JP5492601B2 - 天井埋め込み形空気調和機 - Google Patents

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本発明は、天井埋込み形空気調和機に係り、特にドレンパンに取付けられるドレン栓の構造改良に関する。
天井埋込み形空気調和機は、空気調和機本体が天井内に取付けられていて、この本体内の略中央部に送風機が配置され、さらに送風機を囲み、平面視で略矩形枠状の熱交換器が配置される。熱交換器の下部にドレン水を受けるドレンパンが設けられ、ドレンパンの上部にはドレン水を屋外へ排出するドレンポンプが配置される。
ドレン水の吸込みを確実にするためドレンポンプの吸込み口体先端と、ドレンパン底面とがある程度の間隙(通常:6mm)を存している。その反面、ドレンパンには少なくとも前記間隙深さのドレン水が溜まっていて、ドレンポンプの停止が長期に亘ると、残留するドレン水に雑菌類が繁殖し易く、水垢や異臭の発生要因となる。
そこで、たとえば[特許文献1]では、ドレンパンにドレンポンプ直径よりも大なる開口部を設け、この開口部にドレン栓を開閉自在にねじ込んでいる。ドレン栓底面をドレンパン底面と同じ高さに設定し、ドレンポンプをドレン栓と略同芯に揃え、ドレンポンプの吸込み口体をドレン栓底面と所定間隔を存して取付けている。
メンテナンス時には、ドレン栓を取外して開口部を開放する。ドレンパンに残留していたドレン水が開口部から流下するので、これを容器に受ける。さらに、開口部からドレンポンプを取外して清掃でき、ドレンポンプとドレンパンのメンテナンス作業を確実に行える。
特開2009−103384号公報
しかるに、[特許文献1]の技術では、ドレンパンは、平面視で略矩形枠状に形成される熱交換器の下部に配置されるので、面積が大であることは変りが無い。そのうえ、依然としてドレンポンプの吸込み口体先端とドレンパン底面との間に、必要最低限の間隙を確保しなければならない。
換言すれば、ドレンパン底面と1〜2mm程度に接近するよう、前記ドレンポンプを極端に下げて設置することができない。そのため、冷房運転の停止時には、面積の大なるドレンパンに多量のドレン水が残ってしまうことも変りが無く、ドレンポンプの運転停止が長期に亘れば、上述したような水垢・異臭等の不具合発生が避けられない。
また[特許文献1]では、ドレン栓に抗菌剤を収容する凹部が設けられていて、ドレン水に抗菌剤が溶けて雑菌類の除菌をなしている。ただし、ドレンパンには常に多量のドレン水が溜まっており、抗菌剤は常時ドレン水中にある。そのため、抗菌剤は継続して溶け出し、抗菌剤の抗菌成分が無くなるまでの時間が短いという問題もある。
前記目的を満足するため本発明は、筐体である空気調和機本体の下面部に吸込み口と吹出し口とを有する化粧パネルを取付け、軸方向から空気を吸込んで周方向へ吹出す送風機を空気調和機本体内部の略中央部位に配置し、熱交換器を送風機の吹出し側である送風機を囲んで配置し、熱交換器から流下するドレン水を受けるドレンパンを熱交換器の下部に配置し、下端部に備えた吸込み口体からドレンパン内に集溜するドレン水を吸上げるドレンポンプをドレンパン内に軸方向を垂直に向けて配置し、ドレンパンに残留するドレン水を外部へ排出するためのドレン排出口をドレンパンに設け、ドレン栓をドレン排出口に開閉自在に嵌め込み底面をドレンパン底面と略同一高さに設定した構成の天井埋め込み型空気調和機であり、
前記ドレン栓の底面に、ドレンパン底面よりも下方に凹陥する凹状部を設け、このドレンパン栓の凹状部底面と吸込み口体対向するとともに、吸込み口体先端はドレンパン底面およびドレン栓底面よりも高い位置に支持してドレンポンプを配置し、ドレン栓の凹状部周辺の底面上に抗菌剤を収容する抗菌剤収容部を設けた。
