JP2009218944A - 情報通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】露出パネルと壁面との間に隙間が生じることを防止できる情報通信装置を提供する。
【解決手段】情報通信装置Aは、壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に装着され、本体モジュールMに設けられた電源回路から電力供給を受ける露出パネルPとを備える。露出パネルPは、背面の周部を本体モジュールMの周囲の壁面に対向させるように本体モジュールMに装着されるものであって、露出パネルPの背面の周部と壁面との間には弾性材料からなる弾接体38が設けられる。本体モジュールMに露出パネルPを装着した状態では、弾接体38が壁面に弾接して壁面の形状に合わせて弾性変形し、露出パネルPと壁面との間に隙間が生じることを防止する。
【選択図】図1
【解決手段】情報通信装置Aは、壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に装着され、本体モジュールMに設けられた電源回路から電力供給を受ける露出パネルPとを備える。露出パネルPは、背面の周部を本体モジュールMの周囲の壁面に対向させるように本体モジュールMに装着されるものであって、露出パネルPの背面の周部と壁面との間には弾性材料からなる弾接体38が設けられる。本体モジュールMに露出パネルPを装着した状態では、弾接体38が壁面に弾接して壁面の形状に合わせて弾性変形し、露出パネルPと壁面との間に隙間が生じることを防止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、壁に取り付けて使用される情報通信装置に関するものである。
従来から、この種の情報通信装置として、たとえば宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通話可能となるもの(インターホン親機)などが提供されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に例示された情報通信装置は、壁内に器体の後部が埋め込まれた形で取り付けられる埋込型の情報通信装置である。
なお、インターホン親機として用いる情報通信装置には、映像表示部を備え、カメラが設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラで撮像された映像を表示することができるものもある。
ところで、この種の情報通信装置に関して、図7に示すように壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールMに装着された状態で本体モジュールMに設けられた電源回路から電力供給を受ける露出パネルPとに分割可能とし、たとえば本体モジュールMと露出パネルPとを個別に交換できるようにすることが考えられる。この構成においては、露出パネルPと本体モジュールMとの間に塵埃が入り込むことを防止するとともに、本体モジュールMと露出パネルPとの継目を隠して見映えをよくするために、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態で、露出パネルPの背面の周部が本体モジュールMの周囲の壁面に当接する構成とすることが望ましい。
特開平6−291818号公報
しかし、情報通信装置Aを固定する壁の表面にはたとえば壁紙の皺などに起因して凹凸を生じることがあり、このような場合において、本体モジュールMに露出パネルPを装着すると、図7のように露出パネルPの背面と壁面との間には隙間が生じる。そして、露出パネルPと壁面との間に隙間が生じると、露出パネルPと本体モジュールMとの間に塵埃が入りやすくなったり、情報通信装置Aの見映えが悪くなったりするという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、露出パネルと壁面との間に隙間が生じることを防止できる情報通信装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電源回路および情報の授受を行う情報口を具備し壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールに装着された状態で前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方を具備する露出パネルとを備え、露出パネルが、背面の周部を本体モジュールの周囲の壁面に対向させる形で本体モジュールに装着されるものであって、露出パネルの背面の周部と壁面との間には、弾性材料からなり露出パネルと壁面との隙間を埋める弾接体が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、露出パネルの背面と壁面との隙間を埋める弾接体が設けられているので、露出パネルを本体モジュールに装着したときに、弾接体は壁面に弾接することで壁面の形状に合わせて弾性変形して壁面に密着することとなり、壁面にたとえば壁紙の皺などに起因して多少の凹凸が生じていても、露出パネルと壁面との間に隙間が生じることを防止できる。