JP2009299929A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドレン水の処理に手間がかからず、ドレン水が室内に漏れるのを防止できる天井埋込形空気調和機を提供する。
【解決手段】本天井埋込形空気調和機は、本体の内部に収容される熱交換器と、この熱交換器の下部に設けられたドレンパンと、このドレンパンの底面に設けられ、ドレンパンに残留するドレン水を排出するドレン排水口と、このドレン排水口に着脱自由に取り付けられ、ドレン排水口を塞ぐ排水栓部材と、この排水栓部材に設けられドレン水を必要に応じて流す弁体及びこの弁体を操作する操作レバーを備えたコックとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は天井埋込形空気調和機に係り、特にドレンパンのドレン排水ロに設けるコックの閉め忘れを感知できる天井埋込形空気調和機に関する。
従来、天井埋込形空気調和機は、ドレンポンプの故障時や内部清掃(熱交換器、ドレンパン等)時に使用するためにドレンパンにドレン排水口が設けられる。
例えば、特許文献1に記載の空気調和機には、ドレンポンプ直下のドレンパンにドレン排水口が設けられ、これにドレンプラグを挿入し、ドレンプラグの抜けを防止するためのドレンキャップが取り付けられている。
そして、ドレンキャップには、ホース接続口が設けられており、ドレンポンプの故障時またはドレンパンの洗浄時には、ホースを接続してドレンの排水を行うようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機は、ドレンソケットを取り外すためには、先にドレンキャップを取り外す必要がある上に、ドレンソケットを取り外すときには、ドレン水の処理が必要であり、手間がかかっていた。
また、作業後、ドレンキャップを取り付けてしまうと、ドレンソケットを取り付けたか否か確認することができない。ドレンソケットを取り付け忘れるとドレン水が室内に漏れることになる。
特開2007−24454号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、ドレン水の処理に手間がかからず、ドレン水が室内に漏れるのを防止できる天井埋込形空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る天井埋込形空気調和機は、筐体状の空気調和機本体と、この空気調和機本体の内部に収容される熱交換器と、この熱交換器の下部に設けられ、熱交換器で生成されるドレン水を受けるドレンパンと、このドレンパンの底面に設けられ、ドレンパンに残留するドレン水を排出するドレン排水口と、このドレン排水口に着脱自由に取り付けられ、ドレン排水口を塞ぐ排水栓部材と、この排水栓部材に設けれ、ドレン水を必要に応じて流す弁体及びこの弁体を操作する操作レバーを備えたコックとを有することを特徴とする。
本発明に係る天井埋込形空気調和機によれば、ドレン水の処理に手間がかからず、ドレン水が室内に漏れるのを防止できる天井埋込形空気調和機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る天井埋込形空気調和機について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る天井埋込形空気調和機の化粧パネルを取外した状態で示す斜視図であり、図2は化粧パネルを取外した本第1実施形態の天井埋込形空気調和機の底面図である。
図1及び図2に示すように、本第1実施形態に係る天井埋込形空気調和機1は、天井板に設けられた取付け用開口部に室内側から挿入され、吊り下げボルト等を介して、いわゆる天井裏に吊持固定される筐体状の空気調和機本体(以下、単に本体という。)2と、この本体2の下面部に取付けられ、天井板から室内側に露出する化粧パネル3とから構成される。
本体2は、下面部が開口し、天板部と側面部に金属薄板を加工してなる板金製のケーシング4を備える。このケーシング4の内周面は発泡スチロール材等からなる断熱材が取付けられ、内周面全面に亘って断熱材で覆われている。したがって、室内機本体2は断熱構造をなす。
室内機本体2における下面開口部の略中央部に、ファンガードで保護された送風機5が配置される。この送風機5は、軸方向から空気を吸込んで周方向へ吹出す、遠心ファンを備える。送風機5の上方部位が本体2の天板部2aで覆われ、下方部位が開口部となっており、下面開口部が送風機5の吸込側となる。