前記目的を満足するため本発明は、筐体である空気調和機本体の下面部に吸込み口と吹出し口とを有する化粧パネルを取付け、軸方向から空気を吸込んで周方向へ吹出す送風機を空気調和機本体内部の略中央部位に配置し、熱交換器を送風機の吹出し側である送風機を囲んで配置し、熱交換器から流下するドレン水を受けるドレンパンを熱交換器の下部に配置し、下端部に備えた吸込み口体からドレンパン内に集溜するドレン水を吸上げるドレンポンプをドレンパン内に軸方向を垂直に向けて配置し、ドレンパンに残留するドレン水を外部へ排出するためのドレン排出口をドレンパンに設け、ドレン栓をドレン排出口に開閉自在に嵌め込む構成の天井埋込み形空気調和機であり、
前記ドレン栓に、ドレンパン底面よりも下方に凹陥する凹状部を設け、このドレンパン栓の凹状部底面と吸込み口体が対向するようドレンポンプを配置する。
本発明によれば、ドレンポンプのドレン水吸上げ作用に支障がなく、ドレンポンプの取付け位置を下げることが可能となり、ドレンパンのドレン水位の低下を図り、残留するドレン水量の低減化を得る等の効果を奏する。
本発明における一実施の形態に係る、吸込みグリルを開放した天井埋め込み形空気調和機の斜視図。 同実施の形態に係る、化粧パネルを取外した空気調和機本体の下面図。 同実施の形態に係る、ドレン栓を取外した空気調和機本体の一部斜視図。 同実施の形態に係る、ドレンポンプとドレン栓の斜視図と、ドレンポンプの吸込み口体とドレン栓との相対位置関係を示す拡大した断面図。 同実施の形態に係る、ドレン栓を分解した斜視図と、組立てられたドレン栓の斜視図。 同実施の形態に係る、成形された抗菌剤カバーの斜視図と、折曲げ状態にある抗菌剤カバーの斜視図。 同実施の形態に係る、ドレン栓の斜視図。 同実施の形態に係る、ドレン栓と、その周辺部の下面図。 本発明における他の実施の形態に係る、ドレン栓を分解した斜視図と、組立てられたドレン栓の斜視図。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る天井埋め込み形空気調和機を見上げた状態での斜視図である。図2は、化粧パネルを取外した空気調和機本体の下面図である。図3は、ドレン栓を取外した空気調和機本体の一部斜視図である。
天井埋め込み形空気調和機は、天井板に設けられた取付け用開口部に室内側から挿入され、吊り下げボルト等を介して、いわゆる天井裏に吊持固定される空気調和機本体1と、この空気調和機本体1の下面部に取付けられ天井板から室内側に露出する化粧パネル2とから構成される。
前記空気調和機本体1は、下面部が開口し、天板部1aと側面部に金属薄板を加工してなる板金製のケーシング3を備えている。このケーシング3の内周面は発泡スチロール材等からなる断熱材が取付けられ、内周面全面に亘って断熱材で覆われている。したがって、空気調和機本体1は断熱構造をなしている。
空気調和機本体1内部の略中央部には、送風機5が配置される。この送風機5は、軸方向から空気を吸込んで周方向へ吹出す、いわゆる遠心ファン(「ターボファン」とも呼ばれる)を備えている。送風機5の上方部位は天板部1aで覆われるので、空気調和機本体1の下面部が送風機5の吸込み側となる。
前記送風機5の吹出し側である周囲を囲むようにして、平面視で略四角枠状の熱交換器6が配置される。前記熱交換器6の下部に沿ってドレンパン7が設けられていて、冷房運転時に熱交換器6の熱交換作用にともなって生成されるドレン水を受ける。
前記ドレンパン7は、各辺部の周壁外面が空気調和機本体1の周壁内面に嵌め込まれるうえに、各辺部に内側ヘ凹陥する凹陥部aが形成される。さらに、ドレンパン7の、一つの内角隅部のみが内径方向へ向って突出され、この突部7aのドレンパン7底面壁にドレン排出口8が設けられる。
