JP5364079B2 - パンク修理キット - Google Patents

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Description

本発明は、パンクしたタイヤにパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次注入してパンクを応急的に修理するタイヤのパンク修理キットに関する。
パンクを応急的に修理するパンク修理キットとして、パンクしたタイヤにパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次注入してポンプアップし、その後、この状態でタイヤを走行させることにより、パンクシーリング剤がタイヤ内腔面を全周に亘って被覆しパンク穴を応急的にシールするものが、例えば特許文献1などに提案されている。
この種の修理キットは、図13に示すように、圧縮空気を発生させるコンプレッサ装置a、及びパンクシーリング剤を収容したボトル容器bの口部にキャップcを取り付けたボトルユニットdを具える。又前記キャップcには、圧縮空気をボトル容器内へ送り込む空気取入れ口部c1と、この圧縮空気の送り込みによりボトル容器bからパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出すシーリング剤・圧縮空気取出し口部c2とが形成されるとともに、前記空気取入れ口部c1には、コンプレッサ装置aからのホースe1が接続され、かつシーリング剤・圧縮空気取出し口部c2には、一端にタイヤTの空気バルブTvに接続可能な接続金具が取り付くホースe2の他端が接続される。
この修理キットの場合、2本のホースe1、e2が必要となるため、誤配管しやすく、又ボトルユニットdの安定性が悪いため、作業中にボトルユニットdが転倒して、必要量のパンクシーリング剤が注入できなくなるという問題がある。
そこで本発明者は、ボトルユニットdの空気取入れ口部c1を、コンプレッサ装置aに直接接続可能に構成することを提案した。これにより、ボトルユニットdとコンプレッサ装置aとが一体化してその重心を低く下げることができ、安定性を増して転倒を抑制しうるとともに、空気取入れ側のホースe1が不要となるため、誤配管の恐れを無くすことができる。
しかし、前記ホースe1を用いる場合には、コンプレッサ装置aで圧縮された高温度の圧縮空気がホースe1により冷却されて供給されるため、特に問題とはならないが、直接接続の場合には、圧縮空気が高温度のままコンプレッサ装置aから吐出される。従って、直接接続の接続部分、特にコンプレッサ装置側の接続部分が高温度(約70℃)となり、作動中、作業者などが誤って前記接続部分に触れた場合には、作業者を驚かせてしまい、装置を転倒させたり手をぶつけたりして2次的に怪我や故障、損傷を招く恐れがあり、安全性の点で改善が望まれている。
特開2000−108215号公報
そこで本発明は、コンプレッサ装置又はキャップの一方に、直接接続の状態においてその接続部分に手指が接触するのを防止する接触防止壁を突出させることを基本として、構造簡易に接続部分への手指の接触を防止でき安全性を高めうるパンク修理キットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、コンプレッサ装置と、パンクシーリング剤を収容したボトル容器の口部にキャップを取り付けたボトルユニットとを具えるパンク修理キットであって、
前記コンプレッサ装置は、圧縮空気を吐出させる圧縮空気吐出口部を有し、
かつ前記キャップは、前記圧縮空気吐出口部からの圧縮空気をボトル容器内へ送り込む空気取入れ口部と、この圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出すシーリング剤・圧縮空気取出し口部とを具え、
しかも、前記圧縮空気吐出口部と前記空気取入れ口部との一方は、他方に向かって突出する接続ノズルからなり、かつ他方は、一方に向かって突出する筒状をなしかつその中心孔内に前記接続ノズルを嵌入させて前記ボトルユニットとコンプレッサ装置とを直接接続させうる接続筒部から形成されるとともに、
