JP5374319B2 - パンク修理キット - Google Patents

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本発明は、パンクしたタイヤにパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次注入してパンクを応急的に修理するタイヤのパンク修理キットに関する。
パンクを応急的に修理するパンク修理キットとして、パンクしたタイヤにパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次注入してポンプアップし、その後、この状態でタイヤを走行させることにより、パンクシーリング剤がタイヤ内腔面を全周に亘って被覆しパンク穴を応急的にシールするものが、例えば特許文献1などに提案されている。
この種の修理キットは、図19に示すように、圧縮空気を発生させるコンプレッサ装置a、及びパンクシーリング剤を収容したボトル容器bと、このボトル容器bの口部に取り付くキャップcとからなるボトルユニットdを具える。又前記キャップcには、圧縮空気をボトル容器内へ送り込む空気取入れノズル部c1と、この圧縮空気の送り込みによりボトル容器bからパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出すシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部c2とが形成されるとともに、前記空気取入れノズル部c1には、コンプレッサ装置aからのホースe1が接続され、かつシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部c2には、一端にタイヤTの空気バルブTvに接続可能な接続金具が取り付くホースe2の他端が接続される。
特開2000−108215号公報
この修理キットでは、2本のホースe1、e2が必要となるため、誤配管しやすく、又ボトルユニットdの安定性が悪いため、作業中にボトルユニットdが転倒して、必要量のパンクシーリング剤が注入できなくなるという問題がある。
そこで本発明者は、ボトルユニットdの空気取入れノズル部c1を、コンプレッサ装置aに直接接続可能に構成することを提案した。これにより、ボトルユニットdとコンプレッサ装置aとが一体化してその重心位置を低く下げることができ、安定性を増して転倒を抑制しうるとともに、空気取入れ側のホースe1が不要となるため、誤配管の恐れを無くすことができる。
しかしながら、パンク修理作業性の観点から、残るホースe2には、例えば50cm以上の充分な長さが必要であり、そのため、このホースe2の効率の良い収納が望まれる。
そこで本発明は、ボトルユニットの空気取入れノズル部をコンプレッサ装置に直接接続でき、ボトルユニットの転倒を抑制し、かつ2本のホースのうちの1本を排除して誤配管の恐れを無くすとともに、残る1本のホースを、キャップの周囲に巻き戻りを防止しながらコンパクトに巻き付けて効率良く収納しうるパンク修理キットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、収納ケースに、モータ、及び該モータにクランク機構を介して接続されるピストンと、該ピストンを往復動可能に収容するとともにこのピストンとの間で空気を圧縮するポンプ室を形成するシリンダとを有するコンプレッサ本体を収納したコンプレッサ装置、
並びにパンクシーリング剤を収容したボトル容器と、このボトル容器の口部に取り付くキャップとからなるボトルユニットを具えるパンク修理キットであって、
前記キャップは、底面をなす底板部と、前記ボトル容器の口部を取り付けるボトル取付部と、その間に配されるくびれ状の胴部とを具え、
かつ前記胴部に、前記コンプレッサ装置からの圧縮空気をボトル容器内へ取り入れる取入れ口を開口させた空気取入れノズル部と、この圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出す取出し口を開口させたシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部とが突設され、
しかも、前記コンプレッサ装置のシリンダに、前記空気取入れノズル部と嵌り合って直接接続可能な嵌合凹部が凹設されるとともに、
前記シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部には、一端にタイヤの空気バルブに接続可能な接続金具が取り付く送給ホースの他端が接続され、
かつ前記送給ホースは、前記底板部とボトル容器との間かつキャップの周囲に、巻き付けて保管され、
