JP2009269519A - 台車 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】台車本体1と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターCとを有する台車Dにおいて、台車本体の相対する辺部の一方の辺部の中央付近に形成された平面形状が円形の縦孔2cには、連結ロッドRの挿着部r2が挿着されているとともに、台車本体の相対する辺部のもう一方の辺部の中央領域には、辺部に沿って、連結ロッドの連結用挿入部r3が挿入されるスリット7を形成したものであり、連結ロッドの連結用挿入部が、スリットに沿って移動できるようにしたものである。
【効果】連結された状態の台車の回転半径を小さくすることができるので、小回りの利く連結台車を構成することができ、従って、連結された状態の台車を旋回した際に、連結された状態の台車が、付近に位置する装置や陳列装置等の外部装置に当接するようなことを防止することができ、連結された状態の台車の円滑な走行を実現することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、台車本体と該台車本体の裏面の4つの角部に取着されたキャスターとからなる台車に関するものである。
台車本体の一方の相対する辺部の中央に、平面形状が円形の縦孔を穿設し、複数の台車を連結する際には、一方の台車の台車本体の辺部に穿設された縦孔に、縦孔より、若干、小径の連結ロッドの一方の垂直部を挿入するとともに、もう一方の台車の台車本体の辺部に穿設された縦孔に、連結ロッドのもう一方の垂直部を挿入することにより、複数の台車を連結するように構成された台車が、一例として、特許文献1に開示されている。
特許第2843295号公報
図10〜図12を用いて、上述した従来の台車について概説するとともに、本発明が解決しようとする課題について説明する。
台車Dの相対する短辺部d1の中央には、それぞれ、平面形状が円形の縦孔d2が穿設されており、一方の短辺部d1に穿設された縦孔d2には、公知の連結ロッドRの一方の垂直部が挿着されている。そして、台車D同士を連結しないで、一台の台車として使用する場合には、連結ロッドRが、図10に示されているように、短辺部d1と略平行になるように配置されている。
2台の台車Df、Dbを連結する場合には、台車Df(右側に位置する台車)の台車Db(左側に位置する台車)側に位置する短辺部d1に穿設された縦孔d2に、その一方の垂直部が挿着されている連結ロッドRのもう一方の垂直部を、台車Db(左側に位置する台車)の台車Df(右側に位置する台車)側に位置する短辺部d1に穿設された縦孔d2に挿入することにより、図11に示されているように、2台の台車Df、Dbが連結されるように構成されている。
連結された2台の台車Df、Dbが、例えば、台車Df(右側に位置する台車)を先頭にして、直進状態に牽引されると、図11に示されているように、連結ロッドRは、台車Df、Dbの短辺部d1に対して、略垂直状態となる。
また、直進状態から、先頭の台車Df(右側に位置する台車)を、図12に示されているように、進行方向に対して、右方向に旋回させると、後方の台車Db(左側に位置する台車)も、先頭の台車Dfに追従するように、右方向に旋回することになる。そして、先頭の台車Dfの進行方向の後方で、且つ、旋回中心点側に位置する内側角部d3付近と、後方の台車Dbの進行方向の前方で、且つ、旋回中心点側に位置する内側角部d3’付近とが当接した時点で、連結された2台の台車Df、Dbの最小回転半径が決まることになる。
連結された2台の台車Df、Dbの回転半径は、先頭の台車Dfの上述した内側角部d3付近と、後方の台車Dbの上述した内側角部d3’付近とが当接した時点での、先頭の台車Dfの後方の台車Db側の短辺部d1と後方の台車Dbの先頭の台車Df側の短辺部d1とのなす角度(以下、最小旋回角度という。)θ1が、大きいほど、連結された2台の台車Df、Dbの回転半径が短くなることになる。
しかしながら、上述した従来の台車においては、連結ロッドRを長くしない限り、最小旋回角度θ1を大きくすることができず、従って、複数の台車Dが連結された連結台車の回転半径を小さくし、小回りの利く連結台車を構成することができなかった。
