JP2011204305A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力消費をより低減可能な新たなビット線階層化方式を備えた半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、行列状に設けられた複数のメモリブロックBと、複数のメモリブロックBに対応して設けられた複数の主ビット線GLとを具備する。メモリブロックBは、行列状に設けられた複数のメモリセルCと、列ごとに設けられた複数の副ビット線BLと、列及び行ごとに設けられ、複数のメモリブロックBに共通である複数のワード線WLと、対応する主ビット線GLを複数の副ビット線BLのいずれかに接続するスイッチ回路SCとを備える。読出し対象の対象セルC1の読出し動作時に、対象セルC1に対応する主ビット線GL1を選択し、対象セルC1の列に対応する副ビット線BL1をスイッチ回路SC1により選択し、複数のワード線WLのうち、対象セルC1の列及び行に対応するワード線WL1を選択する。
【選択図】図2
【解決手段】半導体記憶装置は、行列状に設けられた複数のメモリブロックBと、複数のメモリブロックBに対応して設けられた複数の主ビット線GLとを具備する。メモリブロックBは、行列状に設けられた複数のメモリセルCと、列ごとに設けられた複数の副ビット線BLと、列及び行ごとに設けられ、複数のメモリブロックBに共通である複数のワード線WLと、対応する主ビット線GLを複数の副ビット線BLのいずれかに接続するスイッチ回路SCとを備える。読出し対象の対象セルC1の読出し動作時に、対象セルC1に対応する主ビット線GL1を選択し、対象セルC1の列に対応する副ビット線BL1をスイッチ回路SC1により選択し、複数のワード線WLのうち、対象セルC1の列及び行に対応するワード線WL1を選択する。
【選択図】図2
Description
本発明は、半導体記憶装置に関し、特にビット線が階層化された半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置において、電力の消費を抑制するためにビット線を階層化する技術が知られている。例えば、特開2009−170641号公報(対応米国出願US2009180306号公報(A1))にビット線階層化方式のマスクROM(Read Only Memory)が開示されている。このマスクROMでは、動作時の電力の低減を目的として、ビット線の充放電電流を下げるため、ビット線を階層化して、主ビット線と副ビット線を設ける方式が提案されている。
図1は、特開2009−170641号公報に開示された半導体記憶装置の構成を示す回路図である。この半導体記憶装置は、階層化されたビット線構造(副ビット線と主ビット線)を有するマスクROMである。この半導体記憶装置は、複数のサブメモリアレイSBと、複数の副ビット線LBと、主ビット線GBLと、接続回路BTとを備えている。サブメモリアレイSBは、複数のメモリセルMCで構成されている。副ビット線LBは、メモリセルMCに接続されている。接続回路BTは、副ビット線LBと主ビット線GBLとを接続している。接続回路BTは、メモリセルMCと同形状の少なくとも1つのパターンにより構成されている。
この半導体記憶装置において、読み出し動作時に、例えば、ロウデコーダ101により一つのワード線WL1が選択されたとする。それにより、そのワード線WL1に接続されたサブメモリアレイSB11のメモリセルMC111と、メモリセルMC111の右隣のサブメモリアレイSB21のメモリセルMC211が選択される。その結果、副ビット線LB11、LB21に各メモリセルMCのデータが読み出される。その後、スイッチトランジスタBT11が選択されると、副ビット線LB11のデータは主ビット線GBL_Aに伝達される。一方スイッチトランジスタBT21は非選択状態なので、副ビット線LB21に読み出されたデータは使用されない。
上述のように、特開2009−170641号公報の半導体記憶装置では、読み出し動作時に、例えば、ロウデコーダ101により一つのワード線WL1が選択されると、そのワード線WL1に接続された副ビット線LB11、LB21、…が選択される。すなわち、ワード線WL1を選択(ハイレベルに)すると、メモリセルMC111及びその右側に並んでいるメモリセルMC211、…がすべて選択される。その結果、副ビット線LB11、LB21、…に、それぞれ選択されたメモリセルMC111、MC211、…のデータが読み出される。もし、メモリセルMC111、MC211、…のデータがすべて0(ビアV1有り)の場合、ワード線WL1選択時(読み出し時)、副ビット線LB11、LB21、…の電位はすべて低下する。そのため、読み出し後のプリチャージ時に、それら副ビット線LB11、LB21、…すべてに充電電流が流れることになる。ここで、読み出し対象のメモリセルがMC111の場合、スイッチトランジスタのうち、BT11だけが導通して、メモリセルMC111のデータ(副ビット線LB11の読み出しデータ)が主ビット線GBL_Aへ伝達され、データが読み出される。一方、メモリセルMC111の右側に並んでいるメモリセルMC211、…から副ビット線LB21、…への読み出しデータは使われない。すなわち、副ビット線LB21、…では、読み出し対象のメモリセルが無いにもかかわらず、電位が低下してしまうので、読み出し後のプリチャージにおいて充電電流が流れることになる。すなわち、読み出し対象のメモリセルが無い副ビット線に対する充電電流が余分な電流となっている。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の半導体記憶装置は、行列状に設けられた複数のメモリブロック(B11、B12、…)と、その複数のメモリブロック(B11、B12、…)に対応して設けられた複数の主ビット線(GL1、GL2、…)とを具備している。その複数のメモリブロックの各々(B11)は、行列状に設けられた複数のメモリセル(C1、C2、C3、C4、…)と、列ごとに設けられた複数の副ビット線(BL11、BL12)と、その列及び行ごとに設けられ、その複数のメモリブロック(B11、B12、…)に共通である複数のワード線(WL11、WL12、…)と、その複数の主ビット線(GL1、GL2、…)のうちの対応する主ビット線(GL1)をその複数の副ビット線(BL11、BL12)のいずれかに接続するスイッチ回路(SC1)とを備えている。その複数のメモリセル(C1、C2、C3、C4)のうちの読出し対象としての対象セル(C1)の読出し動作時に、その対象セル(C1)に対応する主ビット線(GL1)を選択する。その対象セル(C1)の列に対応する副ビット線(BL11)をそのスイッチ回路(SC1)により選択する。その複数のワード線(WL11、WL12、…)のうち、その対象セル(C1)のその列及び行に対応するワード線(WL11)を選択する。
本発明では、ワード線(WL11、WL12、…)が、メモリセル(C1、C2、C3、C4)の列及び行ごとに設けられている。そのため、ワード線(WL11、WL12、…)を複数のメモリブロック(B11、B12、…)に共通として回路面積増加を抑制しつつ、同一メモリブロック(B11)内では、列ごとに設けられた副ビット線(BL11、BL12)のうち、対象セル(C1)に接続された副ビット線(BL11)のみを選択することができる。それにより、その選択された副ビット線(BL11)のみにデータが読み出され、他の副ビット線(BL12)にはデータが読み出されることはない。その結果、他の副ビット線(BL12)の電位が低下するおそれが無く、余分な充電電流を抑制することができる。