しかも前記キャップは、前記ボトル取付部の側面に、前記接続金具が挿入することにより送給ホースの巻き戻りを防ぐ巻戻り防止孔を有する巻戻り防止板部を突設したことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記キャップは、前記空気取入れノズル部の上下に、このキャップを前記コンプレッサ装置に固定するための係止爪を突設するとともに、前記送給ホースは、前記空気取入れノズル部と上の係止爪との間、および空気取入れノズル部と下の係止爪との間をそれぞれ通って巻き付けられることを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記キャップは、前記ボトル取付部の側面に、周方向にのびかつ前記送給ホースを前記巻戻り防止孔に誘導する小高さの案内リブを突設したことを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記ボトル容器は、その高さ方向と直角な断面が、一対の長辺部と一対の短辺部とで囲む略長方形状をなすボトル胴部を具え、かつ前記キャップの底板部は円盤状をなすとともに、該底板部の直径dは、ボトル胴部の前記長辺部間の巾Dxとの差(Dx−d)を0〜5mmとしたことを特徴としている。
本発明は叙上の如く、コンプレッサ装置のシリンダに、キャップの胴部に設けた空気取入れノズル部と嵌り合う嵌合凹部を形成しているため、前記空気取入れノズル部と嵌合凹部との嵌合により、コンプレッサ装置とボトルユニットとが直接接続され、互いに一体化してその重心位置を低く下げることができ、安定性を増して転倒を抑制しうる。又従来の空気取入れ側のホースが不要となるため、誤配管の恐れを無くすことができる。
又前記キャップは、その底板部とボトル取付部の間の胴部をくびれ状に小径とし、かつ前記ボトル取付部の側面に、巻戻り防止板部を突設している。従って、シーリング剤取出し側の送給ホースを、前記キャップのシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部に接続した状態のまま前記小径な胴部の周囲にコンパクトに巻き付けうる。又巻き付けられた送給ホースは、その一端側の接続金具が、前記巻戻り防止板部に設けた巻戻り防止孔に挿入することにより巻き戻りが防止され、コンパクトの巻付けが保持され、効率の良い収納を行うことが可能となる。
本発明のパンク修理キットを用いてパンク修理を行う場合を示する斜視図である。 コンプレッサ装置を示す斜視図である。 その内部構造を示す断面図である。 コンプレッサ本体を示す分解斜視図である。 その主要部を示す部分断面図である。 空気取入れノズル部と嵌合凹部との接合前の状態を示す断面図である。 空気取入れノズル部と嵌合凹部との接合状態を示す断面図である。 キャップをボトル容器とともに示す断面図である。 キャップの外観を示す斜視図である。 ボトル容器の胴部の横断面図である。 案内溝及びその作用を示す断面図である。 送給ホースを示す長さ方向の断面図である。 タイヤの空気バルブを示す断面図である。 送給ホースの接続金具を示す断面図である。 閉止キャップに設けるコア押し突部の作用を示す断面図である。 接続金具と空気バルブとの取り付き状態を示す断面図である。 送給ホースの巻き付き状態を示すボトルユニットの側面図である (A)〜(C)は、送給ホースの巻き付き状態を示す正面図、側面図、および背面図である。 従来のパンク修理キットを説明する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のパンク修理キット1は、コンプレッサ装置2と、ボトルユニット3と、送給ホース29とを具えるとともに、前記ボトルユニット3は、パンクシーリング剤を収容したボトル容器4と、その口部5(図8に示す)に取り付くキャップ6とから構成される。
このパンク修理キット1では、車内で保管されている時には、前記送給ホース29は、その一端が前記キャップ6のシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7に接続された状態のまま、図17、18に示すように、キャップ6の周囲に巻き付けられて収納されている。そして、パンク修理現場において、前記送給ホース29を巻き戻し、しかる後、ボトルユニット3とコンプレッサ装置2との間をホース類を介在させることなく直接接続している。
前記コンプレッサ装置2は、図3に示すように、収納ケース9に、モータMと、該モータMに連結されるピストン10(図5に示す)との間でポンプ室11を形成するシリンダ12を有するコンプレッサ本体13とを少なくとも収納している。
前記収納ケース9は、図1、2の如く、四辺を側板部14aで囲む周囲壁部の上端、下端を、それぞれ上板部14Uと下板部14Lとで閉じた小高さの偏平略直方体状の箱体として形成される。なお前記収納ケース9は、上下のケース部に分解可能に形成されている。