したがって、露出パネルと本体モジュールとの間に塵埃が入ることや、情報通信装置の見映えが悪くなることを防止することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記弾接体が、壁面との対向面に突設され、前記露出パネルの背面の外周に沿う形で延長された突条を具備することを特徴とする。
この構成によれば、露出パネルを本体モジュールに装着したときに弾接体の突条が壁面に弾接するから、突条のない構成に比較すると、壁面の形状に合わせて弾接体が弾性変形しやすくなり、露出パネルと壁面との間により隙間が生じにくくなる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記突条が、先端部の表面が後方に凸となるように湾曲していることを特徴とする。
この構成によれば、突条の先端部の表面が湾曲しているから、突条の先端部を壁面に弾接させた状態で露出パネルを壁面に沿って移動させたとしても、突条が壁面に引っ掛かりにくくなる。したがって、露出パネルの着脱に際して壁面に沿った露出パネルの移動を伴う方法を採用する場合でも、突条が壁面に引っ掛かりにくくなり、突条が引っ掛かることによる壁紙の破損等を防止することができる。
本発明は、露出パネルと壁面との間に隙間が生じることを防止できるという利点がある。
以下の実施形態では、宅内の壁に取り付けられ、宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通信(通話)可能となるインターホン親機を情報通信装置の一例として、本発明の情報通信装置の構成を説明する。
この情報通信装置は映像表示部を備えており、来訪者を撮像するカメラ部が設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラ部で撮像された映像を表示することができる。なお、相手側装置は、カメラ部の他、操作入力が可能な操作部と、スピーカおよびマイクロフォンを具備し情報通信装置との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部と、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部と、信号線が接続される端子部とを有している。
(実施形態1)
本実施形態の情報通信装置Aは、図2(a)に示すように、壁内に後部を収める形で壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に装着される露出パネルPとを備えている。以下では、情報通信装置Aを図2(b)のように壁に取り付けた状態での上下左右を上下左右として情報通信装置Aの構成を説明する。
本実施形態の情報通信装置Aは、図2(a)に示すように、壁内に後部を収める形で壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に装着される露出パネルPとを備えている。以下では、情報通信装置Aを図2(b)のように壁に取り付けた状態での上下左右を上下左右として情報通信装置Aの構成を説明する。
本体モジュールMは、図2(a)に示すように、前面に矩形状の開口部を有する箱状に形成されたボディ1と、ボディ1の前面に覆着されるカバー2とで構成される器体3を備え、種々の電気部品が実装されている回路基板(図示せず)が器体3内に収納された構成を有する。さらに、本体モジュールMは、商用電源供給用の電源線が接続される電源端子部5(図4参照)と、信号線が接続される信号端子部6(図4参照)とを器体3から露出させるように背面側に備えている。ボディ1とカバー2とは、カバー2の上下方向の各端部から後方に突出した結合片8に設けた孔に、ボディ1の上下方向の両端面における前端部に設けた結合爪9をそれぞれ係合させることにより結合される。
