JP2000002557A - 自動車の基準マ―ク検出での傷害の抑制及び／又は指示用の装置及び方法 - Google Patents
自動車の基準マ―ク検出での傷害の抑制及び／又は指示用の装置及び方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車での基準マーク検出時の信頼性の高い
傷害抑制を行うことができるようにすること。 【解決手段】 自動車の内燃機関での傷害の抑制及び／
又は指示用の装置又は方法で、クランクシャフト−及び
カムシャフトセンサ信号からシリンダ依存のＴＲマーク
を形成し、所定のＴＲマーク及び位相信号の所定の側縁
に依存して、測定ウィンドウを発生し、付加的に１つの
点火同期位相信号ＳＺＤＧ及び補正位相信号ＳＫＯＲを
発生し、ＳＴＲ信号として示されるＴＲマークの信号，
測定ウィンドウを示すＳＭ信号，点火同期位相信号ＳＺ
ＤＧ，補正位相信号ＳＫＯＲを基準マーク検出及びプロ
ーシビリティ監視のために解析する。
傷害抑制を行うことができるようにすること。 【解決手段】 自動車の内燃機関での傷害の抑制及び／
又は指示用の装置又は方法で、クランクシャフト−及び
カムシャフトセンサ信号からシリンダ依存のＴＲマーク
を形成し、所定のＴＲマーク及び位相信号の所定の側縁
に依存して、測定ウィンドウを発生し、付加的に１つの
点火同期位相信号ＳＺＤＧ及び補正位相信号ＳＫＯＲを
発生し、ＳＴＲ信号として示されるＴＲマークの信号，
測定ウィンドウを示すＳＭ信号，点火同期位相信号ＳＺ
ＤＧ，補正位相信号ＳＫＯＲを基準マーク検出及びプロ
ーシビリティ監視のために解析する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の基準マー
ク検出での傷害の抑制及び／又は指示用の装置及び方法
であって、多数の規則的なパルス、及び、少なくとも１
つの、欠落したパルスによって形成される前記基準マー
クを有するクランクシャフトセンサ信号と、カムシャフ
ト位相信号とは、前記基準マークの一義的な検出のため
に、相互に関係付けられており、該関係付けの際、前記
基準マークの検出後、当該基準マークに基づいて、シリ
ンダ数に依存するＴＲ信号が形成される装置及び方法に
関する。
ク検出での傷害の抑制及び／又は指示用の装置及び方法
であって、多数の規則的なパルス、及び、少なくとも１
つの、欠落したパルスによって形成される前記基準マー
クを有するクランクシャフトセンサ信号と、カムシャフ
ト位相信号とは、前記基準マークの一義的な検出のため
に、相互に関係付けられており、該関係付けの際、前記
基準マークの検出後、当該基準マークに基づいて、シリ
ンダ数に依存するＴＲ信号が形成される装置及び方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関のシリンダのピストン位置を検
出するために、通常、内燃機関のクランクシャフトの位
置もカムシャフトの位置も検出される。この角度位置に
基づいて、その際、各ピストン位置を検出することがで
きる。通常のように、その際、ピストン及びカムシャフ
トにセンサホイールが結合されており、このセンサホイ
ールの表面には、所定数の角度マークが設けられてい
る。センサホイールは、固定センサを用いて検出され
る。このセンサは、出力信号を供給し、この出力信号
は、内燃機関の制御装置内で角度位置を検出するため、
点火及び燃料噴射用の制御パルスの形成のために処理さ
れる。
出するために、通常、内燃機関のクランクシャフトの位
置もカムシャフトの位置も検出される。この角度位置に
基づいて、その際、各ピストン位置を検出することがで
きる。通常のように、その際、ピストン及びカムシャフ
トにセンサホイールが結合されており、このセンサホイ
ールの表面には、所定数の角度マークが設けられてい
る。センサホイールは、固定センサを用いて検出され
る。このセンサは、出力信号を供給し、この出力信号
は、内燃機関の制御装置内で角度位置を検出するため、
点火及び燃料噴射用の制御パルスの形成のために処理さ
れる。
【０００３】クランクシャフトと結合されたセンサホイ
ールは、通常のように、多数の同形式のマーキングと少
なくとも１つの固定マーキング（溝）を有しており、こ
の固定マーキングは、基準マークとして使用される。内
燃機関の作動周期内で、クランクシャフトが２回、カム
シャフトが１回回転する。従って、クランクシャフトの
基準マークは、２回発生する。しかし、クランクシャフ
トセンサホイール及びカムシャフトセンサホイールの装
置構成は、クランクシャフトセンサ信号内での基準マー
クの発生の際、カムシャフト信号はハイであり、他の発
生の際、カムシャフト信号はローである。従って、一義
的な同期、つまり、クランクシャフトセンサ信号をカム
シャフトセンサ信号に対応付け、従って、ピストン位置
に対応付けることができる。
ールは、通常のように、多数の同形式のマーキングと少
なくとも１つの固定マーキング（溝）を有しており、こ
の固定マーキングは、基準マークとして使用される。内
燃機関の作動周期内で、クランクシャフトが２回、カム
