JP2002089336A - 車両用電子制御システムの故障検出装置 - Google Patents

車両用電子制御システムの故障検出装置

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electronic control
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Kenichi Goto
健一 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用電子制御システムにおけるマイコン1
のタイマ機能を診断可能とする。 【解決手段】 マイコン1に対し、その外部の監視回路
2に、所定周期のパルス信号を発生するパルス信号発生
源5を設け、そのパルス信号をマイコン1に入力する。
マイコン1側では、タイマ機能診断手段6により、その
パルス信号の周期を計測し、計測された周期が所定範囲
外となったときにタイマ機能の異常と診断する。そし
て、タイマ機能の異常と診断したときは、電制スロット
ル弁4の駆動制御を強制的に停止することにより、エン
ジンの出力を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電子制御シ
ステムの故障検出装置に関し、特に車両用電子制御シス
テムのマイコンのタイマ機能(計時機能)を診断するこ
とのできる故障検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の車両用電子制御システムにおいて
は、マイコン内で求められる目標指令値に応じてアクチ
ュエータが動作するシステムが殆どである。これらのア
クチュエータの制御はマイコン内のタイマ機能によりそ
の性能が支配される。また、診断のように、所定時間内
に異常を検出するというような制御においても、タイマ
機能の失陥は診断機能自体を損なうものである。
【0003】従来、これらのタイマ機能の動作を保証す
るために、例えば、マイコンが監視回路(ウォッチドッ
グタイマ;WDT)に対し、所定周期のパルス信号(プ
ログラムラン信号;P−RUN)を発振し、監視回路が
このパルス信号が正常か否かをチェックする方法が知ら
れている(特開2000−148542号参照)。ま
た、各種動作の演算を主マイコンと副マイコンとの2つ
のマイコンで演算し、演算結果を比較する方式で、一方
のマイコンの異常を検出する方法も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、WDT
では、パルス信号の有無を検出することは可能である
が、微妙な周期のずれは診断できなかった。また、2マ
イコンにしても、各マイコンの演算値のずれをやはり所
定時間は許容するような制御を行う場合、タイマ機能の
異常により不整合診断性能を低下させてしまう可能性が
あった。
【0005】更に、マイコンのタイマ機能の異常を放置
すると、電制スロットル弁のようにマイコン内で求めら
れる目標指令値が誤った値となったときに車両として設
計者の意図しない挙動を示したりするアクチュエータの
場合、車両として好ましくない挙動を示したりする恐れ
があった。本発明は、このような実状に鑑み、マイコン
のタイマ機能をより的確に診断することのできる車両用
電子制御システムの故障検出装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、車両用電子制御システムのマイコンに対
し、その外部に、所定周期のパルス信号を発生するパル
ス信号発生源を設け、マイコン側に、前記パルス信号発
生源から入力されるパルス信号の周期を計測し、計測さ
れた周期が所定範囲外となったときにタイマ機能の異常
と診断するタイマ機能診断手段を設けたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2に係る発明では、マイコンから発
振される所定周期のパルス信号が正常か否かを監視する
監視回路を備え、マイコン外部の前記パルス信号発生源
は、前記監視回路に設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記タイマ機能診断手段は、
計測された周期が所定範囲外となった状態が所定回継続
した場合にタイマ機能の異常と診断することを特徴とす
る。
【0008】請求項4に係る発明では、前記タイマ機能
診断手段は、前記パルス信号発生源からのパルス信号の
入力の有無を監視し、所定時間以上パルス信号の入力が
ない場合にもタイマ機能の異常と診断することを特徴と
する。請求項5に係る発明では、前記タイマ機能診断手
段によりタイマ機能の異常と診断したときに、エンジン
の出力を制限するフェイルセーフ手段を設けたことを特
徴とする。
【0009】請求項6に係る発明では、前記フェイルセ
ーフ手段は、電制スロットル弁の駆動制御を強制的に停
止することにより、エンジンの出力を制限することを特
徴とする。請求項7に係る発明では、前記タイマ機能診
