定の音圧を入力したときにダイヤフラムに生じる最大応力
B1:1つの支持部8によりメイン部7が支持される構成のダイヤフラムにおいて、そのダイヤフラムに所定の音圧を入力したときにダイヤフラムに生じる最大応力
これにより、2つの支持部8によりメイン部7が支持される構成(前述の実施形態に係る構成)と同様に、3つ以上の支持部8が適切な位置に配置され、最大振動幅A1に対する最大振動幅Apの低下率が最大応力B1に対する最大応力Bpの低下率を超えない。その結果、振動板の応力による破壊を抑制できながら、シリコンマイクの感度の大幅な低下を防止できる。
また、MEMSセンサの一例として、シリコンマイクを取り上げたが、本発明は、シリコンマイクに限らず、物体の加速度を検出するための加速度センサおよび物体の角速度を検出するためのジャイロセンサなどに適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係るシリコンマイクの模式的な断面図である。 図2は、図1に示すダイヤフラムの図解的な平面図である。
符号の説明
1 シリコンマイク(MEMSセンサ)
2 基板
6 ダイヤフラム(振動板)
7 メイン部
8 支持部
L1 直線
L2 直線
α 角度

Claims (2)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、物理量の作用により振動する振動板とを含み、
    前記振動板は、前記基板上に浮いた状態に配置されるメイン部と、前記メイン部の周縁における2つの各位置から前記基板の表面に沿う方向に延びる支持部とを一体的に有し、
    各前記支持部と前記メイン部の中心とを結ぶ2つの直線のなす角度が、
    (A2/A1)/(B2/B1)≧1
    A2:前記振動板に所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
    A1:前記振動板から前記支持部の一方を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
    B2:前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
    B1:前記振動板から前記支持部の一方を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
    の関係を満たす角度に設定されている、MEMSセンサ。
  2. 基板と、
    前記基板上に設けられ、物理量の作用により振動する振動板とを含み、
    前記振動板は、前記基板上に浮いた状態に配置されるメイン部と、前記メイン部の周縁における3つ以上の各位置から前記基板の表面に沿う方向に延びる支持部とを一体的に有し、
    3つ以上の前記支持部は、
    (Ap/A1)/(Bp/B1)≧1
    Ap:前記振動板に所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
    A1:前記振動板から1つの前記支持部以外の他の前記支持部を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときの前記振動板の最大振動幅
    Bp:前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
    B1:前記振動板から1つの前記支持部以外の他の前記支持部を省略した構成において、前記振動板に前記所定値の物理量を作用させたときに前記振動板に生じる最大応力
    を満たすように配置されている、MEMSセンサ。
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