JPH0572320A - 模擬信号発生装置 - Google Patents
模擬信号発生装置Info
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- JPH0572320A JPH0572320A JP12154991A JP12154991A JPH0572320A JP H0572320 A JPH0572320 A JP H0572320A JP 12154991 A JP12154991 A JP 12154991A JP 12154991 A JP12154991 A JP 12154991A JP H0572320 A JPH0572320 A JP H0572320A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】制御部１は，レーダ装置９の訓練用の擬似信号
として利用する航跡，チャフ，電気妨害，偽航跡および
クラッタの生成に必要な情報入力を設定し，それぞれ航
跡情報調整部２，チャフ情報調整部３，電気妨害情報調
整部５およびクラッタ情報調整部６に供給する。これら
各調整部は，レーダ装置９から送信タイミング信号とク
ロック信号を，ならびに送受信ビームの指向方向を認識
しうる情報を受け，それぞれの発生情報信号をレーダ装
置９による実捕捉信号を模擬したものに変換出力する。
ＩＦ信号合成部７は，各情報調整部の出力を合成，ＩＦ
変換し，その合成出力を周波数変換部８に送出する。周
波数変換部８は，レーダ装置９から局部発振周波数を入
力して入力信号をレーダ装置９の運用高周波信号に変換
し擬似信号としてレーダ装置９に送出する。 【効果】クラッタ擬似信号を発生可能として，レーダ装
置９のビーム発射を要せず，クラッタ擬似信号を随時発
生することができる。
として利用する航跡，チャフ，電気妨害，偽航跡および
クラッタの生成に必要な情報入力を設定し，それぞれ航
跡情報調整部２，チャフ情報調整部３，電気妨害情報調
整部５およびクラッタ情報調整部６に供給する。これら
各調整部は，レーダ装置９から送信タイミング信号とク
ロック信号を，ならびに送受信ビームの指向方向を認識
しうる情報を受け，それぞれの発生情報信号をレーダ装
置９による実捕捉信号を模擬したものに変換出力する。
ＩＦ信号合成部７は，各情報調整部の出力を合成，ＩＦ
変換し，その合成出力を周波数変換部８に送出する。周
波数変換部８は，レーダ装置９から局部発振周波数を入
力して入力信号をレーダ装置９の運用高周波信号に変換
し擬似信号としてレーダ装置９に送出する。 【効果】クラッタ擬似信号を発生可能として，レーダ装
置９のビーム発射を要せず，クラッタ擬似信号を随時発
生することができる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は模擬信号発生装置に関
し，特にレーダ装置の運用訓練もしくは類似の目的で運
用される整備用シミュレータなどの関連機器の動作に必
要な，レーダ装置の受信信号を模擬した模擬信号を発生
する模擬信号発生装置に関する。
し，特にレーダ装置の運用訓練もしくは類似の目的で運
用される整備用シミュレータなどの関連機器の動作に必
要な，レーダ装置の受信信号を模擬した模擬信号を発生
する模擬信号発生装置に関する。
【従来の技術】従来，航空機等の電波反射体としての目
標をレーダ装置で捜索，検出してレーダ監視，管制業務
を行う場合に，特に人為的に発生された妨害電波やチャ
フ攪乱を受ける状況下では，目標の捜索，検出に困難が
伴い，正常な目標物の監視，管制を確保させるために，
あらかじめ担当者に対してこれら妨害存在下でのレーダ
運用の訓練をしておく必要があり，また同状況下におい
てレーダ装置の性能を十分に発揮させるには，担当者に
対して整備の訓練が必要となり，これに対しては運用レ
ーダを基本として構成したシミュレータを使用してい
る。従来技術の一例について図２を参照して説明する。
ここでは，例として３次元レーダを対象として説明す
る。３次元レーダにおいては，図２に示すごとく，ビー
ム幅が方位角θ，仰角φの両方向に対し尖鋭なビーム，
一般的にはペンシルビームと呼ばれる送受信ビームＢ１
１〜Ｂ４５が形成されて所要の覆域をカバーしている。
図２において，レーダ装置の設置位置をＳとすると，設
置位置Ｓに対する鉛直線Ｚを軸として基準方位Ｎから方
位角θの方向に時計回りに空中線が回転し，さらにこの
回転に対応して，たとえば仰角の異なる複数個の送受信
ビームＢ１１〜Ｂ１５を同一方位角方向に向けるとか，
あるいは，単一ビームまたは複数ビームを仰角方向に走
査するなど覆域走査が行なわれている。ただし，複数の
送受信ビームを同時に送受信させるときは，送受信ビー
ムごとに異なる周波数を使用している。目標Ｔが送受信
ビームＢ４５で捕捉されたとすれば，目標までの距離Ｒ
および方位角θであらわされるほか受信ビームの仰角φ