露出パネルPは、前面矩形状の薄箱状に形成されたパネルケース10を備え、種々の電気部品が実装されている回路基板(図示せず)がパネルケース10内に収納された構成を有する。さらに、露出パネルPは、パネルケース10の前壁の一部に透明な表示窓11が配設されており、液晶パネルからなる映像表示部12(図4参照)をパネルケース10内における表示窓11の後方に備えている。ここで、パネルケース10は、前面の左寄りの位置に表示窓11を有しており、表示窓11の右方には小孔が多数形成されたスピーカ取付部13が配設されるとともに、操作部14(図4参照)を構成する操作ハンドル15がスピーカ取付部13の下方に配設されている。さらに、表示窓11の左下方にはマイク用孔16が形成され、マイク用孔16の右方つまり表示窓11の下方には操作部14を構成する押釦17が左右方向に複数個(ここでは2個)列設されている。パネルケース10内において、スピーカ取付部13に対応する位置にはスピーカ18a(図4参照)が設けられ、マイク用孔16に対応する位置にはマイクロフォン18b(図4参照)が設けられ、スピーカ18aおよびマイクロフォン18bは、相手側装置50との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部18を構成する。
ここで、本実施形態の本体モジュールMは、壁面からの器体3の突出量を小さく抑え、且つ、一般に普及している埋込型の配線器具との外観上の統一感を出すとともに、取り付けに用いる部材の低コスト化を図るために、壁内に設置された埋込型の配線器具用の埋込ボックスSBを用いて壁に取り付けられる。埋込ボックスSBは、前面開口の箱状に形成されており、上下方向に対向する一対の内側面には、それぞれ本体モジュールMを埋込ボックスSBに固定する取付ねじ20(図1参照)用のねじ孔21を有した器具固定突起22が複数個ずつ突設されている。壁面を構成する壁材Wにおいて埋込ボックスSBに対応する部分には矩形状の施工孔23が開設される。
本体モジュールMは、この施工孔23を通して前方から埋込ボックスSBに取り付けられるのであって、器体3が後部を埋込ボックスSB内に収納可能な形状および寸法に形成されている。また、本実施形態では、本体モジュールMの器体3は1連用の取付枠(図示せず)を2個まで取付可能な埋込ボックスSBに対応する大きさに形成されている。ここでいう1連用の取付枠とは、埋込型の配線器具用に規格化されている単位寸法の配線器具を幅方向(上下方向)に3個並べて取付可能な取付枠を意味しており、以下では、1連用の取付枠が左右方向に2個連接された寸法を「2連用」、3個連接された寸法を「3連用」と呼ぶ。すなわち、本実施形態の本体モジュールMは2連用の埋込ボックスSBに取付可能な寸法に設定される。
より具体的に説明すると、本体モジュールMのカバー2は、上下方向の各端面のそれぞれから互いに離れる向きに延設された一対の取付片24を連続一体に有する。一対の取付片24は、カバー2の左右方向の略全長にわたって形成される。各取付片24には、埋込型の配線器具を埋込ボックスSBに固定する際に用いられる取付枠と同様に、取付ねじ20を挿通するボックス用孔25がそれぞれ複数個(ここでは2個)ずつ形成されている。なお、各取付片24はカバー2の他の部位に比較して前方に突出している。
上記構成の本体モジュールMと露出パネルPとのそれぞれには、互いに係合することで本体モジュールMに露出パネルPを装着する取付手段が設けられている。本体モジュールMにおいては、図3(a)に示すように下側の取付片24に設けた引掛孔27と、上側の取付片24に設けた取付孔26とが取付手段として設けられている。引掛孔27は左右方向に複数個並設されており、取付孔26は一方のボックス用孔25の両側に貫設されている。露出パネルPにおいては、図3(b)に示すように背面側の下端部であって各引掛孔27に対応する位置からそれぞれ突出し先端部が下方に延長されており、先端部が引掛孔27に挿入されることで引掛孔27に引っ掛かる鉤片29と、背面側の上端部であって各取付孔26に対応する位置にそれぞれ突設された取付突起30とが取付手段として設けられている。取付突起30の先端部には上方に突出する係合爪が設けられており、係合爪は取付突起30の基端部側ほど取付突起30からの突出量が大きくなるように上面が傾斜している。
この構成により、本体モジュールMの引掛孔27に露出パネルPの鉤片29を引っ掛けた状態で、引掛孔27を支点部として本体モジュールMの前面の下辺周りで露出パネルPを回転させるように露出パネルPの上端部を本体モジュールM側に押し付けて、露出パネルPの取付突起30を本体モジュールMの取付孔26に挿入し、係合爪を取付孔26に係合させれば、露出パネルPが本体モジュールMに装着されることとなる。
また、露出パネルPは前面が3連用の埋込ボックスSBに取付可能な配線器具と同等の大きさに形成され、上下方向の寸法が本体モジュールMよりやや大きく設定されている。したがって、露出パネルPは本体モジュールMの前面を覆う形で装着されることになる。
ここにおいて、情報通信装置Aの内部回路は、本体モジュールMと露出パネルPとに分割して設けられている。
すなわち、本体モジュールMは、図4に示すように電源スイッチSWを介して電源端子部5に接続され内部回路に直流電源を供給する電源回路34(AC/DC電源部34aおよびDC/DC電源部34b)と、情報の授受を行う情報口としての信号端子部6に接続された外部インタフェース部37とを有している。電源スイッチSWは本体モジュールMの前面側に露出している。
