JP2000244619A - モニターテレビ増設型住宅情報盤及びモニターテレビ増設型インターホンシステム - Google Patents

モニターテレビ増設型住宅情報盤及びモニターテレビ増設型インターホンシステム

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JP2000244619A
JP2000244619A JP4342499A JP4342499A JP2000244619A JP 2000244619 A JP2000244619 A JP 2000244619A JP 4342499 A JP4342499 A JP 4342499A JP 4342499 A JP4342499 A JP 4342499A JP 2000244619 A JP2000244619 A JP 2000244619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】埋込型住宅情報盤にモニターテレビを後付けで
増設する際に、モニターテレビを取り付ける、モニター
テレビの取り付け壁面に取り付け用の穴を形成する必要
が無く、しかも、モニターテレビの増設作業が極めて容
易な、モニターテレビ増設型住宅情報盤を提供する。 【解決手段】埋込型住宅情報盤4aと、埋込型住宅情報
盤4aに連接可能なモニターテレビ4bとを備え、埋込
型住宅情報盤4aの取付壁面Wから露呈する枠体部f4
aの厚さD1と、モニターテレビ4bの厚さD2a、D
2bとが概ね等しい厚さにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニターテレビ増
設型住宅情報盤及びモニターテレビ増設型インターホン
システムに関し、特に、埋込型住宅情報盤にモニターテ
レビを後付けで増設する際に、モニターテレビの取り付
け壁面に取り付け用の穴を形成する必要が無く、しか
も、モニターテレビの増設作業が極めて容易な、モニタ
ーテレビ増設型住宅情報盤、及び、このモニターテレビ
増設型住宅情報盤が組み込まれたモニターテレビ増設型
インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、一戸立て住宅や、集合住宅等のビ
ル等には、インターホンシステムが設置されるようにな
っている。図11は、従来のインターホンシステムの一
例を概略的に示す構成図であり、この図は、インターホ
ンシステムを集合住宅に設置した例を示している。
【0003】このインターホンシステム101は、共同
玄関の玄関先に設置される、ロビーインターホン102
と、管理人室等に設けられる、警報監視盤103と、各
住戸R・・・に設置される埋込型住宅情報盤104・・
・と、各住戸R・・・の玄関先に設置されるドアホン子
器108・・・とを備える。ロビーインターホン102
と警報監視盤103との間、ロビーインターホン102
と埋込型住宅情報盤104・・・の各々との間は、信号
線を介して接続されており、ロビーインターホン10
2、警報監視盤103、ロビーインターホン102及び
埋込型住宅情報盤104・・・の各々との間で、信号の
やりとりができるようになっている。
【0004】また、各住戸の玄関先に設けられるドアホ
ン子器108・・・の各々は、対応する住戸内の埋込型
住宅情報盤104・・・の各々と、信号線を介して接続
されている。ロビーインターホン102は、テンキー等
の外部入力手段102aや、マイク102bや、スピー
カ102cや、呼出ボタン102d等を備える。
【0005】そして、来訪者が、ロビーインターホン1
02に設けられた外部入力手段102aから、各室に設
けられた埋込型住宅情報盤104・・・の各々の住戸番
号を入力し、呼出ボタン102dを押し操作すると、こ
の住戸番号に対応する埋込型住宅情報盤104から呼出
音が発せられ、この呼出音に応答して、入居者等が、埋
込型住宅情報盤104のハンドセットHを取って応答し
た場合には、マイク102bやスピーカ102cと、住
戸番号に対応する埋込型住宅情報盤104のハンドセッ
トHとにより、来訪者と入居者等とが、所定時間通話す
ることができるようになっている。
【0006】また、警報監視盤103は、テンキー等の
外部入力手段103aや、ハンドセットH0や、警報発
令手段(図示せず)や、各住戸に設けられた火災感知器
等の各種センサ(図示せず。)の状態を監視する監視盤
(図示せず)等を備える。そして、管理人等が、警報監
視盤103に設けられた外部入力手段103aから、各
室に設けられた埋込型住宅情報盤104・・・の各々の
住戸番号を入力すると、この住戸番号に対応する埋込型
住宅情報盤104から呼出音が発せられ、この呼出音に
応答して、入居者等が、埋込型住宅情報盤104のハン
ドセットHを取って応答した場合には、警報監視盤10
3のハンドセットH0と、住戸番号に対応する埋込型住
宅情報盤104のハンドセットHとにより、管理人等と
入居者等とが、通話することができるようになってい
る。尚、この通話は、所定時間が経過すると自動的に切
断されるようになっている。
【0007】また、埋込型住宅情報盤104・・・の各
々は、ハンドセットHや、スピーカSや、警報ボタンB
等を備えている。そして、埋込型住宅情報盤104・・
・の各々のハンドセットH・・・に設けられた、テンキ
ー等の外部入力手段(図示せず。)から、例えば、警報
監視盤103の住戸番号を入力すると、警報監視盤10
3から呼出音が発せられ、この呼出音に応答して、管理
人等が、警報監視盤103のハンドセットH0を取った
場合には、埋込型住宅情報盤104のハンドセットH
と、警報監視盤103のハンドセットH0とにより、入
居者等と管理人等とが、通話することができるようにな
っている。尚、この通話は、所定時間が経過すると自動
的に切断されるようになっている。
【0008】また、ドアホン子器108は、呼出ボタン
108aや、マイク108bや、スピーカ108c等を
備える。そして、来訪者が、ドアホン子器108の呼出
ボタン108aを押し操作した場合には、その住戸内の
埋込型住宅情報盤104から呼出音が発せられ、この呼
出音に応答して、入居者等が、埋込型住宅情報盤104
のハンドセットHを取った場合には、マイク108bや
スピーカ108cと、ハンドセットHとにより、来訪者
と入居者等が、通話することができるようになってい
る。尚、この通話は、所定時間が経過すると自動的に切
断されるようになっている。
【0009】更に、このインターホンシステム101で
は、共同玄関の共同玄関ドアに設けられた電気錠115
の施解錠制御ができるようになっている。このように、
共同玄関の共同玄関ドアに設けられた電気錠115の施
解錠制御ができるようにされているものにあっては、例
えば、入居者等が、ロビーインターホン102に設けら
れた、テンキー等の外部入力手段102aから、正しい
暗証番号を入力した場合には、電気錠115が所定の時
間施錠状態から解錠状態になり、入居者等は、その間
に、共同玄関ドアを開いて、集合住宅の共同玄関ホール
内へと入ることができるようになっている。尚、電気錠
115は、共同玄関ドアが開かれ、その後、閉じられた
場合、又は、外部入力手段102aから、正しい暗証番
号が入力されることで、解錠状態にされてから所定時間
が経過した場合には、自動的に、施錠状態になるように
されている。
【0010】また、各住戸に設置される埋込型住宅情報
盤104・・・の外部入力手段から、正しい暗証番号を
入力した場合にも、電気錠115が所定の時間施錠状態
から解錠状態になり、来訪者等が、その間に、共同玄関
ドアを開いて、集合住宅の共同玄関ホール内へと入るこ
とができるようになっている。尚、図11中、107で
示す装置は、警報監視盤103及びロビーインターホン
102と、各住戸に設けられた埋込型住宅情報盤104
・・・の各々との信号のやりとりをするために設けられ
ている分岐器を示している。
【0011】また、109で示す装置は、電気錠115
の施解錠を制御する電気錠制御盤を示している。次に、
埋込型住宅情報盤104を、各住戸の埋込型住宅情報盤
104を取り付ける取付壁に設置する手順について説明
する。図12は、従来の住宅情報盤104を概略的に示
す図であり、図12(a)は、住宅情報盤104の外観
を示す正面図であり、また、図12(b)は、図12
(a)に示す住宅情報盤104が、住宅情報盤104を
取り付ける取付壁面Wに取り付けられた状態を、取付壁
面Wを横方向に切断し、上方から下方に見た模式的な断
面図である。
【0012】住宅情報盤104を、取付壁面Wに取り付
ける際には、まず、埋込型住宅情報盤104を取り付け
る取付壁面Wの所定の位置に、埋込型住宅情報盤104
の埋込部P104を収容できる大きさに相当する取付穴
(図12(b)に示す取付穴h101)を形成する。次
に、住宅情報盤104の埋込部P104を取付穴h10
1に、埋込型住宅情報盤104の埋込部P104を収容
し、その後、ビス等の固定手段(図示せず。)により、
