JP2009277174A - バス信号制御回路、及び、バス信号制御回路を備えた信号処理回路 - Google Patents

バス信号制御回路、及び、バス信号制御回路を備えた信号処理回路 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、バスに誘導される雑音によって発生するアドレスエラーに対して、高速でエラー処理を可能とするバス信号制御回路、このバス信号制御回路を備えた信号処理回路を提供することを目的とする
【解決手段】バス信号制御回路2は、バス信号制御回路とスレーブデバイス3とを接続するアドレス線及び制御線をスレーブデバイスの受信端子31に接続して、さらにバス信号制御回路の帰還端子25に一筆書きで帰還接続したバス診断線4と、書き込み、または、読み出しするデータの送受信を制御するメモリ制御部21と、バス信号制御回路2からアドレス線及び制御線に出力した出力信号とバス診断線を介して帰還端子に帰還された帰還信号とを比較して、相違の有無を判定するバス信号異常処理部23とを備え、実行中のバスサイクル信号のバスサイクル期間を延長するようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、例えばCPU等のマスタデバイスと、例えば記憶回路または入出力回路等のスレーブ回路との間で、バスを介して、データ、アドレス、及び制御信号の授受を実行するバス信号制御回路、及び、バス信号制御回路を備えた信号処理回路に関する。
一般に、マイクロコンピュータはCPUとメモリやペリフェラルI/Oで構成される。現在ではマイクロコンピュータ機器が多様な方面で利用されており、周囲環境の影響により機器が誤動作した場合の社会に与える影響が大きくなっている。このため、メモリの誤動作に対する保護に関してはさまざまな手法がとられている。
CPU等のマスタデバイスとメモリ等のスレーブデバイスとのインタフェース信号線には、アドレスバス、データバス等のバス信号線と、及び、チップイネーブル、リード/ライト等の制御信号線とがある。
これらの信号線上にノイズ等が印加されるとデータエラーやアドレスエラーが発生し機器が誤動作することが懸念される。
一般に、これらの誤動作の対策として、データエラーについては、パリティビットの付加やECCによる誤り訂正が行われている。また、アドレスエラーに対してもパリティビットを付加することが行われている。
マスタデバイスとメモリとの物理的距離が離れている場合、例えば、印刷配線基板が異なりマザーボードによってこの間の配線を行っている場合には、マスタデバイスでパリティビットを付加し、メモリが搭載されている側の基板でアドレスやデータの情報を一時保存(ラッチ)してからパリティチェックを行い、アドレスエラーが検出されたときはメモリが搭載されている側の基板で、メモリへのアクセスを行わない等の手法がとられる。
また、一般に、アドレスエラーが発生する場合、リードアクセスに対しては同一のアドレスを複数回リードし、リードデータが一致することを確認することで不正アドレスから読み出したデータのリードを回避することも行なわれている。
さらに、ライトアクセスの際には、所望のアドレスデータがライト出来ない恐れがあるので、この場合の誤動作対策としては、ライトしたアドレスデータをリードバックすることで正常にライト出来たか否かをチェックして、もし、所望のデータがリードバックできなかった(リードバックエラーの)場合には、再度ライトする命令をCPUによって指示して異常を回避する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、バス信号のビット状態が一斉に変化することにより、バス信号内にノイズが発生しても、このノイズの影響によってバス信号が誤って認識されるの
を防止する、DRAMのアドレスエラーの雑音の発生要因を抑制する信号制御回路技術がある(特許文献2参照。)。
この技術によれば、信号制御回路からダイナミックRAMに向けて連続して出力される2つのアドレスとの間で比較を行い、制御信号を遅延させるので、ノイズの発生している期間を避けて、アドレス信号を読み込むことができる。従って、ダイナミックRAMに対して誤ったアドレスが指定されるのを防止できるとしている。
特開平11−45214号公報 特開平11−167530号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたアドレスエラー処理は、そのいずれもがパリティチェックや、リードバックチェックによってバス異常を検出し、この検出されたアドレスエラーの情報を一旦メモリに記憶し、CPUがエラー処理プログラムを介して処理するので、エラー処理に少なくとも2ステップ以上の時間を要する問題がある。