が目標Ｔを特定する情報として示される。従って，レー
ダ装置やシミュレータに対しては，通常目標となる航空
機の航跡に関する情報と，人為的妨害については空間に
散布されるチャフに関する情報と，電波を利用する電気
妨害に関する情報と，雑音を目標と設定する偽航跡に関
する情報とについて仰角（または高度）情報を対象情報
として利用している。模擬信号としては，このような観
点で利用する各種の対象情報を，レーダ装置で実際に捕
捉するものと同じ状態でレーダ装置やシミュレータに提
供するものとして生成される。なお，本発明の対象とす
る模擬信号の生成方式については，クラッタ情報に関す
るものを除き特願昭６１−０１７１５６に詳述してあ
る。
標をレーダ装置で捜索，検出してレーダ監視，管制業務
を行う場合に，特に人為的に発生された妨害電波やチャ
フ攪乱を受ける状況下では，目標の捜索，検出に困難が
伴い，正常な目標物の監視，管制を確保させるために，
あらかじめ担当者に対してこれら妨害存在下でのレーダ
運用の訓練をしておく必要があり，また同状況下におい
てレーダ装置の性能を十分に発揮させるには，担当者に
対して整備の訓練が必要となり，これに対しては運用レ
ーダを基本として構成したシミュレータを使用してい
る。従来技術の一例について図２を参照して説明する。
ここでは，例として３次元レーダを対象として説明す
る。３次元レーダにおいては，図２に示すごとく，ビー
ム幅が方位角θ，仰角φの両方向に対し尖鋭なビーム，
一般的にはペンシルビームと呼ばれる送受信ビームＢ１
１〜Ｂ４５が形成されて所要の覆域をカバーしている。
図２において，レーダ装置の設置位置をＳとすると，設
置位置Ｓに対する鉛直線Ｚを軸として基準方位Ｎから方
位角θの方向に時計回りに空中線が回転し，さらにこの
回転に対応して，たとえば仰角の異なる複数個の送受信
ビームＢ１１〜Ｂ１５を同一方位角方向に向けるとか，
あるいは，単一ビームまたは複数ビームを仰角方向に走
査するなど覆域走査が行なわれている。ただし，複数の
送受信ビームを同時に送受信させるときは，送受信ビー
ムごとに異なる周波数を使用している。目標Ｔが送受信
ビームＢ４５で捕捉されたとすれば，目標までの距離Ｒ
および方位角θであらわされるほか受信ビームの仰角φ
が目標Ｔを特定する情報として示される。従って，レー
ダ装置やシミュレータに対しては，通常目標となる航空
機の航跡に関する情報と，人為的妨害については空間に
散布されるチャフに関する情報と，電波を利用する電気
妨害に関する情報と，雑音を目標と設定する偽航跡に関
する情報とについて仰角（または高度）情報を対象情報
として利用している。模擬信号としては，このような観
点で利用する各種の対象情報を，レーダ装置で実際に捕
捉するものと同じ状態でレーダ装置やシミュレータに提
供するものとして生成される。なお，本発明の対象とす
る模擬信号の生成方式については，クラッタ情報に関す
るものを除き特願昭６１−０１７１５６に詳述してあ
る。
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の模擬信
号発生装置は，これによる模擬信号をレーダ装置もしく
はシミュレータに供給して訓練を行なう場合，クラッタ
発生状況下での訓練は，実装置の空中線から送受信ビー
ムを照射して受信される実際のクラッタを利用してい
る。このため，ウエザクラッタやグランドクラッタ等の
クラッタの種類，大きさ，位置等の訓練に要求される所
望の変化を付与されたクラッタを提供することが困難で
あり，かつ空中線が使用できない状況ではクラッタの発
生が確保できないという欠点がある。本発明の目的は上
述した欠点を除去し，レーダ送信を行なうことなく所望
のクラッタを随時提供しうる模擬信号発生装置を提供す
ることにある。
号発生装置は，これによる模擬信号をレーダ装置もしく
はシミュレータに供給して訓練を行なう場合，クラッタ
発生状況下での訓練は，実装置の空中線から送受信ビー
ムを照射して受信される実際のクラッタを利用してい
る。このため，ウエザクラッタやグランドクラッタ等の
クラッタの種類，大きさ，位置等の訓練に要求される所
望の変化を付与されたクラッタを提供することが困難で
あり，かつ空中線が使用できない状況ではクラッタの発
生が確保できないという欠点がある。本発明の目的は上
述した欠点を除去し，レーダ送信を行なうことなく所望
のクラッタを随時提供しうる模擬信号発生装置を提供す
ることにある。
【課題を解決するための手段】本発明の模擬信号発生装
置は，レーダ装置の訓練用に供すべく実際のレーダ信号
を模擬した模擬信号を発生する模擬信号発生装置におい
て，模擬信号を形成する各種情報にあらかじめ特定する
距離，方位，高度ならびに強度を有する擬似クラッタ情
報を付加し，これにレーダ装置を動作するクロック信号
および送信タイミングを設定する送信トリガ信号ならび
に送受信ビーム方向を決定する空中線の指向角度情報に