この送風機5の吹出側である周囲を囲むようにして、平面視で略四角枠状の熱交換器6が配置される。
この熱交換器6の下部にはドレンパン7が設けられていて、冷房運転時に熱交換器6の熱交換作用にともなって生成されるドレン水をドレンパン7が受ける。
このドレンパン7は、本体2の周壁に嵌め込まれ、その外側の辺部に内側へ向って凹陥形成される凹陥部7aを有する。さらに、ドレンパン7は、一つの内角隅が内径方向へ向って突出形成され、この突出部位のドレンパン7の底面壁にドレン排水口8が設けられる。
このドレン排水口8は、メンテナンス時などドレンパン7に残留するドレン水や水垢状物質等(以下、これらを総称して、「ドレン水」と呼ぶ)を排出処理するための開口部である。
ドレン排水口8は、排水栓部材である後述のドレンキャップによって開閉自在に閉塞される。図2はドレン排水口8からドレンキャップを取外した状態を示していて、開口されたドレン排水口8からドレンポンプ10が見えている。
ドレンポンプ10はドレン排水口8の真上部位に設けられ、ドレンポンプ10の直下部位にドレン排水口8が設けられていて、ドレンポンプ10の中心軸がドレン排水口8の中心軸と一致するよう取付けられる。
しかも、ドレン排水口8の直径はドレンポンプ10の直径よりも大に形成されていて、ドレン排水口8からドレンポンプ10の外周面が完全に見える。そのため、ドレンポンプ10を取外すことにより、ドレンポンプ10はドレン排水口8に対して挿通自在となっている。
ドレン排水口8の近傍部位で、かつドレンパン7の内側一部に沿って電気部品箱11が設けられる。この電気部品箱11は、本体2内に収容されている電動部品を制御する制御部を含む電気部品や、リモコンに対する送受信をなす電気部品等を収容する。
ケーシング4の下面開口部は、図1に示す化粧パネル3によって閉成されている。この化粧パネル3は、たとえば合成樹脂材から成型されて美麗に仕上げられており、天井板から室内に対して露出し、本体2周面と天井板の取付け用開口部との隙間を遮蔽する。
さらに、この化粧パネル3の略中央部には吸込口12が開口されていて、この吸込口12に収容され、フィルタを備えた吸込グリル13によって開閉される。
図1は吸込グリル13を開放して吸込口12を露出した状態を示している。
吸込グリル13の開閉(昇降)は、この吸込グリル13をその四隅で吊るすワイヤー14の昇降によって行なわれ、このワイヤー14は電気部品箱11に対向して設けた昇降装置15の巻き取りローラ(図示せず)によって昇降される。
また、吸込口12は、送風機5および熱交換器6の内側部と対向する部位に開口していて、略矩形状をなす。この吸込口12に吸込グリル13が着脱自在に取付けられる。吸込グリル13は、吸込口12における室内空気の流通を可能としながら、吸込口12からケーシング4内部に対する遮蔽をなす。メンテナンス時には、吸込グリル13を開放することでフィルタを取外すことができ、室内床上でのフィルタの掃除が可能である。
ドレンパン7に設けられるドレン排水口8は、ドレンパン7の一つの内角隅部に設けられるところから、吸込ロ12と対向する部位にある。また、化粧パネル3の各辺部に沿って吹出口15が設けられていて、これは室内機本体1側面壁とドレンパン7の凹陥部7aとで形成される隙間部に対向する。
さらに、化粧パネル3と送風機5との間にはベルマウス17が設けられ、周囲をドレンパン7で囲まれる。ベルマウス17は、送風機5側が小径で、化粧パネル3の吸込口12側が大径のホーン状に形成される。一部は電気部品箱11によって吸込口12に対して遮蔽されるが、送風案内の機能は保持している。
さらに、ドレンポンプ10の取付け構造について説明する。
図3に示すように、ドレンポンプ10は吸込部10aを下部側であるドレン排水口8に向け、上端面がポンプ支持具18に取り付けられる。ドレン排水口8に排水栓部材であるドレンキャップ19が嵌め込まれた状態で、ドレンポンプ10の吸込み部10a端面とドレンキャップ19との間隔は極くわずかでしかなく、ドレンポンプ10の下部側の略半分はドレンパン7内に位置する。
すなわち、ドレンポンプ10の吸込み部10aはドレンパン7に集溜するドレン水内に完全に浸漬するよう支持される。ドレンポンプ10を支持するポンプ支持具18は、ポンプ支持部18aから直上部位へ延出される脚部18bを備えていて、この脚部18bの上端は本体2を構成する天板部2aに取付け固定される。