前記コンプレッサ装置又はキャップの一方に、前記直接接続の状態において前記接続ノズルと接続筒部とに手指が接触するのを防止する接触防止壁を突出させたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記コンプレッサ装置は、ピストンの往復運動によって空気を圧縮させるポンプ室を有するシリンダを具え、かつ前記シリンダに、前記接続筒部を一体に形成したことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記接触防止壁は、前記キャップに形成されることを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記接触防止壁は、前記コンプレッサ装置に形成されることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、コンプレッサ装置又はキャップの一方に、接触防止壁を突出させているため、作動中に高温度となる接続部分に手指が接触するのを防ぐことができ、安全性を高めることができる。
本発明のパンク修理キットを用いてパンク修理を行う場合を示する斜視図である。 コンプレッサ装置を示す斜視図である。 その内部構造を示す断面図である。 コンプレッサ本体を示す分解斜視図である。 その主要部を示す部分断面図である。 ボトルユニットとコンプレッサ装置との接合前の状態を示す断面図である。 ボトルユニットとコンプレッサ装置との接合状態を示す断面図である。 ボトルユニットを示す断面図である。 キャップの内部構造を分解して示す断面図である。 (A)、(B)は、弁座ケースを示す側面図及び斜視図である。 キャップの外観形状を示す斜視図である。 接触防止壁の他の実施例を示す断面図である。 従来のパンク修理キットを説明する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のパンク修理キット1は、コンプレッサ装置2と、ボトルユニット3とを具えるとともに、前記ボトルユニット3は、パンクシーリング剤を収容したボトル容器4と、その口部5(図8に示す)に取り付くキャップ6とから構成される。前記コンプレッサ装置2とボトルユニット3とは、パンク修理現場において、ホース類を介在させることなく直接接続されるとともに、前記ボトルユニット3に設けるシーリング剤・圧縮空気取出し口部7には、一端がタイヤTの空気バルブTvに接続される送給ホース29の他端が連結されている。この送給ホース29は、保管時には、前記シーリング剤・圧縮空気取出し口部7に連結された状態で、前記キャップ6の周囲に巻き付けられている。
次に、前記コンプレッサ装置2は、図3に示すように、収納ケース9に、モータMと、該モータMに連結されるピストン10との間でポンプ室11を形成するシリンダ12とを有するコンプレッサ本体13を少なくとも収納している。
前記図1に示す如く、前記収納ケース9は、小高さの偏平略直方体状の箱体をなす。又前記モータMとしては、自動車の12V直流電源で作動する市販の種々のDCモータが採用できる。このモータMには、自動車のシガーライターソケットに接続可能な電源プラグ15を先端に設けた電源コードが、前記収納ケース9の上板部に取り付く電源スイッチを介して接続されている。なお電源プラグ15は、前記下板部に設ける凹所(図示しない)内に取り出し自在に収納される。
又前記コンプレッサ本体13は、図4、5に示すように、前記モータMにクランク機構17を介して連結されるピストン10と、このピストン10を往復運動可能に収容するとともに前記ピストン10との間で空気を圧縮するポンプ室11を形成するシリンダ12とを具える。前記ピストン10には、このピストン10をその軸芯方向に貫通してのびる吸気孔19Aと、この吸気孔19Aをポンプ室側からバネ性を有して閉じる、例えばゴム、合成樹脂、金属等の弾性体などの弁19Bとを用いた吸気弁19が形成される。
前記シリンダ12は、前記ポンプ室11を形成する円筒状のシリンダ本体12Aの端部に、前記ポンプ室11からの圧縮空気を受け取る分岐室21を形成するシリンダ副部12Bを一体に具える。前記ポンプ室11と分岐室21とは、小孔12hを介して導通される。なお小孔12hには、一方弁(図示しない。)を設けてもよい。
そして、前記分岐室21には、この分岐室21からの圧縮空気を吐出する圧縮空気吐出口部8と、分岐室21内の圧縮空気の圧力を測定する周知の圧力計22と、前記圧縮空気の過圧を逃がす周知のリリーフバルブ23とが接続される。
