JP3256812B2 - 通信制御装置およびプロセッサ装置 - Google Patents

通信制御装置およびプロセッサ装置

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JP3256812B2
JP3256812B2 JP20656192A JP20656192A JP3256812B2 JP 3256812 B2 JP3256812 B2 JP 3256812B2 JP 20656192 A JP20656192 A JP 20656192A JP 20656192 A JP20656192 A JP 20656192A JP 3256812 B2 JP3256812 B2 JP 3256812B2
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    • GPHYSICS
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/37Measurements
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    • GPHYSICS
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B2219/30Nc systems
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシステムの有する複数の
制御装置を統合して、リアルタイム性の高いプロセッサ
装置を構築するための通信制御装置および該通信制御装
置を含んでいるプロセッサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、電子制御がさまざまな装置の
制御に取り入れられており、装置の巨大化、制御の複雑
化・高度化に伴ってその制御処理負荷は増えてきてい
る。装置の例として、自動車をとってみても、エンジン
コントロール、トランスミッションコントロール、ブレ
ーキコントロール、サスペンションコントロール、トラ
クションコントロール等に電子制御が取り入れられてき
ており、この大きな制御処理負荷に対応するため、制御
処理単位ごとに電子制御ユニット(ECU)を割り当て
るなどして処理を行ってきた。
【0003】さらに制御を高度化しようとする場合、こ
れら複数のマイクロコンピュータ間で情報のやりとりを
行う必要がでてきて、車両制御のネットワークシステム
が考案された。この種の装置として、例えば、特開平1
−164203号公報や特開平1−164204号公報
等に記載された例があり、この種の装置に用いる離れた
プロセッサ間の通信システムとして、例えば特開昭63
−255759号公報に記載されたもの等がある。
【0004】なお、本発明に関連する技術として特開昭
61−256406号公報(USPNo.480361
3),特開昭63−101957号公報,特開平1−0
14605号公報等に記載された例がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、ネットワークに接続された複数の電子制御ユニット
間で必要な情報は以下のようにしてネットワークに出力
される。
【0006】すなわち、ネットワークに例えば、A〜E
までの5つの電子制御ユニットが接続されている場合を
例にとると、予め決められた順序に従って各電子制御ユ
ニットからデータがネットワーク上に出力される。上記
順序が、例えば、A,B,C,D,Eの順だとすると、
ネットワークにはA,B,C,D,E,A,B,C,
D,E,A,B,・・・・の順にデータが出力される。
従って、電子制御ユニットBがネットワークにデータを
出力している時に、電子制御ユニットAから緊急の処理
を要するデータを出力する必要が生じたときでも、電子
制御ユニットAは次にAの順番が来るまで、すなわち電
子制御ユニットB,C,D,Eの処理が終了するまでネ
ットワークにデータを出力できず、システム制御のリア
ルタイム性が低いという問題点があった。このようなシ
ステムでは、ネットワークに接続されている電子制御ユ
ニット数が増すに連れ、ある電子制御ユニットがネット
ワークにデータを送り出してから次にネットワークにデ
ータを送り出すことができるようになるまでの所要時間
(待ち時間)が長くなり、システム制御のリアルタイム
性は低くなっていく。
【0007】さらに、電子制御ユニットAをマスタ、電
子制御ユニットB〜Eまでをスレーブとして分散処理を
行わせた場合、電子制御ユニットAは常にスレーブB〜
Eにおける処理状況を管理し続ける必要があり、スレー
ブ数、およびスレーブで処理するタスク数が増加するに
連れ、マスタ電子制御ユニットAが処理能力不足にな
り、機能、性能の拡張性が低いという問題点があった。
【0008】また、前記従来技術によるプロセッサ間通
信装置は、通信装置内のRAMに受信データが書き込ま
れたとき、これを割り込みによってそれぞれの電子制御
ユニットのCPUに知らせる手段がなく、書き込みが生
じたときCPUがこれに対しすぐに応答できないという
問題があった。
【0009】本発明の課題は、ネットワークに接続され
ている電子制御ユニット数が増してもシステム制御のリ
アルタイム性が損なわれないようにし、ネットワークの
拡張性を維持するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明の通信制御装置は次のような構成をとる。
【0011】すなわち、本発明に係る通信制御装置は、
上位プロセッサシステムに一方のポートを接続される割
り込み要求発生機能付きDPR(デュアルポートラム)
システムAと、該割り込み要求発生機能付きDPRシス
テムAの他方のポートにアドレスバス、データバス、制
御信号線で接続されたチャネルコントローラAと、該チ
ャネルコントローラAに信号線5で接続されたチャネル
コントローラBと、該チャネルコントローラBにアドレ
スバス、データバス、制御信号線で一方のポートを接続
され他方のポートを前記プロセッサシステムと通信する
下位プロセッサシステムに接続された割り込み要求発生
機能付きDPRシステムBとを含んで構成され、割り込
み要求発生機能付きDPRシステムAと割り込み要求発
生機能付きDPRシステムBとは、常に同一性を保つよ
うになっている。
【0012】さらに割り込み要求発生機能付きDPRシ
ステムAは、アドレスバス,データバス、制御信号線、
および割り込み信号線によって上位プロセッサシステム
と接続され、上位プロセッサシステムから割り込み要求
発生機能付きDPRシステムAには通常のメモリの如く
アクセスでき、割り込み要求発生機能付きDPRシステ
ムAから、上位プロセッサシステムには割り込み要求お
よび割り込みステータスを出すことができるようになっ
ている。
【0013】また、割り込み要求発生機能付きDPRシ
ステムBは、アドレスバス,データバス、制御信号線、
および割り込み信号線によって下位プロセッサシステム
と接続され、下位プロセッサシステムから割り込み要求
発生機能付きDPRシステムBには通常のメモリの如く
アクセスでき、割り込み要求発生機能付きDPRシステ
ムBから、下位プロセッサシステムには割り込み要求お
よび割り込みステータスを出すことができるようになっ
ている。
【0014】
【作用】上記手段をとることにより、本発明の通信制御
装置は、次のように動作する。
【0015】すなわち、本発明において、割り込み要求
発生機能付きDPRシステムAと割り込み要求発生機能
付きDPRシステムBの記憶内容はまったく同じにな
り、常に同一性(コヒーレンシ)が保たれる。即ち、上
位プロセッサシステムが割り込み要求発生機能付きDP
RシステムAにデータを書き込むときには、チャネルコ
ントローラAを介して、ハードウェアが自動的に、所定
のチャネル通信プロトコルに従って、アドレス、データ
の情報をチャネルコントローラBに伝送し、割り込み要
求発生機能付きDPRシステムBの同じアドレスに同じ
データが書き込まれる。下位プロセッサシステムが割り
込み要求発生機能付きDPRシステムBにデータを書き
込むときも同様に、チャネルコントローラBを介して、
ハードウェアが自動的に、所定のチャネル通信プロトコ
ルに従って、アドレス、データの情報をチャネルコント
ローラAに伝送し、割り込み要求発生機能付きDPRシ
ステムAの同じアドレスに同じデータが書き込まれる。
【0016】このようなシステムにおいて、上位プロセ
ッサと下位プロセッサとの間の通信は次のように行われ
る。
【0017】上位プロセッサシステムは下位プロセッサ
システムに対するデータファイル情報をデータレジスタ
にロードし、次いで終了ステータスレジスタにジョブ番
号iをロードし、最後にマクロ命令mをコマンドレジス
タCMNDにロードして、バックグランド処理に戻る。
ここで、データレジスタ、終了ステータスレジスタ、コ
マンドレジスタCMNDは、全て割り込み要求発生機能
付きDPRシステムA内のコマンドポートに割付られて
いる。
【0018】割り込み要求発生機能付きDPRシステム
A内のコマンドポートに書かれたデータは、前記機能に
より所定の通信プロトコルに従って、すべて割り込み要
求発生機能付きDPRシステムBに反映される。
