JP2009289328A - メモリアクセス方法及び半導体記憶装置 - Google Patents

メモリアクセス方法及び半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】微細化の要求に対して大きな妨げとなることなく、読み出し安定性及び書き込み性能を向上する。
【解決手段】複数のコラムと複数のロウを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイと、コラム選択回路と、ロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてロウを選択するワード線ドライバ回路と、書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の前記コラム選択回路により選択された1コラムと前記ワード線ドライバ回路により選択された1ロウで決まる位置の配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しを前記ビット線を介して行う書込/読出回路を備え、前記複数のブロックの対応するロウには、前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、メモリアクセス方法及び半導体記憶装置に係り、特にデータの書き込み時と読み出し時とでワード線を異なる電位に制御するメモリアクセス方法及びそのようなメモリアクセス方法を用いた半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置内のメモリセルの読み出し時の安定性(以下、単に「読み出し安定性」と言う)と書き込み時の性能(以下、単に「書き込み性能」と言う)は、トレードオフの関係にある。近年、半導体記憶装置の微細化に伴い、メモリセルを構成するトランジスタの電気特性、特に閾値のばらつきが無視できない程度まで大きくなってきており、このばらつきのためにメモリセルの読み出し安定性と書き込み性能の両立が難しくなってきている。メモリセルを構成するトランジスタの閾値を高く設定することで、読み出し安定性は向上するが、書き込み性能は低下してしまう。
一般に、半導体記憶装置のワード線の電位を下げると読み出し安定性が向上するが、これとは逆に書き込み性能は低下する。従来の半導体記憶装置では、ワード線の電位をワード線の選択時に電源電圧に設定しても、読み出し安定性と書き込み性能の両立は可能であったが、半導体記憶装置の微細化に伴う上記ばらつきの増大により、近年では読み出し安定性と書き込み性能の両立は難しくなってきている。そこで、読み出し時にはワード線の電位を電源電圧より低く設定することで読み出し安定性を向上すると共に、書き込み時にはワード線の電位を読み出し時よりも高く設定することで書き込み性能の低下を防止することが提案されている。この場合、メモリセルを構成するトランジスタの閾値は、従来通りの設定であり、特に高く設定されるものではない。
図1は、従来の半導体記憶装置の第1の例を示す回路図である。図1に示す半導体記憶装置1−1は、メモリセルアレイ11、ワード線ドライバ回路12、コラム選択回路13、書き込み及び読み出し回路(以下、書込/読出回路と言う)14を有する。メモリセルアレイ11内の各メモリセルMCは、ワード線WL及びビット線BL,/BLに接続されている。この例では、半導体記憶装置1−1はSRAM(Static Random Access Memory)である。メモリセルアレイ11において、ロウ(Row)はワード線WL、コラム(Column)はビット線対BL,/BLを選択することで選択される。1つのビット線BLと、この1つのビット線BLと対をなすビット線/BLには、選択時には互いに反転関係にある信号が供給される。図1中、RSSはロウ選択信号、CSSはコラム選択信号、WRSSは書き込み及び読み出し切替信号(以下、書込/読出切替信号と言う)、DBはデータバスを示す。例えば1キロワード(Kword)のメモリセルアレイ11であれば、{(128ロウ)×(4コラム)}×{4バイト(=32ビット)}分のメモリセルMCが設けられる。
図1に示す如き構成の半導体記憶装置1−1において、書き込み時と読み出し時とでワード線WLの電位を変えた場合について説明する。書き込み時にワード線WLの電位を読み出し時より高く設定した場合、ワード線WLは選択されているがビット線対BL,/BLが選択されていない状態の各コラムのメモリセルMCが読み出し状態と同様の状態になってしまい、この読み出し状態と同様の状態のメモリセルMCが保持するデータが破壊される可能性がある。
一方、半導体記憶装置1−1の構成によっては、同一のワード線WLに接続されるバイト毎に書き込みと読み出しが行われる。このような場合、同一のワード線WLに接続されているにもかかわらず、メモリセルMCによっては求められるワード線WLの電位が異なる可能性がある。