さらに、マスタデバイスとメモリとの物理的距離が離れている場合、マスタデバイス(CPU)側で送信したアドレスデータが、受信側のスレーブデバイス(メモリ)側で正しく受信できない場合には、本来ライトしようとしたアドレスにアドレスエラーが発生し、この不正なアドレスにデータをライトしてしまうと、ライトされたデータが、この不正なアドレスのメモリ上に潜在してしまうという問題がある。
特許文献2によれば、バス信号自身の動作によるアドレスエラーの原因と成るバス雑音を制御するには有効であるが、外来雑音の誘導によるアドレスエラーは制御することができない問題がある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、信号処理回路のバスに誘導される雑音によって発生するアドレスエラーに対して、アドレスエラーを確実に検出し、高速でエラー処理を可能とするバス信号制御回路、及び、バス信号制御回路を備えた信号処理回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるバス信号制御回路は、データの送受信を制御するマスタデバイスと、該マスタデバイスとの間で送受信するデータを記憶するスレーブデバイスとの間でバスを介して送受信するバス信号を制御するバス信号制御回路であって、前記バス信号制御回路は、前記バス信号の内前記バス信号制御回路と前記スレーブデバイスとを接続するアドレス線及び制御線を当該スレーブデバイスの受信端子に接続して、さらに当該バス信号制御回路の帰還端子に一筆書きで帰還接続したバス診断線と、前記マスタデバイスの命令で前記スレーブデバイスとの間で書き込み、または、読み出しするデータの送受信を制御するメモリ制御部と、前記バス信号制御回路から前記アドレス線及び前記制御線に出力した出力信号と前記バス診断線を介して前記帰還端子に帰還された帰還信号とを比較して、相違の有無を判定するバス信号異常処理部とを備え、前記メモリ制御部は、前記バス信号異常処理部で相違ありと判定された場合には、実行中のバスサイクル信号のバスサイクル期間を延長するようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明によるバス信号制御回路を備えた信号処理回路は、データの送受信を制御するマスタデバイスと、該マスタデバイスとの間で送受信するデータを記憶するスレーブデバイスと、前記マスタデバイスからの命令に従って前記スレーブデバイスとの間でバスを介して送受信するバス信号を制御するバス信号制御回路とを備えた信号制御回路であって、前記バス信号制御回路は、前記バス信号の内前記バス信号制御回路と前記スレーブデバイスとを接続するアドレス線及び制御線を当該スレーブデバイスの受信端子に接続して、さらに当該バス信号制御回路の帰還端子に一筆書きで帰還接続したバス診断線と、前記マスタデバイスの命令で前記スレーブデバイスとの間で書き込み、または、読み出しするデータの送受信を制御するメモリ制御部と、前記バス信号制御回路から前記アドレス線及び前記制御線に出力した出力信号と前記バス診断線を介して前記帰還端子に帰還された帰還信号とを比較して、相違の有無を判定するバス信号異常処理部とを備え、前記メモリ制御部は、前記バス信号異常処理部で相違ありと判定された場合には、実行中のバスサイクル信号のバスサイクル期間を延長するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、信号処理回路のバスに誘導される雑音によって発生するアドレスエラーに対して、アドレスエラーを確実に検出し、高速でエラー処理を可能とするバス信号制御回路、このバス信号制御回路を備えた信号処理回路を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の信号処理回路100の全体構成を示す。
先ず、全体の構成を説明し、その後、各部の詳細構成と動作について説明する。ここでは、マスタデバイス1はCPUで構成し、スレーブデバイス3はSRAM等のメモリを1つまたは複数で構成し、このスレーブデバイス3へのデータの書き込み及び読み出しを、本発明のバス信号制御回路2によって、バスを介して実行する場合について説明する。
本信号処理回路100の構成は、データの送受信を制御するマスタデバイス1と、該マスタデバイスとの間で送受信するデータを記憶するスレーブデバイス3と、マスタデバイス1からの命令に従って、スレーブデバイス3との間でバスを介して送受信するバス信号を制御するバス信号制御回路2とから成る。
