JP2009291952A - シーリング剤の注入ホース及びそれを用いた自動車用タイヤのパンク修理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続金具をタイヤバルブから取り外す際に飛び散るシーリング剤が、作業者に付着するのを防ぐ。ホースのタイヤバルブへの接続忘れ、誤接続、コンプレッサの誤操作におけるホースからのシーリング剤の流出を防止する。
【解決手段】シーリング剤容器6に後端部が連結されるホース本体31と、このホース本体31の前端部に取り付きかつパンクしたタイヤTのタイヤバルブ35に接続可能な接続金具33とからなる。接続金具33は、タイヤバルブ35のバルブステム37に螺着可能な接続ネジ部45を前端部に設けた接続金具本体46と、前記接続ネジ部45に取り外し自在に配さる閉止キャップ47と、接続金具本体46の外周に固着される外スリーブ48とを具える。外スリーブ48は、接続金具本体46の前端46eよりも前方に張り出す張り出し部48Aを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、パンクしたタイヤにシーリング剤を充填してパンク修理を応急的に行うパンク修理装置に用いられるシーリング剤の注入ホースに関する。
パンクしたタイヤを応急的に修理するためのパンク修理装置として、例えば図9(A)に示すように、シーリング剤容器aに、タイヤbとコンプレッサcとをホースd1、d2を用いて接続し、前記コンプレッサcからの圧縮空気をシーリング剤容器aに送り込むことで、このシーリング剤容器a内のシーリング剤をタイヤb内に圧送せしめ、その後、引き続いて流れる圧縮空気によってタイヤbを自動的にポンプアップさせるものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
このようなパンク修理装置に用いられる前記ホースd2には、その前端に、タイヤバルブeに螺着可能なナット状の接続金具fが設けられている。
特開2001−212883号公報
しかしながら従来の接続金具fの場合、シーリング剤と圧縮空気との充填が完了してこの接続金具fをタイヤバルブeから取り外す際、前記接続金具fとタイヤバルブeとの隙間からシーリング剤が飛び散り、作業者の手や衣服などに付着してしまうという問題がある。又パンク修理装置を使用する際、前記接続金具fをタイヤバルブeに接続する前に、コンプレッサcを作動してしまう恐れがあるが、この場合、前記接続金具fの先端からシーリング剤が流出してしまい、周囲を汚損させるという問題がある。
特に近年、パンク修理装置に、コンプレッサcからの圧縮空気のみを充填する機能を付加し、例えば、空気圧が下がった非パンクのタイヤを標準内圧に昇圧させたり、或いは例えばゴムボートや浮き袋などを膨張させるために使用する汎用型のパンク修理装置が望まれており、そのために、例えば図9(B)に示すように、前記コンプレッサcとシーリング剤容器aとの間に切替スイッチgを介在せしめ、この切替スイッチgのポートP2に圧縮空気充填専用のホースd3を連結させたものが提案されている。しかしこのような汎用型のパンク修理装置では、パンク修理専用のホースd2と前記圧縮空気充填専用のホースd3との2本のホースを具えるため、タイヤバルブeへの誤接続の恐れが生じ、パンク修理に際して、誤って圧縮空気充填専用のホースd3をタイヤバルブeに接続した場合に、パンク修理専用のホースd2からシーリング剤が流出してしまい、周囲を汚損させるという問題が新たに発生する。
そこで本発明は、接続金具をタイヤバルブから取り外す際に飛び散るシーリング剤が、作業者に付着するのを防ぐとともに、ホースのタイヤバルブへの接続忘れ、誤接続、或いはコンプレッサを誤操作した場合におけるホースからのシーリング剤の流出を防止でき、周囲への汚損を抑制しうるシーリング剤の注入ホースを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、パンクしたタイヤをシールするシーリング剤を収容したシーリング剤容器に後端部が連結されるホース本体と、このホース本体の前端部に取り付きかつパンクしたタイヤのタイヤバルブに接続可能な接続金具とからなり、