そこで、特許文献1の如き構成の半導体記憶装置も提案されている。図2は、従来の半導体記憶装置の第2の例を示す回路図である。図2中、図1と実質的に同じ部分には同一部号を付し、その説明は省略する。図2に示す半導体記憶装置1−2の構成は、特許文献1にて提案されている構成に相当する。この半導体記憶装置1−2では、図1のワード線ドライバ回路12の代わりに電圧可変ワード線ドライバ回路12Aが設けられている。コラム毎に別のワード線WLを接続することで、ワード線WLが選択されているにもかかわらずコラムが選択されていない状態となるメモリセルアレイ11A内のメモリセルMCの発生を排除する。又、書き込み及び読み出しの各状態に応じて、ワード線WLの電位を夫々の状態に適した電位に設定する。半導体記憶装置1−2の場合、同一コラムを纏めてブロック化し、各ブロックを別々のワード線WLで駆動する。
しかし、図2に示す半導体記憶装置1−2の場合、同一コラムを纏めるためにビット線対BL,/BLが接続されるデータバスDBの配線長が非常に長くなり、動作速度が著しく低下してしまう。このため、半導体記憶装置1−2の如き構成は、特に高速動作が要求されるハイエンドプロセッサ用のキャッシュSRAM等には適さない。
尚、半導体記憶装置1−2の動作速度の低下を補うために、ビット線対BL,/BL毎にセンスアンプを設けることが考えられるが、この場合、センスアンプを多数設ける必要があるために、センスアンプの占有面積の増大が無視できなくなり、半導体記憶装置1−2の微細化の要求に対して逆行してしまう。
又、半導体記憶装置1−2の場合、データバスDBの占有面積が増大すると共に、バイト毎に設ける書込/読出回路14Aの数も増大する。更に、メモリセルアレイ11Aの製造段階では、露光やプロセス工程において生じる不連続点によりメモリセルMCの特性劣化や形状欠陥が発生するため、実際に正常に機能する機能セルの外周にダミーセルを設ける必要がある。メモリセルアレイ11Aをバイト毎に分割する場合、上記の如き特性劣化や形状欠陥を補償するために、機能セルとして用いられるメモリセルMCの外周に設けるダミーセルをメモリセルアレイ11Aの分割数分設ける必要があり、半導体記憶装置1−2の微細化の要求に対して逆行してしまう。
特開2003−16786号公報
従来の半導体記憶装置では、微細化の要求に対して大きな妨げとなることなく、読み出し安定性及び書き込み性能を向上することが難しいという問題があった。
そこで、本メモリアクセス方法及び半導体記憶装置は、微細化の要求に対して大きな妨げとなることなく、読み出し安定性及び書き込み性能を向上させることを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数のコラムと複数のロウに配置された複数のメモリセルを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイと、コラム選択信号に基づいてビット線を介してコラムを選択するコラム選択回路と、ロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてワード線を介してロウを選択するワード線ドライバ回路と、書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の前記コラム選択回路により選択された1コラムと前記ワード線ドライバ回路により選択された1ロウで決まる位置の配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しを前記ビット線を介して行う書込/読出回路を備え、前記複数のブロックの対応するロウには、前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている半導体記憶装置が提供される。
本発明の一観点によれば、複数のコラムと複数のロウに配置された複数のメモリセルを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイを備え、前記複数のブロックの対応するロウには前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている半導体記憶装置のメモリアクセス方法であって、コラム選択信号に基づいてビット線を介してコラムを選択するコラム選択ステップと、ロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてワード線を介してロウを選択するワード線ドライバステップと、書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の前記コラム選択ステップにより選択された1コラムと前記ワード線ドライバステップにより選択された1ロウで決まる位置の配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しを前記ビット線を介して行う書込/読出ステップを有し、書き込み時のワード線の電位は、読み出し時のワード線の電位より高い電圧に設定されるメモリアクセス方法が提供される。