一方、露出パネルPは、図4に示すように、音声入出力部18や映像表示部12や操作部14等、電源回路34から電力供給を受け情報の入出力を行う手段(情報入力手段および情報出力手段)の他、音声入出力部18および映像表示部12と外部インタフェース部37とに接続され、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部35と、操作部14からの操作入力を受け付けて内部回路の各部の動作を制御する全体制御部36とを備えている。信号処理部35は、音声信号を増幅するアンプを含む音声処理部35aと、映像信号を復調する復調回路を含み映像表示部12に映像を表示する映像伝送処理部35bとを有している。なお、本実施形態では、信号線に音声信号と映像信号とが多重化されて伝送されており、そのため信号処理部35には、音声処理部35aおよび映像伝送処理部35bと外部インタフェース部37との間に挿入され、多重化された音声信号と映像信号とを分離する多重分離部35cが設けられている。
ここで、露出パネルPは本体モジュールMを接続するためのパネル側コネクタCp1(図3(b)参照)を有し、本体モジュールMはパネル側コネクタCp1に接続される本体側コネクタCm1(図3(a)参照)を接続手段として有し、パネル側コネクタCp1と本体側コネクタCm1とを互いに接続することにより、本体モジュールMと露出パネルPとが互いに電気的に接続され、露出パネルPには電源回路34から直流電源が供給される。本体側コネクタCm1には本体モジュールM内で外部インタフェース部37および電源回路34が接続されており、パネル側コネクタCp1には露出パネルP内で全体制御部36および信号処理部35が接続されている。
本体側コネクタCm1は、本体モジュールMの器体3内の回路基板に実装されており、カバー2に設けた孔を通して本体モジュールMの前面側に露出する。パネル側コネクタCp1は本体モジュールMに露出パネルPを装着した状態で本体側コネクタCm1と突き合わされる位置に配設されており、本体モジュールMに露出パネルPを装着するだけで本体側コネクタCm1およびパネル側コネクタCp1が互いに接触することにより本体モジュールMと露出パネルPとの電気的接続が完了する。したがって、本体モジュールMに露出パネルPを装着する作業と本体モジュールMに露出パネルPを電気的に接続する作業とを別々に行う場合に比べて、作業性が向上する。
以上説明した構成によれば、情報通信装置Aは本体モジュールMと露出パネルPとに分割されているので、本体モジュールMを共通の仕様としておくことにより、露出パネルPのみの交換で情報通信装置Aの機能(たとえば録画・再生機能の有無や映像表示部12の画面サイズなど)を容易に変更することが可能となる。
ところで、本実施形態では、露出パネルPが本体モジュールMに装着された状態で、露出パネルPの背面の周部が本体モジュールMの周囲の壁面に対向する構成を採用している。ここにおいて、露出パネルPの背面と壁面との間に隙間が生じると、露出パネルPと本体モジュールMとの間に塵埃が入り込みやすくなり、また、情報通信装置Aの見映えが悪くなるという問題がある。そこで、本実施形態では以下の構成を採用することにより、露出パネルPと壁面との間に隙間が生じることを防止している。
すなわち、露出パネルPの背面の周部と壁面との間には、図1に示すように弾性材料から形成され露出パネルPと壁面との隙間を埋める弾接体38が配設されている。これにより、壁に固定された本体モジュールMに対して露出パネルPを覆着すると、弾接体38が壁面に弾接して壁面の形状に合わせて弾性変形することになる。このとき、弾接体38は壁面に密着し、露出パネルPと壁面との間に隙間が生じることを防止できるという利点がある。なお、図2(a)では合成樹脂製の埋込ボックスSBを例示したが、図1では金属製の埋込ボックスSBを例示している。
詳述すると、露出パネルPのパネルケース10は、背面側における外周部に周壁39が立設された構成を有しており、当該周壁39の背面側に弾接体38を設けてある。ここで、本体モジュールMは一部(取付片24)を壁面から突出させる形で壁に固定されるので、本体モジュールMにおける壁面からの突出部分が露出パネルPの背面側であって周壁39で囲まれた空間内に収容されることとなる。本実施形態の露出パネルPは、背面の下辺に設けた周壁39の左右方向の中央部に切欠40を有しており、この切欠40に本体モジュールMにおける下側の取付片24の一部が嵌り込むことで、取付片24の一部が周壁39と共に露出パネルPの背面側において略全周を包囲する。
ここでは、弾接体38は熱可塑性エラストマーから成り、一方、パネルケース10のうち弾接体38以外の部分は硬質の合成樹脂製から成り、両者(弾接体38および弾接体38以外の部分)は二色成形によって同時に成形される。なお、弾接体38は熱可塑性エラストマーに限らず弾性材料からなるものであればよく、たとえば弾接体38を合成ゴム製とする場合には、パネルケース10とは別に弾接体38を形成し、当該弾接体38をパネルケース10の背面の外周部に取着するものとする。