本発明の半導体記憶装置の動作方法において、その半導体記憶装置は、行列状に設けられた複数のメモリブロック(B11、B12、…)と、その複数のメモリブロック(B11、B12、…)に対応して設けられた複数の主ビット線(GL1、GL2、…)とを具備する。複数のメモリブロックの各々(B11)は、行列状に設けられた複数のメモリセル(C1、…)と、列ごとに設けられた複数の副ビット線(BL11、BL12)と、その列及び行ごとに設けられ、その複数のメモリブロック(B11、B12、…)に共通である複数のワード線(WL11、WL12、…)と、その複数の主ビット線(GL1、GL2、…)のうちの対応する主ビット線(GL1)をその複数の副ビット線(BL11、BL12)のいずれかに接続するスイッチ回路(SC1)とを備える。
その半導体記憶装置の動作方法は、その複数のメモリセル(C1、…)のうちの読出し対象としての対象セル(C1)の読出し動作時に、その対象セル(C1)に対応する主ビット線(GL1)を選択するステップと、その対象セル(C1)の列に対応する副ビット線(BL1)をそのスイッチ回路(SC1)により選択するステップと、その複数のワード線(WL11、WL12、…)のうち、その対象セル(C1)のその列及び行に対応するワード線(WL1)を選択するステップとを具備する。
この場合にも、上記本発明の半導体記憶装置で説明したものと同様の作用・効果を得ることができる。
その半導体記憶装置の動作方法は、その複数のメモリセル(C1、…)のうちの読出し対象としての対象セル(C1)の読出し動作時に、その対象セル(C1)に対応する主ビット線(GL1)を選択するステップと、その対象セル(C1)の列に対応する副ビット線(BL1)をそのスイッチ回路(SC1)により選択するステップと、その複数のワード線(WL11、WL12、…)のうち、その対象セル(C1)のその列及び行に対応するワード線(WL1)を選択するステップとを具備する。
この場合にも、上記本発明の半導体記憶装置で説明したものと同様の作用・効果を得ることができる。
本発明により、電力消費をより低減可能な新たなビット線階層化方式を備えた半導体記憶装置を提供できる。
以下、本発明の半導体記憶装置の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。下記に示される実施の形態では、半導体記憶装置として、所定の構成を有するマスクROMを例として説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置1は、メモリアレイ2と、Xデコーダ3と、WLドライバ4と、BSドライバ5と、Yデコーダ6とを具備する。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置1は、メモリアレイ2と、Xデコーダ3と、WLドライバ4と、BSドライバ5と、Yデコーダ6とを具備する。
メモリアレイ2は、Y方向に互いに隣り合う複数の主メモリブロックMD1〜MDpを備えている。その複数の主メモリブロックMD1〜MDpは、出力D1〜Dpと対応している。例えば、主メモリブロックMD1の読み出しデータは、出力D1から出力される。複数の主メモリブロックMD1〜MDpの各々は、複数のメモリブロックBと、複数の主ビット線GLと、プリチャージ回路/Yスイッチ11と、センスアンプ/データ出力回路12とを備えている。
複数のメモリブロックBは、行列状に設けられている。この図では、4行8列、すなわち、複数のメモリブロックB11、B12、…、B18、B21、…、B28、…、B41、…、B48の例が示されている。ただし、本発明はこの例に限定されるものではない。メモリブロックBの個々の構成は同じである。その詳細は後述される。
複数の主ビット線GLは、Y方向に延伸し、一端をプリチャージ回路/Yスイッチ11に接続されている。この図では、8列、すなわち、複数の主ビット線GL1、…、GL8の例が示されている。複数の主ビット線GLは、複数のメモリブロックBの列に対応して設けられている。例えば、主ビット線GL1は、メモリブロックの第1列のメモリブロックB11、B21、B31、B41に対応し、それらメモリブロックBからの出力をプリチャージ回路/Yスイッチ11に出力する。ただし、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
プリチャージ回路/Yスイッチ11は、読み出し動作時に、プリチャージ回路(図示されず)で、複数の主ビット線GLをすべてプリチャージする。プリチャージ回路/Yスイッチ11は、読み出し動作時に、更に、Yスイッチ(図示されず)で、Yデコーダ6からのYアドレス信号Y1〜Y8に基づいて、読み出し対象のメモリセルCが属するメモリブロックBに対応する主ビット線GLを選択し、センスアンプ/データ出力回路12に接続する。例えば、読み出し対象のメモリセルCがメモリブロックB11に属する場合、対応する主ビット線GL1を選択し、センスアンプ/データ出力回路12に接続する。
センスアンプ/データ出力回路12は、読み出し動作時に、センスアンプ(明示されず)で、接続された主ビット線GLの電位を検出する。そして、データ出力回路(明示されず)を介して主メモリブロックMDの出力データDとして出力する。例えば、主ビット線GL1の電位を検出し、主メモリブロックMD1の出力データD1として出力する。
複数のメモリブロックBの各々は、複数のメモリセルCと、複数の副ビット線BLと、複数のワード線WLと、スイッチ回路SCとを備えている。
複数のメモリセルCは、行列状に設けられている。この図では、m行2列、すなわち、第1行にメモリセルC1(第1列)、C3(第2列)、第2行にメモリセルC2(第1列)、C4(第2列)であり、以下第3行目以降は第1行目及び第2行目の繰り返しである。ただし、本発明はこの例に限定されるものではない。メモリセルCは、トランジスタにおいて例えばドレインに接続される配線(例示:ビア)の有無でデータを記憶するROMセルに例示される。このROMセルを構成するトランジスタは、例えばnチャネル型である。ソース、ドレイン、及びゲートは、接続される場合には、それぞれ接地、対応する副ビット線BL、及び対応するワード線WLに接続される。
複数の副ビット線BLは、Y方向に延伸し、一端をスイッチ回路SCに接続されている。この図では、2本、すなわち、複数の副ビット線BL11、BL12の例が示されている。複数の副ビット線BLは、複数のメモリセルCの列に対応して(列ごとに)設けられている。例えば、メモリブロック11の副ビット線BL11は第1列のメモリセルC1、C2に対応し、副ビット線BL12は第2列のメモリセルC3、C4に対応している。ただし、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
複数のワード線WLは、X方向に延伸し、一端をWLドライバ4に接続されている。この図では、一つのメモリブロックに(m×2)本、一つの主メモリブロックに(n×2)本、すなわち、複数のワード線WL11、WL12、WL21、WL22、…、WLm1、WLm2、…、WLn1、WLn2の例が示されている。複数のワード線WLは、行列状に配列された複数のメモリセルCの列及び行ごとに(列及び行に対応して)設けられている。例えば、ワード線WL11は、メモリセルCの第1行、第1列に対応し、ワード線WL12はメモリセルCの第1行、第2列に対応している。複数のワード線WLは、行方向に並んだ複数のメモリブロックBに共通である。例えば、ワード線WL11は、複数のメモリブロックB11、B12、…、B18に共通である。ただし、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
