JP2009218945A - 情報通信装置 - Google Patents

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Tomohito Kajiyama
智史 梶山
Keisuke Yoshikawa
啓介 吉川
Kiwamu Shibata
究 柴田
Katsuhiko Kimura
克彦 木村
Satoshi Sugimoto
敏 杉本
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Abstract

【課題】コネクタの芯数を減少することができる情報通信装置を提供する。
【解決手段】情報通信装置Aは、壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に装着され、本体モジュールMに設けられた電源回路34から電力供給を受ける露出パネルPとを備える。本体モジュールMと露出パネルPとのそれぞれには、本体モジュールMに露出パネルPを装着した状態で互いに非接触で通信することにより、情報の授受を行う第1および第2の非接触通信部38m,38pが設けられている。第1および第2の非接触通信部38m,38pは、本体モジュールMに前記露出パネルPを装着した状態で互いに対向する位置にそれぞれ配置された発光部および受光部を具備し、発光部から出力され受光部で受光される光を用いて互いに通信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、相手側装置との間で情報の授受を行う情報通信装置に関するものである。
従来から、この種の情報通信装置として、たとえば宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通話可能となるもの(インターホン親機)などが提供されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に例示された情報通信装置は、壁内に器体の後部が埋め込まれた形で壁に取り付けられる埋込型の情報通信装置である。
なお、インターホン親機として用いる情報通信装置には、映像表示部を備え、カメラが設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラで撮像された映像を表示することができるものもある。
ところで、この種の情報通信装置に関して、図9および図10に示すように壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールMに装着された状態で本体モジュールMに設けられた電源回路34から電力供給を受ける露出パネルPとに情報通信装置Aを分割可能とし、たとえば本体モジュールMと露出パネルPとを個別に交換できるようにすることが考えられる。この構成においては、本体モジュールMと露出パネルPとのそれぞれに設けられたコネクタCm1,Cp1を互いに接続することで、当該コネクタCm1,Cp1を介して電源回路34から露出パネルPに対する電力供給や、音声や映像などに係る情報の授受が行われる。
特開平6−291818号公報
しかし、コネクタCm1,Cp1同士の接続によって電力供給だけでなく音声や映像などに係る情報の授受をも行う構成では、電力供給のみを行う場合に比較して芯数の多いコネクタCm1,Cp1が必要になるから、コネクタCm1,Cp1の小型化が困難であり、また、コネクタCm1,Cp1の接点の表面劣化等に起因した接触不良を生じる可能性が高くなるなどの問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、コネクタの芯数を減少することができる情報通信装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電源回路および情報の授受を行う情報口を具備する本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールに装着された状態で前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方を具備する露出パネルとを備え、本体モジュールと露出パネルとのそれぞれには、本体モジュールに露出パネルを装着した状態で互いに非接触で通信することにより、情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方と情報口との間で情報の授受を行う第1および第2の非接触通信部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、本体モジュールと露出パネルとのそれぞれには、本体モジュールに露出パネルを装着した状態で互いに非接触で通信することにより、情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方と情報口との間で情報の授受を行う第1および第2の非接触通信部が設けられているので、本体モジュールと露出パネルとの間では、第1および第2の非接触通信部間の非接触通信によって情報が授受されることになる。したがって、コネクタ同士の接続によって情報の授受を行う構成に比べてコネクタの芯数を減少することができ、その結果、コネクタの小型化が可能となり、また、コネクタの接点の表面劣化等に起因した接触不良を生じる可能性が低くなるなどの利点がある。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1および第2の非接触通信部が、前記本体モジュールに前記露出パネルを装着した状態で互いに対向する位置にそれぞれ配置された発光部および受光部を具備し、発光部から出力され受光部で受光される光を用いて通信することを特徴とする。
