JP6729114B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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本発明は、センサの検出値を入力とし、内燃機関の制御量を制御すべくアクチュエータを操作する内燃機関の制御装置に関する。
たとえば特許文献1には、クランク角センサに異常が生じた場合に、カム角センサの出力信号に基づき、クランク角を算出する装置が記載されている。
特開2015−90119号公報
ところで、内燃機関の制御装置にあっては、その信頼性を向上させる上で、内燃機関の制御量を制御するためにアクチュエータを操作する処理の異常の有無を監視する技術が搭載されることが望ましい。こうした技術としては、たとえばアクセル操作量に基づき推定される内燃機関の要求トルクと、アクセルセンサ以外のセンサの検出値やアクチュエータの操作量に基づき算出される推定トルクとを比較する処理を実行するものが提案されている。ここで、要求トルクの推定処理や推定トルクの算出処理には、内燃機関の回転速度の情報が用いられる。
この回転速度の情報を、クランク角センサの出力信号から算出される回転速度とする場合、クランク角センサの出力信号に異常が生じる場合には、上記推定処理や上記算出処理を実行することができない。また、クランク角センサに異常が生じる場合には、上記装置におけるカム角センサの出力信号に基づき算出されたクランク角に基づき回転速度を算出することが考えられる。しかしその場合、カム角センサの出力信号に基づく回転速度に異常が生じる場合にその異常を検知できないため、推定処理や算出処理が妥当な回転速度に基づき実行されているか否かを把握できない。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アクチュエータを操作する処理の異常の有無をカム角センサの出力信号に基づく回転速度を用いて監視する場合において同回転速度の異常の有無を監視することができるようにした内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、内燃機関の制御装置は、アクセルセンサを含むセンサの検出値を入力とし、内燃機関の制御量を制御すべくアクチュエータを操作する制御処理部と、前記アクセルセンサの検出値に基づき推定した前記内燃機関の要求トルクと、前記制御処理部による前記アクチュエータの操作量および前記アクセルセンサ以外のセンサの検出値の少なくとも一方に基づく推定トルクとの比較に基づき、前記制御処理部の異常の有無を監視する出力監視処理部と、カム角センサの出力信号に基づき前記内燃機関の回転速度を算出する第1速度算出処理部と、を備え、前記制御処理部は、前記内燃機関の回転速度の算出に用いられるクランク角センサの出力信号に異常があることを条件に、前記第1速度算出処理部により算出された回転速度に基づき前記アクチュエータを操作するものであり、前記出力監視処理部は、前記要求トルクの推定処理および前記推定トルクの算出処理の少なくとも一方の処理に前記内燃機関の回転速度の情報を用いるものであって、前記カム角センサの出力信号に基づき前記内燃機関の回転速度を算出する第2速度算出処理部を備え、前記内燃機関の回転速度の算出に用いられる前記クランク角センサの出力信号に異常が生じる場合、前記少なくとも一方の処理に前記第1速度算出処理部によって算出された回転速度を利用するとともに、前記第1速度算出処理部によって算出された回転速度と前記第2速度算出処理部によって算出された回転速度との比較に基づき、前記第1速度算出処理部によって算出された回転速度の異常の有無を監視する。
上記構成では、回転速度の算出に用いられるクランク角センサの出力信号に異常がある場合、第1速度算出処理部によって算出された回転速度に基づき、制御処理部が制御量を制御し、出力監視処理部が制御処理部による制御の異常の有無を監視する。この際、第1速度算出処理部によって算出された回転速度と第2速度算出処理部によって算出された回転速度とが比較され、これにより、出力監視処理部により要求トルクの推定処理および推定トルクの算出処理の少なくとも一方の処理に利用される回転速度に異常があるか否かが監視される。このため、アクチュエータを操作する処理の異常の有無をカム角センサの出力信号に基づく回転速度を用いて監視する場合において同回転速度の異常の有無を監視することができる。
内燃機関の制御装置にかかる一実施形態の構成を示す図。 同実施形態の比較例の構成を示す図。
以下、内燃機関の制御装置にかかる一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示す内燃機関のクランク軸10には、凹部12および凸部14が複数形成されたクランクロータ16が設けられている。そして、クランクロータ16の付近には、クランク角センサ18が設けられている。クランク角センサ18は、クランクロータ16の回転に伴ってクランクロータ16のうちクランク角センサ18に最も近くなる部分が凹部12であるのか凸部14であるのかに応じた信号を出力する。
