JP6263880B2 - ストレージ制御装置、制御装置および制御プログラム - Google Patents

ストレージ制御装置、制御装置および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ストレージ制御装置などに関する。
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)システムでは、制御装置であるコントローラモジュール(以下、「CM」)が、CM内の各種状態を、冗長化された他系のCMへとCM間通信を利用し、相互に通知する。CM間通信には、例えば、I2Cバスが用いられる。
図6は、I2Cバスを用いたCM間通信を示す図である。図6に示すように、CMは、FPGA(Field Programmable Gate Array)を備える。FPGAには、マスターポートとスレーブポートとを備える。CMは、冗長化されており、一方の系のマスターポートと他方の系のスレーブポート間でI2Cバスを用いたCM間通信を行う。
I2Cバスは、一方の系のマスターポートから出力されるクロックを用いて、データを送受信する。したがって、何らかのデバイスの故障や、信号線の異常によりクロックの信号レベルが特定のレベルに張り付くスタック故障が発生した場合に、以降のデータの送受信を含めた通信が不可能となる。このように、通信が不可能となることを、「デッドロック」という。
図7は、デッドロックとなる一例を示す図である。図7に示すように、クロック信号がスタック故障になると、クロック信号の信号レベルが変化しないので、以降のデータの送受信が不可能となる。
また、データの信号線を示すSDA(Serial Data Access)がローレベルの一定値に張り付いてしまう異常状態になると、入出力データが一定値のまま変化しなくなった状態が検出される。入出力データが一定値のまま変化しなくなった状態が一定期間継続した場合に、I2Cバスが異常状態になっていると判断されるという技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−197752号公報 特開2002−63080号公報 特表2009−535677号公報 特表平11−502643号公報
しかしながら、I2Cバスを用いたCM間通信では、I2Cバスの異常状態を検出することができないという問題がある。一例として、CM間通信では、I2Cバスが特定のレベルに張り付くという異常状態を検出することができない。
なお、上記課題は、RAIDシステムに限らず、信号を用いて通信される部品同士、例えばCPU(Central Processing Unit)とメモリであれば、同様に生じる課題である。
1つの側面では、本発明は、信号線の異常状態を検出することを目的とする。
本願の開示するストレージ制御装置は、1つの態様において、他のストレージ制御装置と相互に通信する際に用いられる通信線を用いて出力された信号をフィードバックするフィードバック部と、前記フィードバック部によってフィードバックされた信号のレベルが、所定のタイミングに応じて予め定められたレベルである期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する検出部とを有する。
本願の開示するシステムの1つの態様によれば、信号線の異常状態を検出できる。
図1は、実施例1に係るRAIDシステムのハードウェア構成を示す図である。 図2Aは、実施例1に係る故障検出処理のフローチャートを示す図である。 図2Bは、クロック線のハイ/ロースタック発生判定処理のフローチャートを示す図である。 図3は、リードシーケンスを示す図である。 図4は、実施例2に係るRAIDシステムのハードウェア構成を示す図である。 図5は、実施例2に係る故障検出処理のフローチャートを示す図である。 図6は、I2Cバスを用いたCM間通信を示す図である。 図7は、デッドロックとなる一例を示す図である。
以下に、本願の開示するストレージ制御装置、制御装置および制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。以下では、RAIDシステムに本発明を適用した場合について説明する。
[RAIDシステムの構成]
図1は、実施例1に係るRAIDシステムのハードウェア構成を示す図である。図1に示すように、RAIDシステム9は、データ信号を伝送するデータ線11と、クロック信号を伝送するクロック線12と、複数のコントローラモジュール(CM)2、3と、ディスク4とを有する。CM2、3は、冗長化されている。ここでは0系のCM2と1系のCM3とが、データ線11およびクロック線12を介してCM間通信を行う。データ線11およびクロック線12には、例えば、I2Cバスが用いられる。
データ線11およびクロック線12は、後述するCM2のマスターポート22およびCM3のスレーブポート31間で接続される。マスターポート22では、データ線11を用いて出力されるデータ信号をフィードバックさせるために、データ線11には、出力(「OUT」)用のバッファ24の他に入力(「IN」)用のバッファ25が実装される。また、マスターポート22では、クロック線12を用いて出力されるクロック信号をフィードバックさせるために、クロック線12には、出力(「OUT」)用のバッファ26の他に入力(「IN」)用のバッファ27が実装される。これにより、データ線11およびクロック線12は、マスターポート22から出力される信号をフィードバックさせて、マスターポート22に再び入力させることができる。そして、マスターポート22では、フィードバックされた信号を入力し、入力された信号のレベルが、信号が入力または出力されたタイミングに応じた期待レベルと一致しない場合に、信号のレベルが特定のレベルに張り付く異常状態を検出する。なお、バッファ25、27が、「フィードバック部」の一例である。