スイッチ回路SCは、副ビット線選択線BSの選択に基づいて、対応する主ビット線GLを複数の副ビット線BLから一つの副ビット線BLを選択して接続する。この図では、副ビット線選択線BSの選択に基づいて、対応する主ビット線GLを2本の副ビット線BLのいずれかに接続する例を示している。スイッチ回路SCは、複数の副ビット線BLに対応して設けられた複数のpチャネルトランジスタSを備えている。pチャネルトランジスタSは、一端を主ビット線GLに、他端を対応する副ビット線BLにそれぞれ接続されている。例えば、スイッチ回路SC1は、副ビット線選択線BS11の選択に基づいて、pチャネルトランジスタS11がオンになり、対応する主ビット線GL1を、副ビット線BL11に接続する。又は、副ビット線選択線BS12の選択に基づいて、pチャネルトランジスタS12がオンになり、対応する主ビット線GL1を、副ビット線BL12に接続する。
メモリセルCは、一つのメモリブロックBに、m行p列設けられている(図2ではp=2)。
ワード線WLは、m行の各々に、メモリセルCの列に対応してp列分の本数が設けられている。
副ビット線BLは、p列分の本数が設けられている。複数のメモリセルCのうち第i行、第k列(1≦i≦m、1≦k≦p、i、kは自然数)のメモリセルCのゲートは、第i行、第k列用のワード線WLikに接続されている。
ワード線WLは、m行の各々に、メモリセルCの列に対応してp列分の本数が設けられている。
副ビット線BLは、p列分の本数が設けられている。複数のメモリセルCのうち第i行、第k列(1≦i≦m、1≦k≦p、i、kは自然数)のメモリセルCのゲートは、第i行、第k列用のワード線WLikに接続されている。
Xデコーダ3は、アドレス信号A4−A9、/A4−/A9、A10−A11、/A10−/A11に基づいて、複数の主ワード線Xのいずれかを選択する。すなわち、対象セルが属するメモリブロックB内のメモリセルCの複数の行(m行)から、読み出し対象のメモリセルC(以下、「対象セル」ともいう)の行(第i行)を選択する。ただし、アドレス信号A10−A11、/A10−/A11は、対象セルが属するメモリブロックBの行を示すアドレス信号である。アドレス信号A4−A9、/A4−/A9は、そのメモリブロックB内の対象セルの行を示す信号である。例えば、メモリブロックB11の第1行、第2列のメモリセルC3が対象セルの場合、メモリブロックB11に対応する主ワード線X1〜Xmのうちから主ワード線X1を選択する。
複数の主ワード線Xは、X方向に延伸し、一端をXデコーダ3に、他端をWLドライバ4に接続されている。この図では、m本、すなわち、複数の主ワード線X1、X2、…、Xm、…、Xnの例が示されている。複数の主ワード線Xは、行列状に配列された複数のメモリセルCの行ごとに(行に対応して)設けられている。例えば、主ワード線X1は、メモリセルCの第1行に対応している。また、複数の主ワード線Xは、ワード線WLの組に対応している。例えば、主ワード線X1は、ワード線WL1の組であるワード線WL11、WL12に対応している。
WLドライバ4は、複数の主ワード線Xから選択された主ワード線Xと、アドレス信号A0、/A0とに基づいて、選択された主ワード線Xに対応するワード線WLの組に属するいずれかのワード線WLを選択する。ただし、アドレス信号A0、/A0は、メモリブロックB内の対象セルの列を示す信号である。例えば、メモリブロックB11の第1行、第2列のメモリセルC3が対象セルの場合、Xデコーダ3で選択された主ワード線X1と、アドレス信号A0、/A0に基づいて、ワード線WL11とワード線WL12の組から、ワード線WL12を選択する。
図3は、WLドライバ4の構成の一例を示す回路図である。メモリセルCの第i行に対応する部分を示している。WLドライバ4は、主ワード線Xiが選択されたとき、アドレス信号A0、/A0に基づいて、ワード線WLの組に属する複数のワード線WLi1、WLi2のうちのいずれかを選択する。WLドライバ4は、直列接続されたNAND回路4−1及びインバータ回路4−2を備えている。NAND回路4−1の出力はインバータ回路4−2の入力に接続されている。NAND回路4−1及びインバータ回路4−2は、ワード線WLの一組に属する本数と同じだけ存在する。図2、図3の例では、ワード線WLの一組には2本のワード線WLi1、WLi2が存在するので、NAND回路4−1及びインバータ回路4−2を2つずつ備えている。NAND回路4−1の入力は、主ワード線Xiとアドレス信号A0、/A0のいずれか一方である。インバータ回路4−2の出力がワード線WL(例示:WL11、WL12)に接続されている。
例えば、主ワード線Xiが選択されてハイレベルになり、アドレス信号A0がハイレベル、アドレス信号/A0がローレベルになる場合、ワード線WLi1が選択されてハイレベルになる。一方、ワード線WLi2は非選択になりローレベルになる。一方、主ワード線Xiが選択されてハイレベルになり、アドレス信号A0がローレベル、アドレス信号/A0がハイレベルになる場合、ワード線WLi2が選択されてハイレベルになる。一方、ワード線WLi1は非選択になりローレベルになる。
BSドライバ5は、アドレス信号A10−A11、/A10−/A11、A0、/A0に基づいて、複数の副ビット線選択線BS11、BS12、BS21、…、BS41、BS42のうちの、対象セルのメモリブロックBと副ビット線BLとに対応する副ビット線選択線BSを選択する。例えば、対象セルがメモリブロックB11の第1行のメモリセルC3の場合、アドレス信号A10−A11、/A10−/A11、A0、/A0に基づいて、メモリブロックB11と副ビット線BL12に対応する副ビット線選択線BS12を選択する。
複数の副ビット線選択線BSは、BSドライバ5と各メモリブロックBのスイッチ回路SCとを接続している。この図では、4×2本、すなわち、複数の副ビット線選択線BS11、BS12、BS21、…、BS41、BS42の例が示されている。複数の副ビット線選択線は、行列状に配列された複数のメモリブロックBの行と、各メモリブロックBの副ビット線の列(本数)とに対応して設けられている。例えば、副ビット線選択線BS12は、メモリブロックBの第1行(B11、B12、…、B18)と、副ビット線の第2列(BL12、BL22、…、BL82)に対応している。
Yデコーダ6は、アドレス信号A1−A3、/A1−/A3に基づいて、複数の主ビット線GLのいずれかを選択する主ビット線選択信号Yのいずれかをプリチャージ回路/Yスイッチ11に出力する。この図では、複数の主ビット線GL1〜GL8のうち、主ビット線GL1を選択する場合には、主ビット線選択信号Y1を出力する。ただし、アドレス信号A1−A3、/A1−/A3は、対象セルが属しているメモリブロックBの列(又は主ビット線の列)を示している。
図4は、プリチャージ回路/Yスイッチ11の構成の一例を示す回路図である。主ビット線GLの第j番目(1≦j≦8(メモリブロックBの列数)、jは自然数)に対応する部分を示している。主ビット線GLjは、pチャネルトランジスタ11−1を介して電源電圧VCCに接続されている。pチャネルトランジスタ11−1のゲートにプリチャージ信号PR(ローレベル)が入力されると、pチャネルトランジスタ11−1がオンとなり、主ビット線GLjに電源電圧VCCがプリチャージされる。また、主ビット線GLjは、pチャネルトランジスタ11−2を介してセンスアンプ/データ出力回路12に接続されている。pチャネルトランジスタ11−2のゲートに主ビット線選択信号Yj(ローレベル)が入力されると、pチャネルトランジスタ11−2がオンとなり、主ビット線GLjがセンスアンプに接続される。