開示のメモリアクセス方法及び半導体記憶装置によれば、微細化の要求に対して大きな妨げとなることなく、読み出し安定性及び書き込み性能を向上することができる。
開示の半導体記憶装置は、複数のコラムと複数のロウに配置された複数のメモリセルを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイを備え、前記複数のブロックの対応するロウには前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている。
開示のメモリアクセス方法では、コラムをコラム選択信号に基づいてビット線を介して選択し、ロウをロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてワード線を介して選択する。書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の選択された1コラムと1ロウで決まる位置に配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しは、前記ビット線を介して行う。書き込み時のワード線の電位は、読み出し時のワード線の電位より高い電圧に設定する。
これにより、微細化の要求に対して大きな妨げとなることなく、読み出し安定性及び書き込み性能を向上可能なメモリアクセス方法及び半導体記憶装置を実現できる。
以下に、本メモリアクセス方法及び半導体記憶装置の各実施例を、図3以降と共に説明する。
図3は、本実施形態の一例における半導体記憶装置を示す回路図である。図3中、図1と実質的に同じ部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図3に示す半導体記憶装置31は、メモリセルアレイ11、ワード線ドライバ回路32、コラム選択回路13、書き込み及び読み出し回路(以下、書込/読出回路と言う)34を有する。メモリセルアレイ11内の各メモリセルMCは、ワード線WL及びビット線BL,/BLに接続されている。この例では、半導体記憶装置31は例えば6トランジスタ型メモリセルを用いるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)−SRAMである。メモリセルアレイ11において、ロウ(Row)はワード線WL、コラム(Column)はビット線BL,/BLを選択することで選択される。図3中、RSSはロウ選択信号、CSSはコラム選択信号、WRSSは書き込み及び読み出し切替信号(以下、書込/読出切替信号と言う)、DBはデータバスを示す。例えば1キロワード(Kword)のメモリセルアレイ11であれば、{(128ロウ)×(4コラム)}×{4バイト(=32ビット)}分のメモリセルMCが設けられる。尚、言うまでもなく、ロウの数、コラムの数及びビットの数等は、図3のものに限定されるものではない。
本実施例では、図3に示すメモリセルアレイ11の部分が8ビット分に相当する8個のブロックに分割されており、各ブロックはコラム0〜3を有する。又、各ブロックの各コラム0〜3に対して、ワード線WL0〜WL3が接続されている。つまり、各ロウには、4本のワード線WL0〜WL3が設けられている。各ブロックに対して、1つのコラム選択回路13及び1つの書込/読出回路34が設けられている。一方、ワード線ドライバ回路32は、1ロウの全てのブロックに対して共通に、且つ、対応する1ワード線に対して1つ設けられている。
例えばバイト0のビット0のデータは、対応する1つの書込/読出回路34、データバスDB及びコラム選択回路13を介してメモリセルアレイ11内のメモリセルMCに対して書き込まれ、読み出される。図3に示す例では、バイト0のビット0のデータは、同図中一番左側のブロック内のメモリセルMCのうち、ロウ選択信号RSSに応答してワード線ドライバ回路32により選択されたワード線とコラム選択信号CSSに応答してコラム選択回路13により選択されたビット線対BL,/BLに接続されたメモリセルMCに対して書き込まれ、読み出される。
図3に示す如き構成の半導体記憶装置31において、書き込み時と読み出し時とでワード線WL0〜WL3の電位を変えた場合について説明する。書き込み時に各ワード線WL0〜WL3の電位を読み出し時より高く設定した場合、1つのブロック内では、ワード線WL0〜WL3のいずれかが選択されているがビット線対BL,/BLが選択されていない状態の各コラムのメモリセルMCが読み出し状態と同様の状態になることはないので、メモリセルMCが読み出し状態と同様の状態になることによりこのメモリセルMCが保持するデータが破壊されるといった不都合な現象は発生しない。例えば、書き込み時のワード線WL0〜WL3の電位が電源電圧VDDに設定される場合、読み出し時のワード線WL0〜WL3の電位は電源電圧VDDより低い電圧に設定される。又、例えばVDD1>VDD2なる関係を満足する二種類の電源電圧を用いる半導体記憶装置の場合には、書き込み時のワード線WL0〜WL3の電位を第1の電源電圧VDD1に設定し、読み出し時のワード線WL0〜WL3の電位を第2の電源電圧VDD2に設定すれば良い。
