JP2009281820A - モードsシミュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】信号の輻輳や重畳、フルーツ妨害が発生した場合のモードS二次監視レーダの性能を検査するための信号を生成する。
【解決手段】検査対象として想定される状況に存在する航空機の識別子、航空機の位置及び航空機の送信信号の情報を関連付ける機体データを記憶する機体データ記憶部D2と、モードS二次監視レーダ2が航空機に送信した質問信号を入力すると、機体データから、質問信号の送信対象の位置に存在する航空機の送信信号の情報を抽出し、又は質問信号が含む識別子の航空機の送信信号の情報を抽出する応答機検索器136と、抽出した複数の送信信号の情報に基づいて生成された信号を合成して、模擬信号として生成する応答発生器137とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、信号の輻輳や重畳、フルーツ妨害が発生した場合のモードS二次監視レーダの性能を検査するための信号を生成するモードSシミュレータに関する。
航空機の飛行は、モードS二次監視レーダ(SSR(Secondary Surveillance Radar)モードS)によって監視されている。具体的には、図8に示すように、モードS二次監視レーダ2は、航空機3に質問Qを送信し、航空機3に搭載されるトランスポンダ31から質問Qに応答して送信された応答Aを受信する。モードS二次監視レーダ2では、応答Aから得られる内容に基づいて、航空機3の飛行を監視しており、このモードS二次監視レーダ2による監視の結果が航空管制に利用される。
モードS二次監視レーダ2と航空機3に搭載されるトランスポンダ31における信号の送受信等の処理は国際的に規格化されており、モードS二次監視レーダ2やトランスポンダ31はこの規格に適合するように構成されている(例えば、非特許文献1参照)。
航空機3の飛行の安全を確保するため、空中衝突警告装置(Traffic and Collision Alert Device)を利用して航空機同士の衝突防止を図る技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、航空機3の飛行の安全を確保するため、航空機3の飛行を監視するモードS二次監視レーダ2は正常に動作する必要がある。このモードS二次監視レーダ2の性能を検査する方法の一例に、モードSシミュレータ1を使用する方法がある。モードSシミュレータ1は、検査対象として想定した状況においてモードS二次監視レーダ2が受信すると予測した信号の模擬信号を生成し、生成した模擬信号をモードS二次監視レーダ2に送信する。モードS二次監視レーダ2では、モードSシミュレータ1から受信する模擬信号の処理状態から、性能を検査することができる。
図9は、モードSシミュレータ1の構成を説明するブロック図である。モードSシミュレータ1では、アンテナ10がモードS二次監視レーダ2から受信した質問信号をサーキュレータ11及びアップ/ダウンコンバータ12を介してA/D変換器131に出力する。
質問解読器132は、A/D変換器131からディジタルに変換された質問信号を入力して解読し、解読結果をタイミング発生器133に出力する。タイミング発生器133には、解読された質問信号の他、アンテナ角発生器134から、回転しているアンテナの回転角度であるアンテナ角が入力される。タイミング発生器133は、質問信号の受信時刻と、質問信号の解読結果(質問内容)と、受信時刻におけるアンテナ角とを応答機検索器136に出力する。
モードSシミュレータ1では、情報処理装置15で、モードS二次監視レーダ2の性能を検査するために想定した各時刻の航空機の状況(位置や速度)と各航空機が送信する信号の情報を表わすシナリオデータを生成し、シナリオデータ記憶部D1で記憶している。このシナリオデータは、性能検査に用いられるデータであるため、性能検査が可能な状況が表わされていれば、架空の航空機に関する飛行状況でよく、実在の航空機に関する情報である必要はない。
シナリオ実行器135は、シナリオデータ記憶部D1からシナリオデータを読み出して、現在の航空機の状況と各航空機が送信する信号の情報を表す機体情報データを生成し、機体データ記憶部D2に記憶させる。
応答機検索器136は、タイミング発生器133から入力する受信時刻と、解読結果と、アンテナ角に基づいて、機体情報データ記憶部D2に記憶される機体情報データから応答信号の送信の必要がある航空機に関するデータを抽出し、応答発生器137に出力する。応答発生器137は、応答機検索器136から入力するデータに基づいて質問信号に応答する応答信号の模擬信号を生成し、D/A変換器138に出力する。