【0019】一方、下位プロセッサシステム側は、バッ
クグランド処理系で割り込み要求発生機能付きDPRシ
ステムB内のコマンドポート内のコマンドレジスタCM
NDを監視しており、コマンドレジスタに0以外の値が
ロードされたら、上位プロセッサシステムからのマクロ
命令があったものと判断し、必要なコマンドポートを読
み出(リード)して、それに対するマクロ命令処理を実
行する。
【0020】そして、下位プロセッサシステムにおい
て、前記マクロ命令に対する処理が終了した後は、下位
プロセッサシステムは上位プロセッサシステムへ送るパ
ラメータを割り込み要求発生機能付きDPRシステムB
内に設けたデマンドポート内のデータレジスタにロード
し、次いで終了ステータスレジスタの内容iを、下位プ
ロセッサシステムから上位プロセッサシステムへの要求
レジスタDMND(デマンドポート内にある)にエコー
バックし、コマンドレジスタの値を0に戻した後、バッ
クグランド処理系に戻る。
【0021】割り込み要求発生機能付きDPRシステム
B内のデマンドポートに書かれたデータは、前記機能に
より所定の通信プロトコルに従って、すべて割り込み要
求発生機能付きDPRシステムAに反映される。
【0022】割り込み要求発生機能付きDPRシステム
A内のデマンドポート内の要求レジスタDMNDに書き
込みが行われた場合、割り込み要求信号および割り込み
ステータス信号が、上位プロセッサシステムに出力され
る。これを受けた上位プロセッサシステムは、この割り
込みを受け付けた後、割り込み内容に応じた割り込みサ
ービスを開始する。この割り込みサービスの中に要求レ
ジスタをリードするルーチンが記述されており、これに
よって上位プロセッサシステムは、要求レジスタに書か
れているジョブ番号iを読み込み、下位プロセッサシス
テムがジョブ番号iのジョブの処理を終了したことを知
る。そして、必要に応じて、デマンドポート内のレジス
タの値を読み込むことにより下位プロセッサシステムで
の処理結果を受け取った後に、次の処理(例えば、次の
マクロ命令の発行)に進む。
【0023】
【実施例】<第1実施例>本発明の第1実施例を図1に
示す。本実施例の通信制御装置は、割り込み要求発生機
能付きDPR(デュアルポートラム)システムA1と、
該割り込み要求発生機能付きDPR(デュアルポートラ
ム)システムA1にアドレスバス10、データバス1
1、制御信号線12で接続されたチャネルコントローラ
A2と、該チャネルコントローラA2に信号線5で結ば
れたチャネルコントローラB3と、該チャネルコントロ
ーラB3にアドレスバス13、データバス14、制御信
号線15で接続された割り込み要求発生機能付きDPR
システムB4とを含んで構成されている。
【0024】さらに割り込み要求発生機能付きDPRシ
ステムA1は、アドレスバス6,データバス7、制御信
号線8、および割り込み信号INTN・割り込みステータス
信号INTSTNからなる割り込み信号線9によって、上位プ
ロセッサシステム19と接続されており、また、割り込
み要求発生機能付きDPRシステムB4は、アドレスバ
ス16,データバス17、制御信号線101、および割
り込み信号INTN・割り込みステータス信号INTSTNからな
る割り込み信号線18によって、下位プロセッサシステ
ム20と接続されていて、前記通信制御装置を含め全体
としてプロセッサ装置が構成されている。
【0025】上記構成のプロセッサ装置では、上位プロ
セッサシステム19から割り込み要求発生機能付きDP
RシステムA1には、通常のメモリの如くアクセスで
き、割り込み要求発生機能付きDPRシステムA1か
ら、上位プロセッサシステム19には割り込み要求INTN
および割り込みステータスINTSTNを出すことができる。
また、下位プロセッサシステム20から割り込み要求発
生機能付きDPRシステムB4には、通常のメモリの如
くアクセスでき、割り込み要求発生機能付きDPRシス
テムB4から、下位プロセッサシステム20には割り込
み要求INTNおよび割り込みステータスINTSTNを出すこと
ができる。ここで、信号名の最後のNは負論理を示す。
【0026】この実施例において、割り込み要求発生機
能付きDPRシステムA1と割り込み要求発生機能付き
DPRシステムB4の内容はまったく同じに、常に同一
性(コヒーレンシ)が保たれる。即ち、上位プロセッサ
システム19が割り込み要求発生機能付きDPRシステ
ムA1にデータを書き込むときには、チャネルコントロ
ーラA2を介して、ハードウェアが自動的に、所定のチ
ャネル通信プロトコルに従って、アドレス、データの情
報をチャネルコントローラB3に伝送し、割り込み要求
発生機能付きDPRシステムB4の同じアドレスに同じ
データを書き込む。下位プロセッサシステム20が割り
込み要求発生機能付きDPRシステムB4にデータを書
き込むときも同様に、チャネルコントローラB3を介し
て、ハードウェアが自動的に、所定のチャネル通信プロ
トコルに従って、アドレス、データの情報をチャネルコ
ントローラA2に伝送し、割り込み要求発生機能付きD
PRシステムA1の同じアドレスに同じデータを書き込
む。
【0027】以後、このチャネルコントローラと割り込
み要求発生機能付きDPRシステムとのセットをCHC
TLと定義することとし、信号線5に対して上位プロセ
ッサシステム19側にあるときを、マスタモードCHC
TLと定義し、信号線5に対して下位プロセッサシステ
ム20側にあるときを、スレーブモードCHCTLと定
義する。図1においてマスタモードCHCTLは21
に、スレーブモードCHCTLは22に相当する。
【0028】マスターモードCHCTL21のブロック
図を図2に、スレーブモードCHCTLのブロック図を
図3に示す。
【0029】図1、図2、及び図3を用いて、本実施例
の通信制御装置の動作および本発明の通信制御装置を用
いた上位プロセッサと下位プロセッサとの間の動的トー
クンループを用いたトップダウン/ボトムアップ自律型
システム制御対応通信を説明する。
【0030】図2はマスターモードCHCTL21を示
し、図中、プロセッサ側と示した側が上位プロセッサシ
ステム19とのインターフェース側となり、チャネル側
と示した側がチャネル(信号線5)とのインターフェー
ス側となる。図示のマスターモードCHCTL21は、
メモリ・アレイ25と、該メモリ・アレイ25にそれぞ
れ接続されたDATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A2
3,DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−BプラスBUS TRAN
SFER PROTOCOL LOGIC24,アービトレーション回路2
6及び割込みコントローラ27を含んで構成され、アー
ビトレーション回路(以下ARBTという)26はまた
DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A(以下ロジックA
という)23及びDATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−B
プラスBUS TRANSFER PROTOCOL LOGIC(以下ロジック
B,Cという)24に接続されている。 ロジックB,
C24は、前述のように、DATA/ADDR ARRANGEMENT L
OGIC−Bと、BUS TRANSFER PROTOCOL LOGICとを含ん
で構成されており、そのうちのBUS TRANSFER PROTOCO
L LOGICが、図1のチャネルコントローラA2に相当
し、ロジックB,C24の残りの部分,メモリアレイ2
5,ARBT26,DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−
A23及び割込みコントローラ27を含む部分が図1の
割込み要求発生機能付DPRシステムAに相当する。そ
して、DATA/ADDRARRANGEMENT LOGIC−Bと、BUS TRAN
SFER PROTOCOL LOGICとが一体的に形成されているの
で、図1に示されているアドレスバス10、データバス
11、制御信号線12は図示を省略してある。そして、
ロジックA23及び割込みコントローラ27が上位プロ
セッサシステム19に接続され、ロジックB,C24の
BUSTRANSFER PROTOCOL LOGIC部分が信号線5に接続さ
れている。
【0031】上記構成の装置において、上位プロセッサ
システム19が下位プロセッサシステム20に通信する
場合、まず、上位プロセッサシステム19は下位プロセ
ッサシステム20に対するデータファイル情報をデータ
レジスタにロードし、次いで終了ステータスレジスタに
ジョブ番号iをロードし、最後にマクロ命令mをコマン
ドレジスタCMNDにロードして、バックグランド処理
に戻る。このジョブ番号iがトークンとして機能する。
【0032】上位プロセッサシステム19が書き込むレ
ジスタおよびコマンドは、メモリアレイ25内のコマン
ドポートに書き込まれる。すなわち、上位プロセッサシ
ステム19から、コマンドポートに対するアドレス(IA
DDR0〜7)、コマンドポートに書き込むデータ(ODATA0
〜15)、および図中にIACMNDN(信号名末尾のNは負論理
を示す)と示した制御信号(リード信号IARDN、ライト