この構成によれば、第1および第2の非接触通信部は、発光部から出力され受光部で受光される光を用いて通信するので、受光部に外乱光が入らないようにしておくことにより、外来ノイズの影響を受けずに通信することができ、通信の信頼性が高くなる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記第1および第2の非接触通信部が、前記本体モジュールおよび露出パネルのそれぞれに設けられた第1および第2の通信用アンテナを具備し、一方の通信用アンテナから出力され他方の通信用アンテナで受信される電波を用いて通信することを特徴とする。
この構成によれば、第1および第2の非接触通信部は、一方の通信用アンテナから出力され他方の通信用アンテナで受信される電波を用いて情報の授受を行うので、たとえば両通信用アンテナ間に塵埃等の異物が介在していても通信することができる。また、電波は比較的広範囲に亘って伝播されるから、本体モジュールと露出パネルとの相対的な位置に多少のずれがあっても、第1および第2の非接触通信部による通信が可能となり、通信の信頼性が高くなる。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明において、前記本体モジュールが、前記電源回路から電力供給を受けて電磁誘導による非接触給電を行う非接触給電部を有し、前記露出パネルが、非接触給電部からの非接触給電により電力供給を受ける非接触受電部を有することを特徴とする。
この構成によれば、本体モジュールが非接触給電部を有し、露出パネルが非接触受電部を有することにより、電源回路から露出パネルへの電力供給に関しても非接触により為されるので、本体モジュールと露出パネルとの間のコネクタによる接続は不要になる。したがって、本体モジュールと露出パネルとの間において充電部を露出させる必要がなく、充電部に異物が付着することによる短絡等の不具合を回避することができる。また、たとえば情報通信装置付近に設置されている扉の開閉時などに、情報通信装置に衝撃が伝わることがあっても、コネクタ接続を採用した場合のように接点の接触不良が生じることはなく、露出パネルへの電力供給に係る信頼性が向上するという利点もある。
本発明は、露出パネルと壁面との間に隙間が生じることを防止できるという利点がある。
以下の各実施形態では、宅内の壁に取り付けられ、宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通信(通話)可能となるインターホン親機を情報通信装置の一例として、本発明の情報通信装置の構成を説明する。
この情報通信装置は映像表示部を備えており、来訪者を撮像するカメラ部が設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラ部で撮像された映像を表示することができる。なお、相手側装置は、カメラ部の他、操作入力が可能な操作部と、スピーカおよびマイクロフォンを具備し情報通信装置との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部と、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部と、信号線が接続される端子部とを有している。
(実施形態1)
本実施形態の情報通信装置Aは、図2(a)に示すように、壁内に後部を収める形で壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に装着される露出パネルPとを備えている。以下では、情報通信装置Aを図2(b)のように壁に取り付けた状態での上下左右を上下左右として情報通信装置Aの構成を説明する。
本体モジュールMは、図2(a)に示すように、前面に矩形状の開口部を有する箱状に形成されたボディ1と、ボディ1の前面に覆着されるカバー2とで構成される器体3を備え、種々の電気部品が実装されている回路基板40m(図4参照)が器体3内に収納された構成を有する。さらに、本体モジュールMは、商用電源供給用の電源線が接続される電源端子部5(図1参照)と、信号線が接続される信号端子部6(図1参照)とを器体3から露出させるように背面側に備えている。ボディ1とカバー2とは、カバー2の上下方向の各端部から後方に突出した結合片8に設けた孔に、ボディ1の上下方向の両端面における前端部に設けた結合爪9をそれぞれ係合させることにより結合される。
