JP7095491B2 - パルス信号異常検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、周波数が変化するパルス信号の異常を検出するパルス信号異常検出装置に関する。
例えば、特許文献1には、マイコンに対して、外部から所定周期のパルス信号を入力し、マイコンにおいて、入力されたパルス信号の周期を計測させ、計測された周期が所定範囲外となったとき、マイコンのタイマ機能の異常と診断する車両用電子制御システムについて開示されている。
特開2002-89336号公報
ここで、車両の電子制御システムや、比較的規模の大きな電子制御システムには、複数のマイコンが設けられることがある。電子制御システムが複数のマイコンを含む場合、例えば車輪や車軸の回転、エンジンの回転、あるいは制御対象機器の回転などを検出する回転センサからのセンサ信号が、2以上のマイコンで利用可能にすることが求められることが考えられる。
それを実現するための構成の一例として、特定のマイコンが、回転センサから、検出対象の回転に応じて周波数が変化するパルス信号を入力するとともに、その入力したパルス信号に対応するパルス信号を他のマイコンに出力することが考えられる。しかし、このように、特定のマイコンがパルス信号を他のマイコンに中継するように構成する場合、特定のマイコンから他のマイコンに意図した通りのパルス信号が出力されないと、電子制御システムとして適切な制御を実行することができない。そのため、特定のマイコンが出力するパルス信号が意図通りの正常なパルス信号であるか、意図したものとは異なる異常なパルス信号であるかを精度よく検出することが重要となる。
また、マイコンが、例えば、制御対象機器を駆動するための駆動信号として、周波数が変化するパルス信号を出力する場合、マイコンから意図した通りのパルス信号が出力されないと、制御対象機器を狙い通りに制御することができない。従って、この場合も、マイコンは、意図通りの正常なパルス信号を出力しているか、それとも、意図したものとは異なる異常なパルス信号を出力しているかを精度よく検出することが重要となる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、周波数が変化するパルス信号の異常を検出することが可能なパルス信号異常検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるパルス信号異常検出装置は、
周波数が変化するとともに、信号レベルがHiレベルとLoレベルとの間で変化するパルス信号を出力する出力部(13)と、
出力部から出力されたパルス信号に基づいて、当該パルス信号と同じ周波数で信号レベルが変化するモニタ信号を生成する生成部(13)と、
モニタ信号を用いて異常検出を行う異常検出部(14)と、を備え、
異常検出部は、
パルス信号のエッジの数をカウントするパルスエッジカウント値と、モニタ信号のエッジの数をカウントするモニタエッジカウント値が一致しているか否かによって異常判定を行う第1異常判定部(S100~S140)と、
パルス信号の信号レベルと、モニタ信号の信号レベルとが対応しているか否かによって異常判定を行う第2異常判定部(S600~S650)と、を含み、
第1異常判定部と第2異常判定部による異常判定が並行して実行されることを特徴とする。
本発明によるパルス信号異常検出装置では、上記のように、異常検出部が第1異常判定部と第2異常判定部とを備え、第1異常判定部と第2異常判定部とが並行して異常判定を実行するように構成されている。パルス信号の周波数が相対的に高く、比較的短い時間間隔でエッジが発生する場合、主として、第1異常判定部が、高頻度で発生するエッジ数に基づきパルス信号の異常の有無を判定する。また、パルス信号の周波数が低下して、パルス信号のエッジが発生する時間間隔が長くなった場合、主として、第2異常判定部が、モニタ信号のレベルに基づきパルス信号の異常の有無を判定する。従って、パルス信号の周波数によらず、パルス信号の異常を検出することが可能となる。
上記括弧内の参照番号は、本開示の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、なんら発明の範囲を制限することを意図したものではない。
また、上述した特徴以外の、特許請求の範囲の各請求項に記載した技術的特徴に関しては、後述する実施形態の説明及び添付図面から明らかになる。
実施形態によるパルス信号異常検出装置を、車両制御システムに適用した場合の構成の一例を示す構成図である。 異常検出部が、第1の異常判定方法を実行するためのメインルーチンを示すフローチャートである。 図2のフローチャートの異常時処理の詳細を示すフローチャートである。 異常検出部が、出力パルス信号を停止した場合に、出力パルス信号の出力を再開させるための処理を示すフローチャートである。 第1の異常判定方法において、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値から、第1グランドショート異常判定結果及び第1電源ショート異常判定結果を得るための処理を示すフローチャートである。 第1の異常判定方法について説明するためのタイミングチャートである。 第1の異常判定方法について説明するための別のタイミングチャートである。 異常検出部が、第2の異常判定方法を実行するタイミングの到来を判定するために、エッジ検出時にタイマをスタートさせる処理を示すフローチャートである。 第2の異常判定方法のメインルーチンを示すフローチャートである。 図9のフローチャートの異常時処理の詳細を示すフローチャートである。 第2の異常判定方法において、第2グランドショート判定保存部と第2電源ショート判定保存部とに保存された値から、第2グランドショート異常判定結果及び第2電源ショート異常判定結果を得るための処理を示すフローチャートである。 第2の異常判定方法について説明するためのタイミングチャートである。 第2の異常判定方法について説明するための別のタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態によるパルス信号異常検出装置を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態によるパルス信号異常検出装置を、車両制御システムに適用した場合の構成例を示している。