断手段は、パルス信号の周期に代えて、パルス信号のハ
イレベル時間又はローレベル時間の少なくとも一方を計
測することを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、マイコン
の外部にパルス信号発生源を設け、マイコン側でそのパ
ルス信号の周期を計測し、計測された周期が所定範囲外
となったときにタイマ機能の異常と診断することで、マ
イコンのタイマ機能が異常の場合に、これを確実に検出
することができる。
【0011】すなわち、マイコンのタイマ機能が異常の
場合、外部のパルス信号発生源からのパルス信号の周期
が正常であっても、マイコンはその周期が所定範囲を逸
脱しているとして、異常と診断するからである。また、
マイコンのタイマ機能が正常で、外部のパルス信号発生
源が異常の場合も、マイコンはそのパルス信号の周期が
所定範囲を逸脱しているとして、異常と診断するが、こ
のときは自分が正しいことを検出する手段を失っている
状態であり、このときもタイマ機能の異常と診断するこ
とで、より安全サイドで診断できる。
【0012】請求項2に係る発明によれば、マイコン外
部のパルス信号発生源を監視回路のものとすることで、
マイコンに対する監視回路のタイマ機能が異常の場合
に、マイコンは監視回路からのパルス信号の周期が所定
範囲を逸脱しているとして、監視回路のタイマ機能の異
常と診断でき、監視回路の監視機能を逆に診断すること
ができる。
【0013】請求項3に係る発明によれば、計測された
周期が所定範囲外となった状態が所定回継続した場合に
タイマ機能の異常と診断することで、より正確に診断で
きる。すなわち、パルス信号の周期の計測は、パルス信
号のエッジからエッジまでを計測するが、パルス信号の
1回の周期だけではノイズや瞬低の影響を受けて誤診断
の可能性があるため、ある程度のディレイを用い、周期
がずれた状態が所定回継続した場合にタイマ機能の異常
と診断するのであり、ディレイ(所定回)を持たせるこ
とで誤診断を防止できる。また、ディレイとしてタイマ
ではなくカウンタ(所定回)を用いることにより、タイ
マの異常で本診断自体が無効になることを防止できる。
【0014】請求項4に係る発明によれば、パルス信号
発生源からのパルス信号の入力の有無を監視し、所定時
間以上パルス信号の入力がない場合にもタイマ機能の異
常と診断することで、より確実に故障検出を行うことが
できる。すなわち、タイマ機能の異常としては、その周
期のずれが考えられるが、例えば上記のように判定まで
にカウンタディレイをおいた場合、パルス信号の出力が
全くないような故障の場合、故障検出ができない可能性
があるので、ある所定時間内にパルス信号が来ない場合
もタイマ機能の異常と診断できるようにしている。
【0015】請求項5に係る発明によれば、タイマ機能
の異常と診断したときに、エンジンの出力を制限するフ
ェイルセーフモードに移行させることで、タイマ機能の
異常により車両として好ましくない挙動を示すことを未
然に防止できる。請求項6に係る発明によれば、電制ス
ロットル弁の駆動制御を強制的に停止することにより、
エンジンの出力を制限することで、車両の最低限の走行
(リンプホーム運転)を可能にしつつ、車両として好ま
しくない挙動を示すことを未然に防止できる。
【0016】請求項7に係る発明によれば、パルス信号
の周期に代えて、パルス信号のハイレベル時間、ローレ
ベル時間を計測し、これらについても所定範囲内である
かを確認することで、微妙なクロックのずれや故障を検
出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す
車両用電子制御システムのマイコン1及びその監視回路
2の概略構成図である。マイコン(主マイコン)1は、
電制スロットル制御部3を有し、図示しない各種センサ
により検出されるエンジンの運転条件(アクセル開度、
エンジン回転数等)に基づいて、電制スロットル弁4を
駆動制御する。
【0018】監視回路(ウォッチドッグタイマ;WD
T)2は、監視機能に特化した副マイコン又はICによ
り構成され、マイコン1によりソフトウェア的に生成さ
れて正常動作時に所定周期で発振されるパルス信号(プ
ログラムラン信号;P−RUN)を監視し、この信号が
正常か否かをチェックして、異常時にマイコン1に対し
リセット信号(RESET)を出力する機能を有する。
尚、マイコンリセット機能に代えて、電制スロットル弁
4の駆動制御を強制的に停止する機能を持つものであっ
てもよい。
【0019】ここで、マイコン1が内蔵のクロックによ
るタイマ機能を有することはもちろんであるが、監視回
路2も内蔵のクロックによるタイマ機能を有している。
そして、この監視回路2に、そのタイマ機能に依存し
て、マイコン1に対し、所定周期(例えば20ms周
期)のパルス信号を発生するパルス信号発生源5を設け
てある。
【0020】その一方、マイコン1側には、外部の監視
回路2側のパルス信号発生源5から入力されるパルス信