露出パネルPは、前面矩形状の薄箱状に形成されたパネルケース10を備え、種々の電気部品が実装されている回路基板40p(図4参照)がパネルケース10内に収納された構成を有する。さらに、露出パネルPは、パネルケース10の前壁の一部に透明な表示窓11が配設されており、液晶パネルからなる映像表示部12(図1参照)をパネルケース10内における表示窓11の後方に備えている。ここで、パネルケース10は、前面の左寄りの位置に表示窓11を有しており、表示窓11の右方には小孔が多数形成されたスピーカ取付部13が配設されるとともに、操作部14(図1参照)を構成する操作ハンドル15がスピーカ取付部13の下方に配設されている。さらに、表示窓11の左下方にはマイク用孔16が形成され、マイク用孔16の右方つまり表示窓11の下方には操作部14を構成する押釦17が左右方向に複数個(ここでは2個)列設されている。パネルケース10内において、スピーカ取付部13に対応する位置にはスピーカ18a(図1参照)が設けられ、マイク用孔16に対応する位置にはマイクロフォン18b(図1参照)が設けられ、スピーカ18aおよびマイクロフォン18bは、相手側装置との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部18を構成する。
ここで、本実施形態の本体モジュールMは、壁面からの器体3の突出量を小さく抑え、且つ、一般に普及している埋込型の配線器具との外観上の統一感を出すとともに、取り付けに用いる部材の低コスト化を図るために、壁内に設置された埋込型の配線器具用の埋込ボックスSBを用いて壁に取り付けられる。埋込ボックスSBは、前面開口の箱状に形成されており、上下方向に対向する一対の内側面には、それぞれ本体モジュールMを埋込ボックスSBに固定する取付ねじ(図示せず)用のねじ孔21を有した器具固定突起22が複数個ずつ突設されている。壁面を構成する壁材Wにおいて埋込ボックスSBに対応する部分には矩形状の施工孔23が開設される。
本体モジュールMは、この施工孔23を通して前方から埋込ボックスSBに取り付けられるのであって、器体3が後部を埋込ボックスSB内に収納可能な形状および寸法に形成されている。また、本実施形態では、本体モジュールMの器体3は1連用の取付枠(図示せず)を2個まで取付可能な埋込ボックスSBに対応する大きさに形成されている。ここでいう1連用の取付枠とは、埋込型の配線器具用に規格化されている単位寸法の配線器具を幅方向(上下方向)に3個並べて取付可能な取付枠を意味しており、以下では、1連用の取付枠が左右方向に2個連接された寸法を「2連用」、3個連接された寸法を「3連用」と呼ぶ。すなわち、本実施形態の本体モジュールMは2連用の埋込ボックスSBに取付可能な寸法に設定される。
より具体的に説明すると、本体モジュールMのカバー2は、上下方向の各端面のそれぞれから互いに離れる向きに延設された一対の取付片24を連続一体に有する。一対の取付片24は、カバー2の左右方向の略全長にわたって形成される。各取付片24には、埋込型の配線器具を埋込ボックスSBに固定する際に用いられる取付枠と同様に、取付ねじを挿通するボックス用孔25がそれぞれ複数個(ここでは2個)ずつ形成されている。なお、各取付片24はカバー2の他の部位に比較して前方に突出している。
上記構成の本体モジュールMと露出パネルPとのそれぞれには、互いに係合することで本体モジュールMに露出パネルPを装着する取付手段が設けられている。本体モジュールMにおいては、図3(a)に示すように下側の取付片24に設けた引掛孔27と、上側の取付片24に設けた取付孔26とが取付手段として設けられている。引掛孔27は左右方向に複数個並設されており、取付孔26は一方のボックス用孔25の両側に貫設されている。露出パネルPにおいては、図3(b)に示すように背面側の下端部であって各引掛孔27に対応する位置からそれぞれ突出し先端部が下方に延長されており、先端部が引掛孔27に挿入されることで引掛孔27に引っ掛かる鉤片29と、背面側の上端部であって各取付孔26に対応する位置にそれぞれ突設された取付突起30とが取付手段として設けられている。取付突起30の先端部には上方に突出する係合爪が設けられており、係合爪は取付突起30の基端部側ほど取付突起30からの突出量が大きくなるように上面が傾斜している。
この構成により、本体モジュールMの引掛孔27に露出パネルPの鉤片29を引っ掛けた状態で、引掛孔27を支点部として本体モジュールMの前面の下辺周りで露出パネルPを回転させるように露出パネルPの上端部を本体モジュールM側に押し付けて、露出パネルPの取付突起30を本体モジュールMの取付孔26に挿入し、係合爪を取付孔26に係合させれば、露出パネルPが本体モジュールMに装着されることとなる。
また、露出パネルPは前面が3連用の埋込ボックスSBに取付可能な配線器具と同等の大きさに形成され、上下方向の寸法が本体モジュールMよりやや大きく設定されている。したがって、露出パネルPは本体モジュールMの前面を覆う形で装着されることになる。