もとづくタイミングとレベル調整を施してレーダ装置の
捕捉状態に整合させ，実目標からの反射によるレーダ装
置の受信信号を模擬した模擬信号として出力する手段を
備えて構成される。また，本発明の模擬信号発生装置
は，前記模擬信号を形成する各種情報として，擬似目標
の航跡情報と，レーダ機能攪乱用のチャフ散布によるチ
ャフ情報と，電波として受信を妨害する電気妨害情報の
ほか，雑音を航跡と誤り判断する偽航跡情報と，前記ク
ラッタ情報とを対象とし，かつこれら各種情報の少なく
とも１つを利用するものとした構成を有する。さらに，
本発明の模擬信号発生装置は，前記航跡情報と，チャフ
情報と，偽航跡情報およびクラッタ情報のそれぞれに対
して，擬似目標とレーダ装置間の相対速度にもとづくド
ップラ情報を付与するものとした構成を有する。
置は，レーダ装置の訓練用に供すべく実際のレーダ信号
を模擬した模擬信号を発生する模擬信号発生装置におい
て，模擬信号を形成する各種情報にあらかじめ特定する
距離，方位，高度ならびに強度を有する擬似クラッタ情
報を付加し，これにレーダ装置を動作するクロック信号
および送信タイミングを設定する送信トリガ信号ならび
に送受信ビーム方向を決定する空中線の指向角度情報に
もとづくタイミングとレベル調整を施してレーダ装置の
捕捉状態に整合させ，実目標からの反射によるレーダ装
置の受信信号を模擬した模擬信号として出力する手段を
備えて構成される。また，本発明の模擬信号発生装置
は，前記模擬信号を形成する各種情報として，擬似目標
の航跡情報と，レーダ機能攪乱用のチャフ散布によるチ
ャフ情報と，電波として受信を妨害する電気妨害情報の
ほか，雑音を航跡と誤り判断する偽航跡情報と，前記ク
ラッタ情報とを対象とし，かつこれら各種情報の少なく
とも１つを利用するものとした構成を有する。さらに，
本発明の模擬信号発生装置は，前記航跡情報と，チャフ
情報と，偽航跡情報およびクラッタ情報のそれぞれに対
して，擬似目標とレーダ装置間の相対速度にもとづくド
ップラ情報を付与するものとした構成を有する。
【実施例】次に，本発明について図面を参照して説明す
る。図１は，本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。図１に示す実施例の構成は，発生する擬似信号
の特性を決定する各種情報，条件を設定する制御部１
と，模擬信号を提供すべき実目標を模擬する擬似目標の
航跡情報を発生し，その発生タイミングならびにレベル
をレーダ装置９の捕捉状態に整合するように調整する航
跡情報調整部２と，チャフ情報を発生し，その発生タイ
ミングならびにレベルをレーダ装置９の捕捉状態に整合
するように調整するチャフ情報調整部３と，レーダ装置
９に加えられる電気妨害情報を発生し，その発生タイミ
ングならびにレベルをレーダ装置９の捕捉状態に整合す
るように調整する電気妨害情報調整部４と，目標と誤認
識した偽目標によって形成される偽航跡情報を発生し，
その発生タイミングならびにレベルをレーダ装置１０の
捕捉状態に整合するように調整する偽航跡情報調整部５
と，クラッタ情報を発生し，その発生タイミングならび
にレベルをレーダ装置９の捕捉状態に整合するように調
整するクラッタ情報調整部６と，これら各情報調整部の
出力をＩＦ周波数信号に変換し合成出力するＩＦ信号合
成部７と，ＩＦ信号合成部７の出力をレーダ装置９の安
定化局部発振信号を利用して送信信号の高周波数に変換
し，受信信号を模擬した模擬信号とする周波数変換部８
とを備えて成り，図１にはなお，各情報調整部と周波数
変換部８に必要な信号を提供し，かつ模擬信号を入力す
るレーダ装置９を併記して示す。上述した構成中，クラ
ッタ情報調整部６と，クラッタ情報を基本的に設定する
制御部１と，ＩＦ信号合成部７にあってクラッタ情報調
整部６の出力のＩＦ化を処理するＩＦ信号発生部７４Ａ
〜７４Ｎ，ＩＦ合成部７９および周波数変換部８が本発
明に直接かかわる部分である。このように，本実施例で
は，模擬信号を形成する情報として，航跡情報，チャフ
情報，電気妨害情報，偽航跡情報およびクラッタ情報を
対象としているが，これら各情報の採用は運用目的に応
じて任意に選択決定できる構成としている。次に，本実
施例の動作について説明する。制御部１は，パーソナル
コンピュータ規模のコンピュータを備え，模擬信号を形
成する各種情報，本実施例では想定した擬似目標の航跡
情報と，複域に散布されたチャフの位置，広がり，反射
強度などを含むチャフ情報と，自レーダ装置に電波によ
る妨害を与える電気妨害情報と，雑音でありながら目標
と誤認識された雑音による偽航跡情報と，クラッタに関
する位置，広がり，反射の強さなどを含むクロッタ情報
とを含む各種情報に関するデータを任意に設定し，それ
ぞれの情報設定部に出力する。上述した各種情報は，少
なくともいずれかひとつ，もしくは適宜組合せによるい
ずれを利用するも可能で，その選択は運用目的によって