住宅情報盤104を取付壁面Wに固定する。
【0013】ところで、最近では、このインターホンシ
ステム101を更に改良した、モニターテレビ付きイン
ターホンシステムが商品化されている。図13は、従来
のモニターテレビ付きインターホンシステムを概略的に
示す構成図であり、この図は、従来のモニターテレビ付
きインターホンシステムを集合住宅に設置した例を示し
ている。
【0014】このモニターテレビ付きインターホンシス
テム201は、以下の構成を除けば、インターホンシス
テム101と同様の構成であるので、相当する部材装置
には相当する参照符号を付して、その説明を省略する。
このモニターテレビ付きインターホンシステム201
は、共同玄関の玄関先に、ロビーインターホン102に
代えて、カメラ付きロビーインターホン202が設置さ
れている点、各住戸には、埋込型住宅情報盤104・・
・に代えて、モニターテレビ付き住宅情報盤204・・
・が設けられている点、各住戸の玄関先に設置されるド
アホン子器108に代えて、カメラ付きドアホン子器2
08が設置されている点、また、信号線の途中には、カ
メラ付きロビーインターホン202が撮像した映像を処
理する映像制御盤210が設けられている点が、インタ
ーホンシステム101と、異なっている。
【0015】尚、図13中、202eで示す装置は、カ
メラ付きロビーインターホン202に設けられているカ
メラを示しており、また、208eで示す装置は、カメ
ラ付きドアホン子器208に設けられているカメラを示
している。また、Mcは、モニターテレビ付き住宅情報
盤204の映像表示手段を示しており、このような映像
表示手段Mcとしては、CRTディスプレイが用いられ
ている。
【0016】このモニターテレビ付きインターホンシス
テム201は、各住戸の入居者等が、各住戸内に居なが
ら、モニターテレビ付き住宅情報盤204・・・の各々
の設けられているモニターテレビ204b・・・によ
り、共同玄関先に訪れている来訪者を視覚を通じて確認
できる。これにより、各住戸の入居者等は、共同玄関先
に訪れている来訪者が不審者かどうかを確認した上で、
共同玄関の共同玄関ドアの電気錠を解錠状態にすること
ができるので、集合住宅の共同玄関ホールへ、不審者の
侵入を防ぐことができる。
【0017】更には、各住戸の玄関先に訪れている来訪
者を、各住戸の入居者等が、各住戸内に居ながら、視覚
を通じて確認できる。これにより、各住戸の入居者等
は、各住戸の玄関先に訪れている来訪者が不審者かどう
かを確認した上で、各住戸の玄関扉を開くことで、各住
戸内へ不審者の侵入を防ぐことができる。このように、
モニターテレビ付きインターホンシステム201が設置
された集合住宅は、防犯上優れており、特に、一人住ま
いをする女性から、モニターテレビ付きインターホンシ
ステム201が設置されている集合住宅に入居したいと
いう要望があり、このような要望に呼応する形で、集合
住宅等の所有者や管理者等から、モニターテレビ付きイ
ンターホンシステム201を集合住宅等に設置して欲し
い、という注文がなされている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、上述
したようなニーズに対応するとともに、顧客のニーズの
多様化にも対応できるようにすることで、集合住宅の商
品価値を更に高めるため等の理由から、集合住宅等の建
築時等に、将来、モニターテレビ付きインターホンシス
テム201が構築できるようにしたうが、各住戸には、
モニターテレビが付いていない埋込型住宅情報盤104
・・・を付けておき、入居者から、モニターテレビ付き
住宅情報盤204を付けて欲しいとのの希望があった場
合にのみ、オプションで、その旨を希望した入居者が入
居する住戸に、後付で、モニターテレビ付き住宅情報盤
204を増設することができるようなシステムを商品化
して欲しい、との要望が、集合住宅等の所有者や管理者
等から多数なされている。
【0019】しかしながら、このようなニーズに対応し
て、各住戸に既に設置されている、埋込型住宅情報盤1
04・・・を、モニターテレビ付き住宅情報盤204・
・・に交換する際には、以下に示すような問題がある。
図14は、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤204
を概略的に示す図であり、図14(a)は、モニターテ
レビ付き住宅情報盤204の外観を示す正面図であり、
また、図14(b)は、図14(a)に示すモニターテ
レビ付き住宅情報盤204が、モニターテレビ付き住宅
情報盤204を取り付ける取付壁面Wに取り付けられた
状態を、取付壁面を横方向に切断し、上方から下方に見
た模式的な断面図である。
【0020】従来のモニターテレビ付き住宅情報盤20
4は、図14(a)に示すように、モニターテレビ20
4aの横寸法L1と埋込型住宅情報盤204aの横寸法
L2とは、概ね同じ寸法にされており、また、モニター
テレビ部204bの縦寸法L3も、埋込型住宅情報盤2
04bの縦寸法L3と、概ね同じ寸法にされている。ま
た、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤204は、図
14(b)に示すように、埋込型住宅情報盤204a
は、埋込型住宅情報盤204aを動作させるのに必要な
電装品が収容され、取付壁面W内へ埋め込まれる埋込部
P204aを有しており、且つ、モニターテレビ204
bも、モニターテレビ204bを動作させるのに必要な
電装品が収容され、取付壁面W内へ埋め込まれる埋込部
P204bを有した構造になっている。
【0021】即ち、従来のモニターテレビ付き住宅情報
盤204は、従来の埋込型住宅情報盤104の埋込部に
比べ、モニターテレビ204bの埋込部P204bに概
ね相当する分だけ、埋込部分が大きくなった構造を有し
ている。このため、モニターテレビ付き住宅情報盤20
4を各住戸の取付壁面Wに取り付けるには、既に、埋込
型住宅情報盤104が取付壁面Wに設けられている場合
であっても、既設の埋込型住宅情報盤104を取付壁面
から取り外した後、取付壁面Wに既に設けられている取
付穴(図12(b)に示す取付穴h101)を、モニタ
ーテレビ204bの埋込部P204bに概ね相当する分
だけ、大きくしてから、モニターテレビ付き住宅情報盤
204を取り付ける必要があり、取付穴(図12(b)
に示す取付穴h101)のサイズを、取付穴(図14
(b)に示す取付穴h102)のように大きくする作業
に手間や時間がかかるという問題があった。
【0022】また、建造物にとって、壁に大きな穴を開
けることは、建造物の所有者や管理者等に、建造物を元
の状態に戻す際に手間がかかるため、壁に大きな穴を開
けること自体が、あまり好ましいことでは無い。また、
従来のモニターテレビ付きインターホンシステム201
は、集合住宅の全住戸にモニターテレビ付き住宅情報盤
204を設置することを前提にしており、従来のモニタ
ーテレビ付きインターホンシステム201では、住戸に
入居する入居者等の希望に応じて、簡単に、入居者等が
入居する住戸に、モニターテレビ付き住宅情報盤204
を付けたり、モニターテレビの付いていない住宅情報盤
104を付けたりすることができない、という問題もあ
る。
【0023】また、モニターテレビ付き住宅情報盤20
4を、モニターテレビが付いていない住宅情報盤104
に交換することを考えた場合には、モニターテレビ付き
住宅情報盤204を取り付けるために、取付壁面Wから
モニターテレビ付き住宅情報盤204を取り外した後、
取付壁面Wに既に設けられている、大きな取付穴(図1
4に示す取付穴h102)を、住宅情報盤104の埋込
部(図12に示す埋込部P104)を収容するのに必要
な大きさの取付穴(図12に示す取付穴h101)迄、
埋め戻す必要があり、この作業に手間と時間がかかると
いう問題もある。
【0024】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、モニターテレビを後付けで
住宅情報盤に増設することができ、住宅情報盤にモニタ
ーテレビを後付けで増設する際に、モニターテレビを取
り付ける、モニターテレビの取付壁面に取付穴を形成す
る必要が無く、更に、モニターテレビの増設作業が極め
て容易な、モニターテレビ増設型住宅情報盤を提供する
ことを目的としている。
【0025】また、本発明は、入居者等が、モニターテ
レビ付き住宅情報盤の設置を希望する場合には、その者
の希望に応じて、その者が入居する住戸に既に設けられ
ている住宅情報盤を、後付で、容易且つ簡単に、モニタ
ーテレビを増設でき、入居者等が、モニターテレビの付
いていない住宅情報盤の設置を希望する場合には、その
者が入居する住戸に設けられている住宅情報盤に既にモ
ニターテレビが増設されている場合にあっては、住宅情
報盤設からモニターテレビを単に取り外すという簡単な
作業で、モニターテレビの付いていない住宅情報盤に変
更できる、入居者等に、その者が入居する住戸の住宅情
報盤を、モニターテレビの付いていないものにするか、