図5及び図6は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すレイアウト図である。図5は、ワード線WL11〜WL22と副ビット線BL11〜BL22、その近傍のメモリセルC1〜C4、及びその周辺についてレイアウトの一例を示す平面図である。図6は、図5におけるA−B断面図である。
メモリセルC1について説明する。メモリセルC1の領域において、半導体基板20の表面領域には、拡散層22(ソース/ドレイン)が埋設されている。拡散層22間にはチャネル領域が形成され、チャネル領域上にはゲート21が設けられている。
一方の拡散層22(ソース/ドレインの一方)は、+z方向に積層されたコンタクト31a、第1メタル層32a、第1ビア33aを介して、±y方向に伸びるビット線BL11(第2メタル層34a)に接続されている。メモリセルC1は、この第1ビア33aの有無でデータを記憶する。すなわち、マスクROMのデータ切り替えは、第1ビア33aの有り無しで行われる。例えば、第1ビア33aが無い場合(常時OFF)にはデータ“0”とし、第1ビア33aが有る場合にはデータ“1”とする(ワード線WL電位でON)。
他方の拡散層22(ソース/ドレインの他方)は、+z方向に積層された他のコンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37cを介して、±y方向に伸びるGND線(第4メタル層38c)に接続されている。
ゲート21は、±y方向に拡散層22を横断している。そして、ゲート21は、その一方の端部において、+z方向に積層された更に他のコンタクト31b、第1メタル層32b、第1ビア33b、第2メタル層34b、第2ビア35bを介して、±x方向に伸びるワード線WL12(第3メタル層36b)に接続されている。
一方の拡散層22(ソース/ドレインの一方)は、+z方向に積層されたコンタクト31a、第1メタル層32a、第1ビア33aを介して、±y方向に伸びるビット線BL11(第2メタル層34a)に接続されている。メモリセルC1は、この第1ビア33aの有無でデータを記憶する。すなわち、マスクROMのデータ切り替えは、第1ビア33aの有り無しで行われる。例えば、第1ビア33aが無い場合(常時OFF)にはデータ“0”とし、第1ビア33aが有る場合にはデータ“1”とする(ワード線WL電位でON)。
他方の拡散層22(ソース/ドレインの他方)は、+z方向に積層された他のコンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37cを介して、±y方向に伸びるGND線(第4メタル層38c)に接続されている。
ゲート21は、±y方向に拡散層22を横断している。そして、ゲート21は、その一方の端部において、+z方向に積層された更に他のコンタクト31b、第1メタル層32b、第1ビア33b、第2メタル層34b、第2ビア35bを介して、±x方向に伸びるワード線WL12(第3メタル層36b)に接続されている。
メモリセルC3は、メモリセルC1の他方の拡散層22上の積層構造(コンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37c)の中心軸を中心とする回転対称(2回対称又は点対象)の位置に設けられている。主ビット線GL1(第4メタル層38d)は、±y方向に伸び、副ビット線BL12(第2メタル層34a)の上方に設けられている。
メモリセルC2及びメモリセルC4は、それぞれメモリセルC1及びメモリセルC3と同様である。
メモリセルC2及びメモリセルC4は、それぞれメモリセルC1及びメモリセルC3と同様である。
本実施の形態では、GND線をワード線WL11、12、…と直交するようにレイアウトしている。この結果、従来(図1)のワード線WL1、WL2、…と比較して、2倍のワード線WL11、WL12、WL21、WL22、…を、同じ配線層でレイアウトできる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。図7において、(a)はXデコーダ3及びWLドライバ4により選択されたワード線WLの電位を示している。(b)はBSドライバ5及びスイッチ回路SCによって選択された副ビット線BLの電位を示している。(c)はプリチャージ回路/Yスイッチ11のpチャネルトランジスタ11−1のゲートに入力されるプリチャージ信号PRの電位を示している。(d)はプリチャージ回路/Yスイッチ11で選択された主ビット線GLの電位を示している。(e)はセンスアンプ/データ出力回路12のセンスアンプ(又はデータ出力回路)の出力の電位を示している。
以下では、メモリブロックB11(主ビット線GL1)の第1行、第2列(ワード線WL12、副ビット線BL12のメモリセルC3を読み出す動作を例にして説明する。事前に各主ビット線GL及び各副ビット線BLは電源電圧VDDにプリチャージされている。
時刻t1において、プリチャージ信号PRがローレベルからハイレベルになる((c)の時刻t1)。これにより、プリチャージ回路/Yスイッチ11のpチャネルトランジスタ11−1がオフになり、各主ビット線GL及び各副ビット線BLのプリチャージが終了する。このとき、主ビット線GL及び副ビット線BLのいずれもハイレベルになっている((b)及び(d)の時刻t1)。
時刻t2において、Yデコーダ6は、アドレス信号A1−A3、/A1−/A3に基づいて、主ビット線GL1を選択する主ビット線選択信号Y1をプリチャージ回路/Yスイッチ11に出力する。プリチャージ回路/Yスイッチ11は、主ビット線GL1をセンスアンプ/データ出力回路12に接続する。すなわち、主ビット線GL1が選択される。
また、BSドライバ5は、アドレス信号A10−A11、/A10−/A11、A0、/A0に基づいて、メモリセルC3のメモリブロックB11と副ビット線BL12とに対応する副ビット線選択線BS12を選択する。スイッチ回路SC1は、pチャネルトランジスタS12をオンにして、副ビット線BL12を選択する。
更に、WLドライバ4は、Xデコーダ3により選択された主ワード線X1と、アドレス信号A0、/A0とに基づいて、選択された主ワード線X1に対応するワード線WL1の組に属するワード線WL12を選択する。
更に、WLドライバ4は、Xデコーダ3により選択された主ワード線X1と、アドレス信号A0、/A0とに基づいて、選択された主ワード線X1に対応するワード線WL1の組に属するワード線WL12を選択する。
これらにより、選択されたワード線WL12の電位がハイレベルになる((a)の時刻t2)。それにより、読み出し対象のメモリセルC3のゲートがオンになる。このとき、メモリセルC3にデータ“0”が入力されていた場合、第1ビア33aが無い。そのため、副ビット線BL12からメモリセルC3のトランジスタを介してGND線に至る経路が切断されているので、副ビット線BL12にプリチャージされた電位は低下しない((b)の“0”の場合)。その結果、主ビット線GL1の電位も低下しない((d)の“0”の場合)。一方、メモリセルC3にデータ“1”が入力されていた場合、第1ビア33aが有る。そのため、副ビット線BL12からメモリセルC3のトランジスタを介してGND線に至る経路が存在するので、副ビット線BL12にプリチャージされた電位が低下して行く((b)の“1”の場合)。その結果、主ビット線GL1の電位も低下して行く((d)の“1”の場合)。