図1に示す車両制御システムは、エンジンの回転を検出するためのエンジン回転センサ(クランク角センサ)1を備える。エンジン回転センサ1は、エンジンのクランク軸が所定角度回転するごとにパルス信号を出力する。このため、エンジン回転センサ1が出力するパルス信号は、エンジンの回転数に応じて周波数が変化するものとなる。
エンジン回転センサ1から出力されるパルス信号は、エンジン制御ECU10に入力される。エンジン制御ECU10はマイコン11を有し、マイコン11は、エンジン回転センサ1からのパルス信号に基づいてエンジン回転速度を算出する。その他にも、マイコン11は、エンジンの冷却水温度、運転者のアクセル操作、車両の速度などを各種センサからのセンサ信号から取得する。そして、マイコン11は、算出したエンジン回転速度や運転者のアクセル操作などに基づき、例えば、エンジンの各気筒に設けられた燃料噴射弁や、吸気管に設けられたスロットルバルブを駆動するスロットルモータへ制御信号を出力する。このようにして、エンジン制御ECU10は、エンジン回転速度などから把握されるエンジンの運転状態や運転者による運転操作に応じて、エンジンの燃料噴射量、燃料噴射時期、スロットル開度などを制御する。
エンジン制御ECU10のマイコン11は、上述したように、エンジン回転センサ1などのセンサ信号に基づいて、燃料噴射弁やスロットルモータなどのアクチュエータへ出力するための制御信号を生成するなど、エンジンを適切に稼働させるための制御処理を実行するCPU12と、主として、エンジン回転センサ1から入力されるパルス信号を処理するTPU(Time Processing Unit)13とを備える。
TPU13に関してさらに詳細に説明すると、TPU13は、入力されたパルス信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの少なくとも一方を検出して、その検出したエッジ間の時間間隔を計測する機能を有する。マイコン11のCPU12は、TPU13によって計測されたエッジ間の時間間隔に基づいて、エンジン回転速度を算出する。さらに、TPU13は、エンジン回転センサ1から入力したパルス信号のレベル反転させた反転パルス信号を生成して、出力パルス信号として、制御を実行するためにエンジン回転速度を必要とするトランスミッション制御ECU20などの他のECUへ出力する機能を備える。反転パルス信号は、ハード回路によって生成されてもよいし、ソフト処理によって生成されてもよい。
このように、図1に示す車両制御システムは、マイコン11のTPU13が、エンジン回転センサ1からの入力パルス信号のレベルを反転した出力パルス信号を他のECUに出力するように構成されている。つまり、マイコン11のTPU13は、エンジン回転センサ1からのパルス信号を他のECUに中継するように構成されている。この場合、TPU13が、入力パルス信号に正しく対応した正常な出力パルス信号を出力しないと、その出力パルス信号を受領したECUは、適切な制御を実行することができなくなってしまう。そのため、TPU13は、出力パルス信号をモニタ信号として取り込み、そのモニタ信号に基づいて、出力パルス信号が正常であるか異常であるかを検出する異常検出部14を有している。異常検出部14は、出力パルス信号が異常であることを検出したとき、出力パルス信号を利用する他のECUへその旨を通知する。これにより、出力パルス信号を利用する他のECUは、適切な対応を取ることが可能となる。
なお、本実施形態では、TPU13は、取り込んだ出力パルス信号のレベルを反転した信号をモニタ信号とする。このレベル反転も、ハード又はソフトのいずれによって行われてもよい。ただし、TPU13は、上述したレベル反転を行わずに、入力パルス信号をそのまま出力パルス信号として出力してもよいし、及び/又は、出力パルス信号をそのままモニタ信号としてもよい。
以下、TPU13の異常検出部14について、図2~5及び図8~図10のフローチャートと、図6、7、11,12のタイミングチャートを用いて詳細に説明する。
異常検出部14は、出力パルス信号の異常を検出するため、入力パルス信号のエッジ数とモニタ信号のエッジ数とが一致しているか否かに基づいて、出力パルス信号が正常であるか異常であるかを判定する第1の異常判定方法と、入力パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応しているか否かに基づいて、出力パルス信号が正常であるか異常であるかを判定する第2の異常判定方法とを実行する。つまり、異常検出部14は、第1及び第2の、2つの異常判定方法によって出力パルスの異常を検出するものであり、それら第1及び第2の異常判定方法は並行して実行される。そして、異常検出部14は、第1の異常判定方法と、第2の異常判定方法とのいずれかで異常が判定されると、先に判定された結果に基づき、異常検出を行う。
入力パルス信号の周波数が相対的に高く、比較的短い時間間隔でエッジが発生する場合には、第1の異常判定方法によって、高頻度で発生するエッジ数に基づき、精度よく出力パルス信号が正常であるか異常であるかを判定することができる。また、入力パルス信号の周波数が低下して、入力パルス信号のエッジが発生する時間間隔が長くなった場合であっても、第2の異常判定方法によって、モニタ信号のレベルを用いて出力パルス信号が正常であるか異常であるかを判定することができる。従って、異常検出部14は、入力パルス信号の周波数によらず、出力パルス信号の異常をタイムリーに検出することができる。
異常検出部14は、第1の異常判定方法を実行するために、例えば図6に示すように、入力パルス信号のエッジの数をカウントするパルスエッジカウンタと、モニタ信号のエッジの数をカウントするモニタエッジカウンタとを有する。図6に示す例では、パルスエッジカウンタ及びモニタエッジカウンタは、それぞれ、入力パルス信号の立ち下がりエッジ及びモニタ信号の立ち下がりエッジをカウントしている。換言すれば、パルスエッジカウンタ及びモニタエッジカウンタは、それぞれ、入力パルス信号の立ち下がりエッジ及びモニタ信号の立ち下がりエッジが検出されてから、所定の遅れ時間後にカウントアップする。
なお、パルスエッジカウンタ及びモニタエッジカウンタは、それぞれ、入力パルス信号の立ち上がりエッジ及びモニタ信号の立ち上がりエッジをカウントしてもよいし、入力パルス信号の両エッジ及びモニタ信号の両エッジをカウントしてもよい。また、パルスエッジカウンタは、エッジのカウント対象とするパルス信号を、入力パルス信号ではなく、TPU13から出力される出力パルス信号としてもよい。