また、連結ロッドRを長くすることにより、連結された台車Df、Dbの回転半径を短くすることができるが、連結ロッドRを長くすると、連結された台車Df、Dbの全長が長くなるとともに、後方の台車Dbが、先頭の台車Dfの旋回に追従して旋回する際に、先頭の台車Dfの後方の台車Db側に位置する短辺部d1に穿設された縦孔d2(この縦孔d2には、上述したように、連結ロッドRの一方の垂直部が挿着されている。)を旋回中心として、後方の台車Dbが、大きく外側に膨らむように旋回されることになり、従って、後方の台車Dbが、連結された台車Df、Dbの通路付近に配置された装置や陳列装置等の外部装置に当接するという問題があった。
本願の発明の目的は、上述した従来の台車が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、台車本体と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターとを有する台車において、台車本体の相対する辺部の一方の辺部の中央付近に形成された平面形状が円形の縦孔には、連結ロッドの挿着部が挿着されているとともに、台車本体の相対する辺部のもう一方の辺部の中央領域には、辺部に沿って、連結ロッドの連結用挿入部が挿入されるスリットを形成したものであり、連結ロッドの連結用挿入部が、スリットに沿って移動できるようにしたものである。
台車本体と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターとを有する台車において、台車本体の相対する辺部の一方の辺部の中央付近に形成された平面形状が円形の縦孔には、連結ロッドの挿着部が挿着されているとともに、台車本体の相対する辺部のもう一方の辺部の中央領域には、辺部に沿って、連結ロッドの連結用挿入部が挿入されるスリットを形成したものであり、連結ロッドの連結用挿入部が、スリットに沿って移動できるようにしたことにより、連結された状態の台車の回転半径を小さくすることができるので、小回りの利く連結台車を構成することができ、従って、連結された状態の台車を旋回した際に、連結された状態の台車が、付近に位置する装置や陳列装置等の外部装置に当接するようなことを防止することができ、連結された状態の台車の円滑な走行を実現することができる。
また、連結された状態の台車の回転半径が小さいので、角部や交差部を有する移動通路の幅を狭くすることができ、従って、連結された状態の台車の走行スペースを、減少することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、台車については、上述した従来の台車と同様に、符号Dを使用するとともに、連結ロッドについても、符号Rを使用する。
図1〜図5に示されているように、台車Dは、平面形状が、略長方形状の台車本体1と、台車本体1の裏面の4つの角部付近に取り付けられたキャスターCとから構成されている。
台車本体1は、荷物が載置される載置部1aと、載置部1aの相対する短辺部の一方の短辺部に形成された短辺側土手部1bと、載置部1aの相対する長辺部に形成された相対する長辺側土手部1cとを有しており、短辺側土手部1bの中央領域には、短辺側土手部1bを削除することにより、切欠き凹部1dが形成されている。
短辺側土手部1bの中央領域に形成された切欠き凹部1dが位置する台車本体1の短辺側垂直側壁1eには、横長の角柱状ブロック2が形成されており、角柱状ブロック2の上面2aは、載置部1aの載置面1a1より、下方に位置している。また、角柱状ブロック2の長さ方向の相対する垂直端面(長辺側土手部1cに略平行な垂直端面)2b付近には、天部3aと角柱状ブロック2の垂直端面2bに略平行な垂直面3bと奥壁面3cとから構成された、前方、下方及び角柱状ブロック2側に位置する側方が開放された切欠き部3が形成されている。
角柱状ブロック2の中央には、上述した従来の台車Dに穿設された縦孔d2と同様の平面形が円形の縦孔2cが穿設されおり、また、角柱状ブロック2の上面2aの両端部付近には、短辺側垂直側壁1eに略垂直な連結ロッド係止リブ4が形成されており、連結ロッド係止リブ4の先端部に、突条4aを形成することにより、連結ロッド係止リブ4の突条4aと連結ロッド係止リブ4の上面4bと短辺側垂直側壁1eとにより、嵌合凹部5が形成されている。また、切欠き部3を構成する天部3aは、短辺側土手部1bの外面1b1から短辺側垂直側壁1eに向かって、下方に傾斜した傾斜面として形成されているとともに、天部3aには、短辺側垂直側壁1eに沿って、且つ、短辺側垂直側壁1eに垂直な断面形状が、略半円形状の連結ロッド嵌合窪み部3a1が形成されている。