その後、モードSシミュレータ1は、D/A変換器138でディジタル信号に変換された模擬信号を、アップ/ダウンコンバータ12、増幅器14及びサーキュレータ11を介してアンテナ10から航空機3のトランスポンダ31に送信する。
例えば、モードS二次監視レーダ2が監視空域に200機の航空機が存在している場合でも処理可能であることが要求されているとする。モードS二次監視レーダ2がこの要求を満たしていることを検査するシナリオデータは、監視空域に200機の航空機が飛行し、モードSシミュレータ1とモードS二次監視レーダ2と間で質問応答を実行する状況を想定している。この場合、モードS二次監視レーダ2では、質問信号に応答してモードSシミュレータ1から受信する模擬信号によってこのシナリオデータに含まれる200機の航空機を捕捉することができるか否かを検査する。
また例えば、モードS二次監視レーダ2が見通し直線上に一列に20機の航空機が存在している場合でも処理可能であることが要求されているとする。モードS二次監視レーダ2がこの要求を検査するシナリオデータは、一列に20機の航空機が飛行し、モードSシミュレータ1とモードS二次監視レーダ2との間で質問応答を実行する状況を想定している。この場合、モードS二次監視レーダ2では、質問信号に応答してモードSシミュレータ1から受信する模擬信号によって一列に存在する20機の航空機を捕捉することができるか否かを検査する。
特開2003−240847号公報 ICAO、「Aeronautical Telecommunications Annex 10 VolumeIV Surveillance Rader and Collision Avoidance System」、1998年7月
上述したように、従来のモードSシミュレータ1においては、モードS二次監視レーダ2からの質問信号に応答して、実際の複数の航空機に代わって複数の応答信号の模擬信号を送信している。二次監視レーダ2は、モードSシミュレータ1から受信する模擬信号の処理状態から、性能を検査していた。
しかしながら、モードS二次監視レーダ2には、応答信号が輻輳や重畳した場合に確率捕捉を行なうことも要求されるが、従来のモードSシミュレータ1では、このような性能を満たしているか否かについて検査することができない。また、モードS二次監視レーダ2には、衝突防止信号等の不要な信号を受信した場合に処理をしないことも要求されるが、従来のモードSシミュレータ1では、このような性能を満たしているか否かについて検査することもできない。
従って本発明は、信号の輻輳や重畳、フルーツ妨害が発生した場合のモードS二次監視レーダの性能を検査するための信号を生成するモードSシミュレータを提供する。
本発明の特徴に係るモードSシミュレータは、モードS二次監視レーダの性能を検査するための模擬信号を生成するモードSシミュレータであって、検査対象として想定される状況に存在する航空機の識別子、航空機の位置及び航空機の送信信号の情報を関連付ける機体データを記憶する機体データ記憶部と、モードS二次監視レーダが航空機に送信した質問信号を入力すると、機体データから、質問信号の送信対象の位置に存在する航空機の送信信号の情報を抽出し、又は質問信号が含む識別子の航空機の送信信号の情報を抽出する応答機検索器と、抽出した複数の送信信号の情報に基づいて生成された信号を合成して、模擬信号として生成する応答発生器とを有する。
本発明の他の特徴に係るモードSシミュレータは、モードS二次監視レーダの性能を検査するための模擬信号を生成するモードSシミュレータであって、検査対象として想定される状況に存在する航空機の識別子、航空機の位置、位置に航空機が存在する時刻及び航空機の送信信号の情報を関連付けるシナリオデータを記憶するシナリオデータ記憶部と、シナリオデータに含まれる送信信号の情報から、モードSシミュレータに対してフルーツとなる送信信号の情報を抽出し、抽出した情報に基づいて模擬信号を生成するフルーツ発生器とを有する。
本発明によれば、信号の輻輳やフルーツ妨害が発生した場合のモードS二次監視レーダの性能を検査するための信号を生成することができる。
図1乃至図7を用いて本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータについて説明する。本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータは、モードS二次監視レーダの性能検査に用いる信号を発生してモードS二次監視レーダに出力する装置である。以下の説明において、図8及び9を用いて上述した従来と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