信号IAWTN等)がロジックA23に与えられる。これら
の信号から、DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A23
にてメモリアレイ25に対するアドレスAA0〜7、データ
AD0〜7、ライト信号AWT、およびアービトレーション回
路ARBT26に出力されるメモリアレイ25へのアクセス
要求信号AREQが生成され、出力される。アービトレーシ
ョン回路ARBT26では、DATA/ADDR ARRANGEMENT
LOGIC−A23からのメモリアレイ25に対するアクセ
ス要求(AREQ)とDATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−B
24からのメモリアレイ25に対するアクセス要求(BR
EQ)とを調停(アービトレーション)して、アクセス要
求権を得た方に、選択信号(SELA/SELB)およびレディ
信号(RDYA/RDYB)を返し、メモリアレイ25にチップ
セレクト信号(CSN)を出力する。
【0033】そして上位プロセッサシステム19がメモ
リアクセス権を得た場合(ロジックAのアクセス要求が
認められた場合)は、メモリアレイ25内の所定のコマ
ンドポートに所定のデータが書き込まれるとともに、こ
のコマンドポートアドレスおよびデータがロジックB,
C24のBus Transfer Protocol Logicに送られ、こ
こで規定するチャネル通信プロトコルに従って、信号線
5を介して、下位プロセッサシステム20側のスレーブ
モードCHCTL22に送られる。このチャネル通信プ
ロトコルに関しては次に詳しく述べる。
【0034】次にスレーブモードCHCTL22での動
作を図3を用いて説明する。図3において、プロセッサ
側と示した側が下位プロセッサシステムとのインターフ
ェース側となり、チャネル側と示した側がチャネル(信
号線5)とのインターフェース側となる。スレーブモー
ドCHCTL22の構成は、前記図2に示したマスター
モードCHCTL21と同様で、マスターモードCHC
TL21における参照符号23,24,25,26,2
7がスレーブモードCHCTL22の参照符号30,3
1,32,33,34にそれぞれ対応している。
【0035】図3に示すスレーブモードCHCTL22
にチャネルから送られてきたコマンドポートアドレスお
よびデータは、スレーブモードCHCTL22のDATA/
ADDRARRANGEMENT LOGIC−BプラスBus Transfer Prot
ocol Logic(以後ロジックB,Cという)31に入
り、ここでメモリアレイ32に対するアドレスBA0〜7お
よびデータBD0〜7に戻され、ライト信号BWTとともに、
メモリアレイ32に出力される。このとき、ロジック
B,C31から、メモリアレイ32に対するアクセス要
求信号BREQがアービトレーション回路ARBT33に出
力される。アービトレーション回路ARBT33では、
DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A30からのメモリ
アレイ32に対するアクセス要求(AREQ)とDATA/ADDR
ARRANGEMENT LOGIC−Bからのメモリアレイ32に対
するアクセス要求(BREQ)とを調停して、アクセス要求
権を得た方に、選択信号(SELA/SELB)およびレディ信
号(RDYA/RDYB)を返し、メモリアレイ32にチップセ
レクト信号(CSN)を出力する。チャネル側がメモリア
レイ32へのアクセス権を得た場合、スレーブモードC
HCTL22に送られてきたコマンドポートアドレスお
よびデータはメモリアレイ32に書き込まれる。即ち、
マスタモードCHCTL21内のコマンドポートと同一
性を保ったコマンドポートが、スレーブモードCHCT
L22内にも用意される。
【0036】一方、下位プロセッサシステム20側は、
バックグランド処理系でメモリアレイ32内のコマンド
ポート内のコマンドレジスタCMNDを監視しており、
コマンドレジスタに0以外の値がロードされたら、上位
プロセッサシステム19からのマクロ命令があったもの
と判断し、必要なコマンドポートをリードして、それに
対するマクロ命令処理を実行する。
【0037】そして、下位プロセッサシステム20にお
いて、前記マクロ命令に対する処理が終了した後は、下
位プロセッサシステム20は上位プロセッサシステム1
9へ送るパラメータをメモリアレイ32内に設けたデマ
ンドポート内のデータレジスタにロードし、次いで終了
ステータスレジスタの内容i(トークンとして使用され
るジョブ番号)を、下位プロセッサシステム20から上
位プロセッサシステム19への要求レジスタDMND
(デマンドポート内にある)にエコーバックし、コマン
ドレジスタの値を0に戻した後、バックグランド処理系
に戻る。
【0038】ここで、下位プロセッサシステム20から
上位プロセッサシステム19へのデータ用レジスタおよ
び要求レジスタDMNDは、メモリアレイ32内のデマ
ンドポートに割付られている。すなわち、下位プロセッ
サシステム20から、デマンドポートに対するアドレス
(IADDR0〜7)、デマンドポートに書き込むデータ(ODA
TA0〜15)、および図中にIACMNDN(信号名末尾のNは負
論理を示す)と示した制御信号(リード信号IARDN、ラ
イト信号IAWTN等)がDATA/ADDR ARRANGEMENTLOGIC−A
30に与えられる。これらの信号から、DATA/ADDR AR
RANGEMENT LOGIC−A30はメモリアレイ32に対する
アドレスAA0〜7、データAD0〜7、ライト信号AWT、およ
びアービトレーション回路ARBT33に出力されるメモリ
アレイ32へのアクセス要求信号AREQを生成し、出力す
る。アービトレーション回路ARBT33では、DATA/
ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A30からのメモリアレイ
32に対するアクセス要求(AREQ)とDATA/ADDR ARRA
NGEMENT LOGIC−Bからのメモリアレイに対するアクセ
ス要求(BREQ)とを調停して、アクセス要求権を得た方
に、選択信号(SELA/SELB)およびレディ信号(RDYA/
RDYB)を返し、メモリアレイ32にチップセレクト信号
(CSN)を出力する。
【0039】そして下位プロセッサシステム20側がメ
モリアクセス権を得た場合は、メモリアレイ32内の所
定のデマンドポートに所定のデータが書き込まれるとと
もに、このデマンドポートアドレスおよびデータがロジ
ックB,C31のBus Transfer Protocol Logicに送
られ、ここで規定するチャネル通信プロトコルに従っ
て、チャネルを介して、上位プロセッサシステム19側
のマスタモードCHCTL21に送られる。このチャネ
ル通信プロトコルに関しては、先に述べたように、次に
詳しく述べる。
【0040】次に、マスタモードCHCTL21での動
作を図2を用いて説明する。図2において、プロセッサ
側と示した側が上位プロセッサシステム19とのインタ
ーフェース側となり、チャネル側と示した側がチャネル
とのインターフェース側となる。図2に示すマスタモー
ドCHCTL21に送られてきたデマンドポートアドレ
スおよびデータはマスタモードCHCTL21のロジッ
クB,C24のBus Transfer Protocol Logicに入
り、ロジックB,C24でメモリアレイ25に対するア
ドレスBA0〜7およびデータBD0〜7に戻され、ライト信号
BWTとともに、メモリアレイ25に出力される。このと
き、ロジックB,C24から、メモリアレイ25に対す
るアクセス要求信号BREQがアービトレーション回路AR
BT26に出力される。アービトレーション回路ARB
T26では、DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A23
からのメモリアレイ25に対するアクセス要求(AREQ)
とDATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−B24からメモリ
アレイ25に対するアクセス要求(BREQ)とを調停し
て、アクセス要求権を得た方に、選択信号(SELA/SEL
B)およびレディ信号(RDYA/RDYB)を返し、メモリア
レイ25にチップセレクト信号(CSN)を出力する。チ
ャネル側がメモリアレイアクセス権を得た場合、スレー
ブモードCHCTL22から送られてきたデマンドポー
トアドレスおよびデータはメモリアレイ25に書き込ま
れる。即ち、スレーブモードCHCTL22内のデマン
ドポートと同一性を保ったデマンドポートが、マスタモ
ードCHCTL21内にも用意される。
【0041】このデマンドポート内の要求レジスタDM
NDに書き込みが行われた場合、要求レジスタに書き込
みが生じたことを示す信号が割り込みコントローラ(I
NT.CTL.)27に送られ、これをもとに割り込み
コントローラ27は、割り込み要求信号OINTN28およ
び割り込みステータス信号OINTSTN29を生成し、上位
プロセッサシステム19側に出力する。
【0042】OINTN28およびOINTSTN29を受けた上位
プロセッサシステム19は、この割り込みを受け付けた