CM2、3は、ディスク4などのストレージと接続し、ディスク4を制御する。ディスク4には、データを記憶する記憶デバイス41を含む。なお、CM2が、「ストレージ制御装置」の一例である。CM3が、「他のストレージ制御装置」の一例である。
CM2は、FPGA21を有する。FPGA21は、CM2の制御を補助する集積回路である。FPGA21は、マスターポート22を有する。なお、FPGA21は、マスターポート22の他に、スレーブポートを有するが、図1では省略する。マスターポート22は、ステート処理ブロック23を有する。ステート処理ブロック23は、ステート処理ロジック231と、第1の検出部232と、第2の検出部233とを有する。
CM3は、FPGA31を有する。FPGA31は、CM3の制御を補助する集積回路である。FPGA31は、スレーブポート32を有する。なお、FPGA31は、スレーブポート32の他に、マスターポートを有するが、図1では省略する。FPGA31内のマスターポートは、FPGA21内のマスターポート22と同様の構成である。
ステート処理ロジック231は、CM間におけるI2C通信のアクセス処理を実行する。例えば、ステート処理ロジック231は、I2C通信のアクセス処理を実行する待機状態からアクセス開始を示すタイミングパルスを発行する。そして、ステート処理ロジック231は、クロック信号の出力を開始し、データ処理を開始する。その後、ステート処理ロジック231は、アクセス完了を示すタイミングパルスを発行し、待機状態へ移行する。アクセス開始を示すタイミングパルスは、「Start Condition」という。アクセス完了を示すタイミングパルスは、「Stop Condition」という。なお、ステート処理ロジック231は、I2C通信の規約に準じて実行する。
ここで、I2C通信の規約の一例について説明する。I2C通信では、START Conditionが発行される前、信号のレベルがハイレベルであれば正常状態である。一方、信号のレベルがローレベルであればローレベルに張り付く(スタックした)ことを示す異常状態(「ロースタック故障」という)である。START Conditionが発行された後、クロック信号の出力開始のタイミングで、データ信号のレベルがローレベルであれば正常状態である。一方、データ信号のレベルがハイレベルであればハイレベルに張り付く(スタックした)ことを示す異常状態(「ハイスタック故障」という)である。STOP Conditionが発行される前、データ信号のレベルがローレベルであれば正常状態である。一方、データ信号のレベルがハイレベルであればハイレベルに張り付く(スタックした)ことを示す異常状態(「ハイスタック故障」という)である。STOP Conditionが発行された後、信号のレベルがハイレベルであれば正常状態である。一方、信号のレベルがローレベルであればローレベルに張り付く(スタックした)ことを示す異常状態(「ロースタック故障」という)である。
第1の検出部232は、フィードバックされたデータ信号を入力し、入力したデータ信号のレベルが、所定のタイミングパルスの入力前後に応じて予め定められた期待レベルと一致するか否かを判定する。第1の検出部232は、フィードバックされたデータ信号のレベルが期待レベルと一致しない場合に、特定のレベルに張り付く異常であることを検出する。
例えば、ステート処理ロジック231から発行されるSTART Conditionの入力前、第1の検出部232は、フィードバックされたデータ信号のレベルが期待レベルであるハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第1の検出部232は、「ロースタック故障」であることを検出する。
また、ステート処理ロジック231から発行されるSTART Conditionの入力後、第1の検出部232は、クロック信号の出力開始のタイミングで、フィードバックされたデータ信号のレベルが期待レベルであるローレベルと一致しない場合に、ハイレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第1の検出部232は、「ハイスタック故障」であることを検出する。
また、ステート処理ロジック231から発行されるSTOP Conditionの入力前、第1の検出部232は、フィードバックされたデータ信号のレベルが期待レベルであるローレベルと一致しない場合に、ハイレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第1の検出部232は、「ハイスタック故障」であることを検出する。
また、ステート処理ロジック231から発行されるSTOP Conditionの入力後、第1の検出部232は、待機状態に戻るタイミングで、フィードバックされたデータ信号のレベルが期待レベルであるハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第1の検出部232は、「ロースタック故障」であることを検出する。
第2の検出部233は、カウンタ234を備える。カウンタ234は、クロックの周期をカウントする。