図1に示すように、モードSシミュレータ1は、信号を送受信するアンテナ10、信号の入出力を制御するサーキュレータ11、RF(Radio Frequency)信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換し、IF信号をRF信号に変換するアップ/ダウンコンバータ12、受信信号の解読や送信する模擬信号の生成等を実行する信号処理装置13、送信する模擬信号の信号増幅を行なう増幅器14、モードS二次監視レーダ2の性能検査に利用するシナリオデータを生成する情報処理装置15を備えている。
アップ/ダウンコンバータ12は、サーキュレータ11を介してアンテナ10で受信したRFの信号を入力し、IFの信号に変換して信号処理装置13に出力する。
信号処理装置13は、アップ/ダウンコンバータ12から入力したアナログの信号をA/D変換器131でディジタル信号に変換し、質問解読器132に出力する。質問解読器132は、入力した信号を解読し、解読結果をタイミング発生器133に出力する。質問解読器132は、例えば、入力した信号がモードS質問であるとき、解読によって信号に含まれるモードSアドレスや質問内容等を取得し、モードA/C質問であるとき、解読によって信号に含まれる質問内容等を取得する。このとき、質問解読器132は、解読の結果、モードS二次監視レーダ2から送信された質問信号のみを必要な信号としてタイミング発生器133に出力し、航空機3から送信された応答信号等の信号は不要な信号として破棄する。
信号処理装置13のアンテナ角発生器134は、アンテナ10又はモードS二次監視レーダ2のアンテナから、回転しているアンテナの角度であるアンテナ角パルスを入力し、入力したアンテナ角パルスをタイミング発生器133に出力する。モードSシミュレータ1のアンテナ10またはモードS二次監視レーダ2のアンテナの回転角度であるアンテナ角パルスは、質問対象または応答対象の航空機の決定に利用される。
タイミング発生器133は、モードS二次監視レーダ2から質問信号を受信した時刻を基準時刻とし、この基準時刻と質問解読器132で解読された質問信号の内容とを応答機検索器136に出力する。
応答機検索器136は、タイミング発生器133から入力した基準時刻を質問信号に対して応答信号の模擬信号を送信する際の送信時刻の算出に利用する。このとき、応答機検索器136は、入力するアンテナ角パルスを考慮して質問信号の受信時刻を補正したり、送信時刻を調整したりすることができる。
信号処理装置13は、情報処理装置15からモードS二次監視レーダ2の性能を検査するために想定した各時刻の航空機の状況と各航空機が送信する信号の情報を表わすシナリオデータを入力し、シナリオデータ記憶部D1に記憶している。
情報処理装置15は、パーソナルコンピュータ等の装置であって、例えばオペレータの操作に基づいてシナリオデータを生成する。具体的には、情報処理装置15は、生成されたシナリオデータや信号処理装置13における処理状況を表示する表示装置151、オペレータからの操作に基づいてシナリオデータを生成するシナリオデータ生成処理部152及び生成されたシナリオデータや信号処理装置13における処理状況を記録する記録器153を備えている。
シナリオデータは、図2に一例を示すように、「時刻」、航空機を識別するモードSアドレス等の「航空機ID」、航空機がモードSトランスポンダ又はモードA/Cトランスポンダのいずれを備える航空機であるかを識別する「航空機種別」、時刻において航空機が飛行予定の「位置」、時刻における航空機の飛行「加速度」を関連付けるデータである。また、シナリオデータは、「航空機ID」に、航空機のトランスポンダが質問信号に応答して送信する送信信号の情報として、信号の「信号強度」及び「信号位相」、質問に対する「応答メッセージ」等を関連付けている。その他、トランスポンダが故障した場合のモードS二次監視レーダ2の性能を検査するシナリオデータでは、「トランスポンダの故障状態」を関連付けている。
検査対象として想定される状況とは、例えば、多数(例えば200機)の航空機がモードS二次監視レーダ2の監視空域内に存在する状況、複数(例えば20機)の航空機が一列に存在する状況、輻輳が生じる状況、重畳が生じる状況、フルーツ妨害が生じる状況、故障したトランスポンダからの信号を受信する状況等である。
シナリオデータに連続する全時刻における全ての航空機の「位置」を含むことは困難であるため、シナリオデータでは、図2に示すように、選択された特定の時刻における「位置」のみを含んでいる。各航空機の各時刻の「位置」(飛行経路)は、シナリオデータに含まれる「位置」や「加速度」に基づいて求めることができる。なお、このシナリオデータは、架空の航空機に関する飛行状況でよく、実際の飛行の予測に関するデータである必要はない。