一方、内燃機関のカム軸20には、凹部22および凸部24が複数形成されたカムロータ26が設けられている。そして、カムロータ26の付近には、カム角センサ28が設けられている。カム角センサ28は、カムロータ26のうちカム角センサ28に最も近くなる部分が凹部22であるのか凸部24であるのかに応じた信号を出力する。なお、図1に示すように、カムロータ26の凸部24の数は、クランクロータ16の凸部14の数よりも少ない。
制御装置30は、波形整形回路32,34と、中央処理装置(CPU40)と、ドライバ36とを備えている。
波形整形回路32は、クランク角センサ18から出力される信号を波形整形する。波形整形回路32によって波形整形された信号は、内燃機関の回転速度の算出に用いられるクランク角センサ18の出力信号Scrとして、CPU40に取り込まれる。一方、波形整形回路34は、カム角センサ28から出力される信号を波形整形する。波形整形回路34によって波形整形された信号は、上記出力信号Scrに異常が生じる場合、内燃機関の回転速度の算出に用いられるカム角センサ28の出力信号Scaとして、CPU40に取り込まれる。
CPU40は、出力信号Scr,Scaに加えて、エアフローメータによって検出される吸入空気量Gaやアクセルセンサによって検出されるアクセル操作量ACCP等に基づき、内燃機関の制御量(トルク、排気成分等)を制御するために、内燃機関のアクチュエータの操作信号MSを生成して出力する。ドライバ36は、CPU40が出力する操作信号MSの電圧値等を変換した後、アクチュエータに出力する。なお、本実施形態では、内燃機関として火花点火式の内燃機関を想定しており、アクチュエータとしては、燃料噴射弁に加えて、電子制御式のスロットルバルブや、点火装置を想定している。
図1には、CPU40が実行する処理の一部をブロック図にて示している。これらの処理は、制御装置30内のメモリに記憶されたプログラムに従ってCPU40が実行する処理である。
正常時速度算出処理部M10は、出力信号Scrに異常がある旨判定されていない場合、上記制御量の制御のために利用される回転速度NEである正常時速度nenを算出する。本実施形態において、正常時速度nenは、出力信号Scrに基づき、クランク軸10が180°CA回転するのに要する時間を計測することによって算出される。異常判定処理部M12は、出力信号Scrの異常の有無を判定する。たとえば、内燃機関が稼働しているにもかかわらず、CPU40に入力される出力信号Scrが特定の値に固定される状態が継続する場合などに、出力信号Scrに異常がある旨の判定がなされる。
異常速度算出処理部M14は、出力信号Scrに異常が生じたと判定される場合に、内燃機関の制御量の制御に利用される回転速度NEである異常時速度nefを出力信号Scaに基づき算出する。本実施形態では、異常時速度nefは、出力信号Scaに基づき、クランク軸10が240°CA回転するのに要する時間を計測することによって算出される。
セレクタM16は、異常判定処理部M12によって異常がある旨判定されていない場合には、正常時速度nenを、内燃機関の制御量の制御に利用される回転速度NEとする一方、異常がある旨判定されている場合には、異常時速度nefを内燃機関の制御量の制御に利用される回転速度NEとする。
制御処理部M18は、回転速度NEや、吸入空気量Ga、アクセル操作量ACCP等に基づき、内燃機関の制御量を制御するための操作信号MSを算出してドライバ36に出力する。ここでは、特に、アクセル操作量ACCPに応じて内燃機関に対する要求トルクを把握し、内燃機関の軸トルクが要求トルクとなるように操作信号MSを算出する。
監視用速度算出処理部M20は、出力信号Scrに異常がある旨判定されていない場合に、制御処理部M18の処理を監視するために利用される回転速度である監視用速度newを算出する。本実施形態において、監視用速度newは、出力信号Scrに基づき、クランク軸10が360°CA回転するのに要する時間を計測することによって算出される。すなわち、監視用速度newは、正常時速度nenと比較して、より長い期間における速度となっており、これにより監視用速度newの算出のための演算負荷は、正常時速度nenの算出のための演算負荷よりも小さくなっている。これは、上記監視のために利用できる範囲でCPU40の演算負荷を極力低減するための設定である。
出力監視処理部M30は、制御処理部M18による内燃機関の制御量の制御が正常であるか否かを監視する処理を実行する。詳しくは、出力監視処理部M30は、セレクタM32、トルクモニタ処理部M34、比較用速度算出処理部M36、および速度比較処理部M38を備えている。
セレクタM32は、異常判定処理部M12によって異常がある旨判定されているか否かに応じて、上記監視する処理に回転速度NEを利用するか監視用速度newを利用するかを切り替える。なお、以下では、セレクタM32の出力する回転速度を回転速度NEwとする。