オプションで、モニターテレビの付いているものにする
かを選択できるようにすることで、入居者等のニーズに
応じて、住宅情報盤を容易に変更することができるよう
にした、新規な、モニターテレビ増設型インターホンシ
ステムを提供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のモニタ
ーテレビ増設型住宅情報盤は、埋込型住宅情報盤と、埋
込型住宅情報盤に連接可能なモニターテレビとを備え、
埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の厚さ
と、前記モニターテレビの厚さとが概ね等しい厚さにさ
れている。
【0027】このモニターテレビ増設型住宅情報盤で
は、モニターテレビの厚さを、埋込型住宅情報盤の取付
壁面から露呈する枠体部の厚さと概ね等しい厚さとして
いる。これにより、埋込型住宅情報盤を取り付ける、取
付壁面に、埋込型住宅情報盤の埋込部を収容できる大き
さの取付穴を形成し、埋込型住宅情報盤を取付壁面に取
り付けておけば、その後、後付けで、この埋込型住宅情
報盤にモニターテレビを増設する際に、既に形成されて
いる取付穴のサイズを大きくする必要が無い。
【0028】従って、このモニターテレビ増設型住宅情
報盤は、埋込型住宅情報盤へのモニターテレビの増設作
業を極めて簡単に行える。且つ、このモニターテレビ増
設型住宅情報盤では、入居者が、モニターテレビ付き住
宅情報盤は必要ないと希望した場合に、その者が入居す
る住戸の埋込型住宅情報盤にモニターテレビが増設され
ている場合にあっては、埋込型住宅情報盤からモニター
テレビを取り外すだけでよいので、モニターテレビ付き
のものからモニターテレビの付いていない埋込型住宅情
報盤への交換作業も極めて容易に行える。
【0029】のみならず、このモニターテレビ増設型住
宅情報盤は、取付壁面に形成する取付穴の大きさは、埋
込型住宅情報盤の埋込部を収容できる大きさがあれば十
分であるので、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤に
比べ、取付壁面に形成する取付穴の大きさを小さくでき
る。これにより、住戸の取付壁面へ、大きな穴を形成し
ないで済むので、建造物の管理者や所有者にとっては、
壁を元に戻す補修をする必要がない。
【0030】従って、このモニターテレビ増設型住宅情
報盤は、建造物の管理者や所有者にとっても、好まし
い。請求項2に記載のモニターテレビ増設型住宅情報盤
は、請求項1に記載のモニターテレビ増設型住宅情報盤
の、埋込型住宅情報盤の取り付け壁面から露呈する枠体
部の横寸法と、モニターテレビの横寸法とが概ね等しい
寸法にされており、且つ、埋込型住宅情報盤の取り付け
壁面から露呈する枠体部の縦寸法と、前記モニターテレ
ビの縦寸法とが概ね等しい寸法にされている。
【0031】このモニターテレビ増設型住宅情報盤で
は、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤と同様、モニ
ターテレビの横寸法及び縦寸法の各々を、埋込型住宅情
報盤の横寸法及び縦寸法の各々と概ね同一寸法としてい
るので、増設型であるのもかかわらず、埋込型住宅情報
盤にモニターテレビを増設した後の外観が、従来のモニ
ターテレビ付き住宅情報盤と同じ外観を呈する。
【0032】これにより、このモニターテレビ増設型住
宅情報盤は、入居者等に、最初から高級な、従来のモニ
ターテレビ付き住宅情報盤がついているような好印象を
与えることができる。請求項3に記載のモニターテレビ
増設型住宅情報盤は、請求項1又は請求項2に記載のモ
ニターテレビ増設型住宅情報盤の、埋込型住宅情報盤の
取り付け壁面から露呈する枠体部の、モニターテレビが
連接される側の側面に、モニターテレビへ、少なくと
も、電源供給と映像信号との重畳信号と、モニターテレ
ビを起動する起動信号とを伝送する、連接用コネクター
を設けた。
【0033】このモニターテレビ増設型住宅情報盤で
は、埋込型住宅情報盤の、モニターテレビが連接される
側の側面に、連接用コネクターを設けている。このた
め、モニターテレビ側から、この連接用コネクターに設
けられている、少なくとも、電源供給と映像信号との重
畳信号出力端子及び起動信号出力端子の各々に対応する
重畳信号入力端子及び起動信号入力端子の各々が設けら
れた連接用コネクターを導出すれば、埋込型住宅情報盤
の連接用コネクターと、モニターテレビの連接用コネク
ターとを接続するだけという、簡単な操作で、埋込型住
宅情報盤とモニターテレビとの電気的な接続が可能とな
る。
【0034】また、これとは逆に、埋込型住宅情報盤に
既にモニターテレビが増設されている場合にあっては、
埋込型住宅情報盤の連接用コネクターと、モニターテレ
ビの連接用コネクターとを切り離すという簡単な作業
で、埋込型住宅情報盤からモニターテレビを取り外すこ
とができる。請求項4に記載のモニターテレビ増設型住
宅情報盤は、請求項3に記載のモニターテレビ増設型住
宅情報盤の、埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する
枠体部の、モニターテレビが連接される側の側面に、前
記連接用コネクターを覆うように、脱着可能なカバー体
を設けた。
【0035】このモニターテレビ増設型住宅情報盤で
は、埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部
の、モニターテレビが連接される側の側面に、脱着可能
なカバー体を設けている。これにより、埋込型住宅情報
盤に、モニターテレビを増設していない場合には、埋込
型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の、モニタ
ーテレビが連接される側の側面に、このカバー体を取り
付けておけば、外部から、連接用コネクターが見えず、
優れた美観を呈する。
【0036】且つ、埋込型住宅情報盤に、モニターテレ
ビを増設する場合にあっては、カバー体を取り外し、埋
込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の、モニ
ターテレビが連接される側の側面に設けられている連接
用コネクターに、モニターテレビの連接用コネクターを
接続するだけという、簡単な操作で、埋込型住宅情報盤
のカバーを取り外すことなく、埋込型住宅情報盤とモニ
ターテレビとの電気的な接続が可能となる。
【0037】請求項5に記載のモニターテレビ増設型住
宅情報盤は、請求項1〜3のいずれかに記載のモニター
テレビ増設型住宅情報盤の、モニターテレビの映像表示
手段が、液晶表示手段であることを特徴としている。こ
のモニターテレビ増設型住宅情報盤では、モニターテレ
ビの映像表示手段として、CRTに比べ、薄型化が容易
な液晶表示手段を用いているので、モニターテレビの厚
さを極めて薄くすることができる。これにより、取付壁
面からあまり突出することが無い、薄型のモニターテレ
ビ増設型住宅情報盤の製品化が可能になる。
【0038】尚、液晶表示手段としては、モノクロ液晶
表示手段であってもよいが、商品価値を高めるために
は、カラー液晶表示手段であることが好ましい。請求項
6に記載のモニターテレビ増設型インターホンシステム
は、請求項1〜5のいずれかに記載のモニターテレビ増
設型住宅情報盤を組み込んでいる。このモニターテレビ
増設型インターホンシステムでは、請求項1〜5のいず
れかに記載のモニターテレビ増設型住宅情報盤を組み込
んでいる。従って、このモニターテレビ増設型インター
ホンシステムでは、各住戸のモニターテレビ増設型住宅
情報盤の取付壁面に、モニターテレビ増設型住宅情報盤
を構成する住宅情報盤を取り付けておけば、後は、入居
者等が、モニターテレビ付きの住宅情報盤を希望すれ
ば、この希望に応じて、その入居者が入居する住戸の住
宅情報盤に、後付けで、取付壁面に形成されている取付
穴を大きくするような作業をすることなく、モニターテ
レビを住宅情報盤に接続するだけで、住宅情報盤をモニ
ターテレビ付きにすることができるので、入居者等の希
望に容易簡単に応えることができる。
【0039】また、入居者等が、モニターテレビの付い
ていない住宅情報盤を希望すれば、入居者等が入居する
住戸の住宅情報盤に、既に、モニターテレビが増設され
ている場合にあっては、取付壁面に形成されている取付
穴を小さくするような作業を一切することなく、モニタ
ーテレビを住宅情報盤から取り外すという簡単な作業
で、モニターテレビの付いていない住宅情報盤にするこ
とができるので、入居者等の希望に容易簡単に応えるこ
とができる。
【0040】このようにして、このモニターテレビ増設
型インターホンシステムでは、集合住宅に入居する入居
者等の希望に応じて、全住戸をモニターテレビの付いて
いない住宅情報盤にしたり、全住戸をモニターテレビ付
き住宅情報盤にしたり、また、入居者等の希望する住戸
のみをモニターテレビ付き住宅情報盤にした、モニター