異常検出部14のパルスエッジカウンタが、入力パルス信号のエッジの数をカウントする場合には、第1の異常判定方法により、モニタ信号のエッジの数との間で不一致が生じたとき、TPU13における出力パルス信号の生成処理、出力パルス信号の出力経路、モニタ信号の入力経路、TPU13におけるモニタ信号の生成処理、あるいは、パルスエッジカウンタ及び/又はモニタエッジカウンタの異常に起因して、出力パルス信号に異常が生じているか、もしくは出力パルス信号の異常を検出できない状態となっていることを判定することができる。一方、異常検出部14のパルスエッジカウンタが、出力パルス信号のエッジの数をカウントする場合には、第1の異常判定方法により、モニタ信号のエッジの数との間で不一致が生じたとき、出力パルス信号の出力経路、モニタ信号の入力経路、モニタ信号の生成処理、あるいは、パルスエッジカウンタ及び/又はモニタエッジカウンタの異常に起因して、出力パルス信号に異常が生じているか、もしくは出力パルス信号の異常を検出できない状態となっていることを判定することができる。
異常検出部14は、第1の異常判定方法を実行するために、さらに、第1グランドショート(GS)判定保存部と第1電源ショート(PS)判定保存部とを有する。異常検出部14は、図6に示すように、入力パルス信号にエッジ(立ち下がりエッジ)が検出されたことをトリガとして、パルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とを読み出して対比する。なお、読み出されるカウント値は、入力パルス信号の立ち下がりエッジ及びモニタ信号の立ち下がりエッジの検出に基づき、パルスエッジカウンタ及びモニタエッジカウンタがカウントアップする前のカウント値である。
対比されるパルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とが一致していれば、出力パルス信号が正常に出力されているとみなしえる。従って、パルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とが一致している場合には、異常検出部14は、例えば図6のタイミングチャートの時間t2、t5などに示されるように、第1グランドショート(GS)判定保存部と第1電源ショート(PS)判定保存部とに、出力パルス信号が正常であることを示す値「0」を書き込む。
一方、異常検出部14が、パルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とを読み出して対比したとき、両カウント値が不一致であると、出力パルス信号にはなんらかの異常が生じている可能性がある。この際、異常検出部14は、単に出力パルス信号の異常と判定してもよいが、本実施形態の異常検出部14は、さらに、異常の原因が、パルスエッジカウンタ及び/又はモニタエッジカウンタの異常であるか、出力パルス信号の出力経路あるいはモニタ信号の入力経路のグランドショート異常であるか、電源ショート異常であるかを判別するように構成されている。グランドショート異常と電源ショート異常との判別手法については後述する。異常検出部14は、グランドショート異常と判別した場合には、例えば図6のタイミングチャートの時間t11に示すように、第1グランドショート判定保存部に、グランドショート異常の発生を示す値「1」を書き込む。また、電源ショート異常と判別した場合には、第1電源ショート判定保存部に、電源ショート異常の発生を示す値「1」を書き込む。
また、本実施形態の異常検出部14は、図6に示すように、所定の時間間隔(読み取り周期)T2(例えば、100ms)ごとに、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値を読み出して、第1グランドショート異常判定結果及び第1電源ショート異常判定結果とする。異常検出部14は、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値を読み出した後、図6のタイミングチャートの時間t0、t4、t7、t12などに示すように、正常であることを示す値「0」及び異常の発生を示す値「1」とは異なる値「2」を初期値としてセットする。従って、所定の時間間隔T2が経過して第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値を読み出したとき、その値が「2」のままであれば、正常判定も異常判定もなされていないことを把握することができる。
一方、異常検出部14は、第2の異常判定方法を実行するために、例えば図12に示すように、入力パルス信号のレベルをラッチするパルスレベルラッチ部と、モニタ信号のレベルをラッチするモニタレベルラッチ部とを有する。入力パルス信号及びモニタ信号は、それぞれ、HiレベルとLoレベルとの間で変化する。従って、パルスレベルラッチ部及びモニタレベルラッチ部がラッチするレベルも、入力パルス信号及びモニタ信号のレベル変化に応じて、HiレベルとLoレベルとのいずれかとなる。なお、入力パルス信号及びモニタ信号のレベルが変化してから、パルスレベルラッチ部及びモニタレベルラッチ部にラッチされるレベルが変化するまで、所定の遅れ時間がある。また、これらのレベルラッチ部を省略し、異常検出部14は、入力パルス信号及びモニタ信号のレベルを直接読み取るように構成してもよい。さらに、モニタ信号のレベルと比較する対象として、入力パルス信号ではなく、TPU13から出力される出力パルス信号としてもよい。
異常検出部14は、第2の異常判定方法を実行するために、さらに、第2グランドショート(GS)判定保存部と第2電源ショート(PS)判定保存部とを有する。異常検出部14は、図12に示すように、入力パルス信号にエッジ(立ち下がりエッジ及び立ち下がりエッジ)が検出されたことをトリガとして、パルスレベルラッチ部にラッチされたレベルとモニタレベルラッチ部にラッチされたレベルとを読み出して対比する。
対比されるパルスレベルラッチ部にラッチされたレベルとモニタレベルラッチ部にラッチされたレベルとが、モニタ信号のHiレベルで対応(一致)した場合、少なくとも、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路にグランドショート異常は発生していないと考えられる。従って、この場合、図12のタイミングチャートの時間t34に示すように、異常検出部14は、第2グランドショート判定保存部に、出力パルス信号が正常であることを示す値「0」を書き込む。また、対比されるパルスレベルラッチ部にラッチされたレベルとモニタレベルラッチ部にラッチされたレベルとが、モニタ信号のLoレベルで対応(一致)した場合、少なくとも、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路に電源ショート異常は発生していないと考えられる。従って、この場合、図12のタイミングチャートの時間t36に示すように、異常検出部14は、第2電源ショート判定保存部に、出力パルス信号が正常であることを示す値「0」を書き込む。