第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号を入力し、入力したクロック信号のレベルが、所定のレベルを検出してからクロックの1/2周期分の一定期間内、期待レベルとして所定のレベルと一致するか否かを判定する。また、第2の検出部233は、所定のレベルを検出してから一定期間経過後から1/2周期分の一定期間内、期待レベルとして所定のレベルと異なるレベルと一致するか否かを判定する。第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルと一致しない場合、信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する。
例えば、第2の検出部233は、クロック1周期をNカウントとした場合、0〜N/2カウントの一定期間内、期待レベルをローレベルとし、N/2カウント経過後からN/2〜Nカウントの一定期間内、期待レベルをハイレベルとする。そして、第2の検出部233は、ローレベルを検出してから、カウンタ234に0からカウントさせる。
そして、第2の検出部233は、カウンタ234のカウント値が0〜N/2であるとき、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルであるローレベルと一致しない場合に、ハイレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第2の検出部233は、「ハイスタック故障」であることを検出する。
そして、第2の検出部233は、カウンタ234のカウント値がN/2〜Nであるとき、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルであるハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第2の検出部233は、「ロースタック故障」であることを検出する。
また、第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号を入力し、入力したクロック信号のレベルが、所定のタイミングパルスの入力前後に応じて予め定められた期待レベルと一致するか否かを判定する。第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルと一致しない場合に、特定のレベルに張り付く異常であることを検出する。
例えば、ステート処理ロジック231から発行されるSTART Conditionの入力前、第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルであるハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第2の検出部233は、「ロースタック故障」であることを検出する。
また、ステート処理ロジック231から発行されるSTOP Conditionの入力後、第2の検出部233は、待機状態に戻るタイミングで、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルであるハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第2の検出部233は、「ロースタック故障」であることを検出する。
[故障検出処理のフローチャート]
次に、実施例1に係る故障検出処理を、図2Aを参照して説明する。図2Aは、実施例1に係る故障検出処理のフローチャートを示す図である。図2Aに示すように、マスターポート22のステート処理ロジック231は、待機状態であるとする。
図2Aに示すように、マスターポート22のステート処理ロジック231は、待機状態である(ステップS11)。そして、待機状態であるステート処理ロジック231は、第1の検出部232および第2の検出部233に対して、タイミングパルスを発行する(ステップS12)。
すると、第1の検出部232は、データ線11においてフィードバックされた信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する。第2の検出部233は、クロック線12においてフィードバックされた信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する(ステップS13)。データ線11の信号レベルがハイレベルでないと判定した場合(ステップS13;No)、第1の検出部232は、データ線11が「ロースタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。クロック線12の信号レベルがハイレベルでないと判定した場合(ステップS13;No)、第2の検出部233は、クロック線12が「ロースタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。そして、ステート処理ロジック231は、待機状態に戻るべく、ステップS11に移行する。
一方、データ線11およびクロック線12の信号レベルがともにハイレベルであると判定した場合(ステップS13;Yes)、ステート処理ロジック231は、Start Condition発行前の信号レベルが期待レベル(ハイレベル)と一致すると判断する。そして、ステート処理ロジック231は、第1の検出部232および第2の検出部233に対して、Start Conditionを発行する(ステップS14)。これにより、I2C通信のアクセス処理が開始される。
続いて、第1の検出部232は、データ線11においてフィードバックされた信号の信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する(ステップS15)。データ線11の信号レベルがハイレベルであると判定した場合(ステップS15;Yes)、第1の検出部232は、データ線11が「ハイスタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。そして、ステート処理ロジック231は、待機状態に戻るべく、ステップS11に移行する。