また、弾接体38は、図5に示すように壁面との対向面に突設され、露出パネルPの背面の外周に沿う形で延長された突条38aを具備するものであってもよい。なお、図5は図1の領域Xに相当する部分を示す図である。突条38aは、弾接体38の突条38a以外の部分に比べて幅寸法が小さく設定されている。しかして、突条38aのない構成に比較すると、弾接体38のうち壁面に弾接する部分(突条38a)が壁面の形状に合わせて弾性変形しやすくなり、露出パネルPと壁面との間に隙間がより一層生じにくくなる。
さらにまた、図5の例では、突条38aは先端部の表面が後方に凸となるように湾曲した形状を採用している。すなわち、突条38aは、長手方向に直交する断面のうち壁面に当接する部分が壁面側に凸となる弧状に形成されている。これにより、突条38aの先端部には角がなくなるので、突条38aの先端部を壁面に弾接させた状態で露出パネルPを壁面に沿って移動させたとしても、突条38aが壁面に対して引っ掛かりにくくなる。したがって、露出パネルPの着脱に際して、壁面に対する露出パネルPの摺動を伴う方法を適用する場合(たとえば、本体モジュールMに係合した状態の露出パネルPを壁面に沿ってスライドさせることで露出パネルPを着脱する場合)でも、突条38aが引っ掛かることによる壁紙の破損等を回避することができる。
ところで、上記実施形態では、本体モジュールMを埋込型とした情報通信装置Aについて説明したが、本体モジュールMは埋込型に限るものではなく、図6に示すように壁面に背面を対向させる形で壁に固定される露出型の本体モジュールMを備えた情報通信装置Aに本発明を適用してもよい。なお、図6では弾接体の図示を省略している。
また、上記実施形態では、インターホン親機としての情報通信装置Aに本発明を適用する例を示したが、この例に限るものではなく、たとえば太陽光発電の発電量等の情報を監視して表示する装置など、種々の情報通信装置Aに本発明を適用することができる。
34 電源回路
38 弾接体
38a 突条
A 情報通信装置
M 本体モジュール
P 露出パネル
38 弾接体
38a 突条
A 情報通信装置
M 本体モジュール
P 露出パネル
Claims (3)
- 電源回路および情報の授受を行う情報口を具備し壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールに装着された状態で前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方を具備する露出パネルとを備え、露出パネルは、背面の周部を本体モジュールの周囲の壁面に対向させる形で本体モジュールに装着されるものであって、露出パネルの背面の周部と壁面との間には、弾性材料からなり露出パネルと壁面との隙間を埋める弾接体が設けられていることを特徴とする情報通信装置。
- 前記弾接体は、壁面との対向面に突設され、前記露出パネルの背面の外周に沿う形で延長された突条を具備することを特徴とする請求項1記載の情報通信装置。
- 前記突条は、先端部の表面が後方に凸となるように湾曲していることを特徴とする請求項2記載の情報通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008061578A JP2009218944A (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | 情報通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008061578A JP2009218944A (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | 情報通信装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9672596B2 (en) | 2015-03-31 | 2017-06-06 | Olympus Corporation | Image processing apparatus to generate a reduced image of an endoscopic image |
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2008
- 2008-03-11 JP JP2008061578A patent/JP2009218944A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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