JP2009267524A - 通話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計における制限を緩和し、また、機能変更における交換作業を容易にする。
【解決手段】通話装置は、器体10を備える埋込モジュール1と、ケース20を備える露出モジュール2とで構成される。埋込モジュール1は、器体10の上下両側面の前端部から器体10の前面に沿って互いに離れる向きに延設される一対の取付板13を備える。各取付板13には、器体10を壁に取り付けるための固定ねじが挿通される挿通孔13aがそれぞれ貫設される。ケース20は、器体10の前面と全ての施工孔13aの前面とを覆う形で器体10の前面に着脱自在に取着される。埋込モジュール1は、露出モジュール2に電源を供給する電源部と、信号を伝送する伝送部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、施工面内に後部が埋め込まれる埋込モジュールと埋込モジュールの前面に取着される露出モジュールとからなり、相手側通話装置との間で通話が可能な通話装置に関するものである。
従来から、住宅内の施工面(壁)に取り付けられて、相手側通話装置との間で通話を行う通話装置が提供されている。通話装置は、相手側通話装置とともにインターホンシステムを構築する。
この種の通話装置においては、図11に示すように器体10の後部を壁内に埋め込む形で壁に取り付けることにより、通話装置の壁面からの突出量を小さくした埋込型の通話装置が提供されている。
通話装置の壁への取付は、器具配線用のスイッチボックス31と固定ねじとを用いて行われる。具体的には、壁に設けられた施工孔32の後方に固定されるスイッチボックス31は、複数個の固定ねじがそれぞれ螺入される複数個のねじ受孔31aを備えている。
一方、通話装置は、器体10の側面から器体10の前面に沿ってそれぞれ離れる向きに延設される一対の取付板13を備え、各取付板13には、各固定ねじ(図示せず)がそれぞれ挿通される挿通孔13aがそれぞれ貫設されている。
固定ねじは、通常、化粧部材で覆い隠される(例えば、特許文献1参照)。図11は、特許文献1に記載された通話装置の概略図である。図11に示す構成では、挿通孔13aの前方には上下2個の化粧部材33が配設され、各化粧部材33により各固定ねじはそれぞれ覆い隠される。
特開2003−69681号公報
上述のように、化粧部材33を用いて固定ねじを覆い隠す通話装置においては、化粧部材33が通話装置の前面の一部を占有するから、その分、釦などを配置できる面積が減り、また、部品の収容に使用できる空間が減る。すなわち、化粧部材が占有する空間は、通話装置の設計において有効に利用することができないという問題があった。
また、機能の変更などのため既に壁に取り付けられた通話装置を他の通話装置に交換することが想定されるところ、通話装置は複数個の固定ねじにより壁に取り付けられるとともに固定ねじの前方には化粧部材が配設されているから、通話装置の当該交換作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、通話装置の設計における制限を従来構成よりも緩和するとともに、機能の変更に伴う通話装置の交換作業を容易にした通話装置を提供することにある。
請求項1の発明は、相手側通話装置との間で通話を行う通話装置であって、施工面に設けられた施工孔内に後部が挿入される器体を備える埋込モジュールと、埋込モジュールが備える被係合部と係合する係合部を備え埋込モジュールの前面に着脱自在に取着されるケースを備える露出モジュールとを備え、埋込モジュールと露出モジュールとは、互いの電気的接続を行う端子部をそれぞれ備え、埋込モジュールは、相手側通話装置との間で送受信される信号を伝送する伝送部と、露出モジュールに電源を供給する電源部とを備え、露出モジュールは、音声の入出力を行う音声入出力部と、音声入出力部および伝送部に接続され音声信号の入出力を行う信号処理部とを備え、器体には、一対の取付板が前面に沿う形で互いに離れる向きに前端部からそれぞれ延設され、各取付板は、器体を施工面に固定する固定ねじが挿通される挿通孔をそれぞれ備え、ケースは、器体の前面を覆うとともに全ての挿通孔を覆う形で埋込モジュールに取着されることを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、別に設置されるセンサ装置が出力したセンサ信号が入力されるセンサ信号入力部と、センサ信号がセンサ信号入力部に入力されると設備機器を操作する操作信号を出力する操作信号出力部とが付加されたことを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明において、ケースは、埋込モジュールに取着される基本ケースと、基本ケースに隣接して接続される増設ケースとからなり、基本ケースと増設ケースとは、基本ケースと増設ケースとを接続する嵌合部と、基本ケースおよび増設ケースにそれぞれ内蔵された回路間の電気的接続を行うコネクタ部とをそれぞれ備えることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、露出モジュールは操作スイッチを備え、ケースは、操作スイッチを操作するための操作釦が備える被結合部と結合することにより着脱自在に操作釦を取着可能とする結合部を備えることを特徴とする。