前記ドレン排出口8は、メンテナンス時などドレンパン7に残留するドレン水や水垢状物質等(以下、これらを総称して、「ドレン水」と呼ぶ)を排出処理するための開口部であるが、後述するように、ドレンポンプ10を空気調和機本体1から取外し、必要なメンテナンスを行うためのメンテナンス用口を兼ねる。
前記ドレン排出口8は、樹脂材から成形される、ドレン栓Kによって開閉自在に閉塞される。すなわち、ドレン排出口8の内周面はねじ孔加工された雌ねじ部8aとなっていて、ドレン栓Kには前記雌ねじ部8aに螺合するねじ径の雄ねじ部31が設けられる。
図1および図2は、ドレン排出口8からドレン栓Kを取外した状態を示している。図3は、図2のドレン排出口8からドレン栓Kを取外しているが、そのまま残し、ドレン排出口8とその周辺部分を拡大して示している。
ドレン栓Kを取外して開口されたドレン排出口8から、後述するドレンポンプ10が見えている。実際に、ドレンポンプ10は軸方向を垂直に立て、ドレンポンプ10の中心軸がドレン排出口8の中心軸と略一致するよう、同芯位置を選択してドレン排出口8の真上部位に取付けられる。
しかも、ドレン排出口8の直径はドレンポンプ10の直径よりも大に形成されている。ドレン栓Kを取外すことにより、ドレン排出口8からドレンポンプ10の外周面が完全に見える。そのため、メンテナンス時など必要に応じてドレンポンプ10を取外すことにより、ドレンポンプ10はドレン排出口8に対して挿通自在である。
前記ドレン排出口8の近傍部位で、かつドレンパン7の内側一部に沿って電気部品箱11が設けられる。この電気部品箱11は、空気調和機本体1内に収容される送風機5やドレンポンプ10等の電動部品を制御する電気部品および、リモコンに対する送受信をなす電気部品等を収容するためのものである。
前記ケーシング3の下面開口部は、図1に示す化粧パネル2によって閉成されている。この化粧パネル2は、たとえば合成樹脂材から成型されて美麗に仕上げられており、天井板から室内に対して露出し、空気調和機本体1周面と天井板の取付け用開口部との隙間を遮蔽する。
化粧パネル2の略中央部には吸込み口12が開口されていて、フィルタを備えた吸込みグリル13によって開閉自在である。図1は吸込みグリル13を開放して吸込み口12を露出した状態を示している。図2は空気調和機本体1から化粧パネル2を取外した状態を示している。
メンテナンス時には、図1に示すように吸込みグリル13を回動し、吸込み口12を開放することでフィルタを取外すことができ、室内床上でのフィルタの掃除が可能である。
化粧パネル2の各辺部に沿って吹出し口15が設けられていて、これは空気調和機本体1側面壁とドレンパン7の凹陥部aとで形成される隙間部に対向する。
熱交換器6を基準にした熱交換空気の流れは、吸込み口12側が熱交換空気を導入する「1次側」と呼ぶとすると、吹出し口15側が熱交換空気を導出する「2次側」となる。前記ドレン排出口8は吸込み口12と対向する部位に設けられるところから、熱交換器6の1次側に設けられる。
化粧パネル2と送風機5との間にはベルマウス16が設けられ、周囲を前記ドレンパン7で囲まれる。ベルマウス16は、送風機5側が小径で、化粧パネル2の吸込み口12側が大径のホーン状に形成される。吸込み口12の一部は前記電気部品箱11によって遮蔽されているが、そのほとんど大部分は開口して送風案内の機能は保持している。
つぎに、ドレンポンプ10とドレン栓Kについて詳述する。
図4(A)は、ドレンポンプ10とドレン栓Kとの相対位置関係を示す斜視図であり、図4(B)はドレンポンプ10の吸込み口体10aとドレン栓Kとの相対位置関係を示す拡大断面図である。