前記モータMとしては、自動車の12V直流電源で作動する市販の種々のDCモータが採用できる。このモータMには、自動車のシガーライターソケットに接続可能な電源プラグ15を先端に設けた電源コードが、前記収納ケース9の上板部14Uに取り付く電源スイッチSWを介して接続されている。なお電源プラグ15は、前記下板部14Lに設ける凹所(図示しない)内に取り出し自在に収納される。
次に、前記コンプレッサ本体13は、図4、5に示すように、前記モータMにクランク機構17を介して連結されるピストン10と、このピストン10を往復動可能に収容するとともに前記ピストン10との間で空気を圧縮するポンプ室11を形成するシリンダ12とを具える。ピストン10には、このピストン10をその軸芯方向に貫通してのびる吸気孔19Aと、この吸気孔19Aをポンプ室側からバネ性を有して閉じる、例えばゴム、合成樹脂、金属等の弾性体などの弁19Bとを用いた吸気弁19が形成される。
前記シリンダ12は、本例では、前記ポンプ室11を形成する円筒状のシリンダ本体20の後端側に、前記ポンプ室11からの圧縮空気を貯留してピストン10による圧力の脈動を抑えるサージタンク室21Aを形成するためのシリンダ副部21を一体に具える。本例では、前記サージタンク室21Aは、前記シリンダ本体20の後端を閉じる隔壁20Aに形成される小孔20A1を介して前記ポンプ室11に導通している。
そして、前記シリンダ副部21の周壁には、圧縮空気を吐出させる圧縮空気吐出口部8が突設される。本例では、シリンダ副部21の周壁には、他に、圧力計22を取り付ける第1の連結部24A、及びリリーフバルブ23を取り付ける第2の連結部24Bが、それぞれ向きを違えて突設される。
前記圧縮空気吐出口部8は、図6に示すように、前記シリンダ副部21から、一方の側板部14a1に向かって突出する円筒状部25を具え、その内部に前記サージタンク室21Aからのびる吐出流路26が形成される。又前記吐出流路26は、その開口端側に、前記ボトルユニット3に設ける空気取入れノズル部27に接続される嵌合凹部28を形成している。この嵌合凹部28は、内径一定の平行孔部28Aの前後に、シリンダ副部21に向かって先細コーン状をなす前後のテーパ面部28B、28Cを連設している。
次に、前記ボトルユニット3は、パンクシーリング剤を収容したボトル容器4と、その口部5に取り付くキャップ6とから構成され、該キャップ6を下方に向けた倒立状態にて前記コンプレッサ装置2に直接接続される。
前記ボトル容器4は、図8に示すように、ボトル胴部30の下端に、パンクシーリング剤を出し入れしうる小径円筒状の口部5を突出している。前記ボトル胴部30は、図10に示すように、その高さ方向と直角な横断面が、一対の長辺部30Aと一対の短辺部30Bとで囲む略長方形状に形成される。なお本例では、前記長辺部30A、および短辺部30Bが、それぞれボトル外側に向かって凸円弧状に湾曲して形成される場合が示される。このとき前記長辺部30Aの長さをW、長辺部30Aの曲率半径をRW、前記短辺部30Bの長さをD、短辺部30Bの曲率半径をRDとしたとき、下記式(1)〜(3)を充足するように設定するのが好ましい。
1.3≦W/D≦1.7 −−−(1)
0.5≦RW/W≦3.0 −−−(2)
0.5≦RD/D≦20.0 −−−(3)
ここで、車内、例えばトランク内におけるパンク修理キット1の収納性を考慮したとき、前記コンプレッサ装置2が略直方体状をなすため、ボトル容器4のボトル胴部30も、略直方体状に形成するのが好ましい。しかしパンク修理の際、ボトル容器4には、例えば350kPa近くの高内圧が作用する。このとき、前記ボトル胴部30が断面円形状の場合には、内圧によって前記ボトル胴部30が半径方向に均等に膨張するため、圧縮空気充填時の変形があまり認識されず、ユーザーへの不安感は低いものとなる。しかしながら、ボトル胴部30が断面矩形状の場合には、内圧による膨れは均一ではなく、断面矩形状から断面円形状に近づくように膨張するなど、その変形量は実際よりも大きく感じられる。そのために、耐圧範囲内とはいえ、ユーザーに破裂などの不安を与える可能性がある。
そこで本例では、予め、前記長辺部30A及び短辺部30Bをそれぞれ凸円弧状として、膨張時の変形形状に近い形状に形成している。そのため、収納性を向上しながら、圧縮空気充填時の変形があまり認識されなくなり、使用者の不安を低く抑えることが可能となる。