逆に、対比されるパルスレベルラッチ部にラッチされたレベルとモニタレベルラッチ部にラッチされたレベルとが対応(一致)しておらず、モニタ信号のレベルがLoレベルである場合、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路のいずれかにグランドショート異常が発生していると考えられる。従って、この場合、異常検出部14は、第2グランドショート判定保存部に、出力パルス信号が異常であることを示す値「1」を書き込む。また、対比されるパルスレベルラッチ部にラッチされたレベルとモニタレベルラッチ部にラッチされたレベルとが対応(一致)しておらず、モニタ信号のレベルがHiレベルである場合、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路のいずれかに電源ショート異常が発生していると考えられる。従って、この場合、図12のタイミングチャートの時間t40に示すように、異常検出部14は、第2電源ショート判定保存部に、出力パルス信号が異常であることを示す値「1」を書き込む。
異常検出部14は、図12のタイミングチャートに示すように、第1の異常判定方法の場合と同様に、所定の時間間隔(読み取り周期)T2ごとに、第2グランドショート判定保存部と第2電源ショート判定保存部とに保存された値を読み出して、第2グランドショート異常判定結果及び第2電源ショート異常判定結果とする。異常検出部14は、第2グランドショート判定保存部と第2電源ショート判定保存部とに保存された値を読み出した後、図12のタイミングチャートの時間t30、t37、t44に示すように、正常であることを示す値「0」及び異常の発生を示す値「1」とは異なる値「2」を初期値としてセットする。
次に、第1の異常判定方法について、図2~図5のフローチャート及び図6,7のタイミングチャートを参照して、より詳細に説明する。図2は、第1の異常判定方法を実行するためのメインルーチンを示すフローチャートである。図3は、図2のフローチャートの異常時処理の詳細を示すフローチャートである。図4は、異常検出部14が出力パルス信号を停止した場合に、出力パルス信号の出力を再開させるための処理を示すフローチャートである。図5は、第1の異常判定方法において、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値から、第1グランドショート異常判定結果及び第1電源ショート異常判定結果を得るための処理を示すフローチャートである。
図2のフローチャートに示す処理は、入力パルス信号の立ち下がりエッジが検出された時に開始される。最初のステップS100では、パルスエッジカウンタのカウント値(PEC)とモニタエッジカウント値(MEC)とを読み込む。なお、これらのカウント値の読み込み時点では、検出された入力パルス信号のエッジに基づくエッジパルスカウンタのカウントアップは行われていない。
続くステップS110では、読み込んだパルスエッジカウンタのカウント値が0であるか否かを判定する。パルスエッジカウンタのカウント値が0である場合、パルスエッジカウンタにおいて、入力パルス信号の立ち下がりエッジ数のカウントが正常に行われているか否か不明である。このため、ステップS110において、パルスエッジカウンタのカウント値が「0」と判定されると、出力パルス信号が正常であるか異常であるかの判定を行うことなく、図2のフローチャートに示す処理を終了する。この場合、図6のタイミングチャートの時間t1に示すように、第1グランドショート判定保存部及び第1電源ショート判定保存部の値は、初期値である「2」から書き換えられずに、そのまま維持される。一方、ステップS110において、パルスエッジカウンタのカウント値が「0」ではないと判定されると、ステップS120の処理に進む。
ステップS120では、読み込んだパルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とが一致しているか否かを判定する。不一致であると判定した場合にはステップS130の処理に進み、一致していると判定した場合にはステップS140の処理に進む。
ステップS130では、TPU13から出力される出力パルス信号に何らかの異常が発生しているとみなされるので、異常時処理を実行する。一方、ステップS140では、パルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とが一致しており、出力パルス信号が正常に出力されているとみなしえるので、図6のタイミングチャートの時間t2、t5に示されるように、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに、出力パルス信号が正常であることを示す値「0」を書き込む。なお、時刻t3、t6でも、パルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とは一致しているが、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部には、すでに正常を示す値「0」が書き込まれている。このため、時刻t3、t6では、値「0」を書き込んでもよいが、なんら値を書き込むことなく、保存されている値を維持してもよい。
次に、ステップS130の異常時処理について、図3のフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
最初のステップS200では、パルスエッジカウンタのカウント値が、モニタエッジカウンタのカウント値よりも大きいか否かを判定する。この判定処理において、パルスエッジカウンタのカウント値がモニタエッジカウンタのカウント値よりも大きいと判定されると、ステップS210の処理に進み、パルスエッジカウンタのカウント値がモニタエッジカウンタのカウント値よりも小さいと判定されると、ステップS270の処理に進む。