トルクモニタ処理部M34は、要求トルク推定処理部M34a、推定トルク算出処理部M34b、およびトルク比較処理部M34cを備えている。
要求トルク推定処理部M34aは、アクセル操作量ACCPに基づき内燃機関に対する要求軸トルクを推定し、補機要求に応じたトルクと、フリクショントルクとを要求軸トルクに加算することによって、要求図示トルク(要求トルクTrqd)を推定する。ここで、フリクショントルクは、回転速度NEwに基づき算出され、回転速度NEwが大きい場合に小さい場合よりも大きい値とされる。
推定トルク算出処理部M34bは、筒内充填新気量と、操作信号MSに基づき把握される点火時期とに基づき、内燃機関のトルクを推定する(推定トルクTrqeを算出する)。具体的には、筒内充填空気量および点火時期に基づき、空燃比が所定の空燃比であることを前提とする推定トルクを算出する。ここで、筒内充填新気量は、アクセルセンサ以外のセンサの検出値としての吸入空気量Gaと、回転速度NEwとから算出される。
トルク比較処理部M34cは、要求トルクTrqdと推定トルクTrqeとの比較に基づき、制御処理部M18による制御の異常の有無を監視する。特に、本実施形態では、推定トルクTrqeが要求トルクTrqdよりも所定以上大きくなる場合、ユーザが意図したトルクよりも過度に大きなトルクが生成される異常な制御がなされていると判定する。そしてその場合、制御処理部M18に、待避走行モードに移行するように指示するとともに、ドライバ36のうちスロットルバルブの駆動回路部分の電源をオフとすることにより、待避走行モードに移行する。
比較用速度算出処理部M36は、異常判定処理部M12によって出力信号Scrに異常が生じていると判定されている場合、回転速度NEとして採用されている異常時速度nefとの比較対象となる回転速度である比較用速度necを算出して出力する。本実施形態において、比較用速度necは、出力信号Scaに基づき、クランク軸10が720°CA回転するのに要する時間を計測することによって算出される。すなわち、比較用速度necは、異常時速度nefと比較して、より長い期間における速度となっており、これにより比較用速度necの算出のための演算負荷は、異常時速度nefの算出のための演算負荷よりも小さくなっている。これは、CPU40の演算負荷を極力低減するための設定である。
速度比較処理部M38では、異常判定処理部M12によって出力信号Scrに異常が生じていると判定されている場合、回転速度NEと比較用速度necとを比較することによって、異常時速度nefと比較用速度necとを比較する。この処理は、トルクモニタ処理部M34の入力となる回転速度NEwが正常であるか否かを監視するためのものである。そして、速度比較処理部M38は、回転速度NEと比較用速度necとの差の絶対値が所定値以上である場合、異常が生じているとして、制御処理部M18に、待避走行モードに移行するように指示するとともに、ドライバ36のうちスロットルバルブの駆動回路部分の電源をオフとすることにより、待避走行モードに移行する。
ここで、本実施形態の作用を説明する。
クランク角センサ18に異常が生じたり波形整形回路32に異常が生じたりして、回転速度NEの算出に用いられる出力信号Scrに異常が生じる場合、セレクタM16により、回転速度NEが異常時速度nefとされる。これにより、制御処理部M18は、異常時速度nefを用いて、内燃機関の制御量を制御する処理を実行する。また、回転速度NEの算出に用いられる出力信号Scrに異常が生じる場合、セレクタM32により、回転速度NEwが回転速度NEとされる。これにより、トルクモニタ処理部M34は、異常時速度nefに基づき、要求トルクTrqdを推定するとともに、推定トルクTrqeを算出し、それらを比較する処理を実行する。すなわち、出力信号Scrに異常が生じる場合、制御処理部M18とトルクモニタ処理部M34との双方の入力が、異常時速度nefとなる。
一方、速度比較処理部M38では、回転速度NEと、比較用速度necとを比較することによって、異常時速度nefの異常の有無を監視する。ここでは、たとえば、回転速度NEと比較用速度necとの差の絶対値が所定値以上である場合に、異常時速度nefに異常があるとすればよい。これにより、アクチュエータを操作する処理の異常の有無をカム角センサ28の出力信号Scaに基づく回転速度である異常時速度nefを用いて監視する場合において異常時速度nefの異常の有無を監視することができる。
これに対し、図2に示す比較例においては、出力信号Scrに異常が生じる場合、異常時速度nefを用いることにより制御処理部M18によって制御量の制御を継続することはできるものの、出力監視処理部M30が制御処理部M18の制御の異常の有無を監視することができない。なお、図2において、図1に示した部材や処理に対応するものについては、便宜上、同一の符号を付している。
以上説明した本実施形態によれば、さらに以下に記載する効果が得られる。