一方、半導体記憶装置の構成によっては、同一のワード線に接続されるバイト毎に書き込みと読み出しが行われる。このような場合、同一のワード線に接続されているにもかかわらず、メモリセルによっては求められるワード線の電位が異なる可能性があるが、図3に示す構成の半導体記憶装置31の場合には、1つのブロック内では、同一のワード線に接続されているにもかかわらず、メモリセルMCによって求められるワード線の電位が異なる状況は発生しない。
図3に示す半導体記憶装置31の場合、データバスDBの配線長は例えば図1の従来例と同様の長さで良いため、動作速度を高速に保つことができる。このため、半導体記憶装置31の如き構成は、特に高速動作が要求されるハイエンドプロセッサ用のキャッシュSRAM等にも適している。又、半導体記憶装置31の場合、図1の従来例と比較しても、データバスDBの占有面積は増大せず、書込/読出回路14Aの数も増大しない。更に、機能セルの外周に設けるダミーセルにより半導体記憶装置31の微細化が著しく抑制されることもないので、半導体記憶装置の微細化の要求にも対応可能である。
尚、後述するように、ワード線ドライバ32及び各ロウに対して設けられるワード線WL0〜WL3による半導体記憶装置31の微細化の要求への影響は、本質的には問題とならない程度であり、微細化の要求に対して大きな妨げとなることなく、読み出し安定性及び書き込み性能を向上する効果が大きい。
次に、ワード線ドライバ回路32の構成の一例を説明する。本実施例では、ワード線ドライバ回路32は、各ワード線WL0〜WL3に対して、図4に示す如く接続されたナンド(NAND)回路321と電圧可変インバータ回路322を有する。図4は、電圧可変インバータ回路322を説明する図である。図4中、(a)は電圧可変インバータ回路322を示し、(b)は電圧可変インバータ回路322の回路図を示す。電圧可変インバータ回路322に入力されるナンド回路321の出力信号は、即ち、ロウ選択信号は、ローレベルの時に対応するワード線WL(WL0〜WL3)を選択し、ハイレベルの時に対応するワード線WLを非選択とする。又、電圧可変インバータ回路322に入力される書込/読出切替信号WRSSは、書込時にはローでベルであり、読み出し時にはハイレベルである。
電圧可変インバータ回路322は、図4(b)に示す如く接続されたトランジスタ322−1〜322−3と抵抗322−4を有する。VDDは電源電圧を示し、VSSは接地電圧を示す。
次に、メモリセルMCの構成の一例を説明する。本実施例では、メモリセルアレイ11は、6トランジスタ型メモリセルを用いるCMOS−SRAMである。図5は、6トランジスタ型メモリセルMCを示す回路図である。メモリセルMCは、ビット線対BL,/BL、ワード線WL、電源電圧VDD及び接地電圧VSSに対して図5に示す如く接続された6つのトランジスタTr1〜Tr6を有する。トランジスタTr3,Tr5はインバータIAを形成し、トランジスタTr4,Tr6はインバータIBを形成する。
図6は、読み出し時の図5のメモリセルMCの内部電位を示す図である。図6中、縦軸は電位を任意単位で示し、横軸は時間を任意単位で示す。待機時には、ワード線WLはローレベル、即ち、接地電圧VSSに設定されている。ワード線WLが選択されると、ワード線WLはハイレベル、即ち、電源電圧VDDに設定される。
読み出し時にワード線WLが選択されてハイレベルに設定されると、トランジスタTr1がオンとなり、読み出し電流はビット線BLからトランジスタTr1,Tr5を経由して接地へ流れる。この時、ノードAの電位はトランジスタTr1,Tr5の抵抗比により接地電圧VSSより上昇する。ノードAの電位は、ノードBでインバータIBの入力となる。通常、ノードAの電位が上記の如く接地電圧VSSより上昇しても、この程度の上昇ではインバータIBの出力が変化しない設計となっている。
しかし、半導体記憶装置31の微細化に伴い、メモリセルMCを形成するトランジスタTr1〜Tr6の電気特性、特に閾値のばらつきが無視できない程度まで大きくなってくると、図7に示すように、ノードAの電位が無視できない程度まで上昇したり、インバータIBの特性が設計値から大きくずれてノードAの電位の上昇に応答して出力を反転してしまう可能性がある。インバータIBの出力の反転は、メモリセルMCが保持するデータの破壊を意味する。図7は、メモリセルMCを形成するトランジスタTr1〜Tr6の電気特性のばらつきに起因するノードA,Bにおける電位の変動を破線で示す図である。図7中、縦軸は電位を任意単位で示し、横軸は時間を任意単位で示す。