一方、データ線11の信号レベルがハイレベルでないと判定した場合(ステップS15;No)、ステート処理ロジック231は、Start Condition発行後のデータ線11の信号レベルが期待レベル(ローレベル)と一致すると判断する。そして、ステート処理ロジック231は、クロック信号の出力を開始するとともに、データ処理を開始する(ステップS16)。
続いて、第2の検出部233は、クロック線12のハイスタックまたはロースタックが発生したか否かを判定する(ステップS17)。ハイスタックとは、信号レベルがハイレベルに張り付く(スタックした)ことをいう。ロースタックとは、信号レベルがローレベルに張り付く(スタックした)ことをいう。クロック線12のハイスタックが発生したと判定した場合(ステップS17;Yes)、第2の検出部233は、クロック線12が「ハイスタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。クロック線12のロースタックが発生したと判定した場合(ステップS17;Yes)、第2の検出部233は、クロック線12が「ロースタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。そして、ステート処理ロジック231は、待機状態に戻るべく、ステップS11に移行する。
一方、クロック線12のハイスタックまたはロースタックが発生しなかったと判定した場合(ステップS17;No)、ステート処理ロジック231は、処理を続行する(ステップS18)。
続いて、第1の検出部232は、データ線11におけるフィードバックされた信号の信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する(ステップS19)。データ線11の信号レベルがハイレベルであると判定した場合(ステップS19;Yes)、第1の検出部232は、データ線11が「ハイスタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。そして、ステート処理ロジック231は、待機状態に戻るべく、ステップS11に移行する。
一方、データ線11の信号レベルがハイレベルでないと判定した場合(ステップS19;No)、ステート処理ロジック231は、Stop Condition発行前のデータ線11の信号レベルが期待レベル(ローレベル)と一致すると判断する。そして、ステート処理ロジック231は、第1の検出部232および第2の検出部233に対して、Stop Conditionを発行する(ステップS20)。これにより、I2C通信のアクセスが完了される。
続いて、第1の検出部232は、データ線11におけるフィードバックされた信号の信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する。第2の検出部233は、クロック線12におけるフィードバックされた信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する(ステップS21)。データ線11の信号レベルがハイレベルでないと判定した場合(ステップS21;No)、第1の検出部232は、データ線11が「ロースタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。クロック線12の信号レベルがハイレベルでないと判定した場合(ステップS21;No)、第2の検出部233は、クロック線12が「ロースタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。そして、ステート処理ロジック231は、待機状態に戻るべく、ステップS11に移行する。
一方、データ線11およびクロック線12の信号レベルがともにハイレベルであると判定した場合(ステップS21;Yes)、ステート処理ロジック231は、Stop Condition発行後の信号レベルが期待レベル(ハイレベル)と一致すると判断する。そして、ステート処理ロジック231は、正常に待機状態へ移行するとともに、送受信データが有効となる(ステップS22)。これにより、故障検出処理が終了する。
[クロック線のハイ/ロースタック発生判定処理のフローチャート]
次に、実施例1に係るクロック線のハイ/ロースタック発生判定処理を、図2Bを参照して説明する。図2Bは、実施例1に係るクロック線のハイ/ロースタック発生判定処理のフローチャートを示す図である。
図2Bに示すように、第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号のローレベルを検出したか否かを判定する(ステップS31)。フィードバックされたクロック信号のローレベルを検出していないと判定した場合(ステップS31;No)、第2の検出部233は、ローレベルを検出するまで、判定処理を繰り返す。
一方、フィードバックされたクロック信号のローレベルを検出したと判定した場合(ステップS31;Yes)、第2の検出部233は、カウンタ234のカウント値を0からカウントする(ステップS32)。