テレビの付いていない住宅情報盤とモニターテレビ付き
住宅情報盤とが混在した、新規なインターホンシステム
を市場に提供できる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明について更に詳しく説明する。図1は、本発明に係る
モニターテレビ増設型住宅情報盤の一例を概略的に示す
図であり、図1(a)は、モニターテレビ増設型住宅情
報盤の外観を示す正面図であり、また、図1(b)は、
図1(a)に示すモニターテレビ増設型住宅情報盤が取
付壁面に取り付けられた状態を、取付壁面を横方向に切
断し、上方から下方に見た模式的な断面図である。
【0042】このモニターテレビ増設型住宅情報盤4
は、埋込型住宅情報盤4aと、埋込型住宅情報盤に連接
可能なモニターテレビ4bとを備える。埋込型住宅情報
盤4aは、埋込型住宅情報盤4aを動作させるのに必要
な電装品が収容された埋込部P4aを備える。一方、モ
ニターテレビ4bは、モニターテレビ4bはを動作させ
るのに必要な電装品を薄くして実装しており、モニター
テレビ4bの厚さが薄くされている。
【0043】埋込型住宅情報盤4aの横寸法L1及び縦
寸法L2の各々は、モニターテレビの横寸法L3及び縦
寸法L4の各々と同じ寸法又は概ね同じ寸法にされてい
る。且つ、埋込型住宅情報盤4aの取付壁面Wから外部
に露呈する枠体部f4aの厚さD1と、モニターテレビ
4bの厚さD2a、D2bとが概ね等しい厚さにされて
いる。
【0044】より特定的に説明すると、本発明にあって
は、埋込型住宅情報盤4aの取付壁面Wから外部に露呈
する枠体部f4aの厚さD1と、モニターテレビ4bの
枠体部f4bの厚さD2aとが、概ね等しい厚さにされ
ていても良い。また、モニターテレビ4bの枠体f4b
から更にモニターテレビ4bの表示部Mの表面が突出し
ている場合にあっては、埋込型住宅情報盤4aの取付壁
面Wから外部に露呈する枠体部f4aの厚さD1と、モ
ニターテレビ4bの枠体部f4bの厚さD2aとモニタ
ーテレビ表示部(映像表示部)Mが枠体部f4bから突
出している部分の厚さD3との合計の厚さD2bが、概
ね、等しい関係にされていても良い(D1≒D2b+D
3)。
【0045】要するに、モニターテレビ4bを埋込型住
宅情報盤4aに増設した場合に、モニターテレビ4bの
表面と、埋込型住宅情報盤4aの表面とを面一、即ち、
モニターテレビ4bの表面と、埋込型住宅情報盤4aの
表面とが段差を生じないようにした際に、モニターテレ
ビ4bの底面が、取付壁面の表面に概ね当接し、モニタ
ーテレビ4bの底面を、取付壁面の表面に概ね隙間無く
取り付けることができるようになっていればよい。
【0046】尚、図1中、Hで示す部材装置は、ハンド
セットを示しており、この例では、ハンドセットHとし
て、その送話器と受話器とが設けられた面側に、送話器
と受話器と間に、住戸番号や暗証番号等を入力するテン
キー等の外部入力手段が設けられたものを用いている。
また、Sで示す部材装置は、呼出音を鳴動したり、ハン
ドセットの受話器が受信した音声をハンドセットから切
り代え出力したり、場合によっては、警報を発令するス
ピーカを示している。また、Bで示す部材装置は、緊急
事態が発生した時に、入居者等が押し操作する警報ボタ
ンを示している。
【0047】また、Mで示す部材装置は、モニターテレ
ビ4bのモニターテレビ表示部(映像表示手段)を示し
ており、この例では、モニターテレビ4bの厚さを薄く
するという目的を達成するために、モニターテレビ表示
部(映像表示手段)Mとして、液晶ディスプレイを用い
ている。尚、液晶ディスプレイは、モノクロ液晶表示画
面であっても良いが、このモニターテレビ増設型住宅情
報盤の商品価値を更に高めるためには、カラー液晶表示
画面のものを採用するのが好ましい。
【0048】また、Lで示す部材装置は、火災時に点灯
する火災表示灯やガス漏れ時に点灯するガス漏れ警告灯
等の複数の警告灯が設けられたパネルを示している。ま
た、Gで示す部材装置は、入居者等が、必要により、住
戸の玄関先の様子を見るために、モニターテレビをオン
にする、モニターボタンを示している。図2は、埋込型
住宅情報盤4aを更に詳しく説明する図であり、図2
(a)は、埋込型住宅情報盤4aを、埋込型住宅情報盤
4aにモニターテレビ4bを接続しない状態で使用して
いる状態を模式的に示す図である。尚、図2(a)中、
左図は、埋込型住宅情報盤4aの概略的な正面図を、右
図は、埋込型住宅情報盤4aを取付壁面に取り付けた状
態を、埋込型住宅情報盤4aの取付壁面Wから露呈する
枠体部f4aの、モニターテレビ4bが連接される側の
側面側から見た断面図を示している。また、図2(b)
中、左図は、埋込型住宅情報盤4aの概略的な正面図
を、右図は、埋込型住宅情報盤4aを取付壁面Wに取り
付けた状態を、埋込型住宅情報盤4aの取付壁面Wから
露呈する枠体部f4aの、モニターテレビ4bが連接さ
れる側の側面側から見た断面図であって、カバー体Cを
取り外した状態を示している。
【0049】この埋込型住宅情報盤4aでは、図2
(b)に示した通り、埋込型住宅情報盤の取付壁面Wか
ら外部に露呈する枠体部f4aの、モニターテレビが連
接される側の側面に、後付で増設されるモニターテレビ
4bへ、電源供給と映像信号との重畳信号と、モニター
テレビを起動する起動信号等の制御信号を伝送する、連
接用コネクター5を設けている。
【0050】更に、この例では、図2(a)に示したよ
うに、連接用コネクター5を覆うように、着脱可能に、
カバー体Cを設けている。尚、この例では、連接用コネ
クター5には、電源供給と映像信号との重畳信号を出力
する重畳信号出力端子5a、モニターテレビ4bを起動
する起動信号等の制御信号出力端子5b。商用電源が停
電した時に非常電源を供給する非常電源供給端子5c及
び共通線端子5dを備える。
【0051】次に、集合住宅に、モニターテレビ増設型
インターホンシステムを設置する作業の一例を例示的に
説明する。図3は、本発明に係るモニターテレビ増設型
インターホンシステムの一例を概略的に示す構成図であ
り、この図は、モニターテレビ増設型インターホンシス
テムを集合住宅に設置した例を示している。
【0052】このモニターテレビ増設型インターホンシ
ステム1では、集合住宅を新築する際に、各住戸に、モ
ニターテレビ増設型住宅情報盤4を構成する住宅情報盤
4aを設置する以外は、基本的には、従来のモニターテ
レビ付きインターホンシステム201と同様の構成を備
えるシステムを設置する。即ち、このモニターテレビ増
設型インターホンシステム1は、集合住宅の新築時等に
おける基本構成(初期設定構成)として、共同玄関の玄
関先には、カメラ付きロビーインターホン2が設置さ
れ、管理人室等には、警報監視盤3が設置され、各住戸
R・・・には、モニターテレビ増設型住宅情報盤4を構
成する住宅情報盤4a・・・が設置され、各住戸の玄関
先には、ドアホン子器8・・・が設置された構成になっ
ている。
【0053】カメラ付きロビーインターホン2と警報監
視盤3との間、カメラ付きロビーインターホン2と埋込
型住宅情報盤4a・・・の各々との間は、信号線を介し
て接続されており、カメラ付きロビーインターホン2、
警報監視盤3、カメラ付きロビーインターホン2及び埋
込型住宅情報盤4a・・・の各々との間で、信号のやり
とりができるようになっている。
【0054】また、各住戸の玄関先に設けられるドアホ
ン子器8・・・の各々は、対応する住戸内の埋込型住宅
情報盤4a・・・の各々と、信号線を介して接続されて
いる。カメラ付きロビーインターホン2は、テンキー等
の外部入力手段2aや、マイク2bや、スピーカ2c
や、呼出ボタン2dや、カメラ2e等を備える。
【0055】そして、来訪者が、カメラ付きロビーイン
ターホン2に設けられた外部入力手段2aから、各室に
設けられた埋込型住宅情報盤4a・・・の各々の住戸番
号を入力し、呼出ボタン2dを押し操作すると、この住
戸番号に対応する埋込型住宅情報盤4aから呼出音が発
せられ、この呼出音に応答して、入居者等が、埋込型住
宅情報盤4aのハンドセットHを取って応答した場合に
は、マイク2bやスピーカ2cと、住戸番号に対応する
埋込型住宅情報盤4aのハンドセットHとにより、来訪
者と入居者等とが、所定時間通話することができるよう
になっている。
【0056】また、警報監視盤3は、テンキー等の外部
入力手段3aや、ハンドセットH0や、警報発令手段
(図示せず)や、各住戸の状態を監視する監視モニター
(図示せず)等を備える。そして、管理人等が、警報監
視盤3に設けられた外部入力手段3aから、各室に設け
られた埋込型住宅情報盤4a・・・の各々の住戸番号を
入力すると、この住戸番号に対応する埋込型住宅情報盤
4aから呼出音が発せられ、この呼出音に応答して、入
居者等が、埋込型住宅情報盤4aのハンドセットHを取
って応答した場合には、警報監視盤3のハンドセットH
0と、住戸番号に対応する埋込型住宅情報盤4aのハン
ドセットHとにより、管理人等と入居者等とが、所定時