決定される。制御部１で設定された各種情報は，航跡情
報調整部２からクラッタ情報調整部６までの各情報調整
部に供給される。これら各情報調整部では，制御部１か
ら提供された各情報データにもとづいてそれぞれ特定さ
れる形式の情報信号を発生し，そのあとレーダ装置９か
ら提供されるデータを利用して，恰もレーダ装置９で取
得した受信信号と略同一の状態に発生タイミングとレベ
ルを整合させ，かつこの際生ずるドップラ周波数偏移も
施したものとして出力する。航跡情報発生部２では，想
定した擬似目標の航跡に関するデータにもとづいて航跡
情報発生部２１で航跡情報を表現する航跡信号を発生
し，この信号をタイミング同期部２２，レベル制御部２
３およびドップラ制御部２４に供給する。タイミング同
期部２２には，レーダ装置９からクロック信号，送信ト
リガ信号および空中線による送信ビームの指向角度情報
を含む制御信号も提供される。制御部１から提供された
データにもとづいて航跡情報発生部１によって生成され
る擬似の航跡信号は，レーダ装置の設定位置を原点とす
るレーダ座標系に設定しうる少なくとも１つの擬似目標
に対する距離，方位および高度による位置情報，および
擬似目標の電波反射強度などの諸量によって示される。
これに対して，タイミング同期部２２ではクロック信号
と送信トリガ信号によって時間的整合を図り，かつ空中
線による送受信ビームの指向方向に対応した送受信ビー
ムの方位と仰角による利得の調整と距離減衰量，ならび
に設定した電波反射強度による利得の調整をレベル制御
部２３で施し，さらに目標位置間の経過時間に対応した
速度にもとづき発生するドップラ効果の補正をドップラ
制御部２４で算出し，擬似航跡信号としてＩＦ信号合成
部７のＩＦ信号発生部７０Ａ〜７０Ｎに供給する。■Ｉ
Ｆ信号発生部７０Ａ〜７０Ｎにおける添字Ａ〜Ｎは各仰
角ごとに同時に形成する複製の送受信ビームの数に対応
し，航跡情報調整部２で指定された送受信ビームのビー
ム番号の発生タイミングに航跡情報調整部２の出力を該
当するＩＦ信号発生部で受けて中間周波数に変換し，そ
れぞれの出力をＩＦ合成部７５で合成し，ＩＦ出力部８
０に供給する。本実施例では複数の送受信ビームを同時
に形成する場合を例としているが，単一の送受信ビーム
を利用する場合は複数のＩＦ信号発生部は１つでよく，
またＩＦ合成部７５も不要となる。後述する他のＩＦ信
号発生部およびＩＦ合成部について同様である。チャフ
情報調整部３は，制御部１からレーダ設置位置を原点と
する擬似チャフ領域いわゆるチャフセルに対する距離，
方位および高度情報，ならびにチャフセルの電波反射強
度情報を提供され，これとレーダ装置１０から提供され
る制御信号１００にもとづいてチャフ情報発生部３１で
チャフ信号を発生し，さらにタイミング同期部３２，レ
ベル制御部およびドップラ制御部３４によってレーダ座
標系に時間的，レベル的に整合させた擬似チャフ信号と
して，ＩＦ信号発生部７１Ａ〜７１ＮおよびＩＦ合成部
７６を通してＩＦ出力部８０に供給する。電気妨害情報
発生部４は，レーダ設置位置を原点として設定した電気
妨害信号の位置および強度に関する情報を制御部１から
提供され，これとレーダ装置９から提供される制御信号
にもとづいて，電気妨害情報発生部４１，タイミング同
期部４２およびレベル制御部４３によってレーダ座標系
と時間的かつレベル的に整合させた電気妨害信号を発生
し，このあとＩＦ信号発生部７２Ａ〜７２Ｎ，ＩＦ合成
部７７を通してＩＦ出力部８０に擬似電気妨害信号とし
て供給する。この場合，ドップラ補正は必要としないの
で，ドップラ制御部は配置しない。偽航跡情報調整部５
は，制御部１からレーダ設置位置を原点として設定した
偽航跡信号の位置および強度に関する情報を受け，これ
をレーダ装置９から提供される制御信号１００にもとづ
いて，偽航跡情報発生部５１，タイミング同期部５２，
レベル制御部５３およびドップラ制御部５４によって偽
航跡信号を出力，これをＩＦ信号発生部７３Ａ〜７３
Ｎ，ＩＦ合成部７８を通してＩＦ出力部８０に擬似偽航
跡信号として供給する。上述した各調整部による各情報
のレーダ座標系へ整合さすべき時間的，レベル的変換な
らびにその後の中間周波数変換は従来の擬似信号発生装
置と基本的にほぼ同一である。さて，本発明に直接かか
わるクラッタ情報調整部６の動作ならびにその出力のＩ
Ｆ変換，出力は次のようにして行なわれる。クラッタは
単一目標の集合体であり，これら単一目標からの反射信
号はそれぞれランダムな振幅と特定の広がり（スプレッ
ド）をもったドップラシフトを有していると考えられ
る。したがって，クラッタを模擬するためには，上述し
た単一目標に相当する信号源を複数用意し，これらのベ
クトル合成を行うことによって可能となる。ところで，
これらは同一分布の集合体と見做すことができるので，
１つの目標としてとらえることが可能であり，レンジ方
向およびスイープ方向の振幅と位相を制御することによ