号の周期を計測し、計測された周期が所定範囲外となっ
たときに、タイマ機能の異常と診断するタイマ機能診断
手段6を設けてある。そして、タイマ機能診断手段6が
タイマ機能の異常と診断したときは、当該手段6がフェ
イルセーフ手段として機能し、電制スロットル制御部3
にフェイルセーフ信号(F/S)を送って、電制スロッ
トル弁4の駆動制御を強制的に停止させることにより、
エンジンの出力を制限するようにしてある。
【0021】次にマイコン1のタイマ機能診断手段6の
より詳細な動作を図2及び図3のフローチャートにより
説明する。図2はマイコン1にて監視回路2側のパルス
信号発生源5から入力されるパルス信号の立上がりエッ
ジに同期して実行される割込みルーチンである。S1で
は、前回のパルス信号の立上がりエッジの検出時刻Cloc
k1をClock2として記憶する。
【0022】S2では、今回のパルス信号の立上がりエ
ッジの検出時刻(現在時刻)をClock1として記憶する。
図3はマイコン1にて所定時間(例えば40ms)毎に
実行される時間同期ルーチン(40msJOB)であ
る。S11では、Clock1とClock2とに基づいて、パルス
信号の周期Tpd=Clock1−Clock2を算出する。
【0023】すなわち、例えば図4(A)に示すよう
に、パルス信号の周期が20ms(ハイレベル時間、ロ
ーレベル時間が共に10ms)で、周期の算出が40m
s毎の場合、図示のClock0の算出タイミングでは、その
直前のパルス信号の立上がりエッジの検出時刻Clock1
と、その1つ前のパルス信号の立上がりエッジの検出時
刻Clock2との差として、パルス信号の周期Tpd=Clock1
−Clock2が計測される。
【0024】S12では、計測されたパルス信号の周期
Tpdが所定の下限値(許容誤差を±10%として、例え
ば18ms)より小さいか否かを判定する。また、S1
3では、計測されたパルス信号の周期Tpdが所定の上限
値(許容誤差を±10%として、例えば22ms)より
大きいか否かを判定する。これらの判定の結果、Tpd≧
下限値、かつ、Tpd≦上限値の場合(すなわち、下限値
≦Tpd≦上限値で、所定範囲内の場合)は、周期Tpdに
関する限り、タイマ機能は正常とみなして、S14へ進
み、カウンタCをクリアする(C=0)。そして、S1
7へ進む。
【0025】これに対し、Tpd<下限値、又は、Tpd>
上限値の場合(すなわち、所定範囲外の場合)は、今回
の周期Tpdに関する限り、タイマ機能の異常とみなし
て、S15へ進み、カウンタCを1アップする(C=C
+1)。そして、S16では、カウンタC(パルス信号
の周期が所定範囲を逸脱している継続回数)が所定値
(例えば4回)に達したか否かを判定する。
【0026】この判定の結果、C<所定値の場合は、最
終的なタイマ機能の異常判定を保留し、S17へ進む。
S17では、現在時刻をClock0として検出する。S18
では、Clock0とClock1とに基づいて、パルス無し時間T
0=Clock0−Clock1を算出する。
【0027】すなわち、例えば図4(B)に示すよう
に、パルス信号が消失した場合、図示のClock0の算出タ
イミングでは、現在時刻Clock0と最後に入力されたパル
ス信号の立上がりエッジの検出時刻Clock1との差とし
て、パルス無し時間T0=Clock0−Clock1が検出され
る。S19では、パルス無し時間T0が所定時間(例え
ば200ms)以上か否かを判定する。
【0028】この判定の結果、T0<所定時間の場合
は、タイマ機能は正常とみなして、本ルーチンを終了す
る。これに対し、S16での判定で、C≧所定値の場合
(計測されたパルス信号の周期Tpdが所定範囲外となっ
た状態が所定回継続した場合)、又は、S19での判定
で、T0≧所定時間の場合(所定時間以上パルス信号の
入力がない場合)は、タイマ機能の異常とみなして、S
20,S21へ進む。
【0029】S20では、タイマ機能の異常と診断し、
対応するNGフラグをセットするなどして、異常状態を
記憶保持する。そして、S21では、フェイルセーフの
ため、電制スロットル制御部3に対し、フェイルセーフ
信号(F/S)を送って、電制スロットル弁4の駆動制
御を強制的に停止させる。
【0030】電制スロットル弁4の駆動制御を停止する
と、具体的には、電制スロットル弁4のモータに対する
電源回路のリレーをOFFにすると、電制スロットル弁
4はリターンスプリングの作用で、比較的低開度のフェ
イルセーフ開度に固定され、エンジン出力が規制される
ものの、最低限のリンプホーム運転が可能となる。以上
のように、マイコン1の外部のプログラムラン信号監視
用の監視回路2に所定周期のパルス信号発生源5を設
け、このパルス信号をマイコン1に入力し、マイコン1
でこのパルス信号の周期を計測・判定することで、マイ
コン1内のタイマ機能に異常が発生した場合、パルス信
号の周期を予め決められた所定範囲外と認識するため、
マイコン1のタイマ機能の異常を認識できる。