そして、第2の検出部233は、カウント値がN/2であるか否かを判定する(ステップS33)。カウント値がN/2でないと判定した場合(ステップS33;No)、第2の検出部233は、カウント値がN/2になるまで、繰り返し判定処理を繰り返す。一方、カウント値がN/2であると判定した場合(ステップS33;Yes)、第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号の信号レベルがローレベルであるか否かを判定する(ステップS34)。フィードバックされたクロック信号の信号レベルがローレベルであると判定した場合(ステップS34;Yes)、第2の検出部233は、信号レベルが期待レベル(ローレベル)と一致すると判断し、ステップS35に移行する。
一方、フィードバックされたクロック信号の信号レベルがローレベルでないと判定した場合(ステップS34;No)、第2の検出部233は、ハイレベルに張り付くハイスタックが発生したことを返却する。
ステップS35では、第2の検出部233は、カウント値がNであるか否かを判定する(ステップS35)。カウント値がNでないと判定した場合(ステップS35;No)、第2の検出部233は、カウント値がNになるまで、繰り返し判定処理を繰り返す。一方、カウント値がNであると判定した場合(ステップS35;Yes)、第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号の信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する(ステップS36)。
フィードバックされたクロック信号の信号レベルがハイレベルであると判定した場合(ステップS36;Yes)、第2の検出部233は、信号レベルが期待レベル(ハイレベル)と一致すると判断する。そして、第2の検出部233は、カウンタ234のカウント値を0にクリアする(ステップS37)。そして、第2の検出部233は、クロック信号の信号レベルが正常であることを返却する。
一方、フィードバックされたクロック信号の信号レベルがハイレベルでないと判定した場合(ステップS36;No)、第2の検出部233は、ローレベルに張り付くロースタックが発生したことを返却する。
[実施例1の効果]
上記実施例1によれば、バッファ25、27は、データ線11、クロック線12を用いて出力された信号をフィードバックする。そして、第1の検出部232および第2の検出部233は、フィードバックされた信号を入力する。そして、第1の検出部232および第2の検出部233は、入力した信号のレベルが、信号が出力または入力されたタイミングに応じた期待レベルと一致しない場合に、信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する。かかる構成によれば、第1の検出部232および第2の検出部233は、フィードバックされた信号の信号レベルとの比較に信号が入出力されたタイミングに応じた期待レベルを用いることにより、信号レベルが特定のレベルに張り付く伝送異常の要因を検出できる。
また、上記実施例1によれば、バッファ25、27は、所定のタイミングを示すタイミング信号の入力前後のタイミングで出力された信号をフィードバックする。そして、第1の検出部232および第2の検出部233は、フィードバックされた信号を入力する。そして、第1の検出部232および第2の検出部233は、入力した信号のレベルが、タイミング信号の入力前後に応じて予め定められた期待レベルと一致しない場合に、信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する。かかる構成によれば、第1の検出部232および第2の検出部233は、フィードバックされた信号の信号レベルとの比較に、タイミング信号の入力前後に応じて予め定められた期待レベルを用いる。これにより、信号レベルが特定のレベルに張り付く伝送異常の要因を検出できる。
また、上記実施例1によれば、バッファ25、27は、クロック線12を用いて出力されたクロック信号をフィードバックする。そして、第2の検出部233は、フィードバックされたクロック信号を入力する。そして、第2の検出部233は、入力したクロック信号のレベルが、ローレベルを検出してからクロックの1/2周期分の一定期間内、期待レベルとしてローレベルと一致しない場合、クロック信号のレベルがハイレベルから変化しない異常であることを検出する。そして、第2の検出部233は、入力したクロック信号のレベルが、ローレベルを検出してから一定期間経過後から一定期間内、期待レベルとしてハイレベルと異なるレベルと一致しない場合、クロック信号のレベルがローレベルから変化しない異常であることを検出する。かかる構成によれば、第2の検出部233は、クロックの前の1/2周期分をローレベル、後の1/2周期分をハイレベルとする期待レベルを用いて、フィードバックされた信号の信号レベルと比較する。これにより、信号レベルがローレベルまたはハイレベルに張り付く伝送異常の要因を検出できる。
ところで、実施例1に係る第2の検出部233は、カウント値がN/2〜Nであるとき、フィードバックされたクロック信号のレベルがハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付くロースタック故障であることを検出すると説明した。しかしながら、スレーブポート32が、強制的にクロック信号のレベルをローレベルに引き込む場合がある。この場合、第2の検出部233は、ロースタック故障を誤って検出してしまう。
ここで、第2の検出部233が、ロースタック故障を誤って検出してしまうことについて説明する。スレーブポート32が、クロック信号のレベルをローレベルに引き込む場合について説明する。スレーブポート32は、FPGA33外部の記憶デバイス41から情報を読み出し(リードし)、読み出した情報をマスターポート22に送信することがある。この際、スレーブポート32では、読み出しデータを準備処理中、クロックをローレベルに引き込み、一定期間、マスターポート22の処理を待機させる。このように、スレーブポート32がクロックのローレベルを引き込むことを、「クロックストレッチ」という。クロックストレッチは、I2Cバスに用意されている機能である。