後、割り込み内容に応じた割り込みサービスを開始す
る。この割り込みサービスの中に要求レジスタをリード
するルーチンが記述されており、これによって上位プロ
セッサシステム19は、この要求レジスタに対するアド
レス(IADDR0〜7)、および図中にIACMNDN(信号名末尾
のNは負論理を示す)と示した制御信号(リード信号IAR
DN等)をマスタモードCHCTL21に与える。これら
の信号から、DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A23
にてメモリアレイ25に対するアドレスAA0〜7、リード
信号ARD、およびアービトレーション回路ARBT26に出
力されるメモリアレイ25へのアクセス要求信号AREQが
生成され、出力される。アービトレーション回路ARB
T26では、DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A23
からのメモリアレイ25に対するアクセス要求(AREQ)
とロジックB,C24のDATA/ADDR ARRANGEMENT LOG
IC−Bからのメモリアレイ25に対するアクセス要求(B
REQ)とを調停して、アクセス要求権を得た方に、選択
信号(SELA/SELB)およびレディ信号(RDYA/RDYB)を
返し、メモリアレイ25にチップセレクト信号(CSN)
を出力する。
【0043】そして上位プロセッサシステム19側がメ
モリアクセス権を得た場合は、上位プロセッサシステム
19は要求レジスタに書かれているジョブ番号iを読み
込み、下位プロセッサシステム20がジョブ番号iのジ
ョブの処理を終了したことを知る。そして、必要に応じ
て、デマンドポート内のレジスタの値を読み込むことに
より下位プロセッサシステム20での処理結果を受け取
った後に、次の処理(例えば、次のマクロ命令の発行)
に進む。
【0044】このような、ジョブ番号iをトークンとす
る動的トークンループを用いたプロセッサシステム間の
トップダウンコマンド・ボトムアップデマンドによって
システムを制御する方法を自律型システム制御と呼ぶこ
ととする。
【0045】次に、先に述べたCHCTLのチャネル通
信プロトコルについて述べる。
【0046】CHCTLのチャネル通信プロトコルに
は、大きく分けて上位プロセッサシステム19側から下
位プロセッサシステム20側へのチャネル通信プロトコ
ルと、下位プロセッサシステム20側から上位プロセッ
サシステム19側へのチャネル通信プロトコルとの2種
類の通信プロトコルがある。図4に上位プロセッサシス
テム19側から下位プロセッサシステム20側へのチャ
ネル通信プロトコルを示し、図5に下位プロセッサシス
テム20側から上位プロセッサシステム19側へのチャ
ネル通信プロトコルを示す。
【0047】図4に示すように、CHCTLを用いたチ
ャネル通信のためには、SREQN、MACK、IOD0〜IOD2の5
種類の信号および信号用グランドGが必要である。ここ
で、SREQNはスレーブモードCHCTL(SL)38か
らマスタモードCHCTL(MS)37への情報転送要
求を示す信号、MACKはマスタモードCHCTL37から
スレーブモードCHCTL38へ出力されるクロック信
号、IOD0〜IOD2はMACKに同期して出力されるコントロー
ルコード、アドレス、データを示す信号を示し、図中の
信号名の先頭に付されたIは入力信号であることを、O
は出力信号であることを、I/Oは入出力信号であるこ
とを示す。なお、ここでは16bitのデータ(D0〜D1
5)、8bitのアドレス(A0〜A7)情報を転送する場
合を例にとって説明する。
【0048】1.マスタモードCHCTL37からスレ
ーブモードCHCTL38へ情報を転送する場合 (a)8bitデータの転送を行う場合 図4に示すごとく、スレーブモードCHCTL38から
の転送要求信号SREQNのアクティブ、非アクティブに拘
らず、マスタモードCHCTL37からスレーブモード
CHCTL38への転送は開始される。クロック信号MA
CKに同期して、IOD0〜IOD2に、次のシーケンスで3bi
tづつ情報が出力される。
【0049】<No.0>コントロールコードCTL 第2bit(MSB):転送方向を表すMREQN (MREQN=0のときマスタモードCHCTL37からスレ
ーブモードCHCTL38への転送を示し、MREQN=1の
ときスレーブモードCHCTL38からマスタモードC
HCTL39への転送を示す。) 第1bit :D0〜D7,A0〜A7,MA16N,MREQNの
パリティビット 但し、MA16Nは転送するデータのデータ長を示す(MA16N
=0のとき16bit転送、MA16N=1のとき8bit転送を示す) 第0bit(LSB):MREQN、MA16N、A0〜A7のパリティ
ビット <No.1>アドレスコードADDR0 第2bit(MSB):アドレスA2 第1bit :アドレスA1 第0bit(LSB):アドレスA0 <No.2>アドレスコードADDR1 第2bit(MSB):アドレスA5 第1bit :アドレスA4 第0bit(LSB):アドレスA3 <No.3>アドレスコードADDR2 第2bit(MSB):MA16N 第1bit :アドレスA7 第0bit(LSB):アドレスA6 <No.4>データコードDAT0L 第2bit(MSB):データD2 第1bit :データD1 第0bit(LSB):データD0 <No.5>データコードDAT1L 第2bit(MSB):データD5 第1bit :データD4 第0bit(LSB):データD3 <No.6>データコードDAT2L 第2bit(MSB):D0〜D7,A0〜A7,MA16Nのパリティ
ビット 第1bit :データD7 第0bit(LSB):データD6 この次にエラー検出サイクルが実行される。このサイク
ルでは、スレーブモードCHCTL38が受け取った情
報に基づき生成したパリティ情報をスレーブモードCH
CTL38からマスタモードCHCTL37へ送り、元
の情報と比較して転送エラーを検出する。この、エラー
検出サイクルでエラーが検出されなければ、転送を終了
し、エラーが生じていた場合は、転送をやり直す。
【0050】(b)16bitデータの転送を行う場合 図4のb)に示すごとく、スレーブモードCHCTL3
8からの転送要求信号SREQNのアクティブ、非アクティ
ブに拘らず、マスタモードCHCTL37からスレーブ
モードCHCTL38への転送は開始される。クロック
信号MACKに同期して、IOD0〜IOD2に、次のシーケンスで
3bitづつ情報が出力される。
【0051】<No.0>コントロールコードCTL 第2bit(MSB):転送方向を表すMREQN (MREQN=0のときマスタモードCHCTL37からスレ
ーブモードCHCTL38への転送を示し、MREQN=1の
ときスレーブモードCHCTL38からマスタモードC
HCTL39への転送を示す。) 第1bit :D0〜D15,A0〜A7,MA16N,MREQNの
パリティビットMA16Nは転送するデータのデータ長を示
す。
【0052】(MA16N=0のとき16bit転送、MA16N=1のと
き8bit転送を示す) 第0bit(LSB):MREQN、MA16N、A0〜A7のパリティ
ビット <No.1>アドレスコードADDR0 第2bit(MSB):アドレスA2 第1bit :アドレスA1 第0bit(LSB):アドレスA0 <No.2>アドレスコードADDR1 第2bit(MSB):アドレスA5 第1bit :アドレスA4 第0bit(LSB):アドレスA3 <No.3>アドレスコードADDR2 第2bit(MSB):MA16N 第1bit :アドレスA7 第0bit(LSB):アドレスA6 <No.4>データコードDAT0L 第2bit(MSB):データD2 第1bit :データD1 第0bit(LSB):データD0 <No.5>データコードDAT1L 第2bit(MSB):データD5 第1bit :データD4 第0bit(LSB):データD3 <No.6>データコードDAT2L 第2bit(MSB):Parity bit of D0〜D7,A0〜A
7,MA16N 第1bit :データD7 第0bit(LSB):データD6 <No.7>データコードDAT0H 第2bit(MSB):データD10 第1bit :データD9 第0bit(LSB):データD8 <No.8>データコードDAT1H 第2bit(MSB):データD13 第1bit :データD12 第0bit(LSB):データD11 <No.9>データコードDAT2H 第2bit(MSB):Parity bit of D8〜D15 第1bit :データD15 第0bit(LSB):データD14 この次にエラー検出サイクルが実行される。このサイク
ルでは、スレーブモードCHCTL38が受け取った情
報に基づき生成したパリティ情報をスレーブモードCH
CTL38からマスタモードCHCTL37へ送り、元
の情報と比較して転送エラーを検出する。この、エラー
検出サイクルでエラーが検出されなければ、転送を終了
し、エラーが生じていた場合は、転送をやり直す。
【0053】2.スレーブモードCHCTL38からマ
スタモードCHCTL37へ転送する場合 (a)8bitデータの転送を行う場合 図5のa)に示すごとく、SREQNをアクティブにして、