請求項1の構成によると、埋込モジュールは電源部と伝送部とを備え、露出モジュールは埋込モジュールと電気的に接続し、露出モジュールは、埋込モジュールから電源の供給を受けることができるとともに埋込モジュールを介して相手側通話装置と信号の送受信を行うことができるから、露出モジュールを交換することで通話装置の機能の変更を行うことができる。また、露出モジュールは、埋込モジュールに対して着脱自在であるから、埋込モジュールと露出モジュールとが一体の従来構成に比べ通話装置の機能の変更を行うための交換作業が容易になるという利点がある。
また、ケースは器体の前面と全ての挿通孔とを覆っているから、固定ねじの前方に化粧部材を配設する従来構成に比べ化粧部材が占有していた空間の分だけ釦の配設や部品の収容に使用できる空間が大きく、通話装置の設計における制限が従来構成よりも緩和されるという利点がある。
請求項2の構成では、センサ装置が出力したセンサ信号をセンサ信号受信部が受信すると、通話装置は、音声による報知を行うとともに操作信号を出力して設備機器を作動させるから、音声に加え設備機器の作動により報知を行うことができ、音声のみの報知に比べ周囲への報知効果を高めることができる。
請求項3の構成では、基本ケースに増設ケースを接続して露出モジュールの機能の拡張や形状を変えることができるから、種々の機能および形状の露出モジュールを基本ケースと増設ケースとの組み合わせで形成することができるという利点がある。
また、基本ケースは単独で露出モジュールのケースとなることもできるという利点が有る。
請求項4の構成では、操作釦はケースに着脱自在に取着することができるから、ケースは、操作釦を備える露出モジュールのケースとしても使用することができるし、操作釦を備えない露出モジュールのケースとしても使用することができるという利点がある。
以下の各実施形態では、宅内の施工面(壁)に取り付けられ、相手側通話装置(図示せず)とともにインターホンシステムを構築し、相手側通話装置との間で通話が可能な通話装置を一例として説明する。
相手側通話装置は、マイクロホンおよびスピーカを備える音声入出力部を備え、通信線(図示せず)により本実施形態の通話装置と接続される。
(実施形態1)
本実施形態の通話装置は、図2に示すように器体10を備える埋込モジュール1と、器体10の一表面側に取着されるケース20を備える露出モジュール2と、露出モジュール2の周囲を包囲する形で配設される枠状の化粧プレートPとを備える。以下では、器体10においては前記一表面側を「前」、前記一表面の裏面側を「後」とし、ケース20については器体10側を「後」、反対側を「前」として説明する。
器体10は、図1に示すように通信線(図示せず)を外部より接続することができる通信線接続部と、商用電源供給用の電源線(図示せず)を外部より接続できる電源線接続部とを備える。
埋込モジュール1は、通信線と電源線とが接続された後、器具配線用のスイッチボックス31(図11参照)と複数個の固定ねじ(図示せず)とを用いて壁に取り付けられる。具体的には、壁に開設された施工孔32(図11参照)の後方に固定されるスイッチボックス31は、各固定ねじがそれぞれ螺入される複数個のねじ受孔31aを施工孔32の開口面の上下両端部に相当する位置に備える。一方、埋込モジュール1は、前端部から器体10の前面に沿って互いに離れる向きに延設された一対の取付板13を備える。各取付板13には、固定ねじが挿通される挿通孔13aが前後方向にそれぞれ貫設される。
器体10の後部を施工孔32内に挿入した後、固定ねじにより器体10はスイッチボックス31に固定される。すなわち、埋込モジュール1は、後部が壁内に埋め込まれる形で壁に取り付けられる。
壁に取り付けられた埋込モジュール1の前面には、露出モジュール2が着脱自在に取着される。器体10を壁に取り付けた状態において下側になる取付板13の前面には、被係合部として、先端が上を向く複数個の鉤片13bが突設され、上側の取付板13の左右両部には、被係合部として、一対の切欠部13bが設けられる。
一方、ケース20の後面には、図3に示すように係合部として、各鉤片13bがそれぞれ差し込まれる複数個の引掛孔21と、各切欠部13bにおいて上側の取付板13に引っ掛かる爪部22aを先端部にそれぞれ備える一対の係合突起22が突設される。