本発明者の実験の結果、前記不安感を抑えるためには、長辺側の膨張量を抑えることが重要であり、そのためには、長辺側の長さWを大きく、かつ曲率半径RWを小さく設定するのが好ましい。もし前記比W/Dが1.3を下回る、或いは比RW/Wが3.0を越えると、前記長さWが相対的に小、或いは曲率半径RWが大きくなって長辺側の膨張量の増加を招く。逆に、前記比W/Dが1.7を越える、或いは比RW/Wが0.5を下回る場合には、収納性に不利が生じる。又前記比RD/Dが20.0を越えると、短辺側の膨張量が増大して、圧縮空気充填時の変形が大きくなり、逆に、比RD/Dが0.5を下回ると、収納性に不利を招く。
なお長辺部30Aと短辺部30Bとが交わるコーナ部分は、応力集中を緩和して耐圧性能を高めるために、曲率半径15mm±5mmの円弧30Cにて形成するのが好ましい。
次に、前記キャップ6は、前記図8、9に示す如く、底面6Sをなす底板部31と、前記ボトル容器4の口部5を取り付けるボトル取付部32と、その間に配されるくびれ状の胴部33とを一体に具える。又前記胴部33には、前記圧縮空気吐出口部8からの圧縮空気をボトル容器4内へ送り込む取入れ口27aを開口させた空気取入れノズル部27と、この圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器4からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出す取出し口7aを開口させたシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7とが突設される。
このキャップ6内には、前記取入れ口27aからボトル容器4の前記口部5内にのびる空気流路35と、前記取出し口7aからボトル容器4の前記口部5内にのびるシーリング剤・圧縮空気取出し流路36とが形成される。
又前記ボトル取付部32は、前記口部5を固定する取付け凹部32Aと、この取付け凹部32Aの底面から隆起するボス部32Bとを有する。なお取付け凹部32Aは、その内壁面に設ける内ネジにより前記口部5を螺着しうる。又前記ボス部32Bの上面には、前記空気流路35の上端が開口する空気流路上開口37と、前記シーリング剤・圧縮空気取出し流路36の上端が開口するシーリング剤・圧縮空気取出し流路上開口38とが設けられる。
又前記空気流路35は、前記空気流路上開口37から下方にのびる縦の空気流路部35aと、この縦の空気流路部35aに交点Pで直角に交わりかつ該交点Pから前記取入れ口27aまでのびる横の空気流路部35bとから形成される。又前記縦の空気流路部35aの前記交点Pを下方に越えた下端部に、前記空気流路上開口37からパンクシーリング剤が逆流した際の逆流パンクシーリング剤を収容するシーリング剤収容部39が形成される。なおシーリング剤収容部39は、前記縦の空気流路部35aよりも大径に形成される。
ここで、パンク修理では、まずパンク修理キット1を用いて、パンクしたタイヤTにパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次注入してポンプアップする。その後ユーザは、コンプレッサ装置2とボトルユニット3とが接続された状態でタイヤTから取り外されたパンク修理キット1を、いったん車内に積み込み、パンク穴をシールするために約10分程度走行する。その後、再度パンク修理キット1をタイヤTに再度接続し、空気圧のチェックと補充とを行うことでパンク修理作業が終了する。これら作業において、シーリング剤充填後のボトルユニット3は種々な方向に傾き、かつ振動を受ける。そのため、このボトルユニット3内に残留するパンクシーリング剤が、空気流路上開口37からコンプレッサ装置2側へと逆流し、コンプレッサ装置2を損傷させる恐れが生じる。そこで、逆流したパンクシーリング剤がコンプレッサ装置2内に流れ込むのを阻止するために、前記シーリング剤収容部39を形成している。従って、シーリング剤収容部39の容量は、ボトルユニット3内に残留するシーリング剤の容量程度で良く、本例では、5〜15ccの範囲に設定されている。なお前記容量が5cc未満では、逆流したシーリング剤を収容しきれない恐れがあり、又15ccを越えても無駄であり、キャップ6の不必要な大型化、即ち収納性の低下を招く。
又空気流路上開口37からの前記逆流を抑えるため、前記縦の空気流路部35aの上端側に、内径を減じる絞り部35a1を設け、前記空気流路上開口37の内径Da1を1.0〜2.0mmの範囲に減じることが好ましい。又前記交点Pの位置において、前記縦の空気流路部35a内径Daを、前記横の空気流路部35bの内径Dbよりも大とすることで、縦の空気流路部35aから横の空気流路部35b内への流出の抑制効果を高めることができる。本例では、前記横の空気流路部35bの内径Dbは3.0〜5.0mm程度である。又空気流路上開口37からの逆流を抑制するため、この空気流路上開口37を前記シーリング剤・圧縮空気取出し流路上開口38よりも上方で開口させることも好ましく、特に、前記空気流路上開口37のシーリング剤・圧縮空気取出し流路上開口38からの高さhを5.0〜7.0mmとするのが好ましい。