時刻t3において、メモリセルC3にデータ“0”が入力されていた場合、副ビット線BL12及び主ビット線GL1の電位が維持され((b)及び(d)の“0”の場合の時刻t3)。その結果、時刻t4において、センスアンプがオンになるとき、主ビット線GL1の電位及び副ビット線BL12の電位はハイレベルに維持される((d)及び(b)の“0”の場合の時刻t4)。
それにより、センスアンプ(又はデータ出力回路)は、“ハイレベル”の電位を出力する((e)の“0”の場合の時刻t4)。
それにより、センスアンプ(又はデータ出力回路)は、“ハイレベル”の電位を出力する((e)の“0”の場合の時刻t4)。
一方、メモリセルCにデータ“1”が入力されていた場合、副ビット線BL12及び主ビット線GL1の電位は低下する((b)及び(d)の“1”の場合の時刻t3)。その結果、時刻t4において、センスアンプがオンになるとき、主ビット線GL1及び副ビット線BL12の電位はローレベルになる((d)及び(b)の“1”の場合の時刻t4)。
それにより、センスアンプ(又はデータ出力回路)は、“ローレベル”の電位を出力する((e)の“1”の場合の時刻t4)。
それにより、センスアンプ(又はデータ出力回路)は、“ローレベル”の電位を出力する((e)の“1”の場合の時刻t4)。
時刻t5において、ワード線WLの選択が終了し、選択されていたワード線WLの電位がローレベルになる((a)の時刻t5)。それにより、読み出し対象のメモリセルC3のゲートがオフになる。
時刻t6において、プリチャージ信号PRがハイレベルからローレベルになる((c)の時刻t6)。また、BSドライバ5により、各スイッチ回路SCが選択され、各pチャネルトランジスタSがオンになる。これにより、プリチャージ回路/Yスイッチ11のpチャネルトランジスタ11−1がオンになり、主ビット線GL及び副ビット線BLのプリチャージが開始される。
時刻t6において、プリチャージ信号PRがハイレベルからローレベルになる((c)の時刻t6)。また、BSドライバ5により、各スイッチ回路SCが選択され、各pチャネルトランジスタSがオンになる。これにより、プリチャージ回路/Yスイッチ11のpチャネルトランジスタ11−1がオンになり、主ビット線GL及び副ビット線BLのプリチャージが開始される。
このとき、メモリセルC3のデータ“1”が読み出された場合、主ビット線GL1及び副ビット線BL12のいずれもローレベルになっているので、実際にプリチャージ電流が流れてプリチャージが行われる((d)及び(b)の“1”の場合の時刻t6)。一方、メモリセルC3のデータ“0”が読み出された場合、主ビット線GL1及び副ビット線BL12のいずれもハイレベルになっているので、実際にはプリチャージ電流は流れずプリチャージは行われない((d)及び(b)の“0”の場合の時刻t6)。
以上のようにして、本実施の形態に係る半導体記憶装置は動作する。
本実施の形態では、この時刻6において、同一の主ビット線GL1につながる複数の副ビット線BL11、BL12のうち、所望の副ビット線BL12上に設けられ、選択されたワード線WL12に接続されたメモリセルC3しかオンしない。すなわち、メモリセルC3と同じ行に在りながら、他の副ビット線B11上に設けられ、非選択のワード線WL11に接続されたメモリセルC1はオンしない。そのため、他の副ビット線BL11にプリチャージされた電位(電荷)を逃がさないようにすることができる。それにより、その後のプリチャージにおいて、読み出しに関係が無かった副ビット線BL11について不要なプリチャージ電流を流す必要が無くなる。その結果、消費電力を低減することができる。
本実施の形態では、図1に示す従来の技術と比較して、以下の点が異なっている。
Y側(カラム側)の最下位アドレスA0とその相補信号/A0により、同じ行の各メモリセルCに対応するワード線WLi1、WLi2を選択している。このように、特別なアドレス信号を別途生成せずに、ワード線選択が可能となる。
また、ワード線WLi1に接続されたメモリセルCは副ビット線BLj1に、ワード線WLi2に接続されたメモリセルCは副ビット線BLj2に、それぞれ接続されている。このように、副ビット線BLに対応してワード線WLを設けているので、一つのワード線WLで複数の副ビット線BLのメモリセルCを選択することが無くなり、余計な放電及びそれに伴う余計な充電を行う必要が無くなる。
また、一対の副ビット線BLj1、BLj2に、一つの主ビット線GLjを、一対のスイッチトランジスタ(pチャネルトランジスタ)Sj1、Sj2を介して接続している。また、このスイッチトランジスタSj1、Sj2のいずれを選択するかは、ワード線WLi1、WLi2の選択に対応して行われる。このような構成を採ることで、一対の副ビット線BLj1、BLj2のどちらかしか選択されないので、選択される副ビット線BLの本数が、従来(図1)に比べて半分になる。その結果、読み出し後の充電電流が、従来の半分になる。すなわち、従来に比べて、消費電力を小さくできる。
Y側(カラム側)の最下位アドレスA0とその相補信号/A0により、同じ行の各メモリセルCに対応するワード線WLi1、WLi2を選択している。このように、特別なアドレス信号を別途生成せずに、ワード線選択が可能となる。
また、ワード線WLi1に接続されたメモリセルCは副ビット線BLj1に、ワード線WLi2に接続されたメモリセルCは副ビット線BLj2に、それぞれ接続されている。このように、副ビット線BLに対応してワード線WLを設けているので、一つのワード線WLで複数の副ビット線BLのメモリセルCを選択することが無くなり、余計な放電及びそれに伴う余計な充電を行う必要が無くなる。
また、一対の副ビット線BLj1、BLj2に、一つの主ビット線GLjを、一対のスイッチトランジスタ(pチャネルトランジスタ)Sj1、Sj2を介して接続している。また、このスイッチトランジスタSj1、Sj2のいずれを選択するかは、ワード線WLi1、WLi2の選択に対応して行われる。このような構成を採ることで、一対の副ビット線BLj1、BLj2のどちらかしか選択されないので、選択される副ビット線BLの本数が、従来(図1)に比べて半分になる。その結果、読み出し後の充電電流が、従来の半分になる。すなわち、従来に比べて、消費電力を小さくできる。
以上、本実施の形態では、半導体記憶装置として所定の構成を有するマスクROMを例として説明したが、本発明はその例に限定されるものではない。例えば、主メモリブロックの配置、メモリブロックの数や配置、メモリブロック内のメモリセルの数や配置、副ビット線の数や配置などは、上記機能や動作が実施可能な範囲で任意である。また、マスクROMだけでなく、メモリアレイを複数のメモリブロックに分割し、ワード線をその複数のメモリブロックで共用化し、各メモリブロックにおいて複数の副ビット線を用いて電力消費を低減するような半導体記憶装置やそれを内蔵した半導体集積回路においても同様に適用可能である。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明する。
まず、本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。第2の実施の形態では、半導体記憶装置の構成のレイアウトが第1の実施の形態と異なる。以下では、そのレイアウトについて説明し、第1の実施の形態と同様の構成(図2、図3、図4)や動作(図7)については、その説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明する。
まず、本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。第2の実施の形態では、半導体記憶装置の構成のレイアウトが第1の実施の形態と異なる。以下では、そのレイアウトについて説明し、第1の実施の形態と同様の構成(図2、図3、図4)や動作(図7)については、その説明を省略する。