シャフトが１回回転する。従って、クランクシャフトの
基準マークは、２回発生する。しかし、クランクシャフ
トセンサホイール及びカムシャフトセンサホイールの装
置構成は、クランクシャフトセンサ信号内での基準マー
クの発生の際、カムシャフト信号はハイであり、他の発
生の際、カムシャフト信号はローである。従って、一義
的な同期、つまり、クランクシャフトセンサ信号をカム
シャフトセンサ信号に対応付け、従って、ピストン位置
に対応付けることができる。
【０００４】クランクシャフトの角度位置もカムシャフ
トの角度位置も、内燃機関の調整のためには、非常に重
要であるので、クランクシャフトセンサ及びカムシャフ
トセンサの信号のプローシビリティを検査することが公
知である。クランクシャフト及びカムシャフトの角度位
置の検査時にエラーの指示及び／又は記憶を行う装置
は、ドイツ連邦共和国特許公開第３３０７８３３号公報
から公知である。この公知の装置（その構造は、ほぼ前
述の装置に相応している）では、クランクシャフト信号
及びカムシャフト信号の所定の順序及び所定の間隔から
の偏差時に、エラー信号が発生して記憶される。従っ
て、エラーがあるかどうか分かり、エラーが時折生じる
のか頻繁に生じるのか分かるが、クランクシャフト及び
カムシャフトの角度位置の検出、乃至、基準マーク検出
時の傷害を抑制することはできない。
トの角度位置も、内燃機関の調整のためには、非常に重
要であるので、クランクシャフトセンサ及びカムシャフ
トセンサの信号のプローシビリティを検査することが公
知である。クランクシャフト及びカムシャフトの角度位
置の検査時にエラーの指示及び／又は記憶を行う装置
は、ドイツ連邦共和国特許公開第３３０７８３３号公報
から公知である。この公知の装置（その構造は、ほぼ前
述の装置に相応している）では、クランクシャフト信号
及びカムシャフト信号の所定の順序及び所定の間隔から
の偏差時に、エラー信号が発生して記憶される。従っ
て、エラーがあるかどうか分かり、エラーが時折生じる
のか頻繁に生じるのか分かるが、クランクシャフト及び
カムシャフトの角度位置の検出、乃至、基準マーク検出
時の傷害を抑制することはできない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、自動
車での基準マーク検出時の信頼性の高い傷害抑制を行う
ことができるようにすることにある。
車での基準マーク検出時の信頼性の高い傷害抑制を行う
ことができるようにすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
ると、測定ウィンドウを示すＳＭ信号は、所定のＴＲマ
ーク及び位相信号の所定の側縁に依存して形成され、点
火同期位相信号ＳＺＴＧ及び補正位相信号ＳＫＯＲが発
生され、ＳＴＲ信号として示されるＴＲマークの信号、
測定ウィンドウを示す信号ＳＭ、点火同期位相信号ＳＺ
ＤＧ、補正位相信号ＳＫＯＲが相互に関係付けられてお
り、前記補正位相信号ＳＫＯＲから基準マークが検出さ
れ、プローシビリティの評価により、エラー又は誤同期
が検出されることによって解決される。
ると、測定ウィンドウを示すＳＭ信号は、所定のＴＲマ
ーク及び位相信号の所定の側縁に依存して形成され、点
火同期位相信号ＳＺＴＧ及び補正位相信号ＳＫＯＲが発
生され、ＳＴＲ信号として示されるＴＲマークの信号、
測定ウィンドウを示す信号ＳＭ、点火同期位相信号ＳＺ
ＤＧ、補正位相信号ＳＫＯＲが相互に関係付けられてお
り、前記補正位相信号ＳＫＯＲから基準マークが検出さ
れ、プローシビリティの評価により、エラー又は誤同期
が検出されることによって解決される。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明によると、自動車での基準
マーク検出時の信頼性の高い傷害抑制が可能であり、場
合によっては、付加的にエラー検出及び指示を行うこと
ができる。その際、クランクシャフト信号及びカムシャ
フト信号に基づいて、別の信号が形成され、一方では、
シリンダ特有のＴＲ信号が形成され、この信号は、カム
シャフト信号の所定の側縁と一緒に、測定ウィンドウを
形成し、更に、点火同期位相信号及び補正位相信号が発
生され、これらの信号に基づいて、基準マークが検出さ
れ、プローシビリティが監視され、それにより、エラー
を指示することができる。点火同期信号及び補正位相信
号は、それぞれバーチャル位相センサの開始によって発
生される。
マーク検出時の信頼性の高い傷害抑制が可能であり、場
合によっては、付加的にエラー検出及び指示を行うこと
ができる。その際、クランクシャフト信号及びカムシャ
フト信号に基づいて、別の信号が形成され、一方では、
シリンダ特有のＴＲ信号が形成され、この信号は、カム
シャフト信号の所定の側縁と一緒に、測定ウィンドウを
形成し、更に、点火同期位相信号及び補正位相信号が発
生され、これらの信号に基づいて、基準マークが検出さ
れ、プローシビリティが監視され、それにより、エラー
を指示することができる。点火同期信号及び補正位相信
号は、それぞれバーチャル位相センサの開始によって発