間通話することができるようになっている。
【0057】また、上述したように、埋込型住宅情報盤
4a・・・の各々は、ハンドセットHや、スピーカS
や、警報ボタンB等を備えている。そして、埋込型住宅
情報盤4a・・・の各々のハンドセットH・・・に設け
られた、テンキー等の外部入力手段(図示せず。)か
ら、例えば、警報監視盤3の住戸番号を入力すると、警
報監視盤3から呼出音が発せられ、この呼出音に応答し
て、管理人等が、警報監視盤3のハンドセットH0を取
った場合には、埋込型住宅情報盤4aのハンドセットH
と、警報監視盤3のハンドセットH0とにより、入居者
等と管理人等とが、所定時間通話することができるよう
になっている。
【0058】また、ドアホン子器8は、呼出ボタン8a
や、マイク8bや、スピーカ8c等を備える。そして、
来訪者が、ドアホン子器8の呼出ボタン8aを押し操作
した場合には、その住戸内の埋込型住宅情報盤4aから
呼出音が発せられ、この呼出音に応答して、入居者等
が、埋込型住宅情報盤4aのハンドセットHを取って応
答した場合には、マイク8bやスピーカ8cと、ハンド
セットHとにより、来訪者と入居者等が、所定時間通話
することができるようになっている。
【0059】更に、このモニターテレビ増設型インター
ホンシステム1では、共同玄関の共同玄関ドアに設けら
れた電気錠15の施解錠制御ができるようになってい
る。このように、共同玄関の共同玄関ドアに設けられた
電気錠15の施解錠制御ができるようにされているもの
にあっては、例えば、入居者等が、ロビーインターホン
2に設けられた、テンキー等の外部入力手段2aから、
正しい暗証番号を入力した場合には、電気錠15が所定
の時間施錠状態から解錠状態になり、入居者等は、その
間に、共同玄関ドアを開いて、集合住宅の共同玄関ホー
ル内へと入ることができるようになっている。
【0060】また、各住戸に設置される埋込型住宅情報
盤4a・・・の外部入力手段から、正しい暗証番号を入
力した場合にも、電気錠15が所定の時間施錠状態から
解錠状態になり、来訪者等が、その間に、共同玄関ドア
を開いて、集合住宅の共同玄関ホール内へと入ることが
できるようになっている。尚、図3中、7で示す装置
は、警報監視盤3及びカメラ付きロビーインターホン2
と、各住戸に設けられた埋込型住宅情報盤4a・・・の
各々との信号のやりとりをするために設けられている分
岐器を示している。
【0061】また、9で示す装置は、電気錠15の施解
錠を制御する電気錠制御盤を示している。尚、図3中、
3Prは、このシステム1では、信号線として、3ペア
線が用いられてことを示している。このモニターテレビ
増設型インターホンシステム1では、集合住宅の全室
に、埋込型住宅情報盤4a・・・のみが設置されている
場合には、共同玄関先に、カメラ付きロビーインターホ
ン2が設けられ、システム1内に、映像制御盤10が組
み込まれているものの、その機能は、図11に示す、イ
ンターホンシステム101の機能と同様である。
【0062】次に、埋込型住宅情報盤4aを、各住戸の
埋込型住宅情報盤4aを取り付ける取付壁に設置する手
順について説明する。埋込型住宅情報盤4aの取付壁面
Wへの取付作業は、埋込型住宅情報盤104の取付壁面
Wへの取付作業と同様である。即ち、まず、埋込型住宅
情報盤4aを取り付ける取付壁面Wの所定の位置に、埋
込型住宅情報盤4aの埋込部P4aを収容できる大きさ
に相当する取付穴(図1(b)に示す取付穴h1)を形
成する。
【0063】次に、住宅情報盤4aの埋込部P4aを取
付穴h1に、埋込型住宅情報盤4aの埋込部P4aを収
容し、その後、ビス等により、住宅情報盤4aを取付壁
面Wに固定する。次に、このモニターテレビ増設型イン
ターホンシステム1が設置されている集合住宅へ入居す
る入居者等が、その者が入居する住戸の住宅情報盤とし
て、モニターテレビ付きのものを希望した場合に、その
者が入居する住戸の住宅情報盤をモニターテレビ付きの
ものにする手順について説明する。
【0064】図4は、ある住戸Rxに設けられている埋
込型住宅情報盤4aにモニターテレビ4bを増設した状
態を示している。住戸Rxに設けられている埋込型住宅
情報盤4aにモニターテレビ4bを増設する際には、ま
ず、この住戸Rxの玄関先に設置されているドアホン子
器8を、カメラ8e付きのドアホン子器18に交換す
る。
【0065】次いで、取付壁面Wに既に取り付けられて
いる埋込型住宅情報盤4aに、モニターテレビ4bを増
設する増設作業手順について説明する。図5及び図6
は、取付壁面Wに既に取り付けられている埋込型住宅情
報盤4aに、モニターテレビ4bを増設する増設作業手
順を概略的に説明する説明図である。
【0066】埋込型住宅情報盤4aに、モニターテレビ
4bを増設する際には、まず、図2(b)に示すよう
に、住宅情報盤4aの側面に設けられているカバー体C
を取り外し、連接用コネクター5を外部に露出した状態
にする。尚、カバー体Cが、ノックアウトの場合には、
ノックアウトを破って、連接用コネクター5を、接続可
能な状態にする。
【0067】次に、図5(a)及び図6(a)に示すよ
うに、住宅情報盤4aに増設するモニターテレビ4b
の、モニターテレビ4bを動作させる電装品(図示せ
ず。)が実装されたベース41を、ビス等の固定手段
v、v、v、vを用いて、住宅情報盤4aに隣接するよ
うにして、取付壁面Wに取り付ける。尚、ベース41
と、電装品(図示せず。)が実装された回路基板(図示
せず)とが別々になっている場合にあっては、先に、ベ
ース4cを取付壁面Wに取り付けた後に、ベース41
に、回路基板(図示せず)を取り付けても良いし、先
に、ベース41に回路基板(図示せず)を取り付けし、
その後、ベース41を取付壁面Wに取り付けても良い。
【0068】次に、図6(b)に示すように、ベース4
1に実装されている電装品(図示せず。)から導出され
ている、連接用コネクター6を連接用コネクター5に接
続する。尚、連接用コネクター6の内部には、連接用コ
ネクター5に設けられた、電源供給と映像信号との重畳
信号を出力する重畳信号出力端子5a、モニターテレビ
4bを起動する起動信号等の制御信号出力端子5b、商
用電源が停電した時に非常電源を供給する非常電源供給
端子5c及び共通線端子5dの各々に対応するように、
重畳信号入力端子(図示せず。)、制御信号入力端子
(図示せず。)、非常電源入力端子(図示せず。)及び
共通線端子(図示せず。)が設けられている。
【0069】これにより、図7に示すように、連接用コ
ネクター5と連接用コネクター6とを接続するだけで、
重畳信号出力端子5aと重畳信号入力端子(図示せ
ず。)との電気的な接続、制御信号出力端子5b制御信
号と入力端子(図示せず。)との電気的な接続、非常電
源供給端子5cと非常電源入力端子(図示せず。)との
電気的な接続、及び、共通線端子5dと共通線端子(図
示せず。)との電気的な接続が、同時になされるように
なっている。
【0070】以上の作業が終了したら、ベース41に、
モニターテレビカバー部42を取り付ける。これによ
り、住宅情報盤4aへのモニターテレビ4bの増設作業
は、終了する(図5(b)及び図6(c)を参照)。こ
のモニターテレビ増設型住宅情報盤4では、モニターテ
レビ4bの厚さを、埋込型住宅情報盤4aの取付壁面W
から露呈する枠体部f4aの厚さと概ね等しい厚さとし
ている。このため、埋込型住宅情報盤4aを取り付ける
取付壁面Wに、埋込型住宅情報盤4aの埋込部P4aを
収容できる大きさの取付穴h1を形成し、埋込型住宅情
報盤4aを取付壁面Wに取り付けておけば、その後、後
付けで、この埋込型住宅情報盤4aにモニターテレビ4
bを増設する際に、既に形成されている取付穴h1のサ
イズを大きくする必要が無い。
【0071】これにより、埋込型住宅情報盤4aへのモ
ニターテレビの増設作業を極めて簡単に行える。且つ、
このモニターテレビ増設型住宅情報盤4では、入居者等
が、モニターテレビ付き住宅情報盤は必要ないと希望し
た場合には、埋込型住宅情報盤4aにモニターテレビ4
bが増設されている場合にあっては、埋込型住宅情報盤
4aからモニターテレビ4bを取り外すだけでよいの
で、モニターテレビ付き住宅情報盤からモニターテレビ
の付いていない埋込型住宅情報盤への交換作業も極めて
容易に行える。
【0072】のみならず、このモニターテレビ増設型住
宅情報盤4は、取付壁面Wに形成する取付穴h1の大き
さは、埋込型住宅情報盤4aの埋込部P4aを収容でき
る大きさがあれば十分であるので、従来のモニターテレ
ビ付き住宅情報盤(図14に示すモニターテレビ付き住
宅情報盤204)に比べ、取付壁面Wに形成する取付穴
の大きさを小さくできる(h1<h102)。
【0073】これにより、住戸の取付壁面Wへ、大きな
穴を形成しないで済むので、建造物の管理者や所有者に
とっては、壁Wを元に戻す補修をする必要がない。従っ
て、このモニターテレビ増設型住宅情報盤4は、建造物
の管理者や所有者にとっても、好ましい。また、上述し