前記接続金具は、前記タイヤバルブのバルブステムに螺着可能な接続ネジ部を前端部に設けた接続金具本体と、前記接続ネジ部に取り外し自在に配されかつ取り外しによって前記接続ネジ部を前記バルブステムに螺着させうる閉止キャップと、前記接続金具本体の外周に固着される円筒状の外スリーブとを具えるとともに、
前記外スリーブは、前記接続金具本体の前端よりも前方に張り出す張り出し部を有することを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記閉止キャップは、その前端に、前記タイヤバルブのバルブコア先端を押進することによりタイヤバルブからタイヤ内空気を排気させうるコア押し突部を形成したことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記外スリーブの張り出し部は、前記接続金具本体の前端からの張り出し量を1〜5mmとしたことを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記外スリーブは、その外周面に、軸芯方向にのびる複数の条溝からなるローレット部を設けたことを特徴としている。
本発明は叙上の如く、接続金具を、タイヤバルブに螺着可能な接続ネジ部を前端部に設けた接続金具本体と、前記接続ネジ部に取り外し自在に配される閉止キャップと、接続金具本体の外周に固着される外スリーブとで形成している。
前記接続金具は、前記閉止キャップを接続金具本体から取り外すことで、この接続金具本体をタイヤバルブに接続でき、逆に、接続金具本体がタイヤバルブに接続されるまでは、閉止キャップは、接続金具本体に取り付けられている。従って、ホースのタイヤバルブへの接続忘れ、誤接続、或いはコンプレッサを誤操作した場合においても、この接続金具の前端からのシーリング剤の流出を、前記閉止キャップによって防止でき、周囲への汚損を抑制しうる。
又前記外スリーブは、前記接続金具本体の前端よりも前方に張り出す張り出し部を有する。この張り出し部は遮蔽板として機能し、シーリング剤と圧縮空気との充填が完了して接続金具本体をタイヤバルブから取り外す際に、接続金具本体とタイヤバルブとの隙間からシーリング剤が飛び散る場合、前記張り出し部によって、シーリング剤の後方側への飛び散りを阻止でき、シーリング剤の作業者への付着を防止しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の注入ホースを用いた汎用型のパンク修理装置を概念的に示す線図、図2は前記パンク修理装置の斜視図、図3はその内部を示す斜視図である。
図1に概念的に示すように、本実施形態のパンク修理装置1は、収納ケース2に、圧縮空気を発生させるコンプレッサ3、シーリング剤を収容したシーリング剤容器6、前記コンプレッサ3とシーリング剤容器6の空気取入れ口部7との間に介在する切替スイッチ8とを収納している。さらにパンク修理装置1では、前記シーリング剤容器6のシーリング剤・圧縮空気取出し口部28に、パンク修理専用の注入ホース24の後端部が予め連結されるとともに、前記切替スイッチ8のポートP2には、圧縮空気充填専用のホース23の後端部が予め連結されている。
前記収納ケース2は、図2、3に示すように、周囲枠2aの前後を前板2b、後板(図示しない)で閉じた縦型の偏平な矩形箱状をなし、本例では、その底部のうちの巾方向の一方側(図では右側)を開口させた主ケース10と、この主ケース10の前記開口部10Aに着脱自在に取り付きその開口を閉じる底ケース12とから形成される。前記底ケース12は、例えばガイド溝(図示しない)などにより巾方向にスライド可能に案内されるとともに、閉止状態においては、フック17(図3に示す)により主ケース10に着脱容易に固定される。又前記主ケース10の内部は、上下にのびる隔壁体14により前記開口部10Aに通じる第1の収容スペース15Aと、その隣りの第2の収容スペース15Bとに区分されている。