前記ドレンポンプ10は、筒状に形成される吸込み口体10aを下部側に向け、上端部が図示しないポンプ支持具に取付けられ、軸芯が垂直に向けられる。ドレンポンプ10の下部周面一部から排水管20が突設され、前記ポンプ支持具を避けて屋外へ延出される。
ドレンポンプ10の吸込み口体10aはドレン栓Kの中心部と対向して配置され、吸込み口体10a先端とドレン栓Kとは、後述するように所定間隔を存して配置される。なお、ドレンポンプ10の他の部分および排水管20と、ドレン栓Kとは接触していない。
図5(A)は、ドレン栓Kと、その付属部品を分解して示す斜視図であり、図5(B)は組立てた状態のドレン栓Kの斜視図である。
ドレン栓Kは、前記ドレン排出口8の直径よりも大なる直径の円形状のフランジ部30と、このフランジ部30の一側面に一体に突設され、フランジ部30直径よりも小さい直径の前記雄ねじ部31を有する。雄ねじ部31のねじ径は、ドレン排出口8の周面に沿って設けられる雌ねじ部8aのねじ径と一致することは先に説明した通りである。
さらに、前記雄ねじ部31の基端部分には周方向に沿って複数のドレン排水用孔32が所定の間隔を存して設けられる。一方、図3に示すドレン排出口8の雌ねじ部8aの基端部分には、1つのドレン排水用孔32と略同一寸法のドレン排水用溝33が、1ヶ所だけ設けられる。
ドレン栓Kをドレン排出口8に完全に嵌め込んだ状態で、いずれのドレン排水用孔32もドレン排水用溝33に連通しないよう設定されている。ドレン排出口8を開口すべくドレン栓Kを回動していくと、いずれかのドレン排水用孔32がドレン排水用溝33に連通する。
このとき、ドレンパン7に溜まっているドレン水がドレン排水用孔32とドレン排水用溝33を介して排出される。さらにドレン栓Kを回動していくと、ドレン排水用孔32一部がドレン排水用溝33から離れるので、一旦はドレン水の排水量が低減するが、また別のドレン排水用孔32がドレン排水用溝33に連通して排出される。
すなわち、ドレン栓Kを回動してドレン排出口8を完全開放するまでの間に、ドレン水が徐々に排水される。これに対してドレン排水用孔32とドレン排水用溝33が無い構成では、ドレン栓を完全に外すまでドレン水の排出が無く、ドレン排出口を完全開放したとき瞬時に、かつ大量にドレン水が排水されてしまうので、これを防止する。
ここでは、ドレン栓Kの雄ねじ部31より外側で周縁までの面を、「フランジ面」34と呼び、内側の面を、「ドレン栓底面」35と呼ぶ。雄ねじ部31の外周側にはパッキン37が嵌め込まれていて、前記フランジ面34上に載る。
前記ドレン栓底面35の略中央部に、平面視で矩形状の凹状部38が形成される。前記凹状部38の底面は、ドレン栓底面35よりも下方に突出しているところから、凹状部38はドレン栓底面35に凹陥形成される。
実際に、図4(B)に示すように、凹状部38の深さ寸法は約8mmに設計されていて、ドレン栓Kをドレン排出口8に取付けた状態で、ドレン栓底面35はドレンパン7底面と略同一高さにある。したがって、凹状部38の底面はドレンパン7の底面よりも約8mmだけ低い位置に設定されることになる。
さらに、ドレン栓Kにおける凹状部38の一辺部と、雄ねじ部31内側との間のドレン栓底面35に、抗菌剤収容部40が一体に設けられる。
前記抗菌剤収容部40は、前記凹状部38の一辺部に沿い、互いに狭小の間隙を存して連設される複数の凹字状板片からなる内枠部41と、この内枠部41の両側端に連設され、内枠部41とは直交する方向に延出されるとともに、雄ねじ部31一部に沿うよう曲成される外枠部42との組合せからなる。
なお説明すると、内枠部41を構成する複数の凹字状板片相互に間隙があるとともに、凹字状板片自体も上端から略中央部に亘って空間が形成される。外枠部42自体は全長に亘って板部からなり、空間部は形成されていないが、外枠部42の上端と内枠部41の上端とで開口面が形成される。