次に、バス信号制御回路2の構成は、バス診断線4、メモリ制御部21、エラーアドレス処理部22、及びバス信号異常処理部23とから成る。バス信号制御回路2とスレーブデバイス3とを接続するアドレス線及び制御線は、スレーブデバイス3の受信端子31に接続されるバス診断線4は、受信端子31からバス信号制御回路2の帰還端子25に一筆書きで、帰還接続される信号線である。メモリ制御部21は、マスタデバイス1の命令でスレーブデバイス3との間で書き込み、または、読み出しするデータの送受信を制御する。バス信号異常処理部23は、メモリ制御部21と、バス信号制御回路2からアドレス線及び制御線に出力した出力信号とバス診断線4を介して帰還端子25に帰還された帰還信号とを比較して、相違の有無を判定するとともに、相違ありと判定された場合には、実行中のバスサイクル信号のバスサイクル期間を延長するためのウエイト信号を生成する。
さらに、不正アドレス処理部22は、バス信号異常処理部23から相違あり信号が出力された場合、この時の不正なアドレスデータを一時記憶する不正アドレスレジスタ22aと、次のバスサイクルで使用されないように、一時記憶されたアドレスと、次に実行する命令のアドレスと比較して、不正なアドレスのデータが使用されないように次命令を削除する信号を生成するアドレス比較部22bとを備える。
次に、本発明のバス信号制御回路2の各部の構成について説明する。先ず、メモリ制御部21は、マスタデバイス1の命令でスレーブデバイス3に書き込み、または、読み出しするバス信号を制御するメモリ制御回路21c、当該バス信号を送信するバスサイクルの基準クロック信号Ckを生成する基準クロック信号発生回路21aと、基準クロック信号Ckからバスサイクル信号TCkbcを生成するバスサイクル周期カウンタ回路21bとを備える。
また、バス信号異常処理部23は、バス信号制御回路2からアドレス線及び制御線に出力した出力信号とバス診断線4を介して帰還端子25に帰還された帰還信号とを比較して、相違の有無を検出するバス信号比較部23aと、バス信号比較部23aの出力から、相違の有無を判定し、相違ありと判定された場合に、実行中のバスサイクル信号のバスサイクル期間を延長するためのウエイト信号を生成するウエイト信号生成部23bとから成る。
次に、図2を参照して、バス診断線4について説明する。図2に示す信号処理回路100の実装形態は、マスタデバイス1、バス信号制御回路2、及びスレーブデバイス3が、一つのチップ上に搭載される場合や、異なるプリント基板上に搭載される場合などがある。
この場合、バス診断線4は、チップ上のパターンであったり、基板間のワイヤ配線であったりする。例えば、スレーブデバイス3のメモリがSRAM(Static Random Access Memory)の場合、アドレス線、制御線、データ線は、多数の線で構成されるが、バス診断線4は、受信端子31から帰還端子25までの信号線で、アドレス線、制御線及びバス診断線4は、送信端子24、受信端子31を経由して帰還端子25に一筆書きで敷設される様にして置く。
図2(a)に示す信号の記号は、汎用のSRAMの場合の記号を示し、アドレス線で送信される信号記号をAdd*で示し、SRAMに書き込み、または、読み出しする場合の制御線で送信された信号記号をCE1、CE2、R/W、OE、UB、LBで示し、バー記号を付したものはその信号が逆論理(アクティブロー)であることを示す。制御信号R/Wは、リード信号ライト信号を示す。信号R/Wがローレベルのとき、アウトプットイネーブル信号OEのアクティブ(ローレベル)はリード信号を示し、インアクティブ(ハイレベル)はライト動作を示す。
そして夫々の記号は、通常、メーカのデータブックなどに記載されているもので、本発明の説明に必要な箇所については、都度説明するものとする。
但し、バス信号制御回路2の内部での信号と、該送信された信号をバス診断線4で帰還する帰還信号とは、帰還信号の号の頭にFBを付して識別する。
即ち、図2(b)に示すように、送信端子24から受信端子31への信号線を実線で、受信端子31を経由して帰還端子25に同じ信号が帰ってくる帰還信号線を一点線で夫々示し、スレーブデバイス3が複数のメモリ3a、3b、3cで構成される場合でも、これらを一筆書きで、且つ送受信する信号線を隣り合わせてこのバス診断線4に外来の雑音が誘導されにくいように敷設する。
本発明では、送信した信号と帰還した信号を、送信側のバス信号異常処理部23上で比較して、正常な送信であったか否かを判定する。
次にこのように構成された、本発明の動作原理について、図1及び図3を参照して説明する。図3(a)は、本発明のバス信号制御回路2で生成される信号のタイムチャートを示す。
バスサイクル信号TCkbcは、基本クロック信号Ckの10カウント分をバスサイクルとして、マスタデバイス1のCPUの命令信号Oに対するバスサイクルが、バス信号制御回路21で設定される。