本実施例では、書き込み時のワード線WLの電位が電源電圧VDDに設定される場合、読み出し時のワード線WLの電位は電源電圧VDDより低い電圧に設定される。書き込み時にワード線WLの電位を読み出し時より高く設定した場合、ワード線WLが選択されているがビット線対BL,/BLが選択されていない状態のメモリセルMCが読み出し状態と同様の状態になることはなく、図7中破線で示す如きノードA,Bの変動は発生しないので、メモリセルMCが読み出し状態と同様の状態になることによりこのメモリセルMCが保持するデータが破壊されることはない。
次に、半導体記憶装置31のレイアウトを説明する。図8は、トランジスタから第1の配線層までのメモリセルMCのレイアウトを示す図である。図8中、図5と同一部分には同一符号を付す。図8において、細い実線で示す四辺形は拡散層を示し、濃い梨地で示す領域は、ポリシリコン層を示し、左下がりのハッチングで示す領域は第1の配線層を示す。又、太い実線で示す正方形は、拡散層と第1の配線層、或いは、ポリシリコン層と第1の配線層を接続するコンタクトホールを示す。
図9は、第1の配線層から第2の配線層までのメモリセルMCのレイアウトを示す図である。図9において、左下がりのハッチングは第1の配線層を示し、右下がりのハッチングは第2の配線層を示し、黒い正方形は第1及び第2の配線層を接続するスルーホールを示す。
図10は、第2の配線層から第3の配線層までのメモリセルMCのレイアウトを1ビット、4コラム分示す図である。図10において、左下がりのハッチングは第2の配線層を示し、右下がりのハッチングは第3の配線層を示し、黒い正方形は第2及び第3の配線層を接続するスルーホールを示す。
図11は、第3の配線層から第4の配線層までのメモリセルMCのレイアウトを1ビット、4コラム分示す図である。図11において、左下がりのハッチングは第3の配線層を示し、右下がりのハッチングは第4の配線層を示し、黒い正方形は第3及び第4の配線層を接続するスルーホールを示す。
図12は、ワード線ドライバ回路32を示す回路図である。図12に示すワード線ドライバ回路32は、ナンド回路321と電圧可変インバータ回路312を有する。ナンド回路321は、図12に示す如く接続されたトランジスタTr11〜Tr14を有する。電圧可変インバータ回路312は、図12に示す如く接続されたトランジスタTr15〜Tr17を有する。Rは、トランジスタTr17の寄生抵抗を示す。この場合、トランジスタTr17の寄生抵抗Rを利用することで、図4(b)のように別体の抵抗322−4を設ける必要がない。
図13はトランジスタから第1の配線層までの図12に示すワード線ドライバ回路32のレイアウトを示す図である。図13中、図12と同一部分には同一符号を付す。図13において、細い実線で示す矩形は拡散層を示し、濃い梨地はポリシリコン層を示し、左下がりのハッチングは第1の配線層を示し、太い実線で示す正方形は拡散層と第1の配線層、或いは、ポリシリコン層と第1の配線層のコンタクトを示す。又、矢印で示す範囲は、設計ルールで決まる駆動トランジスタの駆動能力に関与しない寸法を示す。
例えば図2に示す従来例の場合、図3に示す本実施例の場合と比較すると、一度に駆動するべき同一ワード線WL上のメモリセルの数が1/4であるため、駆動トランジスタのゲート幅も同じく1/4で良い。しかし、この場合のワード線ドライバ回路12Aの幅は、駆動トランジスタのゲート幅よりも、設計ルールで決まるトランジスタの駆動能力に関与しない寸法の方がはるかに大きい。つまり、図2に示す従来例では1つのワード線ドライバ回路12A自体の寸法は本実施例の場合と比べると多少小さくできるものの、このようなワード線ドライバ回路12Aを1ロウで16個設ける必要がある。これに対し、本実施例では、1ロウで4個のワード線ドライバ回路32を設ければ良いため、半導体記憶装置31上に設けるワード線ドライバ回路32の占有面積が図2に示す半導体記憶装置1−2上に設けるワード線ドライバ回路12Aの占有面積と比べて大幅に減少する。
図14は、本実施態の一例における半導体記憶装置31のレイアウトを示す図である。図14において、半導体記憶装置31は、メモリセルアレイ11、ワード線ドライバ回路32、ロウプリデコーダ41、ロウメインデコーダ42、タイミングジェネレータ43、アドレスレジスタ44、コラム選択信号CSSの配線46、データバスDB(共通ビット線)の配線長47、コラムスイッチ48、データバスDB(共通ビット線)、ライトアンプ49、センスアンプ50、入出力レジスタ51及び入出力バッファ52を有する。ロウプリデコーダ41、ロウメインデコーダ42、タイミングジェネレータ43、アドレスレジスタ44、コラムスイッチ48、ライトアンプ49、センスアンプ50、入出力レジスタ51、入出力バッファ52等には、周知の構成の回路を用いることができる。