このように抗菌剤収容部40を構成する内枠部41および外枠部42は、ドレン栓底面35上に設けられていて、これら内外枠部41,42に囲まれる状態で抗菌剤43が収容される。したがって、前記抗菌剤43もドレン栓底面35上に置かれることになる。
抗菌剤43は、水溶性ガラス材に複数の銀粒を混在して成形されるものであって、水中に浸漬することで、時間をかけて徐々にガラス材が溶け出し、銀イオンが水中に放出される。したがって、ドレン水中に存在する雑菌類が銀イオンによって死滅し、長期に亘って水垢や異臭等の発生を防止できる。
前記抗菌剤収容部40には、結晶性の樹脂材から成形される抗菌剤カバー45が嵌め込まれる。この抗菌剤カバー45を形成する結晶性の樹脂材として、たとえば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール等があり、柔軟性に富むことが特徴である。これに対して非結晶性樹脂材であるプリスチレン、ABS樹脂材等は、柔軟性が劣る。
前記抗菌剤カバー45は、垂直方向に折り込まれる垂直面部45Aおよび、この垂直面部45Aと一体に水平方向に折り込まれる水平面部45Bとから構成される。すなわち、抗菌剤カバー45は結晶性の樹脂材から成形されるので、垂直面部45Aと水平面部45Bとの折り込みが円滑になされる。
前記内枠部41の両側端には、それぞれドレン栓底面35と平行に突出する鉤状の掛止部47aが設けられる。さらに、前記外枠部42の両側部上端には、ドレン栓底面35方向とは直交する方向である上方向へ突出する鉤状の掛止部47bが設けられる。
一方、抗菌剤カバー45の垂直面部45Aと水平面部45Bのそれぞれ両側端部には矩形状の掛合用孔48a,48bが設けられている。垂直面部45Aの掛合用孔48aは内枠部41の掛止部47aに挿入し、水平面部45Bの掛合用孔48bは外枠部42の掛止部47bに挿入して、抗菌剤カバー45は抗菌剤収容部40に取付け固定される。
図6(A)は、成形された抗菌剤カバー45の斜視図であり、抗菌剤収容部40に取付け固定される以前の状態を示している。図6(B)は、抗菌剤収容部40に取付け固定される姿勢の抗菌剤カバー45の斜視図である。
抗菌剤カバー45の垂直面部45Aは、抗菌剤収容部40を構成する内枠部41と略同一形状をなす。垂直面部45Aの略全面に亘って縦横所定の間隔を存して開口する小孔群からなる網部49Aが設けられ、かつ垂直面部45Aの左右両端部には、先に説明した掛合用孔48aが開口される。
抗菌剤カバー45の水平面部45Bは、抗菌剤収容部40を構成する外枠部42と略同一形状をなす。水平面部45Bの略全面に亘って縦横所定の間隔を存して開口する小孔群からなる網部49Bが設けられ、かつ水平面部45Bの左右両端部には、先に説明した掛合用孔48bが開口される。
図6(A)では垂直面部45Aに隠れて見えないが、図6(B)に示すように、垂直面部45Aと水平面部45Bとの間には、薄肉部である、ヒンジ46が介在し、垂直面部45Aと水平面部45Bが一体に連設される。
抗菌剤カバー45の成形時は図6(A)の状態になるよう、金型が製作される。すなわち、全体的に平板状をなすので、金型製作が容易であり、部品製造コストに影響を与えることが少ない。
抗菌剤カバー45を抗菌剤収容部40に取付ける際は、図6(B)に示すように、垂直面部45Aを折り曲げる。このとき、抗菌剤カバー45を柔軟性に富む結晶性の樹脂材から成形したので、ヒンジ46を介しての折曲げが容易で作業性がよい。
再び図5(B)に示すように、抗菌剤収容部40に抗菌剤43を収容した後、抗菌剤カバー45を抗菌剤収容部40に取付ける。抗菌剤カバー45の水平面部45Bがドレン栓Kのドレン栓底面35と平行になり、この面部とは直交する方向に垂直面部45Aが折り曲げられる。