パルスエッジカウンタのカウント値がモニタエッジカウンタのカウント値よりも大きい場合、出力パルス信号の出力経路やモニタ信号の入力経路のいずれかがグランドショートあるいは電源ショートして、モニタ信号のレベルがLoレベル又はHiレベルに固定されている可能性がある。このような異常が生じた場合、TPU13が、異常なパルス信号を出力している可能性がある。そのため、ステップS210において、異常検出部14は、TPU13に出力パルス信号を停止するよう指示する。
例えば、図6のタイミングチャートに示すように、時間t5に近いタイミングで、モニタ信号の入力経路にグランドショート異常が発生した場合、その時点で、モニタ信号のレベルはLoレベルに固定される。その結果、時間t8で、パルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値とが不一致となる。それにより、異常検出部14はTPU13へ出力パルス信号の停止を指示する。なお、図6に示す例では、異常検出部14は、時間t10に出力パルス信号の停止を指示している。つまり、図6に示す例では、異常検出部14は、時間t8と時間t9において、2回連続してカウント値が不一致となったときに、出力パルス信号の停止を指示している。ただし、異常検出部14は、1回のカウント値の不一致に応じて、出力パルス信号の停止を指示するようにしてもよい。
続くステップS220では、出力パルス信号を停止させてから所定時間T1(例えば、1ms)待機する。つまり、出力パルス信号の停止によるモニタ信号のレベル変動が減衰するのを待つ。そして、ステップS230において、所定時間T1経過後の時間t11において、上述したモニタレベルラッチ部がラッチしているレベルを読み込む。そして、ステップS240で、読み込んだモニタ信号のレベルがLoレベルであるか、Hiレベルであるかを判定する。この判定処理において、Loレベルと判定したときにはステップS250の処理に進み、Hiレベルと判定したときにはステップS260の処理に進む。
ステップS250では、モニタ信号のレベルがLoレベルであるので、出力パルス信号の出力経路やモニタ信号の入力経路がグランドショートしている可能性が高いと考えられる。このため、図6の時刻t11に示すように、異常検出部14は、第1グランドショート判定保存部に、グランドショート異常を示す値「1」を書き込む。一方、ステップS260では、モニタ信号のレベルがHiレベルであるので、出力パルス信号の出力経路やモニタ信号の入力経路が電源ショートしている可能性が高いと考えられる。このため、異常検出部14は、第1電源ショート判定保存部に、電源ショート異常を示す値「1」を書き込む。
ステップS200において、パルスエッジカウンタのカウント値がモニタエッジカウンタのカウント値よりも小さいと判定されたときに実行されるステップS270では、パルスエッジカウンタ及びモニタエッジカウンタを「0」にクリアする。モニタエッジカウンタのカウント値がパルスエッジカウンタのカウント値よりも大きくなることは通常起こりえず、その原因は、パルスエッジカウンタ及び/又はモニタエッジカウンタの異常にあると考えられるためである。
上述した異常時処理において、TPU13からの出力パルス信号が停止されると、その出力パルス信号を利用するECUは通常の制御を実行することができなくなる。従って、この場合、例えば車両の退避走行のみを許可するような制御が行われることになる。しかしながら、モニタ信号のグランドショート異常又は電源ショート異常が何らかの異物の影響によって一時的に発生したもので、その後、TPU13が、出力パルス信号を正常に出力できる状態に復帰する可能性もゼロではない。
そのため、異常検出部14は、所定の再開条件が成立したことに応じて、TPU13に出力パルス信号の出力を再開させてもよい。図4のフローチャートは、このような出力パルス信号の出力を再開させるための処理を示している。また、図7のタイミングチャートは、図6のタイミングチャートに続くもので、グランドショート異常の判定後に、グランドショート異常が解消された場合の動作を示している。
最初のステップS300では、所定の再開条件が成立したか否かを判定する。所定の再開条件としては、例えば、出力パルス信号を停止している間に、モニタ信号のレベルが変化したこと、外部のECUから出力パルス信号の再開要求を受けたこと、あるいは、出力パルス信号を停止してから所定時間が経過したことのいずれかとすることができる。ステップS300において、所定の再開条件が成立したと判定すると、出力パルス信号の出力再開を指示するため、ステップS310以降の処理に進む。
ステップS310では、図7のタイミングチャートの時間t21に示すように、パルスエッジカウンタのカウント値とモニタエッジカウンタのカウント値をともに「0」にクリアする。これにより、不一致となっていた両カウント値を一致させる。そして、ステップS320において、異常検出部14は、TPU13に出力パルス信号の再開を指示する。これにより、図7に示すように、TPU13から出力パルス信号の出力が再開される。そして、TPU13が、出力パルス信号を正常に出力できる状態に復帰していれば、図7に示すように、入力パルス信号のエッジ数とモニタ信号のエッジ数が一致するので、出力パルス信号は正常であると判定され、出力パルス信号の出力が継続される。一方、出力パルス信号が再開されても、異常が継続している場合には、上述した第1の異常判定方法によって即座に出力パルス信号が停止される。そのため、出力パルス信号を利用するECUが、異常な出力パルス信号に基づき不適切な制御を実行することは回避される。
次に、異常検出部14が、第1の異常判定方法において、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値から、第1グランドショート異常判定結果及び第1電源ショート異常判定結果を得るための処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、図5のフローチャートに示す処理は、所定の時間間隔(読み取り周期)T2毎に起動され、実行される。
最初のステップS400では、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値をそれぞれ読み込む。続くステップS410では、読み込んだ値の両方が「2」、すなわち、正常判定も異常判定もなされていない未判定であるか、読み込んだ値のいずれかが「1」、すなわち、グランドショート異常または電源ショート異常の判定がなされたか、あるいは、読み込んだ値の両方が「0」、すなわち、グランドショート異常も電源ショート異常も生じておらず、出力パルス信号は正常と判定されたかを判別する。グランドショート異常または電源ショート異常の判定がなされたと判別したときにはステップS420の処理に進む。出力パルス信号は正常と判定されたと判別したときには、ステップS450の処理に進む。未判定であると判別したときには、ステップS460の処理に進む。