たように、このモニターテレビ増設型住宅情報盤4で
は、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤204と同
様、モニターテレビ4bの横寸法L2及び縦寸法L4の
各々を、埋込型住宅情報盤4aの横寸法L1及び縦寸法
L3の各々と概ね同一寸法としているので、増設型であ
るのもかかわらず、埋込型住宅情報盤4aにモニターテ
レビ4bを増設した後の外観が、従来のモニターテレビ
付き住宅情報盤204と同じ外観を呈する。
【0074】これにより、このモニターテレビ増設型住
宅情報盤4は、モニターテレビ増設後において、入居者
等に、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤204と同
様の高級感を印象付けることができる。また、このモニ
ターテレビ増設型住宅情報盤4では、埋込型住宅情報盤
4aの、モニターテレビ4bが連接される側の側面に、
連接用コネクター5を設けているため、モニターテレビ
4b側から、この連接用コネクター5の、重畳信号出力
端子5a、制御信号出力端子5b、非常電源供給端子5
c及び共通線端子5dの各々に対応する、重畳信号入力
端子(図示せず。)、制御信号入力端子(図示せ
ず。))、非常電源入力端子(図示せず。)及び共通線
端子(図示せず。)の各々が設けられた連接用コネクタ
ー6を導出することで、埋込型住宅情報盤4aの連接用
コネクター5と、モニターテレビ4bの連接用コネクタ
ー6とを接続するだけという、簡単な操作で、埋込型住
宅情報盤4aとモニターテレビ4bとの電気的な接続が
可能となる。
【0075】また、これとは逆に、埋込型住宅情報盤4
aに既にモニターテレビ4bが増設されている場合にあ
っては、埋込型住宅情報盤4aの連接用コネクター5
と、モニターテレビ4bの連接用コネクター6とを切り
離すという簡単な操作で、埋込型住宅情報盤4aからモ
ニターテレビ4bを取り外すことができる。更に、この
モニターテレビ増設型住宅情報盤4では、埋込型住宅情
報盤4aの取付壁面Wから露呈する枠体部f4aの、モ
ニターテレビ4bが連接される側の側面に、脱着可能な
カバー体Cを設けているので、埋込型住宅情報盤4a
に、モニターテレビ4bを増設していない場合には、埋
込型住宅情報盤4aの取付壁面Wから露呈する枠体部f
4aの、モニターテレビ4bが連接される側の側面に、
このカバー体Cを取り付けておけば、外部から、連接用
コネクター5が見えず、優れた美観を呈する。また、連
接用コネクター5を傷めることがない。
【0076】且つ、埋込型住宅情報盤4aに、モニター
テレビ4bを増設する場合にあっては、カバー体Cを取
り外し、埋込型住宅情報盤4aの取付壁面Wから露呈す
る枠体部4faの、モニターテレビ4bが連接される側
の側面に設けられている連接用コネクター5に、モニタ
ーテレビ4bの連接用コネクター6を接続するだけとい
う、簡単な操作で、埋込型住宅情報盤4aのカバーを取
り外すことなく、埋込型住宅情報盤4aとモニターテレ
ビ4bとの電気的な接続が可能となる。
【0077】また、このモニターテレビ増設型住宅情報
盤4では、モニターテレビ4bのモニターテレビ表示部
(映像表示手段)Mとして、CRTに比べ、薄型化が容
易な液晶表示手段を用いている。これにより、モニター
テレビ4bの厚さD1、D2を極めて薄くすることがで
きるので、取付壁面Wからあまり突出することが無い、
薄型のモニターテレビ増設型住宅情報盤の製品化が可能
になる。
【0078】実際に、種々の試作品を作成した結果、以
上の構成を採用することで、モニターテレビ増設型住宅
情報盤4として、埋込型住宅情報盤4aのサイズとし
て、横寸法が150mm、縦寸法が150mm、埋込部
P4aの厚さが、40mmで、モニターテレビのサイズ
として、横寸法が150mm、縦寸法が150mm、埋
込部が0mmとなるような、市場性の高い商品を製造で
きた。
【0079】更に、このモニターテレビ増設型住宅情報
盤4・・・が組み込まれたモニターテレビ増設型インタ
ーホンシステム1では、住戸のモニターテレビ増設型住
宅情報盤4の取付壁面Wに、モニターテレビ増設型住宅
情報盤4を構成する住宅情報盤4aを取り付けておけ
ば、後は、入居者等が、モニターテレビ付きの住宅情報
盤を希望すれば、この希望に応じて、その入居者が入居
する住戸の住宅情報盤4aに、後付けで、取付壁面Wに
形成されている取付穴を大きくするような作業をするこ
となく、モニターテレビ4bを住宅情報盤4aに接続す
るだけで、住宅情報盤4aをモニターテレビ付きにする
ことができるので、入居者等の希望に容易簡単に応える
ことができる。
【0080】また、入居者等が、モニターテレビの付い
ていない住宅情報盤を希望すれば、入居者等が入居する
住戸の住宅情報盤4aに、既に、モニターテレビ4bが
増設されている場合にあっては、取付壁面Wに形成され
ている取付穴を小さくするような作業を一切することな
く、モニターテレビ4bを住宅情報盤4aから取り外す
という簡単な作業で、モニターテレビの付いていない住
宅情報盤にすることができるので、入居者等の希望に容
易簡単に応えることができる。
【0081】このようにして、このモニターテレビ増設
型インターホンシステム1では、集合住宅に入居する入
居者等の希望に応じて、全住戸をモニターテレビの付い
ていない住宅情報盤にしたり、全住戸をモニターテレビ
付き住宅情報盤にしたり、また、入居者等の希望する住
戸のみをモニターテレビ付き住宅情報盤にした、モニタ
ーテレビの付いていない住宅情報盤とモニターテレビ付
き住宅情報盤とが混在した、新規なインターホンシステ
ムを市場に提供できる。
【0082】尚、参考のため、モニターテレビ増設型住
宅情報盤4を構成する、住宅情報盤4a及びモニターテ
レビ4bの各々の内部構成を簡単に説明する。図8及び
図9は、埋込型住宅情報盤4a及びモニターテレビ4b
の各々の概略的なブロック図である。モニターテレビ増
設型住宅情報盤4を構成する、住宅情報盤4a及びモニ
ターテレビ4bの各々の構成は、住宅情報盤4aとモニ
ターテレビ4bとが、連接用コネクター5、6により、
電気的な接続と切り離しができるようにされている点を
除けば、図13に示すモニターテレビ付きインターホン
システム201で用いられるモニターテレビ付き住宅情
報盤204と基本的な構成は概ね同じである。
【0083】即ち、住宅情報盤4aは、映像制御盤10
及び分岐器7から送られてくる各種信号や、ドアホン子
器13から送られてくる各種信号、及び、住宅情報盤4
aから送出する各種信号を処理するために設けられた信
号制御回路43や、ハンドセットHの通話を可能とする
通話制御回路44や、映像制御盤10から送られてくる
電源供給と映像信号との重畳信号を処理したり、ドアホ
ン子器13のカメラ8bが撮像した映像を処理したり、
モニターテレビ4bへ映像信号と電源供給信号を送出し
たりするために設けられた映像信号制御回路45や、モ
ニターテレビ4bの起動信号等の制御信号を送出するテ
レビ起動信号回路46を備える。
【0084】そして、モニターテレビ4bへ送出する信
号は、連接用コネクター5(この例では、4Pコネクタ
ーを用いている。)から取り出せるようにされている。
また、モニターテレビ4bは、連接用コネクター6(こ
の例では、4Pコネクターを用いている。)を連接用コ
ネクター5に接続することで、住宅情報盤4aから送ら
れてくる各種信号を処理するための制御回路部47や、
ビデオ信号を処理したり、テレビ起動信号を処理したり
するためのモニターテレビ制御回路48や、モニターテ
レビ表示部(映像表示部)Mを備える。
【0085】尚、図8及び図9中、11で示す部材及び
12で示す部材は、必要により設けられるコネクター
を、13で示す部材は、導出用信号線を示している。次
に、住宅情報盤4aに、モニターテレビ4bが既に増設
されている場合のモニターテレビ増設型住宅情報盤4の
動作を例示的に説明する。図10は、来訪者が、共同玄
関の玄関先に設けられた、カメラ付きロビーインターホ
ン2の外部入力手段2aから住戸番号を指定し、呼出ボ
タン2dが押し操作した場合に、この住戸番号に対応す
る住宅情報盤4aに、モニターテレビ4bが既に増設さ
れている場合のモニターテレビ増設型住宅情報盤4の動
作を例示的に示す、タイムチャートである。
【0086】来訪者が、共同玄関の玄関先に設けられ
た、カメラ付きロビーインターホン2の外部入力手段2
aから住戸番号を指定し、呼出ボタン2dが押し操作す
ると、モニターテレビ増設型住宅情報盤4の住宅情報盤
4aのスピーカから呼出音が出力される。これと、同時
に、住宅情報盤4aからモニターテレビ4bにテレビ起
動信号が送出され、モニターテレビ4bのモニターテレ
ビ表示部(映像表示部)Mがオンし、カメラ付きロビー
インターホン2のカメラ2bが撮像している映像が表示
される。
【0087】この呼出音に応じて、あるいは、モニター
テレビ表示部(映像表示部)Mに映し出されている映像
から、この住戸の入居者等が、共同玄関前に来ている、