シナリオ実行器135は、シナリオデータ記憶部D1からシナリオデータを読み出して、現在の航空機の状況と各航空機が送信する信号の情報を表わす機体データを生成し、新たに生成した機体データを機体データ記憶部D2に記憶する。機体データは、図3に一例を示すように、「航空機ID」、「航空機種別」、トランスポンダの「故障状態」、「位置」、「信号強度」及び「応答メッセージ」等を関連付けている。
すなわち、図2を用いて上述したシナリオデータは、選択された特定の時刻の航空機の位置情報のみ含んでいるため、シナリオ実行器135は、逐次、シナリオデータに含まれた各航空機の「位置」や「加速度」から現在の航空機の「位置」を求める。また、シナリオ実行器135は、求めた航空機の現在の「位置」、シナリオデータに含まれた「航空機ID」、「航空機種別」、「信号強度」、「信号位相」及び「応答メッセージ」等を関連付けて新たな機体データを生成し、機体データ記憶部D2に記憶する。したがって、機体データ記憶部D2では、常に最新の航空機に関する機体データを記憶している。ここで、シナリオ実行器135が機体データを生成して機体データ記憶部D2を更新するタイミングは、例えば、2msec等の定期的等の予め定められたタイミングである。すなわち、モードS二次監視レーダの質問間隔は、「毎秒450回」なので、約2.2m秒以下で更新すればよい。
応答機検索器136は、タイミング発生器133から質問信号の内容を入力すると、機体データ記憶部D2から機体データを読み出し、タイミング発生器133から、受信した質問信号に対して応答が必要な航空機に関するデータを抽出する。また、応答機検索器136は、各航空機に代わり、抽出したデータから応答信号の模擬信号を生成するとともに、入力する基準時刻に対して模擬信号の送信時刻を求める、生成した模擬信号とこの模擬信号の送信時刻とを応答発生器137に出力する。ここで、応答機検索器136は、機体データに含まれる「信号強度」、「信号位相」等の送信信号の情報に基づいて応答信号を生成する。
具体的には、入力した質問信号が、モードA/Cの質問信号やモードS質問信号の一括質問であったとき、応答機検索器136は、機体データから、質問信号の送信時に質問信号に対して応答する位置に存在する航空機(対象機)に関する各項目のデータを抽出する。また、応答検索器136は、「信号強度」及び「信号位相」を模擬信号とする。さらに、応答機検索器136は、各対象機について、モードS二次監視レーダ2と対象機との距離を求めるとともに、タイミング発生器133から入力した基準時刻に対して「送信時刻」を求め、「模擬信号」とともに出力する。
一方、入力した質問信号が、航空機ID「0001」で識別される航空機(対象機)に対するモードS質問信号の個別質問であったとき、応答機検索器136は、機体データ記憶部D2で記憶されている機体データから、この航空機ID「0001」に関連付けられる各項目のデータを抽出する。また、応答機検索器136は、「信号強度」及び「信号位相」を模擬信号とする。さらに、応答機検索器136は、モードS二次監視レーダ2の位置と機体データから抽出した対象機の現在の「位置」とから、モードS二次監視レーダ2と対象機との距離を求めるとともに、タイミング発生器133から入力した基準時刻に対して対象機が応答信号を送信すると想定される「送信時刻」を求め、「模擬信号」とともに出力する。
モードS二次監視レーダ2が質問信号を送信してから応答信号を受信するまでの実際の時間は、モードS二次監視レーダ2と航空機3の距離に依存する。これに対し、モードSシミュレータ1とモードS二次監視レーダ2との距離は固定されている。したがって、モードSシミュレータ1が、上述したように、距離と基準時刻とを利用して応答信号の送信を距離に応じて調整し(遅らせ)て模擬信号を送信することで、モードS二次監視レーダ2は、実際の応答信号を受信する場合と同様の時刻に模擬信号を受信することができる。
応答発生器137は、入力した同一の時刻に送信する複数の模擬信号を合成してD/A変換器138へ出力する。具体的には、応答発生器137は、図4に示すように、入力する複数の航空機の信号強度A1〜Anを合成した信号強度A0を求めるとともに、信号位相θ1〜θnを合成した信号位相θ0を求めてそれぞれ出力する合成手段137aと、合成された信号強度A0及び信号位相θ0から模擬信号の信号強度A0sinθ0を算出する算出手段137bとを備えている。このように、合成手段137aにおいて送信時刻が同一の複数の信号(信号強度(A)及び信号位相(θ))が合成されることで、輻輳や重畳した状態の模擬信号(信号強度(A0)及び信号位相(θ0))が生成される。ここで、信号強度A0は、式(1)に示すように求められ、信号位相θ0は、式(2)に示すように求められる。また、式(1)、(2)中のXV及びYVはそれぞれ式(3)及び式(4)に示すように求められる。