生される。
【０００８】本発明の別の利点は、従属請求項記載の各
手段によって達成される。その際、特に有利には、既に
使用されている装置を基準マーク検出乃至クランクシャ
フト及びカムシャフトの角度位置の検出のために更に利
用することができ、その際、付加的な信号処理を行うこ
とができる。
手段によって達成される。その際、特に有利には、既に
使用されている装置を基準マーク検出乃至クランクシャ
フト及びカムシャフトの角度位置の検出のために更に利
用することができ、その際、付加的な信号処理を行うこ
とができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明について、図示の実施例を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【００１０】図１には、本発明の理解に必要な内燃機関
の構成部品が略示されている。その際、図１の装置構成
は、例えば、ドイツ連邦共和国特許公開第１９５２１２
７７号公報から既に公知である。
の構成部品が略示されている。その際、図１の装置構成
は、例えば、ドイツ連邦共和国特許公開第１９５２１２
７７号公報から既に公知である。
【００１１】詳細には、図１で、１０でセンサディスク
が示されており、このセンサディスクは、内燃機関のク
ランクシャフト１１と固定結合されており、このセンサ
ディスクの周囲には、多数の同形式の角度マーク１２を
有している。相互に同じ距離Ａ１を有している、この同
形式の角度マーク１２の他に、基準マーク１３が設けら
れており、この基準マークは、例えば、２つの欠けた角
度マークによって構成され、拡張された角度マーク距離
Ａ２となっている。
が示されており、このセンサディスクは、内燃機関のク
ランクシャフト１１と固定結合されており、このセンサ
ディスクの周囲には、多数の同形式の角度マーク１２を
有している。相互に同じ距離Ａ１を有している、この同
形式の角度マーク１２の他に、基準マーク１３が設けら
れており、この基準マークは、例えば、２つの欠けた角
度マークによって構成され、拡張された角度マーク距離
Ａ２となっている。
【００１２】内燃機関のカムシャフトは、１５で示され
ている。カムシャフトは、公知の形式でクランクシャフ
ト１１によって駆動される。この駆動は、接続線１７に
よってシンボル表示されている。内燃機関の作動周期内
で、クランクシャフトは２回、カムシャフトは一回回転
する。
ている。カムシャフトは、公知の形式でクランクシャフ
ト１１によって駆動される。この駆動は、接続線１７に
よってシンボル表示されている。内燃機関の作動周期内
で、クランクシャフトは２回、カムシャフトは一回回転
する。
【００１３】カムシャフト１５に、センサディスク１４
が接続されており、このセンサディスクは、例えば、角
度マーク１６を有している。センサディスク１０は、ク
ランクシャフトセンサ１８によって検出され、センサデ
ィスク１４は、カムシャフトセンサ１９によって検出さ
れる。クランクシャフト回転数センサと呼ばれることが
あるクランクシャフトセンサ１８は、図２〜４に示され
た信号Ｓ１＝ＳＫＷを供給する。カムシャフト位相セン
サとも呼ばれることがあるカムシャフトセンサは、信号
Ｓ２＝ＳＮＷを供給する。センサディスクは、クランク
シャフトの一方の回転中の信号Ｓ１の基準マーク（溝）
が信号Ｓ２のロー−期間と一致し、クランクシャフトの
他方の回転中信号Ｓ２のハイ−期間と一致して信号Ｓ１
及びＳ２が発生されるように装置構成されている。
が接続されており、このセンサディスクは、例えば、角
度マーク１６を有している。センサディスク１０は、ク
ランクシャフトセンサ１８によって検出され、センサデ
ィスク１４は、カムシャフトセンサ１９によって検出さ
れる。クランクシャフト回転数センサと呼ばれることが
あるクランクシャフトセンサ１８は、図２〜４に示され
た信号Ｓ１＝ＳＫＷを供給する。カムシャフト位相セン
サとも呼ばれることがあるカムシャフトセンサは、信号
Ｓ２＝ＳＮＷを供給する。センサディスクは、クランク
シャフトの一方の回転中の信号Ｓ１の基準マーク（溝）
が信号Ｓ２のロー−期間と一致し、クランクシャフトの
他方の回転中信号Ｓ２のハイ−期間と一致して信号Ｓ１
及びＳ２が発生されるように装置構成されている。
【００１４】信号Ｓ１及びＳ２の評価並びに後続の処理
は全て、内燃機関の制御装置２０内で行われる。制御装
置２０には、その際、種々の入力側を介して、制御乃至
調整に必要な別の入力量が入力され、この入力量は、こ
こには詳細に示していない種々のセンサ２１によって測
定される。更に、入力側２２を介して、「点火オン」信
号が供給され、この信号は、点火スイッチ２３が閉じた
際に点火キーの端子Ｋｌ１５によって供給される。出力
側では、詳細に示していない計算乃至メモリ手段２４及
び２５を有している制御装置２０により、詳細に示して
いない、内燃機関の構成要素用の点火及び燃料噴射用信
号が送出される。この信号は、制御装置２０の出力側２
６及び２７を介して送出される。制御装置２０の電圧給