(1)監視用速度算出処理部M20を備えた。これにより、通常時速度nenに基づき制御処理部M18が制御量の制御を実行しているときに通常時速度算出処理部M10に異常が生じる場合であっても、トルクモニタ処理部M34は、通常時速度算出処理部M10の異常の影響を受けることなく、アクチュエータを操作する処理の異常の有無を監視することができる。
(2)出力信号Scrに異常が生じる場合、トルクモニタ処理部M34では、異常時速度nefを用いて制御量の制御の異常の有無を監視した。このため、比較用速度算出処理部M36では、トルクモニタ処理部M34の入力として要求される精度の回転速度を算出する必要がなく、比較用速度算出処理部M36の演算負荷を低減することができる。
<対応関係>
上記「課題を解決するための手段」の欄に記載した事項と、実施形態における事項との対応関係は、次の通りである。第1速度算出処理部は、異常時速度算出処理部M14に対応し、第2速度算出処理部は、比較用速度算出処理部M36に対応する。
<その他の実施形態>
なお、上記実施形態の各事項の少なくとも1つを、以下のように変更してもよい。
・推定トルクTrqeの算出処理としては、センサの検出値としての吸入空気量Gaおよび回転速度NEと操作量としての点火時期とを入力とするものに限らない。たとえば、吸入空気量Gaおよび回転速度NEのみとしてもよい。具体的には、たとえば吸入空気量Gaと回転速度NEwとから算出される筒内充填新気量に基づき、空燃比が所定の空燃比であって且つ点火時期が所定の点火時期であると仮定した場合の推定トルクを算出すればよい。またたとえば、操作量としての燃料噴射弁による燃料の噴射時間のみとしてもよい。具体的には、たとえば噴射時間から把握される噴射量に基づき、空燃比が所定の空燃比であって且つ点火時期が所定の点火時期であると仮定した場合の推定トルクを算出すればよい。
・出力信号Scrに異常が生じていない場合のトルクモニタ処理部M34の入力が、監視用速度newであることは必須ではない。たとえば、正常時速度nenであってもよい。この場合、正常時速度nenとの比較対象となる速度を算出する速度算出処理部を備え、それら一対の回転速度を比較することによって、トルクモニタ処理部M34の入力となる回転速度の異常の有無を監視するようにしてもよい。
・上記実施形態では、推定トルクTrqeが要求トルクTrqdよりも大きいことを条件に、アクチュエータを操作する処理の異常であると判定したが、これに限らず、たとえば、推定トルクTrqeが要求トルクTrqdを所定割合以上下回る場合にも異常と判定してもよい。
・内燃機関としては、火花点火式の内燃機関に限らず、たとえば圧縮着火式の内燃機関であってもよい。この場合、推定トルクの算出処理は、燃料噴射弁による燃料の噴射時間から把握される燃料噴射量を入力として実行すればよい。また、異常が生じた場合の待避走行は、噴射量を制限する処理として実行すればよい。
10…クランク軸、12…凹部、14…凸部、16…クランクロータ、18…クランク角センサ、20…カム軸、22…凹部、24…凸部、26…カムロータ、28…カム角センサ、30…制御装置、32,34…波形整形回路、36…ドライバ、40…CPU。

Claims (2)

  1. アクセルセンサを含むセンサの検出値と、内燃機関の回転速度とを入力とし、前記内燃機関の制御量を制御すべくアクチュエータを操作する制御処理部と、
    前記アクセルセンサの検出値に基づき推定した前記内燃機関の要求トルクと、前記制御処理部による前記アクチュエータの操作量および前記アクセルセンサ以外のセンサの検出値の少なくとも一方に基づく推定トルクとの比較に基づき、前記制御処理部の異常の有無を監視する出力監視処理部と、
    カム角センサの出力信号に基づき前記内燃機関の回転速度を算出する第1速度算出処理部と、を備え、
    前記制御処理部は、前記内燃機関の回転速度の算出に用いられるクランク角センサの出力信号に異常があることを条件に、前記クランク角センサの出力信号に基づく回転速度に代えて、前記第1速度算出処理部により算出された回転速度に基づき前記アクチュエータを操作するものであり、
    前記出力監視処理部は、前記要求トルクの推定処理および前記推定トルクの算出処理の少なくとも一方の処理に前記内燃機関の回転速度の情報を用いるものであって、前記カム角センサの出力信号に基づき前記内燃機関の回転速度を算出する第2速度算出処理部を備え、前記内燃機関の回転速度の算出に用いられる前記クランク角センサの出力信号に異常が生じる場合、前記少なくとも一方の処理に前記第1速度算出処理部によって算出された回転速度を利用するとともに、前記第1速度算出処理部によって算出された回転速度と前記第2速度算出処理部によって算出された回転速度との比較に基づき、前記第1速度算出処理部によって算出された回転速度の異常の有無を監視する内燃機関の制御装置。
  2. 前記第2速度算出処理部によって算出される回転速度は、前記第1速度算出処理部によって算出される回転速度と比較してより長い期間における速度である請求項1記載の内燃機関の制御装置
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