抗菌剤43自体は抗菌剤カバー45で遮蔽されるが、抗菌剤カバー45を構成する垂直面部45Aと水平面部45Bには、小孔群からなる網部49A,49Bが設けられている。
しかも、抗菌剤収容部40を構成する内枠部41は部分的に間隙を有し、内枠部41と外枠部42の上端で開口面が形成される。内枠部41に抗菌剤カバー45の垂直面部45Aが嵌め込まれ、内枠部41と外枠部42との開口面に抗菌剤カバー45の水平面部45Bが嵌め込まれる。
したがって、実際にドレン栓Kをドレン排出口8に嵌め込み、ドレンパン7にドレン水が溜まった状態で、抗菌剤カバー45を介してドレン水が抗菌剤収容部40に浸入する。そのため、抗菌剤43がドレン水に漬かることになる。
図4(A)(B)に示すように、ドレン栓Kの凹状部38にドレンポンプ10の吸込み口体10aが対向して支持される。凹状部38の縦横寸法は吸込み口体10aの直径よりも大に形成される。上述のように凹状部38の深さ寸法を約8mmに設計し、ドレンポンプ吸込み口体10a先端を凹状部38底面から約10mmの位置に支持する。
したがって、ドレンポンプ吸込み口体10a先端はドレン栓底面35から約2mm離れた位置にある。ドレン栓底面35とドレンパン7底面とは略同一高さにあるから、ドレンポンプ吸込み口体10a先端はドレンパン7底面から約2mm離れて支持されることになる。
図7は、ドレン排出口8への取付け姿勢にあるドレン栓Kを見上げて示す、ドレン栓Kの斜視図である。図8は、実際にドレン排出口8にドレン栓Kを取付けた状態の、ドレン栓Kとその周辺部を見上げた下面図である。
先に説明したドレン栓Kのフランジ面34およびドレン栓底面35とは反対側の面を示すこととなり、この面を、「ドレン栓下面」36と呼ぶ。
ドレン栓下面36には、図の時計回り方向に矢印50aが描かれ、この矢印50aに沿って「CLOSE]の文字が刻印される。さらに、前記矢印50aと対称位置に反時計回り方向に矢印50bが描かれ、この矢印50bに沿って「OPEN」の文字が刻印される。
ドレン栓Kをドレン排出口8に取付ける場合には、「CLOSE」の矢印50a方向にドレン栓Kを回動すればよい。ドレン排出口8に取付けられているドレン栓Kをドレン排出口8から取外す場合には、「OPEN」の矢印50b方向に回動することとなる。
ドレン栓下面36の前記矢印50a,50b相互間である略中央部で、ドレン栓下面36側に把手部51が突出形成される。この把手部51は、所定の幅寸法をなし、一端部が三角状に形成されて、全体的に一方向に向く矢印形状をなしている。
把手部51の略中央部は、前記凹状部38の外面に相当し、星のマークが描かれている。把手部51の三角状端部とは反対側の端部は平行な直状部に形成され、これら直状部相互間に円筒状の突部が設けられる。前記星マークと、直状部および円筒状突部はデザイン的なものであって、作用的には何らの関係もない。
把手部51の両側部外面側に小突部52が連続して設けられる。ドレン栓Kをドレン排出口8に取付けるとき、もしくはドレン排出口8からドレン栓Kを取外すとき、把手部51の小突部52をもっていずれかの矢印50a,50b方向に回動操作すれば、小突部52が滑り止めとなり、作業し易い。
さらに、把手部51一端の三角状に形成される頂点dと間隙を存して、ドレン栓下面36に位置合せマーク53が設けられている。一方、図8に示すようにドレン排出口8の周辺部には、三角状の基準位置マーク54が設けられる。
ドレン排出口8にドレン栓Kを取付けた状態で、把手部51の三角状枠頂点d位置および位置合せマーク53と、ドレン排出口8周辺部の基準位置マーク54が直列に並ぶようにしなければならない。