図8及び図9は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すレイアウト図である。図8は、ワード線WL11〜WL22と副ビット線BL11〜BL22、その近傍のメモリセルC1〜C4、及びその周辺についてレイアウトの一例を示す平面図である。図9は、図8におけるA−B断面図である。本実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、ワード線WL11、WL12、…を第2メタル層34b、副ビット線BL11、BL12、…を第3メタル層36aでレイアウトしている。また、メモリセルC(マスクROM)のデータ切り替えは、第2ビア35aの有り無しで行われる。
メモリセルC1について説明する。メモリセルC1の領域において、半導体基板20の表面領域には、拡散層22(ソース/ドレイン)が埋設されている。拡散層22間にはチャネル領域が形成され、チャネル領域上にはゲート21が設けられている。
一方の拡散層22(ソース/ドレインの一方)は、+z方向に積層されたコンタクト31a、第1メタル層32a、第1ビア33a、第2メタル層34a、第2ビア35aを介して、±y方向に伸びるビット線BL11(第3メタル層36a)に接続されている。メモリセルC1は、この第2ビア35aの有無でデータを記憶する。すなわち、マスクROMのデータ切り替えは、第2ビア35aの有り無しで行われる。例えば、第2ビア35aが無い場合(常時OFF)にはデータ“0”とし、第2ビア35aが有る場合(ワード線WL電位でON)にはデータ“1”とする。
他方の拡散層22(ソース/ドレインの他方)は、+z方向に積層された他のコンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37cを介して、±y方向に伸びるGND線(第4メタル層38c)に接続されている。
ゲート21は、±y方向に拡散層22を横断している。そして、ゲート21は、その一方の端部において、+z方向に積層された更に他のコンタクト31b、第1メタル層32b、第1ビア33bを介して、±x方向に伸びるワード線WL12(第2メタル層34b)に接続されている。
一方の拡散層22(ソース/ドレインの一方)は、+z方向に積層されたコンタクト31a、第1メタル層32a、第1ビア33a、第2メタル層34a、第2ビア35aを介して、±y方向に伸びるビット線BL11(第3メタル層36a)に接続されている。メモリセルC1は、この第2ビア35aの有無でデータを記憶する。すなわち、マスクROMのデータ切り替えは、第2ビア35aの有り無しで行われる。例えば、第2ビア35aが無い場合(常時OFF)にはデータ“0”とし、第2ビア35aが有る場合(ワード線WL電位でON)にはデータ“1”とする。
他方の拡散層22(ソース/ドレインの他方)は、+z方向に積層された他のコンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37cを介して、±y方向に伸びるGND線(第4メタル層38c)に接続されている。
ゲート21は、±y方向に拡散層22を横断している。そして、ゲート21は、その一方の端部において、+z方向に積層された更に他のコンタクト31b、第1メタル層32b、第1ビア33bを介して、±x方向に伸びるワード線WL12(第2メタル層34b)に接続されている。
メモリセルC3は、メモリセルC1の他方の拡散層22上の積層構造(コンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア層37c)の中心軸を中心とする回転対称(2回対称又は点対象)の位置に設けられている。主ビット線GL1(第4メタル層38d)は、±y方向に伸び、副ビット線BL12(第3メタル層36a)の上方に設けられている。
メモリセルC2及びメモリセルC4は、それぞれメモリセルC1及びメモリセルC3と同様である。
メモリセルC2及びメモリセルC4は、それぞれメモリセルC1及びメモリセルC3と同様である。
本実施の形態では、ワード線WLや副ビット線BLをレイアウトする配線層を変更しても、第1の実施の形態と同様の効果を得る事ができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明する。
まず、本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。第3の実施の形態では、半導体記憶装置における副ビット線の構成が第1の実施の形態と異なる。すなわち、本実施の形態では、隣接する副ビット線をそれぞれ共有化する。以下では、その副ビット線の構成について説明し、第1の実施の形態と同様の構成(図2の一部、図3、図4)や動作(図7)については、その説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置について説明する。
まず、本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。第3の実施の形態では、半導体記憶装置における副ビット線の構成が第1の実施の形態と異なる。すなわち、本実施の形態では、隣接する副ビット線をそれぞれ共有化する。以下では、その副ビット線の構成について説明し、第1の実施の形態と同様の構成(図2の一部、図3、図4)や動作(図7)については、その説明を省略する。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この半導体記憶装置1は、メモリアレイ2と、Xデコーダ3と、WLドライバ4と、BSドライバ5と、Yデコーダ6とを具備する。ここで、Xデコーダ3と、WLドライバ4と、BSドライバ5と、Yデコーダ6とについては、第1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
メモリアレイ2は、Y方向に互いに隣り合う複数の主メモリブロックMD1〜MDp(ただし、MD1のみを図示)を備えている。その複数の主メモリブロックMD1〜MDpは、出力D1〜Dpと対応している。複数の主メモリブロックMD1〜MDpの各々は、複数のメモリブロックBと、複数の主ビット線GLと、プリチャージ回路/Yスイッチ11と、センスアンプ/データ出力回路12とを備えている。ここで、複数の主ビット線GLと、プリチャージ回路/Yスイッチ11と、センスアンプ/データ出力回路12とについては、第1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
複数のメモリブロックBは、行列状に設けられている。この図では、4行8列、すなわち、複数のメモリブロックB11、B12、…、B18、B21、…、B28、…、B41、…、B48の例が示されている。ただし、本発明はこの例に限定されるものではない。メモリブロックBの個々の構成は同じである。複数のメモリブロックBの各々は、複数のメモリセルCと、複数の副ビット線BLと、複数のワード線WLと、スイッチ回路SCとを備えている。ここで、複数のメモリセルCと、複数のワード線WLと、スイッチ回路SCとについては、第1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