来訪者の顔を確認した後、住宅情報盤4aのハンドセッ
トHを取ると、この住戸の入居者等は、住戸内に居なが
ら、モニターテレビ表示部(映像表示部)Mに映し出さ
れている映像から来訪者の顔を見ながら、カメラ付きロ
ビーインターホン2に設けられている、マイク2b及び
スピーカ2cと、ハンドセットHとを通じて、来訪者と
所定時間、あるいは、入居者等がハンドセットHを元に
戻すまで、通話することができる。
【0088】また、来訪者が、カメラ付きドアホン子器
18の呼出ボタン18aを押し操作した場合には、その
住戸内の埋込型住宅情報盤14から呼出音が発せられ、
これと、同時に、住宅情報盤4aからモニターテレビ4
bにテレビ起動信号が送出され、モニターテレビ4bの
モニターテレビ表示部(映像表示部)Mがオンし、カメ
ラ付きドアホン子器18のカメラ8eが撮像している映
像が表示される。
【0089】この呼出音に応答して、あるいは、モニタ
ーテレビ表示部(映像表示部)Mに映し出されている映
像から、この住戸の入居者等が、住戸の玄関扉の前に来
ている、来訪者の顔を確認した後、住宅情報盤4aのハ
ンドセットHを取ると、この住戸の入居者等は、住戸内
に居ながら、モニターテレビ表示部(映像表示部)Mに
映し出されている映像から来訪者の顔を見ながら、ドア
ホン子器18に設けられている、マイク8bやスピーカ
8cと、ハンドセットHとにより、来訪者と所定時間、
あるいは、入居者等がハンドセットHを元に戻すまで、
通話することができるようになっている。
【0090】そして、このモニターテレビ増設型インタ
ーホンシステム1では、集合住宅の各住戸に設けられて
いる住宅情報盤4a・・・の各々の全てに、モニターテ
レビ4b・・・が増設されると、図13に示すモニター
テレビ付きインターホンシステム201と同様の機能を
有することになる。尚、以上に説明した、モニターテレ
ビ増設型住宅情報盤4の構成、モニターテレビ増設型イ
ンターホンシステム1の構成は、本発明を説明するため
の例示であって、本発明は、この発明の実施の形態によ
って何ら限定的に解されることはない。
【0091】本発明に係るモニターテレビ増設型住宅情
報盤は、埋込型住宅情報盤に、後付で、モニターテレビ
を取り付けたり、又は、埋込型住宅情報盤に既にモニタ
ーテレビを増設した後に、再び、埋込型住宅情報盤から
モニターテレビを取り外すことができるようになってお
り、且つ、埋込型住宅情報盤を取り付ける取付壁面に、
埋込型住宅情報盤の埋込部を収容するのに必要な取付穴
を設ければ、埋込型住宅情報盤にモニターテレビを増設
する際に、モニターテレビを取付壁面に取り付ける際
に、モニターテレビ用に取付穴のサイズを変更する必要
の無いものは、いずれも本発明に含まれる。
【0092】また、モニターテレビに埋込部が存在して
おらず、埋込型住宅情報盤に、後付で、モニターテレビ
を取り付けたり、又は、埋込型住宅情報盤に既にモニタ
ーテレビを増設した後に、再び、埋込型住宅情報盤から
モニターテレビを取り外すことができるようになってい
るものは、いずれも本発明に含まれる。また、モニター
テレビに埋込部が存在しておらず、埋込型住宅情報盤
に、後付で、モニターテレビを取り付けたり、又は、埋
込型住宅情報盤に既にモニターテレビを増設した後に、
再び、埋込型住宅情報盤からモニターテレビを取り外す
ことができるようになっている、モニターテレビ増設型
住宅情報盤が組み込まれているインターホンシステム
は、いずれも、本発明に係るモニターテレビ増設型イン
ターホンシステムに含まれる。
【0093】また、この発明の実施の形態では、埋込型
住宅情報盤にモニターテレビを増設ずるのに対応して、
ドアホン子器を、カメラの付いていないドアホン子器8
から、カメラ8eが付いている、カメラ付きドアホン子
器18に交換するシステムについて説明したが、集合住
宅を新築等した際に、各住戸の全てに、カメラ付きドア
ホン子器18を設置するようにしても良い。
【0094】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載のモニターテレビ増設型住宅情報盤では、モニタ
ーテレビの厚さを、埋込型住宅情報盤の取付壁面から露
呈する枠体部の厚さと概ね等しい厚さとしている。これ
により、埋込型住宅情報盤を取り付ける、取付壁面に、
埋込型住宅情報盤の埋込部を収容できる大きさの取付穴
を形成し、埋込型住宅情報盤を取付壁面に取り付けてお
けば、その後、後付けで、この埋込型住宅情報盤にモニ
ターテレビを増設する際に、既に形成されている取付穴
のサイズを大きくする必要が無い。
【0095】従って、このモニターテレビ増設型住宅情
報盤埋込型住宅情報盤へのモニターテレビの増設作業を
極めて簡単に行える。且つ、このモニターテレビ増設型
住宅情報盤では、入居者が、モニターテレビ付き住宅情
報盤は必要ないと希望した場合には、埋込型住宅情報盤
にモニターテレビが増設されている場合にあっては、埋
込型住宅情報盤からモニターテレビを取り外すだけでよ
いので、モニターテレビ付き住宅情報盤からモニターテ
レビの付いていない埋込型住宅情報盤への交換作業も極
めて容易に行える。
【0096】のみならず、このモニターテレビ増設型住
宅情報盤は、取付壁面に形成する取付穴の大きさは、埋
込型住宅情報盤の埋込部を収容できる大きさがあれば十
分であるので、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤に
比べ、取付壁面に形成する取付穴の大きさを小さくでき
る。これにより、住戸の取付壁面へ、大きな穴を形成し
ないで済むので、建造物の管理者や所有者にとっては、
壁を元に戻す補修をする必要がない。
【0097】従って、このモニターテレビ増設型住宅情
報盤は、建造物の管理者や所有者にとっても、好まし
い。請求項2に記載のモニターテレビ増設型住宅情報盤
では、従来のモニターテレビ付き住宅情報盤と同様、モ
ニターテレビの横寸法及び縦寸法の各々を、埋込型住宅
情報盤の横寸法及び縦寸法の各々と概ね同一寸法として
いるので、増設型であるのもかかわらず、埋込型住宅情
報盤にモニターテレビを増設した後の外観が、従来のモ
ニターテレビ付き住宅情報盤と同じ外観を呈する。
【0098】これにより、このモニターテレビ増設型住
宅情報盤は、入居者に、従来のモニターテレビ付き住宅
情報盤と同様の高級感を印象付けることができる。請求
項3に記載のモニターテレビ増設型住宅情報盤では、埋
込型住宅情報盤の、モニターテレビが連接される側の側
面に、連接用コネクターを設けているため、モニターテ
レビ側から、この連接用コネクターの、電源供給と映像
信号との重畳信号出力端子及び起動信号出力端子の各々
に対応する重畳信号入力端子及び起動信号入力端子の各
々が設けられた連接用コネクターを導出すれば、埋込型
住宅情報盤の連接用コネクターと、モニターテレビの連
接用コネクターとを接続するだけという、簡単な操作
で、埋込型住宅情報盤とモニターテレビとの電気的な接
続が可能となる。
【0099】また、これとは逆に、埋込型住宅情報盤に
既にモニターテレビが増設されている場合にあっては、
埋込型住宅情報盤の連接用コネクターと、モニターテレ
ビの連接用コネクターとを切り離すという簡単な操作
で、埋込型住宅情報盤からモニターテレビを取り外すこ
とができる。請求項4に記載のモニターテレビ増設型住
宅情報盤では、埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈す
る枠体部の、モニターテレビが連接される側の側面に、
脱着可能なカバー体を設けているので、埋込型住宅情報
盤に、モニターテレビを増設していない場合には、埋込
型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の、モニタ
ーテレビが連接される側の側面に、このカバー体を取り
付けておけば、外部から、連接用コネクターが見えず、
優れた美観を呈する。
【0100】且つ、埋込型住宅情報盤に、モニターテレ
ビを増設する場合にあっては、カバー体を取り外し、埋
込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の、モニ
ターテレビが連接される側の側面に設けられている連接
用コネクターに、モニターテレビの連接用コネクターを
接続するだけという、簡単な操作で、埋込型住宅情報盤
のカバーを取り外すことなく、埋込型住宅情報盤とモニ
ターテレビとの電気的な接続が可能となる。
【0101】請求項5に記載のモニターテレビ増設型住
宅情報盤では、モニターテレビの映像表示手段として、
CRTに比べ、薄型化が容易な液晶表示手段を用いてい
るので、モニターテレビの厚さを極めて薄くすることが
できる。これにより、取付壁面からあまり突出すること
が無い、薄型のモニターテレビ増設型住宅情報盤の製品
化が可能になる。
【0102】請求項6に記載のモニターテレビ増設型イ
ンターホンシステムでは、請求項1〜5のいずれかに記
載のモニターテレビ増設型住宅情報盤を組み込んでい