この要求がマスタモードCHCTL37によって受け付
けられ、前記コントロールコードCTLがマスタモードC
HCTL37からスレーブモードCHCTL38へ転送
された後、スレーブモードCHCTL38からマスタモ
ードCHCTL37への転送を開始する。その後のシー
ケンスは、前記1.(a)の場合と同様である。但し、
エラー検出サイクルでは、マスタモードCHCTL37
が受け取った情報に基づき生成したパリティ情報をマス
タモードCHCTL37からスレーブモードCHCTL
38へ送り、元の情報と比較して転送エラーを検出す
る。
【0054】(b)16bitデータの転送を行う場合 図5のb)に示すごとく、SREQNをアクティブにして、
この要求がマスタモードCHCTL37によって受け付
けられ、前記コントロールコードCTLがマスタモードC
HCTL37からスレーブモードCHCTL38へ転送
された後、スレーブモードCHCTL38からマスタモ
ードCHCTL37への転送を開始する。その後のシー
ケンスは、前記1.(b)の場合と同様である。但し、
エラー検出サイクルでは、マスタモードCHCTL37
が受け取った情報に基づき生成したパリティ情報をマス
タモードCHCTL37からスレーブモードCHCTL
38へ送り、元の情報と比較して転送エラーを検出す
る。
【0055】以上の動作シーケンスは、上位プロセッサ
が下位プロセッサに対してコマンドを発行し、これに対
する処理を下位プロセッサが行った後、下位プロセッサ
が上位プロセッサに対してデマンドを発行するものであ
った。
【0056】これとは逆に、下位プロセッサが上位プロ
セッサに対してコマンドを発行し、これに対する処理を
上位プロセッサが行った後、上位プロセッサが下位プロ
セッサに対してデマンドを発行するシーケンスにも本実
施例は対応することができ、そのときの回路動作は、前
記動作記述の内、下位プロセッサと上位プロセッサを入
れ替えれたものと同様である。
【0057】また、マスタモードCHCTL21とスレ
ーブモードCHCTL22とをつなぐ信号線の接続方式
として、たとえば作動ドライブ、ツイストペア、シング
ルライン等の方法を用いることができる。
【0058】本実施例により、2つのプロセッサシステ
ム(例えば、上位プロセッサシステムと下位プロセッサ
システム)間の物理的距離が、例えば数メートル〜数十
メートル離れている場合でも、このどちらのプロセッサ
システムからも正しくアクセスすることができ、しかも
特定ポートにアクセスが生じたとき、この2つのプロセ
ッサのどちらに対しても割り込み要求を生成できる記憶
システムを構築することができて、前記2つのプロセッ
サ間で自律型システム制御ができる効果がある。
【0059】さらに、上位プロセッサシステム19側の
チャネルコントローラA2と下位プロセッサ側のチャネ
ルコントローラB3との間の通信をチャネル通信プロト
コルを用いて行うことにより、この間の通信用信号線の
数を、例えばこの間をバスで結んだ場合に比べて減らす
ことができる効果がある。また、これにより通信システ
ムのコストを下げ、外来電磁界ノイズに対する通信の信
頼性をあげることができる効果がある。また、本実施例
ではデータ線を3本用意しており、これらを並列に動作
させているため、8ビットデータの転送にはMACK3クロ
ック分(データ部のみ)で済み、データを1ビットづつ
転送するシリアル通信方式に比べランダムアクセス速度
をあげることができる。
【0060】さらに、例えば図6に示すような片側(図
6の場合は下位プロセッサシステム54側)にのみ相互
割り込み要求発生機能付きDPRシステムB41を持つ
システムにおいては、上位プロセッサシステム53が相
互割り込み要求発生機能付DPRシステムB41をリー
ドする際は、上位プロセッサシステム53がリードする
アドレス、およびアクセスリクエストを、チャネルコン
トローラA39が所定のチャネル通信プロトコルに従っ
てチャネルコントローラB40に送り、チャネルコント
ローラB40は、チャネルコントローラA39から所定
のチャネル通信プロトコルに従って送られてきたアドレ
スおよびアクセスリクエストの情報を所定のチャネル通
信プロトコルに従って、元の情報に戻して相互割り込み
要求発生機能付DPRシステムB41に送る。相互割り
込み要求発生機能付DPRシステムB41では、これに
基づきDPRのアクセスアービトレーションを行い、ア
クセス可能であった場合には、前記アドレスのデータ
を、チャネルコントローラB40に送り、アクセス不可
能であった場合には、可能になるまで上位プロセッサシ
ステムを待たせる。チャネルコントローラB40に送ら
れてきたデータは所定のチャネル通信プロトコルに従っ
てチャネルコントローラA39に送られ、チャネルコン
トローラA39は、チャネルコントローラB40から所
定のチャネル通信プロトコルに従って送られてきたデー
タの情報を所定のチャネル通信プロトコルに従って、元
の情報に戻して上位プロセッサシステム53に送る。
【0061】これに対して、図1に示す本発明の第1実
施例では、上位プロセッサシステム19がDPRから情
報を読み込む場合は、割り込み要求発生機能付記憶シス
テムA1から直接該情報の読み出しを行うことができる
上、上位プロセッサシステム19から割り込み要求発生
機能付DPRシステムA1をリードする時も、下位プロ
セッサシステム20から割り込み要求発生機能付DPR
システムB4をリードする時も、互いにコンフリクショ
ンを起こさないため、図6に示す場合に比べ、上位プロ
セッサシステム19および下位プロセッサシステム20
のDPRに対するランダムアクセス速度をあげることが
できる効果がある。
【0062】図1に示す本実施例の構成を採ることによ
り、ユーザからは上位プロセッサと下位プロセッサがあ
たかも1つの相互割り込み要求発生機能付DPRで結合
されているように見え、しかもチャネル通信プロトコル
を特に意識せずともよいため、上位プロセッサと下位プ
ロセッサとの間の距離が離れていても、両者の間を相互
割り込み要求発生機能付DPRでバス結合した場合と同
様の使い勝手の良さを得ることができる。
【0063】本発明においては、システムの制御は、こ
のようなコマンド/デマンド(動的要求)を用いた動的
トークンループによる自律型システム制御を用いてい
る。このようなボトムアップ型システム制御を行うこと
により、システムが複数のプロセッサからなる階層構造
のシステムであっても、各プロセッサを自律化させるこ
とができる。
【0064】従って、上位プロセッサシステム19と下
位プロセッサシステム20との距離が、物理的に離れる
(例えば数メートルから数十メートル)場合でも、必要
以上の情報が上位プロセッサシステム19に行くことが
なく、また下位プロセッサシステム20で処理可能なタ
スクは全て下位プロセッサシステム20で処理できるの
で、上位プロセッサシステム19と下位プロセッサシス
テム20との間の通信量、および上位プロセッサシステ
ム19の処理負担を大幅に軽減でき、上位プロセッサシ
ステム19は、従来のOSを用いたマルチタスキングに
比べて、非常に小さいオーバーヘッドにて下位プロセッ
サシステム20のシステム管理を動的に行うことができ
るという効果がある。
【0065】また、上位プロセッサシステム19はシー
ケンシャルな1つのシーケンスを処理するため、上位プ
ロセッサシステム19上でマルチタスキングが行われる
にもかかわらず、そのソフトウェアの記述は容易であ
り、しかもシステム全体の制御は、上位プロセッサシス
テム19から下位プロセッサシステム20へのトップダ
ウン制御による集中管理を行った場合と同等の特性を得
ることができる効果がある。
【0066】<第2実施例>次に本発明の第2の実施例
を図7を用いて説明する。第2の実施例は、上位プロセ
ッサシステム56と、該上位プロセッサシステム56に
マスタモードCHCTL59〜64、スレーブモードC
HCTL65〜70を介して接続された下位プロセッサ
システム58および前記上位プロセッサシステム56に
マスタモードCHCTL71〜73、スレーブモードC
HCTL74〜76を介して接続された下位プロセッサ
システム58を含んで構成されており、マスタモードC
HCTL59〜64、71〜73、及びスレーブモード
CHCTL65〜70、74〜76は前記第1の実施例
で述べたマスターモードCHCTL21及びスレーブモ
ードCHCTL22と同様の構成を有している。
【0067】図7に示す第2の実施例では、下位プロセ
ッサシステム58は、センサインターフェイスプロセッ
サ78、ステアリングコントローラ79、ブレーキコン
トローラ80、エンジン/ATコントローラ81、サス
ペンションコントローラ82、センサインターフェイス
プロセッサ83を含んで構成されており、さらに各スレ
ーブプロセッサの下に、ターゲットシステムが付加され
ている。図7に示す第2の実施例では、ターゲットシス
テムとして、センサインターフェイスプロセッサ78に
接続された自動車を制御することを想定した場合の外部
環境、ステアリングコントローラ79に接続されたステ
アリングシステム、ブレーキコントローラ80に接続さ
れたブレーキシステム、エンジン/ATコントローラ8
1に接続されたエンジン/ATシステム、サスペンショ