ってクラッタの模擬が実現できる。以上の観点にもとづ
き，クラッタ情報調整部６は，制御部１からレーダ装置
１０の設置位置を原点とした擬似的なクラッタ位置に対
する距離，方位および高度情報，ならびにクラッタの電
波反射強度情報をクラッタ情報発生部６１に受けて所定
の形式のクラッタ信号を発生しタイミング制御部６２に
出力する。タイミング制御部６２には，同時にレーダ装
置１０からクロック信号，トリガ信号および空中線によ
る送受信ビーム指向角度情報を含む制御信号１００が入
力さ，レーダ装置９の送受信ビームの仰角および方位の
走査タイミングとクラッタの位置情報から，クラッタが
受信されるビーム番号とそのビーム内における受信タイ
ミングを計算し受信タイミング信号として出力する。レ
ベル制御部６３はレーダ方程式にもとづく距離減衰特性
および送受信ビームの方位，仰角利得特性とクラッタの
反射断面積の変動を考慮した電波反射強度特性から受信
レベルを計算し，レベル制御信号として出力する。ドッ
プラ制御部６４は，制御部１で選択されたクラッタの種
類（グランド，ウエザ等）からクラッタのドップラ周波
数（平均値およびスプレッド）を計算し，前述した受信
タイミング信号およびレベル制御信号とともに擬似クラ
ッタ信号としてＩＦ信号合成部７へ出力する。ＩＦ信号
合成部７は，クラッタ情報調整部６の出力をＩＦ信号発
生部７４Ａ〜７４Ｎに供給する。ＩＦ信号発生部７４Ａ
〜７４Ｎは，クラッタ情報調整部６から指定されたビー
ム番号のタイミングにクラッタ位置に対応したタイミン
グ，レベルおよびドップラ周波数シフトをそれぞれ有す
る中間周波数信号を出力する。ＩＦ信号発生部７４Ａ〜
７４Ｎの出力はＩＦ合成部７９で合成され，その出力は
さらにＩＦ出力部８０で他のＩＦ合成部出力と合成され
て，これら合成中間周波数信号が周波数変換部８に出力
される。周波数変換部８は，レーダ装置９から供給され
る安定化局発信号によってレーダ送信周波数の高周波信
号に周波数変換され，レーダ模擬信号としてレーダ装置
９に対する擬似信号として運用訓練に供される。前述し
た如く，本実施例では，目標となる航空機の航跡に関す
る情報と，人為的妨害についてのチャフに関する情報お
よび電気妨害に関する情報と，偽航跡に関する情報とク
ラッタに関する情報とがシミュレートされる機能を有し
ており，かつこれら機能はそれぞれ分割構成されてい
る。従って，もし機能の中で目的によって不要な機能が
あれば，それに相当する機能を随時選択排除すればよ
い。
る。図１は，本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。図１に示す実施例の構成は，発生する擬似信号
の特性を決定する各種情報，条件を設定する制御部１
と，模擬信号を提供すべき実目標を模擬する擬似目標の
航跡情報を発生し，その発生タイミングならびにレベル
をレーダ装置９の捕捉状態に整合するように調整する航
跡情報調整部２と，チャフ情報を発生し，その発生タイ
ミングならびにレベルをレーダ装置９の捕捉状態に整合
するように調整するチャフ情報調整部３と，レーダ装置
９に加えられる電気妨害情報を発生し，その発生タイミ
ングならびにレベルをレーダ装置９の捕捉状態に整合す
るように調整する電気妨害情報調整部４と，目標と誤認
識した偽目標によって形成される偽航跡情報を発生し，
その発生タイミングならびにレベルをレーダ装置１０の
捕捉状態に整合するように調整する偽航跡情報調整部５
と，クラッタ情報を発生し，その発生タイミングならび
にレベルをレーダ装置９の捕捉状態に整合するように調
整するクラッタ情報調整部６と，これら各情報調整部の
出力をＩＦ周波数信号に変換し合成出力するＩＦ信号合
成部７と，ＩＦ信号合成部７の出力をレーダ装置９の安
定化局部発振信号を利用して送信信号の高周波数に変換
し，受信信号を模擬した模擬信号とする周波数変換部８
とを備えて成り，図１にはなお，各情報調整部と周波数
変換部８に必要な信号を提供し，かつ模擬信号を入力す
るレーダ装置９を併記して示す。上述した構成中，クラ
ッタ情報調整部６と，クラッタ情報を基本的に設定する
制御部１と，ＩＦ信号合成部７にあってクラッタ情報調
整部６の出力のＩＦ化を処理するＩＦ信号発生部７４Ａ
〜７４Ｎ，ＩＦ合成部７９および周波数変換部８が本発
明に直接かかわる部分である。このように，本実施例で
は，模擬信号を形成する情報として，航跡情報，チャフ
情報，電気妨害情報，偽航跡情報およびクラッタ情報を
対象としているが，これら各情報の採用は運用目的に応
じて任意に選択決定できる構成としている。次に，本実
施例の動作について説明する。制御部１は，パーソナル
コンピュータ規模のコンピュータを備え，模擬信号を形
成する各種情報，本実施例では想定した擬似目標の航跡
情報と，複域に散布されたチャフの位置，広がり，反射
強度などを含むチャフ情報と，自レーダ装置に電波によ
る妨害を与える電気妨害情報と，雑音でありながら目標