クロックストレッチでは、スレーブポート32が強制的にクロックをローレベルに引き込む。したがって、第2の検出部233は、クロック信号のローレベルが続くため、正常な処理にも関わらず、クロック信号のロースタック故障を検出してしまう。そして、第2の検出部233からロースタック故障通知を受け取ったステート処理ロジック231は、強制終了してしまう。すなわち、クロックストレッチの場合、第2の検出部233は、ロースタック故障を誤って検出してしまう。
クロックストレッチが発生する場面について、図3を参照して説明する。図3は、リードシーケンスを示す図である。図3に示すように、マスターポート22によってアクセス開始を示すStart Conditionが発行され、マスターポート22からスレーブポート32に対してデータが送信される。そして、スレーブポート32では、リードデータの準備処理が開始されると、この準備処理期間、強制的にクロック信号をローレベルに引き込む。すなわち、クロックストレッチが発生する。その後、リードデータの準備処理が終了すると、スレーブポート32からマスターポート22に対してリードデータが送信される。そして、リードデータの送信が終了すると、マスターポート22によってStop Conditionが発行され、アクセスが完了する。
そこで、実施例2では、マスターポート22では、クロックストレッチであるか否かを判定したうえで、ロースタック故障を検出する場合について説明する。
[実施例2に係るRAIDシステムの構成]
図4は、実施例2に係るRAIDシステムのハードウェア構成を示す図である。なお、図1に示すRAIDシステム9と同一の構成については同一符号を示すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。実施例1と実施例2とが異なるところは、マスターポート22に第3の検出部241を追加した点にある。
第2の検出部233は、クロック1周期をNカウントとした場合、0〜N/2カウントの一定期間内、期待レベルをローレベルとし、N/2カウント経過後からN/2〜Nカウントの一定期間内、期待レベルをハイレベルとすることとする。すると、第2の検出部233は、カウンタ234のカウント値が、例えばN/2〜Nであるとき、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルであるハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付くロースタックが発生していることを検出する。この場合、第2の検出部233は、ロースタックが発生していることを第3の検出部241に通知する。
第3の検出部241は、カウンタ242を備える。カウンタ242は、クロックの周期をカウントする。
第3の検出部241は、第2の検出部233からロースタックが発生していることが通知されると、クロック信号がクロックストレッチであるかロースタック故障であるかを判定する。例えば、第3の検出部241は、ローレベルが継続する期間を、カウンタ242に0からカウントさせる。そして、第3の検出部241は、カウンタ242のカウント値が最大クロックストレッチ時間を超えるか否かを判定する。最大クロックストレッチ時間とは、クロックストレッチであると判定できる最大時間である。そして、第3の検出部241は、カウンタ242のカウント値が最大クロックストレッチ時間を超える場合、ローレベルに張り付く異常であることを検出する。すなわち、第2の検出部233は、「ロースタック故障」であることを検出する。そして、第3の検出部241は、カウンタ242のカウント値が最大クロックストレッチ時間を超えない場合、スレーブポート32におけるクロックストレッチであることを検出する。
[故障検出処理のフローチャート]
次に、実施例2に係る故障検出処理を、図5を参照して説明する。図5は、実施例2に係る故障検出処理のフローチャートを示す図である。なお、図2Aに示す故障検出処理と同一の処理については同一符号を示すことで、その重複する処理の説明については略記する。
図5に示すように、マスターポート22のステート処理ロジック231は、待機状態である(ステップS11)。そして、ステート処理ロジック231が、第1の検出部232および第2の検出部233に対して、タイミングパルスを発行し、Start Conditionを発行し、クロック信号の出力を開始するとともに、データ処理を開始する(ステップS12〜S16)。
続いて、第2の検出部233は、クロック線12のハイスタックまたはロースタックが発生したか否かを判定する(ステップS17A)。ハイスタックとは、信号レベルがハイレベルに張り付く(スタックした)ことをいう。ロースタックとは、信号レベルがローレベルに張り付く(スタックした)ことをいう。クロック線12のハイスタックが発生したと判定した場合(ステップS17A;Yes)、第2の検出部233は、クロック線12が「ハイスタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。
クロック線12のロースタックが発生したと判定した場合(ステップS17A;Yes)、第2の検出部233は、クロック線12が「ロースタック故障」であることを第3の検出部241に通知する。そして、第3の検出部241は、規定時間内にクロックが立ち上がるか否かを判定する(ステップS17B)。規定時間とは、ここでは、最大クロックストレッチ時間を意味する。規定時間内にクロックが立ち上がると判定した場合(ステップS17B;Yes)、第3の検出部241は、クロックストレッチであると判断し、データ処理に移行すべく、ステップS16に移行する。