ンコントローラ82に接続されたサスペンションシステ
ム、センサインターフェイスプロセッサ83に接続され
た車体運動状態等がある。また、下位プロセッサシステ
ム57は、マンマシンインターフェイスプロセッサA8
4、外部データベースインターフェイスプロセッサ8
5、画像処理プロセッサ86を含んで構成されており、
さらに各スレーブプロセッサの下に、ターゲットシステ
ムが付加されている。付加されたターゲットシステムと
しては、外部データベースインターフェイスプロセッサ
85に接続された外部データベース、画像処理プロセッ
サ86に接続された画像センサ等がある。
【0068】また、上位プロセッサシステム56と下位
プロセッサシステム57、58を構成する各スレーブプ
ロセッサとの間は、それぞれLAN77で接続されてい
る。
【0069】また、図7では上位プロセッサシステム5
6として、制御系プロセッサ87、知能系プロセッサ8
8を相互割り込み機能付きDPR(Dual Port RAM)8
9で密結合して一体化し1プロセッサ化したものを選ん
だ場合の例を示している。
【0070】スレーブモードCHCTL65は、マスタ
モードCHCTL59から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報をセンサインターフェイスプロセッサ78に送
り、センサインターフェイスプロセッサ78から上位プ
ロセッサシステム56へのデマンド情報を所定の通信プ
ロトコルに従ってマスタモードCHCTL59に送る。
【0071】スレーブモードCHCTL66は、マスタ
モードCHCTL60から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報をステアリングコントローラ79に送り、ステ
アリングコントローラ79から上位プロセッサシステム
56へのデマンド情報を所定の通信プロトコルに従って
マスタモードCHCTL60に送る。
【0072】スレーブモードCHCTL67は、マスタ
モードCHCTL61から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報をブレーキコントローラ80に送り、ブレーキ
コントローラ80から上位プロセッサシステム56への
デマンド情報を所定の通信プロトコルに従ってマスタモ
ードCHCTL61に送る。
【0073】スレーブモードCHCTL68は、マスタ
モードCHCTL62から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報をエンジン/ATコントローラ81に送り、エ
ンジン/ATコントローラ81から上位プロセッサシス
テム56へのデマンド情報を所定の通信プロトコルに従
ってマスタモードCHCTL62に送る。
【0074】スレーブモードCHCTL69は、マスタ
モードCHCTL63から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報をサスペンションコントローラ82に送り、サ
スペンションコントローラ82から上位プロセッサシス
テム56へのデマンド情報を所定の通信プロトコルに従
ってマスタモードCHCTL63に送る。
【0075】スレーブモードCHCTL70は、マスタ
モードCHCTL64から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報をセンサインターフェイスプロセッサ83に送
り、センサインターフェイスプロセッサ83から上位プ
ロセッサシステム56へのデマンド情報を所定の通信プ
ロトコルに従ってマスタモードCHCTL64に送る。
【0076】スレーブモードCHCTL74は、マスタ
モードCHCTL71から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報をマンマシンインターフェイスプロセッサA8
4に送り、マンマシンインターフェイスプロセッサA8
4から上位プロセッサシステム56へのデマンド情報を
所定の通信プロトコルに従ってマスタモードCHCTL
71に送る。
【0077】スレーブモードCHCTL75は、マスタ
モードCHCTL72から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報を外部データベースインターフェイスプロセッ
サ85に送り、外部データベースインターフェイスプロ
セッサ85から上位プロセッサシステム56へのデマン
ド情報を所定の通信プロトコルに従ってマスタモードC
HCTL72に送る。
【0078】スレーブモードCHCTL76は、マスタ
モードCHCTL73から所定の通信プロトコルに従っ
て送られてくる上位プロセッサシステム56からのコマ
ンド情報を画像処理プロセッサ86に送り、画像処理プ
ロセッサ86から上位プロセッサシステム56へのデマ
ンド情報を所定の通信プロトコルに従ってマスタモード
CHCTL73に送る。
【0079】マスタモードCHCTL59は上位プロセ
ッサシステム56からセンサインターフェイスプロセッ
サ78へのコマンド情報を所定の通信プロトコルに従っ
てスレーブモードCHCTL65に送り、スレーブモー
ドCHCTL65から所定の通信プロトコルに従って送
られてくるセンサインターフェイスプロセッサ78から
のデマンド情報およびこれに基づく割り込み信号を上位
プロセッサシステム56に送る。
【0080】マスタモードCHCTL60は上位プロセ
ッサシステム56からのステアリングコントローラ79
へのコマンド情報を所定の通信プロトコルに従ってスレ
ーブモードCHCTL66に送り、スレーブモードCH
CTL66から所定の通信プロトコルに従って送られて
くるステアリングコントローラ79からのデマンド情報
およびこれに基づく割り込み信号を上位プロセッサシス
テム56に送る。
【0081】マスタモードCHCTL61は上位プロセ
ッサシステム56からのブレーキコントローラ80への
コマンド情報を所定の通信プロトコルに従ってスレーブ
モードCHCTL67に送り、スレーブモードCHCT
L67から所定の通信プロトコルに従って送られてくる
ブレーキコントローラ80からのデマンド情報およびこ
れに基づく割り込み信号を上位プロセッサシステム56
に送る。
【0082】マスタモードCHCTL62は上位プロセ
ッサシステム56からエンジン/ATコントローラ81
へのコマンド情報を所定の通信プロトコルに従ってスレ
ーブモードCHCTL68に送り、スレーブモードCH
CTL68から所定の通信プロトコルに従って送られて
くるエンジン/ATコントローラ81からのデマンド情
報およびこれに基づく割り込み信号を上位プロセッサシ
ステム56に送る。
【0083】マスタモードCHCTL63は上位プロセ
ッサシステム56からのサスペンションコントローラ8
2へのコマンド情報を所定の通信プロトコルに従ってス
レーブモードCHCTL69に送り、スレーブモードC
HCTL69から所定の通信プロトコルに従って送られ
てくるサスペンションコントローラ82からのデマンド
情報およびこれに基づく割り込み信号を上位プロセッサ
システム56に送る。
【0084】マスタモードCHCTL64は上位プロセ
ッサシステム56からのセンサインターフェイスプロセ
ッサ83へのコマンド情報を所定の通信プロトコルに従
ってスレーブモードCHCTL70に送り、スレーブモ
ードCHCTL70から所定の通信プロトコルに従って
送られてくるセンサインターフェイスプロセッサ83か
らのデマンド情報およびこれに基づく割り込み信号を上
位プロセッサシステム56に送る。
【0085】マスタモードCHCTL71は上位プロセ
ッサシステム56からのマンマシンインターフェイスプ
ロセッサA84へのコマンド情報を所定の通信プロトコ
ルに従ってスレーブモードCHCTL74に送り、スレ
ーブモードCHCTL74から所定の通信プロトコルに
従って送られてくるマンマシンインターフェイスプロセ
ッサA84からのデマンド情報およびこれに基づく割り
込み信号を上位プロセッサシステム56に送る。
【0086】マスタモードCHCTL72は上位プロセ
ッサシステム56からの外部データベースインターフェ
イスプロセッサ85へのコマンド情報を所定の通信プロ
トコルに従ってスレーブモードCHCTL75に送り、
スレーブモードCHCTL75から所定の通信プロトコ
ルに従って送られてくる外部データベースインターフェ
イスプロセッサ85からのデマンド情報およびこれに基
づく割り込み信号を上位プロセッサシステム56に送
る。
【0087】マスタモードCHCTL73は上位プロセ
ッサシステム56からの画像処理プロセッサ86へのコ
マンド情報を所定の通信プロトコルに従ってスレーブモ
ードCHCTL76に送り、スレーブモードCHCTL
76から所定の通信プロトコルに従って送られてくる画
像処理プロセッサ86からのデマンド情報およびこれに
基づく割り込み信号を上位プロセッサシステム56に送
る。
【0088】本実施例において下位プロセッサシステム
を構成する各スレーブプロセッサ(図7ではステアリン
グコントローラ79、ブレーキコントローラ80、エン
ジン/ATコントローラ81、サスペンションコントロ
ーラ82、センサインターフェイスプロセッサ78、8
3、マンマシンインターフェイスプロセッサA84、外
部データベースインターフェイスプロセッサ85、画像