図15は、図2の半導体記憶装置1−2のレイアウトを示す図である。図15において、半導体記憶装置1−2は、メモリセルアレイ11A、ワード線ドライバ回路12A、ロウプリデコーダ141、ロウメインデコーダ142、タイミングジェネレータ143、アドレスレジスタ144、コラム選択信号CSSの配線146、データバスDB(共通ビット線)の配線長147、コラムスイッチ148、データバスDB(共通ビット線)、ライトアンプ149、センスアンプ150、入出力レジスタ151及び入出力バッファ152を有する。又、図15中楕円形の破線で囲んだ部分を拡大して示すように、1分割において、ワード線ドライバ回路12Aに対し、機能セル300の配列の両端にダミーセル301が設けられている。
図15は、1キロワード(Kword)のメモリセルアレイ11Aにおいて、{(128ロウ)×(4コラム)}×{4バイト(=32ビット)}分のメモリセルMCについて8ビット分のコラム同士を纏めた場合を示す。この場合、メモリセルアレイ11Aは16分割が必要である。一方、メモリセルアレイでは、露光やプロセス工程で生じる不連続点に起因する機能セルの特性劣化や形状欠陥の発生を、一般的には機能セルの外周をダミーセルで囲むことで抑制する対策を取っている。このような対策をメモリセルアレイ11Aで採用すると、16分割の各々において8コラムの機能セルが含まれ、これに加えて各分割でダミーセルが2個設けられるため、合計では各分割で10コラム分のメモリセルMCの幅が必要となる。
これに対し、図14の半導体記憶装置31の場合、機能セルの外周をダミーセルで囲む対策を取っても、半導体記憶装置1−2と比較するとメモリセルアレイ11の幅が約2割削減できる。
この結果、図3の半導体記憶装置31のメモリセルアレイ11の幅、即ち、図3における水平方向の寸法は、図2の半導体記憶装置1−2のメモリセルアレイ11Aの幅の約2/3以下に削減可能である。
更に、図2の半導体記憶装置1−2の場合、データバスDBの配線長は、40コラム分に加えてワード線ドライバ回路4個分必要となる。これに対し、図3の半導体記憶装置31の場合、データバスDBの配線長は4コラム分で済み、配線寄生容量は図2の従来例と比較すると約1/10以下に抑えることができる。このため、比較的小さな駆動電流で駆動されるメモリセルMCを用いることによる性能低下は、例えば図1の従来例に対して全く無い。又、図2の従来例の場合に発生するデータバスDBの配線長による遅延に起因する性能低下は、図3の半導体記憶装置31の場合は見られない。
尚、コラム選択信号CSSは一般的に負荷が大きいため、半導体記憶装置の性能面でクリティカルな遅延の原因となる。図2の従来例の場合、各コラム単位でワード線ドライバ回路にコラム選択信号CSSを配分する必要があるが、図3の半導体記憶装置31の場合はコラム選択信号CSSの配線を一本メインデコーダ部に配分すれば良く、コラム選択信号CSSの配線長は約1/3に削減できる。
尚、開示のメモリアクセス方法及び半導体記憶装置は、以下に付記する形態をも包含するものである。
(付記1)
複数のコラムと複数のロウに配置された複数のメモリセルを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイと、
コラム選択信号に基づいてビット線を介してコラムを選択するコラム選択回路と、
ロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてワード線を介してロウを選択するワード線ドライバ回路と、
書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の前記コラム選択回路により選択された1コラムと前記ワード線ドライバ回路により選択された1ロウで決まる位置の配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しを前記ビット線を介して行う書込/読出回路を備え、
前記複数のブロックの対応するロウには、前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている、半導体記憶装置。
(付記2)
前記ワード線ドライバ回路は、前記書込/読出切替信号に基づいて選択したロウのワード線に出力する信号を反転する、付記1記載の半導体記憶装置。
(付記3)
前記コラム選択回路及び前記書込/読出回路は、夫々各ブロックに対して設けられている、付記1又は2記載の半導体記憶装置。
(付記4)
書き込み時のワード線の電位は、読み出し時のワード線の電位より高い電圧に設定される、付記1乃至3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
(付記5)
前記書き込み時のワード線の電位は電源電圧である、付記4記載の半導体記憶装置。
(付記6)