Figure 2009281820
また、応答発生器137は、送信信号の信号強度をD/A変換器138へ出力するとき、応答機検索器136から入力した「送信時刻」にアンテナ10から模擬信号が送信されるようなタイミングで信号を出力する。
なお、送信時刻が同一の模擬信号が複数ない場合、応答発生器137aは、入力された一の信号強度と信号位相のみによって送信する模擬信号生成し、出力する。
D/A変換器138は、応答発生器137から入力したディジタルの模擬信号をアナログ信号に変換し、アップ/ダウンコンバータ12に出力する。また、アップ/ダウンコンバータ12は、D/A変換器138から入力したIFの模擬信号をRFに変換し、増幅器14に出力する。その後、増幅器14は、入力した模擬信号を信号増幅し、サーキュレータ11及びアンテナ10を介してモードS二次監視レーダ2に送信する。
本発明に係るモードSシミュレータ1は、このように、応答発生器137において同一時刻に送信する信号を合成することで、輻輳や重畳した応答信号の模擬信号としてモードS二次監視レーダ2に送信することができる。したがって、モードS二次監視レーダ2では、輻輳や重畳した場合の性能を検査することができる。
本発明に係るモードSシミュレータ1では、また、フルーツの模擬信号を送信することもできる。この場合、シナリオデータ記憶部D1に記憶されるシナリオデータが、モードS二次監視レーダ2に対する応答信号の模擬信号を生成するデータの他、航空機に搭載される衝突防止装置が送受信する信号等のようなモードS二次監視レーダ2に対するフルーツの模擬信号を生成するデータを含んでいる。図2のシナリオデータにおいて、例えば、フルーツの模擬信号を生成するためのデータとして「フルーツメッセージ」の項目を含んでいることが考えられる。
シナリオ実行器135は、読み出したシナリオデータにフルーツの模擬信号を生成するデータが含まれているとき、このフルーツの模擬信号を生成するデータを抽出し、フルーツ発生器139に出力する。
フルーツ発生器139は、シナリオ実行器135から入力するデータに応じてフルーツの模擬信号を生成し、応答発生器137に出力する。このとき、シナリオ実行器135は、上述した応答機検索器136と同様にモードS二次監視レーダ2とフルーツを送信する対象の航空機との距離を求め、模擬信号の送信時刻を決定し、模擬信号とともに応答発生器137に出力する。
応答発生器137は、フルーツの模擬信号を入力すると、この信号をD/A変換器138に出力する。すなわち、モードSシミュレータ1は、フルーツ発生器139で生成された信号をフルーツの模擬信号としてモードS二次監視レーダ2に送信することができる。
なお、フルーツ発生器139からフルーツの模擬信号を入力した応答発生器137が、応答機検索器136から同一の時刻に送信する応答信号の模擬信号も入力している場合、応答発生器137は、応答機検索器136から入力した模擬信号とフルーツ発生器139から入力した模擬信号とを合成した模擬信号をD/A変換器138に出力する。
本発明に係るモードSシミュレータ1は、このように、フルーツ発生器139においてフルーツの信号を生成し、モードS二次監視レーダ2に送信することができる。したがって、モードS二次監視レーダ2では、フルーツの信号を受信した場合の性能を検査することができる。
本発明に係るモードSシミュレータ1では、さらに、風等の影響を受けてモードS二次監視レーダ2のアンテナの回転速度に誤差が生じた場合や、アンテナが故障した場合等の模擬信号を送信することもできる。この場合、シナリオデータ記憶部D1に記憶されるシナリオデータが、上述した項目のデータの他、アンテナの回転速度に関するデータとして例えば、アンテナ起動時や停止時のアンテナ角度の変化を含んでいることが考えられる。
シナリオ実行器135は、読み出したシナリオデータにアンテナの回転速度に関するデータが含まれているとき、この回転速度の関するデータを抽出し、タイミング発生器133及びアンテナ角発生器134に出力する。
または、アンテナ角発生器134は、このアンテナの回転速度に誤差が生じているデータが含まれているとき、アンテナの回転角度を修正するアンテナ角を発生し、アンテナ角をモードS二次監視レーダ2に出力する。
本発明に係るモードSシミュレータ1は、このように、シナリオデータにモードS二次監視レーダ2のアンテナの回転速度に関するデータを含めることができる。したがって、モードS二次監視レーダ2では、回転誤差が生じた場合の性能を検査することができる。
