JP6167871B2 - エンジン制御装置 - Google Patents
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Description
第1速度算出手段は、クランクシャフトの所定の回転角度毎にクランクセンサが出力するクランク信号に基づいてエンジン回転速度を算出し、第2速度算出手段は、カムシャフトの所定の回転角度毎にカムセンサが出力するカム信号に基づいてエンジン回転速度を算出し、第1診断手段および第2診断手段は、それぞれクランク信号に基づいてクランクセンサが異常であるか否かを判定する。
図1に示すエンジン制御装置10は、CPU、RAM、ROM、フラッシュメモリ等を備えるマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」とも言う。)により主に構成されている。エンジン制御装置10は、エンジン回転速度算出部20、22、クランクセンサ診断部30、40、選択器60、切替器62、トルクモニタ70、およびトルク制御器80等を備えている。
切替器62は、クランクセンサ診断部30、40の診断結果に基づいて、エンジン回転速度算出部20、22が算出するエンジン回転速度のいずれを選択するかを指令する切替信号を選択器60に出力する。切替器62の切替処理の詳細については後述する。
トルク推定部72は、エンジン回転速度の変動量に基づいて、エンジンの出力トルクをマップまたは数式等から推定する。要求トルク算出部74は、アクセルセンサ8が出力するアクセル開度に基づいて、ドライバが要求するトルクをマップまたは数式等から算出する。比較器76は、トルク推定部72が出力する推定トルクと、要求トルク算出部74が出力する要求トルクとを比較し、推定トルクが要求トルクよりも所定値以上大きい場合、インジェクタを駆動する噴射駆動装置90に噴射禁止信号を出力する。
(クランクセンサ診断部30、40)
図2に示すように、クランクセンサ診断部30は、歯割込部32、タイムカウンタ34、および診断部36を有している。クランクセンサ診断部40は、歯カウンタ42、欠歯割込部44、歯数診断部46、欠歯診断部48、およびOR回路50を有している。
図3に、クランクセンサ診断部30の診断部36が実行する診断処理を示す。図3、および後述する図4〜図6のフローチャートにおいて、「S」はステップを表わしている。
式(1)において、今回割込時刻は今回の診断処理でタイムカウンタ34から取得したカウンタ値であり、前回割込時刻は前回の診断処理でタイムカウンタ34から取得したカウンタ値である。
割込間隔比が所定値1より大きい場合(S408:Yes)、診断部36は今回と前回との割り込みの間に欠歯部2bが存在していると判定し(S410)、S400でカウントアップしたクランク歯カウンタのカウンタ値が所定値2であるか否かを判定する(S412)。所定値2は、クランクロータ2が有するクランク歯2aの合計歯数である。
割込間隔比が所定値1以下の場合(S408:No)、診断部36は今回と前回との割り込みの間に欠歯部2bが存在していないと判定し(S420)、クランク歯カウンタのカウンタ値が所定値2より小さいか否かを判定する(S422)。
カウンタ値が所定値2よりも小さい場合(S422:Yes)、診断部36は、今回と前回との割り込みの間でクランク歯2aの歯数を正常にカウントしているので、クランクセンサ4は正常であると診断して異常フラグ2をオフに設定し(S424)、本処理を終了する。
図4に、クランクセンサ診断部40の歯数診断部46が実行する歯数診断処理を示す。図4の歯数診断処理は、欠歯割込部44が欠歯部2bを検出することにより発生するハードウェア割り込みにより実行される。
図4の歯数診断処理は欠歯部2bが検出される毎に実行されるので、クランクセンサ4が正常にクランク歯2aを検出しているのであれば、式(3)から算出される歯数は所定値2と等しい筈である。所定値2は、図3の診断処理で使用した所定値2と同じ値である。
図5に、クランクセンサ診断部40の欠歯診断部48が実行する欠歯診断処理を示す。図5の欠歯診断処理は、所定時間間隔のタイマ割り込みにより実行される。
式(4)における歯数診断時カウンタ値は、欠歯部2bによる割り込みにより実行される図4の歯数診断処理における歯カウンタ42のカウンタ値であるから、クランクセンサ4が正常であれば所定値2ずつ増加する値である。所定値2は、図3の診断処理で使用した所定値2と同じ値である。