なお前記シーリング剤収容部39は、前記キャップ6の底面6Sで開口するとともに、この開口は前記底面6Sと面一となる収容部蓋40によって閉止される。
次に、ボトルユニット3は、前記空気取入れノズル部27が前記嵌合凹部28に嵌り合うことにより、コンプレッサ装置2と直接接続され、かつ一体連結しうる。
前記空気取入れノズル部27は、図6、7に示すように、外径一定のノズル本体41Aの先端側に、先細コーン状のテーパ面部41Bを具える。このテーパ面部41Bは、前記嵌合凹部28の後のテーパ面部28Cとほぼ同傾斜をなす。従って、前記後のテーパ面部28Cは、空気取入れノズル部27を嵌合凹部28内に挿入する際、前記テーパ面部41Bに当接して該テーパ面部41Bを受けるノズル受け面部42を形成する。これにより、空気取入れノズル部27と嵌合凹部28とは、同心かつ正確な位置で直接接続されうる。なお前記嵌合凹部28の前のテーパ面部28Bは、前記空気取入れノズル部27を挿入する際のガイドとして機能する。
又前記空気取入れノズル部27には、前記ノズル本体41Aの外周に、前記嵌合凹部28の内面(本例では平行孔部28Aの内面)との間をシールするOリング43が装着される。本例では、シールを確実化するための、2本のOリング43を装着した場合が例示される。なお消耗品であるOリング43を、ボトルユニット3側に配することで、コンプレッサ装置2をメンテナンスすることなく繰り返し使用することが可能となる。
次に、前記キャップ6には、前記空気取入れノズル部27の上下に係止爪45が突設されるとともに、前記コンプレッサ装置2には、前記係止爪45と向き合う位置に、該係止爪45と係合することにより前記直接接続の状態にて前記コンプレッサ装置2とボトルユニット3とを固定する爪係合穴46が形成される。
前記係止爪45は、空気取入れノズル部27と平行にのびる主部45A先端に、直角三角形状のフック部45Bを外向きに突設している。そして、前記爪係合穴46は、前記フック部45Bと係合する本例では矩形孔状に形成される。
なお係止爪45を含むキャップ6は、例えばナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのプラスチック、或いはこれらにグラスファイバなどの短繊維を配合した強化プラスチックからなる一体成形体として形成される。又前記爪係合穴46は、本例では、図2、4の如く前記嵌合凹部28を構成する前記円筒状部25に支持されるフレーム枠47よって形成される。このフレーム枠47と、円筒状部25と、シリンダ12とは、例えば亜鉛合金、アルミ合金などの軽量合金からなる一体成形体として形成される。
又本例では、前記コンプレッサ装置2には、図2、11に示すように、前記収納ケース9に、例えばねじ回しなどの棒状治具48を前記係止爪45と爪係合穴46との係合部Jに案内してその係合を解除させるための案内溝49を設けている。この案内溝49は、前記係合部Jに向かって傾斜する溝底49Sを案内面とした傾斜溝であって、溝底49Sとその両側の溝壁面との間で、棒状治具48を係合部Jに案内できる。又前記係止爪45は、前記フック部45Bを外向きに具えるため、棒状治具48によりフック部45Bを内向きに押すことにより、前記係合を容易に解除しうる。
ここで、ボトルユニット3のコンプレッサ装置2への押し込みにより、前記嵌合凹部28と空気取入れノズル部27との直接接続、及び前記係止爪45と爪係合穴46との係合が同時に達成される。このとき、前記押し込み力は2〜10kgfの範囲であるのが好ましく、10kgfを越えると操作性が著しく低下する。逆に、押し込み力が2kgf未満では、固定が弱くなり、充填時の内圧によって接続が外れる恐れを招く。なおコンプレッサ装置2の前記側板部14a1には、前記ボトルユニット3の外面形状に合い、該ボトルユニット3の着座を安定させる略半円状の凹み部53が形成される。
このように、パンク修理キット1では、コンプレッサ装置2とボトルユニット3とがホース類を介在させることなく直接接続されるとともに、本例ではこの接続状態にて、両者は、前記係止爪45と爪係合穴46とにより互いに固定される。従って、ボトルユニット3は、コンプレッサ装置2と一体化してその重心位置を低く下げることができ、設置の安定性が高まりボトルの転倒を防止することができる。このとき、前記直接接続の状態において、前記キャップ6の底面6Sと、コンプレッサ装置2の底面2Sとが面一をなすことが重要であり、これにより接地面積が高まり路面との摩擦力を増加させうるため、設置安定性だけでなく、コンプレッサ振動時における振動安定性をも向上させることができる。