一方、規定時間内にクロックが立ち上がらないと判定した場合(ステップS17B;No)、第3の検出部241は、クロックストレッチでないと判断し、クロック線12が「ロースタック故障」であることをステート処理ロジック231に通知する。そして、ステート処理ロジック231は、待機状態に戻るべく、ステップS11に移行する。
一方、クロック線12のハイスタックまたはロースタックが発生しなかったと判定した場合(ステップS17A;No)、ステート処理ロジック231は、処理を続行する(ステップS18)。そして、ステート処理ロジック231が、第1の検出部232および第2の検出部233に対して、Stop Conditionを発行し、正常であれば待機状態へ移行する(ステップS19〜S22)。
[実施例2の効果]
上記実施例2によれば、第2の検出部233は、クロック信号のレベルが、ローレベルを検出してから一定期間経過後から、期待レベルとしてハイレベルと一致しない場合に、ロースタックが発生していることを第3の検出部241に通知する。そして、第3の検出部241は、ローレベルが継続する期間をカウントする。そして、第3の検出部241は、カウントした期間が規定期間を超える場合、信号のレベルがローレベルから変化しない異常であることを検出する。そして、第3の検出部241は、カウントした期間が規定時間を超えない場合、スレーブポート32におけるクロックストレッチであることを検出する。かかる構成によれば、第3の検出部241は、ロースタックが発生している場合に、クロックストレッチであるのかを検出できるので、ロースタック故障を正確に検出できる。
[その他]
なお、実施例1、2では、RAIDシステム9が、データ線11、クロック線12を対象に、特定の信号レベルに張り付くスタック故障を検出した。しかしながら、かかるシステムは、RAIDシステムに限定されず、信号を用いて通信される部品同士が搭載されたシステムであれば良い。信号を用いて通信される部品同士とは、例えば、CPUとメモリである。なお、CPU、メモリは、それぞれ「制御装置」の一例である。
また、実施例1、2では、第2の検出部233は、クロック1周期をNカウントとした場合、0〜N/2カウントの一定期間内、期待レベルをローレベルとし、N/2カウント経過後からN/2〜Nカウントの一定期間内、期待レベルをハイレベルとする。そして、第2の検出部233は、ローレベルを検出してから、カウンタ234に0からカウントさせると説明した。しかしながら、第2の検出部233は、0〜N/2カウントの一定期間内、期待レベルをハイレベルとし、N/2カウント経過後からN/2〜Nカウントの一定期間内、期待レベルをローレベルとしても良い。かかる場合、第2の検出部233は、ハイレベルを検出してから、カウンタ234に0からカウントさせるようにすれば良い。そして、第2の検出部233は、カウンタ234のカウント値が0〜N/2であるとき、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルであるハイレベルと一致しない場合に、ローレベルに張り付く「ロースタック故障」であることを検出する。そして、第2の検出部233は、カウンタ234のカウント値がN/2〜Nであるとき、フィードバックされたクロック信号のレベルが期待レベルであるローレベルと一致しない場合に、ハイレベルに張り付く「ハイスタック故障」異常であることを検出する。これにより、第2の検出部233は、故障を特定の信号レベルに張り付く異常状態を検出できる。
以上説明した実施形態及びその変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)他のストレージ制御装置と相互に通信する際に用いられる通信線を用いて出力された信号をフィードバックするフィードバック部と、
前記フィードバック部によってフィードバックされた信号のレベルが、所定のタイミングに応じて予め定められたレベルである期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する検出部と
を有することを特徴とするストレージ制御装置。
(付記2)前記フィードバック部は、所定のタイミングを示すタイミング信号の発行前後のタイミングで出力された信号をフィードバックし、
前記検出部は、
前記フィードバック部によってフィードバックされた信号のレベルが、前記タイミング信号の発行前後に応じて予め定められた期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する第1の検出部を有する
ことを特徴とする付記1に記載のストレージ制御装置。
(付記3)前記フィードバック部は、前記通信線を用いて出力されたクロック信号をフィードバックし、
前記検出部は、
前記フィードバック部によってフィードバックされたクロック信号のレベルが、第1のレベルを検出してからクロックの1/2周期分の一定期間内、前記期待レベルとして前記第1のレベルと一致しない場合、または、前記第1のレベルを検出してから前記一定期間経過後から前記一定期間内、前記期待レベルとして前記第1のレベルと異なる第2のレベルと一致しない場合、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する第2の検出部を有する
ことを特徴とする付記1に記載のストレージ制御装置。