上述したように、本発明に係るモードSシミュレータ1によれば、モードS二次監視レーダ2の性能を検査する信号を生成し、モードS二次監視レーダ2に送信する。モードS二次監視レーダ2は、モードSシミュレータ1から受信する模擬信号を通常の信号と犠牲して処理するため、模擬信号を受信した場合にどのような処理が実行されるかを確認することで、モードS二次監視レーダ2の性能を検査することができる。すなわち、モードS二次監視レーダ2は、モードSシミュレータ1が送信した模擬信号を受信する信号を通常の信号として信号処理する。
ここで、例えばモードS二次監視レーダ2では、モードSシミュレータ1から模擬信号を受信する時間を検査期間として設定している。したがって、この検査期間において、モードS二次監視レーダ2における信号処理に問題がある場合、モードS二次監視レーダ2の性能に問題があるという検査結果が得られる。また、モードS二次監視レーダ2における信号処理に問題がない場合、モードS二次監視レーダ2の性能に問題がないという検査結果が得られる。
なお、タイミング発生器133は、シナリオ実行器135からシナリオデータ入力し、受信した質問信号がシナリオデータに含まれていない航空機から送信された信号であるとき、応答は不要であると判定して質問内容等を応答機検索器136に出力せずに破棄することができる。
また、上述の説明において、応答発生器137は、応答機検索器136において求められた送信時刻に合わせて合成した信号をD/A変換器138に出力していた。一方、モードS二次監視レーダ2に実際の受信時刻に合わせて模擬信号を送信することができれば、他の方法でもよい。例えば、応答機検索器136が、求めた送信時刻に合わせて各航空機に関する応答信号を応答発生器137に出力することで、実際の受信時刻に合わせて模擬信号を送信することが考えられる。
図1を用いて上述したモードSシミュレータ1は、アンテナ10を有し、モードS二次監視レーダ2との間でRF信号の空間伝送による信号の送受信が可能な構成となっている。この場合、図5に示すように、モードS二次監視レーダ2は、SSR信号処理装置20で生成されたIFの質問信号を、アップ/ダウンコンバータ21でRFに変換し、増幅器22及びサーキュレータ23を介して、アンテナ24から送信する。モードSシミュレータ1は、このようにモードS二次監視レーダ2のアンテナ24から送信されるRFの質問信号を受信し、信号処理装置13においてこの質問信号に応答するIFの模擬信号を生成してアップ/ダウンコンバータ12でRFに変換し、増幅器14及びサーキュレータ11を介してアンテナ10から送信している。また、モードSシミュレータ1は、質問信号に対する応答信号の模擬信号の他、フルーツとなる信号を送信する場合にも同様に、信号処理装置13において生成する信号を、アップ/ダウンコンバータ12、増幅器14及びサーキュレータ11を介してアンテナ10から送信している。モードS二次監視レーダ2は、アンテナ24で受信した信号をサーキュレータ23、アップ/ダウンコンバータ21を介してSSR信号処理装置20に入力し、SSR信号処理装置20において受信した信号を処理している。モードS二次監視レーダ2では、このSSR信号処理装置20における信号処理の状態により、性能を検査することができる。
一方、モードSシミュレータ1とモードS二次監視レーダ2とは、図5を用いて上述したようにアンテナを介して信号を送受信する以外の方法でも信号の入出力を行なうことができる。図6及び図7に示す例では、モードSシミュレータ1とモードS二次監視レーダ2が信号線で接続されており、この信号線を介して直接信号を入出力する構成である。
図6に示すモードS二次監視レーダ2は、SSR信号処理装置20で生成されたIFの質問信号をアップ/ダウンコンバータ21でRFに変換し、減衰器25で減衰して、信号線26aを介してモードSシミュレータ1に出力する例である。この場合、モードSシミュレータ1では、信号線26aを介して入力するRFの質問信号をアップ/ダウンコンバータ12がIFに変換する。また、モードSシミュレータ1では、信号処理装置13で質問信号に応答する模擬信号を生成し、アップ/ダウンコンバータ12でIFの模擬信号をRFに変換し、減衰器16で減衰して出力する。図6に示す例において、モードSシミュレータ1は、質問信号に対する模擬信号の他、フルーツの模擬信号を出力する場合にも同様に、信号処理装置13で生成したフルーツの模擬信号を、アップ/ダウンコンバータ12及び減衰器16を介して信号線26bから出力する。
モードS二次監視レーダ2は、信号線26bから入力するRFの模擬信号をアップダウンコンバータ21でIFに変換し、SSR信号処理装置20で処理する。このSSR信号処理装置20における模擬信号の処理の結果から、モードS二次監視レーダ2の性能を検査することができる。
また、図6に示す例では、アンテナを利用しないため、信号処理装置13がSSR信号処理装置20にアンテナ角の模擬信号を出力することができる。モードS二次監視レーダ2では、このアンテナ角を利用して処理することで、アンテナが故障した場合等のモードS二次監視レーダ2の性能を検査することができる。