処理プロセッサ86)は、それぞれ上位プロセッサシス
テム56からCHCTL60・66、61・67、62
・68、63・69、59・65、64・70、71・
74、72・75、73・76を介して送られてくるト
ークン付きのマクロ命令に従って、それぞれの担当する
システムの制御処理を行い、必要に応じて処理結果をス
レーブモードCHCTL内のデマンドポートに書き込
み、このマクロ命令を受け付けた後、次のマクロ命令の
受付が可能になった場合(例えば受付済みのマクロ命令
の処理が終了した場合、またはスレーブプロセッサがマ
クロ命令バッファを備えていて、ここに受付られたマク
ロ命令が実行段階に入っていて、次のマクロ命令を、こ
のマクロ命令バッファに受付可能になった場合等)に、
このマクロ命令に付けられて送られてきたトークン(例
えばジョブ番号i)を付けて、それぞれCHCTL60
・66、61・67、62・68、63・69、59・
65、64・70、71・74、72・75、73・7
6を介して上位プロセッサシステム56にデマンド割り
込みを発生して、次にこのスレーブプロセッサで処理す
べきマクロ命令の発行を要求する。上位プロセッサシス
テム56は、このデマンド要求を受けた場合、それに付
けられたトークンを解析し、どのマクロ命令に付けられ
たトークンかを判定して、必要に応じて下位プロセッサ
システム57、58からの処理結果を読みとった後、そ
のマクロ命令の次にそのスレーブプロセッサで実行すべ
きマクロ命令を、前記と同様にして、該スレーブプロセ
ッサに送る。
【0089】本実施例においては、システムの制御は、
このような動的トークンループによるコマンド/デマン
ド(動的要求)を用いた自律型システム制御にて行う。
このような自律型システム制御を行うことにより、例え
ば図7に示すような複数のプロセッサからなる階層構造
のシステムの各プロセッサを自律化させることができ
る。
【0090】本実施例によれば、前記CHCTLは上位
プロセッサシステム側と下位プロセッサシステム側のそ
れぞれに用意されており、CHCTL間では所定の通信
プロトコルによって通信が行われるため、上位プロセッ
サシステム56と下位プロセッサシステム57、58と
の距離が、物理的に離れる(例えば数メートルから数十
メートル)場合でも、正しく通信を行うことができ、上
述のトークンループを用いた自律型システム制御を実行
することができる。従って、上位プロセッサシステム5
6と下位プロセッサシステム57、58との距離が、物
理的に離れる(例えば数メートルから数十メートル)場
合でも、必要以上の情報が上位プロセッサシステム56
に行くことがなく、また下位プロセッサシステム57、
58で処理可能なタスクは全て下位プロセッサシステム
57、58で処理できるので、上位プロセッサシステム
56と下位プロセッサシステム57、58との間の通信
量、および上位プロセッサシステム56の処理負担を大
幅に軽減でき、上位プロセッサシステム56は、従来の
OSを用いたマルチタスキングに比べて、非常に小さい
オーバーヘッドにてスレーブプロセッサのシステム管理
を動的に行うことができるという効果がある。
【0091】また、上位プロセッサシステム56はシー
ケンシャルな1つのシーケンスを処理するため、上位プ
ロセッサシステム56上でマルチタスキングが行われる
にもかかわらず、そのソフトウェアの記述は容易であ
り、しかもシステム全体の制御は、上位プロセッサシス
テム56から下位プロセッサシステム57、58へのト
ップダウン制御による集中管理を行った場合と同等の特
性を得ることができる効果がある。
【0092】また、上位プロセッサシステム56と下位
プロセッサシステム57、58との間をそれぞれLAN
で接続した場合は、上述の効果に加えて、さらに次の効
果がある。
【0093】即ち、図7に示す本実施例のようにLAN
77を設け、それを異常・非常処理用ホットラインとし
て用いた場合、その異常・非常処理の要求経路は、各下
位プロセッサシステム57、58からLAN77を経由
して、直接上位プロセッサシステム56へ至る経路とな
り、上記LANを設けない場合に比べ、前記異常・非常
処理要求が上位プロセッサシステム56に到着するまで
のオーバーヘッドを短くすることができるため、より早
く異常・非常処理要求が受付られるという効果がある。
この効果は、下位プロセッサシステム57、58の階層
数が増すほど大きくなる。
【0094】さらに、上位プロセッサシステム側のチャ
ネルコントローラと下位プロセッサ側のチャネルコント
ローラとの間の通信をチャネル通信プロトコルを用いて
行うことにより、この間の通信用信号線の数を、例えば
この間をバスで結んだ場合に比べて減らすことができる
効果がある。
【0095】さらに、本実施例により、上位プロセッサ
システムは、従来のOSを用いたマルチタスキングに比
べて、非常に小さいオーバーヘッドにて下位プロセッサ
システムのシステム管理を動的に行うことができるとい
う効果がある。また、上位プロセッサシステムはシーケ
ンシャルな1つのシーケンスを処理するため、上位プロ
セッサシステム上でマルチタスキングが行われるにもか
かわらず、そのソフトウェアの記述は容易であり、しか
もシステム全体の制御は、上位プロセッサシステムから
下位プロセッサシステムへのトップダウン制御による集
中管理を行った場合と同等の特性を得ることができる効
果がある。
【0096】
【発明の効果】本発明により、2つのプロセッサシステ
ム(例えば、上位プロセッサシステムと下位プロセッサ
システム)間の物理的距離が、例えば数メートル〜数十
メートル離れている場合でも、このどちらのプロセッサ
システムからも相互に正しくアクセスすることができ、
しかも特定ポートにアクセスが生じたとき、この2つの
プロセッサのどちらに対しても割り込み要求を生成でき
る記憶システムを構築することができて、前記2つのプ
ロセッサ間で自律型システム制御ができるので、ネット
ワークに複数のプロセッサシステムが接続されている場
合でも特定のプロセッサシステムの負担が大きくなるこ
とがなく、システムのリアルタイム性が損なわれないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示すマスターモードCHCTLの要部構
成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すスレーブモードCHCTLの要部構
成例を示すブロック図である。
【図4】図1に示す実施例でのマスターモードCHCT
LからスレーブモードCHCTLへのチャネル通信プロ
トコルを示す概念図である。
【図5】図1に示す実施例でのスレーブモードCHCT
LからマスターモードCHCTLへのチャネル通信プロ
トコルを示す概念図である。
【図6】下位プロセッサシステム側にのみ相互割り込み
要求発生機能付きDPRシステムを持つシステムの要部
構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2実施例の要部構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 割り込み要求発生機能付きDPRシステムA 2 チャネルコントローラA 3 チャネルコントローラB 4 割り込み要求発生機能付きDPRシステムB 23 DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A 24 DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−B,BUS TRAN
SFER PROTOCOLLOGIC 25 メモリアレイ 26 アービトレーション回路 27 割り込みコントローラ 30 DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−A 31 DATA/ADDR ARRANGEMENT LOGIC−B,BUS TRAN
SFER PROTOCOLLOGIC 32 メモリアレイ 33 アービトレーション回路 34 割り込みコントローラ 56 上位プロセッサシステム 57 下位プロセッサシステム 58 下位プロセッサシステム 59,60,61,62,63,64 マスターモード
CHCTL 65,66,67,68,69,70 スレーブモード
CHCTL 71,72,73 マスターモードCHCTL 74,75,76 スレーブモードCHCTL 77 LAN 78 センサインターフェースプロセッサ 79 ステアリングコントローラ 80 ブレーキコントローラ 81 エンジン/ATコントローラ 82 サスペンションコントローラ 83 センサインターフェースプロセッサ 84 マンマシンインターフェースプロセッサ 85 外部データベースインターフェースプロセッサ 86 画像処理プロセッサ 87 制御系プロセッサ 88 知能系プロセッサ 89 相互割込み機能付きDPR(デュアルポートラ
ム)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−157143(JP,A) 特開 平3−235544(JP,A) 特開 平4−122142(JP,A) 特開 昭63−227241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/00 G06F 13/00 353