次に、前記コンプレッサ3は、自動車のバッテリーを電源として駆動する市販の種々の小型コンプレッサが使用できる。このコンプレッサ3は重量物であるため、前記第2の収容スペース15Bの下方に取り付けて重心を下げることにより、パンク修理装置1の安定性が高められる。なお前記コンプレッサ3の上方には、コンプレッサ3によって発生する圧縮空気の圧力を測定する圧力計18、及びコンプレッサ3の電源スイッチ19が、前面側から目視乃至操作可能に並べて取り付けられる。又電源スイッチ19及び圧力計18と、前記コンプレッサ3との間には、図3に示すように、間仕切板20によって区画され、かつ前記主ケース10の側面に設ける切り欠き窓22によって開口する広い収納スペース21が形成される。このような配置は、収納ケース2の前面に、取り扱いを説明する表示部J(図2に示す)を広く確保するのに役立つ。なお前記収納スペース21には、前記電源スイッチ19からのびかつ自動車のシガーライターソケットに接続可能な電源コード(図示しない)、並びに前記圧縮空気充填専用ホース23が取り出し可能に収納される。
次に、前記シーリング剤容器6は、容器本体4と、その口部4Aに取り付く蓋体5とからなり、前記蓋体5を下方に向けた倒立状態にて前記第1の収容スペース15Aに収納される。このシーリング剤容器6は、前記開口部10Aから前記第1の収容スペース15A内に上下に出し入れできる。
前記容器本体4は、図4に示すように、好ましくは1MPa以上の耐圧を有するボトル状の耐圧容器であって、その首部4B先端に、前記口部4Aが開口している。
又前記蓋体5は、例えば円柱状等の胴部26を有し、この胴部26には、前記コンプレッサ3からの圧縮空気を容器本体4内に送り込むニップル状の空気取入れ口部7と、この圧縮空気の送り込みにより前記容器本体4からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次送り出すニップル状のシーリング剤・圧縮空気取出し口部28とが突設されている。なお前記空気取入れ口部7、及びシーリング剤・圧縮空気取出し口部28は、それぞれ前記胴部26内を通る第1、第2の流路29、30を介して前記容器本体4内と導通している。なお図中の符号25は、前記胴部26のボス部27に嵌着される中蓋(一点鎖線で示す)であって、前記第1、第2の流路29、30の容器本体4内側の開口を被覆する。これにより、保管時等において、容器本体4内のシーリング剤が第1、第2の流路29、30から流出するのを防止できる。又中蓋25は、パンク修理時においては、コンプレッサ3からの圧縮空気の圧力によって前記ボス部27から自動的に外れることができ、シーリング剤の第2の流路30からの流出を可能とする。
次に、前記切替スイッチ8は、前記コンプレッサ3と前記空気取入れ口部7との間に介在している。この切替スイッチ8は、図1の如く、弁軸8Aの進退動によって、コンプレッサ3に接続される流入ポートP0を、第1の流出ポートP1又は第2の流出ポートP2に切り替えて導通できる。なお前記ポートの切り替えは、前記弁軸8Aの一端側に配される操作レバー8A1への作業者による手指操作によって行われる。
次に、前記注入ホース24は、前記シーリング剤・圧縮空気取出し口部28に後端部が連結されるホース本体31と、このホース本体31の前端部に、本例では継ぎ手金具32を介して取り付く接続金具33とから形成される。この注入ホース24は、保管時には、前記収納ケース2の下端側の周囲に形成された周溝状の収納溝34に沿って巻き付けられて保持されるとともに、パンク修理時には、収納溝34から巻き戻されて、タイヤTのタイヤバルブ35に接続される。
ここで、前記タイヤバルブ35は、例えばJISD4207等の規格に適合する自動車用タイヤバルブであって、一般的なスナップイン式のものを図5に例示する。このタイヤバルブ35は、リム36に固定されるバルブステム37と、このバルブステム37の内孔40H内に装着されるバルブコア38とを具える周知構造をなす。なおバルブステム37は、本例では、リム36に取り付くゴム座39と、このゴム座39に一体固定される管状のバルブステム本体40とを具え、該バルブステム本体40の先端部には、外周側に、バルブキャップ41螺着用の外ネジ部40Aが、又内周側には、バルブコア38螺着用の内ネジ部40Bがそれぞれ形成される。