ドレンポンプ10の裏面側には、吸込部10aから吸込んだドレン水を吐出する吐出部が設けられていて、ここにドレンホース20の一端部が接続される。ドレンホース20は、吐出部からポンプ支持具18の脚部18b間に巻回され、さらに熱交換器6の上端部と天板部2aとの間を越えて引き回される。
本体2の天板部2aにおいて、ケーシング4の内面に取付けられる断熱材21の一部が凹陥形成されていて、この凹陥部21aにドレンホース20が挿通される。断熱材21に対する加工は必要であるが、凹陥部21aを形成するだけなので、ほとんど工数に影響しない。また、熱交換器6の上端部に対して何らの加工も不要であり、工数への影響は全く無い。
熱交換器6は、その下端面がドレンパン7の底面壁に一体に設けられる突堤部7bに載置される。一方で、熱交換器6の上端面は本体2の天板部2aに設けられる断熱材41に接触している。すなわち、熱交換器6は天板部2aとドレンパン7との間に、上下方向から挟持固定されている。
ドレンパン7において、熱交換器6を支持する突堤部7bがドレンパン7の底面壁全周に亘って設けられていると、熱交換器6で生成されるドレン水が突堤部7bの内側と外側に二分されてしまうため、ドレン排水口8とドレンポンプ10は熱交換器6の内側部位に設けられている。
熱交換器6で生成され流下して突堤部7bの内側に集溜するドレン水は、そのままドレン排水口8およびドレンポンプ10に導かれるが、突堤部7bの外側に集溜するドレン水はそこで溜ってしまい、突堤部7bをオーバーフローしない限りドレン排水口8とドレンポンプ10に導かれないこととなる。
そのため、突堤部7bの少なくとも一箇所において、ある程度の長さ寸法をもって突堤部7bが切欠加工される。すなわち、突堤部7bが中断され、この中断部7cにおいてドレンパン7の底面壁が露出する。これにより、熱交換器6から突堤部7bの外側部位に流下したドレン水は、中断部7cを介して内側部位に導かれ、ドレン口8もしくはドレンポンプ10から排出されることになる。
また、ドレン排水口8とドレンキャップ19について説明する。
図4に示すように、ドレン排水口8は、周面に沿って下方に一体に設けられる突部を有し、この突部の内周壁にねじ孔部である雌ねじ部8aが設けられる。
ドレンキャップ19は、ドレン排水口8の直径よりも大なる直径の円形をなす鍔部19aと、この鍔部19aの一側面に突設され、外周壁に雌ねじ部8aと螺合可能なねじ部である雄ねじ部19cを備える。
これにより、ドレンキャップ19の雄ねじ部19cをドレン排水口8の雌ねじ部8aに螺合締結することで、ドレンキャップ19はパッキンpを介してドレン排水口8を閉塞する。いわゆる、スクリューキャップ構造を採用することとなり、水漏れのない確実な閉栓作業を行える。または、ドレンキャップ19をドレン排水口8から螺脱し取外すことで、ドレン排水口8を完全開口できる。
ドレンキャップ19の雄ねじ部19cには、周方向に沿って複数のドレン排水用孔22が互いに間隔を存して設けられ。一方、ドレン排水口8の雌ねじ部8aには、ドレン排水用孔22と略同一寸法、もしくは小さい寸法に開口されるドレン排水用溝23が1ヶ所設けられる。
また、図4及び図5(a)に示すように、ドレンキャップ19の底部には、排水孔19bが設けられ、さらに、底部裏面にはこの裏面に固着された取付部材24を介してコック25が一体的に取り付けられる。
コック25は略円筒形状のコック本体25a内に回動自在に設けられ、円柱状で流路が凹設された弁体25bと、この弁体25bを操作する操作レバー25cを備え、さらに、コック本体25aには、排水孔19bに連通する流入部25dと、この流入部25dと反対側の端部に排出ホース接続部25eが設けられる。
従って、図5(b)に示すように、操作レバー25cが水平状態では、コック25が閉止状態になって、ドレンパン7内に溜まったドレン水はドレン排水口8を介して流出しない。
一方、操作レバー25cが垂直状態では、コック25が開放状態になって、ドレンパン7内に溜まったドレン水はドレン排水口8、コック25を介して流出する。
図6(a)に示すように、化粧パネル2の吸込口12に収容される吸込グリル13は、コック25が閉じられて、レバー25cが水平状態では、レバー25cに邪魔されることなく、吸込口12に収容される。
一方、図6(b)に示すように、コック25が開放され、レバー25cが垂直状態では、レバー25cに邪魔され、吸込グリル13は、吸込口12に収容されない。