このバスサイクルで、予め設定されたアドレス信号Address、制御信号(ここでは、チップイネーブル信号CEa/CEb、書き込み、または、読み出し信号R/W、UB、LB)が、カウンタ回路21bの値(バスサイクルの値)に応じて生成される。
ところが、図3(b)に示すように、送信したバス信号と、帰還したバス信号の対応するビットの何れかに相違が検出された場合、バス信号異常処理部23でウエイト信号Wsが生成され、メモリ制御部に21に通知される。
すると、メモリ制御部21検出されたタイミングで起動していたバスサイクルをリセットし、実行していたバスサイクルをリスタートさせ、実行中のバスサイクルを期間Tw分延長する。
即ち、バス信号の異常を、送信端の信号と帰還端子で受信した信号との相違から検出し、検出したタイミングでバスサイクルを延長する。このバスサイクルの延長によって、雑音によってアドレスエラーが発生した場合でも、影響を受けたタイミングからバスサイクルをリスタートして延長し、アドレスが正しい値に整定されたと想定されるタイミングで動作させる。
次に、本発明のバス制御信号回路2の詳細な説明をする。先ず、バス信号異常処理部23について、図4乃至図7を参照して説明し、次に、不正アドレス処理部22について図8及び図9を参照して説明する。
図4において、バス信号異常処理部23は、メモリ制御回路21cから送信したアドレス信号及び制御信号と、バス診断線4からI/Oバッファ23cを介して受信した帰還信号(帰還アドレス信号(FB_Add*)及び帰還制御信号(FB_・・・))を、夫々を対応付けて比較するバス信号比較部23aと、バス信号比較部23aで検出されたパルス信号のパルス幅時間を測定し、当該パルス幅時間が予め設定されたスレーブデバイス3の感応時間(sensitivity)以上の場合に、相違有り信号を出力するウエイト信号生成部23bとから成る。
次に、このバス信号異常処理部23の各部の詳細な構成について説明する。バス信号比較部23aは、アドレスエラーを検出するバス信号比較部A23a1と、制御信号のエラーを検出するバス信号比較部B23a2とを備える。
ウエイト信号生成部23bは、バス信号比較部A23a1の出力、即ち、アドレスエラーに対応する相違あり信号(以下、不一致パルス信号Cosaと言う)のパルス幅を計測する時間計測部23b1、その不一致パルス信号Cosaをラッチするラッチ回路23b3、及び、この時間計測部23b1の出力Wmaとラッチ回路23b3の出力Loaとを受信して、ウエイト信号Wsaを生成するウエイト生成回路A23b5とから成る。
さらに、ウエイト信号生成部23bは、バス信号比較部B23a2の出力、即ち、制御エラーに対応する相違あり信号(以下、不一致パルス信号Cosbと言う)のパルス幅を計測する時間計測部23b2、その不一致パルス信号Cosbをラッチするラッチ回路23b4、及び、この時間計測部23b2の出力Wmbとラッチ回路23b4の出力Lobとを受信して、ウエイト信号Wsbを生成するウエイト信号生成回路B23b6とから成る。
さらに、夫々のウエイト信号生成回路23b5及びウエイト信号生成回路23b6の出力信号を合成してウエイト信号Wsを生成するウエイト信号合成回路23b7とから成る。
次に、このように構成された、バス信号異常処理部23の動作について図5を参照して説明する。一般に、従来のバス信号制御回路では、図5(a)のタイムチャート(但し、チップイネーブルCE等の本願説明に不要な他の制御信号は省略している。)に示すように、送信されたバスのアドレス信号(Add*)に雑音が重畳し、この時のバスサイクルのタイミングで書き込み、または、読み出し(R/W)信号が発生すると、この時のデータ(Din)は不正なアドレスに書き込み(または、不正なアドレスから読み出し)される。
ところが、図5(b)に示すように、本発明の構成によれば、バス診断線4のアドレス信号(FB_Add*)に雑音が重畳した場合、バス信号比較部A23a1でアドレス信号(FB_Add*)と送信したAddress信号とが比較されるので、その相違があれば不一致パルス信号Cosaとして出力される。
図5(b)の下部のタイムチャートは、この不一致パルス信号Cosaを検出した後のA部の動作を拡大して示したものである。
詳細には、バス信号比較部A23a1では、メモリ制御部21から出力したアドレスバス信号(Address)とバス診断線4を経由して帰還したアドレスバス信号(FB_Address)とを1ビットごとに比較し、複数ビットにより構成されるアドレスバスのどれか1ビットでも不一致が検出されたときに不一致パルス信号Cosaを出力する。