連結ロッドRは、公知のように、棒材を、略逆U字状に折り曲げることにより形成されており、連結ロッドRは、水平部r1と、水平部r1の一方の端部から下方に屈曲されているとともに、角柱状ブロック2の中央に穿設された縦孔2cに挿着される挿着部r2と、水平部r1のもう一方の端部から下方に屈曲されているとともに、台車D同士を連結する際に、連結される台車Dに穿設された、後述する弧状スリットに挿入される連結用挿入部r3とを有している。連結ロッドRの挿着部r2を、角柱状ブロック2の中央に穿設された縦孔2cに挿入した後、挿着部r2の先端部に形成されたネジ部に、ナットr4を螺合させることにより、挿着部r2が、縦孔2cから抜け出ないように構成されているとともに、挿着部r2は、縦孔2cに沿って、上下動することができるように構成されている。
図3に示されているように、連結ロッドRが、短辺側垂直側壁1eに略垂直な状態(以下、この状態を、連結ロッドRの連結状態或いは連結位置という。)から、連結ロッドRを、連結ロッドRの連結用挿入部r3が、短辺側垂直側壁1eに接近する方向に回動させると、連結ロッドRの回動途中において、連結ロッドRの水平部r1が、短辺側土手部1bに形成された角柱状ブロック2の両側に位置する切欠き部3を構成する天部3aの傾斜面と、角柱状ブロック2の上面2aに形成された連結ロッド係止リブ4の突条4aの上面とに挟持されるように当接することになる。更に、連結ロッドRの回動を続行すると、最終的に、連結ロッドRの水平部r1の上部が、天部3aに形成された連結ロッド嵌合窪み部3a1に嵌合されるとともに、連結ロッドRの水平部r1の下部が、連結ロッド係止リブ4の突条4aと連結ロッド係止リブ4の上面4bと短辺側垂直側壁1eとにより形成された嵌合凹部5に嵌合され、連結ロッドRが、短辺側垂直側壁1eに略平行な状態(以下、この状態を、連結ロッドRの収納状態或いは収納位置という。)に位置し、連結ロッドRが、簡単には、連結ロッドRの収納状態から抜け出ないように構成されている。
上述したように、連結ロッドRを、連結位置から、収納位置に回動させる際には、連結ロッドRの水平部r1が、天部3aの傾斜面に接触するように回動することができるので、連結ロッドRを、上下方向に移動させることなく、単に、連結ロッドRを回動させるだけで、連結ロッドRを、収納位置に配置することができる。
短辺側土手部1bと相対する載置部1aの短辺部には、このような短辺側土手部1bが形成されておらず、載置部1aに載置された荷物を、載置部1aの載置面1a1をスライドさせながら、短辺側土手部1bが形成されていない短辺部方向に移動させることにより、荷物を持ち上げることなく、台車Dから下ろすことができるように構成されている。
短辺側土手部1bと相対する載置部1aの短辺部の中央領域には、載置部1aの載置面1a1より、一段下がった底面6aと、短辺部に平行な垂直奥壁6bと、相対する垂直側壁6cとにより形成された中央凹部6が形成されている。この中央凹部6の底面6aには、両端部7aが、垂直奥壁6b側に位置するとともに、中央部7bが、短辺側土手部1bが形成されていない台車本体1の外面1f側に位置する、弧状のスリット7が、外面1fに沿って穿設されている。
スリット7は、短辺側土手部1bが形成されていない台車本体1の外面1f、換言すれば、載置部1aの短辺部に沿って、載置部1aの短辺部に略平行に形成されている。また、スリット7の両端部7aは、長辺側土手部1cに平行な台車本体1の中心線L1から、等距離になるように形成されているとともに、載置部1aの短辺部側に湾曲した中央部7bは、中心線L1付近に位置するように構成されている。
なお、1gは、台車Dを段積みした際に、上に位置する台車DのキャスターCが、嵌合されるキャスター嵌合凹部である。
次に、図6及び図7を用いて、台車Dの連結状態について説明する。
2台の台車Df、Dbを連結する場合には、台車Df(右側に位置する台車)の台車Db(左側に位置する台車)側に位置する角柱状ブロック2の中央に穿設された縦孔2cに、その挿着部r2が挿着されている連結ロッドRの連結用挿入部r3を、台車Db(左側に位置する台車)の台車Df(右側に位置する台車)側に位置する、短辺側土手部1bと相対する載置部1aの短辺部の中央領域に穿設されたスリット7に挿入することにより、図6に示されているように、2台の台車Df、Dbが連結されるように構成されている。