と誤認識された雑音による偽航跡情報と，クラッタに関
する位置，広がり，反射の強さなどを含むクロッタ情報
とを含む各種情報に関するデータを任意に設定し，それ
ぞれの情報設定部に出力する。上述した各種情報は，少
なくともいずれかひとつ，もしくは適宜組合せによるい
ずれを利用するも可能で，その選択は運用目的によって
決定される。制御部１で設定された各種情報は，航跡情
報調整部２からクラッタ情報調整部６までの各情報調整
部に供給される。これら各情報調整部では，制御部１か
ら提供された各情報データにもとづいてそれぞれ特定さ
れる形式の情報信号を発生し，そのあとレーダ装置９か
ら提供されるデータを利用して，恰もレーダ装置９で取
得した受信信号と略同一の状態に発生タイミングとレベ
ルを整合させ，かつこの際生ずるドップラ周波数偏移も
施したものとして出力する。航跡情報発生部２では，想
定した擬似目標の航跡に関するデータにもとづいて航跡
情報発生部２１で航跡情報を表現する航跡信号を発生
し，この信号をタイミング同期部２２，レベル制御部２
３およびドップラ制御部２４に供給する。タイミング同
期部２２には，レーダ装置９からクロック信号，送信ト
リガ信号および空中線による送信ビームの指向角度情報
を含む制御信号も提供される。制御部１から提供された
データにもとづいて航跡情報発生部１によって生成され
る擬似の航跡信号は，レーダ装置の設定位置を原点とす
るレーダ座標系に設定しうる少なくとも１つの擬似目標
に対する距離，方位および高度による位置情報，および
擬似目標の電波反射強度などの諸量によって示される。
これに対して，タイミング同期部２２ではクロック信号
と送信トリガ信号によって時間的整合を図り，かつ空中
線による送受信ビームの指向方向に対応した送受信ビー
ムの方位と仰角による利得の調整と距離減衰量，ならび
に設定した電波反射強度による利得の調整をレベル制御
部２３で施し，さらに目標位置間の経過時間に対応した
速度にもとづき発生するドップラ効果の補正をドップラ
制御部２４で算出し，擬似航跡信号としてＩＦ信号合成
部７のＩＦ信号発生部７０Ａ〜７０Ｎに供給する。■Ｉ
Ｆ信号発生部７０Ａ〜７０Ｎにおける添字Ａ〜Ｎは各仰
角ごとに同時に形成する複製の送受信ビームの数に対応
し，航跡情報調整部２で指定された送受信ビームのビー
ム番号の発生タイミングに航跡情報調整部２の出力を該
当するＩＦ信号発生部で受けて中間周波数に変換し，そ
れぞれの出力をＩＦ合成部７５で合成し，ＩＦ出力部８
０に供給する。本実施例では複数の送受信ビームを同時
に形成する場合を例としているが，単一の送受信ビーム
を利用する場合は複数のＩＦ信号発生部は１つでよく，
またＩＦ合成部７５も不要となる。後述する他のＩＦ信
号発生部およびＩＦ合成部について同様である。チャフ
情報調整部３は，制御部１からレーダ設置位置を原点と
する擬似チャフ領域いわゆるチャフセルに対する距離，
方位および高度情報，ならびにチャフセルの電波反射強
度情報を提供され，これとレーダ装置１０から提供され
る制御信号１００にもとづいてチャフ情報発生部３１で
チャフ信号を発生し，さらにタイミング同期部３２，レ
ベル制御部およびドップラ制御部３４によってレーダ座
標系に時間的，レベル的に整合させた擬似チャフ信号と
して，ＩＦ信号発生部７１Ａ〜７１ＮおよびＩＦ合成部
７６を通してＩＦ出力部８０に供給する。電気妨害情報
発生部４は，レーダ設置位置を原点として設定した電気
妨害信号の位置および強度に関する情報を制御部１から
提供され，これとレーダ装置９から提供される制御信号
にもとづいて，電気妨害情報発生部４１，タイミング同
期部４２およびレベル制御部４３によってレーダ座標系
と時間的かつレベル的に整合させた電気妨害信号を発生
し，このあとＩＦ信号発生部７２Ａ〜７２Ｎ，ＩＦ合成
部７７を通してＩＦ出力部８０に擬似電気妨害信号とし
て供給する。この場合，ドップラ補正は必要としないの
で，ドップラ制御部は配置しない。偽航跡情報調整部５
は，制御部１からレーダ設置位置を原点として設定した
偽航跡信号の位置および強度に関する情報を受け，これ
をレーダ装置９から提供される制御信号１００にもとづ
いて，偽航跡情報発生部５１，タイミング同期部５２，
レベル制御部５３およびドップラ制御部５４によって偽
航跡信号を出力，これをＩＦ信号発生部７３Ａ〜７３
Ｎ，ＩＦ合成部７８を通してＩＦ出力部８０に擬似偽航
跡信号として供給する。上述した各調整部による各情報
のレーダ座標系へ整合さすべき時間的，レベル的変換な
らびにその後の中間周波数変換は従来の擬似信号発生装
置と基本的にほぼ同一である。さて，本発明に直接かか
わるクラッタ情報調整部６の動作ならびにその出力のＩ
Ｆ変換，出力は次のようにして行なわれる。クラッタは
単一目標の集合体であり，これら単一目標からの反射信
号はそれぞれランダムな振幅と特定の広がり（スプレッ
ド）をもったドップラシフトを有していると考えられ