即ち、FB_Address信号は、メモリ制御部21から送信したAddress信号をそのままバス診断線4を介してフィードバックした信号であるので、基本的には同一の論理を持っているが、比較結果に不一致が生じるということは、このアドレスバスに何らかの理由で雑音等が印加され、論理レベルが変化したと考えられる。
ところで、図6に示すように、帰還された比較される信号は、配線長の相違によってわずかなずれが生じるため、バスサイクルTCkbc信号のパルス幅の区間では不一致が発生する。
したがって、バス信号比較部23aでは、メモリ制御部21から出力したバスサイクル信号TCkbcで示される区切り部分について、所定の遅延時間分の間の論理の不一致をマスクするマスク信号Mkをメモリ制御部21で生成して除外するようにしておく。
そして、不一パルス信号Cosaが出力されると、時間計測部A23b1では、この不一致パルス信号Cosaが所定のパルス幅以上である否かを計測し、ラッチ回路23b1ではこの不一致パルス信号Cosaをラッチしてその信号をLoaとして出力する。
また、時間計測部A23b1とラッチ回路23b3との出力は、バスサイクルの開始時点でリセットしそのバスサイクルの間に不一致パルス信号Cosaが検出されるかどうかを監視する。
ラッチ回路23b3は、夫々のバスサイクルの期間に不一致パルス信号Cosaが検出されたことを保持(出力Loa)し、時間計測部A23b1は不一致パルス信号Cosが生じている時間を計測して所定の時間、即ち、スレーブデバイス3の感応時間以上継続したときに信号Wmaを出力する様にしておく。
したがって、このパルス時間計測のためのクロック信号Ckcは、基準クロック信号Ckよりもい周波数の信号を備える。
そしてウエイト信号生成回路23b5では、当該バスサイクルがライトサイクル(WAB:Low)であり、当該バスサイクルにおいて時間計測部A23b1からの出力Wma(High)が生じている場合に、クロック信号Ckの1周期の期間にウエイト信号Wsaを出力する。
または、当該バスサイクルがライトサイクルであり、当該バスサイクルにおいて、出力Loa、および、出力Wmaが生じている場合にウエイト信号Wsaを出力するようにしても良いが、ラッチ回路23b3は、過剰な不一致検出しを防止するために、一致パルス信号Cosが生じているパルス時間を計測して、所定のパルス幅以上を不一致とするが望ましい。
そして、ウエイト信号合成回路23b7からウエイト信号Wsをメモリ制御部21cに送信し、メモリ制御部21cはウエイト信号Wsに応答して、当該バスサイクルをTwsの期間延長する。
同様に、バス信号異常処理部23は、制御信号の方に雑音が重畳した場合にも、同様の構成で処理することが出来る。
この制御信号に不一致が検出された場合の詳細な動作について、図7を参照して説明する。バス信号異常処理部23は、制御信号に雑音が重畳した場合にも、上記と同様の構成でエラー処理をすることができる。バス信号異常処理部23は、スレーブデバイス3に対して出力する制御信号であるCEa(CE1)、CEb(CE2)、及びWriteと、バス診断線4を介してフィードバックしたFB_CEa(FB_CE1)、FB_CEb(FB_CE2)、及び、FB_Read/Write(FB_R/W)と、バスサイクルの開始と終了を示すバスサイクル信号TCkbcとを入力し、バス信号比較部B23a2で相違を比較する。
図7は、ライトサイクルにおいて、チップイネーブル信号CE1及びCE2に雑音が重畳した場合を図示している。アドレスエラー同様に、この制御信号のエラーは、バス信号比較部B23a2で相違を検出され、不一致パルス信号Cosbのパルス幅を計測する時間計測部23b2の出力Wmbとラッチ回路23b4の出力Lobウエイト信号生成回路B23b6に入力され、ここで、ウエイト信号WsbがクロックCkの1周期間生成される
そして、ウエイト信号合成回路23b7からウエイト信号Wsをメモリ制御部21cに送信し、メモリ制御部21cは、当該バスサイクルをTwsの期間延長する。
以上説明したように、本バス信号異常処理部23によれば、メモリ制御部21から送信したアドレス信号とバス診断線4を経由して帰還したアドレス信号とを比較してアドレスエラーを検出し、当該バスサイクルを延長するので、本来のアドレスにライト、または、本来のドレスからリードしてしまう事象の発生頻度を低減することができる。
また、アドレスエラー発生時と同様に、制御信号(チップセレクトCEやリードライト信号R/W、UB、LU
)にノイズなどが重畳して正当でないアクセスを行ってしまう事象についても発生頻度を低減することが可能である。
また、アドレス信号の不一致時間を計測し、スレーブデバイス3が感応する時間以下であった場合は、これを無視する時間計測部を備えたので、不必要なバスサイクルの延長を回避することが可能である。