タイマ割り込みによりS440で取得する歯カウンタ42のカウンタ値は、欠歯部2bが検出されていない間にもクランク信号毎にカウントアップされている値である。したがって、クランクセンサ4が正常であれば、式(4)から算出される歯数の差は、所定値2以下になる筈である。
OR回路50は、図4の歯数診断処理で設定された歯数異常フラグおよび図5の欠歯診断処理で設定された欠歯異常フラグの少なくともいずれか一方がオンであれば異常フラグ2としてオン信号を出力し、歯数異常フラグおよび欠歯異常フラグの両方がオフであれば異常フラグ2としてオフ信号を出力する。
図6に、切替器62が実行する切替処理を示す。切替器62が実行する切替処理は回路によるハードウェア処理である。
上記実施形態では、クランクセンサ診断部30、40を異なるハードウェア構成とし、それぞれ異なる診断処理を行った。これに対し、クランクセンサ診断部30、40を同じハードウェア構成とし、同じ診断処理を行ってもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
Claims (4)
- エンジン回転速度に基づいてエンジン制御を実行するエンジン制御装置(10)であって、
クランクシャフトの所定の回転角度毎にクランクセンサ(4)が出力するクランク信号に基づいてエンジン回転速度を算出する第1速度算出手段(20)と、
カムシャフトの所定の回転角度毎にカムセンサ(6)が出力するカム信号に基づいてエンジン回転速度を算出する第2速度算出手段(22)と、
前記クランク信号に基づいて前記クランクセンサが異常であるか否かを判定する第1診断手段(30、32、34、36、S400〜S426)と、
前記クランク信号に基づいて前記クランクセンサが異常であるか否かを判定する第2診断手段(40、42、44、46、48、50、S430〜S438、S440〜S450)と、
前記第1診断手段の診断結果と前記第2診断手段の診断結果とが正常で一致する場合、前記第1速度算出手段が算出するエンジン回転速度を選択し、前記第1診断手段の診断結果と前記第2診断手段の診断結果とが異常で一致する場合、前記第2速度算出手段が算出するエンジン回転速度を選択し、前記第1診断手段の診断結果と前記第2診断手段の診断結果とが異なる場合、前記第1速度算出手段が算出するエンジン回転速度を選択する選択手段(60、62、S460〜S478)と、
を備えることを特徴とするエンジン制御装置。 - 前記第1診断手段と前記第2診断手段とは、前記クランクセンサが異常であるか否かを異なる処理で判定することを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。
- 前記クランクシャフトには、前記クランクシャフトとともに回転し前記クランクシャフトの回転方向に沿って等角度間隔に設置されたクランク歯(2a)と前記クランク歯が欠落した欠歯部(2b)とを有するクランクロータ(2)が設置され、
前記クランクセンサは前記クランク歯を検出して前記クランク信号を出力し、
前記第1診断手段は、前記各クランク歯に対応した前記各クランク信号によりハードウェア割り込みを発生する歯割込部(32)と、前記クランク歯と前記クランク歯との間の時間間隔をカウントするタイムカウンタ(34)とを有し、前記歯割込部が発生する前記ハードウェア割り込み時に前記タイムカウンタの値に基づいて前記クランクセンサが異常であるか否かを判定し、
前記第2診断手段は、前記欠歯部を検出してハードウェア割り込みを発生する欠歯割込部(44)と、前記各クランク歯に対応した前記各クランク信号により前記クランク歯の歯数をカウントする歯カウンタ(42)とを有し、前記欠歯割込部が発生する前記ハードウェア割り込み時に前記歯カウンタの値に基づいて前記クランクセンサが異常であるか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン制御装置。 - 前記第1診断手段(S412)および前記第2診断手段(S434)は、前記クランクロータが1回転するときにカウントされる前記クランク歯の歯数が所定値であるか否かに基づいて前記クランクセンサが異常であるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載のエンジン制御装置。
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