各鉤片13bを各引掛孔21にそれぞれ差し込んだ後、爪部22aを上側の取付板13に引掛けることにより、ケース20は器体10の前面に着脱自在に取着される。ここに、器体10とケース20とは、埋込モジュール1と露出モジュール2との間の電気的接続を行うための端子部をそれぞれ備える。すなわち、ケース20は、後面側において露出する信号および電源用の接触端子部23を備え、器体10は、図1に示すように前面側において露出する相手側接触端子部14を備える。ケース20を器体10の前面に取着すると、接触端子14と相手側接触端子23とが接触し、露出モジュール2と埋込モジュール1とは電気的に接続する。
ケース20の上下方向の寸法は、上下の取付板13にそれぞれ形成された挿通孔13a間の寸法よりも大きく形成され、また、ケース20の左右方向の寸法は器体10の左右方向の寸法以上で形成され、器体10の前面に取着されたケース20は、器体10の前面を覆い隠すとともに挿通孔13aを覆い隠す。
したがって、挿通孔13aの前方に化粧部材を配設した従来構成に比べ、ケース20が大きくなっている。つまり、化粧部材が占有していた空間もケース20の一部としている。結果的に、釦などを配設できる面積と部品を収容できる空間が従来構成よりも大きく、通話装置の設計における制限が緩和されている。
また、ケース20により固定ねじは覆い隠されるから、固定ねじを覆い隠すための化粧部材が不要であり、化粧部材を取り付ける従来構成に比べ部材数が減る。
次に、本実施形態の内部回路について説明する。図4に示すように、埋込モジュール1は、電源接続部12に接続され直流電源などの電源を露出モジュール2に供給する電源部51と、通信線接続部11に接続され信号を伝送する伝送部52とを備える。露出モジュール2は、マイクロホン(図示せず)およびスピーカ(図示せず)を備える音声入出力部41と、音声入出力部41および伝送部52とに接続され音声信号の入出力を行う信号処理部42とを備える。また、本実施形態の通話装置は、各回路部の制御などを行う制御部43を備える。制御部43には、制御信号処理部44と、スイッチ制御部45と、発光ダイオード制御部46とが含まれる。
発光ダイオード制御部46は、操作釦60に開設された表示窓34(図7参照)の後方に配設される発光ダイオードを備える場合に、発光ダイオードの点灯、消灯を制御する。なお、発光ダイオード34を備えない場合は、発光ダイオード制御部46を備えない構成とすることもできる。
スイッチ制御部45は、ケース20の前面に配設された操作釦60(図1参照)により操作される操作スイッチ29(図9参照)からの入力を受けて、信号処理部42の音声信号の入出力などを制御する。
本実施形態では、集合住宅などに設置される場合を想定しており、相手側通話装置とはデジタル信号を用いて通信を行う。相手側通話装置が送信する信号には、音声信号の他、ハンドシェイク用などの制御信号が含まれる。伝送部52は、相手側通話装置が送信した信号を音声信号と制御信号とに分離し、音声信号を信号処理部42に伝送し、制御信号を制御信号処理部44に伝送する。制御信号を受けた制御信号処理部44は、相手側通話装置との間のハンドシェイクなどのための制御を行う。
音声入出力部41は、信号処理部42から入力される音声信号を音声に変換し、また、音声を音声信号に変換して信号処理部42に入力する。信号処理部41は、入出力インターフェースを備え、音声信号の入出力を行う。なお、センサ信号入力部53と操作信号出力部54とアンテナ部47とについては、実施形態2において説明する。
上述したように、埋込モジュール1は電源部51および伝送部52を備え、露出モジュール2への電源供給と信号の伝送を行う。したがって、通話装置において機能の変更を行う場合、当該機能に対応した露出モジュール2を埋込モジュール1に取着すればよい。ここに、上述したように露出モジュール2は埋込モジュール1に対して着脱自在である。したがって、化粧部材と固定ねじとを取り外して通話装置全体を交換する従来構成に比べ、通話装置の機能の変更に伴う交換作業が容易になる。なお、機能の変更の例としては、録音機能や映像表示機能の追加などが挙げられる。
(実施形態2)
本実施形態の通話装置は、内部回路および動作が実施形態1の通話装置と異なる。図4に示すように、露出モジュール2はアンテナ部47を備え、制御部43は、住宅に付設されたセンサ装置(図示せず)が送信したセンサ信号が入力されるセンサ信号入力部53と、住宅に付設される設備機器(図示せず)を操作する操作信号を出力する操作信号出力部54とを備える。
センサ装置の例としては、窓ガラス破壊検知センサや火災検知センサが挙げられ、設備機器の例としては照明器具が挙げられる。以下では、センサ装置を窓ガラス破壊センサとし、設備機器を照明器具とし、設備機器を無線で操作する無線通信型照明スイッチコントローラが宅内に設置されている場合について説明を行う。但し、これに限るものではない。