次に、不正アドレス処理部22の詳細について図8及び図9を参照して説明する。不正アドレス処理部22は、バス信号異常処理部23でアドレスエラーを検出した場合、メモリ制御部21でこのアドレスに潜在する不正なデータの読み出しを防止する機能を備える。
不正アドレス処理部22の構成は、バス信号異常処理部23から相違あり信号Cosaが出力された場合、この時のアドレスデータの複数を記憶する不正アドレスレジスタ22aとアドレス比較部22bとから成る。
そして、アドレス比較部22bは、図8に示すように、比較部22b1及び処理部22b2とから成る。比較部22b1は、メモリ制御回路21が次のバスサイクルでアクセスする、アドレスデータ「次Add」と不正アドレスレジスタ22aに記憶された今回のバスサイクルで検出されたアドレスデータEAddとを比較する。処理部22b2は、比較部22b1が次のバスサイクルでアドレスEAddと同じアドレスに書き込み命令が有ることを検出した場合に、記憶した不正アドレスレジスタ22aのアドレスデータEAddをクリアするクリア信号Rclを生成する。また、処理部22b2は、次のバスサイクルでアドレスEAddと同じアドレスに読み出し命令が有ることを検出した場合には、この読み出し信号を削除する次読みR出し命令Dse信号を生成する。
このように構成された不正アドレス処理部22の動作について、図9のタイムチャートを参照して説明する。先ず、この不正アドレスレジスタ22aに書き込むための補捉パルス信号CatchPを生成するウエイト信号生成部23bについて説明する。
ウエイト信号生成部23bは、アドレスエラーからこの補捉パルス信号CatchP(a)生成するウエイト信号生成回路A23b5と、制御信号エラーから補捉パルス信号CatchP(b)生成するウエイト信号生成回路A23b6とがある。
いずれの動作も同様であるので、アドレスエラーが検出された場合のウエイト信号生成回路23b5の動作について、再び、図4並びに図9のタイムチャートを参照して説明する。
図9は、ライト信号Wの立ち上がりエッジ付近の期間で、アドレス信号FB_Addressにノイズが検出され、ウエイト信号Wsaの発生以前にライト信号が立ち上がった場合を示す。この場合スレーブデバイス(SRAM)3の間違ったアドレスにデータが書き込まれる可能性がある。
ウエイト信号生成回路23b5は、メモリ制御部21からリード/ライトサイクル信号 AB AB 信号、基本クロック信号Ck、また、時間計測部23b1からの出力信号Wma、ラッチ回路23b3のラッチ出力信号Loa並びにバス信号比較部A23a1の不一致パルス信号Cosaを入力する。
リード/ライトサイクル信号R AB /W AB は、当該バスサイクルがライトサイクルか、リードサイクルかを示し、ともに1バスサイクルにおいて変化しない信号である。不一致パルス信号Cosaは、基本的にそのままウエイト信号生成回路A23b5を通過し、補捉パルス信号CatchP(a)として出力される。
バス信号比較部A23a1は,アドレス信号Addressと帰還アドレス信号FB_Address間に不一致を検出すると不一致信号Cosaを出力する。FB_Addressは、複数本の信号線により構成されるアドレスバスにより伝送される信号であるから、バースト的なノイズが微妙なタイミング差で複数本のアドレス線に重畳されることがある。その場合、図9(a)のように、複数の不一致信号Cosaが発生する。
したがって、ウエイト信号生成回路23b5は、図9(a)に示すように複数の補捉パルス信号CatchP(a)が出力されるので、複数の補捉パルス信号CatchP(a)を出力する。
この時、バス信号比較部A23a1に入力された、信号FB_Addressは、補捉パルス信号CatchP(a)に応答して不正アドレスレジスタA22aに書き込まれる。この例では、複数の補捉パルス信号CatchP(a)が出力されているので、複数の不正なアドレスが数不正アドレスレジスタA22aに書き込まれる。
次に、不正アドレスレジスタA22aは、複数のレジスタから構成され、FB_Addressと、補捉パルス信号CatchP(a)とクリア信号Rclを入力し、補捉パルス信号CatchP(a)の、例えば立ち上がりエッジで、FB_Addressの値を記憶する。また、不正アドレスレジスタ22aは、図9(a)のタイムチャートに示すようなクリア信号Rclによって指定されたレジスタの内容がリセットされる。