ここにおいて、情報通信装置Aの内部回路は、本体モジュールMと露出パネルPとに分割して設けられている。
すなわち、本体モジュールMは、図1に示すように電源端子部5に接続されており交流電源を直流電源に変換して内部回路に供給する電源回路34と、情報の授受を行う情報口としての信号端子部6に接続され、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部35とを有している。なお、本実施形態では、信号線に音声信号と映像信号とが多重化されて伝送されており、そのため信号処理部35には多重化された音声信号と映像信号とを分離する多重分離部が設けられている。
一方、露出パネルPは、図1に示すように、音声入出力部18や映像表示部12や操作部14等、電源回路34から電力供給を受け情報の入出力を行う手段(情報入力手段および情報出力手段)の他、音声入出力部18および映像表示部12に接続され、操作部14からの操作入力を受け付けて内部回路の各部の動作を制御する全体制御部36を備えている。さらに露出パネルPは、電源回路部34から後述のコネクタCm1,Cp1を介して電源回路34から供給される直流電源を受電する受電回路部37も備えている。受電回路部37は、全体制御部36に接続されており、電源回路34から受けた直流電源を所望の電圧に変換して全体制御部36に出力する。
ところで、本実施形態では本体モジュールMと露出パネルPとの間において情報の授受を行うために、本体モジュールMと露出パネルPとをコネクタにより直接接続する構成に代えて、以下の構成を採用している。
すなわち、本実施形態の情報通信装置Aは、図1に示すように第1の非接触通信部38mを本体モジュールMに有するとともに、第1の非接触通信部38mと非接触にて通信を行う第2の非接触通信部38pを露出パネルPに有する構成を採用している。ここで、第1および第2の非接触通信部38m,38pは、本体モジュールMに露出パネルPが装着された状態において互いに非接触で通信を行うことにより、露出パネルPに設けた音声入出力部18や映像表示部12や操作部14等の情報の入出力を行う手段(情報入力手段および情報出力手段)と、本体モジュールMに設けた情報口としての信号端子部6との間で、音声や映像などに係る情報の授受を行うものである。
ここにおいて、第1の非接触通信部38mと第2の非接触通信部38pとの間の非接触通信の具体的手段としては、光通信を採用している。つまり、第1および第2の非接触通信部38m,38pは、本体モジュールMに露出パネルPが装着された状態で互いに対向する位置にそれぞれ配置された発光部(図示せず)および受光部(図示せず)を具備しており、発光部から出力され受光部にて受光される光を伝送媒体とするワイヤレス信号を用いて互いに通信する。なお、本実施形態では赤外線光を伝送媒体とする赤外線通信を採用しており、発光部には赤外線発光ダイオード(LED)を用いるものとする。
より詳しくは、図4に示すように発光部および受光部を一体化して成る光通信用素子39m,39pを第1および第2の各非接触通信部38m,38pにそれぞれ設けることにより、第1および第2の両非接触通信部38m,38p間において双方向の通信を可能としてある。第1の非接触通信部38mにおける光通信用素子39mは、本体モジュールMの器体3内の回路基板40mに実装されており、器体3の前壁に貫設された孔を通して本体モジュールMの前面側に露出する。第2の非接触通信部38pにおける光通信用素子39pは、露出パネルPのパネルケース10内の回路基板40pに実装されており、パネルケース10の後壁に貫設された孔を通して露出パネルPの背面側に露出し、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態では本体モジュールMの光通信用素子39mと突き合われることとなる。
一方、本体モジュールMの電源回路34から露出パネルPの受電回路部37に供給される直流電源については、本体モジュールMと露出パネルPとのそれぞれに設けたコネクタCm1,Cp1を介して供給されることになる。本体モジュールMのコネクタCm1は、本体モジュールMの器体3内の回路基板40mに実装されており、器体3の前壁に貫設された孔を通して本体モジュールMの前面側に露出する。露出パネルPのコネクタCp1は、露出パネルPのパネルケース10内の回路基板40pに実装されており、パネルケース10の後壁に貫設された孔を通して露出パネルPの背面側に露出し、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態で本体モジュールMのコネクタCm1と電気的に接続される。
以上説明した構成によれば、情報通信装置Aは本体モジュールMと露出パネルPとに分割されているので、本体モジュールMを共通の仕様としておくことにより、露出パネルPのみの交換で情報通信装置Aの機能(たとえば録画・再生機能の有無や映像表示部12の画面サイズなど)を容易に変更することが可能となる。