ステップS420では、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とのどちらの保存部に異常を示す値が保存されていたかを判定する。例えば図6のタイミングチャートの時間t12に示すように、第1グランドショート判定保存部に異常を示す値が保存されていた場合には、ステップS430に進み、グランドショート異常と判定する。この際、図6に示すように、第1電源ショート判定保存部の値に基づき、電源ショート異常についても判定するようにしてもよい。逆に、第1電源ショート判定保存部に異常を示す値が保存されていた場合には、ステップS440に進んで、電源ショート異常と判定する。
ステップS450では、例えば図6のタイミングチャートの時間t4、t7に示すように、出力パルス信号は正常と判定する。また、ステップS460では、図7のタイミングチャートの時間t20、t22に示すように、正常であるか異常であるか不定であると判定する。図6及び図7のタイミングチャートでは、このような判定結果を、正常を示す値「0」、異常を示す値「1」、不定を示す値「2」によって表している。
最後に、ステップS470において、図6のタイミングチャートの時間t0、t4、t7、t12などに示すように、正常であることを示す値「0」及び異常の発生を示す値「1」とは異なる値「2」を、第1グランドショート判定保存部及び第1電源ショート判定保存部に初期値としてセットする。
次に、第2の異常判定方法について、図8~図11のフローチャート及び図12、13のタイミングチャートを参照して、より詳細に説明する。図8は、第2の異常判定方法を実行するタイミングの到来を判定するために、エッジ検出時にタイマをスタートさせる処理を示すフローチャートである。図9は、第2の異常判定方法を実行するためのメインルーチンを示すフローチャートである。図10は、図9のフローチャートの異常時処理の詳細を示すフローチャートである。図11は、第2の異常判定方法において、第2グランドショート判定保存部と第2電源ショート判定保存部とに保存された値から、第2グランドショート異常判定結果及び第2電源ショート異常判定結果を得るための処理を示すフローチャートである。
図8のフローチャートに示す処理は、入力パルス信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジが検出された時に開始される。図8のフローチャートのステップS500では、エッジが検出されてからの経過時間を計測するために、タイマをスタートさせる。なお、このタイマは、入力パルス信号のエッジが検出されるごとにリセットされ、改めて経過時間の計測を開始する。
図9のフローチャートに示す処理は、図8のフローチャートによってスタートされたタイマが計測する経過時間が、所定時間T1に達したときに開始される。つまり、第2の異常判定方法は、検出されるエッジ間の間隔が所定時間T1以上である場合にのみ実行され、所定時間T1が経過する前に新たなエッジが検出されると、第2の異常判定方法は実行されない。換言すると、異常検出部14は、入力パルス信号のレベルが変化してから所定時間T1が経過する前に、入力パルス信号に次のレベル変化が生じた場合、第2の異常判定方法による、入力パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応しているか否かの判定を行わない。従って、第2の異常判定方法は、エンジン回転速度が比較的低い場合に、出力パルス信号が正常であるか異常であるかの判定を行うものである。
図9のフローチャートのステップS600では、パルスレベルラッチ部にラッチされた出力パルス信号のレベルとモニタレベルラッチ部にラッチされたモニタ信号のレベルとを読み出して対比する。なお、ステップS600の処理は、エッジの検出から所定時間T1が経過した後に行われる。従って、ステップS600では、出力パルス信号のレベルが変化してから所定時間T1経過した後の、出力パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対比される。
続くステップS610では、対比した出力パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとがとが、対応(一致)しているか否かを判定する。この判定処理において、両信号のレベルは対応していると判定すると、ステップS620の処理に進む。一方、両信号のレベルが対応していないと判定すると、出力パルス信号に何らかの異常が発生していると考えられるので、ステップS650の処理に進む。
ステップS620では、モニタ信号のレベルがHiレベルであるか、Loレベルであるかを判定する。モニタ信号がHiレベルのときに、入力パルス信号のレベルと対応している場合、少なくとも、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路にグランドショート異常は発生していないと考えられる。従って、ステップS620において、モニタ信号のレベルがHiレベルと判定したとき、ステップS630の処理に進み、図12のタイミングチャートの時間t34、t38などに示すように、異常検出部14は、第2グランドショート判定保存部に、出力パルス信号が正常であることを示す値「0」を書き込む。
一方、モニタ信号がLoレベルのときに、入力パルス信号のレベルと対応している場合、少なくとも、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路に電源ショート異常は発生していないと考えられる。従って、ステップS620において、モニタ信号のレベルがLoレベルと判定したとき、ステップS640の処理に進み、図12のタイミングチャートの時間t36に示すように、異常検出部14は、第2電源ショート判定保存部に、出力パルス信号が正常であることを示す値「0」を書き込む。