前記圧縮空気吐出口部8は、本例では図6に示すように、シリンダ副部12Bから収納ケース9の一側面9Sを貫通してのびる筒状の接続筒部25から形成される。又前記接続筒部25の中心孔には、その開口端側に、内径一定の平行孔部28Aと、その前後にシリンダ副部12Bに向かって先細コーン状にのびる前後のテーパ面部28B、28Cとからなるノズル嵌着部28を設けている。
次に、前記ボトル容器4は、図8に示すように、胴部30の下端に、パンクシーリング剤を出し入れしうる小径円筒状の口部5を突出している。
又前記キャップ6は、前記圧縮空気吐出口部8に直接接続できかつ該圧縮空気吐出口部8からの圧縮空気をボトル容器4内へ送り込む空気取入れ口部27と、この圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器4からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出すシーリング剤・圧縮空気取出し口部7とを具える。
具体的には、前記キャップ6は、底面をなす底板部分31と、前記ボトル容器4の口部5を取り付けるボトル取付部分32と、その間に配されるくびれ部分33とを一体に具えるキャップ本体6Aを有する。又このキャップ本体6A内には、前記空気取入れ口部27からボトル容器4の前記口部5内にのびる第1の流路35と、シーリング剤・圧縮空気取出し口部7からボトル容器4の前記口部5内にのびる第2の流路36とが形成される。
前記ボトル取付部分32は、前記口部5を固定する取付け凹部32Aと、この取付け凹部32Aの底面から隆起するボス部32Bとを有する。前記取付け凹部32Aは、その内壁面に設ける内ネジにより前記口部5を螺着しうる。又前記ボス部32Bの上面では、前記第1の流路35の上端をなす第1流路上開口部37と、前記第2の流路36の上端をなす第2の流路上開口部38とがそれぞれ開口している。
そして前記第1の流路35には、本例では、パンクシーリング剤がコンプレッサ側に逆流するのを防止する一方弁14が配される。
前記第1の流路35は、前記第1流路上開口部37から下方にのびる縦流路部35Aと、前記空気取入れ口部27から横向きにのびる横流路部35Bと、その間を継ぐL字状の継ぎ流路部35Cとから構成される。図9に示すように、前記キャップ6には、前記第1流路上開口部37から下方に向かって内径を段階的に増加させた段付き状の縦孔50が形成される。この縦孔50は、前記第1流路上開口部37から下方にのびる第1の縦孔部50Aと、この第1の縦孔部50Aに第1の段差面S1を介して連なる第2の縦孔部50Bと、この第2の縦孔部50Bに第2の段差面S2を介して連なる第3の縦孔部50Cと、この第3の縦孔部50Cに第3の段差面S3を介して連なりかつ下端がキャップ本体6Aの底面で開口するととも下端側に周方向にのびる係止溝51を設けた第4の縦孔部50Dとを含んで形成される。
そして前記第1〜3の縦孔部50A〜50Cによって、前記縦流路部35Aが形成される。又前記第4の縦孔部50D内には、弁座収納ケース52が該第4の縦孔部50Dの下端から挿入されて保持される。
前記弁座収納ケース52は、前記第4の縦孔部50D内に挿入される円柱状の基部53を有し、該基部53の上端には、弁座63を取り付ける弁座取付凹部53aが凹設される。又基部53の下端側には、前記係止溝51と係合して第4の縦孔部50Dからの抜け留めを行う抜け留め手段54が設けられる。前記弁座63は、弁孔63Hを有するリング状体からなる。この弁座63は、本例では硬質のゴム弾性体からなり、前記第3の段差面S3と弁座取付凹部53aの底面との間で挟まれて保持される。
又前記基部53には、前記継ぎ流路部35Cが形成される。この継ぎ流路部35Cは、前記弁座取付凹部53aの底面で開口し前記弁孔63Hを介して前記縦流路部35Aと導通する縦の継ぎ流路部分35Caと、その下端で折れ曲がりかつ前記基部53の外周面上で開口するとともに前記横流路部35Bと導通する横の継ぎ流路部分35Cbとからなる。又基部53の周囲には、前記横の継ぎ流路部分35Cbの開口部よりも上側及び下側の各位置に、それぞれ前記基部53と第4の縦孔部50Dとの間をシールするOリング55を取り付ける断面半円弧状のOリング取付溝53b、53bが形成される。これにより、横流路部35Bと継ぎ流路部35Cとが密に接続される。