書き込み時のワード線の電位は第1の電源電圧に設定され、読み出し時のワード線の電位は前記第1の電源電圧より低い第2の電源電圧に設定される、付記1乃至3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
(付記7)
前記ワード線ドライバ回路は、各ワード線に対し、
前記ロウ選択信号の1ビット及び前記コラム選択信号の1ビットが入力されるナンド回路と、
前記書込/読出切替信号に応じて前記ナンド回路の出力信号を反転して1ワード線に出力する電圧可変インバータ回路を有する、付記1乃至6のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
(付記8)
前記電圧可変インバータ回路は、
前記1ワード線に接続された出力端子と、
前記ナンド回路の出力信号が入力される出力信号を前記出力端子へ出力するインバータと、
前記出力端子に接続された負荷と、
前記書込/読出切替信号が入力されるゲートと、前記出力端子に接続されたソースと、接地されたドレインを備えたトランジスタを有する、付記7記載の半導体記憶装置。
(付記9)
前記ソース端子は前記負荷として機能する内部抵抗を有する、付記8記載の半導体記憶装置。
(付記10)
前記メモリセルアレイは、6トランジスタ型メモリセルを用いるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)−SRAMである、付記1乃至9のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
(付記11)
複数のコラムと複数のロウに配置された複数のメモリセルを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイを備え、前記複数のブロックの対応するロウには前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている半導体記憶装置のメモリアクセス方法であって、
コラム選択信号に基づいてビット線を介してコラムを選択するコラム選択ステップと、
ロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてワード線を介してロウを選択するワード線ドライバステップと、
書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の前記コラム選択ステップにより選択された1コラムと前記ワード線ドライバステップにより選択された1ロウで決まる位置の配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しを前記ビット線を介して行う書込/読出ステップを有し、
書き込み時のワード線の電位は、読み出し時のワード線の電位より高い電圧に設定される、メモリアクセス方法。
(付記12)
前記ワード線ドライバステップは、前記書込/読出切替信号に基づいて選択したロウのワード線に出力する信号を反転する、付記11記載のメモリアクセス方法。
(付記13)
前記書き込み時のワード線の電位は電源電圧である、付記11又は12記載のメモリアクセス方法。
(付記14)
書き込み時のワード線の電位は第1の電源電圧に設定され、読み出し時のワード線の電位は前記第1の電源電圧より低い第2の電源電圧に設定される、付記11又は12記載のメモリアクセス方法。
(付記15)
前記メモリセルアレイは、6トランジスタ型メモリセルを用いるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)−SRAMである、付記11乃至14のいずれか1項記載のメモリアクセス方法。
以上、本メモリアクセス方法及び半導体記憶装置を実施例により説明したが、本メモリアクセス方法及び半導体記憶装置は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
従来の半導体記憶装置の第1の例を示す回路図である。 従来の半導体記憶装置の第2の例を示す回路図である。 実施形態の一例における半導体記憶装置を示す回路図である。 電圧可変インバータ回路を説明する図である。 6トランジスタ型メモリセルを示す回路図である。 読み出し時のメモリセルの内部電位を示す図である。 メモリセルを形成するトランジスタの電気特性のばらつきに起因するノードA,Bにおける電位の変動を破線で示す図である。 トランジスタから第1の配線層までのメモリセルのレイアウトを示す図である。 第1の配線層から第2の配線層までのメモリセルのレイアウトを示す図である。 第2の配線層から第3の配線層までのメモリセルのレイアウトを1ビット、4コラム分示す図である。 第3の配線層から第4の配線層までのメモリセルMCのレイアウトを1ビット、4コラム分示す図である。 ワード線ドライバ回路を示す回路図である。 トランジスタから第1の配線層までのワード線ドライバ回路のレイアウトを示す図である。 実施形態の一例における半導体記憶装置のレイアウトを示す図である。 図2の半導体記憶装置のレイアウトを示す図である。