又前記底板部31は、本例では、接地面積を確保するために円盤状をなすとともに、該底板部31の直径d(図8に示す)は、前記ボトル胴部30の前記長辺部30A、30A間の巾Dx(図10に示す)との差(Dx−d)が0〜5mmとなるように設定するのが好ましい。なお長辺部30Aが凸円弧状をなす場合には、前記巾Dxは、長辺部30A、30A間の最大巾として設定される。
このように直径dを設定することにより、ボトルユニット3の収納容積の増加を招くことなく、最大限の接地面積を確保することが可能となる。又大径な底板部31により、前記空気取入れノズル部27、シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7、および係止爪45を保護でき、ボトルユニット3を落下させた際の、前記空気取入れノズル部27、シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7、および係止爪45の折れなどの損傷を防止することができる。そのために、前記空気取入れノズル部27、シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7、および係止爪45は、前記底板部31の外周縁の半径方向内側で終端するのが好ましい。
次に、図12に示すように、キャップ6の前記シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7には、前記送給ホース29の他端29bが接続されるとともに、一端29aには、タイヤTの空気バルブTv(図1、13に示す)に接続可能な接続金具60が取り付く。
ここで、前記空気バルブTvは、例えばJISD4207等の規格に適合する自動車用タイヤバルブであって、一般的なスナップイン式のものを図13に例示する。この空気バルブTvは、リム61に固定されるバルブステム62と、このバルブステム62の内孔63H内に装着されるバルブコア64とを具える周知構造をなす。なおバルブステム62は、本例では、リム61に取り付くゴム座65と、このゴム座65に一体固定される管状のバルブステム本体63とを具え、該バルブステム本体63の先端部には、外周側に、バルブキャップ66螺着用の外ネジ部63Aが、又内周側には、バルブコア64螺着用の内ネジ部63Bがそれぞれ形成される。
又前記バルブコア64は、軸A1、頭A2、胴パッキンA3、胴A4、弁パッキンA5、弁パッキン受けA6、バネA7、バネ受けA8などの部品から構成されており、前記頭A2と胴パッキンA3と胴A4とは一体連結されたユニット67として形成され、前記内ネジ部63Bにより固定される。又軸A1と弁パッキンA5と弁パッキン受けA6とは一体をなし、前記ユニット67に上下に摺動自在に保持される。そしてバルブコア64は、前記弁パッキン受けA6とバネ受けA8との間に介在するバネA7によって、常時は、前記胴A4下端の弁座部と前記弁パッキンA5との間の弁部Kが圧接して閉じ、これによって、タイヤ内腔が気密に保持される。又タイヤ内腔内に空気を充填する際は、接続金具60が軸A1を押すことにより前記胴A4下端の弁座部と前記弁パッキンA5との間が離間し、その隙間を通って充填空気が注入される。
次に、前記送給ホース29の前記接続金具60は、図14に示すように、前記バルブステム本体63の外ネジ部63Aに螺着可能な接続ネジ部68を前端部に設けた円筒状の接続金具本体69と、前記接続ネジ部68に取り外し自在に配される閉止キャップ70と、前記接続金具本体69の外周に固着される円筒状の外スリーブ71とを具える。前記接続金具本体69は、本例では大径部69Cの前後に小径部69A、69Bを設けた段付き筒状をなし、その内孔69Hに、内ネジ状の前記接続ネジ部68を形成している。
又前記閉止キャップ70は、この閉止キャップ70を指で摘んで螺回させる摘み部70aと、該摘み部70aの後端に、段差を介して突出しかつ前記接続ネジ部68に螺合する外ネジ状のネジ部70bとを具える。前記摘み部70aは、前記外スリーブ71の内孔71Hよりも小径をなし、かつ前記外スリーブ71の先端71eよりも、少なくとも5mm以上の長さL1を前方にはみ出している。このはみ出し部分70a1によって、前記閉止キャップ70を指で摘んで螺回させ、接続金具本体69から取り外すことができる。なお前記螺回を容易とするために、摘み部70aの外周面には、軸芯方向にのびる複数の条溝からなるローレットを設けている。