アドレス比較部22bは、メモリ制御部21が、ウエイト信号生成部23から補捉パルス信号CatchP(a)を受信した後、メモリ制御部21が、次ぎのバスサイクルn−1でアクセスを行うときのアドレスデータ「次Add」を入力する。また、アドレス比較部22bは、メモリ制御部21が、次ぎのバスサイクルでリードまたはライトのどちらのアクセスを行うかを示す次R AB /W AB 信号と、不正アドレスレジスタ22aから出力される1つまたは複数の不正アドレス値EAddとを入力する。
アドレス比較部22bは、「次Add」と1つまたは複数の不正アドレス値EAddとを比較して、「次Add」と不正アドレス値EAddのどれか1つ一致した場合で、且つ、次のアクセスサイクルがリードアクセスであった場合は、図9(a)のタイムチャートに示すような次命令リードディセーブル信号Dseをメモリ制御部21に出力する。
また、アドレス比較部22bは、次Addと不正アドレス値EAddのどれか1つが一致した場合で、かつ、次のアクセスサイクルがライトサイクルであった場合は、図9(a)のタイムチャートに示すようなクリア信号Rlを不正アドレスレジスタ22aに保存された対応するアラーアドレス情報をリセットする。
従って、不正アドレスレジスタ22aに保存されたアドレスと同じアドレスにライトアクセスがある場合は、潜在した不正データは正しいライトアクセスによってデータが更新され、アドレス比較部22bは、不正アドレスレジスタ22aに保存された対応する不正アドレス情報をリセットする。
また、アドレス比較部22bは、不正アドレスレジスタ22aに保存された複数のアドレスのうち1つと同じアドレスにリードアクセスがある場合は、潜在した不正データをリードする恐れがあるのでそれをメモリ制御部21に通知する。
また、マスタデバイスと1スレーブデバイスとは、レイアウト空間が相違するため、不正アドレスレジスタ22aに保存されたアドレスと、実際にスレーブデバイス3に書き込まれたアドレスとが異なる場合が想定される。
このため、保存された不正アドレスとビットの論理が近傍であるアドレスのデータは疑わしいものとしてメモリ制御部21に通知する、図示しない不正アドレス判定部(図示しない)を備えるに構成し、(不正アドレスレジスタ22aに記憶された)不正にライトしてしまった恐れのあるアドレス値に近いアドレスがアクセスされる場合、潜在した誤データのリードに対してアラームを出力することもできる。
本発明は、上述した実施例に何ら限定されるものではなく、スレーブデバイスは、SRAMの限定するものでなく、バスサイクルを延長するものであればDRAMであっても良く、また、マスタデバイスとスレーブデバイスの規模、サイズ、デバイスの応答スピードにより、最適なバス診断線を敷設し、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明のバス信号制御回路のブロック構成図。 本発明の信号処理回路のバス診断線の実施例。 本発明のバス信号処理回路の検出原理とその動作を説明する図。 本発明のバス信号制御回路の詳細構成図。 本発明のバス信号異常処理部の動作を説明する図。 本発明のバス信号異常処理部のマスク信号の動作を説明する図。 本発明のバス信号異常処理部の他の動作を説明する図。 本発明の不正アドレス処理部の構成を説明する図。 本発明の不正アドレス処理部の動作を説明する図。
1 マスタデバイス
2 バス信号制御回路
3 スレーブデバイス
4 バス診断線
5 バスデータ配線
21 メモリ制御部
21a 基準クロック発生回路
21b バスサイクル周期カウンタ
21c メモリ制御回路
22 不正アドレス処理部
22a 不正アドレスレジスタ
22b アドレス比較部
23 バス信号異常処理部
23a バス信号比較部
23b ウエイト信号生成部
24 送信端子
25 帰還端子
31 受信端子
100 信号処理回路

Claims (8)

  1. データの送受信を制御するマスタデバイスと、該マスタデバイスとの間で送受信するデータを記憶するスレーブデバイスとの間でバスを介して送受信するバス信号を制御するバス信号制御回路であって、
    前記バス信号制御回路は、前記バス信号の内前記バス信号制御回路と前記スレーブデバイスとを接続するアドレス線及び制御線を当該スレーブデバイスの受信端子に接続して、さらに当該バス信号制御回路の帰還端子に一筆書きで帰還接続したバス診断線と、
    前記マスタデバイスの命令で前記スレーブデバイスとの間で書き込み、または、読み出しするデータの送受信を制御するメモリ制御部と、
    前記バス信号制御回路から前記アドレス線及び前記制御線に出力した出力信号と前記バス診断線を介して前記帰還端子に帰還された帰還信号とを比較して、相違の有無を判定するバス信号異常処理部と
    を備え、
    前記メモリ制御部は、前記バス信号異常処理部で相違ありと判定された場合には、実行中のバスサイクル信号のバスサイクル期間を延長するようにしたことを特徴とするバス信号制御回路。