複数の副ビット線BLは、Y方向に延伸し、一端をスイッチ回路SCjに接続されている。この図では、2本、すなわち、複数の副ビット線BL11、BL12=BL21の例が示されている。複数の副ビット線BLは、メモリセルCの列に対応して(列ごとに)設けられている。本実施の形態では、メモリブロックBhj(1≦h≦8(メモリブロックBの行数)、hは自然数)の複数の副ビット線BLj1、BLj2のうち、隣接するメモリブロックBh(j+1)に最も近い副ビット線BLj2と、隣接するメモリブロックBh(j+1)の複数の副ビット線BL(j+1)1、B(j+1)2のうち、隣接するメモリブロックBhjに最も近い副ビット線BL(j+1)1とが、共通である、すなわち同一の副ビット線を共用している。例えば、メモリブロックB11の複数の副ビット線BL11、BL12のうち、隣接するメモリブロックB12に最も近い副ビット線BL12と、隣接するメモリブロックB12の複数の副ビット線BL21、B22のうち、隣接するメモリブロックB11に最も近い副ビット線BL21とが、共通である、すなわち副ビット線BL12=BL21である。
図11及び図12は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すレイアウト図である。図11は、ワード線WL11〜WL22と副ビット線BL11、BL12=BL21、BL22=BL31、その近傍のメモリセルC1〜C4、及びその周辺についてレイアウトの一例を示す平面図である。図12は、図11におけるA−B断面図である。
メモリセルC1について説明する。メモリセルC1の領域において、半導体基板20の表面領域には、拡散層22(ソース/ドレイン)が埋設されている。拡散層22間にはチャネル領域が形成され、チャネル領域上にはゲート21が設けられている。
一方の拡散層22(ソース/ドレインの一方)は、+z方向に積層されたコンタクト31a、第1メタル層32a、第1ビア33a、第2メタル層34a、第2ビア35aを介して、±y方向に伸びるビット線BL11(第3メタル層36a)に接続されている。
他方の拡散層22(ソース/ドレインの他方)は、+z方向に積層された他のコンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37cを介して、±y方向に伸びるGND線(第4メタル層38c)に接続されている。
ゲート21は、±y方向に拡散層22を横断している。そして、ゲート21は、その一方の端部において、+z方向に積層された更に他のコンタクト31b、第1メタル層32b、第1ビア33bを介して、±x方向に伸びるワード線WL12(第2メタル層34b)に接続されている。メモリセルC1は、この第1メタル層32bの形状及び第1ビア33bの有無でデータを記憶する。すなわち、マスクROMのデータ切り替えは、第1メタル層32bの形状及び第1ビア33bの有無で行われる。例えば、第1メタル層32bがコンタクト31bの上部から(第1メタル層32b下部の位置を経由して)他の拡散層22上の第1メタル層32cと接続するように延伸して、かつ第1ビア33bが無い場合にはデータ“0”とする(ゲート21がGND線にアースされ、ワード線WLと接続されない:常時OFF)。一方、第1メタル層32bの形状がコンタクト31bの上部と第1ビア33bの下部をつないでいる場合にはデータ“1”とする(ゲート21がワード線WLと接続される:ワード線WL電位でON)。
一方の拡散層22(ソース/ドレインの一方)は、+z方向に積層されたコンタクト31a、第1メタル層32a、第1ビア33a、第2メタル層34a、第2ビア35aを介して、±y方向に伸びるビット線BL11(第3メタル層36a)に接続されている。
他方の拡散層22(ソース/ドレインの他方)は、+z方向に積層された他のコンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37cを介して、±y方向に伸びるGND線(第4メタル層38c)に接続されている。
ゲート21は、±y方向に拡散層22を横断している。そして、ゲート21は、その一方の端部において、+z方向に積層された更に他のコンタクト31b、第1メタル層32b、第1ビア33bを介して、±x方向に伸びるワード線WL12(第2メタル層34b)に接続されている。メモリセルC1は、この第1メタル層32bの形状及び第1ビア33bの有無でデータを記憶する。すなわち、マスクROMのデータ切り替えは、第1メタル層32bの形状及び第1ビア33bの有無で行われる。例えば、第1メタル層32bがコンタクト31bの上部から(第1メタル層32b下部の位置を経由して)他の拡散層22上の第1メタル層32cと接続するように延伸して、かつ第1ビア33bが無い場合にはデータ“0”とする(ゲート21がGND線にアースされ、ワード線WLと接続されない:常時OFF)。一方、第1メタル層32bの形状がコンタクト31bの上部と第1ビア33bの下部をつないでいる場合にはデータ“1”とする(ゲート21がワード線WLと接続される:ワード線WL電位でON)。
メモリセルC3は、メモリセルC1の他方の拡散層22上の積層構造(コンタクト31c、第1メタル層32c、第1ビア33c、第2メタル層34c、第2ビア35c、第3メタル層36c、第3ビア37c)の中心軸を中心とする回転対称(2回対称又は点対象)の位置に設けられている。主ビット線GL1(第4メタル層38d)は、±y方向に伸び、副ビット線BL12=BL21(第3メタル層36a)の上方に設けられている。
メモリセルC2及びメモリセルC4は、それぞれメモリセルC1及びメモリセルC3と同様である。
メモリセルC2及びメモリセルC4は、それぞれメモリセルC1及びメモリセルC3と同様である。
本実施の形態により、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
加えて、本実施の形態では、図10〜図12に示すように、隣接する副ビット線BLの組、BL12とBL21、BL21とBL31、…BL72とBL81、をそれぞれ共有化している。前述のように、本実施の形態では、BLj1とBLj2とが同時に選択されることはないため、このような共有化が可能となる。また、図11と図5や図8とを比較すると、本実施の形態における隣接副ビット線BLを共有化した構成を用いることにより、セル面積が著しく削減されることが分かる。すなわち、半導体記憶装置の面積を削減することができる。
加えて、本実施の形態では、図10〜図12に示すように、隣接する副ビット線BLの組、BL12とBL21、BL21とBL31、…BL72とBL81、をそれぞれ共有化している。前述のように、本実施の形態では、BLj1とBLj2とが同時に選択されることはないため、このような共有化が可能となる。また、図11と図5や図8とを比較すると、本実施の形態における隣接副ビット線BLを共有化した構成を用いることにより、セル面積が著しく削減されることが分かる。すなわち、半導体記憶装置の面積を削減することができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、各実施の形態の技術は、技術的な矛盾の発生しない限り、互いに組み合わせて用いることが可能である。
1 半導体記憶装置
2 メモリアレイ
3 Xデコーダ
4 WLドライバ
4−1 NAND回路
4−2 インバータ回路
5 BSドライバ
6 Yデコーダ
11 プリチャージ回路/Yスイッチ
11−1、11−2 pチャネルトランジスタ
12 センスアンプ/データ出力回路
MD 主メモリブロック
B メモリブロック
GL 主ビット線
C1〜C4 メモリセル
BL 副ビット線
WL ワード線
BS 副ビット線選択線
SC スイッチ回路
20 基板
21 ゲート
22 拡散層
31、31a、31b、31c コンタクト