電は、通常の形式で、スイッチ２９を介して付加接続す
ることができるバッテリ２８を用いて行われる。
は全て、内燃機関の制御装置２０内で行われる。制御装
置２０には、その際、種々の入力側を介して、制御乃至
調整に必要な別の入力量が入力され、この入力量は、こ
こには詳細に示していない種々のセンサ２１によって測
定される。更に、入力側２２を介して、「点火オン」信
号が供給され、この信号は、点火スイッチ２３が閉じた
際に点火キーの端子Ｋｌ１５によって供給される。出力
側では、詳細に示していない計算乃至メモリ手段２４及
び２５を有している制御装置２０により、詳細に示して
いない、内燃機関の構成要素用の点火及び燃料噴射用信
号が送出される。この信号は、制御装置２０の出力側２
６及び２７を介して送出される。制御装置２０の電圧給
電は、通常の形式で、スイッチ２９を介して付加接続す
ることができるバッテリ２８を用いて行われる。
【００１５】図１に示された装置構成により、基準マー
ク検出時の傷害を抑制及び／又は指示するための本発明
の装置及び本発明の方法を構成することができる。その
ために、制御装置で、以下説明する信号評価乃至信号形
成が行われる。
ク検出時の傷害を抑制及び／又は指示するための本発明
の装置及び本発明の方法を構成することができる。その
ために、制御装置で、以下説明する信号評価乃至信号形
成が行われる。
【００１６】信号Ｓ１乃至Ｓ２の特性から、制御装置乃
至制御装置の計算機により、基準マークが検出され、そ
れに基づいて、所謂ＴＲマーク（信号Ｓ３＝ＳＴＲ信号
と呼ばれる）が形成される。このＴＲマークは、基準マ
ークＢＺＭが検出されて、信号Ｓ２（ロー）の所定の信
号レベルが検出された後、ずらされる。その際、ＴＲマ
ークは、基準マーク後の信号Ｓ１の第２の上昇縁でずら
される。例えば、シリンダＺｙｌ．１に配属された第１
のＴＲマーク後、各シリンダに対して別のＴＲマークが
形成され、その際、各ＴＲマーク間の角度間隔は、７２
０°クランクシャフト角度／シリンダ数に等しい。第１
のＴＲマークの形成は、その他の点では所謂同期に相応
する。同期の際、クランクシャフト信号Ｓ１の基準マー
ク（溝）が検出され、信号Ｓ２（カムシャフト位相セン
サ信号）を考慮して、シリンダベクトルが調整される。
それから、バーチャルの点火同期位相センサ並びにバー
チャルの補正位相センサが開始され、その際、位相セン
サは、制御装置の計算機のプログラム部分と見なされ
る。バーチャルの点火同期位相センサ並びにバーチャル
の補正位相センサにより、原理的に、カムシャフト位相
センサ（Ｓ２）の信号に相応する信号が供給される。し
かし、両信号は、以下説明するように更に処理されて、
信号Ｓ５＝ＳＺＤＧ（点火同期位相信号）及びＳ６＝Ｓ
ＫＯＲ（補正位相信号）となる。その際、バーチャルの
点火同期位相センサの信号は、その都度、基準マーク
（クランクシャフト歯溝）後反転される。そのようにし
て得られた信号特性は、Ｓ５として示されている。
至制御装置の計算機により、基準マークが検出され、そ
れに基づいて、所謂ＴＲマーク（信号Ｓ３＝ＳＴＲ信号
と呼ばれる）が形成される。このＴＲマークは、基準マ
ークＢＺＭが検出されて、信号Ｓ２（ロー）の所定の信
号レベルが検出された後、ずらされる。その際、ＴＲマ
ークは、基準マーク後の信号Ｓ１の第２の上昇縁でずら
される。例えば、シリンダＺｙｌ．１に配属された第１
のＴＲマーク後、各シリンダに対して別のＴＲマークが
形成され、その際、各ＴＲマーク間の角度間隔は、７２
０°クランクシャフト角度／シリンダ数に等しい。第１
のＴＲマークの形成は、その他の点では所謂同期に相応
する。同期の際、クランクシャフト信号Ｓ１の基準マー
ク（溝）が検出され、信号Ｓ２（カムシャフト位相セン
サ信号）を考慮して、シリンダベクトルが調整される。
それから、バーチャルの点火同期位相センサ並びにバー
チャルの補正位相センサが開始され、その際、位相セン
サは、制御装置の計算機のプログラム部分と見なされ
る。バーチャルの点火同期位相センサ並びにバーチャル
の補正位相センサにより、原理的に、カムシャフト位相
センサ（Ｓ２）の信号に相応する信号が供給される。し
かし、両信号は、以下説明するように更に処理されて、
信号Ｓ５＝ＳＺＤＧ（点火同期位相信号）及びＳ６＝Ｓ
ＫＯＲ（補正位相信号）となる。その際、バーチャルの
点火同期位相センサの信号は、その都度、基準マーク
（クランクシャフト歯溝）後反転される。そのようにし
て得られた信号特性は、Ｓ５として示されている。
【００１７】バーチャルの補正位相センサの信号は、イ
ネーブルされた位相センサのインターラプト信号の負の
側縁トリガによってセットされ、その際、このセット
は、Ｓ５に相関された測定ウィンドウ内でのみ可能であ
る。リセットは、信号Ｓ１（クランクシャフト歯溝）の
基準マーク後発生するＴＲマークで行われる。信号Ｓ４
＝ＳＭとして示されている測定ウィンドウは、Ｓ５を介
して基準マークが待機されている場合、それぞれクラン
クシャフト信号Ｓ１の基準マークの前で開始する。測定
ウィンドウは、早くても位相センサのインターラプト信