  2. 前記メモリ制御部は、前記マスタデバイスの命令で前記スレーブデバイスに書きみ/読み出しする前記バス信号を制御するメモリ制御回路と、前記バス信号を送信するバスサイクルの基準クロック信号を生成する基準クロック信号発生回路と、前記基準クロック信号からバスサイクル信号を生成するバスサイクル周期カウンタ回路と
    を備え、
    前記バスサイクル周期カウンタ回路は、前記バス信号異常処理部から相違有り信号を受信し、前記バスサイクル周期カウンタをリスタートして実行中の前記バスサイクル信号を当該相違あり期間分延長し、
    前記メモリ制御回路は、延長された前記バスサイクル信号でデータの転送制御を継続実行するようにした請求項1に記載のバス信号制御回路。
  3. 前記バス信号異常処理部は、前記メモリ制御回路から送信したアドレス信号及び制御信号と、前記バス診断線から受信した帰還アドレス信号及び帰還制御信号とを夫々対応付けて比較するバス信号比較部と、
    当該バス信号比較部で検出された相違あり期間の時間を測定し、当該相違あり期間が予め設定された前記スレーブデバイスの応答時間以上の場合に前記相違有り信号を出力するウエイト信号生成部と
    を備えた請求項1に記載のバス信号制御回路。
  4. 前記バス信号制御回路は、さらに、前記バス信号異常処理部から前記相違あり信号が出力された場合、この時の第1のアドレスデータを記憶する不正アドレスレジスタと、前記メモリ制御回路が次のバスサイクルでアクセスする、第2のアドレスデータと今回のバスサイクルで検出された前記第1のアドレスデータとを比較し、前記第1のアドレスデータと同じアドレスの書き込み命令が有る場合には、前記保存した前記第1のアドレスデータをクリアし、読み出し命令が有る場合には、この読み出し信号を無視するアドレス比較部とから成る不正アドレス処理部を備え、
    前記第1のアドレスデータが、次のバスサイクルで使用されないようにしたバス信号制御回路。
  5. 前記不正アドレス処理部は、さらに、前記不正アドレスレジスタに記憶された不正アドレスデータが、予め設定された近傍のビット論理値である否かを判定する不正アドレスデータ判定部を備え、
    前記不正アドレスデータ判定部の出力があった場合、前記不正アドレス判定部から前記メモリ制御回路に通知するようにした請求項4に記載のバス信号制御回路。
  6. データの送受信を制御するマスタデバイスと、該マスタデバイスとの間で送受信するデータを記憶するスレーブデバイスと、前記マスタデバイスからの命令に従って前記スレーブデバイスとの間でバスを介して送受信するバス信号を制御するバス信号制御回路とを備えた信号制御回路であって、
    前記バス信号制御回路は、前記バス信号の内前記バス信号制御回路と前記スレーブデバイスとを接続するアドレス線及び制御線を当該スレーブデバイスの受信端子に接続して、さらに当該バス信号制御回路の帰還端子に一筆書きで帰還接続したバス診断線と、
    前記マスタデバイスの命令で前記スレーブデバイスとの間で書き込み、または、読み出しするデータの送受信を制御するメモリ制御部と、
    前記バス信号制御回路から前記アドレス線及び前記制御線に出力した出力信号と前記バス診断線を介して前記帰還端子に帰還された帰還信号とを比較して、相違の有無を判定するバス信号異常処理部と
    を備え、
    前記メモリ制御部は、前記バス信号異常処理部で相違ありと判定された場合には、実行中のバスサイクル信号のバスサイクル期間を延長するようにしたことを特徴とするバス信号制御回路を備えた信号処理回路。
  7. 前記メモリ制御部は、前記マスタデバイスの命令で前記スレーブデバイスに書きみ/読み出しする前記バス信号を制御するメモリ制御回路と、前記バス信号を送信するバスサイクルの基準クロック信号を生成する基準クロック信号発生回路と、前記基準クロック信号からバスサイクル信号を生成するバスサイクル周期カウンタ回路と
    を備え、
    前記バスサイクル周期カウンタ回路は、前記バス信号異常処理部から相違有り信号を受信し、前記バスサイクル周期カウンタをリスタートして実行中の前記バスサイクル信号を当該相違あり期間分延長し、
    前記メモリ制御回路は、延長された前記バスサイクル信号でデータの転送制御を継続実行するようにした請求項6に記載のバス信号制御回路を備えた信号処理回路。
  8. 前記マスタデバイスはCPUとし、前記スレーブデバイスはSRAMとした請求項6に記載のバス信号制御回路を備えた信号処理回路。
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