る。したがって，クラッタを模擬するためには，上述し
た単一目標に相当する信号源を複数用意し，これらのベ
クトル合成を行うことによって可能となる。ところで，
これらは同一分布の集合体と見做すことができるので，
１つの目標としてとらえることが可能であり，レンジ方
向およびスイープ方向の振幅と位相を制御することによ
ってクラッタの模擬が実現できる。以上の観点にもとづ
き，クラッタ情報調整部６は，制御部１からレーダ装置
１０の設置位置を原点とした擬似的なクラッタ位置に対
する距離，方位および高度情報，ならびにクラッタの電
波反射強度情報をクラッタ情報発生部６１に受けて所定
の形式のクラッタ信号を発生しタイミング制御部６２に
出力する。タイミング制御部６２には，同時にレーダ装
置１０からクロック信号，トリガ信号および空中線によ
る送受信ビーム指向角度情報を含む制御信号１００が入
力さ，レーダ装置９の送受信ビームの仰角および方位の
走査タイミングとクラッタの位置情報から，クラッタが
受信されるビーム番号とそのビーム内における受信タイ
ミングを計算し受信タイミング信号として出力する。レ
ベル制御部６３はレーダ方程式にもとづく距離減衰特性
および送受信ビームの方位，仰角利得特性とクラッタの
反射断面積の変動を考慮した電波反射強度特性から受信
レベルを計算し，レベル制御信号として出力する。ドッ
プラ制御部６４は，制御部１で選択されたクラッタの種
類（グランド，ウエザ等）からクラッタのドップラ周波
数（平均値およびスプレッド）を計算し，前述した受信
タイミング信号およびレベル制御信号とともに擬似クラ
ッタ信号としてＩＦ信号合成部７へ出力する。ＩＦ信号
合成部７は，クラッタ情報調整部６の出力をＩＦ信号発
生部７４Ａ〜７４Ｎに供給する。ＩＦ信号発生部７４Ａ
〜７４Ｎは，クラッタ情報調整部６から指定されたビー
ム番号のタイミングにクラッタ位置に対応したタイミン
グ，レベルおよびドップラ周波数シフトをそれぞれ有す
る中間周波数信号を出力する。ＩＦ信号発生部７４Ａ〜
７４Ｎの出力はＩＦ合成部７９で合成され，その出力は
さらにＩＦ出力部８０で他のＩＦ合成部出力と合成され
て，これら合成中間周波数信号が周波数変換部８に出力
される。周波数変換部８は，レーダ装置９から供給され
る安定化局発信号によってレーダ送信周波数の高周波信
号に周波数変換され，レーダ模擬信号としてレーダ装置
９に対する擬似信号として運用訓練に供される。前述し
た如く，本実施例では，目標となる航空機の航跡に関す
る情報と，人為的妨害についてのチャフに関する情報お
よび電気妨害に関する情報と，偽航跡に関する情報とク
ラッタに関する情報とがシミュレートされる機能を有し
ており，かつこれら機能はそれぞれ分割構成されてい
る。従って，もし機能の中で目的によって不要な機能が
あれば，それに相当する機能を随時選択排除すればよ
い。
【発明の効果】以上説明したように本発明は，従来の模
擬信号発生装置出力に任意のクラッタに対応する信号を
付加することにより，通常のレーダに付加して空中線か
らのビーム発射を行うことなくクラッタ情報を付加した
シミュレータ機能を確保できるという効果がある。
擬信号発生装置出力に任意のクラッタに対応する信号を
付加することにより，通常のレーダに付加して空中線か
らのビーム発射を行うことなくクラッタ情報を付加した
シミュレータ機能を確保できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】３次元レーダの送受信ビームの説明図である。
１ 制御部 ２ 航跡情報調整部 ３ チャフ情報調整部 ４ 電気妨害情報調整部 ５ 偽航跡情報調整部 ６ クラッタ情報調整部 ７ ＩＦ信号合成部 ８ 周波数変換部 ９ レーダ装置
Claims (3)
- 【請求項１】■レーダ装置の訓練用に供すべく実際のレ
ーダ信号を模擬した模擬信号を発生する模擬信号発生装
置において，模擬信号を形成する各種情報にあらかじめ
特定する距離，方位，高度ならびに強度を有する擬似ク
ラッタ情報を付加し，これにレーダ装置を動作するクロ
ック信号および送信タイミングを設定する送信トリガ信
号ならびに送受信ビーム方向を決定する空中線の指向角
度情報にもとづくタイミングとレベル調整を施してレー
ダ装置の捕捉状態に整合させ，実目標からの反射による
レーダ装置の受信信号を模擬した模擬信号として出力す
る手段を備えて成ることを特徴とする模擬信号発生装
置。 - 【請求項２】■前記模擬信号を形成する各種情報とし
て，擬似目標の航跡情報と，レーダ機能攪乱用のチャフ
散布によるチャフ情報と，電波として受信を妨害する電
気妨害情報のほか，雑音を航跡と誤り判断する偽航跡情
報と，前記クラッタ情報とを対象とし，かつこれら各種
情報の少なくとも１つを利用するものとしたことを特徴
とする請求項１記載の模擬信号発生装置。 - 【請求項３】■前記航跡情報と，チャフ情報と，偽航跡