図6に示すように、モードSシミュレータ1とモードS二次監視レーダ2とにおいて、信号線26a,26bを介して信号を入出力させることで、アンテナを利用しない場合でもモードS二次監視レーダ2の性能を検査することができる。すなわち、信号の空間伝送によって生じる雑音の影響を受けることがなく、また、アップ/ダウンコンバータを含めた性能を検査することができる。
図7に示すモードS二次監視レーダ2は、SSR信号処理装置20で生成されたIFの質問信号を、接続される信号線27aを利用して、モードSシミュレータ1に直接出力している。この場合、モードSシミュレータ1は、信号処理装置13が信号線27aから入力する質問信号に応答するIFの模擬信号を生成し、信号線27bから生成した模擬信号を出力する。また、モードSシミュレータ1は、質問信号に対する模擬信号の他、フルーツの模擬信号を生成した場合も同様に、信号処理装置13で生成した信号を、信号線27bから直接出力する。
モードS二次監視レーダ2は、信号線27bから直接入力する模擬信号をSSR信号処理装置20で処理する。このSSR信号処理装置20における模擬信号の処理の結果から、モードS二次監視レーダ2の性能を検査することができる。
また、図7に示す例でも、アンテナ及びRF部(アップ/ダウンコンバータ、減衰器)を利用しないため、信号処理装置13がSSR信号処理装置20にアンテナ角の模擬信号を出力することができる。モードS二次監視レーダ2では、このアンテナ角を利用して処理することで、アンテナが故障した場合のモードS二次監視レーダ2の性能を検査することができる。
図7に示すように、モードSシミュレータ1とモードS二次監視レーダ2とにおいて、信号線26a,26bを介して信号を入出力させることで、アンテナを利用しない場合でもモードS二次監視レーダ2の性能を検査することができる。すなわち、信号の空間伝送によって生じる雑音の影響、及びアップ/ダウンコンバータによって生じる雑音の影響を受けない性能を検査することができる。
本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータの構成を説明するブロック図である。 本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータで利用されるシナリオデータの構成例について説明する図である。 本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータで利用される機体データの構成例について説明する図である。 本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータの応答発生器の構成を説明する図である。 本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータの運用方法の一例を説明する図である。 本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータの運用方法の他の例を説明する図である。 本発明の最良の実施形態に係るモードSシミュレータの運用方法の他の例を説明する図である。 一般的なモードS二次監視レーダとモードSシミュレータについて説明する図である。 従来のモードSシミュレータの構成を説明するブロック図である。
符号の説明
1…モードSシミュレータ
10…アンテナ
11…サーキュレータ
12…アップ/ダウンコンバータ
13…信号処理装置
131…変換器
132…質問解読器
133…タイミング発生器
134…アンテナ角発生器
135…シナリオ実行器
136…応答機検索器
137…応答発生器
137a…合成手段
137b…算出手段
138…変換器
139…フルーツ発生器
14…増幅器
15…情報処理装置
151…表示装置
152…シナリオデータ生成処理部
153…記録器
16…減衰器
2…モードS二次監視レーダ
20…SSR信号処理装置
21…アップ/ダウンコンバータ
22…増幅器
23…サーキュレータ
24…アンテナ
25…減衰器
26a,26b,27a,27b…信号線
3…航空機
31…トランスポンダ

Claims (9)

  1. モードS二次監視レーダの性能を検査するための模擬信号を生成するモードSシミュレータであって、
    検査対象として想定される状況に存在する航空機の識別子、前記航空機の位置及び前記航空機の送信信号の情報を関連付ける機体データを記憶する機体データ記憶部と、
    前記モードS二次監視レーダが航空機に送信した質問信号を入力すると、前記機体データから、前記質問信号の送信対象の位置に存在する航空機の送信信号の情報を抽出し、又は前記質問信号が含む識別子の航空機の送信信号の情報を抽出する応答機検索器と、