符号の説明
11 メモリセルアレイ
13 コラム選択回路
31 半導体記憶装置
32 ワード線ドライバ回路
34 書込/読出回路
321 ナンド回路
322 電圧可変インバータ回路
WL0〜WL3 ワード線
BL,/BL ビット線
RSS ロウ選択信号
CSS コラム選択信号
DB データバス

Claims (10)

  1. 複数のコラムと複数のロウに配置された複数のメモリセルを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイと、
    コラム選択信号に基づいてビット線を介してコラムを選択するコラム選択回路と、
    ロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてワード線を介してロウを選択するワード線ドライバ回路と、
    書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の前記コラム選択回路により選択された1コラムと前記ワード線ドライバ回路により選択された1ロウで決まる位置の配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しを前記ビット線を介して行う書込/読出回路を備え、
    前記複数のブロックの対応するロウには、前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている、半導体記憶装置。
  2. 前記ワード線ドライバ回路は、前記書込/読出切替信号に基づいて選択したロウのワード線に出力する信号を反転する、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記コラム選択回路及び前記書込/読出回路は、夫々各ブロックに対して設けられている、請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 書き込み時のワード線の電位は、読み出し時のワード線の電位より高い電圧に設定される、請求項1乃至3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ワード線ドライバ回路は、各ワード線に対し、
    前記ロウ選択信号の1ビット及び前記コラム選択信号の1ビットが入力されるナンド回路と、
    前記書込/読出切替信号に応じて前記ナンド回路の出力信号を反転して1ワード線に出力する電圧可変インバータ回路を有する、請求項1乃至4のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  6. 前記電圧可変インバータ回路は、
    前記1ワード線に接続された出力端子と、
    前記ナンド回路の出力信号が入力される出力信号を前記出力端子へ出力するインバータと、
    前記出力端子に接続された負荷と、
    前記書込/読出切替信号が入力されるゲートと、前記出力端子に接続されたソースと、接地されたドレインを備えたトランジスタを有する、請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 前記ソース端子は内部抵抗を有する、請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 複数のコラムと複数のロウに配置された複数のメモリセルを有するブロックが複数設けられたメモリセルアレイを備え、前記複数のブロックの対応するロウには前記複数のコラムと同じ数のワード線が共通に設けられ、1ブロック内の1ロウに配置されたメモリセルは互いに異なるワード線に接続されている半導体記憶装置のメモリアクセス方法であって、
    コラム選択信号に基づいてビット線を介してコラムを選択するコラム選択ステップと、
    ロウ選択信号及び前記コラム選択信号に基づいてワード線を介してロウを選択するワード線ドライバステップと、
    書込/読出切替信号に基づいて1ブロック内の前記コラム選択ステップにより選択された1コラムと前記ワード線ドライバステップにより選択された1ロウで決まる位置の配置された1選択メモリセルへのデータの書込及び前記選択メモリセルからのデータの読み出しを前記ビット線を介して行う書込/読出ステップを有し、
    書き込み時のワード線の電位は、読み出し時のワード線の電位より高い電圧に設定される、メモリアクセス方法。
  9. 前記ワード線ドライバステップは、前記書込/読出切替信号に基づいて選択したロウのワード線に出力する信号を反転する、請求項8記載のメモリアクセス方法。
  10. 前記書き込み時のワード線の電位は電源電圧である、請求項8又は9記載のメモリアクセス方法。
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