る。これにより、住戸のモニターテレビ増設型住宅情報
盤の取付壁面に、モニターテレビ増設型住宅情報盤を構
成する住宅情報盤を取り付けておけば、後は、入居者等
が、モニターテレビ付きの住宅情報盤を希望すれば、こ
の希望に応じて、その入居者が入居する住戸の住宅情報
盤に、後付けで、取付壁面に形成されている取付穴を大
きくするような作業をすることなく、モニターテレビを
住宅情報盤に接続するだけで、住宅情報盤をモニターテ
レビ付きにすることができるので、入居者等の希望に容
易簡単に応えることができる。
【0103】また、入居者等が、モニターテレビの付い
ていない住宅情報盤を希望すれば、入居者等が入居する
住戸の住宅情報盤に、既に、モニターテレビが増設され
ている場合にあっては、取付壁面に形成されている取付
穴を小さくするような作業を一切することなく、モニタ
ーテレビを住宅情報盤から取り外すという簡単な作業
で、モニターテレビの付いていない住宅情報盤にするこ
とができるので、入居者等の希望に容易簡単に応えるこ
とができる。
【0104】このようにして、このモニターテレビ増設
型インターホンシステムでは、集合住宅に入居する入居
者等の希望に応じて、全住戸をモニターテレビの付いて
いない住宅情報盤にしたり、全住戸をモニターテレビ付
き住宅情報盤にしたり、また、入居者等の希望する住戸
のみをモニターテレビ付き住宅情報盤にした、モニター
テレビの付いていない住宅情報盤とモニターテレビ付き
住宅情報盤とが混在した、新規なインターホンシステム
を市場に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモニターテレビ増設型住宅情報盤
の一例を概略的に示す図であり、図1(a)は、モニタ
ーテレビ増設型住宅情報盤の外観を示す正面図であり、
また、図1(b)は、図1(a)に示すモニターテレビ
増設型住宅情報盤が、モニターテレビ増設型住宅情報盤
を取り付ける取付壁面に取り付けられた状態を、取付壁
面を横方向に切断し、上方から下方に見た模式的な断面
図である。
【図2】本発明に係るモニターテレビ増設型住宅情報盤
を構成する、埋込型住宅情報盤を更に詳しく説明する図
であり、図2(a)は、埋込型住宅情報盤を、埋込型住
宅情報盤にモニターテレビを接続しない状態で使用して
いる状態を模式的に示す図である。尚、図2(a)中、
左図は、埋込型住宅情報盤の概略的な正面図を、右図
は、埋込型住宅情報盤を取付壁面に取り付けた状態を、
埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の、モ
ニターテレビが連接される側の側面側から見た断面図を
示している。また、図2(b)中、左図は、埋込型住宅
情報盤の概略的な正面図を、右図は、埋込型住宅情報盤
を取付壁面に取り付けた状態を、埋込型住宅情報盤の取
付壁面から露呈する枠体部の、モニターテレビが連接さ
れる側の側面側から見た断面図であって、カバー体を取
り外した状態を示している。
【図3】本発明に係るモニターテレビ増設型インターホ
ンシステムの一例を概略的に示す構成図であり、この図
は、モニターテレビ増設型インターホンシステムを集合
住宅に設置した例を示している。
【図4】ある住戸に設けられている埋込型住宅情報盤に
モニターテレビを増設した状態を示している。
【図5】取付壁面に既に取り付けられている埋込型住宅
情報盤に、モニターテレビを増設する増設作業手順を概
略的に説明する説明図である。
【図6】取付壁面に既に取り付けられている埋込型住宅
情報盤に、モニターテレビを増設する増設作業手順を概
略的に説明する説明図である。
【図7】埋込型住宅情報盤に設けられている連接用コネ
クターと、モニターテレビに設けられている連接用コネ
クターとの接続を説明する説明図である。
【図8】本発明に係るモニターテレビ増設型住宅情報盤
を構成する、埋込型住宅情報盤及びモニターテレビの各
々の概略的なブロック図である。
【図9】本発明に係るモニターテレビ増設型住宅情報盤
を構成する、埋込型住宅情報盤及びモニターテレビの各
々の概略的なブロック図である。
【図10】モニターテレビが既に増設されている場合
の、本発明に係るモニターテレビ増設型住宅情報盤の動
作を例示的に示す、タイムチャートである。
【図11】従来のインターホンシステムの一例を概略的
に示す構成図であり、この図は、インターホンシステム
を集合住宅に設置した例を示している。
【図12】従来の住宅情報盤を概略的に示す図であり、
図12(a)は、従来の住宅情報盤の外観を示す正面図
であり、また、図12(b)は、図12(a)に示す住
宅情報盤が、住宅情報盤を取り付ける取付壁面Wに取り
付けられた状態を、取付壁面を横方向に切断し、上方か
ら下方に見た模式的な断面図である。
【図13】従来のモニターテレビ付きインターホンシス
テムを概略的に示す構成図であり、この図は、従来のモ
ニターテレビ付きインターホンシステムを集合住宅に設
置した例を示している。
【図14】従来のモニターテレビ付き住宅情報盤を概略
的に示す図であり、図14(a)は、モニターテレビ付
き住宅情報盤の外観を示す正面図であり、また、図14
(b)は、図14(a)に示すモニターテレビ付き住宅
情報盤が、モニターテレビ付き住宅情報盤を取り付ける
取付壁面に取り付けられた状態を、取付壁面を横方向に
切断し、上方から下方に見た模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 モニターテレビ増設型インターホンシステム 2 カメラ付きロビーインターホン 2a、3a 外部入力手段 2b、8b、 マイク 2c、8c スピーカ 2d、8a 呼出ボタン 2e、8e カメラ 3 警報監視盤 4 モニターテレビ増設型住宅情報盤 4a 埋込型住宅情報盤 4b モニターテレビ 5、6 連接用コネクター 7 分岐器 8 ドアホン子器 9 電気錠制御盤 10 映像制御盤 15 電気錠 18 カメラ付きドアホン子器 41 ベース 42 カバー 43 信号制御回路 44 通話制御回路 45 映像信号制御回路 46 テレビ起動信号回路 47 制御回路部 48 モニターテレビ制御回路 B 警報ボタン C カバー体 D1 埋込型住宅情報盤の枠体部の厚さ D2a、D2b モニターテレビの枠体部の厚さ D3 モニターテレビ表示部(映像表示部)が、モニタ
ーテレビの枠体部から突出している部分の厚さ H、H0 ハンドセット L1 埋込型住宅情報盤の横寸法 L2 モニターテレビの横寸法 L3 埋込型住宅情報盤の縦寸法 L4 モニターテレビの縦寸法 M モニターテレビ表示部(映像表示部) P4a 埋込型住宅情報盤の埋込部 R、Rx 住戸 S スピーカ W 取付壁面 f4a、f4b 枠体部 h1 取付穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋込型住宅情報盤と、 前記埋込型住宅情報盤に連接可能なモニターテレビとを
    備え、 前記埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の
    厚さと、前記モニターテレビの厚さとが概ね等しい厚さ
    にされている、モニターテレビ増設型住宅情報盤。
  2. 【請求項2】前記埋込型住宅情報盤の取り付け壁面から
    露呈する枠体部の横寸法と、前記モニターテレビの横寸
    法とが概ね等しい寸法にされており、且つ、 前記埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈する枠体部の
    縦寸法と、前記モニターテレビの縦寸法とが概ね等しい
    寸法にされている、請求項1に記載のモニターテレビ増
    設型住宅情報盤。
  3. 【請求項3】前記埋込型住宅情報盤の取り付け壁面から
    露呈する枠体部の、前記モニターテレビが連接される側
    の側面に、前記モニターテレビへ、少なくとも、電源供
    給と、映像信号との重畳信号と、前記モニターテレビを
    起動する起動信号とを伝送する、連接用コネクターを設
    けた、請求項1又は請求項2に記載のモニターテレビ増
    設型住宅情報盤。
  4. 【請求項4】前記埋込型住宅情報盤の取付壁面から露呈
    する枠体部の、前記モニターテレビが連接される側の側
    面に、前記連接用コネクターを覆うように、脱着可能な
    カバー体を設けた、請求項3に記載のモニターテレビ増
    設型住宅情報盤。
  5. 【請求項5】前記モニターテレビの映像表示手段が、液
    晶表示手段である、請求項1〜4のいずれかに記載のモ
    ニターテレビ増設型住宅情報盤。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のモニター
    テレビ増設型住宅情報盤を組み込んだ、モニターテレビ
    増設型インターホンシステム。
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