ステップS630又はS640の処理が完了すると、図9のフローチャートに示す処理を終了する。なお、ステップS630、S640の処理の完了後に、タイマをリセットするとともに再スタートさせてもよい。このようにすると、図11のタイミングチャートの時間t43、t45などに示すように、入力パルス信号のレベルが変化せず、エッジが検出されない場合、所定時間T1経過するごとに、入力パルス信号のレベルと、モニタ信号のレベルとが対応しているか否かの判定を繰り返し実行させることができる。
ステップS650では、入力パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが不一致であるため、異常時処理を実行する。この異常時処理の詳細について、図10のフローチャートを参照して説明する。
最初のステップS700では、モニタ信号のレベルがHiレベルであるか、Loレベルであるかを判定する。入力パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応せず、かつ、モニタ信号のレベルがLoレベルである場合、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路のいずれかにグランドショート異常が発生していると考えられる。従って、ステップS700にて、モニタ信号がLoレベルであると判定すると、ステップS710の処理に進み、異常検出部14は、第2グランドショート判定保存部に、出力パルス信号が異常であることを示す値「1」を書き込む。
一方、入力パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応せず、かつ、モニタ信号のレベルがHiレベルである場合、出力パルス信号の出力経路及びモニタ信号の入力経路のいずれかに電源ショート異常が発生していると考えられる。従って、ステップS700にて、モニタ信号がHiレベルであると判定すると、ステップS720の処理に進み、図12のタイミングチャートの時間t40に示すように、異常検出部14は、第2電源ショート判定保存部に、出力パルス信号が異常であることを示す値「1」を書き込む。
なお、図10の異常時処理においても、第1の異常判定方法における異常時処理と同様に、出力パルス信号を停止させるようにしてもよい。
次に、異常検出部14が、第2の異常判定方法において、第2グランドショート判定保存部と第2電源ショート判定保存部とに保存された値から、第2グランドショート異常判定結果及び第2電源ショート異常判定結果を得るための処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。
最初のステップS800では、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とに保存された値をそれぞれ読み込む。続くステップS810では、読み込んだ値の両方が「2」、すなわち、正常判定も異常判定もなされていない未判定であるか、読み込んだ値のいずれかが「1」、すなわち、グランドショート異常または電源ショート異常の判定がなされたか、あるいは、読み込んだ値の両方が「0」、すなわち、グランドショート異常も電源ショート異常も生じておらず、出力パルス信号は正常と判定されたかを判別する。グランドショート異常または電源ショート異常の判定がなされたと判別したときにはステップS820の処理に進む。出力パルス信号は正常と判定されたと判別したときには、ステップS850の処理に進む。未判定であると判別したときには、ステップS860の処理に進む。
ステップS820では、第1グランドショート判定保存部と第1電源ショート判定保存部とのどちらの保存部に異常を示す値が保存されていたかを判定する。例えば図12のタイミングチャートの時間t44に示すように、第2電源ショート判定保存部に異常を示す値が保存されていた場合には、ステップS840に進み、電源ショート異常と判定する。この際、図12に示すように、第2グランドショート判定保存部の値に基づき、グランドショート異常について正常判定するようにしてもよい。逆に、第2グランドショート判定保存部に異常を示す値が保存されていた場合には、ステップS830に進んで、グランドショート異常と判定する。
ステップS850では、例えば図12のタイミングチャートの時間t37に示すように、出力パルス信号は正常と判定する。また、ステップS860では、図12のタイミングチャートの時間t30に示すように、正常であるか異常であるか不定であると判定する。図12のタイミングチャートでは、このような判定結果を、正常を示す値「0」、異常を示す値「1」、不定を示す値「2」によって表している。
最後に、ステップS870において、異常検出部14は、図12のタイミングチャートの時間t30、t37、t44などに示すように、正常であることを示す値「0」及び異常の発生を示す値「1」とは異なる値「2」を、第2グランドショート判定保存部及び第2電源ショート判定保存部に初期値としてセットする。
なお、第2の異常判定方法では、電源ショート異常が発生して、モニタ信号のレベルがHiレベルで固定したとき、入力パルス信号がHiレベルから変化しない場合、少なくともグランドショート異常が発生していないことを検出できるのみで、電源ショート異常が発生していることを判定することはできない。逆に、図13のタイミングチャートに示すように、第2の異常判定方法では、電源ショート異常が発生して、モニタ信号のレベルがHiレベルで固定したとき、入力パルス信号のレベルがLoレベルとなっていれば、電源ショート異常が発生していることを判定することが可能となる。グランドショート異常の判定についても同様である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、第1の異常判定方法及び第2の異常判定方法において、異常の態様が、グランドショート異常であるか、それとも電源ショート異常であるかを判別するようにしている。しかしながら、第1の異常判定方法は、単に、パルス信号のエッジ数とモニタ信号のエッジ数が相違したとき、出力パルス信号の異常と判定し、第2の異常判定方法は、パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応していないとき、出力パルス信号の異常と判定するものであってもよい。