第1実施形態の天井埋込形空気調和機において、送風機5が駆動されると室内空気が吸込グリル13と吸込口12を介し、ベルマウス16に案内されて本体2内に吸引される。室内空気は熱交換器6の一次側から熱交換器6を流通し、熱交換されてから二次側へ導出される。
熱交換空気は吹出し口15から室内へ吹出され、室内の空気調和をなす。特に冷房運転時には、熱交換器6の熱交換作用にともなってドレン水が生成され、ドレンパン7に滴下する。時間の経過とともにドレンパン7におけるドレン水の集溜量が増大し、水位が上昇する。
フロートスイッチがドレンパン7内のドレン水の水位を常時検知していて、ドレン水の水位が基準の最高水位を越えたことを検知すると、フロートスイッチは制御部へ検知信号を送る。制御部はドレンポンプ10へ駆動信号を送り、ドレンポンプ10はドレン水を吸上げドレンホース20を介して外部へ排出する。
ドレンパン7に集溜されたドレン水は、ドレンパン7をオーバーフローすることなく円滑に排水される。ドレン水の水位が徐々に降下して最低基準水位にまで降下したことをフロートスイッチが検知すると、再び制御部へ検知信号が送られる。制御部はドレンポンプ10に停止信号を送り、ドレン水の排水を停止させる。
このような天井埋込形空気調和機の運転を継続して、空気調和機内部の清掃が必要な場合には、次のような手順で行う。
(1)図1に示すように、制御部により昇降装置11を作動させて、ワイヤー14を下に延ばして吸込グリル13を所定の位置まで降下させる。
(2)天井埋込形空気調和機(室内機)の電源を切る。
(3)図5に示すように、コック25の排出ホース接続部25eに排水用ホースPを接続する。
(4)図5(b)に示すように、コック25は閉止状態にあり、水平状態にある操作レバー25cを垂直状態にして、コック25を開放する。
(5)洗浄剤等で熱交換器6を洗浄する。
(6)ドレンパン7で受けた洗浄剤および汚れを排水孔19b、コック25を介して排水用ホースPから排出する。
(7)図5(b)及び図6(a)に示すように、操作レバー25cを垂直状態から水平状態にして、コック25を閉止する。
(8)コック25から排水用ホースPを外す。
(9)天井埋込形空気調和機の電源を入れる。
(10)再度、制御部により昇降装置11を作動させて、吸込グリル13を上昇させて吸込グリルを化粧パネル3に収容する。
上記清掃過程において、図6(b)に示すように、操作レバー25cを水平状態にせず、垂直状態のままのコック25を閉め忘れた状態では、吸込グリル13が、操作レバー25cに当たり化粧パネル3に完全に収容されずに、本体表示部やリモコン表示部にエラー表示が表示される。
また、このエラー表示は、図7に示すようなフローチャートに沿って行なわれる。
上記手順(10)のように、制御部により昇降装置11を作動させる(S1)。
所定カウントに到達したかを判断する(S2)。
上記手順(1)において、吸込グリル13が所定の位置まで降下するまでの巻き取りローラの回転数をパルスとし、制御部のメモリに記憶されている。
所定カウントに到達したとき(S2のYes)、吸込グリル13を停止する(S3)。
カウントが所定カウントに到達したことは、下に所定長さ延びていたワイヤー14が、所定長さ巻き取られ、吸込グリル13も上昇して、図6(a)に示すように、吸込グリル13が化粧パネル3に収容されたことを意味する。
所定カウントに到達していないとき(S2のNo)、昇降装置15に渦電流が3秒以上流れたか否か判断する(S4)。
所定カウントに到達していないことは、吸込グリル13が粧パネル3に収容されていないことを意味する。
渦電流が3秒以上流れたとき(S4のYes)、図6(b)に示すように、吸込グリル13が、操作レバー25cに当たり、化粧パネル3に完全に収容されずに、本体表示部やリモコン表示部にエラー表示が表示される(S5)。
渦電流が3秒以上流れていないとき(S4のNo)、昇降装置15がワイヤー14の巻き上げ途中であり、S2に戻る。
上記のように、空気調和機内部の清掃完了後のコック25の閉め忘れは、操作レバー25cの位置を吸込グリル13の収容状態で検知され、本体表示部やリモコン表示部にエラー表示として表示されるので、空気調和機の再使用時、コック25の閉め忘れによるドレン水の室内への落下を防止できる。
本実施形態の天井埋込形空気調和機によれば、ドレン水の処理に手間がかからず、ドレン水が室内に漏れるのを防止できる天井埋込形空気調和機が実現される。
また、本発明の第2実施形態に係る天井埋込形空気調和機について説明する。