又前記閉止キャップ70は、前記摘み部70aの前端に、前記空気バルブTvのバルブコア64先端を押進させうるコア押し突部70cを具える。このコア押し突部70cは、図15に示すように、バルブコア64先端、即ち軸A1の先端を押進させることで、前記胴A4下端の弁座部と前記弁パッキンA5との間の弁部Kを離間でき、タイヤ内空気を空気バルブTvから排気させることができる。これによりパンク修理キット1によってタイヤTを昇圧させすぎた時、前記コア押し突部70cを用いてタイヤを減圧させることができる。このコア押し突部70cは、前記バルブステム本体63の内孔63Hよりも小径であり、前記摘み部70a前端からの突出高さHは2〜4mmの範囲が好ましい。
又接続金具60では、図16に示すように、前記閉止キャップ70を取り外すことで、この閉止キャップ70に代えて前記バルブステム本体63を、前記接続金具本体69に螺着させることができる。このとき、前記外スリーブ71によって接続金具60の太さが増すため、螺回の操作性を高めることができる。この外スリーブ71は、圧入等によって前記接続金具本体69に一体に固定される。又前記螺回をさらに容易とするために、その外周面にローレットを形成している。又前記外スリーブ71は、前記接続金具本体69の前端69eよりも前方に張り出す張り出し部71Aを有する。
この張り出し部71Aは、遮蔽板として機能し、例えばシーリング剤と圧縮空気との充填が完了して接続金具本体69をバルブステム本体63から取り外す際に、接続金具本体69とバルブステム本体63との隙間からシーリング剤が飛び散る場合、この張り出し部71Aによって、シーリング剤の後方側への飛び散りを阻止できる。従って、シーリング剤が作業者に付着するのを防止でき、パンク修理作業を清浄に行うことができる。そのために、前記張り出し部71Aの、前記接続金具本体69の前端69eからの張り出し量L2を1〜5mmとするのが好ましい。1.0mm未満では、遮蔽機能が不充分となり、5.0mmを超えると、バルブステム本体63への装着性が低下する。なお本例では、前記接続金具本体69の前端側に小径部69Aを設け、外スリーブ71との間に、小間隙Gを形成している。この小間隙Gは、前記遮蔽機能の向上に役立つ。
又本例では、前記接続金具90は、前記内孔69Hに連通する内孔72Hを有する筒状の継ぎ手金具72を介して送給ホース29に取り付けられる。この継ぎ手金具72は、前記接続金具本体69の内孔69H内に内挿されて該接続金具本体69に回転自在に接続される胴部72Aと、この胴部72Aに一体に連なりかつ後方にのびるとともに前記送給ホース29を嵌着しうる例えば先細テーパ状のホース連結部72Bとを具える。前記胴部72Aは、前記内孔69Hに設ける段差部69H1と係合して抜け止めされる。又前記胴部72Aの前端部には、前記バルブステム本体63との間で狭圧されてシールされるパッキン材73が配置され、気密な連結が行われる。なお符号74は、前記胴部72Aの前端部に設ける突起であり、前記バルブステム本体63が接続金具本体69に螺着される際、該突起74が前記バルブコア64先端を押進せしめ、前記弁部Kを離間させる。又符号75は、送給ホース29をホース連結部72Bおよびシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7に締め付けて固定するリング状の周知のホース留め金具である。なお継ぎ手金具72として、種々の従来的構造のものが採用でき、さらには、継ぎ手金具72を介することなく、送給ホース29を接続金具60に直接取り付ける如く、接続金具本体69にホース連結部72Bを形成することもできる。
次に、前記送給ホース29は、保管時には、図17、18に示すように、前記シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部7に接続された状態のままで、前記底板部31とボトル容器4との間かつキャップ6の周囲に巻き付けられて収納される。この送給ホース29は、50cm以上、本例では50〜60cmの長さを有し、前記キャップ6に約2回半巻き付けられている。
詳しくは、送給ホース29は、前記空気取入れノズル部27と上の係止爪45との間、および空気取入れノズル部27と下の係止爪45との間をそれぞれ通って互いに交差しながら巻き付けられるとともに、キャップ6に形成する巻戻り防止板部80によって巻き戻りが防止される。具体的には、巻戻り防止板部80は、図9に示すように、前記ボトル取付部32の側面から放射状に突出する板状をなし、その中央に、前記接続金具60を挿入させる巻戻り防止孔80Hが形成される。この巻戻り防止板部80は、送給ホース29の曲げ変形からの復元力によって前記巻戻り防止孔80Hに係止され、巻き戻りが防止される。なお前記ボトル取付部32の側面には、周方向にのびかつ前記送給ホース29を前記巻戻り防止孔80Hに誘導する小高さの案内リブ81を突設している。
