JP2009285771A - 圧入装置および圧入方法 - Google Patents

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繁 深浦
Mitsuyoshi Saeki
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Abstract

【課題】 バルブガイドとバルブシートをワークをそのままにして連続して圧入できる圧入装置を提供する。
【解決手段】 可動パンチ10を下降せしめて装着軸11にセットされているバルブガイド12をシリンダヘッドWのバルブガイド装着孔に圧入する。次いで、
可動パンチ10によるバルブガイド12の圧入が完了したら、シリンダユニット8を駆動し、脚部7下面とベース1との間からストッパ9を引き抜く。そして更に可動パンチ10を降下せしめる。すると、ストッパ9が抜けた分だけ、シリンダヘッド載置台4が降下し、固定パンチ6の上端にセットされているバルブシート14がシリンダヘッドWのバルブシート装着部に圧入される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、バルブガイドとバルブシートを1つの装置でワークの姿勢を変えることなく圧入できる圧入装置および圧入方法に関する。
エンジンのシリンダヘッドには、バルブステムの摺動を案内するバルブガイドと、バルブ傘部が当接するバルブシートが圧入されている。従来はバルブガイドの圧入装置とバルブシートの圧入装置は別に設置していたが、圧入効率を考慮して1つの装置でバルブガイドとバルブシートを圧入する提案が特許文献1〜3になされている。
特許文献1には、1つの圧入装置にバルブガイド圧入具とバルブシート圧入具を切替可能に設け、この圧入装置の側方に反転装置を配置し、圧入装置のバルブガイド圧入具によってバルブガイドが圧入されたシリンダヘッドをトランスファ装置によって前記反転装置まで引き出し、この反転装置でシリンダヘッドの上下を反転し、再び圧入装置にシリンダヘッドを送り込み、圧入装置のバルブシート圧入具によってバルブシートを圧入する内容が開示されている。
特許文献2には、シリンダヘッドを載置する揺動可能な治具台の上方にバルブガイド圧入装置を設け、治具台の下方にバルブシートリング圧入装置を設けた構成が開示されている。
特許文献3には、ベースにバルブシートを圧入する固定パンチを設け、ベースに支柱を介して取り付けられた支持フレームにバルブガイドを圧入する可動パンチを設け、フローティング支持されたシリンダヘッドに対し、可動パンチによりバルブシートを圧入し、続いてバルブシートを圧入する内容が記載されている。
特開平10−314999号公報 特開平7−136865号公報 特開2007−44775号公報
特許文献1に開示される装置にあっては、1つの圧入装置によってバルブガイドとバルブシートの圧入が可能であるが、トランスファ装置や反転装置が必要となり、システム全体が大掛かりになってしまう。また、バルブガイドを圧入したシリンダヘッドが一旦圧入装置から離れるので、再度位置決めする必要もあり、作業が煩雑となる。
特許文献2に開示されるように、治具台の上方および下方にそれぞれバルブガイド圧入装置とバルブシートリング圧入装置を設けるには、スペースが必要になる。特に治具台の下方のスペースは通常余裕はなく、上下方向に駆動するシリンダユニットを含んだ圧入装置を配置することができない場合が多い。
特許文献3にあっては、可動パンチが下動することで、先ず最初にバルブシートを続いてバルブガイドを圧入するようにしているが、圧入抵抗が個々のワークごとに異なるためバルブシートおよびバルブガイドの一方が深く圧入され他方が浅く圧入されるおそれがある。
具体的には、バルブシートの圧入抵抗よりもバルブガイドの圧入抵抗を大きく設定し、バルブシートの圧入が終了した後にバルブガイドの圧入が開始されるように設定しても、ここのワーク毎に圧入抵抗が異なるため、バルブシートの圧入の途中で抵抗が大きくなるとバルブガイドの圧入が開始し、その後バルブシートの圧入抵抗が小さくなると、バルブガイドの圧入が停止し再びバルブシートの圧入が始まるという動作が繰り返され、かじりや装着不良が発生する。
上記課題を解決するため、本発明に係る圧入装置は、弾発部材によってベースに対しフローティング支持されるシリンダヘッド載置台と、このシリンダヘッド載置台を貫通するとともにベースに固定された固定パンチと、前記シリンダヘッド載置台の上方に前記固定パンチと同軸状に配置される可動パンチと、前記シリンダヘッド載置台を中間高さ位置で停止すべくベースとシリンダヘッド載置台との間に挿抜可能とされたストッパとを備えた構成とした。
シリンダヘッドの載置むきによって、固定パンチおよび稼動パンチによって保持する部品を変更する。例えば、固定パンチはバルブシートを保持し、可動パンチはバルブガイドを保持するが、逆にすることも可能である。
また本発明に係る圧入方法は、ストッパをベースとシリンダヘッド載置台との間に挿入している状態で前記可動パンチによってバルブガイドまたはバルブシートの一方を圧入し、この圧入が終了した後に、前記ストッパをベースとシリンダヘッド載置台との間から引き抜き、更に可動パンチを下動せしめてバルブガイドまたはバルブシートの他方を圧入する。