号、即ち、位相センサ信号Ｓ２の負の側縁で終了し、遅
くても、それに続くＴＲマークで終了する。
ネーブルされた位相センサのインターラプト信号の負の
側縁トリガによってセットされ、その際、このセット
は、Ｓ５に相関された測定ウィンドウ内でのみ可能であ
る。リセットは、信号Ｓ１（クランクシャフト歯溝）の
基準マーク後発生するＴＲマークで行われる。信号Ｓ４
＝ＳＭとして示されている測定ウィンドウは、Ｓ５を介
して基準マークが待機されている場合、それぞれクラン
クシャフト信号Ｓ１の基準マークの前で開始する。測定
ウィンドウは、早くても位相センサのインターラプト信
号、即ち、位相センサ信号Ｓ２の負の側縁で終了し、遅
くても、それに続くＴＲマークで終了する。
【００１８】基準マーク後、各ＴＲマークの発生時に、
信号Ｓ６は、制御装置の計算機２５内に構成されている
シフトレジスタでシフトされる。このシフトレジスタ
は、位相センサ診断及び同期監視の際評価される。
信号Ｓ６は、制御装置の計算機２５内に構成されている
シフトレジスタでシフトされる。このシフトレジスタ
は、位相センサ診断及び同期監視の際評価される。
【００１９】傷害のない運転時には、図２に示されてい
るように、シフトレジスタの内容は、それぞれ所定のＴ
Ｒマークで切り換えられ、その際、図２に示された８シ
リンダエンジン用の実施例では、この切換は、クランク
シャフト位置３６０°クランクシャフト角度で相互に位
置しているシリンダ１及びシリンダ６で行われる。
るように、シフトレジスタの内容は、それぞれ所定のＴ
Ｒマークで切り換えられ、その際、図２に示された８シ
リンダエンジン用の実施例では、この切換は、クランク
シャフト位置３６０°クランクシャフト角度で相互に位
置しているシリンダ１及びシリンダ６で行われる。
【００２０】図３には、電磁的両立性（ＥＭＣ）に関わ
る傷害時に発生する例が示されている。電磁的両立性
（ＥＭＣ）に関わる傷害時の運転の際、カムシャフトセ
ンサの出力信号に傷害が生じ、以降の信号処理には不適
切であることがある。シフトレジスタの内容が検出され
るように、基準マーク検出を行うことができる。と言う
のは、信号Ｓ３（ＴＲマーク）、Ｓ４（測定ウィンド
ウ）、Ｓ５（ＳＺＤＧ：点火同期位相信号）及びＳ６
（ＳＫＯＲ：補正位相信号）（それぞれ図２との関連で
説明した手段により形成される）の結合により、シフト
レジスタの内容を正確にすることができるからである。
信号Ｓ５は、それぞれＴＲマーク（クランクシャフトセ
ンサ信号の基準マークに続く）で、レベルが切り換えら
れる。測定ウィンドウＳ４は、単一パルス（クランクシ
ャフトセンサ信号の基準マークの発生の前に生じる）か
らのみ形成される。このパルスにより、信号Ｓ６のレベ
ルが切り換えられ、この信号Ｓ６は、それぞれシリンダ
１のＴＲマークでハイからローに切り換えられる。従っ
て、カムシャフトセンサ信号Ｓ２乃至評価可能なカムシ
ャフトセンサ信号Ｓ２なしでも、基準マークを検出する
ことができる。
る傷害時に発生する例が示されている。電磁的両立性
（ＥＭＣ）に関わる傷害時の運転の際、カムシャフトセ
ンサの出力信号に傷害が生じ、以降の信号処理には不適
切であることがある。シフトレジスタの内容が検出され
るように、基準マーク検出を行うことができる。と言う
のは、信号Ｓ３（ＴＲマーク）、Ｓ４（測定ウィンド
ウ）、Ｓ５（ＳＺＤＧ：点火同期位相信号）及びＳ６
（ＳＫＯＲ：補正位相信号）（それぞれ図２との関連で
説明した手段により形成される）の結合により、シフト
レジスタの内容を正確にすることができるからである。
信号Ｓ５は、それぞれＴＲマーク（クランクシャフトセ
ンサ信号の基準マークに続く）で、レベルが切り換えら
れる。測定ウィンドウＳ４は、単一パルス（クランクシ
ャフトセンサ信号の基準マークの発生の前に生じる）か
らのみ形成される。このパルスにより、信号Ｓ６のレベ
ルが切り換えられ、この信号Ｓ６は、それぞれシリンダ
１のＴＲマークでハイからローに切り換えられる。従っ
て、カムシャフトセンサ信号Ｓ２乃至評価可能なカムシ
ャフトセンサ信号Ｓ２なしでも、基準マークを検出する
ことができる。
【００２１】図４には、誤同期時の運転状態について示
されている。信号Ｓ５は、その際、第１のＴＲマークの
発生時にはハイであり、第１のＴＲマークによりローレ
ベルに切り換えられ、シリンダ６のＴＲマークが発生す
る迄、ロー状態を維持する。このＴＲマークにより、信
号Ｓ５は再度ハイに移行する。測定ウィンドウ信号Ｓ４
は、クランクシャフトセンサ信号の基準マークの前にロ
ーからハイに切り換えられ、基準マークの発生後、直ぐ
次のＴＲマークによって再度ローに切り換えられる。こ
の両信号特性Ｓ４及びＳ５により、バーチャル位相信号
Ｓ６に対して、図４に示された特性が生じ、この特性は
常にローのままである。従って、シフトレジスタには、
常に値ゼロが含まれており、エラー検出時には、シフト
レジスタ内の変化しない値から誤同期が推定され、新た
に同期化を開始するか、又は、システムのエラー指示及
び遮断を行うことができる。
されている。信号Ｓ５は、その際、第１のＴＲマークの