上述したように、2台の台車Df、Dbを連結する際には、台車Df(右側に位置する台車)に配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3を、必ずしも、台車Db(左側に位置する台車)に形成されたスリット7の中央部7bに挿入する必要はなく、スリット7の両端部7a付近等に挿入してもよい。いずれにせよ、台車Df(右側に位置する台車)に配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3を、台車Db(左側に位置する台車)に形成されたスリット7のどの位置に挿入してもよい。従って、従来の台車のように、2台の台車Df、Dbを連結する場合には、台車Df(右側に位置する台車)の台車Db(左側に位置する台車)側に位置する短辺部d1に穿設された縦孔d2に、その一方の垂直部が挿着されている連結ロッドRのもう一方の垂直部を、台車Db(左側に位置する台車)の台車Df(右側に位置する台車)側に位置する短辺部d1に穿設された縦孔d1に挿入する場合に比べて、2台の台車Df、Dbの連結作業の作業性が向上することになる。
上述したように、2台の台車Df、Dbが連結された状態で、台車Df(右側に位置する台車。先頭の台車という。)を、直線状に移動させると、台車Db(左側に位置する台車。以下、後方の台車という。)のスリット7に挿入されている、先頭の台車Dfに配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3が、スリット7の端部7a付近に位置していても、連結用挿入部r3は、図6に示されているように、後方の台車Dbに穿設されたスリット7の中央部7bに移動することになる。
また、直進状態から、先頭の台車Dfを、図7に示されているように、進行方向に対して、右方向に旋回させると、後方の台車Dbも、先頭の台車Dfに追従するように、右方向に旋回することになるが、この旋回過程において、先頭の台車Dfに配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3が、後方の台車Dbに穿設されたスリット7の中央部7bから、徐々に、後方の台車Dbに穿設されたスリット7に沿って、両端部7aのうち、回転半径の中心点側に位置するスリット7の端部7a1側に移動し、最終的に、図7に示されているように、先頭の台車Dfに配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3が、後方の台車Dbに穿設されたスリット7の両端部7aのうち、回転半径の中心点側に位置するスリット7の端部7a1に当接するとともに、後方の台車Dbの先頭の台車Df側の一対の角部(後方の台車Dbの短辺側土手部1bが形成されていない台車本体1の外面1f側に位置する一対の角部)1hのうち、回転半径の中心点側に位置する角部1h’が、先頭の台車Dfの角柱状ブロック2側に位置する短辺側土手部1bの外面1b1に当接することになる。
上述したように、2台の台車Df、Dbが連結された状態において、直進状態から、先頭の台車Dfを、進行方向に対して旋回させた際には、先頭の台車Dfに配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3が、後方の台車Dbに穿設されたスリット7の中央部7bから、回転半径の中心点側に位置するスリット7の端部7a1に当接するとともに、後方の台車Dbの先頭の台車Df側の一対の角部1hのうち、回転半径の中心点側に位置する角部1h’が、先頭の台車Dfの角柱状ブロック2側に位置する短辺側土手部1bの外面1b1に当接するように構成することにより、先頭の台車Dfの後方の台車Db側の短辺側土手部1bの外面1b1と後方の台車Dbの先頭の台車Df側の短辺側土手部1bが形成されていない台車本体1の外面1fとのなす角度(以下、最小旋回角度という。)θ2を、上述した従来の台車Dが連結された状態の最小旋回角度θ1より、大きくすることができ、ひいては、連結された状態の2台の台車Df、Dbの回転半径を小さくすることができる。
上述したように構成することにより、連結された状態の台車Dの回転半径を小さくすることができるので、小回りの利く連結台車Dを構成することができ、従って、連結された状態の台車Dを旋回した際に、連結された状態の台車Dが、付近に位置する装置や陳列装置等の外部装置に当接するようなことを防止することができ、連結された状態の台車Dの円滑な走行を実現することができる。
また、連結された状態の台車Dの回転半径が小さいので、角部s1や交差部を有する移動通路Sの幅W1を狭くすることができ、従って、連結された状態の台車Dの走行スペースを、減少することができる。