情報およびクラッタ情報のそれぞれに対して，擬似目標
とレーダ装置間の相対速度にもとづくドップラ情報を付
与して成ることを特徴とする請求項１記載の模擬信号発
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12154991A JPH0572320A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 模擬信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12154991A JPH0572320A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 模擬信号発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572320A true JPH0572320A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=14814001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12154991A Pending JPH0572320A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 模擬信号発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572320A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009281820A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Toshiba Corp | モードｓシミュレータ |
| KR101534662B1 (ko) * | 2013-11-19 | 2015-07-07 | 국방과학연구소 | 위성항법 복합 재밍신호 발생장치 및 이의 제어방법 |
| CN110658504A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-01-07 | 长沙莫之比智能科技有限公司 | 基于捕捉运动目标进行判定的雷达参数自适应调节程序 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62254086A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-11-05 | Nec Corp | 模擬信号発生装置 |
| JPH0196575A (ja) * | 1987-10-08 | 1989-04-14 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ信号模擬装置 |
| JPH01257285A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ信号模擬装置 |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP12154991A patent/JPH0572320A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62254086A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-11-05 | Nec Corp | 模擬信号発生装置 |
| JPH0196575A (ja) * | 1987-10-08 | 1989-04-14 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ信号模擬装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009281820A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Toshiba Corp | モードｓシミュレータ |
| KR101534662B1 (ko) * | 2013-11-19 | 2015-07-07 | 국방과학연구소 | 위성항법 복합 재밍신호 발생장치 및 이의 제어방법 |
| CN110658504A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-01-07 | 长沙莫之比智能科技有限公司 | 基于捕捉运动目标进行判定的雷达参数自适应调节程序 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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