(付記4)前記第2の検出部は、前記クロック信号のレベルが、ローレベルを検出してから前記一定期間経過後から、前記期待レベルとしてハイレベルと一致しない場合に、ローレベルが継続する期間をカウントし、カウントした期間が規定期間を超える場合、前記信号線を用いて出力された信号のレベルがローレベルから変化しない異常であることを検出し、カウントした期間が規定時間を超えない場合、前記他のストレージ制御装置におけるクロックストレッチであることを検出する第3の検出部を有する
ことを特徴とする付記3に記載のストレージ制御装置。
(付記5)他の制御装置と相互に通信する際に用いられる通信線を用いて出力された信号をフィードバックするフィードバック部と、
前記フィードバック部によってフィードバックされた信号のレベルが、所定のタイミングに応じて予め定められたレベルである期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する検出部と
を有することを特徴とする制御装置。
(付記6)コンピュータに、
他のストレージ制御装置と相互に通信する際に用いられる通信線を用いて信号を出力し、
前記通信線によってフィードバックされた信号のレベルが、所定のタイミングに応じて予め定められたレベルである期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する
処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
(付記7)ストレージ制御装置が、
他のストレージ制御装置と相互に通信する際に用いられる通信線を用いて信号を出力し、
前記通信線によってフィードバックされた信号のレベルが、所定のタイミングに応じて予め定められたレベルである期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する
処理を実行することを特徴とする制御方法。
11 データ線
12 クロック線
2、3 CM
21、31 FPGA
22 マスターポート
23 ステート処理ブロック
231 ステート処理ロジック
232 第1の検出部
233 第2の検出部
234 カウンタ
241 第3の検出部
242 カウンタ
24〜27 バッファ
32 スレーブポート
4 ディスク
41 記憶デバイス

Claims (5)

  1. 他のストレージ制御装置と相互に通信する際に用いられる信号線を用いて所定のタイミングを示すタイミング信号の発行前後のタイミングで出力された信号をフィードバックするフィードバック部と、
    前記フィードバック部によってフィードバックされた信号のレベルが、前記タイミング信号の発行前後に応じて予め定められた期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する検出部と
    を有することを特徴とするストレージ制御装置。
  2. 前記フィードバック部は、前記信号線を用いて出力されたクロック信号をフィードバックし、
    前記検出部は、
    前記フィードバック部によってフィードバックされたクロック信号のレベルが、第1のレベルを検出してからクロックの1/2周期分の一定期間内、前記期待レベルとして前記第1のレベルと一致しない場合、または、前記第1のレベルを検出してから前記一定期間経過後から前記一定期間内、前記期待レベルとして前記第1のレベルと異なる第2のレベルと一致しない場合、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する第2の検出部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ制御装置。
  3. 前記第2の検出部は、前記クロック信号のレベルが、ローレベルを検出してから前記一定期間経過後から、前記期待レベルとしてハイレベルと一致しない場合に、ローレベルが継続する期間をカウントし、カウントした期間が規定期間を超える場合、前記信号線を用いて出力された信号のレベルがローレベルから変化しない異常であることを検出し、カウントした期間が規定時間を超えない場合、前記他のストレージ制御装置におけるクロックストレッチであることを検出する第3の検出部を有する
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ制御装置。
  4. 他の制御装置と相互に通信する際に用いられる信号線を用いて所定のタイミングを示すタイミング信号の発行前後のタイミングで出力された信号をフィードバックするフィードバック部と、
    前記フィードバック部によってフィードバックされた信号のレベルが、前記タイミング信号の発行前後に応じて予め定められた期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する検出部と
    を有することを特徴とする制御装置。
  5. コンピュータに、
    他のストレージ制御装置と相互に通信する際に用いられる信号線を用いて所定のタイミングを示すタイミング信号の発行前後のタイミングで信号を出力し、
    前記信号線によってフィードバックされた信号のレベルが、前記タイミング信号の発行前後に応じて予め定められた期待レベルと一致しない場合に、前記信号線を用いて出力された信号のレベルが特定のレベルから変化しない異常であることを検出する
    処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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