又前記バルブコア38は、軸A1、頭A2、胴パッキンA3、胴A4、弁パッキンA5、弁パッキン受けA6、バネA7、バネ受けA8などの部品から構成されており、前記頭A2と胴パッキンA3と胴A4とは一体連結されたユニット42として形成され、前記内ネジ部40Bにより固定される。又軸A1と弁パッキンA5と弁パッキン受けA6とは一体をなし、前記ユニット42に上下に摺動自在に保持される。そしてバルブコア38は、前記弁パッキン受けA6とバネ受けA8との間に介在するバネA7によって、常時は、前記胴A4下端の弁座部と前記弁パッキンA5との間の弁部Kが圧接して閉じ、これによって、タイヤ内腔が気密に保持される。又タイヤ内腔内に空気を充填する際は、充填空気の圧力によって前記胴A4下端の弁座部と前記弁パッキンA5との間が離間し、その隙間を通って充填空気が注入される。
次に、前記注入ホース24の接続金具33は、図6に示すように、前記バルブステム本体40の外ネジ部40Aに螺着可能な接続ネジ部45を前端部に設けた円筒状の接続金具本体46と、前記接続ネジ部45に取り外し自在に配される閉止キャップ47と、前記接続金具本体46の外周に固着される円筒状の外スリーブ48とを具える。前記接続金具本体46は、本例では大径部46Cの前後に小径部46A、46Bを設けた段付き筒状をなし、その内孔46Hに、内ネジ状の前記接続ネジ部45を形成している。
又前記閉止キャップ47は、この閉止キャップ47を指で摘んで螺回させる摘み部47aと、該摘み部47aの後端に、段差を介して突出しかつ前記接続ネジ部45に螺合する外ネジ状のネジ部47bとを具える。前記摘み部47aは、前記外スリーブ48の内孔48Hよりも小径をなし、かつ前記外スリーブ48の先端48eよりも、少なくとも5mm以上の長さL1を前方にはみ出している。このはみ出し部分47a1によって、前記閉止キャップ47を指で摘んで螺回させ、接続金具本体46から取り外すことができる。なお前記螺回を容易とするために、摘み部47aの外周面には、軸芯方向にのびる複数の条溝からなるローレット部47Sを設けている。
又前記閉止キャップ47は、前記摘み部47aの前端に、前記タイヤバルブ35のバルブコア38先端を押進させうるコア押し突部47cを具える。このコア押し突部47cは、図7に示すように、バルブコア38先端、即ち軸A1の先端を押進させることで、前記胴A4下端の弁座部と前記弁パッキンA5との間の弁部Kを離間でき、タイヤ内空気をタイヤバルブ35から排気させることができる。これは、パンク修理装置1が汎用型の場合、前記圧縮空気充填専用ホース23を用いて、低圧のタイヤTを例えば標準内圧に昇圧させうるが、このとき昇圧させすぎた時に、前記コア押し突部47cを用いてタイヤを減圧させることができる。このコア押し突部47cは、前記バルブステム本体40の内孔40Hよりも小径であり、前記摘み部47a前端からの突出高さHは2〜4mmの範囲が好ましい。
又接続金具33では、図8に示すように、前記閉止キャップ47を取り外すことで、この閉止キャップ47に代えて前記バルブステム本体40を、前記接続金具本体46に螺着させることができる。このとき、前記外スリーブ48によって接続金具33の太さが増すため、螺回の操作性を高めることができる。この外スリーブ48は、圧入等によって前記接続金具本体46に一体に固定される。又前記螺回をさらに容易とするために、その外周面には、軸芯方向にのびる複数の条溝からなるローレット部48Sを形成している。又前記外スリーブ48は、前記接続金具本体46の前端46eよりも前方に張り出す張り出し部48Aを有する。
この張り出し部48Aは、遮蔽板として機能し、例えばシーリング剤と圧縮空気との充填が完了して接続金具本体46をバルブステム本体40から取り外す際に、接続金具本体46とバルブステム本体40との隙間からシーリング剤が飛び散る場合、この張り出し部48Aによって、シーリング剤の後方側への飛び散りを阻止できる。従って、シーリング剤が作業者に付着するのを防止でき、パンク修理作業を清浄に行うことができる。そのために、前記張り出し部48Aの、前記接続金具本体46の前端46eからの張り出し量L2を1〜5mmとするのが好ましい。1.0mm未満では、遮蔽機能が不充分となり、5.0mmを超えると、バルブステム本体40への装着性が低下する。なお本例では、前記接続金具本体46の前端側に小径部46Aを設け、外スリーブ48との間に、小間隙Gを形成している。この小間隙Gは、前記遮蔽機能の向上に役立つ。