【0031】マイコン1のタイマ機能が異常の場合、マ
イコン1の各種アクチュエータ制御機能/診断機能/フ
ェイルセーフ機能などに障害を生じるが、タイマ機能の
異常をいち早く検出することで、適切な退避処理が可能
となる。また、外部のパルス信号発生源5の異常により
誤ったパルス信号が出力された場合、マイコン1でこの
パルス信号発生源5の異常、すなわち監視回路2のタイ
マ機能の異常(監視機能の異常)を検出することができ
る。
【0032】また、タイマ機能の異常判定を行う際、パ
ルス信号の1回の周期だけではノイズや瞬低の影響を受
けて誤診断の可能性があるが、ある程度のディレイを用
い、周期がずれた状態が所定回継続した場合にタイマ機
能の異常と診断することで、誤診断を防止できる。ま
た、ディレイとしてタイマではなくカウンタ(所定回)
を用いるので、タイマの異常で本診断自体が無効になる
ことを防止できる。
【0033】更に、パルス信号が来ない場合、図4
(B)からわかるように、周期だけではその異常を検出
できないことが考えられるが、所定時間以上パルス信号
の入力がない場合にもタイマ機能の異常と診断すること
で、異常をより広くより的確に検出できる。尚、上記の
実施形態では、パルス信号の周期を計測し、これについ
て判定するようにしたが、パルス信号のハイレベル時間
やローレベル時間を計測し、これらが所定範囲であるこ
とも確認するようにしてもよく、これにより微妙なクロ
ックのずれや故障を検出することができる。
【0034】また、本実施形態では、エンジン出力を制
限するフェイルセーフモードとして、電制スロットル弁
の駆動制御を停止するようにしたが、燃料カットを行う
ようにしてよい。また、リンプホーム運転を可能とする
ため、一部気筒の燃料カットを行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すマイコン及び監視
回路の概略構成図
【図2】 マイコンでの立上がりエッジ割込みルーチン
のフローチャート
【図3】 マイコンでの時間同期ルーチンのフローチャ
ート
【図4】 パルス周期等の計測タイミングを示す図
【符号の説明】
1 マイコン 2 監視回路(WDT) 3 電制スロットル制御部 4 電制スロットル弁 5 パルス信号発生源 6 タイマ機能診断手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用電子制御システムのマイコンに対
    し、その外部に、所定周期のパルス信号を発生するパル
    ス信号発生源を設け、 マイコン側に、前記パルス信号発生源から入力されるパ
    ルス信号の周期を計測し、計測された周期が所定範囲外
    となったときにタイマ機能の異常と診断するタイマ機能
    診断手段を設けたことを特徴とする車両用電子制御シス
    テムの故障検出装置。
  2. 【請求項2】マイコンから発振される所定周期のパルス
    信号が正常か否かを監視する監視回路を備え、 マイコン外部の前記パルス信号発生源は、前記監視回路
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両
    用電子制御システムの故障検出装置。
  3. 【請求項3】前記タイマ機能診断手段は、計測された周
    期が所定範囲外となった状態が所定回継続した場合にタ
    イマ機能の異常と診断することを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の車両用電子制御システムの故障検出装
    置。
  4. 【請求項4】前記タイマ機能診断手段は、前記パルス信
    号発生源からのパルス信号の入力の有無を監視し、所定
    時間以上パルス信号の入力がない場合にもタイマ機能の
    異常と診断することを特徴とする請求項1〜請求項3の
    いずれか1つに記載の車両用電子制御システムの故障検
    出装置。
  5. 【請求項5】前記タイマ機能診断手段によりタイマ機能
    の異常と診断したときに、エンジンの出力を制限するフ
    ェイルセーフ手段を設けたことを特徴とする請求項1〜
    請求項4のいずれか1つに記載の車両用電子制御システ
    ムの故障検出装置。
  6. 【請求項6】前記フェイルセーフ手段は、電制スロット
    ル弁の駆動制御を強制的に停止することにより、エンジ
    ンの出力を制限することを特徴とする請求項5記載の車
    両用電子制御システムの故障検出装置。
  7. 【請求項7】前記タイマ機能診断手段は、パルス信号の
    周期に代えて、パルス信号のハイレベル時間又はローレ
    ベル時間の少なくとも一方を計測することを特徴とする
    請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の車両用電子
    制御システムの故障検出装置。
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