また、本体モジュールMと露出パネルPとの間において、情報の授受に係る通信を非接触通信部38m,38pによって行うものとしたことで、コネクタCm1,Cp1は本体モジュールMの電源回路34から露出パネルPの受電回路部37への電力供給のみに用いられることになるので、コネクタCm1,Cp1を介して情報の授受を行う場合に比べてコネクタCm1,Cp1の芯数を少なく(正極および負極の2芯に)することができる。したがって、コネクタCm1,Cp1の小型化を図ることができ、さらにまた、コネクタCm1,Cp1の接点の表面劣化等による接触不良により本体モジュールMと露出パネルPとの間で情報の授受の信頼性が低下することを回避できるという利点がある。
しかも、第1および第2の両非接触通信部38m,38p間の通信手段として光通信(ここでは赤外線通信)を採用しているから、たとえば電波を伝送媒体とする無線通信等に比較して、外来ノイズの影響を受けにくく通信の信頼性が高い。さらに、光通信用素子39m,39pは本体モジュールMと露出パネルPとの対向面間において互いに突き合わされるように配置されているので、受光部に外乱光が入ることにより通信の信頼性が低下することも防止できる。
なお、本実施形態では、第1および第2の両非接触通信部38m,38p間において赤外線を伝送媒体とした赤外線通信を行う例を示したが、この例に限るものではなく、たとえば可視光を伝送媒体とした可視光通信を採用してもよい。
(実施形態2)
本実施形態の情報通信装置Aは、第1および第2の両非接触通信部38m,38p間の非接触通信の手段として電波を用いた無線通信を採用している点が、実施形態1の情報通信装置Aと相違する。
すなわち、本実施形態では第1および第2の非接触通信部38m,38pは、図5に示すように本体モジュールMに露出パネルPが装着された状態で互いに近接する位置にそれぞれ配置された通信用アンテナ41m,41pを具備しており、一方の通信用アンテナ41m(41p)から送出され他方の通信用アンテナ41p(41m)にて受信される電波を伝送媒体とするワイヤレス信号を用いて双方向に通信する。
ここでは、第1の非接触通信部38mにおける通信用アンテナ41mは、本体モジュールMの器体3内の回路基板40mに実装されており、器体3の前壁背面に接するように配置される。第2の非接触通信部38pにおける通信用アンテナ41pは、露出パネルPのパネルケース10内の回路基板40pに実装されており、パネルケース10の後壁前面に接するように配置され、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態では器体3の前壁およびパネルケース10の後壁を隔てて本体モジュールMの通信用アンテナ41mと近接する。
以上説明した構成によれば、通信用アンテナ41m,41pから送出される電波は一般的に比較的広い指向性を有するから、第1および第2の両非接触通信部38m,38pにおける通信用アンテナ41m,41pの相対的な位置に多少のばらつきがあっても、通信用アンテナ41m,41p間で電波の送受信は可能である。したがって、製品ごとに本体モジュールMと露出パネルPとの相対的な位置に多少のばらつきがあっても、第1および第2の非接触通信部38m,38pによる通信は正常に行うことができ、通信の信頼性が高くなる。また、たとえば通信用アンテナ41m,41p付近に汚れが付着することや、両通信用アンテナ41m,41p間に塵埃等の異物が介在することがあっても、正常に通信を行うことができるという利点もある。
なお、通信用アンテナ41m,41pの相対的な位置関係や無線通信に使用する電波の強度は、良好な無線通信が実現されるように適宜設定される。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態の情報通信装置Aは、本体モジュールMの電源回路34から露出パネルPの受電回路部37に対する電力供給に関して非接触給電方式を採用した点が実施形態2の情報通信装置Aと相違する。
すなわち、本実施形態では、図6に示すように電源回路34の出力を受けて電磁誘導による非接触給電を行う非接触給電部42mを本体モジュールMに設け、この非接触給電部42mからの非接触給電によって電力供給を受ける非接触受電部42pを露出パネルPに設けてある。ここに、非接触給電部42mおよび非接触受電部42pはそれぞれ分離可能なトランスの1次巻線および2次巻線からなり、1次巻線となる非接触給電部42mに高周波電力を供給することで、2次巻線となる非接触受電部42pに電磁誘導により交流電圧が誘起される。なお、非接触受電部42pの出力を受ける受電回路部37は、非接触受電部42pに誘起された交流電圧を全体制御部36の動作に必要な直流電源に変換する。
ここでは、図7に示すように、非接触給電部42mは本体モジュールMの器体3内の回路基板40mに収容されており、器体3の前壁背面に接するように配置される。非接触受電部42pは、露出パネルPのパネルケース10内に収容されており、パネルケース10の後壁前面に接するように配置され、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態では非接触給電部42mと磁気的に結合される。