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサシステムAとプロセッサシス
    テムBとを含む複数のプロセッサシステム間の通信の制
    御を行う通信制御装置において、 前記プロセッサシステムAに対する割り込み要求発生機
    能を有し、プロセッサシステムAに接続されたデュアル
    ポート記憶システムAと、該デュアルポート記憶システ
    ムAに接続されたチャネルコントローラAと、前記プロ
    セッサシステムBに対する割り込み要求発生機能を有
    し、プロセッサシステムBに接続されたデュアルポート
    記憶システムBと、該デュアルポート記憶システムBに
    接続されたチャネルコントローラBと、前記チャネルコ
    ントローラAとチャネルコントローラBとを接続する通
    信路とを含んでおり、 前記デュアルポート記憶システムAは、前記プロセッサ
    システムAからと、前記チャネルコントローラBとチャ
    ネルコントローラAとを介してプロセッサシステムBか
    らとの双方からのアクセスが可能で、前記デュアルポー
    ト記憶システムBとの同一性を保つように構成され、 前記デュアルポート記憶システムBは、前記プロセッサ
    システムBからと、前記チャネルコントローラAとチャ
    ネルコントローラBとを介してプロセッサシステムAか
    らとの双方からのアクセスが可能で、前記デュアルポー
    ト記憶システムAとの同一性を保つように構成され、 前記チャネルコントローラAとチャネルコントローラB
    とは、前記通信路に対する通信プロトコルを支援するも
    のであることを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の通信制御装置において、 デュアルポート記憶システムA,B内にそれぞれプロセ
    ッサシステムAからプロセッサシステムBに対する命令
    およびパラメータを記憶するコマンドポートを備え、デ
    ュアルポート記憶システムA,B内にそれぞれプロセッ
    サシステムBからプロセッサシステムAに対する要求お
    よびパラメータを記憶するデマンドポートを備え、前記
    デュアルポート記憶システムAの割り込み機能が、前記
    デマンドポート内にプロセッサシステムBから書き込み
    があったとき、プロセッサシステムAに対し割り込み信
    号を発生する割り込み機能であることを特徴とする通信
    制御装置。
  3. 【請求項3】 装置Aと装置Bとの間の通信プロトコル
    を支援する通信制御装置において、 コントロールコード,アドレスおよびデータをそれぞれ
    伝送する3種類の信号IOD0,IOD1,IOD2と、該3種類の
    信号IOD0,IOD1,IOD2に同期して装置Aから装置Bへ伝
    送されるクロック信号MACKと、装置Bから装置Aへの情
    報伝送要求を示す信号SREQNとを生成する手段を備え、
    これらの信号によって装置Aと装置Bとの間の通信を行
    うことを特徴とする通信制御装置。
  4. 【請求項4】 プロセッサシステムAとプロセッサシス
    テムBとこの間の通信を制御する通信制御装置とからな
    るプロセッサ装置において、 前記通信制御装置は請求項2に記載の通信制御装置であ
    り、 プロセッサシステムAはプロセッサシステムBに対する
    パラメータ、ジョブ番号、命令を前記デュアルポート記
    憶システムAのコマンドポートに書き込む手段を備え、
    プロセッサシステムBは、前記デュアルポート記憶シス
    テムBのコマンドポート内の命令が書き込まれるエリア
    のコマンドレジスタに所定の値がロードされたらコマン
    ドポートをリードして、それに対する命令処理を実行
    し、処理終了後プロセッサシステムAに送るパラメータ
    およびジョブ番号を前記デュアルポート記憶システムB
    のデマンドポートに書き込み、コマンドポートを非アク
    ティブにする手段を備え、 プロセッサシステムAは、プロセッサシステムBがジョ
    ブ番号を前記デュアルポート記憶システムBのデマンド
    ポートに書き込むことによって生じた割り込みにより、
    デマンドポートのジョブ番号をリードし、プロセッサシ
    ステムBによる処理が終了したことを知り、次のステッ
    プに進む手段を備えていることを特徴とするプロセッサ
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のプロセッサ装置におい
    て、 プロセッサシステムBが複数個含まれ、各プロセッサシ
    ステムBがそれぞれに個別に配置接続された通信制御装
    置を介してプロセッサシステムAに接続されていること
    を特徴とするプロセッサ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の通信制御装置
    において、 前記チャネルコントローラA,Bが請求項3に記載の通
    信制御装置であることを特徴とする通信制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のプロセッサ装置におい
    て、 プロセッサシステムAとプロセッサシステムBとがロー
    カルエリアネットワークで接続されていることを特徴と
    するプロセッサ装置。
  8. 【請求項8】 装置Aから装置Bへの通信を支援するプ
    ロトコルにおいて、 装置Aから装置Bへ送信されるクロック信号MACKに
    同期して、3本の信号線を用いて、次のシーケンスでア
    ドレス、データの通信を行うことを特徴とする通信プロ
    トコル。 装置Aから装置Bへ、または、装置Bから装置Aへの
    通信方向を示すMREQNビット(1bit)と、MR
    EQN,送信データが16bitか8bitかを示すM
    A16Nビット、アドレス、データ用のパリティコード
    (2bit)との計3bitから成るコントロールコー
    ドを装置Aから装置Bへ送信。 アドレス8bitおよび、送信データが16bitか
    8bitかを示すMA16Nbitの計9bitを3b
    itずつ、3回に分けて装置Aから装置Bに送信。 −a)で8bitデータ送信のとき、 データ8ビットと、データ、アドレス、前記MA16N
    用パリティビット1bitとの計9ビットを3bitず
    つ、3回に分けて装置Aから装置Bに送信。 −b)で16bitデータ送信のとき、 データ16bitと、データの下位8bit、アドレ
    ス、前記MA16N用パリティビット1bitと、デー
    タの上位8bit用パリティビット1bitの計18b
    itを3bitずつ、6回に分けて装置Aから装置Bに
    送信。 装置Bで受信したアドレス、データ情報を基に、装置
    Bが生成したパリティ情報を、装置Bから装置Aに送信
    し、装置A側の情報と比較し、転送エラーをチェックす
    る。エラーがなければ、転送を終了し、エラーがあれ
    ば、転送をやり直す。
  9. 【請求項9】 装置Bから装置Aへの通信を支援するプ
    ロトコルにおいて、 装置Aから装置Bへ送信されるクロック信号MACKに
    同期して、3本の信号線を用いて、次のシーケンスでア
    ドレス、データの通信を行うことを特徴とする通信プロ
    トコル。 装置Bから装置Aへの送信要求を示すSREQN信号
    を装置Bから装置Aへ送信。 上記送信要求が、装置Aに受付けられた後、装置Aか
    ら装置Bへ、または装置Bから装置Aへの通信方向を示
    すMREQNビット(1bit)と、MREQN,送信
    データが16bitか8bitかを示すMA16Nビッ
    ト、アドレス、データ用のパリティコード(2bit)
    との計3bitから成るコントロールコードを装置Aか
    ら装置Bへ送信 アドレス8bitおよび、送信データが16bitか
    8bitかを示すMA16Nbitの計9bitを3b
    itずつ、3回に分けて装置Bから装置Aに送信。 −a)で8bitデータ送信のとき、 データ8ビットと、データ、アドレス、前記MA16N
    用パリティビット1bitとの計9ビットを3bitず
    つ、3回に分けて装置Bから装置Aに送信。 −b)で16bitデータ送信のとき、 データ16bitと、データの下位8bit、アドレ
    ス、前記MA16N用パリティビット1bitと、デー
    タの上位8bit用パリティビット1bitの計18b
    itを3bitずつ、6回に分けて装置Bから装置Aに
    送信。 装置Aで受信したアドレス、データ情報を基に、装置
    Aが生成したパリティ情報を、装置Aから装置Bに送信
    し、装置B側の情報と比較し、転送エラーをチェックす
    る。エラーがなければ、転送を終了し、エラーがあれ
    ば、転送をやり直す。
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