このように、前記キャップ6の胴部33をくびれ状の小径とし、かつ前記ボトル取付部32の側面に、巻戻り防止板部80を突設している。そのため前記送給ホース29を、小径な胴部33の周囲にコンパクトに巻き付けうる。又巻き付けられた送給ホース29は、その一端側の接続金具60が、巻戻り防止板部80によって巻き戻りが防止されるため、コンパクトな巻付けが保持され、効率の良い収納が可能となる。
なお巻戻り防止板部80は、コンプレッサ装置2とボトルユニット3との接続時に、前記側板部14a1と平行に向き合う位置に形成されるとともに、前記側板部14a1には、前記巻戻り防止孔80Hに嵌り合うことにより接続時の位置ズレを防止する位置ズレ防止凸部83(図1、2に示す)を突設している。
又前記送給ホース29は、巻き付け収納時、前記ボトル胴部30の外周縁から外側にはみ出さないように、太さおよび長さが設定される。
又ボトルユニット3には、未使用時、ボトル容器4内のパンクシーリング剤が流出するの防止するため、前記図8に一点鎖線で示すように、前記ボス部32Bに、空気流路上開口37及びシーリング剤・圧縮空気取出し流路上開口38をそれぞれ閉じる内栓86が嵌着されている。この内栓86は、コンプレッサ装置2からの圧縮空気による圧力上昇によりボス部32Bから外れることができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 パンク修理キット
2 コンプレッサ装置
3 ボトルユニット
4 ボトル容器
5 口部
6 キャップ
6S 底面
7 シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部
7a 取出し口
9 収納ケース
10 ピストン
11 ポンプ室
12 シリンダ
13 コンプレッサ本体
17 クランク機構
27 空気取入れノズル部
27a 取入れ口
28 嵌合凹部
29 送給ホース
30 ボトル胴部
30A 長辺部
30B 短辺部
31 底板部
32 ボトル取付部
33 胴部
45 係止爪
60 接続金具
80 巻戻り防止板部
80H 巻戻り防止孔
81 案内リブ
M モータ

Claims (4)

  1. 収納ケースに、モータ、及び該モータにクランク機構を介して接続されるピストンと、該ピストンを往復動可能に収容するとともにこのピストンとの間で空気を圧縮するポンプ室を形成するシリンダとを有するコンプレッサ本体を収納したコンプレッサ装置、
    並びにパンクシーリング剤を収容したボトル容器と、このボトル容器の口部に取り付くキャップとからなるボトルユニットを具えるパンク修理キットであって、
    前記キャップは、底面をなす底板部と、前記ボトル容器の口部を取り付けるボトル取付部と、その間に配されるくびれ状の胴部とを具え、
    かつ前記胴部に、前記コンプレッサ装置からの圧縮空気をボトル容器内へ取り入れる取入れ口を開口させた空気取入れノズル部と、この圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出す取出し口を開口させたシーリング剤・圧縮空気取出しノズル部とが突設され、
    しかも、前記コンプレッサ装置のシリンダに、前記空気取入れノズル部と嵌り合って直接接続可能な嵌合凹部が凹設されるとともに、
    前記シーリング剤・圧縮空気取出しノズル部には、一端にタイヤの空気バルブに接続可能な接続金具が取り付く送給ホースの他端が接続され、
    かつ前記送給ホースは、前記底板部とボトル容器との間かつキャップの周囲に、巻き付けて保管され、
    しかも前記キャップは、前記ボトル取付部の側面に、前記接続金具が挿入することにより送給ホースの巻き戻りを防ぐ巻戻り防止孔を有する巻戻り防止板部を突設したことを特徴とするパンク修理キット。
  2. 前記キャップは、前記空気取入れノズル部の上下に、このキャップを前記コンプレッサ装置に固定するための係止爪を突設するとともに、前記送給ホースは、前記空気取入れノズル部と上の係止爪との間、および空気取入れノズル部と下の係止爪との間をそれぞれ通って巻き付けられることを特徴とする請求項1記載のパンク修理キット。
  3. 前記キャップは、前記ボトル取付部の側面に、周方向にのびかつ前記送給ホースを前記巻戻り防止孔に誘導する小高さの案内リブを突設したことを特徴とする請求項1又は2記載のパンク修理キット。
  4. 前記ボトル容器は、その高さ方向と直角な断面が、一対の長辺部と一対の短辺部とで囲む略長方形状をなすボトル胴部を具え、かつ前記キャップの底板部は円盤状をなすとともに、該底板部の直径dは、ボトル胴部の前記長辺部間の巾Dxとの差(Dx−d)を0〜5mmとしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパンク修理キット。
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