この構成によれば、本体モジュールMから露出パネルPへの電力供給に関しても非接触によって為されることになるので、本体モジュールMと露出パネルPとの間のコネクタによる電気的接続は一切不要になる。したがって、本体モジュールMと露出パネルPとの間において、充電部(コネクタ)を露出させる必要はなく、結果的に充電部に異物が付着することによる短絡等の不具合の発生を回避することができる。また、充電部が露出しなければ本体モジュールMおよび露出パネルPに防滴性を付与することが容易になるから、たとえば本体モジュールMの周囲の壁面で結露が生じたときに水滴が器体3内に浸入しないような構成とすることも可能である。さらにまた、扉の開閉時などに、情報通信装置Aが取り付けられた壁を介して情報通信装置Aに振動が伝わることがあっても、本体モジュールMと露出パネルPとの間で接触不良による通信不良が生じることはなく、露出パネルPへの電力供給並びに通信に係る信頼性が向上する。
なお、本実施形態においても、第1および第2の両非接触通信部38m,38p間の通信の手段として、無線通信に代えて実施形態1で説明したように光通信を適用してもよい。その他の構成および機能は実施形態2と同様である。
ところで、上記各実施形態では、本体モジュールMを埋込型とした情報通信装置Aについて説明したが、本体モジュールMは埋込型に限るものではなく、図8に示すように壁面に背面を対向させる形で壁に固定される露出型の本体モジュールMを備えた情報通信装置Aに本発明を適用してもよい。
また、上記各実施形態では、インターホン親機としての情報通信装置Aに本発明を適用する例を示したが、この例に限るものではなく、たとえば太陽光発電の発電量等の情報を監視して表示する装置など、種々の情報通信装置Aに本発明を適用することができる。
本発明の実施形態1の構成を示す概略ブロック図である。 同上の構成を示し、(a)は分解斜視図、(b)は壁に取り付けた状態の斜視図である。 同上の構成を示し、(a)は本体モジュールの斜視図、(b)は露出パネルの斜視図である。 同上の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施形態2の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施形態3の構成を示す概略ブロック図である。 同上の構成を示す概略断面図である。 同上のさらに他の構成例を示し、(a)は前面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。 従来例の概略ブロック図である。 同上の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
34 電源回路
38m 第1の非接触通信部
38p 第2の非接触通信部
39m,39p 光通信用素子
41m,41p 通信用アンテナ
42m 非接触給電部
42p 非接触受電部
A 情報通信装置
M 本体モジュール
P 露出パネル

Claims (4)

  1. 電源回路および情報の授受を行う情報口を具備する本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールに装着された状態で前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方を具備する露出パネルとを備え、本体モジュールと露出パネルとのそれぞれには、本体モジュールに露出パネルを装着した状態で互いに非接触で通信することにより、情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方と情報口との間で情報の授受を行う第1および第2の非接触通信部が設けられていることを特徴とする情報通信装置。
  2. 前記第1および第2の非接触通信部は、前記本体モジュールに前記露出パネルを装着した状態で互いに対向する位置にそれぞれ配置された発光部および受光部を具備し、発光部から出力され受光部で受光される光を用いて通信することを特徴とする請求項1記載の情報通信装置。
  3. 前記第1および第2の非接触通信部は、前記本体モジュールおよび露出パネルのそれぞれに設けられた第1および第2の通信用アンテナを具備し、一方の通信用アンテナから出力され他方の通信用アンテナで受信される電波を用いて通信することを特徴とする請求項1記載の情報通信装置。
  4. 前記本体モジュールは、前記電源回路から電力供給を受けて電磁誘導による非接触給電を行う非接触給電部を有し、前記露出パネルは、非接触給電部からの非接触給電により電力供給を受ける非接触受電部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の情報通信装置。
JP2008061579A 2008-03-11 2008-03-11 情報通信装置 Pending JP2009218945A (ja)

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