又本例では、前記接続金具33は、図8に示すように、前記内孔46Hに連通する内孔32Hを有する筒状の継ぎ手金具32を介してホース本体31に取り付けられる。この継ぎ手金具32は、前記接続金具本体46の内孔46H内に内挿されて該接続金具本体46に回転自在に接続される胴部32Aと、この胴部32Aに一体に連なりかつ後方にのびるとともに前記ホース本体31を例えば嵌着しうる例えば先細テーパ状のホース連結部32Bとを具える。前記胴部32Aは、前記内孔46Hに設ける段差部46H1と係合して抜け止めされる。又前記胴部32Aの前端部には、前記バルブステム本体40との間で狭圧されてシールされるパッキン材50が配置され、気密な連結が行われる。なお符号51は、前記胴部32Aの前端部に設ける突起であり、前記バルブステム本体40が接続金具本体46に螺着される際、該突起51が前記バルブコア38先端を押進せしめ、前記弁部Kを離間させる。又符号52は、ホース本体31をホース連結部32Bとの間で狭圧して固定するリング状のホース留め金具である。なお継ぎ手金具32として、種々の従来的構造のものが採用でき、さらには、継ぎ手金具32を介することなく、ホース本体31を接続金具33に直接取り付ける如く、接続金具本体46にホース連結部32を形成することもできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の注入ホースを用いたパンク修理装置を概念的に示す線図である。 パンク修理装置の斜視図である。 パンク修理装置の内部を示す斜視図である。 シーリング剤容器の主要部を示す断面図である。 タイヤバルブを示す断面図である。 注入ホースの接続金具を示す断面図である。 閉止キャップに設けるコア押し突部の作用を示す断面図である。 接続金具とタイヤバルブとの取り付き状態を示す断面図である。 (A)は、従来のパンク修理装置の配管状態を示す概念図、(B)は汎用型のパンク修理装置配管状態を示す概念図である。
符号の説明
6 シーリング剤容器
24 注入ホース
31 ホース本体
33 接続金具
35 タイヤバルブ
37 バルブステム
38 バルブコア
45 接続ネジ部
46 接続金具本体
47 閉止キャップ
47c コア押し突部
48 外スリーブ
48A 張り出し部
48S ローレット部
T タイヤ

Claims (4)

  1. パンクしたタイヤをシールするシーリング剤を収容したシーリング剤容器に後端部が連結されるホース本体と、このホース本体の前端部に取り付きかつパンクしたタイヤのタイヤバルブに接続可能な接続金具とからなり、
    前記接続金具は、前記タイヤバルブのバルブステムに螺着可能な接続ネジ部を前端部に設けた接続金具本体と、前記接続ネジ部に取り外し自在に配されかつ取り外しによって前記接続ネジ部を前記バルブステムに螺着させうる閉止キャップと、前記接続金具本体の外周に固着される円筒状の外スリーブとを具えるとともに、
    前記外スリーブは、前記接続金具本体の前端よりも前方に張り出す張り出し部を有することを特徴とするシーリング剤の注入ホース。
  2. 前記閉止キャップは、その前端に、前記タイヤバルブのバルブコア先端を押進することによりタイヤバルブからタイヤ内空気を排気させうるコア押し突部を形成したことを特徴とする請求項1記載のシーリング剤の注入ホース。
  3. 前記外スリーブの張り出し部は、前記接続金具本体の前端からの張り出し量を1〜5mmとしたことを特徴とする請求項1又は2記載のシーリング剤の注入ホース。
  4. 前記外スリーブは、その外周面に、軸芯方向にのびる複数の条溝からなるローレット部を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシーリング剤の注入ホース。
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