発生時にはハイであり、第１のＴＲマークによりローレ
ベルに切り換えられ、シリンダ６のＴＲマークが発生す
る迄、ロー状態を維持する。このＴＲマークにより、信
号Ｓ５は再度ハイに移行する。測定ウィンドウ信号Ｓ４
は、クランクシャフトセンサ信号の基準マークの前にロ
ーからハイに切り換えられ、基準マークの発生後、直ぐ
次のＴＲマークによって再度ローに切り換えられる。こ
の両信号特性Ｓ４及びＳ５により、バーチャル位相信号
Ｓ６に対して、図４に示された特性が生じ、この特性は
常にローのままである。従って、シフトレジスタには、
常に値ゼロが含まれており、エラー検出時には、シフト
レジスタ内の変化しない値から誤同期が推定され、新た
に同期化を開始するか、又は、システムのエラー指示及
び遮断を行うことができる。
【００２２】図２〜４に種々の状態で図示された信号特
性を含む既述のやり方で、基準マーク検出が行われ、こ
の基準マーク検出は、幾つかの傷害時に、それにも拘わ
らず機能しており、別の傷害乃至誤同期時には、相応す
る指示がトリガされる。
性を含む既述のやり方で、基準マーク検出が行われ、こ
の基準マーク検出は、幾つかの傷害時に、それにも拘わ
らず機能しており、別の傷害乃至誤同期時には、相応す
る指示がトリガされる。
【００２３】
【発明の効果】自動車での基準マーク検出時の信頼性の
高い傷害抑制が可能であり、場合によっては、付加的に
エラー検出及び指示を行うことができる。
高い傷害抑制が可能であり、場合によっては、付加的に
エラー検出及び指示を行うことができる。
【図１】本発明に必要な出力信号を供給する、内燃機関
での既に公知のセンサ装置の原理図
での既に公知のセンサ装置の原理図
【図２】本発明の方法乃至本発明の装置の、傷害のない
運転時の信号特性
運転時の信号特性
【図３】本発明の方法乃至本発明の装置の、電磁的両立
性（ＥＭＣ）に関わる傷害時に発生する信号特性
性（ＥＭＣ）に関わる傷害時に発生する信号特性
【図４】本発明の方法乃至本発明の装置の、誤同期時の
運転状態での信号特性
運転状態での信号特性
１０ センサディスク １１ クランクシャフト １２ 角度マーク １３，１６ 基準マーク １５ カムシャフト １７ 接続線 １４ センサディスク １８ クランクシャフトセンサ １９ カムシャフトセンサ ２０ 制御装置 ２１ 種々のセンサ ２２ 入力側 ２３ 点火スイッチ Ｋｌ１５ 点火キーの端子 ２４及び２５ 計算乃至メモリ手段 ２６及び２７ 出力側 ２９ スイッチ ２８ バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーラルト クレムペル ドイツ連邦共和国 ビィーティッヒハイム −ビッシンゲン ヘルマン−ロムバッハ− シュトラーセ ７ (72)発明者 マティアス コットマン ドイツ連邦共和国 ヴェンドリンゲン ア イヒェルベルクヴェーク ３
Claims (10)
- 【請求項１】 自動車の基準マーク検出での傷害の抑制
及び／又は指示用の装置であって、多数の規則的なパル
ス、及び、少なくとも１つの、欠落したパルスによって
形成される前記基準マークを有するクランクシャフトセ
ンサ信号と、カムシャフト位相信号とは、前記基準マー
クの一義的な検出のために、相互に関係付けられてお
り、該関係付けの際、前記基準マークの検出後、当該基
準マークに基づいて、シリンダ数に依存するＴＲ信号が
形成される装置において、測定ウィンドウを示す信号Ｓ
Ｍは、所定のＴＲマーク及び位相信号の所定の側縁に依
存して形成され、点火同期位相信号ＳＺＴＧ及び補正位
相信号ＳＫＯＲが発生され、ＳＴＲ信号として示される
ＴＲマークの信号、測定ウィンドウを示す信号ＳＭ、点
火同期位相信号ＳＺＤＧ、補正位相信号ＳＫＯＲが相互
に関係付けられており、前記ＳＫＯＲ信号として示され
る補正位相信号から基準マークが検出され、プローシビ
リティの評価により、エラー又は誤同期が検出されるこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項２】 クランクシャフトセンサ信号及びカムシ
ャフト位相信号の評価並びにＳＴＲ信号、測定ウィンド
ウを示すＳＭ信号、点火同期位相信号ＳＺＤＧ、補正位
相信号ＳＫＯＲの形成は、内燃機関の制御装置の計算機
で行われ、前記計算機は、前記内燃機関の調整に必要
な、点火及び／又は燃料噴射用の制御信号も決める請求
項１記載の装置。 - 【請求項３】 点火同期位相信号ＳＺＤＧ及び補正位相
信号ＳＫＯＲが形成され、該形成時に、バーチャル点火
同期位相センサ及びバーチャル補正位相センサが制御装
置の計算装置によって開始され、前述のようにして発生
された信号が後続処理されて、前記バーチャル点火同期
位相センサの信号が、第１のＴＲマークの発生時に、つ
まり、クランクシャフト信号の基準マーク後に反転さ
れ、前記バーチャル補正位相センサの信号が、イネーブ
ルされた位相センサインターラプト信号の負の側縁トリ
ガによってセットされ、該セットの際、バーチャル点火
同期位相センサを用いて補正された測定ウィンドウ内で
のみセットが行われ、且つ、前記ＴＲマークでリセット