すなわち、この状態で先に説明したドレン栓Kに設けられるドレン排水用孔32のいずれも、ドレン排出口8に設けられるドレン排水用溝33に対向せず、ドレン排出口8の完全閉塞が得られる。
ドレン排出口8の基準位置マーク54に対してドレン栓Kの位置合せマーク53がずれた位置にあると、ドレン栓Kのいずれかのドレン排水用孔32が、ドレン排出口8のドレン排水用溝33一部に連通し、ここからドレン水が漏れる虞れがある。
このようにして構成される天井埋め込み形空気調和機において、送風機5が駆動されると室内空気が吸込みグリル13と吸込み口12を介し、ベルマウス16に案内されて空気調和機本体1内に吸引される。本体1内において室内空気は熱交換器6を流通し、熱交換される。
前記熱交換器6を流通した熱交換空気は吹出し口15から室内へ吹出され、室内の空気調和をなす。特に冷房運転時には、熱交換器6の熱交換作用にともなってドレン水が生成され、ドレンパン7に滴下する。時間の経過とともにドレンパンにおけるドレン水の集溜量が増大し、水位が上昇する。
フロートスイッチがドレンパン7内のドレン水の水位を常時検知していて、基準値を越えたことを検知すると制御部へ信号を送る。制御部からドレンポンプ10へ駆動信号が送られ、ドレンポンプ10の駆動が開始される。ドレンパン7内のドレン水はドレンポンプ10に吸上げられ、排水管20を介して屋外へ排出される。
上述したように、ドレンポンプ10の吸込み口体10a先端は、ドレン栓底面35の凹状部38底面(深さ約8mm)から約10mm上方部位にセットされている。また、ドレン栓底面35とドレンパン7底面とは略同一高さにあるので、ドレンポンプ吸込み口体10a先端はドレンパン7底面と2mmしか離れていない。
したがって、ドレン水の水位が約2mm近くなるまで、ドレンポンプ10はドレン水を吸上げてから、運転停止することになる。ドレンポンプ10が停止した後、排水管20内に残るドレン水が戻り、ドレンパン7には2mm近くのドレン水が溜まる。
結局、ドレンパン7に残留するドレン水の量は、従来構成のものと比較してすこぶる低減化する。たとえ長期に亘ってドレンポンプ10の運転を停止するようなことがあっても、残留するドレン水は、自然に蒸発するので水垢等の発生はほとんど見られなくてすむ。
さらに、ドレン栓Kに抗菌剤43を収容する抗菌剤収容部40が設けられ、抗菌剤カバー45で覆われて、ドレンパン7に溜められるドレン水に水没している。抗菌剤43から銀イオンが徐々に放出され、ドレン水中にいる雑菌類を除菌するので、ドレン水が溜まった状態で長期に亘っても、水垢や異臭等の発生が防止される。
ドレンパン7内のドレン水を最大限排出した状態で、ドレン栓底面35に設けられる抗菌剤収容部40と、抗菌剤43および抗菌剤カバー45は一部が水没しているに過ぎず、ほとんど大部分はドレン水から露出する。この状態が長期に亘っても、少量の抗菌剤43がドレン水に溶け出るだけですむので、抗菌剤43の長寿命化を得られる。
また、ドレンパン7のドレン水が蒸発した後でもドレン栓Kの凹状部38には最後までドレン水が残るが、抗菌剤43が溶け出たドレン水である。長期に亘って凹状部38にドレン水が溜まった状態でも、水垢や異臭等の発生が防止される。さらに、ドレンパン7全体でのドレン水の量に比して、凹状部38に溜まるドレン水の量は極く一部でしかないから、ドレンパン7に残留するドレン水の量としては無視できる。
樹脂製のドレン栓Kにとって、抗菌剤収容部40を内枠部41と外枠部42とから構成できる。したがって、ドレン栓Kにおける抗菌剤収容部40の金型抜き方向が一方向になり、金型構造の簡素化を得られ、部品費の低減化に寄与する。