又前記抜け留め手段54は、図10に示すように、前記基部53の下端から軸心に沿って上方にのびる中心孔部56と、この中心孔部56によってその周囲に形成される環状の周壁部53cを周方向の複数の扇状片53c1に分割しうる小巾の複数本のスリット57と、各前記扇状片53c1の外周面に突設され前記係止溝51と係合しうる周方向の係止リブ58とを具える。
前記中心孔部56は、前記継ぎ流路部35Cよりも下方で終端する。又前記スリット57は、前記基部53の下端から上方に向かって放射状にのび、これにより前記周壁部53cを半径方向内外に弾性変形可能な複数の扇状片53c1に分割している。又、本例の抜け留め手段54は、前記中心孔部56に嵌着される嵌入軸59を含む。この嵌入軸59は、前記扇状片53c1の半径方向内方への弾性変形を阻止し、前記係止溝51からの係止リブ58の係合外れを防止する。又前記弁座収納ケース52は、前記基部53の外周面から突出する例えばレバー状の突起60により廻り止めされ、弁座収納ケース52を縦孔50に挿入する際の、横流路部35Bの開口と、横の継ぎ流路部分35Cbの開口との位置合わせが行われる。
又一方弁14は、前記図9の如く、前記弁座63と、前記第3の縦孔部50C内に遊挿されかつ前記弁座63の弁孔63Hを開閉しうるボール状の球体弁64と、前記第2の縦孔部50Bに配されかつ前記球体弁64を弁座63に向かって付勢する付勢バネ65とを具える。
次に、前記空気取入れ口部27は、前記図8の如く、本例では、前記くびれ部分33から前記接続筒部25(圧縮空気吐出口部8)に向かって突出する接続ノズル41であって、この接続ノズル41が前記接続筒部25の中心孔に嵌入することにより、前記ボトルユニット3とコンプレッサ装置2とが直接接続される。
前記接続ノズル41は、図6に示すように、外径一定のノズル本体41Aの先端側に、先細コーン状のテーパ面部41Bを具えるとともに、前記ノズル本体41Aの外周には、前記ノズル嵌着部28の内周面との間をシールするOリング43が装着される。なお消耗品である前記Oリング43を、ボトルユニット3側に配することで、コンプレッサ装置2をメンテナンスすることなく繰り返し使用することが可能となる。なお前記後のテーパ面部28Cは、前記テーパ面部41Bとほぼ同傾斜をなし、このテーパ面部41Bと当接することにより接続ノズル41と接続筒部25とを同心かつ正確な位置に位置決めしうる。なお前記前のテーパ面部28Bは、接続ノズル41を挿入する際のガイドとして機能する。
又本例のパンク修理キット1では、パンク修理中に、前記接続ノズル41と接続筒部25との接続が外れてパンクシーリング剤が周囲を汚損するのを防止するための固定手段34が設けられる。
この固定手段34は、前記キャップ6に形成される係止手段34Aと、前記コンプレッサ装置2に形成される抜け留め手段34Bとからなる。前記係止手段34Aは、本例では、前記接続ノズル41の両側(本例では上下)で、コンプレッサ装置2に向かって突出するとともに先端に直角三角形状のフック部を設けた一対の係止爪45からなる。又抜け留め手段34Bは、本例では、前記係止爪45と向き合う位置に配され、かつ前記係止爪45と係合して抜け止めしうる爪係合穴46を有する。
なお前記係止手段34A(係止爪45)とキャップ本体6Aとは、例えばナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのプラスチック、或いはこれらにグラスファイバなどの短繊維を配合した強化プラスチックからなる一体成形体として形成される。又前記抜け留め手段34B(爪係合穴46)は、本例では、前記接続筒部25に支持されるフレーム枠47(図2、4に示す)を用いて形成されるとともに、このフレーム枠47と、接続筒部25と、シリンダ12とは、例えば亜鉛合金、アルミ合金などの軽量合金からなる一体成形体として形成される。
又コンプレッサ装置2の前記一側面9Sには、前記キャップ6の外面形状に合い、該キャップ6の着座を安定させる略半円状の凹み部70(図2、3に示す)が形成される。又コンプレッサ装置2には、図2、7に示すように、例えばねじ回しなどの棒状治具48を前記係止爪45と爪係合穴46との係合部Jに案内してその係合を解除させるための案内溝49を設けている。この案内溝49は、前記係合部Jに向かって傾斜する溝底49Sを案内面とした傾斜溝であって、溝底49Sとその両側の溝壁面との間で、棒状治具48を係合部Jに案内できる。又前記係止爪45は、前記フック部45Bを外向きに具えるため、棒状治具48によりフック部45Bを内向きに押すことにより、前記係合を容易に解除しうる。