本第2実施形態は、第1実施形態が吸込グリルをワイヤー及び昇降装置により昇降させるのに対して、吸込口に片持ちで枢支された吸込グリルが手動により昇降される。
図8に示すように、第2実施形態に係る天井埋込形空気調和機1Aの吸込グリル13は、吸込口(化粧パネル)に片持ちで枢支され、手動により昇降される。
図6(a)に示すように、操作レバー25cが水平状態では、コック25が閉止された状態であり、吸込グリル13は、化粧パネル3に収容される。
一方、図6(b)に示すように、操作レバー25cを水平状態にせず、垂直状態のままのコック25を閉め忘れた状態では、吸込グリル13が、操作レバー25cに当たり化粧パネル3に完全に収容されずに、コック25の閉め忘れを確認できる。
なお、他の構成は図1に示す天井埋込形空気調和機と異ならないので、同一符号を付して説明は省略する。
これにより、本第2実施形態の天井埋込形空気調和機によれば、ドレン水の処理に手間がかからず、ドレン水が室内に漏れるのを防止できる天井埋込形空気調和機が実現される。
本発明の第1実施形態の天井埋込形空気調和機の化粧パネルを取外した状態の斜視図。 本発明の第1実施形態の天井埋込形空気調和機の化粧パネルを取外した状態の底面図。 本発明の第1実施形態の天井埋込形空気調和機の室内機本体一部の概略の断面図。 本発明の第1実施形態の天井埋込形空気調和機のドレンパンのー部及びドレンキャップの斜視図。 本発明の第1実施形態の天井埋込形空気調和機に用いるコックを示し、(a)は縦断面図、(b)はコック開閉状態と操作レバー位置を示す説明図。 本発明の第1実施形態の天井埋込形空気調和機に用いるコック開閉状態と化粧パネルの関係を示し、(a)はコック閉止状態、(b)はコック開状態を示す図。 本発明のエラー表示を示すフロー図。 本発明の第2実施形態の天井埋込形空気調和機の化粧パネルを取外した状態の斜視図。
符号の説明
1…天井埋込形空気調和機、2…空気調和機本体、2a…天板部、3…化粧パネル、4…ケーシング、5…送風機、6…熱交換器、7…ドレンパン、7a…凹陥部、7b…突堤部、7c…中断部、8…ドレン排水口、8a…雌ねじ部、10…ドレンポンプ、10a…吸込部、12…吸込口、13…吸込グリル、14…ワイヤー、15…昇降装置、16…吹出口、17…ベルマウス、18…ポンプ支持具、18a…ポンプ支持部、18b…脚部、19…ドレンキャップ、19a…鍔部、19b…排水孔、19c…雄ねじ部、20…ドレンホース、22…ドレン排水用孔、23…ドレン排水用溝、24…取付部材、25…コック、25a…コック本体、25b…弁体、25c…操作レバー、25d…流入部、25e…排出ホース接続部、P…排水用ホース。

Claims (3)

  1. 筐体状の空気調和機本体と、
    この空気調和機本体の内部に収容される熱交換器と、
    この熱交換器の下部に設けられ、熱交換器で生成されるドレン水を受けるドレンパンと、
    このドレンパンの底面に設けられ、ドレンパンに残留するドレン水を排出するドレン排水口と、
    このドレン排水口に着脱自由に取り付けられ、ドレン排水口を塞ぐ排水栓部材と、
    この排水栓部材に設けられ、ドレン水を必要に応じて流す弁体及びこの弁体を操作する操作レバーを備えたコックとを
    有することを特徴とする天井埋込形空気調和機。
  2. 請求項1に記載の天井埋込形空気調和機において、
    この空気調和機は、前記空気調和機本体に下面部外周に設けられた化粧パネルと、
    この化粧パネルに設けた吸込口を覆い、この化粧パネルに着脱自由に収容される吸込グリルと、
    この吸込グリルを昇降させる昇降装置とを備え、
    前記吸込グリルは、前記コックが閉状態にない状態では、前記操作レバーが前記化粧パネルに当接し、この化粧パネル内に完全に収容されないことを特徴とする天井埋込形空気調和機。
  3. 請求項1に記載の天井埋込形空気調和機において、
    この空気調和機は、前記空気調和機本体に下面部外周に設けられた化粧パネルと、
    この化粧パネルに設けた吸込口を覆い、この化粧パネルに着脱自由に収容され、かつ吸込口に片持ちで枢支された吸込グリルとを備え、
    前記吸込グリルは、前記コックが閉状態にない状態では、前記操作レバーが前記化粧パネルに当接し、この化粧パネル内に完全に収容されないことを特徴とする天井埋込形空気調和機。
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