    抽出した複数の前記送信信号の情報に基づいて生成された信号を合成して、前記模擬信号として生成する応答発生器と、
    を有することを特徴とするモードSシミュレータ。
  2. 検査対象として想定される状況に存在する航空機の識別子、前記航空機の位置、前記航空機の加速度、前記位置に前記航空機が存在する時刻及び前記航空機の送信信号の情報を関連付けるシナリオデータを記憶するシナリオデータ記憶部と、
    所定のタイミングで前記シナリオデータから前記航空機の位置及び加速度を抽出するとともに、抽出した前記位置及び前記加速度に基づいて前記航空機の現在の位置を特定し、前記航空機の識別子及び前記送信信号の情報に前記現在の位置を関連付けて新たな機体データを生成し、前記機体データ記憶部に記憶される機体データを前記新たな機体データで更新するシナリオ実行器と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のモードSシミュレータ。
  3. モードS二次監視レーダの性能を検査するための模擬信号を生成するモードSシミュレータであって、
    検査対象として想定される状況に存在する航空機の識別子、前記航空機の位置、前記位置に前記航空機が存在する時刻及び前記航空機の送信信号の情報を関連付けるシナリオデータを記憶するシナリオデータ記憶部と、
    前記シナリオデータに含まれる前記送信信号の情報から、前記モードSシミュレータに対してフルーツとなる送信信号の情報を抽出し、抽出した前記情報に基づいて前記模擬信号を生成するフルーツ発生器と、
    を有することを特徴とするモードSシミュレータ。
  4. 前記シナリオデータに含まれる前記送信信号の情報から、前記モードSシミュレータに対してフルーツとなる送信信号の情報を抽出し、抽出した前記情報に基づいて前記模擬信号を生成するフルーツ発生器をさらに備え、
    前記応答発生器は、前記モードSシミュレータで同時に受信される複数の前記模擬信号を合成することを特徴とする請求項2に記載のモードSシミュレータ。
  5. 前記応答機発生器は、前記航空機の位置に基づいて求められた前記航空機と前記モードS二次監視レーダとの距離に応じて前記模擬信号を前記モードS二次監視レーダに出力する時刻を定めることを特徴とする請求項1又は2に記載のモードSシミュレータ。
  6. 前記シナリオデータ記憶部は、所定の時刻におけるアンテナの回転角度に関するデータをさらに記憶し、
    前記応答発生器は、前記アンテナの回転角度に関するデータにおいて、現在のアンテナの回転角度に誤差が生じている場合、前記模擬信号の送信を前記誤差に応じて調整することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のモードSシミュレータ。
  7. 前記モードS二次監視レーダのアンテナとの間で信号を送受信するアンテナと、
    前記アンテナが受信したRFの質問信号をIFに変換し、前記応答発生器で生成されてアナログに変換されたIFの前記模擬信号をRFに変換するアップ/ダウンコンバータと、
    前記アンテナを介して前記モードS二次監視レーダに送信する送信信号として前記模擬信号を増幅する増幅器と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載のモードSシミュレータ。
  8. 前記モードS二次監視レーダと接続され、前記モードS二次監視レーダから、減衰された質問信号を入力する第1信号線と、
    前記減衰器で減衰されたRFの前記質問信号をIFに変換し、前記応答発生器で生成されてアナログに変換されたIFの模擬信号をRFに変換するアップ/ダウンコンバータと、
    前記模擬信号を出力信号として減衰する減衰器と、
    前記モードS二次監視レーダと接続され、前記模擬信号を前記モードS二次監視レーダに出力する第2信号線と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載のモードSシミュレータ。
  9. 前記モードS二次監視レーダと接続され、前記モードS二次監視レーダから、ディジタルの質問信号を入力する第1信号線と、
    前記モードS二次監視レーダと接続され、前記応答発生器で生成されたディジタルの模擬信号を前記モードS二次監視レーダに出力する第2信号線と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載のモードSシミュレータ。
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