が行われ、前記ＴＲマークは、基準マークの発生後ずら
される請求項１又は２記載の装置。 - 【請求項４】 測定ウィンドウは、クランクシャフトセ
ンサ信号の基準マークの前のＴＲマークのところで開始
し、早くても位相センサ−インターラプト信号中、前記
位相センサの負の側縁又は遅くても前記負の側縁に続く
前記ＴＲマークのところで終了される請求項３記載の装
置。 - 【請求項５】 基準マーク後の各ＴＲマークのところ
で、補正位相信号ＳＫＯＲがシフトレジスタでシフトさ
れ、前記補正位相信号ＳＫＯＲは、位相センサ診断及び
同期監視のために評価される請求項４記載の装置。 - 【請求項６】 自動車の基準マーク検出での傷害の抑制
及び／又は指示方法であって、多数の規則的なパルス、
及び、少なくとも１つの、欠落したパルスによって形成
される前記基準マークを有するクランクシャフトセンサ
信号と、カムシャフト位相信号とを、前記基準マークの
一義的な検出のために、相互に関係付け、該関係付けの
際、前記基準マークの検出後、当該基準マークに基づい
て、シリンダ数に依存するＴＲ信号を形成する方法にお
いて、測定ウィンドウを示すＳＭ信号を、所定のＴＲマ
ーク及び位相信号の所定の側縁に依存して形成し、点火
同期位相信号ＳＺＴＧ及び補正位相信号ＳＫＯＲを発生
し、ＳＴＲ信号として示されるＴＲマークの信号、測定
ウィンドウを示す信号ＳＭ、点火同期位相信号ＳＺＤ
Ｇ、補正位相信号ＳＫＯＲを相互に関係付け、前記ＳＫ
ＯＲ信号として示される補正位相信号から基準マークを
検出し、プローシビリティの評価により、エラー又は誤
同期を検出することを特徴とする方法。 - 【請求項７】 クランクシャフトセンサ信号及びカムシ
ャフト位相信号の評価並びにＳＴＲ信号、測定ウィンド
ウを示すＳＭ信号、点火同期位相信号ＳＺＤＧ、補正位
相信号ＳＫＯＲの形成を、内燃機関の制御装置の計算機
で行ない、前記計算機により、前記内燃機関の調整に必
要な、点火及び／又は燃料噴射用の制御信号も決める請
求項６記載の方法。 - 【請求項８】 点火同期位相信号ＳＺＤＧ及び補正位相
信号ＳＫＯＲを形成し、該形成時に、バーチャル点火同
期位相センサ及びバーチャル補正位相センサを制御装置
の計算装置によって開始し、前述のようにして発生され
た信号を後続処理して、前記バーチャル点火同期位相セ
ンサの信号を、第１のＴＲマークの発生時に、つまり、
クランクシャフト信号の基準マーク後に反転し、前記バ
ーチャル補正位相センサの信号を、イネーブルされた位
相センサインターラプト信号の負の側縁トリガによって
セットし、該セットの際、バーチャル点火同期位相セン
サを用いて補正された測定ウィンドウ内でのみセットを
行ない、且つ、前記ＴＲマークでリセットし、前記ＴＲ
マークを、基準マークの発生後ずらす請求項６又は７記
載の方法。 - 【請求項９】 測定ウィンドウを、クランクシャフトセ
ンサ信号の基準マークの前のＴＲマークのところで開始
し、早くても位相センサ−インターラプト信号中、前記
位相センサの負の側縁又は遅くても前記負の側縁に続く
前記ＴＲマークのところで終了する請求項８記載の方
法。 - 【請求項１０】 基準マーク後の各ＴＲマークのところ
で、補正位相信号ＳＫＯＲをシフトレジスタでシフト
し、前記補正位相信号ＳＫＯＲを、位相センサ診断及び
同期監視のために評価する請求項９記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1998121354 DE19821354A1 (de) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | Vorrichtung oder Verfahren zur Unterdrückung und/oder Anzeige von Störungen |
| DE19821354.9 | 1998-05-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000002557A true JP2000002557A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=7867589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13169199A Pending JP2000002557A (ja) | 1998-05-13 | 1999-05-12 | 自動車の基準マ―ク検出での傷害の抑制及び／又は指示用の装置及び方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000002557A (ja) |
| DE (1) | DE19821354A1 (ja) |
| FR (1) | FR2778739A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102852642A (zh) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 标定发动机曲轴-凸轮轴关系和改进车辆跛行回家模式的系统和方法 |