図7に示されているように、連結された状態の台車Df、Dbが旋回された状態から、先頭の台車Dfを直進させると、先頭の台車Dfに配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3が、後方の台車Dbに穿設されたスリット7の一方の端部7aから、載置部1aの短辺部側に湾曲した中央部7b方向に移動し、その後、中央部7bに位置することになるが、中央部7bは、載置部1aの短辺部側に湾曲しているので、連結ロッドRの連結用挿入部r3が、中央部7bを越えて、スリット7のもう一方の端部7a方向に移動するようなことがない。このようにして、図6に示されているような直進状態に戻ることになる。直進状態においては、先頭の台車Dfに配設された連結ロッドRの連結用挿入部r3が、後方の台車Dbに穿設されたスリット7の短辺部側に湾曲した中央部7bに位置しているので、後方の台車Dbに穿設されたスリット7に挿入されている連結ロッドRの連結用挿入部r3が、スリット7に沿って移動することが抑制され、従って、先頭の台車Dfに牽引される後方の台車Dbが、進行方向に対して、横方向に振られるようなことを防止することができ、連結された状態の台車Df、Dbの安定した走行を実現することができる。
なお、台車本体1の載置部1aの短辺部に沿って形成されているスリット7の形状は、上述したものに限定されるものではない。例えば、図9(a)に示されているように、への字状のスリット7’に形成することもできる。また、図9(b)に示されているように、載置部1aの短辺部に略平行の直線状のスリット7”とすることもできる。この場合には、直線状のスリット7”の中央部に、短辺側土手部1bが形成されていない台車本体1の外面1f方向に延在する凹部7a”が形成されている。このような凹部7a”を形成することにより、連結された状態の台車Df、Dbが直進する際に、連結ロッドRの連結用挿入部r3が、凹部7a”に挿入されているので、連結ロッドRの横方向への移動が規制され、従って、連結された状態の台車Df、Dbの走行が安定することになる。
いずれにせよ、連結ロッドRの連結用挿入部r3が挿入されるスリット7、7’、7”に、短辺部側に湾曲した中央部7b、短辺部側に湾曲したへの字状のスリット7’の屈曲部7a’及び直線状のスリット7”の中央部に形成された凹部7a”を形成することにより、連結された状態の台車Df、Dbの直進状態においては、連結ロッドRの連結用挿入部r3が、弧状のスリット7の湾曲した中央部7b、への字状のスリット7’の屈曲部7a’及び直線状のスリット7”の凹部7a”に挿入されることになり、従って、連結された状態の台車Df、Dbの直進走行が安定することになる。
図1は、本発明の台車の斜視図である。 図2は、本発明の台車の平面図である。 図3は、本発明の台車の部分斜視図である。 図4は、同じく、本発明の台車の部分斜視図である。 図5は、同じく、本発明の台車の部分斜視図である。 図6は、本発明の連結された台車が、直線状に連結された状態の平面図である。 図7は、本発明の連結された台車が、旋回した状態の平面図である。 図8は、同じく、本発明の結された台車が、旋回した状態の平面図である。 図9は、本発明の台車に形成されたスリットの別の実施例の平面図である。 図10は、従来の台車の平面図である。 図11は、従来の台車が、直線状に連結された状態の平面図である。 図12は、従来の台車が、旋回した状態の平面図である。
符号の説明
C・・・・・・・・・・・キャスター
D・・・・・・・・・・・台車
R・・・・・・・・・・・連結ロッド
1・・・・・・・・・・・台車本体
2・・・・・・・・・・・角柱状ブロック
3・・・・・・・・・・・切欠き部
4・・・・・・・・・・・連結ロッド係止リブ
5・・・・・・・・・・・嵌合凹部
6・・・・・・・・・・・中央凹部
7・・・・・・・・・・・弧状スリット

Claims (1)

  1. 台車本体と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターとを有する台車において、台車本体の相対する辺部の一方の辺部の中央付近に形成された平面形状が円形の縦孔に、連結ロッドの挿着部が挿着されているとともに、台車本体の相対する辺部のもう一方の辺部の中央領域には、辺部に沿って、連結ロッドの連結用挿入部が挿入されるスリットが形成されており、連結ロッドの連結用挿入部が、スリットに沿って移動できるように構成されていることを特徴とする台車。
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