32、32a、32b、32c 第1メタル層
33、33a、33b、33c 第1ビア
34、34a、34b、34c 第2メタル層
35、35a、35b、35c 第2ビア
36、36a、36b、36c 第3メタル層
37、37a、37b、37c 第3ビア
38、38d 第4メタル層
2 メモリアレイ
3 Xデコーダ
4 WLドライバ
4−1 NAND回路
4−2 インバータ回路
5 BSドライバ
6 Yデコーダ
11 プリチャージ回路/Yスイッチ
11−1、11−2 pチャネルトランジスタ
12 センスアンプ/データ出力回路
MD 主メモリブロック
B メモリブロック
GL 主ビット線
C1〜C4 メモリセル
BL 副ビット線
WL ワード線
BS 副ビット線選択線
SC スイッチ回路
20 基板
21 ゲート
22 拡散層
31、31a、31b、31c コンタクト
32、32a、32b、32c 第1メタル層
33、33a、33b、33c 第1ビア
34、34a、34b、34c 第2メタル層
35、35a、35b、35c 第2ビア
36、36a、36b、36c 第3メタル層
37、37a、37b、37c 第3ビア
38、38d 第4メタル層
Claims (9)
- 行列状に設けられた複数のメモリブロックと、
前記複数のメモリブロックに対応して設けられた複数の主ビット線と
を具備し、
前記複数のメモリブロックの各々は、
行列状に設けられた複数のメモリセルと、
列ごとに設けられた複数の副ビット線と、
前記列及び行ごとに設けられ、前記複数のメモリブロックに共通である複数のワード線と、
前記複数の主ビット線のうちの対応する主ビット線を前記複数の副ビット線のいずれかに接続するスイッチ回路と
を備え、
前記複数のメモリセルのうちの読出し対象としての対象セルの読出し動作時に、
前記対象セルに対応する主ビット線を選択し、
前記対象セルの列に対応する副ビット線を前記スイッチ回路により選択し、
前記複数のワード線のうち、前記対象セルの前記列及び行に対応するワード線を選択する
半導体記憶装置。 - 請求項1の半導体記憶装置において、
前記複数のメモリブロックのうちの隣り合う第1メモリブロックと第2メモリブロックにおいて、
前記第1メモリブロックにおける前記複数の副ビット線のうちの前記第2メモリブロック側の第1副ビット線と、前記第2メモリブロックにおける前記複数の副ビット線のうちの前記第1メモリブロック側の第2副ビット線とは、共通な副ビット線として形成されている
半導体記憶装置。 - 請求項1又は2の半導体記憶装置において、
前記複数のメモリセルの各々は、ROMセルである
半導体記憶装置。 - 請求項3に記載の半導体記憶装置において、
前記ROMセルは、トランジスタと、データ切り替え部とを備え、
前記トランジスタは、前記ROMセルに対応するワード線にゲートを接続され、前記ROMセルに対応する副ビット線にソース/ドレインの一方を接続され、前記ソース/ドレインの他方を第1電源に接続され、
前記データ切り替え部は、前記ROMセルに格納するデータによっては、前記トランジスタの三箇所の接続の内のいずれかが切断又は接地されている
半導体記憶装置。 - 請求項4に記載の半導体記憶装置において、
前記データ切り替え部は、コンタクト又はビア又は配線で構成され、コンタクト又はビア又は配線の有り無しをマスク作製時に設定する
半導体記憶装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体記憶装置において、
前記複数の副ビット線は第1の配線層で形成され、
前記複数のワード線は第2の配線層で形成され、
前記複数の主ビット線及び前記複数のメモリセルに接続される複数の接地線は第3の配線層で形成される
半導体記憶装置。 - 請求項6に記載の半導体記憶装置において、
前記複数のワード線と前記複数の接地線とは互いに垂直に配置される
半導体記憶装置。 - 請求項3に記載の半導体記憶装置において、
前記スイッチ回路は、前記ROMセルを構成するトランジスタとは反対導電型のトランジスタから構成されている
半導体記憶装置。 - 半導体記憶装置の動作方法であって、
前記半導体記憶装置は、
行列状に設けられた複数のメモリブロックと、
前記複数のメモリブロックに対応して設けられた複数の主ビット線と
を具備し、
前記複数のメモリブロックの各々は、
行列状に設けられた複数のメモリセルと、
列ごとに設けられた複数の副ビット線と、
前記列及び行ごとに設けられ、前記複数のメモリブロックに共通である複数のワード線と、
前記複数の主ビット線のうちの対応する主ビット線を前記複数の副ビット線のいずれかに接続するスイッチ回路と
を備え、
前記半導体記憶装置の動作方法は、前記複数のメモリセルのうちの読出し対象としての対象セルの読出し動作時に、
前記対象セルに対応する主ビット線を選択するステップと、
前記対象セルの列に対応する副ビット線を前記スイッチ回路により選択するステップと、
前記複数のワード線のうち、前記対象セルの前記列及び行に対応するワード線を選択するステップと
を具備する
半導体記憶装置の動作方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010069266A JP2011204305A (ja) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | 半導体記憶装置 |
US13/034,901 US8503214B2 (en) | 2010-03-25 | 2011-02-25 | Semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010069266A JP2011204305A (ja) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011204305A true JP2011204305A (ja) | 2011-10-13 |
Family
ID=44656310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010069266A Withdrawn JP2011204305A (ja) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | 半導体記憶装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011204305A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101245298B1 (ko) * | 2007-10-11 | 2013-03-19 | 삼성전자주식회사 | 저항체를 이용한 비휘발성 메모리 장치 |
JP4907563B2 (ja) | 2008-01-16 | 2012-03-28 | パナソニック株式会社 | 半導体記憶装置 |
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-
2010
- 2010-03-25 JP JP2010069266A patent/JP2011204305A/ja not_active Withdrawn
-
2011
- 2011-02-25 US US13/034,901 patent/US8503214B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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