図9(A)は本発明における他の実施の形態に係る、ドレン栓Kaと構成部品を分解して示す斜視図であり、図9(B)は組立てられたドレン栓Kaの斜視図である。
ドレン栓Kaは、フランジ部30が成形されるとともに、ドレン排出口8の雌ねじ部8aに螺合可能な雄ねじ部31が突設される。雄ねじ部31の外側に形成されるフランジ面34にパッキン37が載り、雄ねじ部31の内側に形成されるドレン栓底面35の略中央部に凹状部38が設けられていることは変りが無い。
ここでは、前記凹状部38を挟んで、この両側に抗菌剤収容部40A,40Bが設けられる。互いの抗菌剤収容部40A,40Bは、先に説明したものと全く同一の内枠部41と外枠部42とからなり、同一の抗菌剤43が収容される。そして、抗菌剤収容部40A,40Bには先に説明した抗菌剤カバー45が取付けられる。
作用的には、先に説明したドレン栓Kと全く同一であるが、ドレン栓Kaに複数の抗菌剤収容部40A,40Bを備えることにより、抗菌剤43の収容量が増大し、必要に応じた抗菌剤43収容量の調整幅を広げることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
12…吸込み口、15…吹出し口、2…化粧パネル、1…空気調和機本体、5…送風機、6…熱交換器、7…ドレンパン、10a…吸込み口体、10…ドレンポンプ、8…ドレン排出口、K、Ka…ドレン栓、38…凹状部、43…抗菌剤、40…抗菌剤収容部、45…抗菌剤カバー、35…ドレン栓底面、45B…水平面部、45A…垂直面部、49A,49B…編み部、46…薄肉部。

Claims (4)

  1. 下面部に、吸込み口と吹出し口とを有する化粧パネルが取付けられる、筐体である空気調和機本体と、
    この空気調和機本体内部の略中央部位に配置され、軸方向から空気を吸込んで周方向へ吹出す送風機と、
    この送風機の吹出し側である、送風機の周囲を囲んで配置される熱交換器と、
    この熱交換器の下部に配置され、熱交換器に生成され、かつ流下するドレン水を受けるドレンパンと、
    このドレンパン内に、軸方向を垂直に向けて配置され、下端部に備えた吸込み口体からドレンパン内に集溜するドレン水を吸上げるドレンポンプと、
    前記ドレンパンに設けられ、ドレンパンに残留するドレン水を外部へ排出するためのドレン排出口と、
    このドレン排出口に開閉自在に嵌め込まれ、底面を前記ドレンパン底面と略同一高さに設定したドレン栓と、を具備し、
    前記ドレン栓の底面に、前記ドレンパン底面よりも下方に凹陥する凹状部が設けられ、
    このドレンパン栓の凹状部底面と前記吸込み口体対向するとともに、吸込み口体先端はドレンパン底面およびドレン栓底面よりも高い位置に支持して前記ドレンポンプが配置され
    前記ドレン栓の凹状部周辺の底面上に、抗菌剤を収容する抗菌剤収容部が設けられる
    ことを特徴とする天井埋込み形空気調和機。
  2. 前記抗菌剤収容部は、抗菌剤カバーによって覆われる
    ことを特徴とする請求項1記載の天井埋込み形空気調和機。
  3. 前記抗菌剤カバーは、前記抗菌剤収容部に取付けられた状態で、ドレン栓底面と平行な面部と、この面部とは直交する方向へ折り曲げられる面部との2面構成であり、
    それぞれの面部は、ドレン水の流通が可能な網部からなり、互いの面部は折曲げ自在な薄肉部を介して連結される
    ことを特徴とする請求項2記載の天井埋込み形空気調和機。
  4. 前記抗菌剤収容部は、前記ドレン栓に複数設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の天井埋め込み形空気調和機。
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