本発明によれば、バルブガイド及びバルブシートを個別に圧入するため、バルブガイド及びバルブシートのうちの一方の部材の圧入抵抗に影響されることなく他方の部材を圧入することができる。
また、バルブガイド及びバルブシートを1つの装置で連続して圧入できるので、作業効率が向上する。
更に、装置全体として載置台の下の空間を有効利用しているため、装置全体が大きくなることがない。
以下に本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る圧入装置の正面図、図2は図1のA方向から見た図、図3は可動パンチの拡大図である。
圧入装置はベース1に立設した支柱2にスプリング(弾発部材)3を介してシリンダヘッド載置台4を上方に付勢して支持している。このシリンダヘッド載置台4にはシリンダヘッドWを固定する傾斜部5が設けられ、この傾斜部5を貫通する固定パンチ6の基部がベース1に取り付けられている。
シリンダヘッド載置台4の下面には脚部7が取り付けられ、一方、ベース1上には水平方向にシリンダユニット8が配置され、このシリンダユニット8のロッド先端には前記脚部7下面とベース1との間に挿抜可能なストッパ9が取り付けられている。このストッパ9の形状は図示した板状に限らず、楔状にすることで挿抜しやすくしてもよい。
また前記シリンダヘッド載置台4の上方には可動パンチ10を配置している。この可動パンチ10は図示しないシリンダユニットなどの駆動源によって固定パンチ6の軸と同軸上を昇降動する。
可動パンチ10は図3に示すように、下端にバルブガイド装着軸11を備え、このバルブガイド装着軸11に正しくバルブガイド12が装着された状態で、バルブガイド12の上端部に形成された溝12aに係止するスプリング爪13を備えている。
従来の可動パンチはバルブガイド装着軸11に外側に拡開するスプリングを設け、スプリングの弾発力でバルブガイド12を内側から保持するようにしているが、この構成では誤ってバルブガイド12を上下逆にバルブガイド装着軸11にセットした場合でも、バルブガイド12は保持されてしまう。しかしながら、本願の実施例のようにバルブガイド12の一端にしかない溝にスプリング爪13を係止する構成とすると、セットの方向が間違った場合にはバルブガイド12は保持されず落下してしまうので、ミスセットが確実に防止される。
以上において、固定パンチ6の上端部にバルブシート14をセットし、可動パンチ10にバルブガイド12をセットし、更に、シリンダヘッド載置台4の上にシリンダヘッドWをセットする。このとき、シリンダユニット8を伸長動させ、ストッパ9をシリンダヘッド載置台4の脚部7下面とベース1との間に挿入する。この状態を図1で示している。
次いで、可動パンチ10を下降せしめる。すると、可動パンチ10の装着軸11にセットされているバルブガイド12がシリンダヘッドWのバルブガイド装着孔に圧入される。尚、可動パンチ10を下降せしめてゆくと、シリンダヘッド載置台4もそれにつれて若干下降するが、シリンダヘッド載置台4の脚部7下面とベース1との間にストッパ9が挿入されているので、中間位置で停止する。この状態を図4で示している。
可動パンチ10によるバルブガイド12の圧入が完了したら、シリンダユニット8を駆動し、脚部7下面とベース1との間からストッパ9を引き抜く。そして更に可動パンチ10を降下せしめる。すると、ストッパ9が抜けた分だけ、シリンダヘッド載置台4が降下し、固定パンチ6の上端にセットされているバルブシート14がシリンダヘッドWのバルブシート装着部に圧入される。この状態を図5で示している。
本発明に係る圧入装置の正面図 図1のA方向から見た図 可動パンチの拡大図 可動パンチによってバルブガイドを圧入した状態の正面図 固定パンチによってバルブシートを圧入した状態の正面図
符号の説明
1…ベース、2…支柱、3…スプリング(弾発部材)、4…シリンダヘッド載置台、5…傾斜部、6…固定パンチ、7…脚部、8…シリンダユニット、9…ストッパ、10…可動パンチ、11…バルブガイド装着軸、12…バルブガイド、12a…溝、13…スプリング爪、14…バルブシート、W…シリンダヘッド。

Claims (3)

  1. シリンダヘッドにバルブガイドとバルブシートを圧入する装置であって、この装置は弾発部材によってベースに対しフローティング支持されるシリンダヘッド載置台と、このシリンダヘッド載置台を貫通するとともにベースに固定された固定パンチと、前記シリンダヘッド載置台の上方に前記固定パンチと同軸状に配置される可動パンチと、前記シリンダヘッド載置台を中間高さ位置で停止すべくベースとシリンダヘッド載置台との間に挿抜可能とされたストッパとを備えることを特徴とする圧入装置。
  2. 請求項1に記載の圧入装置において、前記固定パンチはバルブシートを保持し、前記可動パンチはバルブガイドを保持することを特徴とする圧入装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の圧入装置を用いた圧入方法であって、前記ストッパをベースとシリンダヘッド載置台との間に挿入している状態で前記可動パンチによってバルブガイドまたはバルブシートの一方を圧入し、この圧入が終了した後に、前記ストッパをベースとシリンダヘッド載置台との間から引き抜き、更に可動パンチを下動せしめてバルブガイドまたはバルブシートの他方を圧入することを特徴とする圧入方法。
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