窓ガラス破壊センサは、窓ガラスの破壊を検知するとセンサ信号を出力する。センサ信号はアンテナ部47で受信され、センサ信号入力部53に入力される。制御部43は、信号処理部42を制御して音声信号を音声入出力部41に入力し、「何者かが侵入しました」などの音声報知を行わせる。また、制御部43は、センサ信号入力部53にセンサ信号が入力されると、照明器具を操作するための操作信号を操作信号出力部54より出力させる。操作信号はアンテナ部47より無線通信型照明スイッチコントローラに送信される。操作信号を受信した無線通信型照明スイッチコントローラは照明器具を点灯させる。
上述のように、本実施形態では音声報知を行うとともに照明器具を点灯させ、周囲に異常などを報知することができる。したがって、音声のみによる報知に比べ周囲への報知効果を高めることできる。
なお、本実施形態の通話装置に、受信したセンサ信号に応じた異報信号を他の居室などに設置された増設親機のような相手側通話装置に送信する機能を付加することもできる。異報信号を受信した当該相手側通話装置が音声報知や照明器具の点灯を行うことで、他の居室においても異常などを報知することが可能となる。
また、他の居室などに設置された相手側通話装置が送信した異報信号を受信した場合においては、音声報知を行うとともに設備機器を操作して周囲に報知する構成としてもよい。例えば、他の居室に設置された相手側通話装置が、火災検知センサからのセンサ信号を受信し、本実施形態の通話装置に当該センサ信号に応じた異報信号を送信した場合、異報信号を受信した通話装置は、「他の部屋で火事です」などの音声報知を行うとともに照明器具を点灯させる。
なお、本実施形態では通話装置はアンテナ部47を備え、センサ装置などと無線で通信する構成を例示したが、これに限るものではなく、有線で通信を行う構成であってもよい。
本実施形態のその他の構成は、実施形態1の構成と同じである。
(実施形態3)
本実施形態では、図5に示すように露出モジュール2が、ケース20(基本ケース)とケース20の側方に隣接して接続される増設ケース25とを備えている点が、実施形態1の通話装置と異なる。
ケース20と増設ケース25とは嵌合部をそれぞれ備え、隣接して接続することが可能となっている。本実施形態では、嵌合部は、図6に示すようにケース20の側面に突設される嵌合凸部26と、増設ケース25の側面に凹設され嵌合凸部26が嵌まる嵌合溝27とである。嵌合凸部26は先端ほど幅が広くなる形で形成され、嵌合溝27は、前面方向の全長に亘って形成される。
また、ケース20および増設ケース25は、それぞれに内蔵された回路間の電気的接続を行うためのコネクタ部35を後面にそれぞれ備える。本実施形態では、各コネクタ部35はコネクタ部35と接続可能な一対の相手側コネクタ部を備えるケーブル(図示せず)で接続される。
露出モジュール2の周囲には、露出モジュール2を包囲する形で枠状の化粧プレートPが配設される。
増設ケース25は、通話装置に他の機能を付加するために使用することができる。具体的には、増設ケース25内に前述したアンテナ部44(図4参照)を内蔵し、実施形態2に記載した機能を付加することも可能であるし、無線通信型照明スイッチコントローラを内蔵して照明器具の操作機能を付加することも可能である(図7参照)。
また、各コネクタ部35はケーブルにより接続しているから、増設ケース25に音声入出力部41や信号処理部42などの通話のための回路を内蔵し、増設ケース25において通話機能を実現することもできる。
上述したように、本実施形態ではケース20に増設ケース25を接続することにより、通話機能と種々の他の機能とを組み合わせた複数種類の露出モジュール2を実現することができる。したがって、通話機能のみを備える露出モジュール2、通話機能と照明スイッチの機能を備える露出モジュール2など組み合わせごとに露出モジュール2のケースを製造する場合に比べ、開発費や製造コストを安くすることができる。
なお、増設ケース25に被係合部(引掛孔21および係合突起22)と端子部(接触端子部23)を形成した場合、増設ケース25を本体モジュール1に取着して単独で使用することが可能となる。また、ケース20は、本体モジュール1に取着して単独で使用することもできるし、増設ケース25を接続する基本ケースとして使用することもできる。
本実施形態のその他の構成は、実施形態1の構成と同じである。
(実施形態4)
本実施形態の通話装置は、操作釦60が着脱自在となっている点が実施形態1の通話装置と異なる。ケース20は、操作釦60が備える被結合部と結合することにより操作釦60を着脱自在に取着可能な結合部を備える。本実施形態では、被結合部は、図8に示すように操作釦60の後面から突設される複数個の結合突起61であり、結合部は、図9に示すようにケース20の前壁に貫設され各結合突起61がそれぞれ挿通される複数個の結合孔28である。各結合突起61は、ケース20の前壁に引っ掛かる引掛爪61aを先端部にそれぞれ備える。