次に、前記コンプレッサ装置2では、空気が前記シリンダ12内で圧縮される際に発熱する。そのため前記コンプレッサ作動時には、直接接続される接続ノズル41と接続筒部25とは高温度となりうる。特に、本例の如く、シリンダ12と接続筒部25とフレーム枠47とが金属の一体成形体として形成される場合には、接続筒部25とフレーム枠47とはより高温度となるため危険である。
そのため本発明では、図7、11に示すように、前記コンプレッサ装置2又はキャップ6の一方に、前記直接接続の状態において前記接続ノズル41と接続筒部25とに手指が接触するのを防止する接触防止壁71を突設している。
本例では、前記接触防止壁71が、キャップ6に突設された場合が示される。具体的には、前記接触防止壁71は、キャップ本体6Aの側面から突出する上下一対の板状体であり、本例では、前記フレーム枠47への接触も防止するために、上の接触防止壁71は、前記フレーム枠47の上端よりも上方側を通って前記収納ケース9に向かってのびるとともに、その先端は前記収納ケース9と近接している。又下の接触防止壁71も同様に、前記フレーム枠47の下端よりも下方側を通って前記収納ケース9に向かってのびるとともに、その先端は前記収納ケース9と近接している。
本例では、前記接触防止壁71が、前記案内溝49内に進入し、その先端が案内溝49の溝底49Sと近接する場合が示される。なお接触防止壁71の先端と溝底49Sとの間の隙間Dは、手指が入らないよう8.0mm以下に設定されるのが好ましい。又本例の接触防止壁71は、その先端に、前記棒状治具48が通る小切り欠き部71Aを設けている。なおボトルユニット3の保管スペースの観点から、前記接触防止壁71は、前記底板部分31の外周縁からはみ出さないことが好ましい。
又前記接触防止壁71は、図12に示すように、前記コンプレッサ装置2の収納ケース9に突設することもできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 パンク修理キット
2 コンプレッサ装置
3 ボトルユニット
4 ボトル容器
5 口部
6 キャップ
7 シーリング剤・圧縮空気取出し口部
8 圧縮空気吐出口部
12 シリンダ
25 接続筒部
27 空気取入れ口部
41 接続ノズル
71 接触防止壁

Claims (4)

  1. コンプレッサ装置と、パンクシーリング剤を収容したボトル容器の口部にキャップを取り付けたボトルユニットとを具えるパンク修理キットであって、
    前記コンプレッサ装置は、圧縮空気を吐出させる圧縮空気吐出口部を有し、
    かつ前記キャップは、前記圧縮空気吐出口部からの圧縮空気をボトル容器内へ送り込む空気取入れ口部と、この圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出すシーリング剤・圧縮空気取出し口部とを具え、
    しかも、前記圧縮空気吐出口部と前記空気取入れ口部との一方は、他方に向かって突出する接続ノズルからなり、かつ他方は、一方に向かって突出する筒状をなしかつその中心孔内に前記接続ノズルを嵌入させて前記ボトルユニットとコンプレッサ装置とを直接接続させうる接続筒部から形成されるとともに、
    前記コンプレッサ装置又はキャップの一方に、前記直接接続の状態において前記接続ノズルと接続筒部とに手指が接触するのを防止する接触防止壁を突出させたことを特徴とするパンク修理キット。
  2. 前記コンプレッサ装置は、ピストンの往復運動によって空気を圧縮させるポンプ室を有するシリンダを具え、かつ前記シリンダに、前記接続筒部を一体に形成したことを特徴とする請求項1記載のパンク修理キット。
  3. 前記接触防止壁は、前記キャップに形成されることを特徴とする請求項1又は2記載のパンク修理キット。
  4. 前記接触防止壁は、前記コンプレッサ装置に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載のパンク修理キット。
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