また、上述した実施形態では、パルス信号異常検出装置が車両制御システムに適用され、エンジン回転センサ1のパルス信号を他のECUに中継する場合に、出力部としてのTPU13が出力パルス信号の異常の有無を検出する例について説明した。しかしながら、本発明によるパルス信号異常検出装置の適用例は、そのようにパルス信号を中継する場合に限られない。例えば、ECUが、制御対象機器を駆動するための駆動信号として、周波数が変化するパルス信号を出力する場合に、意図した通りの正常なパルス信号が出力されているか、それとも異常なパルス信号が出力されているかを検出するために、本発明のパルス信号異常検出装置を適用してもよい。
最後に、特許請求の範囲に記載した以外の、上述した実施形態の技術的な特徴点について列記する。
1.第1異常判定部(S100~S140)は、パルスエッジカウント値がモニタエッジカウント値より大きい場合、出力部(13)からのパルス信号の出力を停止させ、パルス信号を停止させているときのモニタ信号のレベルに基づいて、グランドショート異常と電源ショート異常とのどちらの異常が生じているかを判定する異常態様判定部(S200~S260)を有する。
2.所定の再開条件が成立したことに応じて、第1異常判定部(S100~S140)はパルスエッジカウント値とモニタエッジカウント値をクリアするとともに、出力部(13)はパルス信号の出力を再開する。
3.所定の再開条件は、パルス信号の出力を停止している間に、モニタ信号のレベルが変化したこと、外部からパルス信号の出力の再開要求を受けたこと、及び、パルス信号の出力を停止してから所定時間が経過したことのいずれかである。
4.第2異常判定部(S600~S650)は、パルス信号のレベルが変化してから所定時間(T1)が経過する前に、パルス信号に次のレベル変化が生じた場合、パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応しているか否かの判定を行わない。
5.第2異常判定部(S600~S650)は、パルス信号のレベルが変化しない場合、所定時間(T1)経過するごとに、パルス信号のレベルと、モニタ信号のレベルとが対応しているか否かの判定を繰り返し実行する。
6.第2異常判定部(S600~S650)は、パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応しているか否かに関する判定結果を一時的に保存する一時保存部を有し、所定の読み取り周期(T2)毎に、一時保存部に保存された判定結果を読み取り、その読み取った判定結果に基づき異常判定を行うとともに、判定結果を読み取った後、一時保存部の判定結果をクリアする。
7.一時保存部は、第2異常判定部(S600~S650)において、パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが非対応であり、モニタ信号のレベルがLoレベルを示すと判定された場合、グランドショート異常を示す異常判定結果を一時的に保存するグランドショート判定保存部と、第2異常判定部(S600~S650)において、パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが非対応であり、モニタ信号のレベルがHiレベルを示すと判定された場合、電源ショート異常を示す異常判定結果を一時的に保存する電源ショート判定保存部とを含む。
8.グランドショート異常判定保存部は、パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応しており、モニタ信号のレベルがHiレベルを示すと判定された場合、グランドショート異常は発生していないことを示す正常判定結果を一時的に保存し、電源ショート異常判定保存部は、パルス信号のレベルとモニタ信号のレベルとが対応しており、モニタ信号のレベルがLoレベルを示すと判定された場合、電源ショート異常は発生していないことを示す正常判定結果を一時的に保存し、第2異常判定部(S600~S650)は、一時保存部の判定結果をクリアする際に、グランドショート異常判定保存部及び電源ショート異常判定保存部に、異常判定結果及び正常判定結果の値とは異なる値をセットする。
1 :エンジン回転センサ
10:エンジン制御ECU
11:マイコン
12:CPU
13:TPU
14:異常検出部
20:トランスミッション制御ECU

Claims (5)

  1. 周波数が変化するとともに、信号レベルがHiレベルとLoレベルとの間で変化するパルス信号を出力する出力部(13)と、
    前記出力部から出力されたパルス信号に基づいて、当該パルス信号と同じ周波数で信号レベルが変化するモニタ信号を生成する生成部(13)と、
    前記モニタ信号を用いて異常検出を行う異常検出部(14)と、を備え、
    前記異常検出部は、
    前記パルス信号のエッジの数をカウントするパルスエッジカウント値と、前記モニタ信号のエッジの数をカウントするモニタエッジカウント値が一致しているか否かによって異常判定を行う第1異常判定部(S100~S140)と、
    前記パルス信号の信号レベルと、前記モニタ信号の信号レベルとが対応しているか否かによって異常判定を行う第2異常判定部(S600~S650)と、を含み、
    前記第1異常判定部と前記第2異常判定部による異常判定が並行して実行されるパルス信号異常検出装置。
  2. 前記異常検出部は、並行して実行される前記第1異常判定部と前記第2異常判定部とのいずれか一方他方よりも先に異常が判定されると、先に判定された結果に基づき、異常検出を行う請求項1に記載のパルス信号異常検出装置。
  3. 前記出力部は、外部から入力された入力パルス信号に応じて、前記入力パルス信号の周波数変化に対応して周波数が変化する前記パルス信号を出力するものであり、
    前記第1異常判定部は、前記パルスエッジカウント値として、前記入力パルス信号のエッジの数をカウントした値を用い、及び/又は、前記第2異常判定部は、前記パルス信号のレベルとして、前記入力パルス信号のレベルを用いる請求項1又は2に記載のパルス信号異常検出装置。
  4. 前記第1異常判定部は、前記パルスエッジカウント値が前記モニタエッジカウント値より小さい場合、前記パルスエッジカウント値と前記モニタエッジカウント値をそれぞれクリアするカウントクリア部(S270)を有する請求項1乃至3のいずれかに記載のパルス信号異常検出装置。
  5. 前記第2異常判定部は、前記パルス信号のレベルが変化してから所定時間経過した後、前記パルス信号のレベルと前記モニタ信号のレベルとを対比して、双方のレベルが対応しているか否かを判定する請求項1乃至4のいずれかに記載のパルス信号異常検出装置。
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