各結合孔28に各結合突起61をそれぞれ挿通し、各引掛爪61aをケース20の前壁にそれぞれ引っ掛けることにより、操作釦60をケース20に着脱自在に取着することができる。
図8に示すように、操作釦60の後面には操作突起62が突設される。図9に示す操作スイッチ29がケース20に配設され、また、図10(a)に示すように操作釦60が操作スイッチ29の前方においてケース20に取着されると、操作突起62によるばね部29aの操作が可能となる。すなわち、操作釦60によりスイッチ29を操作することができる。
ケース20に操作スイッチ29が配設されない場合は、図10(b)に示すカバー体70をケース20に取着することができる。
上述のように、ケース20は、操作釦60を備える露出モジュール2のケースとして用いることもできるし、操作釦60を備えない露出モジュール2のケースとしても用いることができる。
なお、操作釦60が不要な場合とは、例えば、実施形態3の通話装置のようにケース20に増設ケース25が接続され、図7に示すように一方のケースにのみ操作釦60が配設されている場合が挙げられる。
本実施形態のその他の構成は、実施形態1の構成と同じである。
実施形態1の分解斜視図である。 実施形態1の斜視図である。 実施形態1の露出モジュールの背面側の斜視図である 実施形態1のブロック図である。 実施形態3の斜視図である。 実施形態3のケースの平面図である。 実施形態4の正面図である。 実施形態4の操作釦の平面図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 実施形態4のケースの平面図である。 実施形態4の正面図であり、(a)は操作釦を取着した場合の図で、(b)はカバー体を取着した場合の図である。 従来例を示す分解斜視図である。 従来例を示す平面図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
符号の説明
1 埋込モジュール
2 露出モジュール
10 器体
13 取付板
13a 挿通孔
13b 鉤片(被係合部)
13c 切欠(被係合部)
15 相手側接触端子部(端子部)
20 ケース
21 引掛孔(係合部)
22 係合突起(係合部)
23 接触端子部(端子部)
25 増設ケース
26 嵌合凸部(嵌合部)
27 嵌合溝(嵌合部)
28 結合孔(結合部)
29 操作スイッチ
35 コネクタ部
41 音声入出力部
42 信号処理部
51 電源部
52 伝送部
53 センサ信号入力部
54 操作信号出力部
60 操作釦
61 結合突起(被結合部)

Claims (4)

  1. 相手側通話装置との間で通話を行う通話装置であって、施工面に設けられた施工孔内に後部が挿入される器体を備える埋込モジュールと、埋込モジュールが備える被係合部と係合する係合部を備え埋込モジュールの前面に着脱自在に取着されるケースを備える露出モジュールとを備え、埋込モジュールと露出モジュールとは、互いの電気的接続を行う端子部をそれぞれ備え、埋込モジュールは、相手側通話装置との間で送受信される信号を伝送する伝送部と、露出モジュールに電源を供給する電源部とを備え、露出モジュールは、音声の入出力を行う音声入出力部と、音声入出力部および伝送部に接続され音声信号の入出力を行う信号処理部とを備え、器体には、一対の取付板が前面に沿う形で互いに離れる向きに前端部からそれぞれ延設され、各取付板は、器体を施工面に固定する固定ねじが挿通される挿通孔をそれぞれ備え、ケースは、器体の前面を覆うとともに全ての挿通孔を覆う形で埋込モジュールに取着されることを特徴とする通話装置。
  2. 別に設置されるセンサ装置が出力したセンサ信号が入力されるセンサ信号入力部と、センサ信号がセンサ信号入力部に入力されると設備機器を操作する操作信号を出力する操作信号出力部とが付加されたことを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
  3. 前記ケースは、前記埋込モジュールに取着される基本ケースと、基本ケースに隣接して接続される増設ケースとからなり、基本ケースと増設ケースとは、基本ケースと増設ケースとを接続する嵌合部と、基本ケースおよび増設ケースにそれぞれ内蔵された回路間の電気的接続を行うコネクタ部とをそれぞれ備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通話装置。
  4. 前記露出モジュールは操作スイッチを備え、前記ケースは、操作スイッチを操作するための操作釦が備える被結合部と結合することにより着脱自在に操作釦を取着可能とする結合部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の通話装置。
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