| CN105257420A (zh) * | 2015-09-28 | 2016-01-20 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 基于相位判断的跛行回家功能实现方法 |
| US10882694B2 (en) | 2014-06-19 | 2021-01-05 | Autostore Technology AS | Remotely operated vehicle for handling storage bins in a storage system |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3506116B2 (ja) * | 2000-01-27 | 2004-03-15 | 株式会社デンソー | エンジン制御装置 |
| DE102009009516B4 (de) | 2008-02-25 | 2018-10-04 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) | Motorbewegungsdetektionssystem und -verfahren |
| DE102014225295A1 (de) * | 2014-12-09 | 2016-06-09 | Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh | Mess-lünette zum abstützen und vermessen von zentrischen werkstückbereichen, schleifmaschine mit einer derartigen mess-lünette sowie verfahren zum abstützen und vermessen von zentrischen werstückbereichen |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3307833C2 (de) * | 1983-02-19 | 1993-12-16 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum Anzeigen und/oder Speichern von Fehlern von Geberanordnungen an Brennkraftmaschinen |
| DE9407976U1 (de) * | 1994-05-13 | 1994-08-04 | Schmitz, Heinz E., 54298 Aach | Steuersystem für eine Brennkraftmaschine |
| DE19521277A1 (de) * | 1995-06-10 | 1996-12-12 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zur Zylindererkennung bei einer mehrzylindrigen Brennkraftmaschine |
-
1998
- 1998-05-13 DE DE1998121354 patent/DE19821354A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-05-10 FR FR9905899A patent/FR2778739A1/fr active Pending
- 1999-05-12 JP JP13169199A patent/JP2000002557A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102852642A (zh) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 标定发动机曲轴-凸轮轴关系和改进车辆跛行回家模式的系统和方法 |
| US10882694B2 (en) | 2014-06-19 | 2021-01-05 | Autostore Technology AS | Remotely operated vehicle for handling storage bins in a storage system |
| CN105257420A (zh) * | 2015-09-28 | 2016-01-20 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 基于相位判断的跛行回家功能实现方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2778739A1 (fr) | 1999-11-19 |
| DE19821354A1 (de) | 1999-11-18 |
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